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卒業生へのインタビュー(第1回) アステラス製薬・Rx+事業創生部 向井華さん

卒業生へのインタビュー企画:
多くの応用化学科卒業生が社会に出られて活躍されています。実社会での経験は業種や職種によっても様々であり、卒業生の体験談は実社会で日々活躍されている卒業生の新たな視点への着眼点になったり、在校生にもこれから進むべき未来において貴重な体験が含まれていると思います。

そこで、各方面で活躍している卒業生に現在の自分の立ち位置について語っていただくとともに、インタビュー形式をとることで現役学生を含めた各世代の応化会会員間のコミュニケーションラインの構築と、社会における経験値をほかの卒業生にも共有していただくことを目的とした企画になります。

向井華さんには、一億総活躍の旗印のもと人材活躍推進の制度として整備されているジョブリターン制度*について話を伺いました。転居、留学や介護などの理由により離職を選択された方がそのスキルを活かすために復職できる制度としてもジョブリターン制度は注目されるべきものであり、向井華さんにはその制度活用の先駆けとなった卒業生です。

*ジョブリターン制度は一般的に使われている用語ですが、各企業においては「re-member制度」、「キャリアリターン制度」など会社固有の呼称を用いている例もあります。厚生労働省の調査によると、生産年齢人口は今後20年で約1,400万人減少することが予想されており、企業による優秀な人材の獲得競争がシビアになること見込まれることから企業側でも注目されている制度です。

向井(三沢)華さん 《ご略歴》
1996年 早稲田大学入学 (理工学部応用化学科)
1999年 竜田研究室 配属 (有機合成化学)
2000年 早稲田大学大学院理工学研究科
2002年 アステラス製薬(株)入社 (旧山之内製薬) 創薬化学研究所、知的財産部、ファーマコヴィジランス部を経て2020年より現職

*2013年-2016年:退職期間(再雇用制度・シンガポール在住)、2017年:アステラス製薬へ再雇用登録制度により復職

大切にしていることは、「人/場所/経験、あの時を・毎日を、大切に」、アジア料理や旅行が趣味だそうです。

Q. 向井さんはアステラス製薬を一度退職後にまた復職されていますが、大学に入られた頃から医薬品についての興味などあったのでしょうか

A. 私は早稲田大学入学前から数学やサイエンスに興味があり、迷いなく早くから研究職を希望していました。複雑な化学骨格を構築していくことができる精密有機合成に興味をもち、研修室は有機合成化学の竜田研究室を志望しました。不斉点の導入や天然化合物の全合成や修飾の面白さを研究室で知りました。そこで当時の山之内製薬から竜田邦明先生に開発候補品を見出すための化合物として全合成のご相談のあった化合物(Quinolactacin)を卒業研究対象にすることになったのが山之内製薬への就職のきっかけです。

Q. 産休・育児休暇制度の充実は進んできましたが、ジョブリターン制度はまだ3割程度の企業のみにおいてに導入されている(厚生労働省の「平成29年度雇用均等基本調査」による)段階でこれから整備が進む制度と感じています。アステラス製薬を退職されるにあたり、復職を考えられた経緯について教えて下さい。また、この制度の認知度はいかがでしょうか。

A. アステラス製薬では退職後5年以内に復職を希望し、会社とのニーズがマッチした場合に、退職時に所属していた部署への再雇用の可能性があるいるということを、退職手続きの際に説明を受けていました。復職を希望する社員に対して連絡先を会社に届出しておくことにより退職後の連絡が取れるように運用されています。私自身、アステラス製薬から離れて違う針路を進みたいと思ったことは一度もなく、復職は退職前から希望しておりました。

退職の理由は家族とともにシンガポールへの転居によるものでしたが、その海外赴任も5年以内には帰任となる見込みでしたし、退職中の海外経験を復職時に活かせるのではという発想が私には自然でしたので、新しいことに挑戦したいという気持ちから退職を決意しました。

再雇用登録制度に関してはまだ事例は少ないようでしたが、退職時の元先輩と連絡をとれていたことから私の復職に向けた相談を元上司としてくださいました。復職後、私以外にも再雇用制度で同じように復職された社員たちとも再会することも出来、とても嬉しい経験でした。当時弊社では、退職時に再雇用登録申請フォームが退職届に添付されていたことから、自己都合で退職される社員にはこの制度は知られていたものだと思います。

働き方の多様化で、育児休暇に関しても女性も男性も取得する例が見られるようになりました。育児休暇についても周囲の理解が大切で復帰後も仕事との両立で苦労する点はありますが自分が明るく頑張ることによって家庭内も含めていい影響があると思いますし、私の周囲では夢を諦めてしまう方は数年前と比べてだいぶ減ったように思います。

復職制度につきましても私が知る限りですが数名程度の社員がこの制度で復帰されていると思います。アステラス製薬でも制度そのものは早い時期に導入されていましたが、前例が少ないなか、復職させて頂けたことは大変有難いと思います。

Q. 退職から復職までの道のりについて教えて下さい。

A. 海外生活3年目くらいに帰任が決まり、退職時の元先輩に帰国と復職希望について伝えました。再雇用はキャリア入社と同様、履歴書提出、面接(一次~三次)の審査がございました。一次は在職時の上長、続いて二次は在籍していた部署がグローバル組織でありそのグローバルリードが米国拠点にいましたので、グローバルリードと、最後に三次は人事部門の担当者を交えた面接であり、業務内容や採用に向けた確認に到るまで、各面接での内容はそれぞれ異なりました。復職の確定後、契約社員として半年間の試用期間を経て、正社員に復職できました。

Q. 復職してよかったと思われることは何ですか

A. 数年離れていてもたくさんの同僚、仲間がそこにいてくださっていることが一番よかったです。仕事や職場に慣れるのも早かったと思います。仕事上のコミュニケーションも復職直後からスムーズに進むこともあり、業務の効率もよいと感じています。また、復職後に同期や元同僚などと交流する機会もあり、制度そのものが社内において認知されてきたように思います。

Q. 実際にジョブリターンを活用して何か感じることはありましたか

A. 退職前に在籍していた部署に戻ることになりますので、かつて自分が担当していた業務にひもづいて実戦に戻るまでの勘を取り戻すのは早かったと思います。また、キャリア採用と比べて、ジョブリターンの場合は職場の同僚と復職者が初対面ではないので、相互理解が進んでいることで安心感もあるのだと思いました。

Q. 海外では転職を繰り返してキャリアアップしていくケースが多いように思いますが、その点でも日本のジョブリターン制度は独特な印象がありますね。日本ではキャリア入社(転職者)は採用された部署での業務を継続しているケースも多いように思いますが、復職者のキャリアプランも転職者と同様なのでしょうか。

