教室会員受賞 2022年度

2022年度

2023-05-15掲載

黒澤美樹(山口研究室 D3)
日本化学会 第103春季年会
学生講演賞
講演タイトル:Deoxygenative Functionalization of Diarylketones
2022年度

2023-03-26掲載          2022-10-24掲載 近嵐 樹の写真が追加されました

桜井 宏樹(野田・花田研究室 M2)
化学工学会
第88年会 優秀学生賞(Excellent Student Award, 88th Annual Meeting)
講演タイトル:簡易プロセスによる使用済みリチウムイオン電池正極材の再生技術
2022年度

大橋 美彩子(野田・花田研究室 M1)
化学工学会
第88年会 優秀学生賞(Excellent Student Award, 88th Annual Meeting)
講演タイトル:急速蒸着法による多孔質シリコン表面上への単結晶シリコン膜の作製
2022年度

瑞慶覽 諒大(野田・花田研究室 B4)
化学工学会
第88年会 優秀学生賞(Excellent Student Award, 88th Annual Meeting)
講演タイトル:高速水素吸蔵放出のためのLaNi5-高分子樹脂構造体の熱伝導特性
2022年度

北原 亘(野田・花田研究室 B4)
化学工学会
第88年会 優秀学生賞(Excellent Student Award, 88th Annual Meeting)
講演タイトル:カーボンナノチューブの長尺パターン成長による電子エミッタの開発
2022年度

蛭子 蒼太(野田・花田研究室 M2)
化学工学会
第88年会 学生奨励賞(Student Award, 88th Annual Meeting)
講演タイトル:ホウ酸をホウ素源に用いた窒化ホウ素ナノチューブの合成
2022年度

AL ABRI, Hajar abdullah yasir(野田・花田研究室 M1)
化学工学会
第88年会 学生奨励賞(Student Award, 88th Annual Meeting)
講演タイトル:Development of compact hot-filament reactor for energy efficient thermolysis of ammonia
2022年度

千原 直人(松方研究室 M2)
化学工学会
第88年会 優秀学生賞(Excellent Student Award, 88th Annual Meeting)
講演タイトル:Direct CO2 Fischer-Tropsch合成用膜反応器における運転条件の検討
2022年度

関根 悠真(松方研究室 M2)
化学工学会
第88年会 優秀学生賞(Excellent Student Award, 88th Annual Meeting)
講演タイトル:フロー型エステル化膜反応器の開発
2022年度


松本 莉奈(松方研究室 M2)
化学工学会
第88年会最優秀学生賞(Best Student Award, SCEJ 88th Annual Meeting)
講演タイトル:MFI型ゼオライト分離膜におけるカチオン位置と透過選択性の関係
2022年度

門間 聰之(門間研究室 教授)
電気化学会
フェロー
2022年度

2023-02-01掲載

桐村 光太郎(桐村研究室 教授)
Japanese Society of Mycotoxicology
JSM Mycotoxins Award
2022年度

2023-01-23掲載

川久保 優香(下嶋研究室 M1)
日本ゼオライト学会 第38回ゼオライト研究発表会
若手優秀講演賞
講演タイトル:Ti含有ゼオライトの触媒活性点をモデルとしたシロキサン系分子の合成
2022年度

2022-12-22掲載

センゲニ アナンタラジ[Anantharaj SENGENI](野田・花田研究室・理工学術院総合研究所 次席研究員)
早稲田大学
早稲田リサーチアワード(国際研究発信力)
講演タイトル:(リサーチアワードの為、なし)
https://www.waseda.jp/inst/research/news/73635

2022年度

花田 信子(野田・花田研究室 専任講師)
日本学術振興会
第19回日本学術振興会賞
講演タイトル:Improvement of Reaction Rate of High Capacity Hydrogen Storage Materials and Development of Hydrogen Storage and Supply Processes
2022年度

2022-12-19掲載

黒澤 美樹(山口研究室 D2)
11th Singapore International Chemistry Conference (SICC-11)
Poster Prize
講演タイトル:Synthesis of Multiply Arylated Alkanes by Catalytic Deoxygenative Transformation of Diarylketones
2022年度

