10月30日、早稲田応用化学会の有志で第71回ゴルフ会が千葉県市原市の「南総カントリークラブ」で開催されました。
長い歴史をもつこの会ですが、最近は参加者が高齢化しており、現役OBの参加も促そうとの観点から年二回の会のうち一回は休日の開催することに致しました。
今回は初めての試みでしたが、参加者11名と幹事団からすると少々残念な結果でした。
準備や皆様へのお知らせが遅くなったことを反省しています。次回以降ですが、春は平日に秋は休日に開催すべく準備を進めます。皆さんふるってご参加いただければ幸いです。
当日は10月末とは思えない冷え込みのなかでしたが、最年少(新制36回)の井村さんが厳しいコンディションのなかあと少しで80台というスコアで優勝されました。
おめでとうございます。
「応化会活動」カテゴリーアーカイブ
第13回中部支部交流会報告
2016年10月15日(土)「名古屋ダイヤビル」にて、第13回交流会を開催した。
交流会のプレゼンターは、長年生化学分野で研究活動をしてこられた、岐阜大学生命科学総合支援センター特任教授木内一壽氏にお願いした。
木内一壽氏による講演「海馬と記憶とアルツハイマー」の要旨
生命の活動を制御している脳について、その”不思議な部分”や”アルツハイマー病の回避”などに新たな解明が進んでおり、その内容が紹介された。プレゼンテーションの要旨は以下の通り。
詳細は講義資料(pdf;27MB)
- ①神経細胞(ニューロン)の詳細な構造、神経信号の伝播機構、およびニューロン間の接合部を構成する“シナプス”の構造と、電気信号を化学信号に変えニューロン間の情報伝達する、神経伝達化学物質の分類と各々の役務についての説明があった。更にヒト脳の進化の歴史や何故進化出来たかについての“ネオテニー論(幼形熟成論)”並びに遺伝子の重複による脳の大型化について、ゴリラやチンパンジーと比較し、顎筋肉の発達差や言語の進化差を事例引用し説明された。
- ②人間とチンパンジーを比較すると、ゲノム遺伝子の相違が1.23%および言語の進化に関わる唯一の遺伝子(転写因子FOXP2)は両者の差は僅かにアミノ酸2個の違いでしかない事。又人間同士の比較では、遺伝子相違が0.1%異なることで、人それぞれの異なる個性が作られているとの説明があった。
- ③ 海馬と記憶の関係は、記憶の内容による分類と分類された記憶の脳内記憶エリアの説明がなされた。陳述的記憶(意味記録、エピソード記憶、作業記憶)は海馬に、非陳術的記憶(記憶の内容を言葉で記述することが出来ない記憶)は小脳へおよび思い出せない記憶(直感的なもの)は側頭葉に刻まれるそうである。
記憶に重要な役割を占める海馬について、その詳細な神経ネットワークをマウス海馬画像などにより説明された。新しい情報が記憶されるには”シナプス伝達効率の変化(可塑性)“と”長期増強(LTP)“が必要で、その基本概念が示された。
海馬に一時的に置かれた記憶を、大脳皮質にしっかりとした記憶として移動記憶させるには、強い刺激による伝達効率の変化(可塑性)を高頻度に与えることが肝要であると述べられた。 - ④海馬に記憶された新しい情報を大脳皮質へ移動させ確かな記憶として強化させる時間は、長いケースで2年にもおよぶ。それには睡眠の深さが関係しており、ノンレム睡眠(ステージ1の脳波=シータ波)時に、海馬と大脳皮質の間でニューロンの発火パターンの繰り返し再生が最も盛んとなり記憶強化作業が行われている。
- ⑤“アルツハイマー病”への予防策として、以下の新しい知見を述べられた。
- PET画像診断によればアルツハイマー病の発症原因であるアミロイドβの蓄積は発症する10~20年前に既に始まっている事。
- 前脳基底部に投射しているアセチルコリン神経系は、場所と対象物の認識記憶に深く関わっている事が証明され、再認記憶障害の原因解明が進んでいる事。
