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第71回早稲田応用化学会ゴルフ会

10月30日、早稲田応用化学会の有志で第71回ゴルフ会が千葉県市原市の「南総カントリークラブ」で開催されました。
長い歴史をもつこの会ですが、最近は参加者が高齢化しており、現役OBの参加も促そうとの観点から年二回の会のうち一回は休日の開催することに致しました。
今回は初めての試みでしたが、参加者11名と幹事団からすると少々残念な結果でした。
準備や皆様へのお知らせが遅くなったことを反省しています。次回以降ですが、春は平日に秋は休日に開催すべく準備を進めます。皆さんふるってご参加いただければ幸いです。
当日は10月末とは思えない冷え込みのなかでしたが、最年少(新制36回)の井村さんが厳しいコンディションのなかあと少しで80台というスコアで優勝されました。
おめでとうございます。

優勝カップを三浦会長から受け取る優勝者井村さん

優勝カップを三浦会長から受け取る優勝者井村さん

第13回中部支部交流会報告

2016年10月15日(土)「名古屋ダイヤビル」にて、第13回交流会を開催した。
交流会のプレゼンターは、長年生化学分野で研究活動をしてこられた、岐阜大学生命科学総合支援センター特任教授木内一壽氏にお願いした。

木内一壽氏による講演「海馬と記憶とアルツハイマー」の要旨

生命の活動を制御している脳について、その”不思議な部分”や”アルツハイマー病の回避”などに新たな解明が進んでおり、その内容が紹介された。プレゼンテーションの要旨は以下の通り。
詳細は講義資料(pdf;27MB)

  • ①神経細胞(ニューロン)の詳細な構造、神経信号の伝播機構、およびニューロン間の接合部を構成する“シナプス”の構造と、電気信号を化学信号に変えニューロン間の情報伝達する、神経伝達化学物質の分類と各々の役務についての説明があった。更にヒト脳の進化の歴史や何故進化出来たかについての“ネオテニー論(幼形熟成論)”並びに遺伝子の重複による脳の大型化について、ゴリラやチンパンジーと比較し、顎筋肉の発達差や言語の進化差を事例引用し説明された。
  • ②人間とチンパンジーを比較すると、ゲノム遺伝子の相違が1.23%および言語の進化に関わる唯一の遺伝子(転写因子FOXP2)は両者の差は僅かにアミノ酸2個の違いでしかない事。又人間同士の比較では、遺伝子相違が0.1%異なることで、人それぞれの異なる個性が作られているとの説明があった。
  • ③ 海馬と記憶の関係は、記憶の内容による分類と分類された記憶の脳内記憶エリアの説明がなされた。陳述的記憶(意味記録、エピソード記憶、作業記憶)は海馬に、非陳術的記憶(記憶の内容を言葉で記述することが出来ない記憶)は小脳へおよび思い出せない記憶(直感的なもの)は側頭葉に刻まれるそうである。
    記憶に重要な役割を占める海馬について、その詳細な神経ネットワークをマウス海馬画像などにより説明された。新しい情報が記憶されるには”シナプス伝達効率の変化(可塑性)“と”長期増強(LTP)“が必要で、その基本概念が示された。
    海馬に一時的に置かれた記憶を、大脳皮質にしっかりとした記憶として移動記憶させるには、強い刺激による伝達効率の変化(可塑性)を高頻度に与えることが肝要であると述べられた。
  • ④海馬に記憶された新しい情報を大脳皮質へ移動させ確かな記憶として強化させる時間は、長いケースで2年にもおよぶ。それには睡眠の深さが関係しており、ノンレム睡眠(ステージ1の脳波=シータ波)時に、海馬と大脳皮質の間でニューロンの発火パターンの繰り返し再生が最も盛んとなり記憶強化作業が行われている。
  • ⑤“アルツハイマー病”への予防策として、以下の新しい知見を述べられた。
    • PET画像診断によればアルツハイマー病の発症原因であるアミロイドβの蓄積は発症する10~20年前に既に始まっている事。
    • 前脳基底部に投射しているアセチルコリン神経系は、場所と対象物の認識記憶に深く関わっている事が証明され、再認記憶障害の原因解明が進んでいる事。
    • 認知症の重症化には、睡眠と切っても切れない関係が存在する。患者に特有の睡眠に関わる3つのハンデキャップ、即ち、「目覚める力が低下する」、「体内時計が壊れる」及び「眠る力が弱まる」が、質の良い睡眠リズムの維持により得られるアミロイドβの分解効果に悪影響を与える事。従って、日中は30分以上の睡眠はとらずに夜規則正しく良質の睡眠をとることが肝要である事。
    • メリハリの無い日常の活動リズムも認知症への進行リスクを高め、軽度の認知症から認知症への進行予防は、定期的な有酸素運動(60分程度週3回)と、脳科学の見地から人としての“ネオテニー” (好奇心や遊び心)を保つことが肝要。
  • ⑥最後に、新しく開発された治療薬(アデュカヌマブ)並びに聴覚機能の回復やパーキンソン病の治癒方法として実用化が始まったBMI法(機械の信号を脳に送り込み脳の活動を刺激制御)を紹介されプレゼンを終えた。

