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令和元年新13回同期会開催報告

 このところ毎年開いている同期会、昨年別れるときに約束した10月23日に今年も同じ有楽町の日本放送本社ビルB1の「綴」に24名が集まり12時から開催されました。

 同期会メンバーにeメール、はがき、電話で連絡をとり出欠確認の結果、昨年より2名が増えました。連絡で得られた近況などを名簿と共に出席者に配りました。物故者23名は変わりませんが、連絡不明者と今後案内は不要という方合わせて17名というのは少し増えた状況です。住所も管理の楽なマンション住まいに変える方も少しずつ増えています。今後は43名の方へ開催の連絡をすることになります。

 幹事の木村茂行君の開会宣言後、評議員の下井將惟君の乾杯につづいて、今年の第15回評議員会の報告をいただきました。若手や学生それぞれ部会の活動が増え、先輩からのメッセージも盛んになっているようです。応化会給付奨学金への寄付も要請されました。

 続いて近況をということで、高知市から足を運んでくれた米津潔君、名古屋の佐野正道君、上田市の吉池鴻允君、三島市の林辰雄君とまずは遠方からの方から日々のことを話していただきました。皆健康に気を付けながら地域での活動など元気にしておられ、あちこちにお出かけになっているようです。次に今日が目出度くもない誕生日という山口達明君のマンションへ引っ越す予定の話からガンの話へ飛び、これに詳しい堀久子君が登場。

 そしてこの秋台風の被害の大きかった千葉・市原市住まいの福田暉夫君から貴重な話をいただきました。幸いご自宅への被害は少なかったようですが、みな略傘寿のこの歳になって遭う災害はとても厳しいと感じたところです。

その後、各自旧交を温め、ゆっくり歓談を進め、次年度の幹事を決め、全員が並んで写真に納まりました。そして来年の開催日を令和2年10月28日(水)に同じ会場でと定めて再会を約し、14時に散会しました。

(出席者:岡本和男、木村茂行、国分可紀、佐野正道、重村義紀、下井將惟、白田正次郎、相馬威宣、高瀬彰、豊田常彦、永瀬孝男、中谷一泰、籏野嘉彦、林辰雄、福田暉夫、藤崎章男、堀 久子、丸山征四郎、峯岸敬一、武笠英彦、山口達明、吉池鴻允、吉野栄二、米津 潔)

(文責:岡本和男、写真:相馬威宣)

2019年 短信



会員の皆様から個人情報の確認・総会出席シートの通信欄に頂きました近況、ご意見を掲載しました。会報誌No.100にも掲載されています。

旧制・工経・燃料卒業生

●長澤 寛一(昭和25年卒・燃6回)
 無事消光しております


新制卒業生(1回~10回)

●佐野 和夫(昭和27年卒・新2回)
 昭和4年生れで、いささか年取ってまいりましたが、まだなんとか頑張っております。

●樋渡 章訓(昭和28年卒・新3回)
 数式を使用せず図型説明のみでピタゴラスの定理を証明する新規の方法を見付けました。ボケ防止のため、この様なことをしております。89才になりました。
●塚本 光彦(昭和29年卒・新4回)
 母校:早稲田大学先進理工学部應用化学科創立百周年誠に御目出度うございます。併せて、益々の御発展を御祈り申しあげます。
●南方 甫(昭和29年卒・新4回)
 S29年に卒業してから65年になる。多くの仲間先輩を亡くし、自分自身も不自由さを感じだんだん淋しくなって来た。然し、母校の社会への貢献そして先輩、後輩達数々の成果を見聞きする度に良き学びの舎で青春時代を送った幸せを感じ元気をとり戻しています。
●池田 毅(昭和30年卒・新5回)
 卒業してから半世紀以上、退職してから四半世紀近くになりますが、おかげ様で元気にしています。すっかり世の中の仕組みが変ってとまどってますが、その変化ので化学のはたした役割は大きいと感じています。
●石井 雅夫(昭和31年卒・新6回)
まだ元気ですので、忙しい毎日を過しています。
●原 富啓(昭和31年卒・新6回)
 応用化学会報いつも拝見しております。わたしども昭和31年新6回卒業組は卒業以来毎年欠かさず同期会を続けてきております。当初は1月14日に実施しておりましたが、大部分のメンバーがリタイヤした頃からは休日に関係なく気候の良い時にということで現在は4月14日に固定しております。今年も新宿中村屋に20名余りが集まり、楽しい時間を過ごせました。終了後は学生気分に戻ったのか二次会組、麻雀組、喫茶組などに分かれてそれぞれが楽しんだようです。平均年齢86歳、まだまだ元気です。
●杉田 米藏(昭和32年卒・新7回)
 事務局諸兄には日常の業務ご苦労様です。小生年令相応の衰えはあるものの今のところ何とか元気に過ごしています。遠地より本会と諸兄の益々の発展と御活躍を祈念して居ります。
●小林 裕(昭和34年卒・新9回)
82才 お蔭様で元気に過しています!


新制卒業生(11回~20回)

●岡野 毅(昭和36年卒・新11回)
 昭和を50年、平成を30年生き、さて令和は?総会当日は某大学の老化の研究協力があります。老化と脳を拒否すべく、頑張る積りではあります。

●戸波 宗彦(昭和36年卒・新11回)
 2回の「腰部脊柱管狭窄症」の?開手術の結果、神経痛は軽減しましたが、腰回りの筋力が弱り、歩行が余り続けられない状態です。日本宇宙少年団ボランティア、アマオケ活動は続けています。他は到って元気。
●平川 揚二(昭和37年卒・新12回)
 抗がん剤の副作用で体調不調*。介護もやっと目途がつき、少し楽になりましたが、今度は自分の健康が心配です。*生命の危険はないとのこと。
●王 義雄(昭和38年卒・新13回)
 化学工学会(SCE、NeT)、エネルギー研究グループで、ボケ防止の為の勉強をしています。
●木村 茂行(昭和38年卒・新13回)
 一般社団法人未踏科学技術協会の理事長を退任し、無職となりました。
●小川 弘(昭和39年卒・新14回)
 引退した2009年以降も、下記3件が気になって関連学会を覗いていましたが、様子がわかりました。(1)環境省のPCB処理事業の経過→5事業所とも2017年時点で集められたPCBの80%以上処理しており、2028年期限が守れる見通しである。(2)大気汚染の残された問題のNO2とO3→排気源が車載エンジンだと難しい。(3)中国のPM2.5問題→石炭焚き発電所が80%以上なのに乾式排煙脱硫装置で済まそうなんて無理ですよ。
●岩谷 和俊(昭和40年卒・新15回)
 元気で野菜造りをしています。
●服部 英昭(昭和40年卒・新15回)
 4月中旬に立山、室堂平の「雪の大谷」の見物と、周辺のスノーシュー散歩を行い春先の立山の雪景色の素晴らしさを満喫しました。
●宮岡 寛(昭和41年卒・新16回)
 元気にしておりますが、6年前に肺の、2年前に心臓の手術をしたり、全般的な老化の影響か、昨年頃から、体力が一段階低下してしまいました。旅行や野山歩きが出来なくなってしまいました。
●山形 利彦(昭和41年卒・新16回)
 76才ですが、卓球、マンドリンを練習しています。
●磯部 司郎(昭和42年卒・新17回)
 年相応に色々部品は傷んできてますが、それなりに元気にしております。
●秋山 健(昭和44年卒・新19回)
マァマァ元気にやっています。
●柿野 滋(昭和44年卒・新19回)
 可児の里山の自然の中、犬2匹(大型、中型)を交え楽しくやってます。まちづくり等、住民の方とも交流し、ボケ防止にも努めています。
●林 卓冶(昭和44年卒・新19回)
 応化会の発展を祈念します。東京オリンピック、パラリンピック2020に向けて、外国人観光客のボランティアガイドを楽しんでいます
●鈴木 文夫(昭和45年卒・新20回)
 2007~2012札幌、2012~2017仙台での産学連携の仕事を終了し自由な時間を楽しんでおります。
●福田 雅充(昭和45年卒・新20回)
 71才になります。健康診断は若干の肥満を除き、数値はすべて正常範囲。元気に過しています。古文書の同好会(広島)に参加して4年目。読めない字と格闘しつつ、近世の日本人に新鮮な興味を覚えています。楽しい老化防止です。


