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第11回中部支部総会と交流会の報告

 2018年4月14日(土)「北京料理百楽名古屋店」にて、第11回中部支部総会と交流会を開催しました。東北大学名誉教授有山達郎氏をお招きし、関西支部よりは市橋宏副支部長と前田泰昭理事に参加して頂きました。

第11回支部総会

 三島支部長の開会挨拶に引き続き。堤幹事より、2017年度の中部支部の活動および経費実績と来年度の活動計画の報告があり、参加者の賛同を頂いた。
報告内容の抜粋を別紙-1に添付する。(別紙-1はこちらから)

 


有山達郎氏による講演
「鉄の生い立ちと歴史との関わり、そしてこれからの鉄鋼業の将来」

講演する有山東北大学名誉教授

日本鋼管(株)からJFEスチール(株)を経て、その後 東北大学で高炉など鉄鋼の上工程プロセスの研究開発、 加えてエネルギー、Co2削減、廃棄物リサイクルなど 環境技術の研究に携わって来られた有山達郎氏に講演 を頂いた。
講演は、製鉄技術の開発史、世界の製鉄産業の変遷、環境問題(CO2削減)の各国の取組み状況および素材 産業の将来について、多くのデータや写真・イラスト や映像を用い、種々のエピソードを含めた解り易く興 味尽きないものであった。
最後に大学の研究環境や海外との交流を含めた活動内 容と氏が新しく開発した溶鉱炉のシミュレーション モデルの動画による紹介があった。
基幹素材産業である製鉄業に関する講演は、今回初めての事であり、参加会員の関心は高く大変満足した様子であった。 講演の要点の纏めを、別紙-2に添付する。(こちらから→)(別紙-2)講演の要点のまとめ(PDF)


懇談会

近藤顧問の挨拶と乾杯の音頭で懇談会に入った。関西支部の市橋宏副支部長と海外プロジェクトに取り組んでいる前田理事、シンガポールで事業展開されている伊藤理氏および台湾で仕事をされていた友野博美理事より海外事情や外から見た日本観等のスピーチを頂いた。テーブル毎の懇談が盛んで、2時間があっという間に過ぎてしまいました。
全員写真を撮った後、フィナーレは木内幹事の「1本締め」で、母校および早化会の発展と各位のご活躍を期し散会しました。

参加者(敬称略)

(講 師)有山達郎(新23回)
(関西支部会員)市橋宏(新17回)、前田泰昭(新14回)
(中部支部会員)近藤昌浩(新9回)、三島邦彦(新17回)、堤正之(新17回)、後藤栄三(新19回)、小林俊夫(新19回)、柿野滋(新19回)、秋山健(新19回)、谷口至(新22回)、須藤雅夫(新22回)、友野博美(新22回)、木内一壽(新24回)、山崎隆史(新25回)、名塚達男(新26回)、伊藤理(新26回)、服部雅幸(新32回)、金原和秀(新32回)、大高康裕(新41回)、植村裕司(新44回)

(文責:大高、堤)



新制8回(昭和33年卒業)同期会報告(2018年4月18日)

新制8回 同期会報告(2018年4月18日)

我々新制8回は、1958年(昭和33年)卒業したので、今年はその60年目に当る。
今回、在籍者42名中、出席者は15名、欠席の返事15通であった。
欠席者は、腰痛や病中の人もあるが、所用の為という人もかなり有り、平均83歳にしては、元気の良いクラスであると思う。 60年前の在学中や卒業後の交友関係など、色々な話が(安倍君他)出て、高橋君のハーモニカ演奏もあり、楽しい一時を過ごした。

新制8回同期会(2018年4月18日)

83歳らしい話としては、田村君から補聴器は片耳を日本製の普通のもの(数万円)もう片方は、単なる拡声器(耳の中に入る中国製で5000円位)を使うと安く上がるというアイデアや、猪俣君はかつて、ロンドンで飛行場へのTAXIの中に、ポシェットを落し、パスポートも航空券も失って、困り果て、兎に角ホテルに戻ろうと、TAXIに乗ったら、そこに在ったというアッと驚く僥倖の話。
又川柳のクラブに入っている中野君から「3時間 待って病名 『加齢』です」というの が紹介されたりした。

出席者:安倍、猪俣、大野、大矢、関口、高橋、田村 平、永井、中野 平子、平山、藤城、藤山、余語(   は本年幹事、  は来年幹事)(文 余語盛男)(写真 高橋信男)

乾杯!!