A. キャリアアップに関しては、キャリアビジョンを部下が上長と相談できる機会があります。また、社内リクルートシステムもあり、人材を必要としている組織、及び応募したい社員が随時、システムを介してお互い連携できるようになりました。日本にいても様々な可能性や選択肢が広がったのではと思います。私も実際に入社後に知的財産部に移籍、また女性が多く活躍している職場としてファーマコヴィジジランス部(注)を希望し、現職についても新たに会社が立ち上げる業務への興味で応募し現在に到っています。
(注:ファーマコヴィジランスは医薬品の副反応(副作用)の情報収集と評価、上市後の医薬品のリスク検証などを行い患者さんへ医薬品を安全かつ適正に使用していただくための知見を構築する業務になります)

Q. 後輩に対して伝えたいことを教えて下さい。

A. 不確実で多様で曖昧な時代のなか、人間は孤立しがちです。様々な制限があるなかでも、機会を逃さずチャレンジや周囲との出会いを大切にしてください。小さな出会いもその場限りのものではなく繋がっていくことで意外なことが数年後大きな意味をもつことがあります。10代、20代で見える世界にはやはり限りがあってその中で自分の将来などを決めていかなければ行けない難しさはあると思いますが、だからこそ果敢にチャレンジすることで多くのものが得られると思います。また、大学時代の過ごし方として、日々のレポート課題や試験対策を早めにやっておくことも大切だと思います。何事も時間的余裕をもって楽しみながら準備する習慣をつけておくとよいと思います。
大学時代の同級生とは日本全国各地で仕事をされている関係で定期的に連絡を取る機会は少なくなってしまいましたが、仲間とのコミュニケーションは社会人経験が長くなるとその重さが実感できる様になると思います。

学生時代にはもっと勉強しておけばよかったと思うこともあります。研究室に入ると実験などで時間がたくさん必要です。空いた時間が少しで勉強することが難しい時期もありましたが、就職後に業務が変わるなどで段々とサイエンスの世界から離れていくようになると、最近の論文を読み直して科学者としての心得を持ち続けていると、自分の専門分野だけでなく幅広い知識への興味が湧いて、自身の生活も楽しくなると思います。

インタビュー後記:
インタビュー当日は、設定させて頂いた設問以外にグローバル化する業務や、今後の目標などについて闊達な議論があり、在校生にも新たな刺激になったのではないかと思います。

(聞き手) B3.甲斐田敬済、M1.内田梨花、LD1.疋野拓也、新39.加来恭彦(広報委員)

2020年度 企業が求める人材像

11月14日(土)に「企業が求める人材像」が開催されました。本企画は、学生の役にすぐに立つような就職活動セミナーや企業説明会とは異なり、テーマに沿って会全体で活発に意見交換と議論をして、将来どこかで役に立てるように見識を広げることを目的としています。

本年度のテーマは「アントレプレナーシップに学ぶ」となりました。「アントレプレナーシップ」は初めて聞く言葉であったためすぐに調べ、起業を指す言葉だと分かった際は、「起業について学ぶことが将来の役に立つことはないだろう」と思いました。結論として、この考えは間違っていました。

実際に本企画では、アントレプレナーシップを専攻して日本人で初めて博士号を取得された、早稲田大学商学学術院の東出浩教教授をお招きし、二部構成で会を進めました。

第一部は東出教授によるアントレプレナーシップについての講義でした。起業を行う目的とは「お金を稼ぐこと」のみならず、自らのアイデアをベースとして、何かに没頭できたりその行動に意味を見出せるような環境を自ら構築し、自分の理想とする形を作り上げることであると学びました。また東出教授は起業のための必要条件が「失敗を恐れずに行動してみること」であることも強調されていました。

第二部ではアントレプレナーシップについての海外の動画(アイデオ社のショッピングカートを5日間で作る)を鑑賞した後、東出教授と学生間で円滑な討論を行いました。動画はすべて英語であったものの、参加者たちが自由な発想のもと討論したり実際にカートを試作してみて、和気あいあいと何日間も改善を何度も繰り返し、その中で利便性も追求した独自のカートを完成させる様子が映っておりました。またその後の討論では、学部1年から修士2年の学生および参加されたOBの方まで、日本や諸外国の文化の違いにも踏み込みアントレプレナーシップにも着眼点をおきながら、今後の社会についても深く議論を行いました。

私はこの企業が求める人材像に参加して、応用化学科の学生はただ研究を行うだけでなく、アントレプレナーシップを持つことで、世界全体を大きく動かす可能性があるのだと学びました。和田先生が会の途中で「iPhoneをただ買う人間であってはいけないよ」とご発言された通り、「今後の社会を良くしていくのは自分たちだ」という意識のもと、主体的に行動することが大切であることに気づきました。

そして最後に、新型コロナウイルス感染症下においても感染対策を徹底することで、対面での開催を実現でき、学生たちの視野を広げる貴重な会となりました。講義をされた東出教授、企画構成の主導をされた和田先生および運営にご協力頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

文責: M1 藤田聖也

 

 

第25回 先生への突撃インタビュー(福永 明彦 教授)

 

「先生への突撃インタビュー」の最終回に福永 明彦教授にご登場願うことにしました。
今回はコロナの影響が長らく続いていることもあり、前回に引き続き、Zoomによるリモートインタビューを学生2名、現役OB2名、シニアOB1名の組み合わせで行いました。
福永先生には、リモートインタビューに快諾を頂き、また、丁寧に原稿の作成に協力を頂きましたことをこの場をお借りしてお礼を申し上げます。

 

略歴
• 1982年早稲田大学理工学部金属工学科卒業。1984年同大学院理工学研究科博士前期課程修了。1999年 博士(工学)早稲田大学。
• 1984~2019年日本石油(株) (現ENEOS(株))。この間、1995~1997年米国カーネギーメロン大学大学院材料工学科修士課程修了。
• 2019年4月より早稲田大学先進理工学部応用化学科教授。
本年の応化会リモート総会で先生自身が自己紹介をされたU-tube動画のです。画面をクリックすると動画が始まりますのでご覧ください。

  • 先生が研究に本格的に取り組み始めたキッカケはなんですか?
    ― 電気化学から抜け出せない運命だったのかもしれませんね ―

今、思い返すと小学校時代に水の電気分解に強く惹かれた理科少年だったことが思い出されます。理数系が好きで得意でもあり、早稲田の理工に進みました。卒業後に、エネルギー会社に入社し3年目で研究所へ異動となり炭素繊維の研究を始めた際に、修士研究で行なった、金属表面の電気化学的評価手法が、炭素繊維の表面評価に適用できるのではないかと、ふと思いつき早大との共同研究を始めたことが研究に取り組み始めた端緒です。自ら思いついたことを実行に移し上手く行ったので、研究が面白くなりました。この研究を元に、特許を取得し、海外の大学を訪問し、米国の炭素学会で発表したりして、研究者の醍醐味を味わうことができました。ビギナーズラックかもしれませんがやればできるかもと思ったのがキッカケです。
しかしながら、その後、炭素繊維の製造工場に異動となり、研究ができなくなり、研究を行えた日々を懐かしく感じるようになりました。そこで、一念発起して、社内の留学制度に手を上げ、カーネギーメロン大学の大学院へ留学しました。コースに入ったので、当初は研究どころではなく、日々の授業についていくのがやっとの日々が続きましたが、当時最先端であった、カーボンナノチューブの応用研究も行うことができ充実した学生生活を送ることができ、帰国後母校で博士を取得しました。