2022-12-14掲載

吉田 啓佑(野田・花田研究室 D1)
第8回 日本金属学会 水素化物に関わる次世代学術・応用展開研究会
優秀ポスター賞
講演タイトル:多孔質MgH2シートへの水素流通プロセスによる熱供給と水素放出の実験的検証
2022年度

宮越 すみれ(野田・花田研究室 M1)
第8回 日本金属学会 水素化物に関わる次世代学術・応用展開研究会
優秀ポスター賞
講演タイトル:液体アンモニア電解による水素生成のためのRu担持カーボンナノチューブ膜電極の開発
2022年度

2022-12-09掲載

松田 卓(関根研究室・先理専攻 LD3)
8th DGIST-WASEDA Workshop on Electrochemistry 2022
優秀プレゼン賞
講演タイトル:Quantitative investigation of CeO2 surface proton conduction in H2 atmosphere
2022年度

木野 邦器(木野研究室 教授)
大隈記念学術褒賞
研究題目:微生物機能の高度活用による革新的バイオプロセスの開発
勲章・褒章ページを参照ください→こちら
2022年度

柿原 聡太(関根研究室 M1)
日本化学会第12回CSJフェスタ
優秀ポスター発表賞
講演タイトル:Co-In2O3の酸化還元を用いたケミカルループによる逆水性ガスシフト反応
2022年度

2022-11-14掲載

沓抜 佳奈(野田・花田研究室 M2)
化学工学会新潟大会2022
学生奨励賞
講演タイトル:Ir担持カーボンナノチューブ膜電極の開発と水溶液系でのアンモニア電解による水素生成
2022年度

2022-11-12掲載

吉田 啓佑(野田・花田研究室 D1)
17th Internaional Symposium on Metal-Hydrogen Systems (MH2022)
Best Student Poster 3rd Prize
講演タイトル:Experimental study of heat supply and hydrogen desorption by hydrogen flow process to porous MgH2 sheet
2022年度

根岸 恵利(松方研究室 M1)
日本膜学会
膜シンポジウム2022学生賞
講演タイトル:ゼオライト正浸透膜を用いた水中からの重金属除去法の提案
2022年度

金子 健太郎(野田・花田研究室 D3)
12th A3 Symposium on Emerging Materials: Nanomaterials for Electronics, Energy, and Environment
Best Poster Award
講演タイトル:Nanotube-based architecture with ionic liquid electrolyte for high-temperature operation of Li and Li-ion batteries
2022年度

服部 哲也(下嶋研究室 M2)
第9回 ZAIKEN Festa
奨励賞
講演タイトル:ニオブ酸リチウムナノ多孔体の合成と圧電触媒への展開
2022年度

岡 大智(下嶋研究室 B4)
第29回ゼオライト夏の学校
高石哲男記念賞(優秀ポスター賞)
講演タイトル:酸化鉄を鋳型としたメソポーラスゼオライトの作製
2022年度

2022-10-25掲載

服部 哲也(下嶋研究室 M2)
日本セラミックス協会第35回秋季シンポジウム
最優秀プレゼンテーション賞
講演タイトル:二オブ酸リチウムナノ多孔体の合成と圧電触媒への応用
2022年度

菊地 弥温(下嶋研究室 M1)
日本セラミックス協会第35回秋季シンポジウム
学生優秀講演賞
講演タイトル:有機シリル基を修飾した二重六員環シロキサンの架橋によるナノ多孔体の作製
2022年度

2022-10-24掲載

近嵐 樹(野田・花田研究室 M2)
化学工学会 反応工学部会 CVD反応分科会
学生奨励賞
講演タイトル:触媒原料急熱による単層カーボンナノチューブの気相連続CVD合成
2022年度

2022-10-14掲載

石田 鴻太朗(小柳津・須賀研究室 M2)
第71回高分子討論会
優秀ポスター賞
講演タイトル:ビオロゲン置換ポリマーを添加した硫黄ハイブリッド電極の作製とリチウム二次電池の高速充電
2022年度

