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早稲田応用化学会 第41回交流会講演会のご案内(更新)

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2025年6月28日(土)15:00~16:30 (対面方式と遠隔方式を併用して開催)

講演者;弓取 修二 氏

国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)理事

演題;『持続可能な社会実現に向けたNEDOの取り組み』

副題;「~NEDOを更にご活用頂くために~」

今回は、対面方式と遠隔方式を併用したハイブリッド開催とします。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)理事の弓取修二氏を お迎えし、上記のテーマにてご講演をして頂きます。
今回の講演者も、前回と同様に国立研究開発法人に属する組織でご活躍 されており、応用化学科のOB・OGの中では異色のキャリアパスを お持ちです。
ご期待下さい。

*講演者の弓取氏が在学した1979年から1985年に在学したOB・OGのみなさんへ.
誘い合って、久しぶりにキャンパスで交流してみませんか?

本講演の概要

NEDOは、持続可能な社会に実現に必要な技術開発の推進を通じてイノベーションを創出する、国立研究開発法人です。

本講演では、NEDOが取り組むグリーンイノベーション基金事業の概要についてご紹介すると共に、持続可能な社会実現に向けて更に多くの方々にNEDOをご活用頂くため、NEDOの実施する様々な事業についてもご紹介します。企業とのネットワークや研究開発成果の社会実装に向けた伴走支援を望まれる方、尖った研究開発への支援を探しておられる方、将来のナショプロを目指そうとお考えの方、起業や起業支援をお考えの方等々、皆様のニーズにマッチしたNEDO事業を見つけるきっかけにして頂ければ幸いです。

(講演者から寄せられた紹介文より)

講演者略歴

1983年 3月早稲田大学 理工学部 応用化学科 卒業 (城塚研究室 新制33回)

1985年 3月早稲田大学 大学院 理工学研究科 応用化学専攻 化学工学専修 修了(城塚研究室)

1985年 4月株式会社 神戸製鋼所 入社

2001年 7月新エネルギー・産業技術総合開発機構 入構

2014年 4月独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 ロボット・機械システム部長

2016年 3月博士(工学)(同志社大学)

2016年 4月国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 ロボット・AI部長

2021年10月同 理事(現職)

講演者の趣味など

最近、和楽器に興味を持ち、時折、三味線や和太鼓ライブに通っています。また、ダイエットにも取り組んで、体重だけは学生時代に戻しました。

講演の日時、場所、形式等

開催期日;2025年6月28日(土)

講演時間;15:00~16:30(応化会役員挨拶、講師紹介、及び質疑応答等を含む。
講演会場での受付開始14:30、講演聴講は無料)

講演形式;対面方式、及び遠隔会議用ソフト Zoomを使用したリモート方式を併用.

対面方式での開催場所;57号館2階201教室

懇親会 ;16:45~18:15[対面参加者のみ]

懇親会場;56号館地下1階 理工カフェテリア(懇親会費:3,000円、学生無料)

その他 ;要事前申し込み.

申し込み方法について

応用化学科の学生、早稲田応用化学会会員であるOB・OGの皆様、及び同会会員以外で本学の学生、卒業生・修了生、教職員の方は下記のリンク先から申し込みをお願いします。

申し込み先URL ⇒ https://forms.gle/GXKAsygqxaLVsrW8A

 

申し込み先 QRコード⇒       

申し込みは6月19日(木)までに必要事項をご入力、送信をお願いします。

6月22日頃、申し込みメールアドレス宛にZoomによる参加方法、また対面参加の方へのご案内や依頼事項等を配信します。

なお、講演会場、及び懇親会場では応化会ホームページ掲載用として、参加した皆様の写真を撮影致しますのでご了承願います。Zoomにより参加された方に対しても、同様の目的でScreen Shotを取得致しますのでご了承願います。

皆様、是非奮ってご参加下さい。宜しくお願い致します。

――― 以上 ―――

(文責;交流委員会)

早稲田応用化学会 第40回交流会講演会

2025年4月26日(土)15:00~16:30 (対面と遠隔方式を併用して開催)

講演者;百武 壮 氏
国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター
材料資源研究グループ 上席研究員(先端材料・高度化)※研究室長

演題;『応用化学×インフラニーズ パブリックワークスの挑戦的研究』

副題;「Needsを捉え Seedsを手段とし Sourceを生み出す」

百武 壮 氏

講演者略歴

2003年 3月早稲田大学 理工学部 応用化学科 卒業 (西出・武岡研究室 新制53回)

2005年 3月早稲田大学 大学院 理工学研究科 応用化学専攻 修士課程 修了

2007年10月早稲田大学 大学院 先進理工学研究科 客員研究助手

2008年 3月早稲田大学 大学院 先進理工学研究科 応用化学専攻 博士課程 修了
博士(工学) 指導教授 西出 宏之先生

2008年 9月アメリカ University of Houston, Advincula教授グループ 博士研究員

2009年 4月独立行政法人 土木研究所 材料地盤研究グループ(新材料) 研究員

2014年 9月スペイン Institut Català d’Investigació Química, Urakawa博士グループ
在外派遣(1年間)

2015年 4月国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター 材料資源研究グループ
研究員 (改組による)

2016年 4月国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター 材料資源研究グループ
主任研究員

2019年 4月国立研究開発法人 土木研究所 企画部 研究企画課 副参事

2020年 4月国立研究開発法人 土木研究所 企画部 研究企画課長

2022年 4月国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター 材料資源研究グループ
上席研究員(特命事項担当)

2023年 4月国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター 材料資源研究グループ
上席研究員(シーズ実用化担当)

2025年 4月国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター 材料資源研究グループ
上席研究員(先端材料・高度化)※研究室長

はじめに

今回は、対面と遠隔方式を併用して開催致しました。

対面方式で使用した会場;西早稲田キャンパス 57号館 204教室

遠隔方式で使用したソフト;遠隔会議用ソフト Zoom

参加者:対面方式;78名(卒業生31名[講演者、先生を含む]、在校生47名)