昨年4月の同期会報告は、こちら。

教室会員受賞 2016年度

2016年度

2017-05-10掲載

斎藤 翔平(応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研 D1)
JXエネルギー若手研究者奨励研究
JXエネルギー優秀研究賞
2016
橋爪 裕太(応用化学専攻 野田研 B4)
化学工学会第82年会
学生奨励賞
2016
佐藤 俊格(応用化学科 野田研 B4)
化学工学会第82年会
優秀学生賞
2016
岡田 翔平(応用化学専攻 野田研 M1)
化学工学会第82年会
優秀学生賞
2016
三浦 正太(応用化学科 野田研 B4)
化学工学会第82年会
最優秀学生賞
2016
安田 訓之(応用化学専攻 松方研 M2)
化学工学会第82年会
優秀学生賞
2016
戸巻 圭佑(応用化学専攻 松方研 M2)
化学工学会第82年会
優秀学生賞
2016
堀 圭佑(応用化学専攻 野田研 M2)
4th DGIST-WASEDA Workshop on Electrochemistry
Best Presentation Award
2016
Yunwen Bu(応用化学専攻 門間研 D2)
4th DGIST-WASEDA Workshop on Electrochemistry
Best Presentation Award
2016

2017-02-08掲載

内田 早紀(応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研 M1)
日本化学会秋季事業第6回CSJ化学フェスタ2016
優秀ポスター発表賞
2016
小澤 耕多(応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研 M1)
日本化学会秋季事業第6回CSJ化学フェスタ2016
優秀ポスター発表賞
2016
杉原 めぐみ(応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研 M2)
日本化学会秋季事業第6回CSJ化学フェスタ2016
優秀ポスター発表賞
2016
司馬 寛也(応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研 M2)
日本化学会秋季事業第6回CSJ化学フェスタ2016
優秀ポスター発表賞
2016
森 聖矢(応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研 M2)
日本化学会秋季事業第6回CSJ化学フェスタ2016
優秀ポスター発表賞
2016
伊藤 駿(応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研 M2)
日本化学会秋季事業第6回CSJ化学フェスタ2016
優秀ポスター発表賞
2016
岸田 泰輔(応用化学専攻 西出・小柳津・須賀研 M2)
日本化学会秋季事業第6回CSJ化学フェスタ2016
優秀ポスター発表賞
2016
諏訪 康貴(先進理工学専攻 西出・小柳津・須賀研 LD1)
日本化学会秋季事業第6回CSJ化学フェスタ2016
優秀ポスター発表賞
2016

2017-01-27掲載

高畠 麻美(応用化学専攻 野田研究室 M2)
化学工学会 北海道・東北・関東支部化学工学福島大会2016
学生賞銅賞
2016
葛原 颯己(応用化学専攻 野田研究室 M1)
化学工学会 北海道・東北・関東支部化学工学福島大会2016
学生賞銅賞
2016
北川 紗映 (応用化学科 野田研究室 B4)
化学工学会 北海道・東北・関東支部化学工学福島大会2016
学生賞銅賞
2016
戸巻 圭祐 (応用化学科 松方研究室 M2)
日本膜学会
学生賞
2016