出席者の関心の高いプレゼンテーションで、「思考力」はどのような神経活動に基づくのか?或いは「時の記憶」はどのようになされるのか?などの数々の活発な質疑応答で交流会を終えた。

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講演する木内教授
交流会風景

交流会風景
集合写真

全員写真

交流会終了後、いつもの喫茶店に席を移し懇親を深めた。秋山健氏、新村多加也氏および大高康裕氏よりスピーチがあり、いつものように和気あいあいの懇親会でした。

参加者(敬称略)
(講 師)木内一壽(新24回)
(中部支部会員)澤田祥充(旧31回)、近藤昌浩(新9回)、三島邦彦(新17回)、堤正之(新17回)、白川浩(新18回)、後藤栄三(新19回)、柿野滋(新19回)、秋山健(新19会)、小林俊夫(新19回)、友野博美(新22回)、山崎隆史(新25回)、藤井髙司(新36回)、新村多加也(新39回)、大高康裕(新41回)、加藤毅之(新57回)以上16名。

(文責 堤)

第2回早稲田応用化学会シニア会開催報告

 早稲田応用化学会シニア会は、最長老の中岡敏雄先輩(旧制17回)を筆頭に太田昭先輩、中曽根荘三先輩(中曽根荘三奨学金設立者)、加藤忠蔵先生、山本明夫先生など錚々たる顔ぶれがメンバーに名を連ねております。これまで世話役をされた百目鬼清大先輩は、応化会の行事に対して積極的にご支援、ご協力を頂き、応化会活動の活性化の原点を創り上げた恩人です。

これらの大先輩のご苦労とご支援に感謝して世話役を引き受けられた河村宏氏は、大先輩と同様に新生第1回会合において応化会の活動とは別に何らかの形で応用化学科を支援する活動を継続してゆきたいと考え、来るべき応用化学科100周年記念事業にシニア会から何某かの寄付をしたいとの意思を示されていました。
このような経緯から、河村宏氏は、事前に西出宏之教授にお願いし、寄付口座の開設と、当日100周年記念事業の概略のご説明とをお願いし、ご承諾を得ておりました。

第2回会合は、2016年10月12日(水)新宿中村屋ビル8階のGranna(グランナ)に25名が参集し、12時から開催されました。長い間応化会活動にご尽力いただいた平林浩介氏の元気な姿がありました。下井將惟氏が司会役を務め、百目鬼清先輩のご挨拶と乾杯のご発声を頂戴し、会がスタートしました。