新制卒業生(21回~30回)

●有山 達郎(昭和48年卒・新23回)
リタイヤしたとは言え、元々従事していた鉄鋼業界の動きには今も注視しています。昨年、生産量で日本はインドに抜かれ、企業トップ10の大半は中国で、全く様変わりです。

●長谷川 悦雄(昭和48年卒・新23回)
 企業研究を離れた後もまだ学会(有機デバイス研究会、国際フォトポリマーコンファレンス)にてアクティブ幹事をやらせて戴いています。新しい知識に触れる機会に恵まれています。
●米原 祥友(昭和48年卒・新23回)
 2019.3.31にてAMEDを任期満了で退職しました。
●岩間 啓一(昭和49年卒・新24回)
 2018年6月末で三菱ケミカル及び出向先の石油化学工業協会を退職しました。元気ですごしています。
●伊藤 理(昭和50年卒・新26回)
シンガポールに本社を移して3年、移住して2年半世界に向けてビジネスを拡張!!増々元気に頑張ります!!
●伊藤 誠(昭和52年卒・新27回)
 65才になりました。週4日勤務でまだ現役生活を続けています。
●荻野 和男(昭和52年卒・新27回)
 定年再雇用5年目となりますが、元気で楽しく働いています。
●西山 聖二(昭和52年卒・新27回)
 退職後は、地域の農業委員、JA役員、化粧品開発コンサルなどやっています。オリーブ、湘南ゴールド栽培に精を出しています。
●藤井 進一(昭和52年卒・新27回)
 2019年度2月に40年間勤務しました三菱商事を定年退職しましたが、三菱商事時代から関係のあるDECCAN FINE CHEMICALS(INDIA)PRIVATE LIMITED をやっています。
●飯田 正則(昭和53年卒・新28回)
 親の介護で外出もままなりませんが、みなさんのご活躍を心からお祈り申し上げます。知的財産面から発明を支援致しております。
●桜井 初則(昭和53年卒・新28回)
 本年3月末にJXリサーチ(株)社長を退任致しました。
●菅沼 紀之(昭和53年卒・新28回)
 38年間勤めた会社を昨年退職しましたが、今年4月より新天地で再スタートしました。まだまだ元気です。
●天海 弘(昭和54年卒・新29回)
 教職に就き早3年目となりました。いまだ迷いの多い日々です。
●木村 賢一(昭和54年卒・新29回)
 中学生の頃、テストで違いがわからなかったブリキとトタンに関わって約40年。コツコツ続けて来た甲斐があったのか?自問の日々です。
●山下 明泰(昭和55年卒・新30回)
 毎年、暮も押し迫った29日に、高田馬場の某店にて、研究室のOB・OG忘年会を行っています。最近の話題は専ら「定年」と「(不?)健康」でしたが、前回から若者層がやや増えて、話題も「子供」や「受験」にシフトしました。やはり忘年会も新陳代謝が必要なようです。


新制卒業生(31回~40回)

●工藤 真哉(昭和56年卒・新31回)
 H30、3月に県庁を退職し、再就職しました。

●小岩 一郎(昭和57年卒・新32回)
 2018年度はドイツのアーヘン大学に行っておりました。
●小林 昭仁(昭和60年卒・新35回)
 最近は、化学物質法規対応の部門の代表をしています。
●相田 冬樹(昭和61年卒・新36回)
 応用化学科の教えを受けたことを誇りに持ちながら、研究業務に励んでいます。
●中野 哲也(昭和62年卒・新37回)
 4月より会社が変わりました。お蔭様で元気にやっています。
●伊藤 泰子(昭和63年卒・新38回)
 4年前に退職して、大学生となり、現在は言語聴覚士として歩んでおります。
●小林 靖尚(昭和63年卒・新38回)
 50才すぎてから同期同研究室の仲間と会う機会がふえました。
●徳田 幸紀(平成1年卒・新39回)
 新しい令和の時代をむかえますますのご発展を祈念しております。会員の皆様これからもお元気でご活躍ください。
●吉見 靖男(平成2年卒・新40回)
 抗菌薬耐性の問題解決に向けて、インドのお医者さんたちと一緒に仕事をしております。


新制卒業生(41回~)

●加藤 昌史(平成3年卒・新41回)
 5年ぶりに韓国勤務から日本に帰任しました。技術部でプロセス革新に挑戦します。

●吉岡 精一(平成9年卒・新47回)
 黙々と働いてます。
●濱谷 妙子(平成10年卒・新48回)
 育児休業を約2年経て、今年の4月に職場復帰いたしました。
●藤枝 俊則(平成17年卒・新55回)
 昨年は第1回応化給付奨学金受給者の集いで大変お世話になりました。
●米山 依慶(平成19年卒・新57回)
 今後も早稲田応用化学会の更なる発展に向け、若手として協力できることは協力して参ります。今後とも宜しくお願い申し上げます。


大修修了博取得生

●横田 昌明(昭和54年修・大27回)
 学校を出てから、自分は何をしたか、何をしなかったか省みる歳回りになりました。同級生たち自身の治療の相談が増えて、未だ早稲田に医学部はできず、帰る家を失くした放蕩息子の心細さが身にしみる此の頃です。

2019年度学生工場見学報告

2019年9月19日開催
応用科学科 B2担任准教授 細川 誠二郎
教授 門間 聰之
教授 野田 優
応用化学会 交流委員長 椎名 聡
交流副委員長 関谷 紘一(記)

 

1.見学趣旨

大学側の教育行事として、応化学生に対し学部1、2年生を対象に、工場・研究所見学を催行し、企業の製造、生産管理、研究開発等の実態を学ばせ、今後の勉学への動機付を行うことを目的とします。開催時期は夏休み中の後半の平日とし、西早稲田キャンパスから日帰りで往復可能な地区の企業事業所・工場・研究所を対象とします。昨年は神奈川横浜・厚木地区でしたが、今年は川崎・足柄地区を選定しました。本企画の主管は教室、交流委員は支援。見学は先生が引率、交流委員は同伴。
(見学学生対象者は昨年までB2に限定していましたが、今年はB1も含めることを3月度教室会議で了承されました。)