西尾 博道(小柳津・須賀研究室 M2)
第71回高分子討論会
優秀ポスター賞
講演タイトル:高透明性・高屈折率を両立するメチルチオ基含有ノボラックの合成とその性質
2022年度

2022-10-04掲載

卯野 宏幸(木野研究室 M2)
新薬創製談話会
第32回新薬創製談話会研究奨励賞
講演タイトル:麹菌の形態変化を指標とする機械学習を用いた抗真菌剤探索法の開発
2022年度

2022-09-26掲載

大木 風豪(山口研究室 M1)
第11回 フッ素化学若手の会
優秀ポスター賞
講演タイトル:ピラゾロアジン類の開環型ジフルオロ化反応
2022年度

2022-09-06掲載 2022-08-22掲載の記事で写真(☆印)が追加されました

岩切 翠(小柳津・須賀研究室 M2)
RadTech Asia2022
Outstanding Poster Award
講演タイトル:Morphology and Domain Size Tuning in the Controlled UV-curing via Organic Photoredox-Catalyzed Iodine-Mediated Polymerization
2022年度

望月 彩音(小柳津・須賀研究室 M1)
RadTech Asia2022
Outstanding Poster Award
講演タイトル:Selection of C-X Endgroup of Photo-active Polymeric Dormant:Nanodomain Control during Controlled UV-curing
2022年度

2022-08-30掲載

平尾 まりな(山口研究室 M2)
第56回有機反応若手の会
口頭発表賞
講演タイトル:ルイス酸/可視光レドックス触媒系を利用した N-アシルピロリジンの開環反応
2022年度

平尾 まりな(山口研究室 M2)
第56回有機反応若手の会
Good Question賞
講演タイトル:ルイス酸/可視光レドックス触媒系を利用した N-アシルピロリジンの開環反応
2022年度

2022-08-26掲載

重本 彩香(関根研究室 D1)
Post Symposium of TOCAT9
Excellent research award
講演タイトル:Low temperature NOx reduction in an electric field
2022年度

2022-08-22掲載

重本 彩香(関根研究室 D1)
12th International Conference on Environmental Catalysis
Best Oral Presentation Award
講演タイトル:Reaction mechanism of NOx reduction in an electric field at low temperatures
2022年度

柿原 聡太(関根研究室 M1)
12th International Conference on Environmental Catalysis
RSC Best Presentation Award
講演タイトル:Reverse water-gas shift reaction via chemical looping on Co-In2O3
2022年度

渡辺 光亮(関根研究室 M2)
12th International Conference on Environmental Catalysis
Best Poster Presentation Award
講演タイトル:Low-temperature selective EDH over YCrO3 perovskite
2022年度

村上 路有久(野田・花田研究室 B4)
Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering (APCChE)
Gold Prize, SDG Special Symposium, APCChE2022
講演タイトル:Sustainability Assessment and Optimal Selection of Hybrid Renewable Energy System for Resilient Off-grid Water Security Application
2022年度

瑞慶覽 諒大(野田・花田研究室 B4)
Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering (APCChE)
Bronze Prize, SDG Special Symposium, APCChE2022
講演タイトル:Solving Bali’s Marine Plastic Problem
2022年度

2022-08-09掲載

千原 直人(松方研究室 M2)
15th International Conference on Catalysis in Membrane Reactor (ICCMR-15)
ポスター賞
講演タイトル:Development of ZSM-5 membrane for Dehydration from Products of Fisher-Tropsh Synthesis
2022年度

関根 悠真(松方研究室 M2)
15th International Conference on Catalysis in Membrane Reactor (ICCMR-15)
ポスター賞
講演タイトル:Development of Methanol Selective Zeolite Membrane for Transesterification Membrane Reactor
2022年度

2022-07-25掲載

川久保 優香(下嶋研究室 M1)
日本ゾル-ゲル学会 第20回討論会
ベストポスター賞
講演タイトル:不完全縮合型POSSを用いた二核Tiサイトを有するチタノシロキサン系化合物の合成
2022年度