2016-12-04掲載

青井 滋喜(応用化学専攻 野田研究室 M2)
化学工学会 反応工学部会 CVD反応分科会
分科会・学生奨励賞
2016
永井 款也(応用化学専攻 野田研究室 M1)
化学工学会 反応工学部会 CVD反応分科会
分科会・学生奨励賞
2016
吉川 晶(応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研究室 D2)
日本セラミックス協会 第23回秋季シンポジウム
学生優秀講演賞
2016
須藤 充人(応用化学専攻 菅原研究室 M2)
日本セラミックス協会 第23回秋季シンポジウム
学生優秀講演賞
2016

2016-11-11掲載

西出 宏之(応用化学科 教授)

大隈記念学術褒賞(2016年度)
https://www.waseda.jp/top/news/46568
江戸 倫子(応用化学科 野田研究室 B4)
フラーレン・ナノチューブ・グラフェン学会
第51回フラーレン・ナノチューブ・グラフェン総合シンポジウム若手奨励賞
2016
香村 惇夫(応用化学専攻 菅原研究室 D2)
第32回日本セラミックス協会関東支部研究発表会
優秀賞
2016/9/21
岡田 篤樹(応用化学専攻 関根研究室 M2)
触媒学会第118回討論会講演賞2016
岩崎 晃聖(応用化学専攻 関根研究室 M2)
触媒学会第118回天然ガスセッション最優秀講演賞2016
齋藤 晃(先進理工学専攻 関根研究室 LD2)
触媒学会第118回天然ガスセッション最優秀講演賞2016

2016年9月掲載分

  • 大園千尋(応用化学専攻 平沢研究室M1)
    BIWIC2016 ポスター
    2016年9月
  • 本間敬之 (教授)
    日本学術振興会
    平成27年度特別研究員審査会専門委員表彰
    2016年度
  • 戸巻 圭祐 (松方研究室 M2)
    The 10th Conference of Aseanian Member Society(AMS10)  
    Student Poster Award
    2016年度
  • アッターヘル アハマド モハッメド ガイス (松方研究室 D3)
    The 10th Conference of Aseanian Member Society(AMS10)  
    Student Poster Award 
    2016年度
  • 木野 邦器 (教授)
    日本生物工学会  第24回生物工学論文賞
    2016年5月
  • 下島 洋(木野研究室 現:朝日研究室所属)
    日本生物工学会  第24回生物工学論文賞
    2016年5月
  • 辻村 織恵(高分子化学(西出・小柳津・須賀研究室)M2)
    Pure and Applied Chemistry International Conference  Best Poster Presentaion Award
    2016年2月(2015年度分)
  • 佐藤 歓(西出・小柳津研究室 一貫制博士4年)
    繊維学会  平成28年度繊維学会年次大会  若手優秀発表賞
    2016年5月
  • 栃木 和真(黒田・下嶋・和田研究室 M1)
    紛体粉末冶金協会  平成28年度春季大会  優秀講演発表賞
    2016年5月
  • 吉川 昌(黒田・下嶋・和田研究室 D2)
    紛体粉末冶金協会  平成28年度春季大会  優秀講演発表賞
    2016年5月
  • 桐村 光太郎 (教授)
    (公)長瀬科学技術振興財団   長瀬研究振興賞
    2016年4月
  • 岡田 篤樹 (関根研究室 M2)
    石油学会   第5回ポスターセッション
    2016年5月

 

早稲田地球再生塾(WERS)開設記念シンポジウム報告


去る4月6日(金)に「-知の結集から新たな再生の道を探る- 日本版バイオエコノミーとSDGsの推進」と銘打った早稲田地球再生塾(WERS)開設記念のシンポジウムが55号館N棟1F 第2会議室で開催され、産官学から多くの方々が参加されました。応化会からも三浦会長、橋本副会長らが参加致しました。
経産省、NEDO、東大などの講演に加え応用化学科からは松方先生も講演者として「原料多様化時代、炭素循環型社会における科学プロセスの展望」との題で話されました。最後にWERSの活動計画が示され、シンポジウムを閉じ引き続き交流会へと流れ込みました。

