中部支部第12回総会・交流会の報告

早稲田応化会中部支部第12回総会・交流会議事録

1. 日時 :平成31年4月6日(土)16:00~17:45
2. 場所 :北京料理「百楽」名古屋店 第14会議室
3. 議事 :
(1)中部支部総会  16:00~16:40
①支部長挨拶           三島支部長
 *講演会の出席者が目標の30人に届かない。更なる工夫が必要と認識。
 *2018年度より関西支部との情報交換会を実施。→支部紹介パンフ作成。
  →若手、女性会員の多い関西支部の活動を参考に勧誘活動を強化。
②支部活動報告          堤 代表幹事 
・2018年度活動実績報告
・2019年度事業計画と予算案 →全会一致にて承認
③西出応化会会長のご挨拶
・西出会長より、会長を引き受けた背景や応化会の現状と今後の抱負等について話された。

(2)交流講演会   16:40~17:45
・演題:「化学教育と大学入試の化学」
・発表者:河合塾講師 大宮 理氏               

*高校生は今どんな化学を勉強しているのか?
最新の高校教科書の紹介。日本は化学の後進国として教育も知識詰込み方式で来た。
一方、世界の化学は知識の多寡ではなく、どのようにその原理・知見を知り得たのかを重視。
 
*予備校業界の現状
少子化により平成の30年間で大学受験生が激減。衛星放送利用の授業採用などで、大手予備校が全国展開、寡占化が進んだ。競争激化に伴い、大手予備校もダウンサイジングを迫られ、リストラ実施中。
 
*大学入試の化学の今
欧米の有力大学の個別試験は殆どが論文形式。日本では、受験生の格差が拡大し、国公立大や早慶などの有力私立大とその他大学で入試問題の内容も二層化が進む。
前者では、最先端の化学領域(リチウムイオン電池や太陽電池の反応、ノーベル化学賞の対象となったメタセシス反応、ヒト免疫不全ウイルスに対する治療薬の創薬分野など)を積極的に取り上げている出題があるが、受験生は教科書レベルで学習した古い化学で思考して回答せざるを得ないので、出題者側もその点に配慮するジレンマを抱えていると推察される。
又、事故やケガを嫌って、化学実験そのものを一切やらない学校も増えている実情もあり、実験活動の中で当然身についているはずの知識が欠如している点も出題者を悩ませているであろう。

(3)懇談会 18:00~20:00
 14階洋室で円卓を囲み、後藤顧問乾杯の挨拶で懇談会を開始。田中関西支部長をはじめ、新しく役員人事を受けた友野幹事と浜野理事、さらに初めて参加頂いた、中山一郎氏、箕村雅史氏
、伊藤正泰氏など多くの方々からスピーチを頂き、楽しく懇談が進んだ。小林幹事より中国の思想家、孔子、孟子、韓非子についての紹介スピーチもあり大いに盛り上がった。最後に三島支部長より会費納入のご協力をお願いし、全員写真を撮って散会した。

4)出席者名簿(敬称略)
講演者:大宮理(新46回生)、本部:西出宏之(新20回生)
関西支部:岡野泰則(新33回生)、田中航次(新17回生)
中部支部:三島邦男(新17回生)、後藤栄三(新19回生)、小林俊夫(新19回生)、谷口至(新22回生)、山崎隆史(新25回生)、服部雅幸(新32回生)、中山一朗(新41回生)、
植村裕司(新44回生)、山本瑛祐(新63回生)、白川浩(新18回生)、柿野滋(新19回生)、木内一壽(新24回生)、上宮成之(新35回生)、堤正之(新17回生)、友野博美(新22回生)、浜名良三(新29回生)、箕村雅史(新37回生)、伊藤正泰(新59回生)、以上22名。
                                  (文責:友野)