会員」カテゴリーアーカイブ

第10回フォーラム「企業が求める人材像」開催のご案内

―化学の未来を語らう―

日時:10月5日(土) 15:00~17:30(開場14:30)
会場:西早稲田キャンパス63号館2階03教室
服装:カジュアルな服装でお越し下さい

 

 

第10回となる今回のフォーラム「企業が求める人材像」のサブテーマは「化学の未来を語らう」です。
和田宏明応用化学科教授が司会を務めますが、本年度は2人の先生をパネリストとしてお迎えし、参加者全員で化学の未来について考えていきます。
OB・OGの方々、学生諸君の奮ってのご参加を歓迎いたします。参加の皆様より、忌憚のないご意見を頂き、活発な議論が行われることを期待しています。

(応化会学生委員会交流部会)

早稲田応用化学会中部支部第16回交流会開催のご案内

早稲田応用化学会中部支部第16回交流会開催のご案内
2019年11月23日(土)16:00~20:00
早稲田大学先進理工学部応用化学科教授 平沢 泉氏 
“晶析工学の知恵を活用して社会に貢献する”

第16回中部支部交流会は、平沢泉教授をお招き致します。
21世紀の化学産業は、環境にやさしい高付加価値製品の効率的な生産プロセスの開発が課題となっており、この為には、高品位の結晶製品を創り上げる晶析工学を駆使した結晶化技術が重要な役割を占めております。
長年晶析工学の研究開発に取り組んで来られた平沢泉教授より、最先端晶析工学とその応用プロセスや、現在取り組んでおられる環境・リサイクル分野での研究開発などをご紹介頂きます。
新製品やプロセスの開発に取り組んでおられる現役会員をはじめ、会員皆様にとっては大変有用な講演ですので、是非ご参加頂きますようご案内致します。
講演終了後は平沢教授との懇談会を予定しておりまので、お誘いあわせの上、多数ご参加下さいますようご案内致します。
平沢研卒業の皆様には、絶好の懇親の機会ですので奮ってご参加頂ければ幸いです。

早稲田応用化学会中部支部
支部長 三島 邦男

1.演題   「晶析工学の知恵を活用して社会に貢献する」
2.講師   平沢泉教授
   【略歴】1978年 早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了、 1988年 工学博士
            1978-1989年 (株)荏原インフィルコ荏原総研勤務
            1989年 早稲田大学理工学部応用化学科助教授就任、1995年 同教授就任
             2015年 早稲田大学環境保全センター所長就任
3.日時 2019年11月23日(土) 受付16:00より
    講演会 16:30~18:00   懇談会 18:00~20:00
4.場所  名古屋ダイヤビル2号館(JR名古屋駅桜通口より徒歩3分)
        URL:http://www.nagoya-dbtec.co.jp/acsess.html (リンク終了)
      講演会 271号室
              懇談会 同ビル1階喫茶「サンディア」
5.懇談会 会費 3,000円  (初めて参加される方は無料です)
6.参加申し込みはこちらから⇒ 参加申込はこちら。 
準備の都合上、来る11月15日(金)までに申し込み願います。
お問い合わせ先:応化会中部支部代表幹事 堤 正之
                     E-mail:m.tsutsumi@fuga.ocn.ne.jp                                                                      以上

第11回早桜会(早稲田応化会関西支部)講演会の案内

第11回早桜会(早稲田応化会関西支部)講演会の案内

毎年秋に開催している早桜会(早稲田応化会関西支部)講演会を第11回として、下記要領で開催します。

今回の講師は、企業技術者・管理者としてご活躍中のJXTGエネルギー(株)原敬氏です。応用化学科卒業生にとって、石油は親しみのある存在ですが、その事業、技術の実際は意外とご存知ない方も多いかと思います。今回は、石油精製の歴史を踏まえ、事業の詳細を語っていただきます。
ぜひ奮ってご出席ください。