 初めに特別参加の西出宏之教授から2017年10月7日(土)にリーガロイヤルホテル東京にて開催予定の応用化学科創立100周年記念事業原案が配布され、資料に基づき記念事業としての計画のご説明があり、寄付口座*も用意してありますので本会ご参加の皆様方のご理解、寄付、支援を賜りたい旨のお願いがありました。また、大隈公が提唱された人生125歳を目指して本シニア会の皆様のご長寿をお祈りしたいとのご挨拶がありました。引き続き河村宏氏が用意された100周年記念事業に対する奉加帳が百目鬼清氏、上田忠雄氏ほかの大先輩の席から回覧され、回覧終了後、河村会長から西出教授に手交されました。

 暫しの会食と歓談を経て司会者の指名により初めての出席者を中心に近況報告をお願いしました。中でも、蒸し暑い日本を離れ、カナダで優雅に避暑された方、旧制32回生残り8名でクラス会を行ったので応化会HPに掲載後、会報に掲載して欲しいとの要望、また、長い間応用化学会のHP管理者を務められた平中勇三郎氏から本年7月から広報委員会も新体制に移行し、トップページ他をワードプレスを利用したスマートフォン対応に改訂したとの報告がありました。
リンク先は、http://www.waseda-oukakai.gr.jp/index.html

発言された方々の画像は、 こちら。

寄付口座:
ゆうちょ銀行、店番018、普通預金
口座番号:78759931
口座名義:「早稲田応化百周年記念事業」

アイスクリームほかの氷菓のデザートをいただいた後、司会者から次回来年4月19日(水)に同じ場所が予約できたとのお知らせがあり、賑やかに集合写真を撮影してお開きとなりました。

シニア会集合写真

世話役:河村 宏(新9)、下井將惟(新13)、相馬威宣(新13)
(写真:広報委員会 相馬威宣、文責:相馬威宣)

広報委員会BBQパーティ

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この一年、広報委員会はいくつかの課題に取り組みました。
一つはHPの一新です。HPをスマホで見る人が増えたのでスマホ対応(レスポンシブといいます)にしたい、またHP用の言語に習熟していなくても、広報委員が誰でも簡単に、タイムリーに投稿できるようにしたい、そんな要請への対応として7月から応化会HPは新しい環境に移行しました。
二つ目は学生委員会のHPを軌道に乗せること、これも応化会のHPと同じソフトウェア環境を整えて、活発な活動が動き出しました。 ⇒ 学生委員会HP

設営も完了。

設営も完了。

こうした成果を振り返って、11月の広報委員会(HP担当者会議)は、大学構内から離れて逗子の野際広報委員邸でBBQパーティとして開催されました。

参加はシニア委員、現役委員、そして学生委員と総勢15名。寒さを懸念していましたが、小春日和の絶好の天候、ヒートテックでは暑いくらいの陽気でした。芝生の庭にテントを二つ張り、テーブル・椅子の設営、食材の調理、BBQ窯の火おこし、学生委員が中心に大活躍でした。

乾杯!

乾杯!

 

ビールサーバーからジョッキに次々と、ビールが注がれて、皆で乾杯。そして、井上委員、佐々木委員の見事な包丁裁きで、大皿に盛られたお刺身、次々に焼きあがるお肉、サザエ、お魚、串焼き野菜、焼そばなどを堪能しました。60に近い年齢差の集団が共通の課題に取り組んで、一つのチームとして達成感を共有し、こうして集まれたことは本当に幸せでした。

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参会者: 井上 健委員長、相馬 威宣、平中 勇三郎、野際 基実、佐々木 一彰各広報委員、橋本 正明副会長、河野 恭一監事、
春原 晴香、遠山 良、住田 裕代、神守 広一郎、濱村 咲妃、小阪 美智、五十嵐 怜、平田 宗雅 各学生広報委員

宴も終わって後片づけをしていると、山の端に大きな月が出てきました。

鳶の頭に押されて昇る月

鳶の頭に押されて昇る月

天気も最高、メンバーも最高、BBQも最高、お庭も最高、ウルトラスーパームーン前日の月の出も最高で、とても楽しい会になりました。

(文責 広報委員会)

