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第30回早桜会懇話会の報告

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 第30回早桜会懇話会を11月17日(土)、神戸大学理学研究科化学専攻の見学ツアーという形で開催いたしました。講師には神戸大学大学院理学研究科教授の和田昭英氏にお願いいたしました。

 和田研究室では、超短パルスレーザーを用いて分子の励起状態を観測し、化学反応の状態理解を中心とした研究を行っています。今回ご紹介いただいたのは、フェムト秒(1000兆分の1秒)の光パルスを与えることで、素反応レベルで反応を制御し、目的反応をより選択的に進めるための観測・制御を行う新しい光化学に関するご研究です。

 和田研究室では学生自らが観測装置を組み立てており、実際の装置を見学させていただきました。レンズ・レーザー等が複雑に入り組んだ職人技に、参加者一同、興味津々で予定時間をおすなど質問が絶えませんでした。

 続いて、分子の励起状態について研究されている各先生方にご協力いただき、分子フォトサイエンス研究センター准教授(理学研究科化学専攻兼担)の笠原先生、分子フォトサイエンス研究センター教授(理学研究科化学専攻兼担)の小堀先生にご研究内容をご紹介頂きました。笠原研究室では、高分解能のレーザー光を作り出すため、部屋一室をレーザー発生室とし、穴を開けた壁からレーザーを照射して別室で測定するなど、大掛かりな測定をしながら励起状態の分子を観測することで、分子構造の決定をしておられます。小堀研究室では、反応の初期状態の観測を中心にご研究されており、今回は光合成の初期状態を世界で初めて観測した内容をご紹介いただきました。

 最後に化学専攻准教授の高橋先生より、XRD測定による分子構造解析についてご紹介いただきました。サンプルを測定するだけで、分子構造を自動で解析してくれるという目から鱗の高度な技術でありました。

 見学の途中では、大学構内から神戸市内を見渡せる場所へ寄り道をするなど、外部会場ならではの雰囲気を感じることが出来ました。

 今回の懇話会では約2時間半のスケジュールで進み、量子力学の奥深さを感じつつも、非常に高度な内容が盛りだくさんで、多くの刺激を受ける1日となりました。

 見学会終了後は、JR六甲道駅付近での懇親会に移りました。今回は忘年会もかねて開催し、大変賑やかな会となりました。

(文責 桜井)

出席者

津田實(新7回)、井上征四郎(新12回)、前田泰昭(新14回)、田中航次(新17回)、市橋宏(新17回)、和田昭英(新34回)脇田克也(新36回)、中野哲也(新37回)、數田昭典(新51回)、澤村健一(新53回)、陳鴻(新59回)、桜井沙織(新64回)

第14回評議員会報告

司会 下村基盤委員長

 

第14回評議員会が2018年10月20日(土)14時より理工学部61号館104教室で基盤委員長の司会で開催されました。評議員37名、関係者含め総勢51名の出席をいただきました。本年は一昨年、昨年より若干出席者は増加しております。特に学生委員の評議員の参加が多く若い方々の意見が多くでました。

  西出会長挨拶

早稲田応用化学会西出会長

・就任の経緯
 学外会長が同窓会としての姿であるが、次期会長候補が直ちに就任できない状況であり拝命した。
・最近の応化会活動
 学生委員が精力的に活動しており、9月には学生工場見学を実施、12月には学生企画フォーラムを予定している。
 河村元会長、三浦前会長の熱い想いにより、応用化学会は活性化し、「一つの成功した同窓会モデル」として学内で認知されている。この流れを引き継いでいきたい。
・会費の納入
 卒業後10年程度の若手OB/OGの応化会離れ対策を迅速に行いたいが、現役OB/OGのボランティアによる運営ではマンパワーが不足している。積立金の活用等により各委員の負担を増やさずに行いたい。
・応用化学会100周年に向けて
 同窓会としての仕組みを上手く活用し、会員数の維持、会費納入率向上だけでなく、評議員の皆さんと夢を語り合いたい。今回の議論の場もベテランから若手、学生まで広く闊達に語らう場として大いに活用してほしい。

  応用化学科百周年記念事業(和田先生より)

 昨年より新たな情報が加えられた早稲田応用化学科百年の歴史をまとめられた資料で説明頂いた。大変すばらしく興味深いものでした。

和田庶務理事

  委員会活動報告

下村基盤委員長、町野交流委員長、新谷広報副委員長より報告がありました。

  意見交換会

 年代別に4グループに分かれて「応化会の継続的な活動と百周年に向けて」というテーマで意見交換を行いました。

グループで意見交換

 

最後に各グループの代表から意見交換のまとめを発表をしていただきました。

  懇親会

懇親会は16時30分から56号館カフェテリアで門間先生(学科主任)のご挨拶、橋本副会長の乾杯で始まり、ここでも活発な意見交換が行われました。最後に黒田先生(副会長)のご挨拶があり、学生委員の神守さんの一本締めでお開きとなりました。

懇親会

第13回評議員会報告 ⇒ こちら
第12回評議員会報告 ⇒ こちら
第11回以前の評議員会報告は、こちら

(文責 基盤委員会 下村 啓、写真 広報委員会 相馬威宣、橋本正明、新谷幸司)

 

訃報

ご冥福をお祈りいたします

2024-09-20掲載

・百目鬼 清  (新01) 2024年07月19日
・宇佐美 昭次 (新05) 2024年08月14日

2024-09-12掲載

・豊倉 賢   (新07)   2024年09⽉ 08⽇

2023-05-05掲載

・國分 春子  (有00)   2022年10⽉ 3⽇
・倉林 正弘 (燃02) 2021年11月
・小林 貞次 (燃04)
・小俣 勝弘 (旧30) 
・中山 不覊 (新02) 2022年9月
・山中 武彦 (新06) 2022年3月8日
・大坪 隆俊 (新08) 2023年2月26日
・江崎 友康 (新11) 2022年7月6日
・川上 哲雄 (新11) 2022年9月23日
・奥川 實  (新11) 2023年1月10日
・小倉 茂稔 (新12) 2023年2月16日
・関谷 洋輔 (新15) 2021年10月30日
・福島 騏一 (新15) 2022年10月19日
・内田 健  (新17) 2022年8月2日
・横山 功夫 (新17) 2020年1月
・川﨑 勝敏 (新17) 2021年2月
・杢 嘉雄  (新17) 2023年3月15日
・平山 栄助 (新20) 2022年10月
・佐藤 裕幹 (新20)
・渋谷 誠  (新21) 2022年3月17日
・山田 宜久 (新24)
・秋元 和男 (新30) 2021年12月10日
・福本 佳功 (新34)
・熊谷 祥平 (新51)