理工学術院総合研究所のシンポジュウム報告

シンポジウムのプログラム

  • 開会挨拶
    13:00~13:10   早稲田大学 理工学術院総合研究所 所長 木野 邦器
  • 基調講演
    13:10~13:30 基調講演1 
     「農工連携による維持性社会構築に向けて」
           経済産業省 産業技術環境局 局長 末松 広行 氏
    13:30~13:50 基調講演2 
      「SDGsをイノベーション活動に活かす」
           Japan Innovation Network  専務理事 西口 尚宏 氏
  • 講演
    13:50~14:35 講演1
     「バイオエコノミー:日本の苦手意識をどう克服するか」
            東京大学大学院農学生命化学研究科 准教授 五十嵐 圭日子 氏
    14:35~14:50 休憩
    14:50~15:35 講演2 
      「原料多様化時代、炭素循環型社会における化学プロセスの展望」
           早稲田大学先進理工学部応用化学科 教授 松方 正彦
  • 15:35~16:20 講演3 
    「バイオエコノミー創出のための技術開発-NEDOスマートセルプロジェクト-」
          新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 主査 林 智佳子 氏
  • 16:20~17:05 講演4 
    「デジタルとの融合による新たなバイオ戦略の取組み」
           三菱ケミカル横浜研究所 室長 水無 渉 氏
  • 活動計画
    17:05~17:10 早稲田大学理工学術院総合研究所 上級研究員 荒 勝俊
  • 閉会挨拶
    17:10~17:20 早稲田大学研究院 副研究院長 小林 直人
  • 交流会
    17:30~19:00 

このような取り組みは、東大でも始めたようでもあり将来に向けた学の発信として期待をしたいと思います。

 

(文責:応化会広報委員会・井上)

2018年度関西支部(早桜会)総会・懇親会の開催報告

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   2018年度関西支部(早桜会)総会・懇親会を3月30日(金)に開催しました。

   来賓として、中部支部から監事の白川浩様、理事の友野博美様にご出席いただきました。岡野支部長の開会挨拶に続いて2017年度事業実績報告、会計報告、2018年度事業計画、予算案が上程され何れも提案どおり承認されました。役員の任期は2年のため、今年度も引き続いて昨年と同じメンバーで会の運営に当たります。

   第二部懇親会は中野監事の司会で始まり、中部支部からのご来賓はじめ出席者全員が近況などを話して懇親を深めました。出席者は14名と少なかったのですが、密度の濃い懇親会になったように思います。

 

参加者:14名
(中部支部来賓)
白川 浩 中部支部監事(新18回)、友野 博美 中部支部理事(新22回)
(関西支部会員)
津田 實(新 7回)、井上 征四郎(新12回)、市橋 宏(新17回)、 田中 航次 (新17回)、岡野 泰則 (新33回)、斎藤幸一(新33回)、齋藤広美(新35回)、桜井秀彦(新35回)、中野 哲也 (新37回)、數田 昭典(新51回)、澤村 健一(新53回)、桜井 沙織(新64回)、

 

2017年度 学位記・褒賞授与式

応用化学科学位記授与式

応用化学科および応用科学専攻研究科の2017年度学位記・褒賞授与式は、2018年3 月24 日(土) 13時半より、西早稲田キャンパス 63号館2F大教室にて式次第に従い細川誠二郎准教授の司会で執り行なわれました。

式次第(左:応用化学科褒賞授与式  右:学位記・褒賞授与式)

今年も学部卒業生、修士修了生の研究室代表者に学位記が授与されました。

応用化学科褒賞授与式

引き続き、応用化学科褒賞の授与式が行われました。松方正彦主任教授から以下のような本賞設立の経緯、主旨等の説明があり、本賞および副賞が金子健太郎さんに授与されました。
「優れた業績をあげた学生を表彰して更に人間的な成長を促すことを主旨として設定した褒賞で、学業成績と人物の総合的評価で一人ということになりました。この褒賞は、OBの皆さんと我々教員および教員OBの寄付によって成り立っているもので、私達教員の気持ちを込めて対象の方に授与するものです。おめでとうございます。副賞を用意させていただきました。金子さんの名前と先進理工学部応用化学科の名前を刻んだバカラのグラスです。」