第11回早桜会講演会
  • 日時:2019年9月28日(土)15:00~17:00
  • 場所:中央電気倶楽部 213号室;大阪市北区堂島浜2-1-25
    ウエブページ
  • 講師:原敬(新36回 平田研)氏 JXTGエネルギー(株)執行役員 根岸製油所長
  • 演題:「石油の利用と技術の進歩」
講師からのメッセージ

原油は1300年代から灯油として利用が始まったが、最初の石油精製技術である単蒸留が開始されたのが1850年代である。
それ以降、現在に至るまで精製技術は製品の高品質化・高付加価値化を目指して進化を続けており、その技術革新の歴史を振り返る。

懇親会:17:00~19:00
  • 中央電気倶楽部 特別食堂
  • 会費 5,000円(卒後又は修了後2年間は2,000円)

ご出席の方は、下記メールにご連絡ください。
お手数ですが、アドレスを入力して送信ください。早桜会担当:田中航次、市橋宏、澤村健一

新制16回 同期会開催報告

私たちの卒業年が昭和41年であったことから、応化41会(おかしい会)と呼び、今年しばらくぶり(前回2015年10月開催)に、2019.3.19に上野公園、韻松亭で開催しました。本当は桜が咲く時期が目標でしたが、会場の予約が間近でないと出来ないなどの理由で、若干早く(しかし桜は早そうだったので、開花している事も期待していました)開催しました。それでも桜を待ちわびた人の多いこと。沢山の人出の中で、メンバーを見つけるのが大変でした。桜も数本満開で私たちを迎えてくれました。

参加いただいた方は20名、長野県、愛知県など遠方からもお出かけくださいました。

まずは久しぶりなので近況紹介を始めました。はじめは?と名前が出てこない仲間もおりましたが、時間の経過とともに昔の顔が浮かんできて、近況紹介になると和気藹々で質疑も飛び交い、楽しい時を過ごすことが出来ました。

 近況を大別すると、趣味に関してが一番であった。時間的余裕が出来、多方面の趣味の紹介がありました。教養、運動など。次には体調の件、やはりどこかしら病があり、手術をされた方、投薬中の方など様々。また今後訪れるであろう認知症や老化予防の話題など、話は尽きず、途中にはさんだ歓談時間を含め予定した時間はあっという間に過ぎ、次回幹事に、山形氏、遠藤氏を選出し、閉会となりました。

幹事としては、名簿の維持が課題であることを痛感しました。応化会の名簿も情報公開の面で頼りに出来なくなりました。会合の通知が出来ない方もだんだん増えました。メールの通知もありますが、郵便による方法が確かであると痛感しました。

次回はもっと沢山の仲間の出席を期待しています。

今回出席された方は 井上(凱)、植木、遠藤(恒)、大木、大田黒(岡崎)、岡田(雄)、長田、川村、木村(武)、田原、鶴丸、中川、野本、殿、宮島、森、安井、山形、横山、萬の方々(敬称略)でした。

(文責 幹事 安井清)

 

第21回 先生への突撃インタビュー(小栁津研一教授)

小栁津研一教授

「先生への突撃インタビュー」に小栁津研一教授にご登場願うことにしました。
今回も学生にインタビュアーとして参加をしてもらい、応化会の本来の姿である先生・学生・OBの3者による合作を目指しました。小栁津先生にも快く賛同していただきましたことを、この場をお借りしてお礼申し上げます。

小栁津先生のプロフィール
1990年早稲田大学理工学部応用化学科卒。 
1995年早稲田大学大学院博士後期課程修了。同大学理工学部応用化学科助手。
1997年早稲田大学理工学総合研究センター講師。
2003年東京理科大学総合研究所助教授。
2007年早稲田大学理工学術院准教授。
2012年より早稲田大学理工学術院教授。
2002年日本化学会進歩賞、2013年に文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)を受賞。