遠隔方式;25名

まず椎名交流委員長による開会宣言と自己紹介、及び視聴に当たっての依頼事項の説明があった後、早稲田応用化学会の原副会長から開会のご挨拶を頂きました。

原副会長
椎名交流委員長

原副会長の開会のご挨拶

皆さんこんにちは、応化会の副会長をしております、新制36回平田研卒 原と申します。今日は交流会講演会にお集まり頂き、有難うございます。

最近ではこの交流会講演会、だいたい年2回位行われておりましてOB/OGの交流の場となっているわけですが、単に集まるだけではなくて、こういった会で色々な皆さんの活躍のお話を聞いて刺激を受けるのも良いと思います。それと同時に応化会としては、若い人達が社会に出てキャリア形成をしていく中で、私もそうでしたが会社に入ってみないと会社ってどういうところか分からないですし、アカデミアへ残れる方も実際にやってみると想像と違うことも沢山ありますし、そういう意味では先輩方のお話を沢山聞くということはとても参考になるのではないか、と思います。皆さん色々考えておられることと思いますが、全てを自分の経験からの延長線で考えてしまうことが多いと思います。やはり色々な経験を持った先輩からのお話を聞くことで、自分のキャリア形成に繋がっていくのではないか、と思います。

といことで今日は百武さんにお話し頂きますが、楽しんで頂ければ、と思います。

続いて椎名交流委員長から講演者の略歴が紹介された後、講演が始まりました。
講演の概要 ==⇒ こちら【新しいタブで開きます】

講演終了後、他学科も含めたOB/OG、教員、及び学生の計6名の聴講者と講演者との熱心な質疑応答が行われましたが、それらの内容については割愛させて頂きます。

最後に、早稲田応用化学会の下村副会長から閉会のご挨拶を頂きました。

下村副会長

下村副会長の閉会のご挨拶

今日は第40回の記念すべき交流会講演会ということで、講演して頂きました百武先生、どうも有難うございました。なかなか面白い話で、内容もすごく良かったです。

私は石油業界に長年勤めておりまして、今日は高分子関係の方が多いですが、化学工学系の人が沢山いました。私は触媒を専攻していました。私は今工場で管理する立場になっていますが、やはりインフラ問題はものすごく大きいと感じています。ぜひ、工場に入ってエンジニアとして働く人は色々百武先生に教えて頂いた方が良いのではないか、と思った次第です。応用化学というのは、実はこういう横の広がりのところで色々な関連性があって、日本の社会の中で広がっている話を伺っています。

百武先生はなかなか波乱万丈な人生と言われていましたが、西出先生のところでドクターコースを出られて、きわめて色々な経験をしながら決断されたことだと思います。私共の考えを言いますと、ぜひドクターに進む人を増やしたいと思っています。色々な人生の可能性があり、その中で色々なチャレンジのチャンスがある、ということを今日のお話しを聞いて思いました。

沢山聞きたいことがあるのですが、私がここで聞くと時間オーバーとなってしまいます。この後の懇親会で先生に色々お話を聞く機会があると思いますので、若い方もぜひ参加されてこういう機会を活用して頂けると有難いと思います。

今日は多くの方々にお集まり頂き、先生にご講演頂き、交流委員会の皆さんには大変な準備をして頂きまして、このような素晴らしい会が出来て良かったと思います。これからも応用化学会としてはこういう機会を作って参りますので、ぜひこういう機会を活用して応用化学の仲間の力を上げていきたいと思います。

先生、本当に今日は有難うございました。

この後、椎名交流委員長からアンケート回答についてのお願いと、対面参加者への懇親会の案内、並びに次回の交流会講演会の案内があった後、閉会となりました。

当日の参加者の写真
対面での参加者

遠隔での参加者

対面での参加者は講演会場での写真撮影後、56号館地下1階理工カフェテリアに場所を移し、懇親会を行いました。

遠隔配信についてのお詫び

今回のZoomを用いた遠隔配信について、音声状況が悪くお聞き苦しい配信になってしまった事をお詫び申し上げます。より良い遠隔配信が出来るよう対策を検討して参ります。

懇親会

鈴木交流委員
椎名交流委員長

鈴木交流委員の司会により、まず椎名交流委員長の開会のご挨拶と乾杯のご発声の後、懇親会が始まりました。

百武氏を囲んだ人たちの輪とか、旧交を温めるOB/OGの人たちの輪が会場のあちこちに出来て、大いに盛り上がりました。

応化会元会長 河村宏様
関谷交流副委員長
D1 店網隆之介さん

また、応化会元会長の河村宏様、関谷交流副委員長、並びにD1店網隆之介さんからそれぞれご挨拶を頂きました。河村様からは、ご高齢であるにも関わらずお元気で力強いお言葉を頂き、一同感銘を受けました。

応援部学生のパフォーマンス

早稲田大学応援部リーダー3年山口和真さん

懇親会の終盤には早稲田大学応援部の学生によるパフォーマンスが披露されました。校歌、エールで参加者が声を合わせ、応化会の団結を確認し今後益々の発展を誓いました。

下村副会長
北村学生委員長

最後に、早稲田応用化学会の下村副会長からいつもの力強い中締めのご挨拶を頂き、北村学生委員長の一丁締めにて散会となりました。

講演会・懇親会のスナップ写真は下のボタンをクリックしてご覧ください。

【新しいタブで開きます】

 

(文責;交流委員会)

早稲田応用化学会 第40回交流会講演会のご案内(更新)

2025年4月26日(土)15:00~16:30 (対面と遠隔方式を併用して開催)

*対面方式での開催場所が未定となっておりましたが、52号館204教室での開催と致します。
(2025/3/31追記)

講演者;百武 壮 氏

国立研究開発法人 土木研究所 材料資源研究グループ 上席研究員

演題;『応用化学×インフラニーズ パブリックワークスの挑戦的研究』

副題;「Needsを捉え Seedsを手段とし Sourceを生み出す」

今回は、対面方式と遠隔方式を併用したハイブリッド開催と致します。
土木研究所の百武壮氏をお迎えし、上記のテーマにてご講演をして頂きます。
応用化学科のOB・OGとしては異色のキャリアパスをお持ちです。
ご期待下さい。
なお、百武氏は2023年1月21日(土)に開催されました「第18回 先輩からのメッセージ」においてミニ講演をされております。