  • 伺った経歴の中で、カーネギーメロン大学での経験に関するお話を聞かせて頂けますか?
    ― 歴然とした日米の違いを早稲田に還元したい ―

    大学院での競争やモチベーションの違いに驚きましたし、勉強量も半端ではなくサバイバル競争を勝ち抜く流れですし、定量的に数式に表せるように、とことん追求するという姿勢も重要なポイントだとも思いました。良し悪しは別にして、その経験を母校に活かせたらとは思いました。

  • 技術的内容で先生がポイントと考えておられる点はなんですか?
    ― 実験科学の基本に忠実に ―
     
     エネルギーに関連する材料研究を中心に行っています。その中でも材料の構造と発現する機能の関係を明らかにすることを行っています。材料構造の解析には、物理的な要素が大きいですが、発現する機能においては、物理化学や電気化学の反応解析が必要になります。最近特にエネルギーを電気に変換して取り出すことが求められており、色々な領域の研究者が横断的に研究を行うことも必要になると考えています。
    また、まず実験を始める前に必ず作業仮説を立てて行うことを指導しています。その結果、作業仮説通りでなくても、何故最初考えたことと異なる結果が出たのか考えることが重要と思います。ある面では、実験科学の基本ですがこれを疎かにしないことが大切ですね。また、実験の結果で想定とは違ったものが出来た場合にこそ、宝が眠っていると思うようにすることが大事だと教えていきたいと思います。

  • 先生の研究理念を教えてください。
    ― シンプルの追求 ―

     「自然界の現象は全て数式で書かれている」と言われていることでしょうか?全ての数式を明らかにすることはできませんが、一見複雑に見える現象も、解析を進めると全てシンプルに表すことができるのではと常に期待しています。天文や天体が好きである自分の趣味にも通じるかもしれませんが、究極は数式で表せ、その中に変化係数がいくつあるかで表現できることを追求したいと思っています。

  • これからの研究の展望を聞かせてください。
    ― カーボンリサイクルへの貢献 ―

     地球温暖化対策が叫ばれて久しくなります。これまで燃料電池や水素関連の研究が長かったですが、現在は、CO2を積極的に利用するカーボンリサイクルの研究に取り組んでいます。またエネルギーキャリアーとして有望な、水素やアンモニアの研究についても行おうと計画しています。個人的には炭素繊維や複合材料の研究にも興味があります。

  • 具体的なテーマはいかがでしょうか?

    CO2の電解とか、アンモニアの常温合成などを進めようと思っています。また、企業研究の長さから「来るものは拒まず」の体質があり、やれそうなことはトライしたいと思います。

  • 応用化学会の活動への期待を聞かせてください。

    応化会は卒業生であるOBOGのためだけでない、在校生との繋がりも重視して活動しているので大変すばらしいと思います。今後もこのような活動を是非続けて頂きたいと思います。会社に就社した際に、先輩がいると大変心強いと思います。応化会のメンバーが社会で大活躍している所以の一つと思います。

  • 100周年を迎えた応用化学科についてコメントを聞かせてください。

    100年時代の流れの中で、応用化学科が光輝き続けてきたのは、卒業生の頑張りと母校への貢献、そしてこれまで在職された先生方の努力の賜物と思います。今後も両者が力を合わせて繁栄を築かんことを祈念しております。

  • 21世紀を担う皆さんへのメッセージをお願いします。
    ― 自分の手で新しい未来を ―

    未来は、無限の可能性を秘めています。基礎を十分学んだ後は、自分のアイディアで自由に応用してみてください。きっと新しい未来が開けることを思います。さらに、海外へどんな機会でも良いから是非、挑戦をして欲しいとも思います。

インタビュアー:学部2年 佐藤 将希 、修士1年 疋野 拓也、佐藤 史郎(新37)、
加来 恭彦(新39)、井上 健 (新19)=文責

                                 以上

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2020年 短信



会員の皆様から個人情報の確認・総会出席シートの通信欄に頂きました近況、ご意見を掲載しました。会報誌No.102にも掲載されています。

旧制・工経・燃料卒業生

●長澤 寛一(昭和25年卒・燃6回)
お蔭様で無事消光しております


新制卒業生(1回~10回)

●岡田 治雄(昭和26年卒・新1回)
高齢の為、閉業致します

●池田 毅(昭和30年卒・新5回)
お蔭様で年並に元気にしています。ずいぶん早稲田の応化もなんだか遠い存在でしたが、応化報No.101号の応化シニア会で同期の田中照浩氏が元気に出席しているの事を知って勇気づけられました。
●八嶋 康(昭和31年卒・新6回)
ご連絡ありがとうございます。88歳になりましたが元気で過ごしております。
●山田 泰司(昭和31年卒・新6回)
今月の会報表紙絵と巻末の竹内記念ラウンジは懐かしい想い出です。藪野画伯が日本芸術院会員とはびっくりしました。竹内記念ラウンジは新6の囲碁同好会に使わせて頂きました。最近、ご長老の加藤先生、長谷川先生とご他界されさみしい限りで慎んでご冥福をお祈り申し上げます。
●中川 文博(昭和32年卒・新7回)
昨年9月渋谷で転倒して左膝を骨折し手術とリハビリで2ヶ月入院しました。現在は何とか歩けるようになりましたが、頭の方が曖昧模糊となる事がしばしばです。会報を手に取ると昔の思い出が彷彿と湧き出ます。
●高嶋 良行(昭和32年卒・新7回)
 応化32年卒の碁会を長らくやっていますが、人数が減ってきてちょっと残念。家では専ら家事手伝いです。
●高柳 晴夫(昭和33年卒・新8回)
コロナウィルスは本当に困ったものです。ストレスも溜まりますがホームステイで頑張っております。会員の皆様も大変でしょうが、もう少し辛抱いたしましょう。
●立木 清広(昭和34年卒・新9回)
 1959年に卒業し、三菱石油に入社、60歳で退職してから24年が経過し、84歳になりました。健康に恵まれ、地球温暖化問題に関心があり、講演会に参加したり、時折は講演をさせて頂くことがあります。
●速水 清之進(昭和34年卒・新9回)
 3月~5月自粛して家に引きこもっています。東京で今日23名(感染者)となりました。もう少しすれば、パチンコ閉店の効果が出て減少するかと期待しています。応化会の集まりもすっかり減ってしまいましたが、夏くらいから開始してください。


