応化会活動」カテゴリーアーカイブ

2019年11月16日(土)第34回交流会講演会のご案内

交流委員会主催 第34回交流会講演会のご案内
2019年11月16日(土)16:30~17:45

講演者   ;山本康雄氏 タカハタプレシジョン株式会社
                  代表取締役社長(CEO)
演題  ;『未来を見据えビジョンを持って挑む』
 副題 ;「必ずしも答えがあるとは限らない世界へ向けて」

今回は、高精度な金型設計、金型製造、精密測定およびその成形技術を軸に、自動車関連部品やデジタル機器、光学機器、住宅設備機器、計量器、医療機器など様々な製品・サービスをグローバルに提供しているTAKAHATAグループの中核企業であるタカハタプレシジョン株式会社の代表取締役社長(CEO)を勤める山本康雄氏をお迎えし、『未来を見据えビジョンを持って挑む』というテーマにてご講演をして頂きます。

本講演の概要
現代は多様な考え・価値観が混沌とする中、もの凄いスピードで変化しています。これからの世界は、さらに速度をあげて、予測が困難な、より不確実性が増す場となっていくでしょう。このような状況下では、自らが意識して外へ目を向け、その場に身を置き、とことん考え抜いていくことが必要となるでしょう。これはビジネスの世界に限らず、どの分野においても共通するでしょう。若者はこれから直面するであろう時代に向けて感性と知性を磨き、年配者はそれが可能な環境作りと教育に力を注がねばならないでしょう。
(講演者から寄せられた紹介文より)

講演者略歴
1988年03月 理工学部 応用化学科 卒業(新制38回、長谷川研究室)
1988年04月 三井物産株式会社 入社
2001年12月 三井物産株式会社 退社
2002年01月 高畑精工株式会社 入社
2003年06月 高畑精工株式会社 社長就任
2010年 社名を「高畑精工株式会社」から「タカハタプレシジョン株式会社」に変更

TAKAHATAグループ企業
タカハタプレシジョン山梨株式会社
タカハタプレシジョン九州株式会社
TAKAHATA PRECISION MOULDING SDN. BHD.(マレーシア)
更に、タイ、中国、ベトナム、アメリカ、インド、オーストラリア、シンガポール、スペインの各国に事業拠点を有する。

皆様お誘い合わせの上、是非奮ってご参加下さい。
講演期日;2019年11月16日(土)
講演会場;早稲田大学 西早稲田キャンパス 52号館 302教室
講演時間;16:30~17:45(受付開始16:00、講演聴講は無料)
懇親会 ;18:00~19:15
懇親会場;56号館 地下1階 理工カフェテリア(懇親会費:3千円、学生無料)
講演者を囲んで懇親会を開催します。
申込みはこちらから

事前登録を11月12日(火)までに頂いた方には、当日受付で名札をお渡し致します。
それ以降の登録の場合は、名札の準備が出来ませんので自筆でお書き頂く事になりますことをご了承下さい。
講演会場、懇親会場では応化会ホームページ掲載用の写真を撮影致しますのでご了承願います。
また講演会場ではビデオ撮影も予定しております。

――― 以上 ―――

 

第10回フォーラム「企業が求める人材像」開催のご案内

―化学の未来を語らう―

日時:10月5日(土) 15:00~17:30(開場14:30)
会場:西早稲田キャンパス63号館2階03教室
服装:カジュアルな服装でお越し下さい

 

 

第10回となる今回のフォーラム「企業が求める人材像」のサブテーマは「化学の未来を語らう」です。
和田宏明応用化学科教授が司会を務めますが、本年度は2人の先生をパネリストとしてお迎えし、参加者全員で化学の未来について考えていきます。
OB・OGの方々、学生諸君の奮ってのご参加を歓迎いたします。参加の皆様より、忌憚のないご意見を頂き、活発な議論が行われることを期待しています。

(応化会学生委員会交流部会)

早稲田応用化学会中部支部第16回交流会開催のご案内

早稲田応用化学会中部支部第16回交流会開催のご案内
2019年11月23日(土)16:00~20:00
早稲田大学先進理工学部応用化学科教授 平沢 泉氏 
“晶析工学の知恵を活用して社会に貢献する”