本講演の概要

応用化学科・高分子化学研究室で学びました。就職氷河期、ポスドク問題、そしてリーマンショックの荒波に揉まれながら、命からがらたどり着いたのは国の研究所でした。アカデミアでの研究とは打って変わり、社会実装を前提とした「行政に近い研究」に没頭する日々。――あまりに没頭したせいか、数年後には勢いあまって行政職ど真ん中のポジションに就いてしまいました。「行政に近い」どころか、「行政そのもの」である管理部門の課長となり、不夜城さながらの中央省庁との連携に連日連夜キリキリ舞い。施策や基準に直結する研究所の立場とアウトプットの責任の重さを、身をもって実感しました。現在は研究室に戻り、応用化学を武器に新たなステージへと挑んでいます。インフラのNeedsを捉え、産官学連携からなるSeedsを手段として、信頼されるSourceを生み出すことを使命と考えています。

(講演者から寄せられた紹介文より)

講演者略歴

2003年 3月早稲田大学 理工学部 応用化学科 卒業 (西出・武岡研究室 新制53回)

2005年 3月早稲田大学 大学院 理工学研究科 応用化学専攻 修士課程 修了

2007年10月早稲田大学 大学院 先進理工学研究科 客員研究助手

2008年 3月早稲田大学 大学院 先進理工学研究科 応用化学専攻 博士課程 修了
博士(工学) 指導教授 西出 宏之先生

2008年 9月アメリカ University of Houston, Advincula教授グループ 博士研究員

2009年 4月独立行政法人 土木研究所 材料地盤研究グループ(新材料) 研究員

2014年 9月スペイン Institut Català d’Investigació Química, Urakawa博士グループ
在外派遣(1年間)

2015年 4月国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター 材料資源研究グループ
研究員 (改組による)

2016年 4月国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター 材料資源研究グループ
主任研究員

2019年 4月国立研究開発法人 土木研究所 企画部 研究企画課 副参事

2020年 4月国立研究開発法人 土木研究所 企画部 研究企画課長

2022年 4月国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター 材料資源研究グループ
上席研究員(特命事項担当)

2023年 4月国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター 材料資源研究グループ
上席研究員(シーズ実用化担当)

講演者のご趣味

観葉植物栽培

講演の日時、場所、形式等

開催期日;2025年4月26日(土)

講演時間;15:00~16:30(応化会役員挨拶、講師紹介、及び質疑応答等を含む。
講演会場での受付開始14:30、講演聴講は無料)

講演形式;対面方式、及び遠隔会議用ソフト Zoomを使用したリモート方式を併用.

対面方式での開催場所;52号館 204教室

懇親会 ;16:45~18:15[対面参加者のみ]

懇親会場;56号館地下1階 理工カフェテリア(懇親会費:3,000円、学生無料)

その他 ;要事前申し込み.

申し込み方法について

応用化学科の学生、早稲田応用化学会会員であるOB・OGの皆様、及び同会会員以外で本学の学生、卒業生・修了生、教職員の方は下記のリンク先から申し込みをお願いします。

申し込み先URL ⇒ https://forms.gle/cn8oGJP8wZLFdkCy6

 

申し込み先 QRコード⇒       

4月20日頃、申し込みメールアドレス宛にZoomによる参加方法、また対面参加の方へのご案内や依頼事項等を配信します。

なお、講演会場、及び懇親会場では応化会ホームページ掲載用として、参加した皆様の写真を撮影致しますのでご了承願います。Zoomにより参加された方に対しても、同様の目的でScreen Shotを取得致しますのでご了承願います。

皆様、是非奮ってご参加下さい。宜しくお願い致します。

――― 以上 ―――

(文責;交流委員会)

資料庫のパスワードが更新されました

本日 2024年9月13日、資料庫のパスワードが更新されました。
既に更新前のパスワードをお持ちの方には、事務局より新しいパスワードの入手手順を、メールでお送りしています。入手後、資料庫入室入り口より入室してください。

新規に申請される場合は、資料庫入室入り口から申請してください。

資料庫入室入り口⇒こちら

早稲田応用化学会主催 第39回交流会講演会

2024年6月15日(土)15:00~16:30 (対面と遠隔方式を併用して開催)

講演者;小岩一郎先生
関東学院大学 理工学部 理工学科 表面工学学系 特約教授

演題;『ドイツ、シリコンバレー、シンガポールでの産業創成方法の比較』

副題;「ドイツで2018年度1年間研究して、以前訪問した地域についても感じたこと」

                         
小岩一郎先生

講演者略歴

1982年3月早稲田大学 理工学部 応用化学科 卒業 (逢坂研究室 新制32回)

1984年3月早稲田大学 大学院 理工学研究科 博士前期課程 応用化学専攻工業物理化学 修了

1986年4月~1988年3月 早稲田大学 理工学部 助手

1987年3月早稲田大学 大学院 理工学研究科 博士後期課程 応用化学専攻工業物理化学 修了

1988年4月~2005年3月 沖電気工業株式会社 研究開発本部、研究本部 研究員、管理職

2005年4月~2013年3月 関東学院大学 理工学部 工業化学科 教授

2013年4月~2023年3月 関東学院大学 理工学部 理工学科 化学学系 教授

2023年4月~2024年3月 関東学院大学 理工学部 理工学科 表面工学学系 教授

2024年4月~関東学院大学 理工学部 理工学科 表面工学学系 特約教授

はじめに

今回は、対面と遠隔方式を併用して開催致しました。

対面方式で使用した会場;西早稲田キャンパス 57号館 201教室

遠隔方式で使用したソフト;遠隔会議用ソフト Zoom

参加者:対面方式;50名(卒業生35名[講演者、先生を含む]、在校生15名)

遠隔方式;22名(卒業生18名[先生を含む]、在校生 4名)

合計  ;72名(卒業生53名[講演者、先生を含む]、在校生 19名)

まず椎名交流委員長による開会宣言と自己紹介、及び視聴に当たっての依頼事項の説明があった後、早稲田応用化学会の濱会長から開会のご挨拶を頂きました。

濱会長
椎名交流委員長

濱会長の開会のご挨拶
椎名さん、ご紹介有難うございます。
この交流会講演会、1年半振りとなります。昨年は応化会100周年記念イベントがありまして、その後初めての交流会講演会となります。そういう意味では応化会の次なる100年のスタートとなる記念すべき交流会講演会になると思います。その記念すべき講演会に、本日はお忙しい中小岩先生に来て頂き、様々な海外での色々な経験をベースに、外から見た日本の今の状況を、厳しいご意見もあると思いますがざっくばらんにお伺いしたいと思います。私も非常に楽しみにしております。
今日はリアルとオンラインで多くの方が聴講されているそうです。是非お話を聞くだけでなくて、今日の先生のお話を起点に、自ら何を考え、どう行動するか、そして今の日本をどうやって立て直していくか、というところにうまく繋げていって欲しいと思います。
小岩先生、是非宜しくお願いします。