- 認知症の重症化には、睡眠と切っても切れない関係が存在する。患者に特有の睡眠に関わる3つのハンデキャップ、即ち、「目覚める力が低下する」、「体内時計が壊れる」及び「眠る力が弱まる」が、質の良い睡眠リズムの維持により得られるアミロイドβの分解効果に悪影響を与える事。従って、日中は30分以上の睡眠はとらずに夜規則正しく良質の睡眠をとることが肝要である事。
- メリハリの無い日常の活動リズムも認知症への進行リスクを高め、軽度の認知症から認知症への進行予防は、定期的な有酸素運動(60分程度週3回)と、脳科学の見地から人としての“ネオテニー” (好奇心や遊び心)を保つことが肝要。
- ⑥最後に、新しく開発された治療薬(アデュカヌマブ)並びに聴覚機能の回復やパーキンソン病の治癒方法として実用化が始まったBMI法(機械の信号を脳に送り込み脳の活動を刺激制御)を紹介されプレゼンを終えた。
出席者の関心の高いプレゼンテーションで、「思考力」はどのような神経活動に基づくのか?或いは「時の記憶」はどのようになされるのか?などの数々の活発な質疑応答で交流会を終えた。
交流会終了後、いつもの喫茶店に席を移し懇親を深めた。秋山健氏、新村多加也氏および大高康裕氏よりスピーチがあり、いつものように和気あいあいの懇親会でした。
参加者(敬称略)
(講 師)木内一壽(新24回)
(中部支部会員)澤田祥充(旧31回)、近藤昌浩(新9回)、三島邦彦(新17回)、堤正之(新17回)、白川浩(新18回)、後藤栄三(新19回)、柿野滋(新19回)、秋山健(新19会)、小林俊夫(新19回)、友野博美(新22回)、山崎隆史(新25回)、藤井髙司(新36回)、新村多加也(新39回)、大高康裕(新41回)、加藤毅之(新57回)以上16名。
第2回早稲田応用化学会シニア会開催報告
早稲田応用化学会シニア会は、最長老の中岡敏雄先輩(旧制17回)を筆頭に太田昭先輩、中曽根荘三先輩(中曽根荘三奨学金設立者)、加藤忠蔵先生、山本明夫先生など錚々たる顔ぶれがメンバーに名を連ねております。これまで世話役をされた百目鬼清大先輩は、応化会の行事に対して積極的にご支援、ご協力を頂き、応化会活動の活性化の原点を創り上げた恩人です。
これらの大先輩のご苦労とご支援に感謝して世話役を引き受けられた河村宏氏は、大先輩と同様に新生第1回会合において応化会の活動とは別に何らかの形で応用化学科を支援する活動を継続してゆきたいと考え、来るべき応用化学科100周年記念事業にシニア会から何某かの寄付をしたいとの意思を示されていました。
このような経緯から、河村宏氏は、事前に西出宏之教授にお願いし、寄付口座の開設と、当日100周年記念事業の概略のご説明とをお願いし、ご承諾を得ておりました。
第2回会合は、2016年10月12日(水)新宿中村屋ビル8階のGranna(グランナ)に25名が参集し、12時から開催されました。長い間応化会活動にご尽力いただいた平林浩介氏の元気な姿がありました。下井將惟氏が司会役を務め、百目鬼清先輩のご挨拶と乾杯のご発声を頂戴し、会がスタートしました。
初めに特別参加の西出宏之教授から2017年10月7日(土)にリーガロイヤルホテル東京にて開催予定の応用化学科創立100周年記念事業原案が配布され、資料に基づき記念事業としての計画のご説明があり、寄付口座*も用意してありますので本会ご参加の皆様方のご理解、寄付、支援を賜りたい旨のお願いがありました。また、大隈公が提唱された人生125歳を目指して本シニア会の皆様のご長寿をお祈りしたいとのご挨拶がありました。引き続き河村宏氏が用意された100周年記念事業に対する奉加帳が百目鬼清氏、上田忠雄氏ほかの大先輩の席から回覧され、回覧終了後、河村会長から西出教授に手交されました。