2.開催日時

    • 9月19日(木)

07:45     西早稲田、理工キャンパス63号館ロームスクエア前集合
08:00     バスに乗車・出発
18:45     理工キャンパス帰着・解散(バス内でアンケート記入、下車時回収) 

3.参加者

    • 応用化学科学生B2学生26名、B1学生14名、合計40名、引率・同伴者5名、合計45名
    • 引率教員 下記担任教員及び指導教員が引率
      B2 担任 細川誠 二郎准教授 及び 門間 聰之教授、野田 優教授 以上3名
      同伴交流委員 椎名 聡交流委員長(新36、日本航空)、関谷 紘一交流副委員長(新18、元昭和電工)、以上2名

4.見学先 (川崎・足柄地区)

 AM エリーパワー株式会社 川崎事業所(川崎区水江町)

    • 住所 〒210-0866 神奈川県川崎市川崎区水江町4-7  電話: 044-276-8113
    • 事業内容:家庭用及び産業用の大型リチウムイオン電池および蓄電システムの開発、製造、販売
    • 施設内容:当該事業所は該社の唯一の同上製品の生産工場

 PM テルモ株式会社 テルモ湘南センター内 テルモメディカルプラネックス (足柄)

    • 住所 〒259-0151 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 電話: 0465-81-4112(代) 
    • 事業内容:テルモは「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、3つのカンパニー(①心臓血管カンパニー、②ホスピタルカンパニー、③血液システムカンパニー)と7つ事業領域(①-1TIS事業・①-2ニューロバスキュラー事業・①-3カーディオバスキュラー事業・①-4血管事業、②-1ホスピタルシステム事業・②-2アライアンス事業、③血液システムカンパニー)を展開し、世界の医療現場と患者により良い製品とサービスを提供するために取り組んでいる。安全性や使いやすさを向上させる改良と改善、適正な使用のためのトレーニングの実施、また、医療現場全体の課題に応えられるようなシステムの提案などを通じて、医療の質の向上を追求している。
    • 施設内容:医療現場と同様の手術室やカテーテル室、模擬病室を有する総合医療トレーニング施設。該社製品の使用方法および使用手技の習熟のみならず、医師、看護師など医療従事者の技術向上の支援、顧客ニーズを取り入れた製品開発を進めるための環境・機能を整備している。

5.見学スケジュール

9:10      エリーパワー株式会社川崎事業所(川崎区水江町) 到着
9:10〜9:20   入場・会場誘導
9:20〜9:40   見学オリエンテーション(スケジュール/会社説明/工程説明)
9:40〜10:40   工場見学(2班に分かれて)
・定置用大型リチウムイオン電池工場見学
・停電&蓄電体験ルーム&同社電池の安全性試験見学
10:40〜11:10 早稲田応化を含むOB及び若手社員の方のご挨拶と簡単な業務説明 、及び同社副社長 河上様による該社事業と川崎事業所設備の概要説明

同社出席者(代表取締役副社長執行役員兼CTO 河上清源様*、常務執行役員 今井敏博様(応物OB)、上席執行役員 千葉道郎様、川崎業務部 長藤井康德様、生産技術部 中田様(応化OB)*、國宗様(総合機械OB)*、若手社員3名、人事部次長 玉井亜以子様*、浅井美玖様 (事務局)、以上11名、*印はコメンテーター)

11:10〜12:00 昼食
  ・テーブルに応化学生6名着席
  → 各テーブルに同社社員が1名以上着席し、食事をしながら会話を交わす形式

12:00〜12:15 クロージング、事務所前で集合記念写真撮影

 

12:15        バスに誘導、乗車、テルモ研究開発センター・テルモメディカルプラネックス(足柄)へ向け出発

13:45      テルモ湘南センター内 テルモメディカルプラネックス(足柄) 到着
13:45〜14:00 会場入室、企業及び施設概要説明、見学にあたりスケジュール、注意事項等説明
14:00〜16:00 施設見学・医療体験・最後に集合写真撮影

      プログラムは3グループに分かれて実施

16:00〜16:50 早稲田応化OBを含む先輩社員の方の業務紹介

 同社出席者(テルモメディカルプラネックス・シニアアドバイザー 黒田慎一郎様(応化OB新27回)*、研究開発推進部課長代理兼人事企画採用育成チームリーダー 北村隆始様、ホスピタルカンパニークリニカルサポート部エデュケーションプランニングチーム兼 テルモメディカルプラネックス主任 渡邊憲一様、評価センター 山口高輝様(電気情報生命・高松研、2015入社)*、コーポレートR&Dセンター 杉浦圭一様(2006教育学部生物学卒、2008理工学研究科生命理工専攻・加藤尚志研)*、研究開発推進部 人材育成チーム 綿奈部悠子様*、今泉夏香様*、以上7名、*印はコメンテーター)

16:50〜17:00 質疑応答
17:00〜17:10  バスに乗車・出発
18:45     西早稲田キャンパスに帰還、解散

  1. 見学後記
  • 今年は参加募集対象学生を昨年までのB2限定からB1及びB2に広げたこともあり、学生参加人数は昨年のB2生20名から40名(B1生14名、B2生26名)と大幅に増加しました。
  • エリーパワー川崎事業所、テルモ湘南センター内テルモメディカルプラネックス(足柄)とも見学受け入れには慣れており、かつ事前に当方の学生見学主旨を理解されており、両社の今回の見学ご担当(エリーパワー 玉井亜以子氏、テルモ 今泉夏香氏)はともに該社のご説明者を適切に人選され、会社及び当該事業所の概要説明、見学時の解説、見学終了後の両社技術者の方の業務歴説明も学部1年生、2年生に対し分かりやすい説明をされていました。
  • エリーパワー(川崎)では完全自動化された設備で、水分露点が厳しく管理された条件で、ほぼ無人製造ラインでリチウムイオン電池が製造、パッケージ化される工程を見学でき、事前に行きのバスの中で門間先生よりリチウムイオン電池の製造ラインの使命を制するのは水分濃度を下げること・露点を厳しく管理することとのアドバイス・講義を受けていた学生は、現実の製造ラインを見て納得したものと思われます。
  • 見学終了後のエリーパワー副社長 河上清源氏の、同社の創業、開発から大型リチウムイオン電池製造への経緯の説明で、当初の失敗体験、安全なリチウムイオン電池の製品化に注力し、他社や海外製品に対し優位な立場で事業展開できている等の内容は、学生に取っても大いに参考になったと思われます。
  • テルモメディカルプラネックス(足柄)では3班に分かれて医療現場と同様の手術室やカテーテル室、模擬病室等を見学し、実際の医療機器や医療治具がどの様に使用・操作されているかを確認した後、学生がカテーテル操作で模擬心臓冠動脈・脳冠動脈の梗塞部位をステントで拡大する体験と模擬上腕静脈から注射針で採血する体験ができ、学生に取って興味深い場になったと思われます。
  • 見学終了後のテルモシニアアドバイザー 黒田慎一郎氏(応化OB新27・高分子化学)の学生時代の研究と過ごし方、テルモ入社後の研究開発(血液分離技術)、米国駐在、研究開発・マーケティング、米国駐在、マーケティングに至る経緯でテルモでの業務を通じての経験談は学生に取って大いに参考になったと思われます。特に同氏が2008年~2018年に携わった血液バッグの開発から上市までの経緯で、市場開発→FS→製品開発→臨床試験→薬事申請→生産設計→量産化/製造→販売までのステップを通じ取り組んだ姿勢は参考になったと思います。
  • 但し、今回の見学では企業側の説明、レクチャーに時間が取られ、質疑応答の時間が殆ど取れなかったのは、学生に取って残念でした。
  • 帰りのバスで学生から回収した今回の見学会のアンケート結果も、見学会については実施方法、開催時期、見学先の選定、内容とも概ね好評であり、今後も継続を希望しております。今後の見学先の希望は総合化学(58%)、化粧品(35%)、鉄鋼金属(23%)、食品関係(23%)の順となっています。
  • 今回は参加募集学生対象をB1及びB2に広げ、参加学生が40名(当初申し込みは46名)に達したので、来年以降も対象学生はB1及びB2にしたいと思います。