続いて椎名交流委員長から講演者の略歴が紹介された後、講演が始まりました。
講演の概要 ==⇒ こちら【新しいタブで開きます】

講演終了後、対面で参加された松方先生、及び学部4年 北村悠真さんと質疑応答が行われました。

松方先生
B4 北村さん

質疑応答の概要 ==⇒ こちら【新しいタブで開きます】

最後に、早稲田応用化学会の原副会長から閉会のご挨拶を頂きました。

   
  原副会長  

原副会長の閉会のご挨拶
小岩先生、本日は貴重なお話し、有難うございました。
私も過去にアメリカとイギリスに住んだことがありまして、ドイツのお話しをお聞きしますとやはり日本とは違うということで、外を見ることが大事だと思います。1つの会社とか1つの研究所にいると外を見る目が失われていくと思います。外の世界はすごく刺激になるんですね。小岩先生は日本に対する期待がすごく高いので、日本の出来ていないところを色々仰って頂きましたが、私が日本に帰ると必ず思うのは日本の良さです。海外に住めば日本の良さを認識することがありまして、こんな良い日本が世界の中で経済でも負けて、皆さんがすごく勉強しているのに活躍出来ない、そして色々な製品において負けてしまう、ということについて悔しい思いがあります。日本が世界に向けてしっかりポジションを取れるのが、私としては良いことだと思います。これから社会に出る人、出て間もない人も色々なところを見て、自分の力を培って成果を出してくれたら、と思います。先生の仰って頂いた、目標を持つ、Visionを持つというところで、やはり自分の中で目標を持つと色々な事で努力出来ることがあるな、と思います。
私は会社へ入って37年も経ってしまいました。途中で目標が変わったりしますが、目標があったからこそ出来たこともありました。これから社会に出られる方も若い方も色々な事にチャレンジして、目指すものを持ったらすごくいいなと感じました。
今日はどうも有難うございました。

この後、椎名交流委員長からアンケート回答についてお願いがあった後、閉会となりました。

当日の参加者の写真
対面での参加者

遠隔での参加者

対面での参加者は講演会場での写真撮影後、63号館1階ロームスクエアに場所を移し、懇親会を行いました。

懇親会

鈴木交流委員 関谷交流副委員長

鈴木交流委員の司会により、まず関谷交流副委員長の開会のご挨拶と乾杯のご発声の後、懇親会が始まりました。

小岩先生を囲んだ人たちの輪とか、旧交を温めるOB/OGの人たちの輪が会場のあちこちに出来て、大いに盛り上がりました。

応援部学生のパフォーマンス

懇親会の終盤には早稲田大学応援部の学生によるパフォーマンスが披露されました。校歌、エールで参加者が声を合わせ、応化会の団結を確認し今後益々の発展を誓いました。

下村副会長 石崎学生委員長

最後に、早稲田応用化学会の下村副会長からいつもの力強い中締めのご挨拶を頂き、石崎学生委員長の一丁締めにて散会となりました。

講演会・懇親会のスナップ写真は下のボタンをクリックしてご覧ください。

 

(文責;交流委員会)

リマインド-早稲田応用化学会 交流委員会主催 第39回交流会講演会のご案内

2024年6月15日(土)15:00~16:30 (対面と遠隔方式を併用して開催)

講演者;小岩一郎先生

関東学院大学 理工学部 理工学科 表面工学学系 特約教授

演題;『ドイツ、シリコンバレー、シンガポールでの産業創成方法の比較』

副題;「ドイツで2018年度1年間研究して、以前訪問した地域についても感じたこと」

今回は、対面方式と遠隔方式を併用したハイブリッド開催と致します。関東学院大学 特約教授の小岩一郎先生をお迎えし、上記のテーマにてご講演をして頂きます。
ご期待下さい。
なお小岩先生は、Waseda Electrochemical Society(略称 WECS、すなわち応用化学科 応用物理化学研究室の吉田研究室・逢坂研究室・本間研究室・門間研究室のOB・OG会)の会長をされております。

本講演の概要

近年、ドイツに興味を持っていた。労働時間が短く、それでいてGDPは日本を超えている。人口が日本の7割程度と考えると、3割も高いことになる。また、労働時間を加味すると生産性は、日本より7割も高いと言われている。特に、フラウンホーファーの名前をいたるところで聞く。さらに、過去、複数回訪問した2019年に工業競争力世界一位を獲得したシンガポールと急激に発展しているシリコンバレーの状況も加えて、日本が置かれている状況、世界が日本をどう見ているかについて、私の意見を加えて、お話しする。また、私が経験した、日本的な失敗例についてもお話しする。

(講演者から寄せられた紹介文より)

講演者略歴

1982年3月早稲田大学 理工学部 応用化学科 卒業 (逢坂研究室 新制32回)

1984年3月早稲田大学 大学院 理工学研究科 博士前期課程 応用化学専攻 工業物理化学 修了

1986年4月~1988年3月早稲田大学 理工学部 助手

1987年3月早稲田大学 大学院 理工学研究科 博士後期課程 応用化学専攻 工業物理化学 修了

1988年4月~2005年3月沖電気工業株式会社 研究開発本部、研究本部 研究員、管理職

2005年4月~2013年3月関東学院大学 理工学部 工業化学科 教授

2013年4月~2023年3月関東学院大学 理工学部 理工学科 化学学系 教授

2023年4月~2024年3月関東学院大学 理工学部 理工学科 表面工学学系 教授

2024年4月~関東学院大学 理工学部 理工学科 表面工学学系 特約教授

講演者のご趣味、等

読書、囲碁、旅行

講演の日時、場所、形式等

開催期日;2024年6月15日(土)

講演時間;15:00~16:30(応化会役員挨拶、講師紹介、及び質疑応答等を含む。
講演会場での受付開始14:30、講演聴講は無料)

講演形式;対面方式、及び遠隔会議用ソフト Zoomを使用したリモート方式を併用.

対面方式での開催場所;西早稲田キャンパス 57号館 201教室

懇親会 ;16:45~18:15[対面参加者のみ]

懇親会場;63号館1階ロームスクエア(懇親会費:3,000円、学生無料)

その他 ;要事前申し込み.