新制卒業生(11回~20回)

●桜井 博(昭和40年卒・新15回)
 15期は隔月,年に6回の懇親会で集まり有志で俳句会(主宰、藤宗君、元日石)をやっています。一昨年は喜寿の会を行いましたので、来年春には傘寿の集いを計画しています。

●経沢 実(昭和42年卒・新17回)
 両親を送り20年経過。家族がないので昨年6月、現在の老人ホームに入居。ラスト十数年(数十年ではない)を過ごしています。認知症にも、寝た切りにも対応してもらえる事になっています。
●磯部 司郎(昭和42年卒・新17回)
そこそこ元気にしています。幹事様ご苦労様です。
●加藤 匡紀(昭和43年卒・新18回)
 家内を亡くして東京に住むのを止めて、昨年、静岡市の用宗に引っ越しました。この地で専ら趣味の書道、ゴルフと最近始めた歌の練習をしています。(シラスを常食としています)
●柿野 滋(昭和44年卒・新19回)
 後期高齢となり、里山の自然に「利他専心、忘己利他」いのちの大切さ、皆さんと楽しくやっております。


新制卒業生(21回~30回)

●鈴木 正(昭和48年卒・新23回)
 2012年に役員退職し今日に至っています。以後連絡は不要にて宜しくお願い致します。
●長谷川 悦雄(昭和48年卒・新23回)
 今年の国際会議(ICPST)での幹事を最後に退任する予定でしたが、武漢ウィルス拡散防止施策のため会議そのものが中止となり、残念に思っています。TRAD副会長は続けます。
●有山 達郎(昭和48年卒・新23回)
この3月欧州企業に行く予定でしたがウィルスですべてキャンセル。海外との連絡はメールのみですが、書き出しは常に元気かで、ウィルスの拡散を切実に感じます。
●茂木 准一(昭和49年卒・新24回)
 東洋エンジニアリング(株)を退職後約10年以上に渡り、タイのTTCLで働き8月末に退職、日本に完全帰国をしました
●鳥羽 博司(昭和50年卒・新25回)
 2020年4月より晴れて無職の身となりました。
●大野 弘幸(昭和51年卒・新26回)
 30年勤めた東京農工大学を退職しました。工学部に部屋を借りて研究らしきことを始めてます。
●香取 典男(昭和51年卒・新26回)
 定年退職して7年経過、実家の畑と田んぼで農業を続けてます。野菜や稲作は毎年天候などに左右され同じ年はありません。ほんと難しいです。
●新実 勉(昭和51年卒・新26回)
サラリーマン生活を終えて3年目となります。現在はオリンピックボランティア準備で英会話を復習しています。第一線で活躍されている平沢先生には同期として元気を頂いています。益々の御活躍を願います。
●河合 義夫(昭和53年卒・新28回)
 19年間の単身赴任から自宅に戻り、通勤ラッシュの洗礼を受けています。
●菅沼 紀之(昭和53年卒・新28回)
 鈴木研出身者の同期の人間に40数年ぶりに会いました。お互いに当時の姿はほとんどわかりませんでした。
●天海 弘(昭和54年卒・新29回)
 教職に就き早3年目となりました。いまだ迷いの多い日々です。
●高尾 淳(昭和55年卒・新30回)
 60歳定年を過ぎましたが関連会社で働いてます。


新制卒業生(31回~40回)

●辰馬 誠蔵(昭和57年卒・新32回)
 2020年4月より滋賀県から京都府に異動しました。

●前田 和哉(昭和59年卒・新34回)
 昨年末定年になりました。現在再雇用の身となりました。早いものです。また、新コロナには十分注意して過ごしております。
●濱田 和人(昭和59年卒・新34回)
 大変ご無沙汰しております。応用化学会の皆様におかれましてはご健勝にてご活躍のことと存じます。今月より、故あって日本大学文理学部で非常勤講師を務めることなりました。昨今のコロナ蔓延により遠隔システムでの授業です。新しい遣り甲斐と社会貢献ができればとおもっております。
●甲藤 隆(昭和62年卒・新37回)
サイクリングで健康増進に努めております。
●中川 知哉(昭和62年卒・新37回)
 昨年、航空自衛隊を定年退職し、損害保険会社にいます。沖縄でダイビングにいそしんでいます。
●田坂 東(昭和62年卒・新37回)
 食品安全、品質、環境の3分野のマネジメントシステムの審査・コンサルティングを行うようになって約5年です。一部の仕事はリモート(遠隔)で行っています。
●松村 好章(昭和61年卒・新36回)
 8月末にコロナ禍で9年間の海外赴任を終え本帰国しました。
●徳田 幸紀(平成1年卒・新39回)
 新型コロナ感染が拡大する中、会員の皆様お元気でお過ごしでしょうか? 一日も早い終息を祈念しております。


新制卒業生(41回~)

●重元 亮二(平成7年卒・新45回)
 研究室の後輩がたくさん入社してくれています。彼らに負けないよう若さ全開でがんばります。

●木村 勝己(平成7年卒・新45回)
 転勤で14年ぶりの東京勤務となりました。コロナの影響で世の中全体が暗くなりがちですが、前を向いて明るく歩んでいこうと思います。


大修修了博取得生

●横田 昌明(昭和53年修・大27回)
 今は雌伏の時。自分の内面を充実させるしかないのですね。同窓の皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

関根泰教授の研究がICEF 2020 Top 10 Innovationsに!

関根泰教授の研究「低温での二酸化炭素のメタン化技術の開発」が2020年のICEF Top 10 Innovationsに選ばれました。(ICEF: Innovation for Cool Earth Forum)

ICEPは、気候変動問題の解決に向けて、エネルギー・環境分野のイノベーションを促進する方策を議論する国際会議です。世界の産学官の関係者が一堂に会し、英知を結集した議論と協力を促進することを目的としています。当時の安倍首相の提唱により開始され、2014年から毎年10月に東京で年次総会を開催しています。経済産業省及びNEDOが主催し、外務省、文部科学省及び環境省が共催しています。
世界の産学官の関係者が、革新的な低炭素技術の開発・普及に向けたビジョンを共有し議論を深めるため、運営委員の David B. Sandalow(元米国エネルギー省次官)を中心に2015年からロードマップを作成しています。
ICEF Top 10 Innovationsは、「エネルギーと気候変動の緩和における最近のイノベーション」の中から、今後一層の取組を必要とする分野、焦点をあてるべき分野を特定し、分野別のイノベーションの現状と動向を明確にした上で、各分野における実現可能性や技術の革新性等の観点から、特に優れた事例として最終的に年次総会参加者の投票により選定されて、閉会式にて発表されます。

ICEF Top 10 Innovations

参考

20年度中部支部総会議決結果について(報告)

早稻田応用化学会
中部会員各位   

2020年9月3日    中部支部支部長 三島邦男

20年度中部支部総会議決結果について(報告)