 

  以上

(文責:交流委員会)

第8回早稲田応用化学会シニア会開催報告

 

 現在早稲田応用化学会シニア会は、第6回シニア会での動議により、早稲田応用化学会活動に参加してきたシニアの対象を若手に広げること(70歳以上から65歳以上へ)、および会の開催場所を新宿から本学の周辺にて開催することにしました。

 第8回シニア会は前回と同様に大隈庭園をガラス越しに鑑賞しえる楠亭(大隈会館内・教職員専用レストラン)にて10月9日(水)、15名が参加して、開催されました。

教職員食事時間終了後ということで午後3時から、世話役の下井將惟氏(新13)の司会のもと、乾杯の音頭は出席者最長老の田中照浩先輩(新5)の元気溌剌な発声により、開始されました。

 

大学関係者として、竜田邦明栄誉フェロー及び応用化学会会長の西出宏之特任研究教授(新20)がお忙しい中、駆けつけて下さいました。西出先生には会長の立場から、新企画「応化給付奨学金受給者の集い」および応化会今秋のイベント/講演会等の紹介がありました。

 

続いて新参加者の方々から各人のエピソードをご披露いただいただきました。里見多一氏(新22)からは財団法人里見奨学金の応用化学専攻への寄付が大学公認になった報告、魚森昌彦氏(新23)からは理化学研究所監事就任のいきさつと就任後後のエピソード、木村茂行氏(新13)からは学費節減の趣意を含めて修士課程東工大を経て博士課程ペンシルバニア大学修了の経緯、桜井博氏(新15)からは早稲田応用化学会募金委員会時代の苦労話および癌手術3回の壮絶たる闘病歴の話をご披露いただいた。

引き続き、河村宏先輩(新9)をかわきりに全員から一言二言を語っていただきました。ちなみに、河村先輩からは大学の給付奨学金枠の基準とその改革につながった里見奨学金への敬意と水野奨学金の枠の見直し検討中のお話しがありました。平中勇三郎氏(新14)からは、広報委員会の最近の活動状況が紹介され、その一つが早稲田応用化学会報のアーカイブの整備公開とのこと。早稲田應用化學會報、応化会だよりを経て1924年より継続されている本会報は、早稲田応用化学会の宝であり、その歴史そのものであること、会員が学生時代の様子も懐かしく思い出すことの出来るツールになると紹介されました。但し現時点でサイトの訪問者数は若干少なく、会員の皆様の積極的な訪問を期待したいと強調されました。田中照浩先輩には締めのご挨拶もお願いして、あっという間にお開きの時間を迎えてしまいました。記念の総合写真を撮影して、散会となりました。

早稲田応用化学会は歴代の会長をはじめとする多くの会員のご尽力により、組織がしっかり創られ、財政基盤が充実しつつあり、そして種々の活動が企画遂行されて今日に至っております。シニア会はシニア同士の懇親をあたためる場となっておりますが、応用化学会の発展をあたたかく見守り、影ながら支援するコミュニティとして存続できればと考えております。シニア会の世話役は今回から若干若返りました。引き続き、よろしくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

 

世話役:下井將惟(新13)、河野恭一(新14) 、河野善行(新25)
文責:世話役一同、写真:広報委員会 平中勇三郎)

 

教室会員受賞

2019年度

2019-10-08掲載

 本間 敬之(応用化学科 教授)

 The Electrochemical Society(米国電気化学会)
 ECS Fellow表彰
 2019年度

2019-10-04掲載

 安積 茉由(応用化学専攻 野田・花田研究室 M2)

 18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
 Student Program Impact Award
 2019年度

   馮 愷晟(応用化学専攻 野田・花田研究室 M2)

 18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
 Student Program Impact Award
 2019年度

    張 子豪(応用化学専攻 野田・花田研究室 M2)

 18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
 Student Program Impact Award
 2019年度

2019-09-26掲載

 竹野 友菜(応用化学専攻 関根研 M1)

 触媒学会
 天然ガスセッション発表最優秀賞
 2019年度

 細野 由希子(応用化学専攻 関根研 M1)

 触媒学会
 天然ガスセッション発表最優秀賞
 2019年度

 畠山 歓(応用化学科 小柳津・須賀研究室・講師(任期付))

 高分子学会
 広報委員会パブリシティ賞
 2019年度

 星野 浩慶(応用化学専攻 松方研究室M2)

 18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
 Student Program Impact Award
 2019年度

 野中 雄貴(応用化学専攻 松方研究室M2)

 18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
 Student Program Impact Award
 2019年度

 鈴木 豪太(応用化学専攻 松方研究室M2)

 18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
 Student Program Impact Award
 2019年度

 粕谷 壮史(応用化学専攻 松方研究室M2)

 18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
 Student Program Impact Award
 2019年度

 鳥本 万貴(応用化学専攻 関根研D1)

 触媒学会
 天然ガスセッション発表優秀賞
 2019年度

 桐田 奏(応用化学科 細川研究室 M1)

 日本農芸化学会関東支部2019年度大会
 優秀発表賞
 2019年度

 加藤 弘基(先進理工学研究科応用化学専攻 山口潤一郎研究室 M1)

 第10回サブウェイセミナー
 優秀ポスター賞
 2019年 

 須藤 絢音(先進理工学研究科応用化学専攻 山口潤一郎研究室 M1 M1)

 第9回フッ素化学若手の会
 優秀ポスター賞
 2019年度

2019-09-11掲載

 黒田  一幸(応用化学科 教授)

 International Sol Gel Society
 Life Achievement Award
 2019年度

 黒田  一幸(応用化学科 教授)

 International Sol Gel Society
 Fellow表彰
 2019年度

 松出 めぐみ(応用化学専攻 木野研究室 M1)