申し込み方法について

応用化学科の学生、早稲田応用化学会会員であるOB・OGの皆様、及び同会会員以外で本学の学生、卒業生・修了生、教職員の方は下記のURLまたはQRコードから申し込みをお願いします。

申し込み先URL ⇒ https://forms.gle/jNXaK61JCZDAkSSD9

 

申し込み先 QRコード⇒

申し込み締め切り;6月6日(木)

参加申し込みをされた方には、6月11日(火)頃、申し込みの際にご入力いただいたメールアドレス宛にZoomによる参加方法、また対面参加の方への依頼事項等が配信されます。

なお、講演会場、及び懇親会場では応化会ホームページ掲載用の写真を撮影致しますのでご了承願います。

皆様、是非奮ってご参加下さい。宜しくお願い致します。

――― 以上 ―――

(文責;交流委員会)

早稲田応用化学会 交流委員会主催 第38回交流会講演会

2022年9月10日(土)15:00~17:10 (Zoomによるリモート開催)

講演テーマ;『カーボンニュートラルについて』
講演者;
【講演第一部】宍戸圭介氏  デロイト トーマツ グループ マネジャー
 演題;『サステナビリティとは何か』
 副題;「日本のカーボンニュートラル」
【講演第二部】望月浩二氏  ドイツ(欧州)環境規制調査
 演題;『サステーナブルな世界に向けて』
 副題;「ドイツのカーボンニュートラル」

宍戸圭介氏

望月浩二氏

講演者略歴
宍戸圭介氏
 2007年 早稲田大学 理工学部 応用化学科 卒業(新制57回、酒井・小堀研究室)
 2009年 早稲田大学 大学院 先進理工学研究科 応用化学専攻 修了(酒井・小堀研究室)
 2009年 サントリーホールディングス(株)入社
  ・国内外の環境戦略立案、再生可能エネルギー導入,オペレーション改善等のプロジェクトマネジメントに従事
 2018年 米州立ノースカロライナ大学チャペルヒル校 フルタイムMBA 入学
  ・コペンハーゲンビジネススクールに交換留学(半年)
  ・マッキンゼー・アンド・カンパニー、ヤンセンファーマにてインターン実施
 2020年 米州立ノースカロライナ大学チャペルヒル校 フルタイムMBA 卒業
 2020年 監査法人トーマツ ESG・統合報告グループに入所
  ・主に国内外のコンシューマー、パブリックセクター分野において、環境・戦略分野を中心としたESGに関するアドバイザリー業務を実施
  ・社内ベンチャーのコアメンバーとして、カーボンニュートラルに向けた技術の社会実装を目指すための技術リスト作成や関連プロジェクトの組成、執筆・講演活動を兼務

望月浩二氏
 1969年 早稲田大学 理工学部 応用物理学科 卒業

 卒業後、企業内でエンジニアとして品質管理および研究・開発の業務に8年間、従事した後、退職してドイツに移住。1991年以来、ドイツおよび欧州の環境規制の調査・コンサルティング業に従事。毎年一時帰国して企業、大学、学会、市民団体などのために報告講演を実施。ドイツのケルン市在住。

はじめに
今回は、リモート方式による交流会講演会として開催致しました。

参加者:98名(卒業生87名[講演者、先生を含む]、在校生11名)
本講演会には早稲田応用化学会の元会長である西出名誉教授、並びに橋本副会長にもご参加頂き、それぞれ開会と閉会のご挨拶を頂きました。

   
           西出名誉教授(元応化会会長)                                 橋本副会長

                                          椎名交流委員長

講演会開会前に、聴講者への依頼事項等をスライドショウで流しましたが、今回はそれに加えて早稲田大学のカーボンニュートラル宣言に関連する下記の方々のお話を放映しました。
  田中総長⇒ https://www.youtube.com/embed/frc_Kj8zDpk?autoplay=1
  政治経済学術院 有村 俊秀教授⇒
        https://www.youtube.com/embed/2m4Gx_4Ti64?autoplay=1
  理工学術院 応用化学科 関根 泰教授⇒
        https://www.youtube.com/embed/Ei4jL3T8sPM?autoplay=1

定刻になり、まず椎名交流委員長による開会宣言、視聴に当たっての依頼事項、及び講演者の略歴紹介が行われました。特に今回は講演者をお二人お招きし、第二部の講演者である望月浩二氏はドイツのケルン市在住で、交流会講演会の講演者として初めて海外から遠隔で参加される旨の紹介がありました。引き続き、早稲田応用化学会の元会長である西出名誉教授から開会のご挨拶を頂きました。
 西出名誉教授のご挨拶 こちら

続いて講演が始まりました。
なお、本講演会におきまして講演者が作成し、説明のために使用されましたプレゼンテーションファイルが応化会HP内の資料庫に格納されています。詳細はこちらのファイルをご覧下さい。(閲覧には資料庫のパスワードが必要です。) 資料庫こちら

【講演第一部】
宍戸圭介氏 『サステナビリティとは何か』 ~ 「日本のカーボンニュートラル」
本講演の要約

1.サステナビリティに関するトピックは、グローバルアジェンダとして重要性が増している。
2.日本においてもサステナビリティ、特に気候変動分野でのコミットメントが高まっており、産官学が協働してカーボンニュートラルを目指すことが求められる。
3.カーボンニュートラル達成のためには種々のアプローチが必要であり、応用化学会の皆様の知見や経験が大いに生かされることが期待できる。
本講演の概要についてこちら

【講演第二部】
望月浩二氏 『サステーナブルな世界に向けて』 ~ 「ドイツのカーボンニュートラル」
講演は次のテーマに従って順に行われました。

①ドイツ国民の環境意識
②サステナビリティの重要な要素としてのカーボンニュートラル
③カーボンニュートラルの2050年実現を目指すドイツの取り組み
④カーボンニュートラルとリサイクル
本講演の概要についてこちら

講師お二人の講演の後、質疑応答が行われました。
質疑応答の概要についてこちら

最後に、早稲田応用化学会の橋本副会長から閉会のご挨拶を頂きました。
橋本副会長のご挨拶 ⇒こちら 

   <参加者>

椎名交流委員長より
最後に椎名交流委員長から下記の2点についてお願いがあった後、本日ご講演いただいた宍戸様、望月様およびご参加いただいた多くの会員の皆様への感謝の言葉をもって閉会宣言となりました