2022-07-08掲載

川久保 優香(下嶋研究室 M1)
日本セラミックス協会2022年年会
優秀ポスター発表賞 最優秀賞
講演タイトル:二核Tiサイトを有するチタノシロキサン系化合物の形成
2022年度

 

渡辺 清瑚(小柳津・須賀研究室 D2)
第71回高分子学会年次大会
優秀ポスター賞
講演タイトル:側鎖に硫黄含有基と水酸基を併せ持つポリ(フェニレンスルフィド)誘導体の合成と特異な屈折率特性
2022年度

2022-06-28掲載

海和 雄亮(小柳津・須賀研究室 LD4)
日本素材物性学会
山崎賞
講演タイトル:Polymers for Reversible Hydrogen Storage Inspired by Electrode-active Materials in Organic Batteries
2022年度

飛田 優花(小柳津・須賀研究室 M2)
日本素材物性学会
山崎賞
講演タイトル:Polymers for Reversible Hydrogen Storage Inspired by Electrode-active Materials in Organic Batteries
2022年度

2022-06-21掲載

根岸 恵利(松方研究室 M1)
新化学技術推進機構 (Japan Association for Chemical Innovation)
第11回JACI/GSCシンポジウムポスター賞 (Poster Award, 11th JACI/GSC Symposium)
講演タイトル:果汁脱水濃縮用Na-ZSM-5 正浸透膜の開発
2022年度

2022-06-13掲載

藤本 早希(松方研究室 M1)
日本膜学会
第44年会学生賞
講演タイトル:Ag-X膜中のプロピレンの透過挙動
2022年度

2022-06-09掲載

前田 竜駒(関根研究室 M1)
石油学会
第26回JPIJS優秀ポスター発表賞
講演タイトル:リン化鉄担持触媒を用いた低温・大気圧下での電場アンモニア合成
2022年度

2022-05-28掲載

三瓶 大志(関根研究室 M2)
触媒学会
第129回触媒討論会 学生ポスター発表賞
講演タイトル:CeO2への異種カチオンドープによる水素吸着能の制御
2022年度
(受賞年度が間違っていたこと、写真の提供があったことにより再掲載しました)

 

 


 

 

 

 

 

 

 

応用化学会100周年記念企画&2022年度 第四回若手会員定期交流会報告

2023年2月18日(土)に「早稲田応用化学会100周年記念企画&2022年度 第四回若手会員定期交流会:『競争・協奏・共創』~次世代応化会の共創に向けて~」が開催されました。

本交流会はNACs会議、本企画、懇親会の3部制にて実施されました。

入試期間中で校舎に立ち入れなかったこともあり、都内の会議スペースを利用しましたが、いつもと違った環境でこれまで以上にざっくばらんな会話を行えたと感じます。

1部のNACs会議では22年度のNACs活動の振り返りを行い、発足1年が経過した節目として、今後のNACsの方向性を話し合いました。現役学生も交えてディスカッションを行うことで、社会人と学生の求める内容の共通点・異なる点を認識し、今後持続的な活動を続けていくための道標を考えることができました。

2部では応化会役員のOBの方々を交え、グループディスカッションが行われました。議題は「次世代応化会の共創に向けて、自身がどのように応化会と関わりたいか?どんな応化会に参加したいか?」であり、参加者の自由な意見をくみ取ることができたと思います。

特に印象的だったのは、今以上に“日常的な”交流を求めているということです。企画の時に顔を合わせるだけでなく、もっとプライベートな空間でも応化の人に会える場所が欲しいという意見が目立ちました。応化が家庭・会社に次ぐ第三の居場所として、心地よくそして成長できる場所になれるよう努めていきたいと思います。

また今回出た様々な意見に対して、ただの願望ではなく、主体性をもって実現していこうと思います。

3部では、場所を変えて立食形式で懇親会を行いました。スライドショーの上映や個人の近況報告を行い、思い出話から将来のことまで様々な話で場は盛り上がりました。

未だ収束はしておりませんが、コロナ禍で懇親会の実施が難しかったこともあり、久しぶりの懇親会は懐かしく、そして人と人とのつながりの大切さを改めて感じることができました。