暫しの会食と歓談を経て司会者の指名により初めての出席者を中心に近況報告をお願いしました。中でも、蒸し暑い日本を離れ、カナダで優雅に避暑された方、旧制32回生残り8名でクラス会を行ったので応化会HPに掲載後、会報に掲載して欲しいとの要望、また、長い間応用化学会のHP管理者を務められた平中勇三郎氏から本年7月から広報委員会も新体制に移行し、トップページ他をワードプレスを利用したスマートフォン対応に改訂したとの報告がありました。
リンク先は、http://www.waseda-oukakai.gr.jp/index.html
発言された方々の画像は、 こちら。
- 寄付口座:
ゆうちょ銀行、店番018、普通預金
口座番号:78759931
口座名義:「早稲田応化百周年記念事業」
アイスクリームほかの氷菓のデザートをいただいた後、司会者から次回来年4月19日(水)に同じ場所が予約できたとのお知らせがあり、賑やかに集合写真を撮影してお開きとなりました。
(写真:広報委員会 相馬威宣、文責:相馬威宣)
広報委員会BBQパーティ
この一年、広報委員会はいくつかの課題に取り組みました。
一つはHPの一新です。HPをスマホで見る人が増えたのでスマホ対応(レスポンシブといいます)にしたい、またHP用の言語に習熟していなくても、広報委員が誰でも簡単に、タイムリーに投稿できるようにしたい、そんな要請への対応として7月から応化会HPは新しい環境に移行しました。
二つ目は学生委員会のHPを軌道に乗せること、これも応化会のHPと同じソフトウェア環境を整えて、活発な活動が動き出しました。 ⇒ 学生委員会HP
こうした成果を振り返って、11月の広報委員会(HP担当者会議)は、大学構内から離れて逗子の野際広報委員邸でBBQパーティとして開催されました。
参加はシニア委員、現役委員、そして学生委員と総勢15名。寒さを懸念していましたが、小春日和の絶好の天候、ヒートテックでは暑いくらいの陽気でした。芝生の庭にテントを二つ張り、テーブル・椅子の設営、食材の調理、BBQ窯の火おこし、学生委員が中心に大活躍でした。
ビールサーバーからジョッキに次々と、ビールが注がれて、皆で乾杯。そして、井上委員、佐々木委員の見事な包丁裁きで、大皿に盛られたお刺身、次々に焼きあがるお肉、サザエ、お魚、串焼き野菜、焼そばなどを堪能しました。60に近い年齢差の集団が共通の課題に取り組んで、一つのチームとして達成感を共有し、こうして集まれたことは本当に幸せでした。
参会者: 井上 健委員長、相馬 威宣、平中 勇三郎、野際 基実、佐々木 一彰各広報委員、橋本 正明副会長、河野 恭一監事、
春原 晴香、遠山 良、住田 裕代、神守 広一郎、濱村 咲妃、小阪 美智、五十嵐 怜、平田 宗雅 各学生広報委員
宴も終わって後片づけをしていると、山の端に大きな月が出てきました。
天気も最高、メンバーも最高、BBQも最高、お庭も最高、ウルトラスーパームーン前日の月の出も最高で、とても楽しい会になりました。
(文責 広報委員会)
「応用化学会による学生企画フォーラム2016」開催
「応用化学会による学生企画フォーラム2016」のご案内
フォーラムの案内状を兼ねて学生からの投稿です。
学生委員会学部生部会部会長 政本浩幸(学部3年)
去年サントリー様をお招きし開催した第一回学生企画フォーラムに引き続き、今年も学生委員会が企画し、運営するフォーラムを開催することとなりました。その第2回目として、資生堂様の絶大なるご協力のもとに、下記のとおり開催致しますので、多数のご参加をお願い致します。
<正会員の皆様へ>
学生企画というイベントではありますが、是非昨年同様多くのOB、OGの方々に参加していただきたいと思っております。
<学生会員の皆様へ>