1.講演者へのフィードバックならびに次回の講演会企画の参考とするため、メール配信されるアンケートへの回答のお願い
2.2023年5月20日(土)に開催される早稲田応用化学会100周年記念事業について、大隈記念小講堂における田中総長の記念講演ならびに記念祝賀会への参加、早稲田応用化学会給付奨学金への寄付協力のお願い

<ご参考>懇談会(17:15~18:00) ⇒こちら

――― 以上 ―――

(文責;交流委員会)

<Zoomによるリモート開催のみに変更>早稲田応用化学会 交流委員会主催 第38回交流会講演会ご案内

<ご注意:Zoomによるリモート開催に変更します!>

 対面方式と遠隔方式を併用したハイブリッド開催を計画しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大状況を鑑み、対面による講演は取り止め、全てZoomによるリモート開催に変更いたします。
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2022年9月10日(土)15:00~17:10 <リモート方式で開催>

講演テーマ;『カーボンニュートラルについて』
講演者;
【講演第一部】宍戸圭介氏  デロイト トーマツ グループ マネジャー
 演題;『サステナビリティとは何か』
 副題;「日本のカーボンニュートラル」
【講演第二部】望月浩二氏  ドイツ(欧州)環境規制調査
 演題;『サステーナブルな世界に向けて』
 副題;「ドイツのカーボンニュートラル」

宍戸圭介氏

望月浩二氏

 今回は、Zoomによるリモート開催と致します。
 本講演会は交流会講演会として初めて、講演者をお二人お招きしての開催となります。また、第二部の講演者である望月浩二氏はドイツのケルン市在住で、交流会講演会の講演者として初めて海外から遠隔で参加されます。
 講演のテーマについてですが、これまでの講演会参加者からのアンケートでは、環境、SDGs、カーボンニュートラルに関する講演企画依頼が複数ありました。環境、及びSDGsは対象範囲が広いため、応化会会員がシニアから現役世代、学生に到るまで専門性が多様化する中で多くの参加者に知識を得て頂くために、環境、SDGsの中でも化学系に馴染みの深いカーボンニュートラルにフォーカスし、一般知識から海外での規制や最近の話題まで分かりやすい説明を上記のお二人にお願いしたところ、快諾を頂きました。ご期待下さい。

【講演第一部】
デロイト トーマツ グループについて
 デロイト トーマツ グループは、日本で最大級のビジネスプロフェッショナルグループのひとつであり、各法人がそれぞれの適用法令に従い、監査・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務、法務等を提供しています。また、国内約30都市以上に1万名を超える専門家を擁し、多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。

本講演の概要
 ①サステナビリティ入門
  ・サステナビリティとは?(SDGs, ESG, CSR/CSV等の用語解説を含む)
  ・サステナビリティの潮流
 ②気候変動問題、カーボンニュートラルについて
  ・気候変動がなぜ問題になっているのか?
  ・カーボンニュートラルが求められる背景
 ③日本のカーボンニュートラルに向けた取り組みの現状
  ・国の動き
  ・産業界・企業の取り組み
 ④コンサルタントとして関与しているプロジェクト例
  ・【産官学連携】カーボンニュートラル技術の社会実装に向けた取り組み
  ・【企業様支援】私が展開しているサービス事例(ネットゼロのロードマップ作成支援、情報開示支援)

講演者略歴
 2007年 早稲田大学 理工学部 応用化学科 卒業(新制57回、酒井・小堀研究室)
 2009年 早稲田大学 大学院 先進理工学研究科 応用化学専攻 修了(酒井・小堀研究室)
 2009年 サントリーホールディングス(株)入社
  ・国内外の環境戦略立案、再生可能エネルギー導入,オペレーション改善等のプロジェクトマネジメントに従事
 2018年 米州立ノースカロライナ大学チャペルヒル校 フルタイムMBA 入学
  ・コペンハーゲンビジネススクールに交換留学(半年)
  ・マッキンゼー・アンド・カンパニー、ヤンセンファーマにてインターン実施
 2020年 米州立ノースカロライナ大学チャペルヒル校 フルタイムMBA 卒業
 2020年 監査法人トーマツ ESG・統合報告グループに入所

 <業務内容>
  ・主に国内外のコンシューマー、パブリックセクター分野において、環境・戦略分野を中心としたESGに関するアドバイザリー業務を実施
  ・社内ベンチャーのコアメンバーとして、カーボンニュートラルに向けた技術の社会実装を目指すための技術リスト作成や関連プロジェクトの組成、執筆・講演活動を兼務

【講演第二部】
講演者の業務内容
 ドイツおよび欧州の環境規制の調査・コンサルティング業に30年以上従事
 毎年一時帰国して企業、大学、学会、市民団体などのために報告講演を実施

本講演の概要
 ①ドイツ人の環境意識
 ②ドイツのカーボンニュートラル制度、政策
  ・再生エネルギーの取り組み
  ・産業界、企業の取り組み事例など

講演者略歴
 1969年 早稲田大学 理工学部 応用物理学科 卒業

 卒業後、企業内でエンジニアとして品質管理および研究・開発の業務に8年間、従事した後、退職してドイツに移住。1991年以来、ドイツおよび欧州の環境規制の調査・コンサルティング業に従事。毎年一時帰国して企業、大学、学会、市民団体などのために報告講演を実施。ドイツのケルン市在住。

《講演の日時、形式、場所、スケジュール、等》
 開催期日;2022年9月10日(土)
 講演形式;遠隔会議用ソフト Zoomを使用した遠隔方式

 Zoomによる聴講者への案内       
 開会宣言、開会挨拶、講師紹介 
 講演第一部(遠隔) 
 第二部の講師紹介                       
 講演第二部(遠隔)                    
 質疑応答(遠隔)     
 閉会挨拶、終了宣言                    

;14:50~15:00
;15:00~15:10
;15:10~15:50
;15:50~16:00
;16:00~16:40
;16:40~16:55
;16:55~17:10

 
 

《申し込み方法について》
 応用化学科の学生、及び早稲田応用化学会会員であるOB/OGの皆様は、別途送付されるメルマガか下記のリンク先から申し込みをお願いします。
 上記以外で、本学の学生、卒業生・修了生、教職員の方は下記のリンク先から申し込みをお願いします。
 申し込み先  https://forms.gle/57S8ne113YAYrcrK8