 生体触媒化学研究会
 第21回ベストプレゼンテーション賞
 2019年度

2019-09-03掲載

 村本 奈穂(応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研究室 M1)

 日本ゾルーゲル学会第17回討論会
 ベストポスター賞
 2019年度

2019-08-29掲載

 田中 秀明(応用化学専攻 野田・花田研究室 M1)

 化学工学会 関東支部
 化学工学会横浜大会 優秀学生賞
 2019年度

 吉田 啓佑(応用化学科 野田・花田研究室 B4)

 化学工学会 関東支部
 化学工学会横浜大会 優秀学生賞
 2019年度

 金子 健太郎(応用化学専攻 野田・花田研究室 M2)

 化学工学会 関東支部
 化学工学会横浜大会 優秀学生賞
 2019年度

 赤木 夏帆(応用化学専攻 野田・花田研究室 M1)

 化学工学会 関東支部
 化学工学会横浜大会 優秀学生賞
 2019年度

 田中  雄太(応用化学専攻 関根研  M1)

 The 8th Asia-Pacific Congress on CataIysis
 Best poster award
 2019年度

 都甲  健太(応用化学専攻 関根研  M2)

 触媒学会夏の研修会
 優秀ポスタ一発表賞
 2019年度

 

2019-08-08掲載

     直江 柾希(先進理工学研究科 応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研究室M2)
  
      3rd International Symposium on Silsesquioxanes-Based Functional Materials
      Poster Award SMF19
       2019年度

     彌冨 昌(先進理工学研究科 応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研究室M1)
  
      3rd International Symposium on Silsesquioxanes-Based Functional Materials
      Poster Award SMF19
       2019年度

2019-08-01掲載

     黒田 一幸(教授)
  
      日本セラミックス協会 
      フェロー表彰
       2019年度

2019-07-23掲載

     黒澤  美樹 (先進理工学研究科 応用化学専攻 山口潤一郎研究室 M1 )
  
      第54回有機反応若手の会
      ポスター講師賞
       2019年度

      一色 遼大 (先進理工学研究科 応用化学専攻 山口潤一郎研究室 D1 )
  
       第54回有機反応若手の会
       口頭発表賞
       2019年度

  赤羽 智紀 (先進理工学研究科 応用化学専攻 小柳津・須賀研 M2 )

  第68回高分子年次大会
       高分子学会優秀ポスタ一賞
       2019年度

  淺原  光太郎(先進理工学研究科 応用化学専攻 山口潤一郎研究室 M2 )

  JACI/GS0シンポジウム
       GSCポスタ一賞
        2019年度

2019-06-26掲載

  菅原 義之(理工学術院・各務記念材料技術研究所 教授)

  一般財団法人 粉体粉末冶金協会
  第57回研究功績賞
  2019年度

  手塚 稔季(応用化学専攻・小柳津・須賀研究室・M2)

  IUPAC 18th International Symposium Macromolecular-metal Complexes(MMC)
  BEST POSTER PRESENTATION
  2019年度

  平井 元康(応用化学専攻・小柳津・須賀研究室・M2)

  IUPAC 18th International Symposium Macromolecular-metal Complexes(MMC)
  BEST POSTER PRESENTATION
  2019年度

2019-06-05掲載

  細野 由希子(先進理工学・関根研究室・M1)

  石油学会
  第99回春季年会 学生講演賞
  2019年度

  村松 佳祐(先進理工学専攻・一貫性博士課程 4年・黒田・下嶋・和田研究室)

  日本化学会 第99回春季年会
  第99回春季年会 学生講演賞
  2019年度

      鈴木 伸(先進理工学部・応用化学科・助手・木野研究室)

  公益社団法人日本生物工学会
  第27回生物工学論文賞
  2019年度

  木野 邦器(先進理工学部・応用化学科・教授)

  公益社団法人日本生物工学会
  第27回生物工学論文賞
  2019年度

 

2019-4-23掲載

  山口 潤一郎(理工学術院・先進理工学部・教授)

  文部科学大臣表彰
  科学技術賞(理解増進部門)
  2019年度

  高橋 綾子 (応用化学専攻・関根研究室・M1)

       触媒学会
  学生ポスター発表賞
  2019年度

 

2018年度

2019-04-23掲載

  松野 敬成 (応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)

  早大・JXTGエネルギー組織連携運営委員会
  JXTGエネルギー優秀研究賞
  2018年度

       武藤 慶  (応用化学専攻・講師・山口研究室)

  早大・JXTGエネルギー組織連携運営委員会
  JXTGエネルギー優秀研究賞
  2018年度

2019-03-31掲載

  梶原 康輔 (応用化学科・野田・花田研究室・B4)

  化学工学会
  第84年会 優秀学生賞
  2018年度

  宗像 瀬文 (応用化学科・野田・花田研究室・B4)

  化学工学会
  第84年会 優秀学生賞
  2018年度

  吉江 優一 (応用化学科・野田・花田研究室・B4)

  化学工学会
  第84年会 優秀学生賞
  2018年度

  田中 秀明 (応用化学科・野田・花田研究室・B4)

  化学工学会
  第84年会 学生奨励賞
  2018年度

  藤巻 尚志 (応用化学専攻・松方研究室・M2)

  化学工学会
  第84年会 優秀学生賞
  2018年度

2019-03-14掲載

平沢 泉(応用化学専攻・教授)
化学工学会
化学工学会フェロー
2018年度

2019-02-18掲載

杉山 朋陽(応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)
The 12th SPSJ international Polymer Conference (IPC2018)
IPC2018 Young Scientist Poster Award
2018年度
佐々木 萌(応用化学専攻・教授)
日本ゼオライト学会
第34回ゼオライト研究発表会
若手優秀講演賞
2018年度

 

2019-02-04掲載

山口 真悠(応用化学専攻・小柳津・須賀研究室・助手・M2)
Asia-Pacific IntemationaI Conference on Perovskite,
Organic Photovoltaics and OptoeIectronics
Poster Award
2018年度(2019年1月受賞)

2019-01-17掲載

町田 慎吾(応用化学専攻・菅原研究室・助手・D3)
日本セラミック協会 第31回秋季シンボジウム
特定セッション「元素ブロツク材料の高機能化への合 成戦略」
学生優秀講演賞
2018年度

岡太 航(応用化学専攻・西出・小柳津・須賀研・修士2年)

12Th Aseanian Conference on Nano-hybrid Solar Cells(NHSC)
Best Poster Award
2018年度
菅井 啓介(応用化学専攻・西出・小柳津・須賀研・修士2年)
12Th Aseanian Conference on Nano-hybrid Solar Cells(NHSC)
Best Poster Award
2018年度

2018-12-17掲載

廣田 佳弥(応用化学専攻・黒田・下嶋・和田 研究室・修士2年)
日本化学会 第8回0SJ化学フェスタ2018

優秀ポスタ一発表賞
2018年度

2018-12-13掲載

女部田勇介(応用化学専攻・本間研究室・修士2年)
電気化学会関東支部
第36回夏の学校
優秀ボスタ一賞
2018年度
女部田勇介(応用化学専攻・本間研究室・修士2年)
6th DGIST-Waseda Workshop on Eleotrochemistry