・先生が研究に本格的に取り組み始めたキッカケはなんですか?  
      ~論文が採択されたとき~

高校生の頃から理科系に好奇心があり、早稲田の応用化学科に入りました。研究室配属から卒業研究を経て修士課程までは特段のエピソードもなく,最も興味のあった高分子を選び、土田英俊先生の研究室で過ごしていました。博士課程に入ってからは,研究そのものだけでなく,研究室生活に関する思い出が数多くあり,それらが研究に取り組むキッカケになったと思います。例えば,博士課程の後半にやっと研究が纏まり、苦労して仕上げた論文原稿を持って夜遅くに吉祥寺の土田先生の御宅までお邪魔して,最終チェックをお願いしたことがあります。米国化学会ACS宛のカバーレターに先生のサインをいただき,「では明朝,郵便局が開いたらすぐ出します」と言ったら先生にひどく叱られました。朝まで時間を無駄にするとは何事かね,東京駅の中央郵便局は24時間開いているから,今すぐ行って投函してきなさいと怒られ慌てて中央線の終電に飛び乗って行きました。当時よく使ったEMS国際郵便のオレンジ色のマークのついた封筒は遠くからでも目立つのですが,深夜の郵便局に行ったら同じ封筒を抱えて青い顔して窓口に並んでいる自分と似たような奴が多勢いまして,何となく彼らと競争しているのだという気持ちが湧いてきました。私はのんびりした学生だったので,今から思えばそれが先生の狙いだったのかも知れません。現在の電子ジャーナルと違って,当時は採否通知も郵便で来ました。ACSからの返事は一目でそれとわかる赤と青の模様のついた封筒に入っていて,恐る恐る開封すると目に飛び込んでくる最初の文章がWe are pleased to accept・・・か,それともWe regret to inform youかで運命が分かれます。何度かリジェクトされても諦めず粘った改訂稿が遂にアクセプトされた日の嬉しさといえば最高で,それが道を決める本当のキッカケになったのかもしれません。

・技術的内容で先生がポイントと考えておられる点はなんですか?
   ~電子移動や電子授受を制御して、エネルギーに関連した新しい高分子を作りたい~

研究のキャリアを積む過程で早稲田から一時期米国CaltechのFred Anson先生の研究室に行かせていただき,その後は東京理科大,早稲田と動いてきました。10年余り前に早稲田へ戻ってきた時,西出宏之先生のラジカル電池に関する大きなプロジェクトの中で、広い意味でのレドックスポリマーに拡張して有機電池に適用する研究を始めたことが現在の研究につながっています。有機(高分子)電池は、環境に優しい、軽い、柔軟性があるなどの大きな特徴があり、有機物のみから構成できる唯一の電源として,実際に用途が広がりつつあります。特に、パワーが大きくとれることが特徴で、エネルギーの貯蓄密度の点でも十分に対応出来る状況になってきました。無機材料との対比で特徴を活かせる高分子材料を,これからも提案していきたいと思っています。現在、研究室ではデータ科学による「マテリアルズ・インフォマティックス」の手法も取り入れて挑戦を続けています。 

・先生の研究理念を教えてください。 
   ~着実な成果を積み上げていけば、新しいことがわかるはず~

研究は地道な積み重ねだと思っています。地味でもいいから確実な研究成果を積み上げていくようなスタイルで、必ず何か新しいことがわかるはずだと思っています。

一つの具体例としては、ある化合物の重合反応が進行する理屈を調べていたとき,多くの実験データを組み合わせたら電子の動きが上手く制御されていることが初めてわかりました。電子移動を制御することで、これまでにない方法で高分子が作れることを知ったことが、有機電池の研究に取り組むきっかけにもなりましたし、そういったやり方は,理念というにはおこがましいですが,少なくても信条にはなっています。