旧32回クラス会報告(平成28年10月3日)

旧制32回クラス会(2016-10-3)

後列 左より 上田 忠雄、今井 昇、北村 国雄、光井 武夫
前列 左より 椙田 慈、中谷 治夫、藤田 青男、朝倉 光雄

早稲田応用化学科旧32回クラス会(平成28年10月3日新宿翠園にて)

早稲田応用化学科旧32回生のクラス会を2016年10月3日(月)新宿小田急デパート12階にある中華料理店の「翠園」で開きました。僅か8名の会合でしたが元気一杯に酒と食事で2間半、昔話と近況の話題で楽しい一時を過ごしました。
私共は昭和23年の4月に応化に入学し、26年3月に卒業した旧制度最後のクラスであります。入学時のクラスメートは確か45名程であったと記憶しています。社会人になって夫々が四散し現時点では約30名の方が死去ないし行方知れずで、14~15名の方には連絡が取れる状況です。しかし年齢は最早87~88歳と高齢になり、歩行も不自由でクラス会への出席を遠慮したいとのことで、結局は8名となりました。
この先も何とか90歳になるまではクラス会を頑張って継続しようと申し合わせし、次回のクラス会は2017年の10月2日(月)の13~15時30分、会場は今年同様に新宿小田急デパート12階の「翠園」を予約して解散しました。(2016.10.15記)

(幹事上田、北村)

2016年度新制13回同期会報告

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新制13回の同期会が、平成28年10月19日(水)12時~15時有楽町ダイニングバー「綴」で開催されました。これまでの幹事の努力により、ほとんどの同期生にはE-メールにより、開催案内,参加・不参加の連絡が可能になり、同期会開催がかなり容易になりました。また、堀井幹事長の努力もあり、51名と多くの同期生から近況報告が寄せられ、貴重なデータとしてE-メールにて配布されました。

 

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最近6年間は、同期会が毎年開催され、参加者は24~30名の間で推移しており、毎回賑やかな同期会を楽しんでいます。今回は、29名の参加者があり、丸山幹事の司会により、堀井幹事長の挨拶(この歳になるとキョウヨウとキョウイクが大切です)に始まり、最近1年間に逝去された2名の同期生に黙祷をささげた後、山口氏の音頭による乾杯で、会が始まりました。

 

暫くの間歓談した後、参加者に近況報告をお願いしました。現役の時の仕事を継続している、NPOや地域で社会貢献をしているなど、’老いてますます盛んという表現がぴったりする人が多く、大いに盛り上がりました。しかし、話題豊富なため、17名の報告で時間切れになりました。同期会の和やかな雰囲気を次の川柳がよくまとめています。

・同期会出て健勝を知らせ合う
   ・しわ白髪真面目に生きて来た証し
・同期会病気の話で盛り上がり
・病気よりお墓の話が多くなり
  ・スピーチに人生観が込められる
句作者 市川嘉紀幹事

 

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最後に、次期幹事4名(永瀬、戸上、藤崎、渡辺の各氏)の選出及び挨拶、市川幹事の会計報告、佐野幹事の閉会の挨拶、重村氏の最終締めの後、集合写真を撮り、次回同期会での再会を約し、散会しました。

 

 

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(文責:佐野正道、写真:相馬威宣)

 

新制21回同期会報告(平成28年11月5日)

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後列 左より 倉持、天野、堀江、小川、中世、松本、篠田、木村、棚橋、仲佐、上野、堀井、久保田、渋谷
前列 左より 奈良、西田、三浦、長瀬、橋本、島田、吉本

新制21回同期会:  17:00~19:00   会場:東京ガス四谷クラブ

  • 司会                             堀江芳文
  • 開会挨拶 応化会会長 三浦千太郎
  • 乾杯                            倉持誠
  • 懇談
  • 閉会の辞(次回開催) 橋本正明