Best Poster Presentation Award
2018年度

牛木涼友(応用化学専攻・松方研究室・D3)

日本ゼオライト学会
第34回ゼオライト研究発表会
若手優秀講演賞
2018年度

2018-11-23掲載

赤羽 智紀(応用化学専攻・小柳津・須賀研究室・M1)
第8回0SJ化学フェスタ2018 
優秀ボスタ一発表賞
2018年度

2018-11-16掲載

一色 遼大(応用化学専攻・山口潤一郎研究室・M2)
有機合成化学協会
第114回有機合成シンポジウム
優秀ボスタ一賞
2018年度
並木 克也(応用化学専攻・野田・花田研究室・M2)
化学工学会
第50秋季大会反応工学部会 CVD反応分科会
学生奨励賞
2018年度

山片 豪(応用化学専攻・野田・花田研究室・M2)

化学工学会
6th DGIST-WASEDA Workshop on Electrochemistry
Best Poster Presentation Award
2018年度

2018-11-02掲載

阿部 りさこ(応用化学専攻・平沢・小堀研究室・M1)
化学工学会・室蘭大会
学生賞・奨励賞
2018年度
程 鹿々(応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)
2018年度・第5回 ZAIKENフェスタ
最優秀ポスター賞
2018年度
古川 周平(応用化学専攻・小栁津・須賀研究室・M1)
The 7th International Seminar on Green Energy Conversion
Poster Award
2018年度
堺 竜哉(応用化学専攻・関根研究室・M1)
石油学会60周年記念大会
優秀ポスター賞
2018年度
山田 研成(応用化学専攻・関根研究室・M1)
石油学会60周年記念大会
優秀ポスター賞
2018年度

2018-09-26掲載

杉山 朋陽(応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)
日本ゾル・ゲル学会
第16回討論会 ベストポスター賞
2018年度
廣田 佳弥 (応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)
日本ゾル・ゲル学会
第16回討論会 ベストポスター賞
2018年度

2018-08-23掲載

齊籐 杏実(応用化学専攻・山口研究室・M1)
第9回サブウエイセミナー
優秀ポスター賞
2018年8月
矢部 智宏(応用化学専攻・関根研究室・講師(理工総研次席研究員))
TOCATS(触媒学会)
BEST POSTER AWARD
2018年度
堺 竜哉(応用化学専攻・関根研究室・M1)
TOCATS(触媒学会)
Catal. Sci. Technol. Awrd (Royal Society of Chemistry)
2018年度
川上 慧(応用化学専攻・野田・花田研究室・LD1)
化学工学会 北海道支部・東北支部・関東支部
化学工学会室蘭大会2018 学生特別賞 
2018年8月
金澤 優貴(応用化学専攻・野田・花田研究室・M1)
化学工学会 北海道支部・東北支部・関東支部
化学工学会室蘭大会2018 学生奨励賞 
2018年8月
野田 優(野田・花田研究室・教授)
日本学術振興会
特別研究員等審査会専門委員(書面堪能)表彰 
2018年8月

2018-07-22掲載

堤 優也(応用化学専攻・本間研究室 M1)
電子情報通信学会
磁気記録・情報ストレージ研究専門委員長賞 2018年度

2018-07-2 掲載

真鍋 亮(先進理工学専攻・応化 関根研究室 D3修了)
先端技術大賞
フジテレビジョン賞 2018年度
高田 要(応用化学専攻・小栁津・須賀研究室 M2)
The 8th International Symposium on Polymer Chemistry (PC2018)
優秀ポスター発表賞 2018年度

2018-06-04掲載

引間 雅菜(応用化学科・本間研究室 B4)
電気化学会 第85回大会 ポスター賞
2017年度
2017年度の受賞ですが掲載しています。
鳥本 万貴(応用化学専攻・関根研究室 M2)
石油学会 最優秀ポスター賞
2018年度
福田 紘征(応用化学専攻・松方研究室 M2)
日本膜学会 第40回総会学生賞
2018年度
猪村 直子(応用化学専攻・平沢・小堀研究室 博士課程)
化学工学会
「Jouranal of Chemical Engineering of Japan]
 Outstanding Paper Award 2017
2018年度

 

 

 

関西支部(早桜会)第11回早桜会講演会報告

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第11回早桜会講演会を2019年9月28日(土)15時~17時、中央電気倶楽部(大阪堂島浜)にて開催しました。

今回の講師は企業技術者・管理者としてご活躍中の原 敬 氏(新36回平田研 JXTGエネルギー(株)執行役員 根岸製油所長 )で「石油精製技術の歴史と今後の展望」と題してご講演頂きました。

 

石油精製の初期から現在に至るまでの製品の高品質化・高付加価値化を目指した技術革新の歴史、AI・ビッグデータなど周辺技術の活用が進んだ今後の石油精製、更には原油の用途開発、原油価格、シェールガス・オイルの復権、原油市場の変化など、多角的な視野で分かり易く解説頂きました。参加者からもCO2・エネルギー資源問題から人事、安全管理、教育など多岐にわたる内容で活発に意見が交わされ、大変盛況でした。
 講演会終了後は中央電気クラブ特別食堂にて懇親を深め、大変有意義な懇話会となりました。

出席者:津田實(新7回)、井上征四郎(新12回)、市橋宏(新17回)、田中航次(新17回)、岡野泰則(新33回)、斎藤幸一(新33回)、原 敬(新36回)、脇田克也(新36回)、高田隆裕(新37回)、古谷敦(新38回)、工藤周三(新39回)、高島圭介(新48回)、遠藤文子(新50回)、數田昭典(新51回)、澤村健一(新53年)、本田裕樹(新57回)、陳鴻(新59回)、古田武史(新61回)、桜井沙織(新64回)(文責 新53回 澤村)


新制16回 同期会開催報告

私たちの卒業年が昭和41年であったことから、応化41会(おかしい会)と呼び、今年しばらくぶり(前回2015年10月開催)に、2019.3.19に上野公園、韻松亭で開催しました。本当は桜が咲く時期が目標でしたが、会場の予約が間近でないと出来ないなどの理由で、若干早く(しかし桜は早そうだったので、開花している事も期待していました)開催しました。それでも桜を待ちわびた人の多いこと。沢山の人出の中で、メンバーを見つけるのが大変でした。桜も数本満開で私たちを迎えてくれました。

参加いただいた方は20名、長野県、愛知県など遠方からもお出かけくださいました。

まずは久しぶりなので近況紹介を始めました。はじめは?と名前が出てこない仲間もおりましたが、時間の経過とともに昔の顔が浮かんできて、近況紹介になると和気藹々で質疑も飛び交い、楽しい時を過ごすことが出来ました。

 近況を大別すると、趣味に関してが一番であった。時間的余裕が出来、多方面の趣味の紹介がありました。教養、運動など。次には体調の件、やはりどこかしら病があり、手術をされた方、投薬中の方など様々。また今後訪れるであろう認知症や老化予防の話題など、話は尽きず、途中にはさんだ歓談時間を含め予定した時間はあっという間に過ぎ、次回幹事に、山形氏、遠藤氏を選出し、閉会となりました。