第16回中部支部交流会は、平沢泉教授をお招き致します。
21世紀の化学産業は、環境にやさしい高付加価値製品の効率的な生産プロセスの開発が課題となっており、この為には、高品位の結晶製品を創り上げる晶析工学を駆使した結晶化技術が重要な役割を占めております。
長年晶析工学の研究開発に取り組んで来られた平沢泉教授より、最先端晶析工学とその応用プロセスや、現在取り組んでおられる環境・リサイクル分野での研究開発などをご紹介頂きます。
新製品やプロセスの開発に取り組んでおられる現役会員をはじめ、会員皆様にとっては大変有用な講演ですので、是非ご参加頂きますようご案内致します。
講演終了後は平沢教授との懇談会を予定しておりまので、お誘いあわせの上、多数ご参加下さいますようご案内致します。
平沢研卒業の皆様には、絶好の懇親の機会ですので奮ってご参加頂ければ幸いです。

早稲田応用化学会中部支部
支部長 三島 邦男

1.演題   「晶析工学の知恵を活用して社会に貢献する」
2.講師   平沢泉教授
   【略歴】1978年 早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了、 1988年 工学博士
            1978-1989年 (株)荏原インフィルコ荏原総研勤務
            1989年 早稲田大学理工学部応用化学科助教授就任、1995年 同教授就任
             2015年 早稲田大学環境保全センター所長就任
3.日時 2019年11月23日(土) 受付16:00より
    講演会 16:30~18:00   懇談会 18:00~20:00
4.場所  名古屋ダイヤビル2号館(JR名古屋駅桜通口より徒歩3分)
        URL:http://www.nagoya-dbtec.co.jp/acsess.html (リンク終了)
      講演会 271号室
              懇談会 同ビル1階喫茶「サンディア」
5.懇談会 会費 3,000円  (初めて参加される方は無料です)
6.参加申し込みはこちらから⇒ 参加申込はこちら。 
準備の都合上、来る11月15日(金)までに申し込み願います。
お問い合わせ先:応化会中部支部代表幹事 堤 正之
                     E-mail:m.tsutsumi@fuga.ocn.ne.jp                                                                      以上

第11回早桜会(早稲田応化会関西支部)講演会の案内

第11回早桜会(早稲田応化会関西支部)講演会の案内

毎年秋に開催している早桜会(早稲田応化会関西支部)講演会を第11回として、下記要領で開催します。

今回の講師は、企業技術者・管理者としてご活躍中のJXTGエネルギー(株)原敬氏です。応用化学科卒業生にとって、石油は親しみのある存在ですが、その事業、技術の実際は意外とご存知ない方も多いかと思います。今回は、石油精製の歴史を踏まえ、事業の詳細を語っていただきます。
ぜひ奮ってご出席ください。

第11回早桜会講演会
  • 日時:2019年9月28日(土)15:00~17:00
  • 場所:中央電気倶楽部 213号室;大阪市北区堂島浜2-1-25
    ウエブページ
  • 講師:原敬(新36回 平田研)氏 JXTGエネルギー(株)執行役員 根岸製油所長
  • 演題:「石油の利用と技術の進歩」
講師からのメッセージ

原油は1300年代から灯油として利用が始まったが、最初の石油精製技術である単蒸留が開始されたのが1850年代である。
それ以降、現在に至るまで精製技術は製品の高品質化・高付加価値化を目指して進化を続けており、その技術革新の歴史を振り返る。

懇親会:17:00~19:00
  • 中央電気倶楽部 特別食堂
  • 会費 5,000円(卒後又は修了後2年間は2,000円)

ご出席の方は、下記メールにご連絡ください。
お手数ですが、アドレスを入力して送信ください。早桜会担当:田中航次、市橋宏、澤村健一

第33回交流会講演会の報告

講演日時:2019 年7月6日(土)15:00~16:45
講演会場:57号館2階201教室  引き続き63号館1階ロームスクエアで懇親会を実施
講演者 :宮坂力先生 (桐蔭横浜大学 医用工学部 特任教授)
演題 :『理工の応用化学科から発展した光発電の研究』
副題 : ーペロブスカイト太陽電池の飛躍的研究展開ー

講演者略歴
1976年 理工学部 応用化学科 卒業(新26回、土田研究室)
1981年 東京大学大学院 工学系研究科 合成化学博士課程 修了
1981~2001年 富士写真フイルム(株) 勤務
2001年 桐蔭横浜大学 工学部 大学院工学研究科 教授就任
2017年1月 日本化学会賞 受賞
2017年4月 桐蔭横浜大学 医用工学部 特任教授就任
2017年9月クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞 受賞
2019年3月 応用物理学会業績賞 受賞