  時下,会員の皆様におかれましては新型コロナウィルスの収束が見えない情況の中ではありますがお元気でお過ごしの事と念じております。
  さて、本年度の総会に関し先にホームページ上での書面評決をお願い致しておりましたが、結果を下記の 通り報告致します。

  1. 審議議案
    第1号議案                 2019年度事業報告
    第2号議案                 2020年度事業計画
    第3号議案                 2019年度会計報告と2020年度予算案
    第4号議案                 2020年度中部支部新組織        
  2. 議案の評決結果
      所定審議期日内での審議結果は、全ての議案に対する反対意見や提案件数は一件もなく各議案とも可決されました。                                                       
  3. 今後の活動
      上記議案可決の結果を踏まえ、新組織への引き継ぎや今年度の活動計画を推進します。

                                                                                                                                   以上      

濱逸夫新会長挨拶


濱逸夫新会長

先日の総会決議で新たに会長として選任頂きました濱と申します。

先ず簡単に私自身の自己紹介を致しますと、1977年に平田研究室を卒業し、ライオン油脂株式会社、現在のライオン株式会社の研究開発本部に研究員として入社しました。卒業後の早稲田との関わりでは、西出先生や竜田先生にお世話になり、博士号を授与頂きました。ライオンでは、幾つかの研究所長や事業部長等を歴任した後、2012年に代表取締役社長に就任し、その後、2019年から会長として現在に至っております。早稲田応化会とは、第27回の交流講演会で講演させて頂いた後、関りが深くなり、2018年に応化会副会長、そして本年会長に選任頂きました。
未だ現役で会社の経営に深く携わっていますので、皆さんには、様々なお手伝いをお願いすることになると思いますが、微力ながら、全力で早稲田大学応化会を盛り上げて参りますので、ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。
新会長として、応化会を率いるにあたっての基本方針ですが、西出前会長に改革頂いた応化会の活動基盤を定着させると共に、

  1. 全世代にとって魅力ある応化会活動に進化させること
  2. コロナ禍によって大きく変わりつつある環境を変革のチャンスにして、次世代の情報基盤を構築すること
  3. 2023年に迎える、応化会100周年の記念事業の準備を進め、国内外に存在感のある早稲田応化会への変革を加速したいと考えています。

役員新体制は、これまで基盤委員長としてご尽力頂いた下村さんに、新たに副会長をお願いし、これまで基盤委員だった梅澤さんに、新たな基盤委員長に就任頂きます。学内理事は今後少し交替があると思いますが、このような新体制で応化会活動を牽引して参ります。

収束の見えないコロナ禍については、集会など活動が制限される中、リモートをはじめとする電子媒体を活用し、先程お話ししましたように、次世代の情報基盤を構築することによって、新しい応用化学会を築きたいと思います。
またコロナ禍で苦しむ学生にも寄り添い支援する活動にも力を入れたいと考えています。

既に西出前会長から、これまで応化会活動にご支援賜りました評議員の皆さんには、お願いのメッセージを送って頂きましたが、応化会変革の為の新たな仕組みとして、評議員会を改組し、世代縦割りの意見交換を活性化させ、執行部推進施策に対する全面的な支援体制を確立したいと思います。新たな評議員については、各世代の連絡係に止まらず、応化会の活性化に寄与していただく為、今まで応化会活動に携わり活動に関心の深いベテランの方々、現在、評議員・各委員会委員として応化会活動に貢献頂いているメンバー、あるいは今後積極的に活動に貢献頂けるメンバー、学生時代に学生部会メンバーとして活躍されていた方、および奨学生の中から新たな各世代代表を選出し、会長として私からお願いし、委嘱致します。メンバーの任期は2年とし、重任を可とします。
なお、評議員会議長には西出前会長に就任していただくことをお願いしています。

2023年に迎える応化会設立百周年については、既に本年の応化会予算の中で、記念事業準備費を予算化しています。また準備委員会を立ち上げ、委員長には、下村新副会長に就任して頂き、新たな記念事業の検討や記念式典の開催準備を進めて頂きます。
既に会場として、2023年5月20日(土)にリーガロイヤルホテル東京を押さえておりますので、未だ少し先の話ですが、是非ともご予定に入れて頂きたいと思います。

このような活動を積み重ねながら、『多様な繋がりを創造し、そしてそれを強力に応援する応化会活動』へと進化させて行きたいと考えておりますので、ご期待下さい。

最後に改めて、皆さんの多大なる応援をお願い申し上げて、私からのメッセージを終わらせて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。

                                         以上

hama2020new

 

 

 

2020年度定期総会の開催報告

2020年度定期総会
2020年8月11日(火)~ 8月23日(日)Web配信
場 所: 早稲田応用化学会ホームページ上

本年度は、コロナ感染の影響を受け、定期総会と先進研究講演会「応用化学最前線-教員からのメッセージ」は早稲田応用化学会のホームページ上で実施した。
参加者は232名であった。

1. 西出会長挨拶

西出会長挨拶

 

2020年度の主な活動状況と応用化学会の現状を報告するとともに、在任2年間の会員各位のご支援にお礼を述べた。

( ⇒ 全文 )

2. 総会議事

1) 第1号議案:2019年度事業報告・会計報告及び監査報告( ⇒ 2019年度収支報告書 )

井村正寿庶務理事

井村庶務理事より2019年度12のイベントとホームページの刷新の活動報告がなされ、津田会計理事より決算額は 11,910,743円(予算 14,327,000円)であり、収入の不足額は収支補填準備金より423,288円補填したことを報告した。


監査報告 河野恭一監事

続いて、河野監事より6月12日に監査を行い、会計部門においては領収書、通帳等の各種帳票確認した結果、適正に処理されており決算書、貸借対照表は正当であると報告された。また、業務部門においても議事録を精査した結果、三委員会とも、計画通り概ね順調に運営されたと判断したと報告された。事業及び決算の監査報告があった。

 

2) 第2号議案:2020年度事業計画と予算( ⇒ 2020年度予算案 )

井村庶務理事より2020年度の事業計画を報告し津田会計理事より予算は 16,092,300円であり2019年度予算比 1,765,300円増となるが、応化会百周年事業準備金 1,400,000円、事務局移転費 400,000円が主な理由であることを報告した。

3) 第3号議案:会長の選任

次期会長として 濱 逸夫 新制27回 現ライオン株式会社代表取締役会長を役員会で選任しその承認を求めることを井村庶務理事から提案した。

4) 報告事項

1.  「会計管理に関する細則」の変更
2.  保護者向けパンフレットの作成


津田信悟会計理事

 本内容で第1号議案:2019年度事業報告・会計報告 第二号議案:2020年事業計画、予算案 第3号議案:会長選任は全会一致で承認された。
 なお、1名の会員から報告事項に関してご意見を賜りましたことを申し添えます。