2023-01-17掲載

・当麻 進  (新23)   2022年11⽉15⽇

2022-12-01掲載

・瀧本 清   (旧29)   2022年2⽉9⽇
・伏⾒ 利郎  (旧31)   2022年4⽉26⽇
・⼩⽥ 豊三  (新01)   2021年3⽉
・坂井 信策  (新04)   2019年12⽉10⽇
・藤本 秀治  (新06) 2022年5⽉
・柳瀬 昇   (新06)  2022年5⽉6⽇
・渡部 正   (新06)  2021年11⽉21⽇
・乾 雄成   (新06)   2022年4⽉11⽇
・徳本 明俊  (新07)   2021年12⽉17⽇
・井⽥ 昭   (新08)   2022年4⽉26⽇
・近藤 雄⼀  (新09)   2021年4⽉12⽇
・⼩池 測   (新10)   2022年4⽉1⽇
・渡辺 徳廣  (新10)   2022年3⽉9⽇
・瀧澤 秀彦  (新10)   2022年1⽉26⽇
・村上 昭彦  (新11)   2022年8⽉19⽇
・坪井 彦忠  (新15)   2021年1⽉23⽇
・三島 健三  (新15)   2022年7⽉12⽇
・宮岡 寛   (新16)   2021年9⽉9⽇
・加賀⼭正⺒  (新17)   2022年4⽉3⽇
・岡本 昭治  (新19)   2003年7⽉31⽇
・篠⽥ 裕之  (新19)   2020年6⽉1⽇
・吉⽥ 哲夫  (新20)   2022年5⽉20⽇
・杉⾕ 透   (新20)   2022年1⽉21⽇
・⼤出 謙   (新23)   2022年3⽉
・⾺場 健郎  (新24) 2022年4⽉1⽇
・奥⼭ 雅樹  (新38)   2022年5⽉

2022-04-23掲載

・中川 文博  (新07)  2022年 3 月12日
・横山 明和  (新21)  2022年 1 月26日
・齊藤 太嘉志 (新08) 2022年 1 月 6 日
・若松 禄郎  (燃05) 2021年12月
・松尾 昭二  (新01)  2021年12月16日
・長束 敏昭  (燃07)  2021年12月13日
・関谷 洋輔  (新15)  2021年10月30日
・尾澤 正也  (新07)  2021年 9 月13日
・樋口 次郎  (新20)  2021年 7 月29日
・冨田 裕夫  (新18)  2021年 6 月27日
・荒井 栄三  (新18)  2021年 5 月

2021-11-11掲載

・中岡 敏雄 (旧17) 2021年9月7日
・大澤 次夫 (旧32) 2018年9月6日
・島崎 和男 (新02) 2021年2月12日
・藤巻 稔幸 (新03) 2021年1月
・村田 孝雄 (新04) 2021年10月25日
・小林 茂樹 (新05) 2021年1月26日
・今泉 徹  (新07) 2021年4月16日
・三浦 慶郎 (新07) 2019年1月
・相馬 驍  (新09) 2020年7月
・岩下 敬吾 (新10) 2020年6月
・小西 誠一 (新10) 2021年1月
・小美野 英男(新11) 2020年7月2日
・桑原 豊  (新17) 2021年3月6日
・見並 勝佳 (新17) 2021年7月14日
・矢ヶ崎 誠 (新35) 2021年2月6日

2021-05-03掲載
・椎野 和夫  (燃04)  2020年 3月15日
・長澤 健   (新06)  2020年8月
・小松原 道彦 (新08)  2020年12月6日
・設楽 卓也  (新08)  2021年1月25日
・永山 肇   (新15)  2021年2月5日
・大黒 正彬  (新20)  2015年3月
・奥津 金之助 (新20)  2021年1月29日

2020-11-28掲載
・太田 昭  (旧25)  2020年 4月
・伊藤 悟  (旧29)  2020年 4月16日
・高畑 義治 (旧31)  2018年 1月30日
・打木 英夫 (旧32)  2018年11月
・光井 武夫 (旧32)  2019年 9月 1日
・小川 勇次郎(燃04)  不明
・矢澤 龍彌 (新01)  2020年 1月 7日
・秋山 新治 (新04)  2020年 5月10日
・井上 浩二 (新04)  2019年 6月
・建部 孝夫 (新05)  2020年 1月25日
・藤井 俊一郎(新05)  2020年 3月19日
・渡部 善司 (新06)  2018年11月
・木村 价延 (新08)  2020年 7月14日
・宮崎 正彬 (新11)  2020年 2月 9日
・和田 一彦 (新14)  2020年 3月15日
・奥野 英一 (新16)  2020年 4月19日
・七條 光麟 (新19)  2020年12月18日
・西本 博  (新23)  2020年
・深瀬 聡  (新26)  2020年 3月23日

2020-05-11掲載
・高木 英治郎(新07) 2019年7月
・星野 雄之助(新19) 2019年11月
・岡田 由雄 (新06) 2019年11月25日
・熊本 行男 (新08) 2019年10月9日
・遠藤 一洋 (新15) 2019年11月28日
・井上 太平 (新16) 2019年
・北爪 良明 (燃03) 2018年12月
・板橋 隆  (新06) 2020年1月16日
・岩井 裕也 (新11) 2020年2月21日
・上田 忠雄 (旧32) 2020年1月2日