応用化学科が標榜する「役立つ化学、役立てる化学」を、身近な企業から学んで頂けると思います。化粧品会社で働く男性、研究する女性に講師をしていただきますので、これによって、日々の学業のモチベーションを向上させ、またそれを日常生活に活かせること、さらには研究分野の選定、ひいては社会人としての一歩を踏み出す一助となることを期待しております。
1. 講師と演題
『資生堂で働くリケダン、リケジョ』
- 講師①:中村 浩一(なかむら こういち) 氏
- 演題:「化粧品の開発って何やってるの?~早稲田卒後の会社キャリア含めて~」
- 1994年 早稲田大学院 理工学研究科 応用生物化学専攻 宇佐美・桐村研究室 修了
同年 (株)資生堂 入社 現在 (株)資生堂 研究推進部 製品管理グループマネージャー - 講師②:関根 知子(せきね ともこ)氏
- 演題:「研究員のお仕事 ~働くママって大変?!~」
- 1993年 早稲田大学 理工学部 応用化学科 土田・西出研究室 卒業
同年 (株)資生堂 入社
現在 (株)資生堂 化粧品基礎研究グループ 2015年 学位(工学)取得
2. 日程と開催場所
2016年12月17日(土) 早稲田大学西早稲田キャンパス 52号館202教室
3. 時間
- 15:00 :開場
- 15:30-17:30 :講演
- 17:45-19:30 :懇親会
4. 懇親会
-
- 会場: 65号館 理工カフェテリア
- 会費: 3000円、学生会員は無料
申し込み
事前登録方法:早稲田応用化学会ホームページから登録下さい。
注記:事前登録を、12月10日(土)までに頂いた方には、当日受付で名札を、お渡しいたします。それ以降の登録の場合は、名札の準備が出来ませんので、自筆でお書き頂く事になりますことをご了解ください。
早桜会の第24回(今年度第2回)懇話会の案内
早桜会の第24回(今年度第2回)懇話会を下記要領で開催します。 気楽な集まりですので、初めての方もぜひご出席ください。
講演終了後、簡単な懇親会を予定しています。
開催日時 | 016年12月10日(土) 15:00~17:00 |
開催場所 | 中央電気倶楽部(大阪・堂島浜) |
http://www.chuodenki-club.or.jp/ | |
演者 | 澤村健一(新53回 菊地・松方研) |
イーセップ(株)経営 元 日立造船勤務 | |
演題・内容 | 「ものづくりベンチャー企業の創出と産学連携事業の推進」 |
活気ある持続可能な社会構築に向け、新事業創出の担い手としてベンチャー企業の創出と成長が期待されている。
その一方で、担い手となる起業家不足が問題視されており、実例不足により起業に関して不透明な部分が多いのが実情である。
突破口を見出すため、応用化学の技術を活用し、実際にものづくりベンチャー企業を創業した。創業して3年。
本発表では、得られた知見を共有し、加速する産学連携事業について紹介する。
参加のご連絡は、早桜会事務局 田中まで
kouji_t@mwd.biglobe.ne.jp
第12回評議員会報告
第12回評議員会報告(2016年10月8日開催)
第12回評議員会が2016年10月8日(土)14時から理工学部55号館2階第3会議室にて開催され、評議員33名、関係者を含め総員45名の出席を頂きました。三連休の初日になったことなどから例年より少ない出席者になりましたが、意見交換も行い有意義な会になりました。
最初に三浦会長から、「2014年の引継ぎ以来、早くも1期2年が過ぎ2期目の運営に携わっている。今まで活性化を担ってきたボラティアメンバーの交代期と重なったこともあり、この2年間は新体制づくりをしてきたが、上手くいかず2年が過ぎてしまった。