先進研究講演会

総会後恒例の先進研究講演会を、今年はウェブ上で開催した。

    • 黒田一幸教授(新24)の講演 「大隈記念学術褒章(記念賞)を受賞して」を動画で配信
    • 福永明彦教授の講演「エネルギーマテリアル研究/自己紹介」を動画で配信

以上

 

 

2020総会 会長挨拶

西出会長挨拶

会員皆様にはコロナ禍の制約下での難しい日々をお過しと存じます。本総会もWeb開催となりました。

この2年間、理事、基盤、交流、広報各委員、関西・中部支部また評議員皆様のボランティアとしての貢献を結集して、事務局とともに活動してまいりました。本会の一つのシンボルである応用化学会報は、100号出版で記念するとともに、過去全号のデジタルアーカイブ化と閲覧の仕組みを整えました。学生にも大好評の「企業ガイダンス・先輩からのメッセージ」を2回共に盛会裏に実施でき、本会の支出を幸にも穴埋めできました。

 さて、同窓会としての存亡の分かれ目は、会員連絡先の把握と会費収入の確保です。個人情報から公開や利用には強い制約がありますが、ホームページまた若手間でのSNS連携など、ツールの迅速・多様化を進めています。会費納入率32%は他の同窓会と比較しますと、必ずしも悪い値ではなく、悲観することなく本質的な課題として、基盤委員会を中心に議論しました。新たな会費納入方法として、学生入学時に先の一定期間、14年後までの会費を割引きで3万円、納入する方法につき、関係各位の同意を得て来年度から実施すべく準備しています。新入生に、また会費を支払うであろう親御さんに、本会の魅力、学生部会も含め楽しく親身な支援体制、コロナ禍でのオンライン授業、自宅学習を先輩学生がサポートするSNS個別相談も含め、多様な就職先と先輩の活躍などアピールするパンフレットも作成しております。結果として、毎年400万近い会費収入で、本会の最低限の活動費を担保できるはずで、後ほど詳細と将来シミュレーションを説明いたします。

 もう一つは、本会の活動に関与する世代の幅です。例えば、博士奨学支援された卒業生の里帰り会は、当時支援に当った大先輩との交流で熱いものでした。これら世代超えた交りのプラットフォームに応化会はなりえると感じています。

 最後に御礼です。本会は三浦前会長、河村元会長はじめ歴代の熱い情熱と注力により、存在感ある同窓会として高評価を得ております。この2年間、大学に籍あるものとして、リリーフしました。いよいよエース、濱 逸夫ライオン代表取締役会長にボールを手渡せたことも、大きな喜びです。最後にもう一度、参画、お力添え、応援いただき、ほんとうにありがとうございました。

教室会員受賞

 

 

2020年度

2020-07-24掲載

松方正彦 (応用化学科 教授)
日本工学会
フェロー
2020年度

2020-06-29掲載

菅原 義之 (応用化学科 教授)
公益社団法人日本セラミックス協会
第5回日本セラミックス協会フェロー
2019年度

村松 佳祐 (先進理工学専攻 黒田・下嶋・和田 研究室 一貫制博士課程5年)
The 4 th Asian Clay Conference (ACC 2020)
Student Award
2020年度

小池 正和 (応用科学専攻 黒田・下嶋・和田 研究室 D3)
The 4 th Asian Clay Conference (ACC 2020)
Student Award
2020年度

2020-04-08掲載

関根 泰 (応用化学科 教授)
文部科学大臣表彰 科学技術賞 研究部門
2020年度

2019年度

2020-01-29掲載

神守 広一郎 (応用化学専攻 小柳津・須賀研  M1)
Asia-Pacific International Conference on Perovskite,
Organic Photovoltaics and Optoelectoronics(IPEROP20)

Poster Award
2019年度

浅子 貴士 (応用化学専攻 山口研究室  D1)
第78回有機合成化学協会関東支部シンポジウム
若手講演賞
2019年度

2019-12-19掲載

黒田 一幸 (応用化学科 教授)
大隈学術記念賞
https://www.waseda.jp/fsci/zaiken/news/3585 

岡 洋介 (応用化学専攻 黒田・下l鳴・和田 研 究室  M1)
第9回CSJ化学フェスタ2019
最優秀ポスタ一発表賞(CSJ化学フェスタ賞)
2019年度

神守 広一郎 (応用化学専攻 小柳津・須賀研  M1)
第9回CSJ化学フェスタ2019
優秀ボスタ一発表賞
2019年度

野中 雄貴 (応用化学専攻 松方研究室  M2)
日本ゼオライ ト学会 
第35回ゼオライト研究発表会 若手優秀講演賞
 2019年度 

2019-12-03掲載

田中 備平  (応用化学専攻 山ロ潤一郎研究室 M1)
第9回0SJ化学フェスタ
優秀ボスタ一賞
2019年度

稲山 奈保実  (応用化学専攻 山ロ潤一郎研究室 M1)
第9回0SJ化学フェスタ
優秀ボスタ一賞
2019年度

加藤  弘基  (応用化学専攻 山ロ潤一郎研究室 M1)
第9回0SJ化学フェスタ
優秀ボスタ一賞
2019年度

宮代 香衣  (応用化学専攻 門間研究室 M1)
7th DGIST-Waseda Workshop on Electrochemistry2019
Best Poster Presentation Award
2019年度

2019-11-21掲載

赤木 夏帆 (応用化学専攻 野田・花田研究室 M1)
7th DGIST-WASEDA Workshop on Electrochemistry
Poster Presentation Award
2019年度

久井 雄大 (先進理工・応用化学 関根研 M2)
日本化学会
最優秀ポスター発表賞(CSJ化学フェスタ賞)
2019年度

小阪 美智 (先進理工・応用化学 関根研 M1)
日本化学会
最優秀ポスター発表賞
2019年度

2019-11-18掲載

野中 雄貴 (応用化学専攻 松方研究室 M2)
日本吸着学会
第33回研究発表会学生賞
2019年度

2019-11-16掲載

小池 正和 (応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研究室 D2)
日本粘土学会
日本粘土学会 論文賞
2019年度

黒田 一幸 (応用化学科 教授)
日本粘土学会
日本粘土学会 論文賞
2019年度

下嶋 敦  (応用化学科 教授)
日本粘土学会
日本粘土学会 論文賞
2019年度

和田 宏明 (応用化学科 教授)
日本粘土学会
日本粘土学会 論文賞
2019年度

2019-11-07掲載

村上 洸太 (応用化学専攻 関根研究室 D2)
石油学会国際セッション
最優秀発表賞 
2019年度

黒澤 美樹(先進理工学研究科 応用化学専攻 山口潤一郎研究室 M1)
第116回有機合成化学シンポジウム
優秀ポスター賞
2019年度

小松田 雅晃 (先進理工学研究科 応用化学専攻 山口潤一郎研究室 
第116回有機合成化学シンポジウム
優秀ポスター賞
2019年度

金澤 優貴 (Yuki KANAZAWA)(応用化学専攻 野田・花田研究室 M2)
10th A3 Symposium on Emerging Materials:Nanomaterials for Electronics, Energy and Environment
Excellent Poster Award
2019年10月