2019-11-17掲載
・大江 昭次郎(旧32) 2017年10月
・長谷川 肇 (燃01) 2019年9月10日
・高綱 基裕 (新03) 2006年
・根岸 祐二 (新03) 2018年7月
・小林 茂夫 (新04) 2018年11月14日
・大庭 敏郎 (新07) 2017年12月25日
・寺内 淑晃 (新07) 2018年10月1日
・前田 鉄哉 (新07) 2018年7月7日
・鈴木 正道 (新10) 2019年5月17日
・長谷川 和正(新12) 2019年4月2日
・加藤 秋仁 (新14) 2019年10月13日
・増原 昭平 (新15) 2019年8月6日
・西村 彰夫 (新16) 2019年7月12日
・天野 盛夫 (新19) 
・大河 哲  (新23) 2018年6月
・折橋 裕治 (新34) 2015年7月
・平 英明  (新34) 2018年3月2日

2019-05-10掲載
・犬塚 克己 (工07) 2018年10月29日
・植田 有三 (新01) 2018年 9月21日
・酒井 茂雄 (新01) 2018年 9月24日
・井上 脩二 (新02) 2018年10月17日
・小澤 透  (新08) 2018年 3月
・中井 弘明 (新09) 不明
・木内 健二 (新10) 2018年 7月21日
・追川 滋  (新14) 2018年11月28日
・松本 清  (新14) 2018年 8月30日
・滝本 賢二 (新14) 2018年11月
・小坂田 國雄(新15) 2018年10月17日
・平野 甫  (新15) 2019年 2月21日
・三宅 幸夫 (新22) 2017年 8月14日

2018-11-27掲載
・飯高 建士   (新03)2018年9月11日
・嶋根 政彦   (新05)2018年8月30日

2018-08-23掲載
・津島 康      (新01)2018年3月11日
・島野 良雄   (新03)2017年8月30日
・北川 正博   (新05)2018年7月24日
・吉田 利三郎(新06)2017年12月27日
・柳澤 亘    (新08)2018年7月7日
・田中 正一   (新10)2017年11月19日
・吉野 勝久   (新13)2018年4月3日
・酒井 顕    (新16)2017年10月6日
・久枝 信一   (新17)2018年4月15日
・小俣 達雄   (新22)不明
・萩原 弘行   (新43)2017年1月18日

2018-05-29掲載
・加藤 忠蔵 (燃01)(2018年4月24日)
    関連記事 → こちら
・鈴木 久雄 (旧24) 2010年12月
・中曽根 荘三(旧27) 2018年2月
・遠山 俊二郎(旧30) 2016年2月18日
・大久保 良治(工16) 2017年4月
・福士 三郎 (燃02) 2017年9月6日
・櫻山 安彦 (新01) 2017年4月24日
・常岡 正  (新01) 2017年9月
・小野 貞夫 (新05) 2018年3月19日
・久賀 政俊 (新14) 2017年2月4日
・鈴木 幸男 (新14) 不明
・齋藤 生  (新38) 2017年11月8日

2018-01-17掲載
・野本 紀雄      (新19)     2017年9月
2017-12-13掲載
・島田 正信      (新13)     2017年7月
2017-10-02掲載

・一部の方のお名前が重複していたので、訂正しました。(2017-10-19)
・橘田 利明      (旧31)     2013年
・大澤 正明      (旧32)     2016年5月31日
・川手 昭平      (旧32)     2015年8月9日
・浦上 良文      (燃05)     2017年7月30日
・橋場 兵四郎  (新01)     2015年6月
・渡辺 晴夫      (新01)     2016年10月
・岡田 延弘      (新02)     2017年1月
・古平 通雄      (新02)     2017年
・白木 朝康      (新02)     2017年6月4日
・本田 尚士      (新02)     2017年3月14日
・新島 靖雄      (新03)     2013年
・林 正己       (新03)     2016年8月
・大矢 進       (新04)     2016年6月15日
・伊東 淳       (新05)     2009年1月
・沖山 博通      (新05)     2017年3月12日
・矢田 邦夫      (新06)     2016年9月28日
・齋藤 儒範      (新07)     2017年4月
・荻 啓二       (新12)     2017年3月
・堀川 義晃      (新12)     2016年8月
・遠藤 茂昭      (新16)     2016年8月
・濵田 義治      (新17)     2017年2月10日
・満田 伸二郎  (新20)     2017年3月10日
・三矢 宗久      (新23)     2017年5月11日
・細田 直祐      (新32)     2017年3月15日
・西尾 裕幸      (新33)     2016年11月

2017-09-06掲載
・佐久間 秀喜   (新14)  2017年8月6日
2017-08-16掲載
・飯塚 晃一      (新13)  2017年5月19日
2017-08-04掲載
・山本 明夫      (新04) 2017年07月09日
2017-03-19掲載
・髙橋 清彦      (新10) 2017年3月4日
2017-03-11掲載
・斎藤 栄輔         (新13) 2017年3月4日
2017-03-02掲載
・多賀 五朗      (新01) 2017年2月17日
・大熊 邦雄      (新20) 2016年1月22日
2017-02-28掲載
・大逸 静夫      (新01) 2016年10月08日
・門脇 弘一      (新28) 2016年4月
2017-01-11掲載
・金崎 竜一      (新43) 2016年11月6日
2017-01-09掲載
・藤田 耕平      (燃料7) 2016年11月24日
・木邑 隆保    (新03)  2017年1月4日
・伊藤 諦     (新07)  2016年7月2日
・高佐 誠一  (新12) 2016年5月27日
・前川 純彦 (新17)  2009年 
・森 隆雄     (新37)  2016年9月24日
・飯島 優貴    (新63)  2016年8月
(2016-10-01 掲載)
・輿水 勲        (新9)   2016年6月6日
(2016-09-26 掲載)
・小暮 益良夫(新9) 2016年9月12日
・平嶋 浩    (新19)  2015年7月
(2016-08-07 掲載)
・鈴木 亮一(旧24)  2012年9月7日
・堀田 亮 (旧32)  2015年11月7日
・馬場 研一(工10)  2016年3月12日
・木村 保   (新01)     2013年12月18日
・熊田 利司(新01)  2013年12月
・鈴木 滋   (新01)     2016年4月29日
・安生 謙二(新03)    2016年3月27日
・両角 智弘(新04)    2015年7月3日
・石井 利和(新09) 2013年6月
・吉田 行安 (新12)   2015年3月18日
・岩本 皓夫(大15) 2015年7月25日
・伊藤 宏    (新19)   2015年3月24日
・楊 鴻椿    (新20) 016年7月11日
・関口 久典(新31)  不明
(2016-07-16  掲載)
•中村 裕明   (新27)   2016年7月10日
(2016-05-03 掲載)
•酒井 優   (新02)    2015年12月29日
(2016-02-29 掲載)
•小野 千冬  (旧23) 2016年1月29日
•飯田 栄一  (新04) 2015年5月6日
•河原 悠二  (新07) 2015年7月23日
•菊池 淳   (新07) 2015年12月21日
•川上 良策  (新08) 2016年1月1日
•村田 治雄  (新20) 2016年2月16日
•加藤 徳行  (新20) 不明
•中島 祥男  (新23) 不明
•文野 豊和  (新23) 2012年7月26日
•伊藤 利昭  (新32) 2015年11月6日
•隈崎 弘一  (新32) 不明
(2016-01-14 掲載)
•南部 惇  (新13) 2015年10月25日
訃報:2015年以前掲載