今後もこのような機会を設け、持続可能な組織となるよう努めていきます。

(文責 NACs~次世代共創委員会~ 増田)

もうすぐ応化会100周年⑧

記念講演会・祝賀会の申込〆切が近づいています

既に何度かご案内いたしましたが、早稲田応用化学会100周年記念講演会・祝賀会が5月20日(土)に行われます。現在、応化会のホームページで参加申込中です。
既に百数十名の方に申込いただいておりますが、会場は大隈小講堂、そしてリーガロイヤルホテル東京ロイヤルホール、十充分な容量の会場を用意しています。
皆様のお申込みをお待ちいたしております。また、既に参加申込済の方は同期生や先輩、後輩、研究室の同窓生のお誘いを頂けるとありがたいです。
(当メールマガジンは既に参加申込をされた方にも配信されています)

申込は以下のサイトから。
https://waseda-oukakai.gr.jp/newhome/2023/02/19/100nenjigyo_applications/

早稲田応用化学会 100周年記念事業担当 下村 啓(1984年卒 新34回)

 

2022年度 応用化学専攻褒賞・奨学金授与式

コロナ禍で2019年以来実地で開催が出来なかった応用化学専攻褒賞・奨学金授与式が2023年3月9日木曜日4年ぶりに、西早稲田キャンパス62号館W棟で開催された。

司会 小堀先生

小堀深専任講師の司会で開会し、鹿又宣弘大学院先進理工学研究科長のお祝辞があり、引き続いて水野賞、水野奨励賞、水野敏行奨学金、応用化学会給付奨学金、里見奨学金、森村豊明会奨励賞の5つの褒賞・奨学金授与式が行われた。 38名の受賞者は、賞状を鹿又先生より直接手渡され、自分たちへかけられた期待と、その使命を強く感じていた。
応用化学会給付奨学金については、博士進学者へのサポートを強化するために早期に学部生からの支援を行うことが2022年度定期総会で承認されたが、今回の受給者にはその最初の学部奨学生5名が含まれている。

お祝辞 鹿又宣弘大学院先進理工学研究科長

各賞の授与

引き続いて、応用化学選考主任の下嶋 敦先生よりご祝辞を戴いた。

応用化学選考主任下嶋 敦先生のご祝辞

来賓の方からのご祝辞として、水野家代表(元応用化学会会長)の河村宏様より、ご父君の水野敏行様の熱い志によるご遺言により始められたこの奨学金についての説明とともに奨学生に対する期待とお祝いのお言葉があった。引き続いて応用化学会の橋本正明副会長、里見奨学会事務総長の田部修士様、森村豊明会理事森村潔様よりお祝辞を戴いた。

水野家代表(元応用化学会会長)河村宏様のご祝辞

応用化学会橋本副会長

 

 

里見奨学会事務総長の田部修士様

森村豊明会理事森村潔様

 

受賞者の代表として水野賞受賞者の浅原光太郎君より御礼と今後の決意を述べる挨拶があり、授与式は閉会となった。

水野賞受賞者の浅原光太郎君の挨拶

閉会後には、応用化学科土田英俊教授のもとで研究を始めた小松晃之先生により「人工血液開発の最前線」と題する記念講演会があった。小松先生は現在中央大学教授として人工血液開発の研究を行っている。人間の輸血血液の保存可能期間が約2日と短いなか、通常時の妥当な献血量と大規模災害を想定した必要血液とに大きなギャップがある。そうしたギャップを解消し得る人工血液の開発は今日の急務となっており、その人工血液開発についてのお話は興味深かった。
また、ドイツ留学時の学友たちや、ベルリンの恩師の話は、将来海外で活動するチャンスのある奨学生たちに強い刺激になったと思われる。

小松晃之先生による記念講演「人工血液開発の最前線」

会場の後部のスペースは、今回受賞者たちの研究を要約したポスターセッション会場となっており、授与式のあと参会者と各受賞者たちはポスターの前で意見交換や交流の機会を持つことが出来た。