・これからの研究の展望を聞かせてください。
   ~エネルギーに関連した機能性高分子を提案し続けたい~

現在取り組んでいる研究をお話してきましたが、対応する応用分野はかなり広がっています。

対象としている機能物性も電池や水素貯蔵などが当面の領域ですが、新しいイオン伝導体やイオン選択透過膜への展開も視野に入れて取り組んでいます。用途分野の進展は速く,対応する研究領域そのものが拡大しているので、我々の研究もそれを意識して続けたいと思っています。

・応用化学会の活動への期待を聞かせてください。
   ~学生にとって貴重な組織~

応用化学会は、現役学生に対して様々な支援をいただいており、また多様な交流活動の機会を通してエンカレッジしていただき、非常に有り難い組織であると感謝しています。大学の一学科の同窓組織としては国内屈指の活力を有し,教員や学生に絶えず刺激を与えていただいているので,応化会あっての応用化学科でもあります。応化会は,社会で活躍されるOB・OGの皆さんと現役学生,教員間の貴重な架け橋になっています。是非これからも活発な活動を継続していただけたら有り難く思います。

・100周年を迎えた応用化学科についてコメントを聞かせてください。
   ~遠い将来200周年の時に振り返ってもらえるようでありたい~

100周年を機にこれまで応用化学科が歩んできた歴史を振り返り、諸先輩方が積み上げてきた伝統の重みをあらためて感じています。良い伝統はきちんと後世に伝えることが大切です。今から100年後の,応用化学科200周年の時に,現在の応用化学科がどうであったかを振り返ってもらえるようでありたいです。

・21世紀を担う皆さんへのメッセージをお願いします。
   ~新しい方法論を身につけ、新しい価値に適応し,活躍して欲しい~

今の時代は変化がますます加速しています。ビッグデータやAIの活用は当たり前になり,現役学生が社会を支える時代はさらに次の技術や価値観が求められると思います。グローバル化を含め,新しい方法論と自らをバージョンアップする能力を身に着け,是非ともこれからの競争を勝ち抜いて行って欲しいと思います。

参考資料:

インタビュアー&文責: 佐藤 由弥〈学生広報班チーフ)、井上 健(新19回)

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過去の突撃インタビュー

石川研究室同門会懇親会2019開催報告

  石川研究室同門懇親会は、毎年回を重ねて今年で18回になりました。毎年続いているのは、同門の皆さんが積極的に参加していただいていること、また同門に限らず、城塚研、森田研等の多くの研究室の卒業生の方々が参加していただいている賜物です。

  今年は数寄屋橋のニュートキョービアホールの1階(貸切)に総勢26名が参加しました。東京のど真ん中にありながらも、その会場は参加者の距離感や催し物や料理を楽しむのに程よい空間でした。

  今年の幹事代表 新井信次(s43年卒)さんの開会の挨拶で始まりました。そして今年は関谷さん(s43年卒)司会進行により、恒例により最も年度が早い卒業生の中西昭満さん(s34年卒)の乾杯の音頭となりました。中西さんは本会の発足当初に代表補佐を務められています。今年は参加者の名簿(卒業年次順)の筆頭になっていたので時代の流れを感じている旨の挨拶に続き、乾杯となりました。

  しばらく歓談した後にアトラクションになりました。今年は三上薫さんによるアコーディオン 演奏でした。曲目はほぼシャンソンで、会員のほとんどが口ずさんだり、聞き覚えがあるような懐かしい曲でした。生演奏ですので臨場感を楽しみ、オコーディオンの振動を体で感じつつ、生の音質に聞き惚れながら、お酒も進みました。その後校歌斉唱等で締めくくり、来年の再開を誓いました。

  来年2020年は6月6日(土)を予定していますので、ご都合の許す方はぜひ参加してください。

(大根田 記)

第32回早桜会懇話会の報告

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第32回早桜会懇話会を2019年6月1日(土)15時~17時、中央電気倶楽部(大阪堂島浜)にて開催しました。