2018年新21回同期会

後列左より、三浦千太郎、奈良裕一、中世憲治、島田修二、長瀬穂積、倉持誠、木村秀夫
後ろより二列目、棚橋純一、河原芳和、堀江芳文、米重哲彦、橋本正明、篠田純一、紺野一雄
後ろより三列目、吉本昌雄、久保田哲司、西田誠雄
前列、仲佐保洋、上野裕人、小川保、天野一秀、岩井史雄

毎年早稲田祭・理工展のタイミングにあわせて同期会を開催して来ました。今年のタイミングは、1967年入学の我々にとって、かなりのメンバーが無事に古希を迎えた、或いは間もなく迎える時でもあり、感無量です。
今回11月3日(土)に開催した同期会は、三浦さんがアレンジしてくれた東京ガスの四谷クラブが会場で、参会者は22名でした。当日理工展を見てからの来場者も何人か居りました。理工展に参加した人達からはバザーの応用化学科模擬店のたこ焼きの差し入れもありました。また熱心なラグビーファンは、味の素スタジアムの日本代表とNZ代表のラグビーを観戦し、その余韻も覚めやらぬ中を駆けつけてくれました。また、同期会再開後の初参加は、岩井君と仙台から来てくれた紺野君。約半世紀ぶりに再会となりました。

幹事・司会:島田修二

司会は幹事の島田君、「昨年は、応用化学科創立100周年でしたが、5年後には応用化学会設立100周年になる。色々行事が計画されているが、応用化学会を応援するためにも会費は必ず納めて下さい。昨年、今年に古希を迎える年になると、病気自慢や、飲む(薬を)、うつ(老人性鬱)、買う(墓を)の話になりがちですが、近況報告は楽しくなるような話をお願いします。」との挨拶で会はスタートいたしました。
乾杯の音頭は、広島から駆けつけくれた倉持君、広島カープが日本シリーズを戦っているが、必勝を祈願してと、私事を入れた乾杯でした。(残念ながら広島は敗れ、ソフトバンクが日本一となりました)
一人一人の近況報告があり。バンド演奏をしてから同期会に駆けつけてくれたオールドバンドボーイやボランティアに精を出している人、合唱団で美声を披露している人。ツアーには参加せず、独自に電車・車で旅行している人。中には豪華客船クルーズをお得にゲットする方法のうんちくを語る者。昨年より更にFXのデートレードにのめり込み、睡眠時間がないとぼやくにわかトレーダー。 皆活き活きと人生をエンジョイしている様子が伝わりました。
話の端々に、遺産相続や終活の話題が出てくるのはやむを得ないが、有意義な情報交換の場にもなっていたようです。
時間が経つのはあっという間、蛍の光の曲が流れたところで、皆で記念撮影を行い、アカペラ伴奏で早稲田大学校歌を全員で熱唱しました。
飲み放題としていましたが、給仕の方からアルコールストップがかかるほど、皆よく飲み食べ、意気軒昂な勢いのまま、来年の再会を約して散会となりました。 

 

(文責:島田修二・橋本正明)

新制13回同期会開催報告

このクラス会は、記録ではS.63.3.29に第1回が開催され、応化会HPが開催されるまでに8回、2004年に応化会HPが発足してから昨年までに11回開催されています。会員の皆さんも歳を重ね、傘寿のお祝いに近くなり、毎年開催するようになりました。今年も10月24日に有楽町の日本放送ビルB1の「綴」に22名が参集しました。

事前に会員名簿を整備するためe-メール又は電話で状況を伺いました。その結果、連絡不明者5名、遠方又は病気等で今後の案内が不要な人9名、今後も連絡が必要な者43名、物故者23名となりました。本年も住所を変更された方が2名おりました。

下井將惟氏の司会でスタート。始めに本年4月に亡くなった故吉野勝久氏(本年4月3日逝去)に黙祷をささげました。
次いで下井氏の発声で乾杯後、大学及び応化会の現

状につきコメントがあった後、懇談に入りました。

各自会食、出席された22名の仲間は和やかな雰囲気でここかしこで話に花が咲いているなか山口氏が持参した学生時代のコーラスグループの写真(4名中3名が他界)、及び卒業2年後に会員82名の住所と勤務先および28名の近況報告が掲載された会員名簿が回覧され,各人いにしえを懐かしんでいる様子が窺えました。おめでたい話もありました。78歳の堀井氏は年頭に掲げたエイジシュートを10月9日箱根湯の花ゴルフ場(パー71, 6,318yds)において75で回り達成したとの報告がありました。因みにエイジシュート達成の基準はコースが6000yds以上あることが条件だそうです。おめでとうございます。