Poster Sessionの様子(クリックで拡大表示)

 

もうすぐ応化会100周年⑦

【御礼】早稲田応用化学会給付奨学金寄付1000万円達成

本日は皆様に御礼です。
100周年記念事業の一環として、2021年10月より「早稲田応用化学会給付奨学金」への寄付をお願いしております。
目標として掲げていた「寄付1000万円を達成」※することができました。
ご協力頂き、先ずは感謝を申し上げます。ありがとうございました。
継続的に当奨学金への寄付は受け付けておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
なお、2021年10月より本年8月末までの寄付の状況は100周年記念事業の総括として報告する予定です。
※3月13日時点で1,102万円
https://waseda-oukakai.gr.jp/newhome/2021/10/06/2021kifuoneg/

早稲田応用化学会 100周年記念事業担当 下村 啓(1984年卒 新34回)

 

2022年度 応用化学専攻褒賞・奨学金授与式

コロナ禍で2019年以来実地で開催が出来なかった応用化学専攻褒賞・奨学金授与式が2023年3月9日木曜日4年ぶりに、戸山校舎62号館W棟で開催された。

司会 小堀先生

小堀深専任講師の司会で開会し、鹿又宣弘大学院先進理工学研究科長のお祝辞があり、引き続いて水野賞、水野奨励賞、水野敏行奨学金、応用化学会給付奨学金、里見奨学金、森村豊明会奨励賞の5つの褒賞・奨学金授与式が行われた。 38名の受賞者は、賞状を鹿又先生より直接手渡され、自分たちへかけられた期待と、その使命を強く感じていた。
応用化学会給付奨学金については、博士進学者へのサポートを強化するために早期に学部生からの支援を行うことが2022年度定期総会で承認されたが、今回の受給者にはその最初の学部奨学生5名が含まれている。

お祝辞 鹿又宣弘大学院先進理工学研究科長

各賞の授与

引き続いて、応用化学選考主任の下嶋 敦先生よりご祝辞を戴いた。

応用化学選考主任下嶋 敦先生のご祝辞

来賓の方からのご祝辞として、水野家代表(元応用化学会会長)の河村宏様より、ご父君の水野敏行様の熱い志によるご遺言により始められたこの奨学金についての説明とともに奨学生に対する期待とお祝いのお言葉があった。引き続いて応用化学会の橋本正明副会長、里見奨学会事務総長の田部修士様、森村豊明会理事森村潔様よりお祝辞を戴いた。

水野家代表(元応用化学会会長)河村宏様のご祝辞

 

受賞者の代表として水野賞受賞者の浅原光太郎君より御礼と今後の決意を述べる挨拶があり、授与式は閉会となった。

水野賞受賞者の浅原光太郎君の挨拶

閉会後には、応用化学科土田英俊教授のもとで研究を始めた小松晃之先生により「人工血液開発の最前線」と題する記念講演会があった。小松先生は現在中央大学教授として人工血液開発の研究を行っている。人間の輸血血液の保存可能期間が約2日と短いなか、通常時の妥当な献血量と大規模災害を想定した必要血液とに大きなギャップがある。そうしたギャップを解消し得る人工血液の開発は今日の急務となっており、その人工血液開発についてのお話は興味深かった。
また、ドイツ留学時の学友たちや、ベルリンの恩師の話は、将来海外で活動するチャンスのある奨学生たちに強い刺激になったと思われる。

小松晃之先生による記念講演「人工血液開発の最前線」

会場の後部のスペースは、今回受賞者たちの研究を要約したポスターセッション会場となっており、授与式のあと参会者と各受賞者たちはポスターの前で意見交換や交流の機会を持つことが出来た。

 

 