幹事としては、名簿の維持が課題であることを痛感しました。応化会の名簿も情報公開の面で頼りに出来なくなりました。会合の通知が出来ない方もだんだん増えました。メールの通知もありますが、郵便による方法が確かであると痛感しました。

次回はもっと沢山の仲間の出席を期待しています。

今回出席された方は 井上(凱)、植木、遠藤(恒)、大木、大田黒(岡崎)、岡田(雄)、長田、川村、木村(武)、田原、鶴丸、中川、野本、殿、宮島、森、安井、山形、横山、萬の方々(敬称略)でした。

(文責 幹事 安井清)

 

第33回交流会講演会の報告

講演日時:2019 年7月6日(土)15:00~16:45
講演会場:57号館2階201教室  引き続き63号館1階ロームスクエアで懇親会を実施
講演者 :宮坂力先生 (桐蔭横浜大学 医用工学部 特任教授)
演題 :『理工の応用化学科から発展した光発電の研究』
副題 : ーペロブスカイト太陽電池の飛躍的研究展開ー

講演者略歴
1976年 理工学部 応用化学科 卒業(新26回、土田研究室)
1981年 東京大学大学院 工学系研究科 合成化学博士課程 修了
1981~2001年 富士写真フイルム(株) 勤務
2001年 桐蔭横浜大学 工学部 大学院工学研究科 教授就任
2017年1月 日本化学会賞 受賞
2017年4月 桐蔭横浜大学 医用工学部 特任教授就任
2017年9月クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞 受賞
2019年3月 応用物理学会業績賞 受賞

【講演会】
<講演までの会場の様子>
宮坂先生は日独化学会のオーケストラのコンサートマスターの経験があり、会場では講演開始までの間、2011年にブレーメンで開催された学会で演奏されたオーケストラの映像を流し、和らいだ雰囲気になっていました。
また、受付には、宮坂先生に持ってきていただいた1976年の応化卒業アルバムを同世代の参加者は懐かしそうにページを送っていました。

<講演に先立ち>
西出会長から、宮坂先生との長いお付き合いについて、研究室時代の写真やエピソード、また、“将来を予測した”ユニークなスピーチで紹介が行われ、椎名交流委員長の司会で講演会が開催されました。
参加者:教員・OB/OG・講演会関係者74名、学生71名、合計145名(参加者ベース)

スピーチ:西出会長

司会:椎名交流委員長

<大学での研究>
・早稲田大学時代
土田研究室で、「高分子錯体を用いた炭酸ガスの還元」のテーマの研究を行いました。
当時の研究室の写真から、当時は研究室(間)の人間関係についても触れられました。

宮坂力特任教授

・東京大学時代
早稲田大学時代に興味を持った光エネルギーに関するテーマ「光電気化学を用いた光合成の人工モデル」について研究を行いました。具体的には、酸化スズ電極にLB(Langmuir-Blodgett)法を使ってクロロフィルを被覆して光応答を増感電流として取り出す研究でした。

<富士フイルムでの研究>
ハロゲン化銀を使った色素増感太陽電池、バイオセンサー、人工網膜、リチウム二次電池などの研究開発を行いました。
人工網膜の研究では、秋葉原で自ら抵抗、オペアンプなどの部品を買い集めて光電変換を検証するユニットを作成しました。
<桐蔭横浜大学/ペクセル・テクノロジーズ>
桐蔭横浜大学では、最初、DSSC(色素増感型太陽電池)の開発を行いました。
最近ではIoTの動きの中で、室内で使うようなデバイス、アプリケーションが登場し、改めて注目されています。
2004年に設立したベンチャー企業:ペクセル・テクノロジーズでは新規太陽電池の開発と計測機器の開発を行ってきています。ペクセル・テクノロジーズ社にCRESTの研究経験者が加わったことがきっかけで、桐蔭横浜大学でペロブスカイト太陽電池の研究がテーマ化し、その後、グローバルネットワークの研究者の開発により、高効率の太陽電池への実現が加速しました。
ペロブスカイト構造は1839年に発見されており、また、光伝導性が1950年代には調べられていましたが、その後半世紀以上も光電変換に応用する研究が無かったのは驚きと考えます。
効率は、今後25%を超えることが予測されており、今後実用化の点ではIoT分野への応用やフレキシブル化が期待されています。また、効率・耐久性の向上や非Pb系材料の開発も行われています。

ご講演のプレゼン資料は下記「資料庫へ」のボタンからご参照下さい。閲覧には資料庫のパスワードが必要です。
   

 

質疑:神守学生委員長

 

 

<質疑応答>
講演後、宮坂先生と聴講者の間で、ペロブスカイト太陽電池の実用化、日本の強み、人とのつながりの重要性、新しい分野への関心などについての質疑とレスポンスのやりとりが行われました。

 

【懇親会】
講演会終了後、会場を63号館1階ロームスクエアに移して懇親会が開催されました。
参加者;教員・OB/OG・講演会関係者61名、学生39名、合計100名
安達交流委員の司会のもと、応用化学会橋本副会長の挨拶と乾杯のご発声の後、懇親会が始まりました。
講演会後の懇親会では毎回見かける光景ですが、講師を囲んで、あるいはシニアOB/OG、現役OB/OG、教員および学生が入り混じっての懇談の輪が会場のあちこちに開いて、盛大な懇親会となりました。
今回は、応援部学生に協力をお願いし、懇親会後半に校歌、エールで参加者が声をあわせ、よりいっそう応化会での一体感を感じるものとなりました。

応援部学生による校歌、エール

最後に、関谷交流副委員長の中締めと閉会の挨拶の後、神守学生委員長の一本締めにて解散となりました。

 

*懇親会後、宮坂先生を囲んで、同期会も行われていたとのことでした。

(文責:交流委員会)

――― 以上 ―――

第21回 先生への突撃インタビュー(小栁津研一教授)

小栁津研一教授

「先生への突撃インタビュー」に小栁津研一教授にご登場願うことにしました。
今回も学生にインタビュアーとして参加をしてもらい、応化会の本来の姿である先生・学生・OBの3者による合作を目指しました。小栁津先生にも快く賛同していただきましたことを、この場をお借りしてお礼申し上げます。

小栁津先生のプロフィール
1990年早稲田大学理工学部応用化学科卒。 
1995年早稲田大学大学院博士後期課程修了。同大学理工学部応用化学科助手。
1997年早稲田大学理工学総合研究センター講師。
2003年東京理科大学総合研究所助教授。
2007年早稲田大学理工学術院准教授。
2012年より早稲田大学理工学術院教授。
2002年日本化学会進歩賞、2013年に文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)を受賞。