今回の講師は髙田隆裕氏(新37回 加藤・黒田研 村田製作所 革新技術開発部 )で「(株)村田製作所の電子部品とそれを支える材料技術」と題して、電子部品の小型・高機能化の開発例として、コンデンサ、多層基板・モジュールのセラミック材料技術を中心にご紹介頂きました。

講師の髙田隆裕氏

講師の髙田隆裕氏

<内容>
1. ファインセラミックス・電子部品業界
2. 村田製作所のご紹介
3. 技術開発の取り組み例
(1) セラミックコンデンサの変遷
(2) 多層セラミックス・モジュール
(3) The Connected World

「よい電子機器はよい電子部品から、よい電子部品はよい材料から」というモットーで、設計から材料の選定、生産全てを一貫して管理し、より薄く、より小さく、より正確なセラミックコンデンサを製造する技術の変遷をご説明頂きました。電子機器内部に搭載され普段目にすることのないセラミックコンデンサや多層セラミックス・モジュールの実サンプルも会場で回覧され、理解を深めることができました。参加者からも質問も活発で、技術的な特徴や課題についても分かり易く解説頂きました。
 最後にあらゆるモノやコトがデシタル化し、インターネットで繋がった「The Connected World」における技術展望についても活発に意見が交わされ、大変盛況でした。
 懇話会終了後は行きつけの食事処で懇親を深め、大変有意義な懇話会となりました。
                                                                                                                       (文責 新53回 澤村)

出席者: 
津田實(新7回)、井上征四郎(新12回)、前田泰昭(新14回)、市橋宏(新17回)、田中航次(新17回)、和田昭英(新34回)、古川直樹(新36回)、脇田克也(新36回)、高田隆裕(新37回)、中野哲也(新37回)、新船幸二(新43回)、數田昭典(新51回)、澤村健一(新53年)、陳鴻(新59回)、猪村直子(新61回)、古田武史(新61回)、桜井沙織(新64回)、御手洗健太(新65回)

 

第7回早稲田応用化学会シニア会開催報告

第7回早稲田応用化学会シニア会は、従来のシニア会から趣を変え、前回参加者の賛同が得られたとおり永年応用化学会活動に貢献された65歳以上の方に参加を呼びかけ、また、会場も早稲田大学周辺とすることで準備を進めきました。幸いにも大隈会館内の楠亭(教職員専用レストラン)に予約がとれたで2019年4月17日(水)、会員同士の歓談を重視した立食形式で開催したしました。しかしながら、開始時間は、教職員の昼食終了後の 午後3時、世話役の下井將惟氏の司会によりスタートしました。

初めに昨年逝去された故東野博樹氏のご冥福を祈り1分間の黙祷を捧げたのち、最長老の百目鬼清氏の挨拶と乾杯のご発声をいただきました。

学校関係者は、2名で竜田邦明栄誉フェロー及び応用化学会会長の西出宏之特任研究教授でした。

暫しの会食とご歓談を経て、司会者の指名により今回新たに参加された会員で、最も若い宮坂勇一郎氏(新26)が口火をきり、会長を務める神州一味噌(株)の近況及び味噌の効用をあらためて強調された。次いで河野善行氏(新25)、長谷川悦雄氏(新23)、坪井彦忠氏(新15)、綱島真氏(新12)、帝京平成大学の細村省三氏(新10)に近況報告を頂戴いたしました。話の中でもNPO法人草炭緑化協会(1990年に村井資長先生が設立した草炭研究会)や国民が健康で長生きできるようにと全国の市区町村に少なくとも各一か所設立するようにと国が提唱した「総合型地域スポーツクラブ」という任意団体でご活躍の先輩の話が興味深かった。続いて新応化会会長の西出宏之先生の挨拶では2023年に百周年を迎える応用化学会は、現在卒業生8千人を超える会員がおり、住所が判明できる会員は4千名弱で、今年度は幸いにも黒字決算を纏めることができ、事業としては応化会活性化のために5月の定期総会の時に応化教員が最近の研究を紹介し、7月にはOBの中から今年はペロブスカイト太陽電池の発明者で、その論文が昨年及び一昨年に世界で最も多く引用され、またノーベル賞候補にもなり、有名な桐蔭横浜大学宮坂力先生にご講演いただく話が進んでいる由。また、財政的に1月に先輩からのメッセージで参加費を値上げしたにも拘らず82社のご参加が得られ、また、活性化の新企画として学生時代に奨学金を受けた若手OBが中堅どころとなっており、これらのOB同士の交流を図るためのホームカミングディを昨年秋に実施、二回目の企画が進んでいる由(応化給付奨学金受給者の集い:http://waseda-oukakai.gr.jp/newhome/2018/12/30/2018syogakusei/)。