22013年に再開した新制21回応用化学科同期会、いつも早稲田祭・理工展にあわせて開催します。最初のの2回は63号館の馬車道での開催でしたが、昨年からこの場所は使えなくなり、会場は三浦千太郎君のはからいにより東京ガスの四谷クラブになりました。今年は四谷クラブ2回目の同期会でした。
3参加者は22名、昨年の20名より2名多い参加となりました。前回、前々回と参加者の顔ぶれには異動がありますが、参加者数はほぼ20名余と安定しています。また今回は、1名の方が、同期会の機会に応化会年会費を納入してくださいました。 今回初参加の天野一秀君とは卒業以来45年ぶりの再会でした。
堀江君の司会、三浦応化会会長の開会挨拶、倉持君の乾杯で会は始まりました。ビール、日本酒、焼酎、ワインと飲み放題、美味な食事も一段落してから、一人2分限定のスピーチとなりました。27まだ働いている人数人、趣味や社会貢献などそれぞれに有意義な時間を過ごしている人、思わぬ怪我や病を克服した人などさまざまですが、飲んで話せばいつのまにか学生時代の顔に戻っていくようでした。
最後の締めで、来年は応用化学科設立100周年であると同時に、我々が早稲田で顔を合わせて50年という記念の年、また大いにやりましょうということで、来年の再会を約してお開きになりました。

 

末尾になりましたが、今回の開催に当たっては応化会の同期会支援プログラム(→ こちら)にお世話いただきました。開催案内の作成・発送、必要資料の印刷など、応用化学会事務局の寺嶋様、佐野様を始め関係者のご協力に心から感謝いたします。

2015:新制21回同期会報告(平成26年11月8日) →こちら
2014:新制21回同期会報告(平成26年11月1日) →こちら
2013:新制21回同期会報告(平成25年10月5日)→こちら

(幹事:長瀬、三浦、倉持、上野、堀江、島田、橋本)

2016年 短信



会員の皆様から個人情報の確認・総会出席シートの通信欄に頂きました近況、ご意見を掲載しました。会報誌No.94にも掲載されています。

旧制・工経・燃料卒業生

●長澤 寛一(昭和25年卒・燃6回)
無事消光しております。


新制卒業生(1回~10回)

●井上 脩二(昭和27年卒・新2回)
昨年6月から急性腎不全で入退院をくり返し、同時に認知症も進行して要介護4の認定を受けています。

●佐野 和夫(昭和27年卒・新2回)
あとひと月程で87歳となりますが、お蔭様で元気でおります。まだゴルフなど続けております。応化会の益々の発展をお祈り致します。
●樋渡 章訓(昭和28年卒・新3回)
まだ存命している事をお知らせするため返信します。
●佐藤 貞止(昭和30年卒・新5回)
元気で変わりありません。
●関口 安貞(昭和33年卒・新8回)
体調はまずまずですが、腰が痛く遠出はひかえています。
●髙柳 晴夫(昭和33年卒・新8回)
昨年末、仙台市に移住しました。冬期は寒いですが、住みやすい所です。応用化学会の益々の発展を祈念致しております。
●平山 利治(昭和33年卒・新8回)
お蔭様で、心身共に元気に生きております。
●安倍 建治(昭和34年卒・新9回)
史跡、名勝、ミュージアム等を巡り歩いています。
●小林 裕(昭和34年卒・新9回)
S34年来、岡山での生活です。繊維事業に従事して、今ではOBになりました。
●岡戸 孝市(昭和35年卒・新10回)
H13年9月より左半身麻痺(脳梗塞)になり、身障手帳1級を受けております。
●宮﨑 榮三(昭和35年卒・新10回)
小保方晴子氏の「あの日」を読んで以来、「STAP細胞」について勉強しています。少なくとも4ヶ国で再現に成功しているようですね。できるだけ早い段階で、「学位」が回復されるように希望しています。なお、応化会誌に、是非、常田先生の「STAP細胞」についての解説をお願いしたいと思います。


新制卒業生(11回~20回)