一方で、タスクフォースとして実施した未来社会創成の会は、逢坂教授、西出教授そして黒田教授にお願いして3回の講演会を実施したが約70社、300名の参加者が集まり、「早稲田応用化学科、ここにあり」を示すことができた。更に発展させるべく橋本副会長をリーダーに11月に新しいフォーラムを実施する。 学生が主体となった自主企画の「新入生歓迎会」は65名の学生が参加し、更にサントリーから講師を招いた講演会も開催された。広報委員会16名を始めとして応用化学会への学生参加も盛んになっている。
さて、「応化会2011ビジョン」以来取り組んでいる主テーマとして「現役OB・OG世代の帰属意識の高まり」に繋げていくためにも、魅力ある応用化学会となる内容にしていきたいと考えており、本日の意見交換会でも議論して頂きたい。また応用化学科100周年記念に向け支援を実施していきたい。一昨年から実施してきたチェック&レビューにおいて、評議員会の開催時期を春から秋へと変更したが、皆さんの意見を応用化学会の運営に反映させていきたいと考えている。また、この一環としてHPの再構築、会報のアーカイブ化なども進めている。
冒頭で申したように新体制の構築であるが、理事にJX-HDの安達常務とライオンの濱社長などが加わり総勢45名(内、現役OB・OG12名、学生18名)の陣容が整ってきてはいるが、シニア世代が額に汗をかいてこの会の運営を進めていることが実態であり、この活動が大事であり、本日参加している評議員の皆さんにも参加して頂きたいと思っている。」との挨拶がありました。
次いで和田庶務理事より応用化学科創立100周年記念事業計画について説明がありました。
引き続いて各委員会の活動状況について、中井基盤委員長、魚森交流委員長、井上広報委員長より報告がありました。
その後、未来社会創成フォーラムについて今回から応用化学科と応用化学会の共催とし、11月29日に「ライフサイエンス・バイオが拓く未来社会」をテーマに開催することが橋本副会長から説明がありました。また寺嶋応化会事務局長より、連絡用メールアドレス登録記載事項変更連絡のお願いがありました。
今回で5回目になる意見交換は年代の近いグループ及び同門会評議員の5グループで行い、応化会への帰属意識を高めるために応化会に要望することをテーマに討議を行いました。
懇親会は、16時30分から56号館カフェテリアで応化会副会長の西出先生の挨拶・乾杯で始まり、終始和やかな雰囲気で会話も弾み、最後に倉持副会長の中締め、小森評議員の一本締めで終了しました。
第11回以前の評議員会報告は、こちら。
フォーラム「企業が求める人材像」の開催ご案内
― 今、語るべきテーマとは ―
日時:11月26日(土) 開場13:00、フォーラム13:30~15:30
対象:学部生、大学院生、ポスドク・若手研究者、OB・OG
場所:西早稲田キャンパス57号館201教室
縦割り交流会:同 16:00~17:45 56号館 理工カフェテリア
懇親会: 同 18:00~19:00 56号館 理工カフェテリア
(懇親会費:無料、服装はスーツ厳禁)
今回は、応化会学生会員と若手OB・OGを主体とする「縦割り交流会」に参加されるメンバーにも呼びかけ、全応化会メンバーによるコラボを行います。また、パネリストをおかず、参加者同士が論議をする初めての方式をとり、和田宏明応用化学科教授をモデレーターとして開催します。
豊富なキャリアを持つ先輩諸氏から貴重な体験を基にしたお話が聴ける又とないチャンスです。自分の将来像を思い描くためにも奮ってご参加ください。
尚、OB・OGの方は引き続き行われます「縦割り交流会」にもふるって参加をお願いします。
事前登録方法:早稲田応用化学会ホームページから登録下さい。
主催 早稲田応用化学会交流委員会
電話 03-3209-3211 内線5253
問合せ先; oukakai@kurenai.waseda.jp
学生委員会HPの更新
2016年度学生工場見学報告