 申し込みをされた方には、講演会聴講に必要なZoom情報(URL, Meeting ID, Pass Code)等を、9月6日頃にメールで配信致します。

 皆様、是非奮ってご参加下さい。
 宜しくお願い致します。

――― 以上 ―――
(文責;交流委員会)

早稲田応用化学会 交流委員会主催 第37回交流会講演会

   2022年5月28日(土)15:00~16:00 (対面と遠隔方式を併用して開催)

講演者 杉村 純子氏  日本弁理士会 会長
演題 『ワセジョが語る知的財産世界の魅力』
副題 「~グローバル経営資源に知財を活かそう!~」

 

 

 


                                       

                               講演者  杉村 純子氏

講演者略歴
1984年 早稲田大学 理工学部 応用化学科 卒業 (森田・菊地研究室 新制34回)
石油会社研究部門に所属後、弁理士登録
特許事務所勤務後、プロメテ国際特許事務所設立(2001年度)~現在に至る
裁判所調査官(2003年度~2005年度)・現在 裁判所調停委員・専門委員(知的財産)
日本弁理士会 副会長(2011年度)
内閣府 知的財産による競争力強化・国際標準化専門調査会委員、評価・検証・企画委員会委員、
   知財教育タスクフォース委員、等
講演者の現役職(日本弁理士会 会長 以外)
プロメテ国際特許事務所 共同代表 弁理士
早稲田大学ビジネススクール 非常勤講師
内閣府 知的財産戦略本部 本部員(同 構想委員会 委員)
裁判所調停委員・専門委員(知的財産)
Licensing Executive Society International Vice President(Licensing Executive
   Society Japan 元会長)
アジア弁理士協会 日本部会 理事
産業構造審議会 知的財産分科会 委員(同 特許制度小委員会 委員、不正競争防止
   小委員会 委員)
日本工業標準調査会総会委員・ISO知財マネジメント策定委員

はじめに
今回は、交流会講演会として初めて対面と遠隔方式を併用して開催致しました。
対面方式で使用した会場;西早稲田キャンパス 57号館 201教室
遠隔方式で使用したソフト;遠隔会議用ソフト Zoom
参加者:対面方式;28名(卒業生24名[講演者、先生を含む]、在校生4名)
    遠隔方式;58名(卒業生55名[先生を含む]、       在校生3名)
    合計  ;86名(卒業生79名[講演者、先生を含む]、在校生7名)
まず椎名交流委員長による開会宣言、視聴に当たっての依頼事項、及び早稲田応用化学会100周年記念事業が来年予定されており、本講演はそれに向かって応化会活動を盛り上げていくための第一弾としたいとのお話がありました。次に講演者の紹介が行われた後、講演に先立って早稲田応用化学会の濱会長からご挨拶を頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

       濱会長                      椎名交流委員長

濱会長の開会のご挨拶
杉村先生、今回の講演を引き受けて頂き、有難う御座います。知的財産の世界で活躍されている「ワセジョ」の講演を是非お聞きしたいと思っております。
企業経営の中で、以前は売上とか利益といった財務的指標がメインでしたが、最近は特許、商標、意匠、あるいは著作権といった知的財産や社内ノウハウ等の無形資産に対して興味が持たれています。担当部門としてこれまでは特許は研究開発技術部門、商標や意匠についてはマーケティング部門というように明確に分かれていましたが、今では取締役会とかグローバル会議の中で戦略的な議論をするような時代になっています。これは大企業だけではなく、中小企業やスタートアップ企業においても生き残りのために不可欠な戦略となっています。先日、特許庁の森長官とこのようなことに関してディスカッションする機会がありました。
今日は専門的なお話以外に、知的財産の魅力について分かり易い事例を交えてお話頂けるとのことですので、知的財産に対する興味を高めて頂きたいと思います。
杉村先生、宜しくお願い致します。

続いて椎名交流委員長から講演者の略歴が紹介された後、講演が始まりました。

講演の概要
以下の各項目等について、講演者ご自身の経験や経歴、日本弁理士会でのお仕事、最近の話題を含む豊富なプレゼンテーション資料等を基に、魅力溢れるお話が展開されました。
弁理士になるまで
知的財産世界の魅力
弁理士の役割
弁理士の状況
日本弁理士会について
知的財産について
知的財産を取り巻く環境の変化
 最近のトピック1 経済安全保障
 最近のトピック2 IoT時代の特許紛争
 最近のトピック3 コーポレートガバナンスコード改訂
 最近のトピック4 特許をめぐるトラブルの裁定
 最近のトピック5 農林水産物
戦略的に知的財産をマネジメントする
技術の保護戦略(オープン・クローズ)
秘匿化(不正競争防止法の「営業秘密」)

終わりに
今回は最近の半年間で新聞報道された話題を取り上げてお話しをさせて頂きました。応用化学科で講演出来たことを有難く思っております。是非知的財産の魅力に触れて頂いて、この世界に入ってきて頂きたいと思います。本日はご清聴、誠に有難う御座いました。

質疑応答
講演内容について、参加者から日本とアメリカの企業の、投資に対する取り組みの違いに関する質問や、弁理士の醍醐味などに関する質問などに対して、杉村先生からこれまでの経験を元にわかりやすい説明をいただきました。

この後、桐村教授からご挨拶を頂きました。
桐村教授のご挨拶
本日は大変分かり易く楽しくお話を伺うことが出来、貴重な時間を過ごすことが出来ました。
私は1999年から3年間、弁理士の方々のためにバイオ特許を出す時の基礎講座の依頼を受け、担当した経験があります。弁理士会にも少しは貢献したことを自慢させていただきます。
杉村さんは私の1年後輩でして、学生時代(卒業論文研究の頃)は我々の研究室に杉村さんの友人がいたので時々寄って下さいました。本日久し振りにお会いしたのですが、応用化学会の交流会講演会ならではの、こういった奇跡的な出会いもあるのだなと思いました。
ところで、我々が社会に出た頃は知的財産という言葉はありませんでした。そして、米国が特許の申請の仕方をがらりと変えて来たのですが、その時の日本の対応において、かなり苦労されたのではないかと思います。今はグローバル化の新しい波があり、世界標準(制度)をどう作っていくかが重要だと思います。その点において、杉村さんは明るく先導的に道を拓かれていると感じました。大変なことですが、これからも良い世界を作るために貢献して頂ければと思います。本日は良いご講演を有難う御座いました。