応用化学会橋本副会長の祝辞

本日応用化学専攻褒賞・奨学金を授与された皆様、誠におめでとうございます。こうした褒賞・奨学金は、それぞれが熱い思いを持った個々の先輩諸氏や高い志による財団からの寄付によって成り立っています。本日受賞された皆様は、こうした先輩や財団の思いをしっかりと受け止め、努力を積んでさらに大きく飛躍されることを心より期待いたします。
さて、日本の戦後の発展を振り返ってみますと敗戦から皆で努力して復興に取り組み、1970年代には、Japan as No.1とまで言われるようになりました。これは中小企業を含め個々の企業が、生産現場を熟知した技術者達によって継続的な日々の改善に取り組み、効率でも、品質でも、安全性でも質の高い生産体制を構築できたためでした。日本の日々の改善という取り組みはContinuous Improvementとして世界の1つのモデルにもなりました。しかし現在においては海外各国がContinuous Improvementを含めたISO等のManagement systemを採用定着させるようになり、その結果、今日の競争力の基盤は、あるステージの質の高い操業能力というよりは、そのステージから一つ上のステージにJump upできる技術開発能力あるいは技術適応能力に移っています。海外の有力な企業では競合する他社がそうしたJump upの技術を発表した場合には戦略会議等を開いて、その競争上の脅威の程度や技術的な対応を議論します。その場合、その技術分野の総説(Review Article)をイメージできる博士レベルの人材が集められます。総説とはその分野に関する主要な報文を網羅して議論するもので、そうした視野の中から研究が進んで産業としての技術が確立しているところ、開発途上のところ、戦略上重要だがまだ空白のところ等をMappingして明確にするのですが、自分の技術研究の軸を基点としてそうした現状技術の世界地図のようなイメージを持っているエンジニアが、遂行すべき自社戦略を議論するためには重要になります。特に海外で仕事をする場合には、こうした総説的な視野をもって戦略的な議論に参加できるかどうかによって能力評価や今後の仕事のAssignmentに大きな差が生じます。
特に日本では少子高齢化が進んでおりますので、これからの人材にはこうしたより付加価値の高い活動が期待されるでしょう。皆様はそうした活動ができるポテンシャルを十分持った人材ですので、これからの大いなる活躍を心から期待しております。
本日は誠におめでとうございました。

 

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第42回早桜会懇話会(報告)

 第42回早桜会懇話会を2023年2月18日(土)に対面(中央電気倶楽部)とWEB(ZOOM)のハイブリッド方式にて開催いたしました。今回の講師には大阪大学の岡弘樹氏(新67回,西出・小柳津・須賀研)をお迎えし、「持続可能な社会の実現に向けた機能性有機材料の展開~早稲田大学への感謝の気持ちとともに~」という演題でご講演頂きました。
 岡先生は機能性高分子の研究を学生時代からされており、蓄電可能な高分子やプロトン・水素ガスを貯蔵できる高分子について積極的に研究を行っていらっしゃいました。特に蓄電容量を高める為にポリアリルアミンに着目され、学生時代に企業と直接交渉をされたお話は大変印象深いものでした。
 学生時代にスウェーデンに留学されたり外国人研究者のもとで指導を受けたり等、学生のうちから広い視野を持って研究を進めてこられ、また非常にエネルギッシュで私自身も良い刺激を受けました。
 現在大阪大学では分子配列と導電性の化学を研究しており、これからの水素社会や持続可能な社会の実現に向けて、エネルギーに関連した機能性有機材料開発を進めていらっしゃいます。特に若い世代をどうエンカレッジしていくか、ということに注力しており、研究者としてのみならず教育者としても新しいことに積極的に挑戦していこうという姿勢に大変感銘を受け、私自身もエンカレッジされました。
 講演後は質疑応答が活発に行われました。普段はどちらかというと中堅〜シニアの講演者が多い中、20代の若手講演者は珍しかったですが聴衆一同良い刺激を受け、非常に有意義な懇話会になったと思います。講演して下さった岡先生に改めて感謝の意を表し、報告書とさせて頂きます。
  (文責:三品)
【出席者(18名):敬称略】
(現地)
津田實(新7), 前田泰昭(新14), 岡野泰則(新33),斎藤幸一(新33), 和田昭英(新34),
澤村健一(新53),三品建吾(新59),加藤文義(新20),篠崎匡巳
(ZOOM)
井上征四郎(新12), 市橋宏(新17),田中航次(新17), 脇田克也(新36), 數田昭典(新51), 陳鴻(新59), 古田武史(新61), 桜井沙織(新64),井上昭夫(新17)