・先生が研究に本格的に取り組み始めたキッカケはなんですか?  
      ~論文が採択されたとき~

高校生の頃から理科系に好奇心があり、早稲田の応用化学科に入りました。研究室配属から卒業研究を経て修士課程までは特段のエピソードもなく,最も興味のあった高分子を選び、土田英俊先生の研究室で過ごしていました。博士課程に入ってからは,研究そのものだけでなく,研究室生活に関する思い出が数多くあり,それらが研究に取り組むキッカケになったと思います。例えば,博士課程の後半にやっと研究が纏まり、苦労して仕上げた論文原稿を持って夜遅くに吉祥寺の土田先生の御宅までお邪魔して,最終チェックをお願いしたことがあります。米国化学会ACS宛のカバーレターに先生のサインをいただき,「では明朝,郵便局が開いたらすぐ出します」と言ったら先生にひどく叱られました。朝まで時間を無駄にするとは何事かね,東京駅の中央郵便局は24時間開いているから,今すぐ行って投函してきなさいと怒られ慌てて中央線の終電に飛び乗って行きました。当時よく使ったEMS国際郵便のオレンジ色のマークのついた封筒は遠くからでも目立つのですが,深夜の郵便局に行ったら同じ封筒を抱えて青い顔して窓口に並んでいる自分と似たような奴が多勢いまして,何となく彼らと競争しているのだという気持ちが湧いてきました。私はのんびりした学生だったので,今から思えばそれが先生の狙いだったのかも知れません。現在の電子ジャーナルと違って,当時は採否通知も郵便で来ました。ACSからの返事は一目でそれとわかる赤と青の模様のついた封筒に入っていて,恐る恐る開封すると目に飛び込んでくる最初の文章がWe are pleased to accept・・・か,それともWe regret to inform youかで運命が分かれます。何度かリジェクトされても諦めず粘った改訂稿が遂にアクセプトされた日の嬉しさといえば最高で,それが道を決める本当のキッカケになったのかもしれません。

・技術的内容で先生がポイントと考えておられる点はなんですか?
   ~電子移動や電子授受を制御して、エネルギーに関連した新しい高分子を作りたい~

研究のキャリアを積む過程で早稲田から一時期米国CaltechのFred Anson先生の研究室に行かせていただき,その後は東京理科大,早稲田と動いてきました。10年余り前に早稲田へ戻ってきた時,西出宏之先生のラジカル電池に関する大きなプロジェクトの中で、広い意味でのレドックスポリマーに拡張して有機電池に適用する研究を始めたことが現在の研究につながっています。有機(高分子)電池は、環境に優しい、軽い、柔軟性があるなどの大きな特徴があり、有機物のみから構成できる唯一の電源として,実際に用途が広がりつつあります。特に、パワーが大きくとれることが特徴で、エネルギーの貯蓄密度の点でも十分に対応出来る状況になってきました。無機材料との対比で特徴を活かせる高分子材料を,これからも提案していきたいと思っています。現在、研究室ではデータ科学による「マテリアルズ・インフォマティックス」の手法も取り入れて挑戦を続けています。 

・先生の研究理念を教えてください。 
   ~着実な成果を積み上げていけば、新しいことがわかるはず~

研究は地道な積み重ねだと思っています。地味でもいいから確実な研究成果を積み上げていくようなスタイルで、必ず何か新しいことがわかるはずだと思っています。

一つの具体例としては、ある化合物の重合反応が進行する理屈を調べていたとき,多くの実験データを組み合わせたら電子の動きが上手く制御されていることが初めてわかりました。電子移動を制御することで、これまでにない方法で高分子が作れることを知ったことが、有機電池の研究に取り組むきっかけにもなりましたし、そういったやり方は,理念というにはおこがましいですが,少なくても信条にはなっています。

・これからの研究の展望を聞かせてください。
   ~エネルギーに関連した機能性高分子を提案し続けたい~

現在取り組んでいる研究をお話してきましたが、対応する応用分野はかなり広がっています。

対象としている機能物性も電池や水素貯蔵などが当面の領域ですが、新しいイオン伝導体やイオン選択透過膜への展開も視野に入れて取り組んでいます。用途分野の進展は速く,対応する研究領域そのものが拡大しているので、我々の研究もそれを意識して続けたいと思っています。

・応用化学会の活動への期待を聞かせてください。
   ~学生にとって貴重な組織~

応用化学会は、現役学生に対して様々な支援をいただいており、また多様な交流活動の機会を通してエンカレッジしていただき、非常に有り難い組織であると感謝しています。大学の一学科の同窓組織としては国内屈指の活力を有し,教員や学生に絶えず刺激を与えていただいているので,応化会あっての応用化学科でもあります。応化会は,社会で活躍されるOB・OGの皆さんと現役学生,教員間の貴重な架け橋になっています。是非これからも活発な活動を継続していただけたら有り難く思います。

・100周年を迎えた応用化学科についてコメントを聞かせてください。
   ~遠い将来200周年の時に振り返ってもらえるようでありたい~

100周年を機にこれまで応用化学科が歩んできた歴史を振り返り、諸先輩方が積み上げてきた伝統の重みをあらためて感じています。良い伝統はきちんと後世に伝えることが大切です。今から100年後の,応用化学科200周年の時に,現在の応用化学科がどうであったかを振り返ってもらえるようでありたいです。

・21世紀を担う皆さんへのメッセージをお願いします。
   ~新しい方法論を身につけ、新しい価値に適応し,活躍して欲しい~

今の時代は変化がますます加速しています。ビッグデータやAIの活用は当たり前になり,現役学生が社会を支える時代はさらに次の技術や価値観が求められると思います。グローバル化を含め,新しい方法論と自らをバージョンアップする能力を身に着け,是非ともこれからの競争を勝ち抜いて行って欲しいと思います。

参考資料:

インタビュアー&文責: 佐藤 由弥〈学生広報班チーフ)、井上 健(新19回)

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石川研究室同門会懇親会2019開催報告

  石川研究室同門懇親会は、毎年回を重ねて今年で18回になりました。毎年続いているのは、同門の皆さんが積極的に参加していただいていること、また同門に限らず、城塚研、森田研等の多くの研究室の卒業生の方々が参加していただいている賜物です。

  今年は数寄屋橋のニュートキョービアホールの1階(貸切)に総勢26名が参加しました。東京のど真ん中にありながらも、その会場は参加者の距離感や催し物や料理を楽しむのに程よい空間でした。

  今年の幹事代表 新井信次(s43年卒)さんの開会の挨拶で始まりました。そして今年は関谷さん(s43年卒)司会進行により、恒例により最も年度が早い卒業生の中西昭満さん(s34年卒)の乾杯の音頭となりました。中西さんは本会の発足当初に代表補佐を務められています。今年は参加者の名簿(卒業年次順)の筆頭になっていたので時代の流れを感じている旨の挨拶に続き、乾杯となりました。

  しばらく歓談した後にアトラクションになりました。今年は三上薫さんによるアコーディオン 演奏でした。曲目はほぼシャンソンで、会員のほとんどが口ずさんだり、聞き覚えがあるような懐かしい曲でした。生演奏ですので臨場感を楽しみ、オコーディオンの振動を体で感じつつ、生の音質に聞き惚れながら、お酒も進みました。その後校歌斉唱等で締めくくり、来年の再開を誓いました。

  来年2020年は6月6日(土)を予定していますので、ご都合の許す方はぜひ参加してください。

(大根田 記)