今年は、余興があるとのことで集合写真(後掲)を撮影し、しばしの歓談後、余興のトップバッターは、AIロボットで渡辺氏による、アイボとの「人と人並みの心の触れ合い」の話、豊田氏による「母親を介護し、看取った経験から、自身の今後を考え、鉄腕アトム型ロボットのキットを購入、組み立て、完成させたこと、今後自分とロボットとの間で人間並みの対話ができるよう、訓練を始めた」話は、興味深く、質問が集中した。木村氏からはシンギュラリティ(人工知能(AI)が人類の知恵を超える転換点(技術的特異点))が2045年といわれているのでそれまでには身罷りたいとのコメントがあった。*1引き続いて誤嚥予防のために食道筋肉を鍛える目的で武笠、中谷、山口3氏が始めたカラオケ練習は発展し、前々々回に中谷氏が持参したカラオケ装置に青春時代のメロディーを入れて替え歌「年金時代」を当日配布された歌詞をみて全員で合唱しました。引き続き藤崎氏の先導で校歌斉唱しました。
次回予約(2019年10月23日12:00~)をとり、次回幹事に、木村茂行、岡本和男、白田正次郎、吉瀬靖一を決定してお開きとなりました。(なお、残金は高瀬氏から次回幹事に手交される予定)

 >*1シンギュラリティとは2005年米国の未来学者レイモンド・カーツワイルが一般化した技術的特異点。

 > 出席者:木村茂行,国分可紀,佐野正道,重村義紀,下井將惟,白田正次郎,相馬威宣,高瀬彰,豊田常彦,永瀬孝男,中谷一泰,籏野嘉彦,福田暉夫,藤崎章男,堀久子,堀井紀良,丸山征四郎,峯岸敬一,武笠英彦,山口達明,吉野栄二,渡辺治道

今回幹事:下井將惟、相馬威宣、高瀬 彰、吉野栄二 (文責:相馬、吉野、写真:相馬威宣)

第6回早稲田応用化学会シニア会開催報告

第6回早稲田応用化学会シニア会は、2018年10月17日(水)新宿中村屋ビル8階のGranna(グランナ)にて12時に開催されました。出席者は20名で、トップは、最長老の百目鬼清先輩で開始前30分に到着されました。

学校関係者は、2名で竜田邦明栄誉フェロー及び逢坂哲彌名誉教授で応化会会長の西出宏之特任研究教授は、海外出張と重なり欠席でした。最長老の百目鬼清先輩からご挨拶と乾杯ご発声をいただき、いつものように下井將惟氏が司会役を務め、スタートしました。

初めに今年4月に逝去された故加藤忠蔵先生及び7月に逝去された故柳澤亘氏の冥福をお祈りして1分間の黙祷を捧げました。

暫しの会食とご歓談を経て、司会から大学及び応用化学科のトピックス:早稲田大学の次の総長は6月28日の総長選挙で第17回総長に田中愛治政治経済学術院教授が選出、文部科学省事業「平成30年度卓越大学院プログラム」に私学では本学のみが選出されたこと、新学科主任に門間教授が就任したことが報告された。応化会全般については応化会幹事の河野恭一氏から新役員及び役職異動そして主イベント事業「企業ガイダンス・先輩からのメッセージ」等の現況が報告された。広報委員の平中勇三郎氏から応化会会員名簿のデジタル化が完了したこと、応用化学会報のアーカイブ化もほぼ完了している旨の状況が報告された。

逢坂哲彌先生から文部科学省の産学官連携地域科学技術振興のオープンイノベーション機構の整備に関して平成30年度の整備事業支援対象大学8校が決定し、早稲田大学も組織名称:研究社会実装拠点、研究分野:情報通信が採択されたので、支援期間5年間、今年度は各大学1.7億円が支給されること、また、アメリカ電気学会からこれまでのご尽力に対して賞金が授与されたのでお弟子さんとともにベンチャー企業を立ち上げる予定がある旨報告された。

引き続き竜田邦明先生のお話し:自分と同じ武田薬品の奨学財団の理事で今年のノーベル医学・生理学賞を受賞された本庶佑先生の学問における頑固さを述べられました。本庶先生は、学問は基礎研究も応用研究も大事であるのではなく、基礎研究が極めて大事であるのだと頑固一点張りであるとのこと。竜田先生から、近年は子供の教育に母親が出しゃばりすぎるので、昔のようにもっと自由に子供を育てていただきたいとの要望がありました。続いて、上田忠雄氏、手塚七五郎氏、田中照浩氏、田嶋喜助氏、中嶋宏元氏、細田拓氏の方々から主に学生時代の報告やご出席の皆さんがお元気なように皆で会って話していることで長生きできるかもしれないなどのお話がありました。

デザートを楽しみながら司会者から次回は来年4月17日(水)を告知、シニア会参加呼びかけを若手に広げ、応化会行事と連動して大学周辺で開催すること、また、幹事団の若返りを提案し、賛同を得ました。占めは世話人代表の河村宏氏から閉会のお言葉があり、お開きとなりました。

世話役:河村 宏(新9)、下井將惟(新13)、相馬威宣(新13)

(文責:相馬威宣、写真:広報委員会 相馬威宣)

 

教室会員受賞

2018年度

2018-11-02掲載

阿部 りさこ(応用化学専攻・平沢・小堀研究室・M1)
化学工学会・室蘭大会
学生賞・奨励賞
2018年度
程 鹿々(応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)
2018年度・第5回 ZAIKENフェスタ
最優秀ポスター賞
2018年度
古川 周平(応用化学専攻・小栁津・須賀研究室・M1)
The 7th International Seminar on Green Energy Conversion
Poster Award
2018年度
堺 竜哉(応用化学専攻・関根研究室・M1)
石油学会60周年記念大会
優秀ポスター賞
2018年度
山田 研成(応用化学専攻・関根研究室・M1)
石油学会60周年記念大会
優秀ポスター賞
2018年度