早稲田応用化学会中部支部総会及び第19回交流講演会のご連絡

早稲田応用化学会中部支部の2023年度の活動としまして、総会および山口潤一郎 教授を名古屋にお迎えしての講演会を計画しました。 コロナ禍のため、中部支部の総会は2020年度よりの3年間、応用化学会HP上でのWEB開催とさせていただきました。また、同時開催の春の講演会につきましては中止のやむなきを得ませんでした。従いまして、対面方式での両者同時開催は3年ぶりとなります。特に、山口先生のご講演は現役会員をはじめ、会員皆様にとって大変参考になるお話を聞くことができる貴重な機会ですので、ぜひご参加頂きますようご案内致します。
なお、今回は対面方式のみでの開催とし、親睦会も予定しております。会員の皆様の元気なお顔が見ることができればと期待しておりますので、ご参加いただければ幸いです。

早稲田応用化学会中部支部
支部長  友野 博美

1.日時: 2023年4月8日(土) 14:30-19:30 (受付開始14:00)

2.場所: ウインクあいち(愛知県産業労働センター) 1008室

https://www.winc-aichi.jp/access/

3.中部支部総会: 14:30~

(1)議事内容

・2022年度支部活動報告、及び支部決算報告

・2023年度支部予算申請内容、支部活動計画、支部役員会メンバー構成など

4.講演会: 15:30~17:00(質疑応答含む)

(1)演題: 「応用化学科の現状と分子レベルのものづくり研究」

(2)講師: 山口潤一郎 教授

(ご略歴)

・2002年東京理科大学工学部工業化学科卒業

・2007年東京理科大学大学院工学研究科工業化学専攻 博士後期課程修了。博士(工学)。

・2007年 日本学術振興会 海外特別研究員(米国スクリプス研究所)

・2008年 名古屋大学大学院理学研究科物質理学専攻(化学系)助教

・2012年 同准教授。

・2016年早稲田大学准教授

・2018年より現職。

(3)講演内容:

名古屋大学から早稲田応用化学科へ移勤してから7年となる。4年生3名とはじめた研究室だが現在では34名と応化では最も大きな研究室となった。応化に所属してから、100周年、西出先生・黒田先生の退職、一部教員の121号館への移動など様々な出来事があった。
専門は有機合成化学であるが、構造式が苦手な方は多いと思うので、本公演では研究内容はほんの一部として、自己紹介を含めて嘱任後の応用化学科の変化と、現在、今後について中心にお話させていただきます。

5.写真撮影、懇親会: 17:00~19:30

(1)場所: 総会、講演会と同じ1008室

(2)懇親会費: 3,500円/人 (当日に現金にてお支払いをお願いします。)

6.参加申し込みはこちらから ⇒ https://forms.gle/LP4tCYhyq64X2g1SA

・準備の都合上 3月31日(金)までに申し込み願います。

・今回は対面方式のみでの開催となります。

・総会、講演会ではマスクの着用をお願い致します。

・お問い合わせ先: 応用化学会中部支部 担当  植村 裕司 

E-mail: yujiuemura.7112@outlook.jp

もうすぐ応化会100周年⑥

記念講演会・祝賀会の申込が始まっています。

2月も後半になりました。5月20日の100周年記念講演会・祝賀会まであと3か月です。2月6日から開始した「参加申込、会費の振込」は順調に進んでおり、既に50名を超える方に申込・振込を頂いております。
当日が皆様にとって心に残る素晴らしい日になりますよう準備を進めておりますのでご期待ください。
そして、引き続き参加申込をよろしくお願いします。
申込は以下のサイトから。

https://waseda-oukakai.gr.jp/newhome/2023/02/19/100nenjigyo_applications/

なお、振込名義についてのお願いを追加しました。

早稲田応用化学会 100周年記念事業担当 下村 啓(1984年卒 新34回)