2019-10-08掲載

本間 敬之(応用化学科 教授)
The Electrochemical Society(米国電気化学会)
ECS Fellow表彰
2019年度

2019-10-04掲載

安積 茉由(応用化学専攻 野田・花田研究室 M2)
18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
Student Program Impact Award
2019年度

馮 愷晟(応用化学専攻 野田・花田研究室 M2)
18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
Student Program Impact Award
2019年度

張 子豪(応用化学専攻 野田・花田研究室 M2)
18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
Student Program Impact Award
2019年度

2019-09-26掲載

竹野 友菜(応用化学専攻 関根研 M1)
触媒学会
天然ガスセッション発表最優秀賞
2019年度

細野 由希子(応用化学専攻 関根研 M1
触媒学会
天然ガスセッション発表最優秀賞
2019年度

畠山 歓(応用化学科 小柳津・須賀研究室・講師(任期付))
高分子学会
広報委員会パブリシティ賞
2019年度

星野 浩慶(応用化学専攻 松方研究室M2)
18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
Student Program Impact Award
2019年度

野中 雄貴(応用化学専攻 松方研究室M2)
18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
Student Program Impact Award
2019年度

鈴木 豪太(応用化学専攻 松方研究室M2)
18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
Student Program Impact Award
2019年度

粕谷 壮史(応用化学専攻 松方研究室M2)
18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
Student Program Impact Award
2019年度

鳥本 万貴(応用化学専攻 関根研D1)
触媒学会
天然ガスセッション発表優秀賞
2019年度

桐田 奏(応用化学科 細川研究室 M1)
日本農芸化学会関東支部2019年度大会
優秀発表賞
2019年度

加藤 弘基(先進理工学研究科応用化学専攻 山口潤一郎研究室 M1)
第10回サブウェイセミナー
優秀ポスター賞
2019年 

須藤 絢音(先進理工学研究科応用化学専攻 山口潤一郎研究室 M1)
第9回フッ素化学若手の会
優秀ポスター賞
2019年度

2019-09-11掲載

黒田  一幸(応用化学科 教授)
International Sol Gel Society
Life Achievement Award
2019年度

黒田  一幸(応用化学科 教授)
International Sol Gel Society
Fellow表彰
2019年度

松出 めぐみ(応用化学専攻 木野研究室 M1)
生体触媒化学研究会
第21回ベストプレゼンテーション賞
2019年度

2019-09-03掲載

村本 奈穂(応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研究室 M1)
日本ゾルーゲル学会第17回討論会
ベストポスター賞
2019年度

2019-08-29掲載

田中 秀明(応用化学専攻 野田・花田研究室 M1)
化学工学会 関東支部
化学工学会横浜大会 優秀学生賞
2019年度

吉田 啓佑(応用化学科 野田・花田研究室 B4
化学工学会 関東支部
化学工学会横浜大会 優秀学生賞
2019年度

金子 健太郎(応用化学専攻 野田・花田研究室 M2)
化学工学会 関東支部
化学工学会横浜大会 優秀学生賞
2019年度

赤木 夏帆(応用化学専攻 野田・花田研究室 M1)
化学工学会 関東支部
化学工学会横浜大会 優秀学生賞
2019年度

田中  雄太(応用化学専攻 関根研  M1)
The 8th Asia-Pacific Congress on CataIysis
Best poster award
2019年度

都甲  健太(応用化学専攻 関根研  M2)
触媒学会夏の研修会
優秀ポスタ一発表賞
2019年度

2019-08-08掲載

 直江 柾希(先進理工学研究科 応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研究室M2)  
 3rd International Symposium on Silsesquioxanes-Based Functional Materials
 Poster Award SMF19
 2019年

 彌冨 昌(先進理工学研究科 応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研究室M1)
3rd International Symposium on Silsesquioxanes-Based Functional Materials
Poster Award SMF19
 2019年度

2019-08-01掲載

黒田 一幸(教授)
日本セラミックス協会 
フェロー表彰
2019年度

2019-07-23掲載

 黒澤  美樹 (先進理工学研究科 応用化学専攻 山口潤一郎研究室 M1 )
第54回有機反応若手の会 
ポスター講師賞
 2019年度

 一色 遼大 (先進理工学研究科 応用化学専攻 山口潤一郎研究室 D1 )
第54回有機反応若手の会 
口頭発表賞
  2019年度

赤羽 智紀 (先進理工学研究科 応用化学専攻 小柳津・須賀研 M2 )
第68回高分子年次大会
 高分子学会優秀ポスタ一賞
 2019年度

淺原  光太郎(先進理工学研究科 応用化学専攻 山口潤一郎研究室 M2 )
JACI/GS0シンポジウム
 GSCポスタ一賞
 2019年度

2019-06-26掲載

菅原 義之(理工学術院・各務記念材料技術研究所 教授)
一般財団法人 粉体粉末冶金協会
第57回研究功績賞
2019年度

手塚 稔季(応用化学専攻・小柳津・須賀研究室・M2)
IUPAC 18th International Symposium Macromolecular-metal Complexes(MMC)
BEST POSTER PRESENTATION
2019年度

平井 元康(応用化学専攻・小柳津・須賀研究室・M2)
IUPAC 18th International Symposium Macromolecular-metal Complexes(MMC)
BEST POSTER PRESENTATION
2019年度

2019-06-05掲載

細野 由希子(先進理工学・関根研究室・M1)
石油学会
第99回春季年会 学生講演賞
2019年度

村松 佳祐(先進理工学専攻・一貫性博士課程 4年・黒田・下嶋・和田研究室)
日本化学会 第99回春季年会
第99回春季年会 学生講演賞
2019年度

 鈴木 伸(先進理工学部・応用化学科・助手・木野研究室)
公益社団法人日本生物工学会
第27回生物工学論文賞
2019年度

木野 邦器(先進理工学部・応用化学科・教授)
公益社団法人日本生物工学会
第27回生物工学論文賞
2019年度

2019-4-23掲載

山口 潤一郎(理工学術院・先進理工学部・教授)
文部科学大臣表彰
科学技術賞(理解増進部門)
2019年度

高橋 綾子 (応用化学専攻・関根研究室・M1)
触媒学会
学生ポスター発表賞
2019年度

 

2018年度

2019-04-23掲載

  松野 敬成 (応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)

  早大・JXTGエネルギー組織連携運営委員会
  JXTGエネルギー優秀研究賞
  2018年度

       武藤 慶  (応用化学専攻・講師・山口研究室)