2018-09-26掲載

杉山 朋陽(応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)
日本ゾル・ゲル学会
第16回討論会 ベストポスター賞
2018年度
廣田 佳弥 (応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)
日本ゾル・ゲル学会
第16回討論会 ベストポスター賞
2018年度

2018-08-23掲載

齊籐 杏実(応用化学専攻・山口研究室・M1)
第9回サブウエイセミナー
優秀ポスター賞
2018年8月
矢部 智宏(応用化学専攻・関根研究室・講師(理工総研次席研究員))
TOCATS(触媒学会)
BEST POSTER AWARD
2018年度
堺 竜哉(応用化学専攻・関根研究室・M1)
TOCATS(触媒学会)
Catal. Sci. Technol. Awrd (Royal Society of Chemistry)
2018年度
川上 慧(応用化学専攻・野田・花田研究室・LD1)
化学工学会 北海道支部・東北支部・関東支部
化学工学会室蘭大会2018 学生特別賞 
2018年8月
金澤 優貴(応用化学専攻・野田・花田研究室・M1)
化学工学会 北海道支部・東北支部・関東支部
化学工学会室蘭大会2018 学生奨励賞 
2018年8月
野田 優(野田・花田研究室・教授)
日本学術振興会
特別研究員等審査会専門委員(書面堪能)表彰 
2018年8月

2018-07-22掲載

堤 優也(応用化学専攻・本間研究室 M1)
電子情報通信学会
磁気記録・情報ストレージ研究専門委員長賞 2018年度

2018-07-2 掲載

真鍋 亮(先進理工学専攻・応化 関根研究室 D3修了)
先端技術大賞
フジテレビジョン賞 2018年度
高田 要(応用化学専攻・小栁津・須賀研究室 M2)
The 8th International Symposium on Polymer Chemistry (PC2018)
優秀ポスター発表賞 2018年度

2018-06-04掲載

引間 雅菜(応用化学科・本間研究室 B4)
電気化学会 第85回大会 ポスター賞
2017年度
2017年度の受賞ですが掲載しています。
鳥本 万貴(応用化学専攻・関根研究室 M2)
石油学会 最優秀ポスター賞
2018年度
福田 紘征(応用化学専攻・松方研究室 M2)
日本膜学会 第40回総会学生賞
2018年度
猪村 直子(応用化学専攻・平沢・小堀研究室 博士課程)
化学工学会
「Jouranal of Chemical Engineering of Japan]
 Outstanding Paper Award 2017
2018年度

 

 

2018年 短信



会員の皆様から個人情報の確認・総会出席シートの通信欄に頂きました近況、ご意見を掲載しました。会報誌No.98にも掲載されています。

旧制・工経・燃料卒業生

●長澤 寛一(昭和25年卒・燃6回)
無事消光いたしております。


新制卒業生(1回~10回)

●百目鬼 清(昭和26年卒・新1回)
卒寿を迎えて、早や3年。頑丈な肉体を与えて下さった両親に感謝しつつ、生きています。学会の益々のご盛会を祈念しています。

●加藤 忠男(昭和27年卒・新2回)
妻の病気でサ高住に転居しました。本人はまずまず元気ですが年令を感じることが多くなりました。
●樋渡 章訓(昭和28年卒・新3回)
88才になりました。最近脚力の衰えを感じ毎朝2Kmを30分で歩き汗をかいています。
●小林 裕(昭和34年卒・新9回)
昭和34年卒業以来岡山住まいで今回に到りました!元気に過しています。


新制卒業生(11回~20回)

●岡野 毅(昭和36年卒・新11回)
老後の趣味として油絵を始めて15年になりました。示現会展(国立新美術館, 4月上旬頃)を目標に楽しんでおります。モチーフを求めて旅も心がけております。

●堀内 弘雄(昭和36年卒・新11回)
卒業して57年、80才を越えると会報見ても分からない単語の言葉が…でも若い方々の活躍ぶりの記事はうれしい限りです。バラエティーある研究室、企業での話題など多く取り上げ紹介下さい…彼岸の友への土産話にします。昔は「重厚長大」、今はどんな産業が…「軽薄短小」でもないようですが?
●水瀬 秀章(昭和36年卒・新11回)
第1人生(昭和電工㈱)後、昨年10月、第2の人生(約16年間小会社経営)を終え、サンデー毎日となり、第3の人生は囲碁ザンマイです。
●菊竹 隆太郎(昭和37年卒・新12回)
お蔭様で何とか元気にしています。今年一杯は省エネセンターの特任講師は続けるつもりです。
●西 敏史(昭和37年卒・新12回)
新入生の皆さんはいろいろ迷いながらも希望を持って通学をしておられると思います。80歳近くなって学生時代を振り返ってみると、自分の人生の方向を決めるのにとても重要な時期であったと改めて感じるこの頃です。いいにつけ悪いにつけですが。
●山形 利彦(昭和41年卒・新16回)
後期高齢者75才です。マンドリン、卓球を続けています。
●磯部 司郎(昭和42年卒・新17回)
大分体も傷んでますが、それなりに元気にやっています。
●経沢 実(昭和42年卒・新17回)
腰痛、膝痛で歩行困難。外出は病院のみ、しかもTaxiで。
●加藤 匡紀(昭和43年卒・新18回)
家内を亡くしやもめ暮しとなりました。
●渡辺 壮太郎(昭和43年卒・新18回)
一昨年、昨年と胸部大動脈の手術、声帯の手術を行い、遠出が難しくなっております。
●柿野 滋(昭和44年卒・新19回)
犬2匹とのジョギングで汗を掻きながら、可児の奥山で地域住民と楽しくやっております。
●鶴見 道夫(昭和44年卒・新19回)
現在、中小企業にて非常勤顧問を続けております。
●樋口 次郎(昭和45年卒・新20回)
シダの宝庫 西表島に行ってきました。50年前の夢の実現です。


新制卒業生(21回~30回)