褒賞の授与の後、受賞者の金子健太郎さんより受賞の挨拶がありました。

褒賞受賞者挨拶 金子 健太郎君


祝辞:松方正彦主任教授

祝辞 応用化学科主任 松方正彦教授

松方正彦主任教授から祝辞がありました。

 

祝辞:三浦 千太郎早稲田応用化学会長

三浦応用化学会会長祝辞

ついで、早稲田応用化学会 三浦千太郎会長から祝辞がありました。

 

在校生代表からの送辞

在校生代表 学部3年生 上宇宿雄哉君

今年の送辞は 在校生を代表して、学部3年生 上宇宿雄哉君が、卒業生に向かって感謝の気持ちを伝える送辞を述べました。

 

学部卒業生の答辞

学部卒業生 答辞 久田 智也 君

これに答えて、学部卒業生を代表して久田智也君が答辞を述べました。

 

修了生からの答辞

大学院卒業生 答辞 増井 友美 さん

引き続き、修了生を代表して増井友美さんから在校生に向けて答辞がありました。

 

乾杯

乾杯の言葉 西出宏之教授

応用化学科褒賞授与式及び受賞挨拶を終え、西出宏之教授の発声による恒例の乾杯へと式が進みました。
 

校歌斉唱

校歌斉唱 指揮:田中雄大君

卒業生を代表して田中雄大君の指揮によって校歌を斉唱しお開きとなりました。

 

(文責:広報委員会)

企業ガイダンスを更新しました

下記の企業ガイダンスを更新しました。(HP上で更新した日付順に掲載しています)

2018-03-30
新日鉄住金株式会社(更新掲載)
2018-03-23
三菱ケミカル株式会社(更新掲載)
2018-01-22
リファインホールディングス株式会社(旧社名:日本リファイン株式会社)(更新掲載)
昭和電工株式会社(更新掲載)
2018-01-17
蝶理株式会社(更新掲載)
2018-01-14
大日本印刷株式会社(更新掲載)
2018-01-09
藤森工業株式会社(新規掲載)
オー・ジー株式会社(更新掲載)
*************************************

ガイダンスの利用に際しては、次の留意事項を読んでから閲覧してください

    • ★ このガイダンスには 企業から提供された情報がそのまま載せてあります。
    • ★ このガイダンスは就職を斡旋するものではありません。
    • ★ 就職の為の情報として利用するに際しては学生諸君自身の判断で利用する事。
    • ★ このガイダンスは「学生会員」、「教室会員」および「事務局関係者」のみに開示されます。
    • 閲覧には認証が必要です。
2018年4月1日より2018年度パスワードに変わりました。
2018年度のパスワードを入手していない方は応化会事務局までお問い合わせください。

早稲田地球再生塾(WERS)創設記念シンポジウムのご案内

早稲田大学理工学術院総合研究所では早稲田地球再生塾(WERS)を立ち上げ、バイオエコノミーやSDGsへのアカデミア、企業、政府各々としての対応も含めて討議する場を作ることをと考えており、その創設記念シンポジウムが4月6日(金)に55号館N棟1F第2会議室において開催されます。

木野邦器先生の開会のご挨拶のあと、経済産業省の末松広行局長、国連のSDGsの顧問をされている西口尚宏専務、東大の五十嵐圭日子先生、早稲田大の松方正彦先生ほか多くの著名な先生方にご登壇を頂きます。

下記ボタンからお申し込みサイトに入り、申請のボタンをクリック頂きますと詳細な記入項目が出ます。こちらに記載頂き、申し込み頂くと登録されますので、奮って参加のほどお願いします。

 