 

 

 

 

 

 

 

      桐村教授                      下村副会長

次に早稲田応用化学会の下村副会長から閉会のご挨拶を頂きました。
下村副会長の閉会のご挨拶
杉村先生、面白い講演を有難う御座いました。
杉村先生とは同じ研究室、同じ部屋で一緒に実験をしており、とても楽しい方でしたが、それが何年経っても変わらないと感じました。
先程の桐村先生のお話しにもありましたように、早稲田応用化学会は素晴らしい再会の場を提供してくれる会です。来年5月20日には早稲田応用化学会100周年の記念講演会と祝賀会がありますが、ここではもっと色々な出会いがあると思います。今日の杉村先生のお話のような、素晴らしく、また楽しいお話を聞くためにはそこに集まるのが良いのではないか、と思いまして私のお礼と挨拶に代えさせて頂きます。有難う御座いました。

最後に椎名交流委員長から下記の2点についてお願いがあった後、閉会となりました。
1.メール配信されるアンケートへの回答のお願い
2.2023年5月20日(土)に開催される早稲田応用化学会100周年の記念講演会と祝賀会への参加のお願い

当日の参加者の写真
対面での参加者

遠隔での参加者

(文責;交流委員会)

早稲田応用化学会 交流委員会主催 第37回交流会講演会ご案内

2022年5月28日(土)15:00~16:00 (対面と遠隔方式を併用して開催)

講演者;杉村純子氏
    日本弁理士会 会長
 演題;『ワセジョが語る知的財産世界の魅力』
 副題;「~グローバル経営資源に知財を活かそう!~」

今回は、対面方式と遠隔方式を併用したハイブリッド開催と致します。
日本弁理士会会長の杉村純子氏をお迎えし、上記のテーマにてご講演をして頂きます。
弁理士は知的財産権に関わる仕事を行う国家資格者ですが、今回の講演については講演者より「あまり堅苦しい説明ではなく、身近なことを実例にあげて聞きやすい内容にしたい。」とのお話を伺っております。
ご期待下さい。

弁理士について(日本弁理士会HPより)
 特許権、実用新案権、意匠権、商標権などの知的財産権を取得したい方のために、代理して特許庁への手続きを行うのが弁理士の主な仕事です。また、知的財産の専門家として、知的財産権の取得についての相談をはじめ、自社製品を模倣されたときの対策、他社の権利を侵害していないか等の相談まで、知的財産全般について相談を受けて助言、コンサルティングを行うのも弁理士の仕事です。
 さらに、特許権、実用新案権、意匠権、商標権などの侵害に関する訴訟に、補佐人として、又は一定要件のもとで弁護士と共同で訴訟代理人として参加するのも弁理士の仕事です。

日本弁理士会について(日本弁理士会HPより)
 日本弁理士会は、弁理士及び特許業務法人の使命及び職責に鑑み、その品位を保持し、弁理士及び弁理士法人の業務の改善進歩を図るため、会員の指導、連絡及び監督を行うことを目的とし(弁理士法第56条)、研修を通した会員の能力研鑚と向上、知的財産権制度の研究と普及活動など多様な活動をしています。また、弁理士の登録に関する事務を行っています。

 日本弁理士会のHPは下記のURLから閲覧出来ます。より詳細な情報が得られますので是非ご覧下さい。
https://www.jpaa.or.jp/

本講演の概要
 最近、マスコミでも知的財産という言葉を見かける機会が増えました。知的財産はビジネスを展開する上では重要なツールです。DX、AIやIoTなどの新たな技術分野の進展、サプライチェーンの変革、グローバル競争の激化、更にはコロナ時代のビジネスサバイバルなど、知的財産を経営資源とする動きが加速しています。早稲田の精神を心に抱いて激動の知的財産世界を駆け抜けているワセジョが、グローバルな知的財産世界の魅力を、実経験をもとにお話したいと思います。

講演者略歴
 1984年 早稲田大学 理工学部 応用化学科 卒業 (森田・菊地研究室 新制34回)
 石油会社研究部門に所属後、弁理士登録
 特許事務所勤務後、プロメテ国際特許事務所設立(2001年度)~現在に至る
 裁判所調査官(2003年度~2005年度)・現在 裁判所調停委員・専門委員(知的財産)
 日本弁理士会 副会長(2011年度)
 内閣府 知的財産による競争力強化・国際標準化専門調査会委員、
   評価・検証・企画委員会委員、知財教育タスクフォース委員、等

講演者の現役職(日本弁理士会 会長 以外)
 プロメテ国際特許事務所 共同代表 弁理士
 早稲田大学ビジネススクール 非常勤講師
 内閣府 知的財産戦略本部 本部員(同 構想委員会 委員)
 裁判所調停委員・専門委員(知的財産)
 Licensing Executive Society International Vice President
   (Licensing Executive Society Japan 元会長)
 アジア弁理士協会 日本部会 理事
 産業構造審議会 知的財産分科会 委員
   (同 特許制度小委員会 委員、不正競争防止小委員会 委員)
 日本工業標準調査会総会委員・ISO知財マネジメント策定委員

講演者のご趣味、特技、等
 美味しい料理を探索すること
 タイ語

講演の日時、場所、形式等
 開催期日;2022年5月28日(土)
 講演時間;15:00~16:00(応化会役員挨拶、講師紹介、及び質疑応答等を含む)
 講演形式;対面方式、及び遠隔会議用ソフト Zoomを使用したリモート方式を併用.
 対面方式での開催場所;西早稲田キャンパス 57号館 201教室
 その他 ;参加費無料.要事前申し込み.

申し込み方法について
 応用化学科の学生、早稲田応用化学会会員であるOB/OGの皆様、及び同会会員以外で本学の学生、卒業生・修了生、教職員の方は下記のリンク先から申し込みをお願いします。
 申し込み先 ⇒ https://forms.office.com/r/iAwZw5yHas
 5月24日頃、申し込みメールアドレス宛にZoomによる参加方法、また対面参加の方への依頼事項等が配信されます。皆様、是非奮ってご参加下さい。
 宜しくお願い致します。

――― 以上 ―――
(文責;交流委員会)