  早大・JXTGエネルギー組織連携運営委員会
  JXTGエネルギー優秀研究賞
  2018年度

2019-03-31掲載

  梶原 康輔 (応用化学科・野田・花田研究室・B4)

  化学工学会
  第84年会 優秀学生賞
  2018年度

  宗像 瀬文 (応用化学科・野田・花田研究室・B4)

  化学工学会
  第84年会 優秀学生賞
  2018年度

  吉江 優一 (応用化学科・野田・花田研究室・B4)

  化学工学会
  第84年会 優秀学生賞
  2018年度

  田中 秀明 (応用化学科・野田・花田研究室・B4)

  化学工学会
  第84年会 学生奨励賞
  2018年度

  藤巻 尚志 (応用化学専攻・松方研究室・M2)

  化学工学会
  第84年会 優秀学生賞
  2018年度

2019-03-14掲載

平沢 泉(応用化学専攻・教授)
化学工学会
化学工学会フェロー
2018年度

2019-02-18掲載

杉山 朋陽(応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)
The 12th SPSJ international Polymer Conference (IPC2018)
IPC2018 Young Scientist Poster Award
2018年度
佐々木 萌(応用化学専攻・教授)
日本ゼオライト学会
第34回ゼオライト研究発表会
若手優秀講演賞
2018年度

 

2019-02-04掲載

山口 真悠(応用化学専攻・小柳津・須賀研究室・助手・M2)
Asia-Pacific IntemationaI Conference on Perovskite,
Organic Photovoltaics and OptoeIectronics
Poster Award
2018年度(2019年1月受賞)

2019-01-17掲載

町田 慎吾(応用化学専攻・菅原研究室・助手・D3)
日本セラミック協会 第31回秋季シンボジウム
特定セッション「元素ブロツク材料の高機能化への合 成戦略」
学生優秀講演賞
2018年度

岡太 航(応用化学専攻・西出・小柳津・須賀研・修士2年)

12Th Aseanian Conference on Nano-hybrid Solar Cells(NHSC)
Best Poster Award
2018年度
菅井 啓介(応用化学専攻・西出・小柳津・須賀研・修士2年)
12Th Aseanian Conference on Nano-hybrid Solar Cells(NHSC)
Best Poster Award
2018年度

2018-12-17掲載

廣田 佳弥(応用化学専攻・黒田・下嶋・和田 研究室・修士2年)
日本化学会 第8回0SJ化学フェスタ2018

優秀ポスタ一発表賞
2018年度

2018-12-13掲載

女部田勇介(応用化学専攻・本間研究室・修士2年)
電気化学会関東支部
第36回夏の学校
優秀ボスタ一賞
2018年度
女部田勇介(応用化学専攻・本間研究室・修士2年)
6th DGIST-Waseda Workshop on Eleotrochemistry

Best Poster Presentation Award
2018年度

牛木涼友(応用化学専攻・松方研究室・D3)

日本ゼオライト学会
第34回ゼオライト研究発表会
若手優秀講演賞
2018年度

2018-11-23掲載

赤羽 智紀(応用化学専攻・小柳津・須賀研究室・M1)
第8回0SJ化学フェスタ2018 
優秀ボスタ一発表賞
2018年度

2018-11-16掲載

一色 遼大(応用化学専攻・山口潤一郎研究室・M2)
有機合成化学協会
第114回有機合成シンポジウム
優秀ボスタ一賞
2018年度
並木 克也(応用化学専攻・野田・花田研究室・M2)
化学工学会
第50秋季大会反応工学部会 CVD反応分科会
学生奨励賞
2018年度

山片 豪(応用化学専攻・野田・花田研究室・M2)

化学工学会
6th DGIST-WASEDA Workshop on Electrochemistry
Best Poster Presentation Award
2018年度

2018-11-02掲載

阿部 りさこ(応用化学専攻・平沢・小堀研究室・M1)
化学工学会・室蘭大会
学生賞・奨励賞
2018年度
程 鹿々(応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)
2018年度・第5回 ZAIKENフェスタ
最優秀ポスター賞
2018年度
古川 周平(応用化学専攻・小栁津・須賀研究室・M1)
The 7th International Seminar on Green Energy Conversion
Poster Award
2018年度
堺 竜哉(応用化学専攻・関根研究室・M1)
石油学会60周年記念大会
優秀ポスター賞
2018年度
山田 研成(応用化学専攻・関根研究室・M1)
石油学会60周年記念大会
優秀ポスター賞
2018年度

2018-09-26掲載

杉山 朋陽(応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)
日本ゾル・ゲル学会
第16回討論会 ベストポスター賞
2018年度
廣田 佳弥 (応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)
日本ゾル・ゲル学会
第16回討論会 ベストポスター賞
2018年度

2018-08-23掲載

齊籐 杏実(応用化学専攻・山口研究室・M1)
第9回サブウエイセミナー
優秀ポスター賞
2018年8月
矢部 智宏(応用化学専攻・関根研究室・講師(理工総研次席研究員))
TOCATS(触媒学会)
BEST POSTER AWARD
2018年度
堺 竜哉(応用化学専攻・関根研究室・M1)
TOCATS(触媒学会)
Catal. Sci. Technol. Awrd (Royal Society of Chemistry)
2018年度
川上 慧(応用化学専攻・野田・花田研究室・LD1)
化学工学会 北海道支部・東北支部・関東支部
化学工学会室蘭大会2018 学生特別賞 
2018年8月
金澤 優貴(応用化学専攻・野田・花田研究室・M1)
化学工学会 北海道支部・東北支部・関東支部
化学工学会室蘭大会2018 学生奨励賞 
2018年8月
野田 優(野田・花田研究室・教授)
日本学術振興会
特別研究員等審査会専門委員(書面堪能)表彰 
2018年8月

2018-07-22掲載

堤 優也(応用化学専攻・本間研究室 M1)
電子情報通信学会
磁気記録・情報ストレージ研究専門委員長賞 2018年度

2018-07-2 掲載

真鍋 亮(先進理工学専攻・応化 関根研究室 D3修了)
先端技術大賞
フジテレビジョン賞 2018年度
高田 要(応用化学専攻・小栁津・須賀研究室 M2)
The 8th International Symposium on Polymer Chemistry (PC2018)
優秀ポスター発表賞 2018年度

2018-06-04掲載

引間 雅菜(応用化学科・本間研究室 B4)
電気化学会 第85回大会 ポスター賞
2017年度
2017年度の受賞ですが掲載しています。
鳥本 万貴(応用化学専攻・関根研究室 M2)
石油学会 最優秀ポスター賞
2018年度
福田 紘征(応用化学専攻・松方研究室 M2)
日本膜学会 第40回総会学生賞
2018年度
猪村 直子(応用化学専攻・平沢・小堀研究室 博士課程)
化学工学会
「Jouranal of Chemical Engineering of Japan]
 Outstanding Paper Award 2017
2018年度