今回のシンポジウム参加者数の把握と今後のメーリングリスト作成の為、お手数ですが申請フォームからのご登録をお願い申し上げます。

尚、詳細は下記HPアドレスでご確認下さい。

https://www.waseda.jp/fsci/wise/news/2018/03/05/1547/

 

以上

 

第11回「στの会」開催報告

第11回στの会集合写真

第11回「στの会」を3月17日(土)に大隈会館教職員食堂「楠亭」で開催しました。今回は佐藤先生の23回忌という節目の年であり、先生への感謝の意を新たにすると共に、佐藤先生のご薫陶を長い間受けられました村山栄五郎氏に話題提供を頂き、在りし日の先生を偲ばせて頂きました。今回も参加者は30名超となりました。
多田先生、佐藤先生のご家族をはじめ、幅広い年代層の集いとして続いていますが、佐藤研と多田研は親密な交流と相互啓発が続いた研究室同士であり、改めて出席者はその繋がりを再確認しました。

多田先生と佐藤先生のご家族ほか

話題提供は、「医療用医薬品と一般用医薬品と機能性食品」―年寄りの冷や水―佐藤匡先生を偲びつつーとの題で、先生のお人柄を思い起こさせるエピソードや典型的な業績集である本の紹介等を含め熱く語って頂きました。
その後、会は多田先生のご挨拶と乾杯の音頭により会食が始まり、懇談が進みました。恒例の全員によるスピーチでは、近況報告や趣味、社会貢献、などに加え佐藤先生にまつわる話題も多彩で、相互刺激にも一役買った時間となりました。この会は新入会員が入らない平行移動で年を重ねる会ですが、社会参加への意欲が強く、そして相変わらず笑顔の多い会で3時間の会食時間もあっという間に過ぎ、集合写真を撮った後、名残惜しげに散会となりました。
次回、来年は会場(大隈会館・楠亭)の都合で、3月の第4土曜日(3月23日)を開催候補日としますので、是非、会員の皆様におかれましてはスケジュール調整にお含みください。
末尾になりますが、今回のこの同門会便りで開催を知った方も居られると思いますが、メールアドレスの判明している方々への呼びかけで開催に漕ぎ着けていますので、ご理解を頂きたいと同時に、不備のあったことはお詫びしたいと思います。次回以降に向けてメール連絡網を整備するためにも、会員の方々のアドレス登録を幹事役の井上まで(下記アドレス)お願いいたします。

(文責:幹事役、新制19回井上健:takeshi.inoue@akane.waseda.jp)

2017年度 応用化学専攻 褒賞、奨学金 授与式

司会 細川誠二郎准教授

2018年3月8日(木)午後3時30分から理工学術院西早稲田キャンパス62号館W棟1階大会議室にて細川誠二郎准教授の司会により式次第に則り2017年度 応用化学専攻 褒賞、奨学金 授与式が執り行われました。

先ず、開会にあたり松方正彦主任教授から水野賞、水野敏行奨学金、里見奨学金、応用化学会給付奨学金を受賞される皆様に、誠におめでとうございますとお祝いの言葉と、それぞれの褒賞・奨学金の成り立ちの説明があり、最後に「水野敏行さま、河村宏さま、及び応用化学科、応用化学会の数多くの諸先輩方のお気持ちによる褒賞、奨学金の重みを、受賞者の皆さんには噛みしめて欲しいと思います。」 と結ぶご挨拶を頂きました。

松方正彦主任教授

引き続き大学院先進理工学研究科長 若尾真治教授から祝辞として、「応用化学科は、1917年に本科として設立してから名前が変わることなく、100周年を迎えた非常に歴史のある学科で、9000人を超えるOGOBがおり、世界規模での活躍があるとともに母校への多大な寄与もある伝統の重みがあります。若い方々はこの重みを励みとして更に研鑽を積んでいただき、ご発展されることを心から祈念いたします。」とのお言葉を頂きました。