●井上 征四郎(昭和37年卒・新12回)
母校卒業して54年、退職して12年経過。奈良県稲門会や応化会関西支部活動に参加して、遠く関西の地で早稲田との繋がりを維持しています。

●吉野 勝久(昭和38年卒・新13回)
先ずは悠々自適の日々を過ごしています。
●小川 弘(昭和39年卒・新14回)
私は三菱重工の研究所に45年間勤務しましたが、その内35年間は排ガス処理装置(環境装置)の開発に従事しました。そのため、中国の「大気汚染」が気になります。
日欧米の先進工業国は日本企業が開発した環境技術(排煙脱硫・脱硝装置等)によって「大気汚染」問題を解決しました。中国はこの問題を解決できると思いますか?
私は現状の中国の社会体制ではだめだと思います。
●斉木 篤(昭和40年卒・新15回)
逢坂先生の貴重な著作物をお送り下さいまして、有難うございます。
●竹内 莊一郎(昭和40年卒・新15回)
母(101歳)を介護しています。
●服部 英昭(昭和40年卒・新15回)
昨年は4回目の地球一周クルーズを行い、オプショナルでキューバとガラパゴス諸島へ行き、新しい経験を積むことができました。再度の旅行のため、衰えに頭をたたきながらスペイン語の研修に努める日々を送っています。
●柿野 滋(昭和44年卒・新19回)
熊本地震からの早期復興が望まれます。可児の里山で自然を楽しみ元気にやっています。応化中部会にも顔を出し、住民皆さんとのまちづくりも面白いものです。現役皆様のご活躍をお祈り致します。
●後藤 栄三(昭和44年卒・新19回)
自治会長ボランティア活動に従事しています。
●藤本 暸一(昭和44年卒・新19回)
3月末で早大を定年退職しました。現在は招聘研究員となっています。
●山本 浩一(昭和45年卒・新20回)
中国からの化学品を輸入する仕事に従事しています。生涯現役で楽しんでいます。


新制卒業生(21回~30回)

●勝 孝(昭和46年卒・新21回)
3月に「στの会」に出席しました。時の経つのは早いですね。卒業して45年です。65歳を過ぎると、それぞれの人生観で楽しく生活している人が多く、元気をもらいました。

●有山 達郎(昭和48年卒・新23回)
秋田大学の客員教授をしています。集中講義のみですが、若い学生を相手にすると、こちらも若返ります。
●大澤 悟(昭和48年卒・新23回)
昨年3月、42年間勤務した㈱竹中工務店技術研究所を卒業し、4月から自宅にて建築仕上材料コンサルタントのoffice OHSAWAを起業しています。
●長谷川 悦雄(昭和48年卒・新23回)
5年毎に放郷で開催している中学校のクラス会(三武会)の卒業50年記念会を本年5月に開催しました。応化会の同期50年会@2023を楽しみにしています。幹事さん(有山、寺嶋、矢崎の各氏)、企画を宜しくお願いします。
●畠 秀幸(昭和48年卒・新23回)
3月から子会社のテックプロジェクトサービス(TPS)に移って、国内案件を担当してます。
●木内 一壽(昭和49年卒・新24回)
この3月で定年退職しましたが、引き続き特任教授として岐阜大学に勤めることになりました。
●大澤 伸行(昭和50年卒・新25回)
3月末で39年間勤めたJXグループを退職しました。しばらく休んでから、次は人の役に立つようなことを始めたいと思っています。
●前田 哲郎(昭和50年卒・新25回)
あいかわらず感染症や生活習慣病と関わる仕事をしております。将来の自分のためにも、認知症に関するリスクマーカーの開発を目指しております。
●守屋 賢一(昭和51年卒・新26回)
昨年退職致しました。早稲田応用化学会の発展を心よりお祈り申し上げます。
●井上 和雄(昭和53年卒・新28回)
62歳になってしまいましたが、どうにか現役で勤めています。2009年にリオにメガネの特注工場を設立し、今サンパウロに第二工場を建設中です。経済状況等々問題が多々ある国ですが、潜在的な可能性は大です。将来を楽しみに最後の奉公中です。
●内田 悟(昭和54年卒・新29回)
来年4月にはJXホールディングス、東燃ゼネラル石油が統合される予定です。まさか旧日石と旧東燃が同じ会社になるなんて考えもしませんでした。旧日本石油に37年前に入社し、現在ではグループのIT機能会社で統合準備をしています。いろんなことを考えさせられています。盛会を祈念しています。
●川喜多 卓也(昭和54年卒・新29回)
昨年定年退職しましたが、引き続き再雇用で継続勤務しています。
●木村 賢一(昭和54年卒・新29回)
リスタート(還暦)まで数ヶ月。やれるだけの準備はしたつもりでも抜けがあるのもまた人間の成せる業か。兀兀やるだけでなく、最後には気合(気持ち)が必要という事。今年も盛会を祈念いたします。
●田中 良明(昭和54年卒・新29回)
退職し、親の介護に専念しております。
●真野 利男(昭和55年卒・新30回)
再びカルゴンカーボンに戻って元気にやっています。
●山下 明泰(昭和55年卒・新30回)
3年前に移籍し、それまで自転車で5分だった通勤が、今は電車を乗り継いで90分かかるようになりました。お陰様で体重は?6kg。最近少しリバウンド(+2kg)しましたが体調は良いようです。統計では転職は離婚に続くストレスとか。私はストレスから解放されたのか?