●勝 孝(昭和46年卒・新21回)
JR乗車券が3割引になるジパング倶楽部を利用して、手作りの旅を楽しんでいます。切符の買い方に、いろいろ工夫ができるようになりました。

●菅野 正人(昭和47年卒・新22回)
娘が根津で歯科クリニックを開業したので、その手伝いもしておりますが、未だ半分現役で小さな商社の役員として頑張っております。最近は海外出張する毎に、東南アジアの活躍と変化のスピードに驚かされます。
●有山 達郎(昭和48年卒・新23回)
昨年、中国金属学会のセミナーに招待されました。講演は1時間半、質問も1時間半、旺盛な知識欲です。
●長谷川 悦雄(昭和48年卒・新23回)
応化創立百周年記念会と西出教授古希祝会に出席させて戴きました。小生は今年で学部卒業45年、博士号取得40年になり、在学当時の事を思い出しつつ諸君らとの楽しい時を過ごせた事に感謝しています。
●木内 一壽(昭和49年卒・新24回)
定年後、引き続き特任教授として岐阜大学の科学研究基盤センターに勤務しています。
●角 仁(昭和49年卒・新24回)
昨年より、応化OBによる囲碁会・棋友会にて月1囲碁を楽しんでいます。大先輩ばかりですが…。
●茂木 准一(昭和49年卒・新24回)
若い人(エンジニア)からエネルギーをもらい、まだ現役でタイ国TTCLという会社で働いています。退職はいつになるやら。
●前田 哲郎(昭和50年卒・新25回)
会社生活のクールダウン期間に入りました。第二の人生を積極的に過ごせる期間は長くないので、地域活動や化学とは分野での創作活動の準備を進めています。
●大野 弘幸(昭和51年卒・新26回)
65才となりましたが、1年前から東京農工大学の学長となり、研究とは全く違う世界に入ってしまいました。大学に遊びに来て下さい。
●荻野 和男(昭和52年卒・新27回)
定年再雇用4年目に入りましたが、元気に働いています。
●保田 徹(昭和52年卒・新27回)
3月末で退職しました。
●木村 賢一(昭和54年卒・新29回)
こつこつやる毎日に変わりはないのですが、時がたつ速さはどんどん早くなってきています。残りの砂はあとどれくらいか?考えずに生きてゆきます。
●小嶋 拓治(昭和54年卒・新29回)
3年前に原子力機構を退職した後は、現職の他、日本放射線化学会及び日本原子力学会で活動しています。
●利根川 保(昭和54年卒・新29回)
2015年11月に旭化成建材を定年退職し、工業所有産協力センターにて特許の遡及調査の業務に就いています。アト10年程は、現役を続けるつもりです。
●山下 明泰(昭和55年卒・新30回)
同級生諸賢の中には一端退職の道を並び再出発した人も少なくない。何の因果が教職に身をやつして来たが、熱心な学生達に巡り合えたことは、僥倖としか言いようがない。幸い残り10年あるが、これからは教育こそ、より一層の力を傾注し、若い諸君への感謝をしたい。


新制卒業生(31回~40回)

●波多野 吾紅(昭和60年卒・新35回)
4月より、江戸川区立篠崎図書館、篠崎子ども図書館の館長になりました。お近くにいらした際にはぜひお立ち寄りください。

●相田 冬樹(昭和61年卒・新36回)
共通言語は持ちつつ、ちょっとだけ異分野の方々との交流はまさにWin-Winの関係。すごく刺激をうけるなぁ~と最近しみじみと感じています。
●甲藤 隆(昭和62年卒・新37回)
50代、健康増進に努めています。
●田坂 東(昭和62年卒・新37回)
ISO1400(1 環境)、ISO900(1 品質)に加え、ISO22000/FSSC2200(0 食品安全)の業務を開始しています。
●中野 哲也(昭和62年卒・新37回)
沖縄の自宅に暮らしています。週末はダイビングを楽しんでいます。
●貴志 泰治(昭和63年卒・新38回)
和歌山の加太にお越しの際はどうぞご連絡下さい。
●徳田 幸紀(平成1年卒・新39回)
早大応化会会員の皆様どうぞお元気でご活躍ください。


新制卒業生(41回~)

●西村 賢(平成3年卒・新41回)
入社以来25年間電池事業に携わっております。

●久保山 剛史(平成5年卒・新43回)
2回目の韓国派遣を終え、昨年6月に日本に戻ってきました。これで人生の約1/6は韓国で生活。数年後、別の国に派遣の可能性あり。
●吉岡 精一(平成9年卒・新47回)
元気にやってます!
●守屋 享祐(平成19年卒・新57)
平成30年4月吉日に結婚披露宴を行いました。応化の大先輩である会社の上長、父、また同期の友人たちと校歌を大合唱でき、本当に幸せな披露宴となりました。これからますますがんばって参ります。
●井上 智裕(平成29年卒・新67)
応用化学科のOBとして、北大でもがんばってます。中々、東京に行く機会はありませんが、帰省したときは皆様にお会いしたいです。


大修修了博取得生

●横田 昌明(昭和54年修・大27回)
稲門医師会の依頼があり、小野梓記念講堂で学生健診のお手伝いをしました。10年間早稲田にお月謝払いましたが、お給料いただくのははじめて…すぎ去った遠い時間を思いました。

西出宏之先生 最終講義および記念会の報告

  •  西出宏之先生 最終講義

西出宏之先生は、本年3月をもって応用化学科を定年退職されました。先生は40年近くに亘って情熱と幅広い包容力をもって高分子化学の研究と教育に打ち込まれ、500名を超える卒業生を送り出されるとともに、先進理工学部長・研究科長を務められるなど、本学の教育・研究の向上に尽力されました。先生は、新しい有機高分子の合成とその機能開拓に関する研究、特に、ラジカル種の関わるそれらの分野で独創的な成果を挙げられました。不対電子の交換反応によって電荷が輸送され貯蔵・放出されることの実証は、有機物からなる二次電池や光電変換系の開拓へと波及しています。さらに高分子磁石や酸素濃縮膜など、機能性高分子の設計と創製に重要な一歩を印されました。早稲田応用化学の伝統のもと、確かな基礎知見をもとに実学として新しい領域に踏み込んだ成果は、原著論文600余報として発表され、高分子化学の分野で世界を先導する研究者の一人として高い評価を得ておられます。先生の最終講義は3月17日土曜日に行われ、ご功績を記念し永年のご尽力に感謝するとともに、古希をお祝いする記念会が開催されましたので、その模様をご報告します。