先進理工学研究科長 若尾真治教授

水野賞、水野敏行奨学金、里見奨学金、応用化学会給付奨学金 授与式

大学院研究科長の若尾真治教授から、水野賞、水野敏行奨学金、里見奨学金、応用化学会給付奨学金が、各表彰、奨学金受給者一人ひとりに賞状、証書を授与されました。

なお、松方正彦主任教授から里見奨学金、応用化学会給付奨学金についての説明が追加されました。

  • 水野賞受賞者

山本瑛祐君、吉川昌君、川井拓真君、佐藤歓君、白江宏之君、露木康博君、真鍋亮君(川井拓真君は体調を崩し、小柳津先生が代理受賞)

  • 水野敏行奨学金

須澤徹生君、林宏樹君、吉岡育哲君、諏訪康貴君、斎藤晃君、牛木涼友君、藤平誉樹君 (斎藤 晃 君は所用のため欠席)

  • 里見奨学金

海野城衣君、小松田雅晃君

  • 応用化学会給付奨学金

吉岡育哲君、小池正和君、池勇樹君、海野城衣君

 

来賓ご祝辞  早稲田応用化学会会長 三浦千太郎 様

三浦千太郎 応化会会長

 三浦会長からは「本日は本当におめでとうございます。ご案内のように早稲田大学応用化学科には大変多くの褒賞制度が作られてきており、諸先輩達の学生を支援する非常に強い、そして稀有な思いがこれらの充実した制度を作り上げてきたものであります。本日受賞された皆さんは早稲田大学の誇るべき人材でありますが、この制度の恩恵に預かったお返しに、後輩達への責務を今日から担っていくと言うことをお考え下さい。そして、いずれ皆さんも社会に出て行くわけで、それなりに経済的な自立が出来た折には、是非今日の日を思い起こしてください。」とのご挨拶を頂きました。

 

受賞者代表挨拶 吉川昌 君 

吉川昌君

受賞者代表として吉川昌君より次のような挨拶がありました。

このたび水野賞を応用化学専攻より授かる幸運に恵まれ、受賞者一同身に余る光栄と深く感謝しております。今回の受賞および博士の学位の取得は、学部入学から今日に至るまで化学の面白さ・奥深さをご教授いただいた諸先生方、応化会をはじめとした応用化学科を支えてくださいます諸先輩方のお蔭であり、厚く御礼申し上げます。この度、名誉と伝統のある水野賞をいただいたことに対して、水野敏行様ならびにご遺族の方々に深く感謝いたします。今後、私たちは各々の進路は異なりますが、応用化学科で学んだ「役立つ化学、役立てる化学」の精神を胸に、科学技術の発展と普及に貢献すべく、より一層、精進していく所存でございます。今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

2018年3月8日 受賞者代表 吉川昌

 

記念講演会  首都大学東京 都市環境学部 川上浩良教授

第1回水野賞受賞者の菅原義之教授から川上浩良教授のご略歴のご紹介があり、また多々ある受賞歴(1991年第4回水野賞、1996年日本MRS若手奨励賞、1999年日本膜学研究奨励賞、2005年ポルフィリン研究会奨励賞、2005年日本人工臓器学会論文賞)についてもご紹介がありました。
引き続き、「Big Ideas In Chemistry」と題する講演が行われました。

首都大学東京 都市環境学部 川上浩良教授

 

引き続き、各受賞者の対象論文のポスター発表が同じフロアで行われました。

  • 水野賞受賞者
  • 水野敏行奨学金受給者
  • 里見奨学金受給者
  • 応用化学会給付奨学金受給者

 

懇親会 

懇親会は、ポスター発表に引き続き同じフロアで開催されました。まず、水野家代表の河村宏名誉会員のご挨拶と乾杯のご発声でスタート。記念講演をされた川上浩良教授を交えて和やかに談笑の輪が広がり、予定通り19時過ぎにお開きとなりました。

河村宏名誉会員による乾杯のご発声

 

写真、文責・広報委員会 相馬威宣(新13回)