新制卒業生(31回~40回)

●泉 亘(昭和56年卒・新31回)
盛会を祈念しています。

●稲葉 秀子(昭和57年卒・新32回)
医師として25年目になりました。現在静岡の病院に勤務しております。早稲田卒業後は同期の方とお会いする機会がありませんでした。今後お会いできれば幸いです。
●星野 均(昭和59年卒・新34回)
昨年より東工大へ移籍しました。
●前田 和哉(昭和59年卒・新34回)
タンタル業界は、スマートフォンに大きく依存しており、A社の影響をもろに受けております。他用途の使用が課題となっています。
●町野 彰(昭和59年卒・新34回)
関係会社(東京ガスケミカル)に出向になりました。
●小林 洋(昭和60年卒・新35回)
現在、都内私立一貫中高校で化学の教員をしております。
●波多野 吾紅(昭和60年卒・新35回)
3月で東芝を早期退職しました。今後の人生を模索していきます。
●相田 冬樹(昭和61年卒・新36回)
いつも懐かしく拝読させていただいております。社業でも現役研究員として全力を注いでおります。最近「生涯一現役」ということばをかみしめております。
●徳田 幸紀(平成1年卒・新39回)
今後の早稲田応用化学会のご発展を祈念いたします。
●浦田 達生(平成2年卒・新40回)
会のご発展を祈念しております。
●立川 仁典(平成2年卒・新40回)
昨年より横浜市大の所属専攻にて、専攻長を仰せつかりました。早稲田にも1,4年生対象として4~5月にお邪魔しております。
●柳澤 暁(平成2年卒・新40回)
50歳での就職活動はいろいろ厳しいものがありましたが、なんとか再就職できました。


新制卒業生(41回~50回)

●加藤 昌史(平成3年卒・新41回)
新工場建設のため、韓国に渡り2年です。幾多の苦難を乗り越えてプラントが稼働を開始しました。

●関根 優子(平成9年卒・新47回)
今年は入社18年目、立場も変り、岐路に差し掛かっています。
●吉岡 精一(平成9年卒・新47回)
そば屋が閉店になってから、私は転職し、清掃の仕事をしています。


新制卒業生(51回~60回)

●橘高 恭子(平成16年卒・新54回)
広島でのG7外相会議と岸田さんの御活躍にとても勇気づけられました。我々のような学問を修めた者こそ平和に対する責任を果たしていこう、と、まずは自分の心の平和に責任を持つようになりました。*宗教ではありません、念の為。(笑)


新制卒業生(61回~)

●齋藤 杏実(平成28年卒・新66回)
他大学大学院に進学し、1ヶ月が経ちました。早稲田で育ってよかったという想いは変わりませんし、今後も早稲田卒業生の自分というアイデンティティは変わらないでいたい、と思っています。


大修修了博取得生

●土本 晧二(昭和44年博・大14回)
応用化学会のますますの発展と、総会・講演会の盛会をご祈念申し上げます。

●横田 昌明(昭和54年修・大27回)
ついに、稲門医師会創立です!