応用化学科 専任講師 須賀 健雄
応用化学会 交流委員 関谷 紘一
保谷 敬夫
1.見学趣旨
- 大学側の教育行事として、応化学生に対し学部2年生を対象に、工場見学を催行し、企業の製造、生産管理、研究開発等の実態を学ばせ、今後の勉学への動機付を行うことを目的とする。開催時期は夏休み中の後半の平日とし、西早稲田キャンパスから日帰りで往復可能な地区の企業事業所・工場を対象とする。昨年は鹿島地区であったが、今年は湘南・小田原地区を選定した。
- 主管は教室、交流委員は支援。先生が引率、交流委員は同伴。
2.開催日時
9月12日(月) | 7:45 | 西早稲田、理工キャンパス63号館カフェテリア前集合 |
8:00 | バスに乗車・出発 | |
19:00 | 理工キャンパス帰着・解散 |
3.参加者
- 先進理工学部応用化学科2年生 33名
- 引率教員 B2担任 須賀健雄専任講師
- 同伴交流委員 関谷紘一(新18回、元昭和電工)、保谷敬夫(新19回、元三菱化学)
4.工場見学先 (湘南・小田原地区2社)と見学概要
① AM 10:00~13;00 古河電気工業株式会社 平塚事業所・平塚研究所
住所:〒254-0016 平塚市東八幡5丁目1番9号
・事業所製品:巻線、電力機器、システム機器、光機器部品、光ネットワークシステム、
プラスチック製品、他
・研究所:自動車・エレクトロニクス、先端技術、コア技術総合、情報通信・エネルギー
(見学スケジュール)
9:30 | バス到着、入場 |
9:30〜10:20 | 会社・事業所の紹介、見学にあたり注意事項等の説明。 |
10:20〜11:30 | 工場・研究所見学、学生の人数が多いので、2班に分かれて移動。 |
Ⅰフォーム製品工場、Ⅱ被覆線工場、Ⅲ自動車・エレクトロニクス研究所 | |
11:30〜12:00 | 早稲田応化OB技術者による座談会 |
12:00〜12:50 | 応化OB技術者数名と面談しながらの昼食会、参加OBは以下の3氏 |
・自動車・エレクトロニクス研究所 樹脂製品開発部長 伊藤正康 (新36回、平田研) | |
・生産技術・設備設計部門 足立 賢 (新53回、常田研 | |
・先端技術研究所 新素材研究部 関根 可織 (新61回、黒田研) | |
12:50〜13:00 | 事務所前で集合写真撮影。 |
13:00 | バスに乗車、午後の見学先に向けて出発。 |
② PM 13:40~16:30富士フイルム株式会社 神奈川工場・小田原サイト
住所:〒250-0001 小田原市扇町2-12-1
・小田原製品:記録メデイア、データストレージ商品、プラスチック製品、他
・小田原研究所:記録メデイア開発
(見学スケジュール)
13:40 | バス到着、入場 |
13:40〜13:45 | 事務所庭で集合写真撮影 |
13;45〜14:00 | 該社及び事業所の紹介、見学工程・見学にあたり注意事項の説明。 |
14:00〜15:40 | 工場見学(3グループに分かれて記録メデイア磁気テープ工場見学) |
AG:塗布工程⇒スリット工程⇒加工工程・ショウルーム⇒人事説明 | |
BG:加工工程・ショウルーム⇒塗布工程⇒スリット工程⇒人事説明 | |
CG:人事説明⇒加工工程・ショウルーム⇒塗布工程⇒スリット工程 | |
15:40〜15:45 | 休憩 |
15:45〜16:35 | 応化OBを交えた技術者数名と質疑応答、参加者OBは以下の3氏 |
・人事部(異動前は研究開発部門) 澤田 真 (新55回、黒田研) | |
・研究開発部門 石山 淳(新58回、西出・小柳津研) | |
・生産技術部門 成林 美里(新64回、野田研) | |
16:35 | バスに乗車、西早稲田キャンパスに向け出発 |
18:45 | 西早稲田キャンパスに帰還・解散 |