最後に世話人代表の河村宏元応化会会長から上記したように新しいシニア会ができた経緯、応用化学会でも種々新しい企画が動き出しており、そのうち本シニア会も応用化学会に合流するような考えも出ているような発言があり、長い間世話人代表をしてきたが、このあたりで後進に道を譲るとの意向が述べられた。

以上の発言の後、司会者から次回第8回会合は、今年10月9日(水)15時にこの場所で行う旨報告があり、集合写真を撮影し散会した。

世話役:河村 宏(新9)、下井將惟(新13)、相馬威宣(新13)

(文責:相馬威宣、写真:広報委員会 相馬威宣)

 

NFM主催シンポジウム「大学発の『知』社会実装」ご案内

日時 :2019年6月21日(金)13:00~(12:30~受付)
会場 :早稲田大学 小野記念講堂
主催 :ナノテクノロジーフォーラム  
参加費:無料 
  ※懇親会:NFM会員企業、教職員、学生の参加は無料となります。
  ※参加申込先:nano-forum@list.waseda.jp <mailto:nano-forum@list.waseda.jp>

プログラム
  https://www.waseda.jp/inst/nanolife/news/2019/05/14/1794/

13:00~ ご挨拶/笠原博徳(早稲田大学副総長)
13:05~ 会長挨拶/大林秀仁(早稲田大学ナノテクノロジーフォーラム会長) 

<第1部>
13:10~ 基調講演/城戸淳二(山形大学大学院有機材料システム研究科卓越研究教授)
14:20~ 招待講演/瀧口匡(ウエルインベストメント株式会社 代表取締役社長)
15:00~ 休憩
<第2部>
15:10~ 講演/細川正人(早稲田大学理工学術院総合研究所)
15:40~ パネルディスカッション/テーマ「大学発の『知』社会実装」
     パネリスト:城戸淳二、瀧口匡、
           伊藤毅(Beyond Next Ventures株式会社代表取締役社長)、
           細川正人、朝日透
17:30~ 閉会の挨拶/逢坂哲彌(ライフサポートイノベーション研究所特任研究教授)
18:30~ 懇親会(大隈タワー15階「森の風」)

以上

早稲田地球再生塾(WERS)シンポジウム2019 ご案内

名称:早稲田地球再生塾(WERS)シンポジウム2019
   -Society5.0+が目指すサスティナブルなコト・モノ作り-
    脳科学と感性科学の融合
日時:2019年7月3日(水)13:00~18:30(開場12:30)
場所:早稲田大学西早稲田キャンパス63号館2F 04・05会議室
   (入場無料)
詳細(基調講演・講演の内容・講演者等)は下記のURLをご参照ください。
(開会挨拶は理工学術院総合研究所:木野邦器所長)

        https://www.waseda.jp/fsci/wise/news/2019/06/06/2909/

        お申し込みは上記URLの「参加方法」の「こちら」より
        会場の都合上、定員に達した時点で受付終了となります。

以上

 お問い合わせ:早稲田大学理工学術院総合研究所
 早稲田地球再生塾(WERS)事務局 wers@list.waseda.jp