第12回評議員会報告

第12回評議員会報告(2016年10月8日開催)

第12回評議員会が2016年10月8日(土)14時から理工学部55号館2階第3会議室にて開催され、評議員33名、関係者を含め総員45名の出席を頂きました。三連休の初日になったことなどから例年より少ない出席者になりましたが、意見交換も行い有意義な会になりました。

三浦会長挨拶

最初に三浦会長から、「2014年の引継ぎ以来、早くも1期2年が過ぎ2期目の運営に携わっている。今まで活性化を担ってきたボラティアメンバーの交代期と重なったこともあり、この2年間は新体制づくりをしてきたが、上手くいかず2年が過ぎてしまった。
一方で、タスクフォースとして実施した未来社会創成の会は、逢坂教授、西出教授そして黒田教授にお願いして3回の講演会を実施したが約70社、300名の参加者が集まり、「早稲田応用化学科、ここにあり」を示すことができた。更に発展させるべく橋本副会長をリーダーに11月に新しいフォーラムを実施する。 学生が主体となった自主企画の「新入生歓迎会」は65名の学生が参加し、更にサントリーから講師を招いた講演会も開催された。広報委員会16名を始めとして応用化学会への学生参加も盛んになっている。


審議風景

意見交換風景1

意見交換風景2

さて、「応化会2011ビジョン」以来取り組んでいる主テーマとして「現役OB・OG世代の帰属意識の高まり」に繋げていくためにも、魅力ある応用化学会となる内容にしていきたいと考えており、本日の意見交換会でも議論して頂きたい。また応用化学科100周年記念に向け支援を実施していきたい。一昨年から実施してきたチェック&レビューにおいて、評議員会の開催時期を春から秋へと変更したが、皆さんの意見を応用化学会の運営に反映させていきたいと考えている。また、この一環としてHPの再構築、会報のアーカイブ化なども進めている。
冒頭で申したように新体制の構築であるが、理事にJX-HDの安達常務とライオンの濱社長などが加わり総勢45名(内、現役OB・OG12名、学生18名)の陣容が整ってきてはいるが、シニア世代が額に汗をかいてこの会の運営を進めていることが実態であり、この活動が大事であり、本日参加している評議員の皆さんにも参加して頂きたいと思っている。」との挨拶がありました。

次いで和田庶務理事より応用化学科創立100周年記念事業計画について説明がありました。
引き続いて各委員会の活動状況について、中井基盤委員長、魚森交流委員長、井上広報委員長より報告がありました。
その後、未来社会創成フォーラムについて今回から応用化学科と応用化学会の共催とし、11月29日に「ライフサイエンス・バイオが拓く未来社会」をテーマに開催することが橋本副会長から説明がありました。また寺嶋応化会事務局長より、連絡用メールアドレス登録記載事項変更連絡のお願いがありました。

今回で5回目になる意見交換は年代の近いグループ及び同門会評議員の5グループで行い、応化会への帰属意識を高めるために応化会に要望することをテーマに討議を行いました。

懇親会は、16時30分から56号館カフェテリアで応化会副会長の西出先生の挨拶・乾杯で始まり、終始和やかな雰囲気で会話も弾み、最後に倉持副会長の中締め、小森評議員の一本締めで終了しました。

(文責:基盤委員会)

懇親会・西出副会長挨拶・乾杯

懇親会風景

 

評議員会場Gallery    懇親会会場Gallery

第11回以前の評議員会報告は、こちら。