西出宏之先生 最終講義

本学国際会議場 井深大記念ホールで催された最終講義には、400名を超える多くの参加者が集まり大盛況でした。最終講義に先立ち、現在アカデミアで活躍している教え子の中から4名の皆様(首都大学東京 川上浩良教授、豪Monash大学 齋藤敬准教授、東京工業大学 山元公寿教授、山形大学 城戸淳二教授)に、「機能性高分子の新展開〜早稲田時代を振り返りつつ〜」と題して、現在の研究につながった道程を講演いただきました。小憩の後、応用化学科主任の松方正彦教授より、西出先生のご紹介と永きに亘る教室へのご尽力に対する謝辞が述べられ、いよいよ西出先生の最終講義「機能性高分子―着想と実践的な展開―」が始まりました。

花束の贈呈

先生の幼少時代やご家族のエピソード、学生時代を過ごされた篠原・土田研の頃の思い出、1978年に応用化学科助手となられて以来の研究テーマの変遷、世界に先駆けラジカル高分子に着目された切掛けの逸話から始まり、高分子磁石、ラジカル電池や太陽電池、酸素富化膜、酸素可視化コーティング、水素キャリア高分子をはじめとして機能性高分子の新しい世界を次々と開拓された成果の一端を、楽しくユーモアも交えてお話しされました。これらの研究を通して、64名もの博士号取得者を育てられたことも紹介されました。

西出宏之教授最終講義 Gallery

  •  西出宏之先生 記念会

早稲田大学 鎌田薫総長 お祝いの辞

引き続いて、記念会がホテル椿山荘東京にて開催されました。最初にお祝いの辞を早稲田大学 鎌田薫総長、竹内淳 理工学術院長、高分子学会会長の中條善樹 京都大学教授、海外よりバージニア工科大学Timothy E. Long教授、JXTGエネルギー㈱常務取締役の五十嵐仁一様より賜りました。同窓を代表して、東京農工大学の大野弘幸学長にご祝辞と乾杯のご発声をいただいた後、歓談に移りました。記念会も500名近い参加者があり、西出先生は会場を回られて多くの卒業生や来賓の皆様と和やかに歓談され、また、現在母国で活躍している元留学生らによる飛入り挨拶やプレゼント贈呈などもあり非常に盛り上がりました。研究室同窓会である高研会の赤真正人会長より記念品目録の贈呈、同窓代表と研究室秘書から花束贈呈の後、西出先生にご挨拶をいただきました。最後に、早稲田大学応援部リーダー諸君による応援歌と校歌斉唱、エールをもって名残惜しみつつ閉会となりました。
先生は4月より本学の特任研究教授として、引き続き研究活動とナショプロの立案に当たられています。また、5月からは応用化学会会長として、早稲田応化の一層の発展のためにご尽力いただいています。
最後になりましたが、西出先生の最終講義・記念会にご参加、ご支援を賜りました皆様方に、心より厚く御礼申し上げます。

お祝い会 集合写真

西出宏之教授記念会 gallery

  •  西出宏之先生 ご略歴

<略歴> 
1970年 早稲田大学理工学部応用化学科卒業
1972年 早稲田大学大学院理工学研究科応用化学専攻修士課程修了
1975年 同博士課程修了(工学博士)

1975年 日本学術振興会特別研究員
1977年 独フムボルト財団研究員(ベルリン自由大学)
1978年 早稲田大学理工学部・助手
1982年   同     ・助教授
1987年   同     ・教授
2007年 (改組により先進理工学部)教授
2010~14年 同     ・学部長・研究科長
2016~18年 早稲田大学 ・ナノ・ライフ創新研究機構長
2018年    同     ・名誉教授 理工学術院・特任研究教授

<主な学外活動>
1995〜97年 日本化学会 総務担当理事
2000〜01年 高分子学会 関東支部長
2001〜05年   同   副会長
2006〜08年   同   会長
2011〜12年 アジア高分子学会連合 会長
2012~14年 日本化学連合 会長

<主な受賞>
1990年 高分子学会賞
2010年 高分子科学功績賞
2013年 文部科学大臣表彰(科学技術分野)
2014年 日本化学会賞
2015年 ポルフィリン-ALA学会賞
2016年 大隈記念学術褒賞

 

(文責:小栁津 研一)

 

新17回卒(昭和42年・1967年)同期会報告(平成30年10月6日)

新17回卒同期会報告(平成30年10月6日)

新17回卒同期会を、10月6日(土)京 ほのか 高田馬場店にて、出席者11名で行いました。進行役は、金子が務めました。大林氏から、久枝信一氏が今年6月に亡くなられたことの報告がありました。ご冥福をお祈りいたします。我々も1年1年を大切に過ごしていかなければならない年齢になったことを痛感しました。
近況報告では、趣味の世界に生きがいを見出している人が多いようです。バードウオッチング、詩吟、工芸品製作など多岐にわたっています。坪田君は、即席で詩吟を吟じてくださいました。心にしみる深みのある美声で、魅了されました。また、現在も会社勤務をしている人や、体調が許す限り出席したいと言う人がいました。健康面では、腰痛に悩んでいる人が2名おり、リハビリ中でしたが、何とか出席して頂けました。今年も、わざわざ名古屋から三島君が駆けつけて来られ、感激しました。最後に、校歌を斉唱して、来年もまた会おうと言うことでお開きになりました。

出席者:石井利典、大林秀仁、押田信昭、金子四郎、高橋志郎、高畑忠雄、坪田正行、西海英雄、藤本隆之、三島邦男、見並勝佳 (11名)

(文責:金子四郎)