【講演会】
<講演までの会場の様子>
宮坂先生は日独化学会のオーケストラのコンサートマスターの経験があり、会場では講演開始までの間、2011年にブレーメンで開催された学会で演奏されたオーケストラの映像を流し、和らいだ雰囲気になっていました。
また、受付には、宮坂先生に持ってきていただいた1976年の応化卒業アルバムを同世代の参加者は懐かしそうにページを送っていました。

<講演に先立ち>
西出会長から、宮坂先生との長いお付き合いについて、研究室時代の写真やエピソード、また、“将来を予測した”ユニークなスピーチで紹介が行われ、椎名交流委員長の司会で講演会が開催されました。
参加者:教員・OB/OG・講演会関係者74名、学生71名、合計145名(参加者ベース)

スピーチ:西出会長

司会:椎名交流委員長

<大学での研究>
・早稲田大学時代
土田研究室で、「高分子錯体を用いた炭酸ガスの還元」のテーマの研究を行いました。
当時の研究室の写真から、当時は研究室(間)の人間関係についても触れられました。

宮坂力特任教授

・東京大学時代
早稲田大学時代に興味を持った光エネルギーに関するテーマ「光電気化学を用いた光合成の人工モデル」について研究を行いました。具体的には、酸化スズ電極にLB(Langmuir-Blodgett)法を使ってクロロフィルを被覆して光応答を増感電流として取り出す研究でした。

<富士フイルムでの研究>
ハロゲン化銀を使った色素増感太陽電池、バイオセンサー、人工網膜、リチウム二次電池などの研究開発を行いました。
人工網膜の研究では、秋葉原で自ら抵抗、オペアンプなどの部品を買い集めて光電変換を検証するユニットを作成しました。
<桐蔭横浜大学/ペクセル・テクノロジーズ>
桐蔭横浜大学では、最初、DSSC(色素増感型太陽電池)の開発を行いました。
最近ではIoTの動きの中で、室内で使うようなデバイス、アプリケーションが登場し、改めて注目されています。
2004年に設立したベンチャー企業:ペクセル・テクノロジーズでは新規太陽電池の開発と計測機器の開発を行ってきています。ペクセル・テクノロジーズ社にCRESTの研究経験者が加わったことがきっかけで、桐蔭横浜大学でペロブスカイト太陽電池の研究がテーマ化し、その後、グローバルネットワークの研究者の開発により、高効率の太陽電池への実現が加速しました。
ペロブスカイト構造は1839年に発見されており、また、光伝導性が1950年代には調べられていましたが、その後半世紀以上も光電変換に応用する研究が無かったのは驚きと考えます。
効率は、今後25%を超えることが予測されており、今後実用化の点ではIoT分野への応用やフレキシブル化が期待されています。また、効率・耐久性の向上や非Pb系材料の開発も行われています。

ご講演のプレゼン資料は下記「資料庫へ」のボタンからご参照下さい。閲覧には資料庫のパスワードが必要です。
   

 

質疑:神守学生委員長

 

 

<質疑応答>
講演後、宮坂先生と聴講者の間で、ペロブスカイト太陽電池の実用化、日本の強み、人とのつながりの重要性、新しい分野への関心などについての質疑とレスポンスのやりとりが行われました。

 

【懇親会】
講演会終了後、会場を63号館1階ロームスクエアに移して懇親会が開催されました。
参加者;教員・OB/OG・講演会関係者61名、学生39名、合計100名
安達交流委員の司会のもと、応用化学会橋本副会長の挨拶と乾杯のご発声の後、懇親会が始まりました。
講演会後の懇親会では毎回見かける光景ですが、講師を囲んで、あるいはシニアOB/OG、現役OB/OG、教員および学生が入り混じっての懇談の輪が会場のあちこちに開いて、盛大な懇親会となりました。
今回は、応援部学生に協力をお願いし、懇親会後半に校歌、エールで参加者が声をあわせ、よりいっそう応化会での一体感を感じるものとなりました。

応援部学生による校歌、エール

最後に、関谷交流副委員長の中締めと閉会の挨拶の後、神守学生委員長の一本締めにて解散となりました。

 

*懇親会後、宮坂先生を囲んで、同期会も行われていたとのことでした。

(文責:交流委員会)

――― 以上 ―――

第32回早桜会懇話会の報告

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第32回早桜会懇話会を2019年6月1日(土)15時~17時、中央電気倶楽部(大阪堂島浜)にて開催しました。

今回の講師は髙田隆裕氏(新37回 加藤・黒田研 村田製作所 革新技術開発部 )で「(株)村田製作所の電子部品とそれを支える材料技術」と題して、電子部品の小型・高機能化の開発例として、コンデンサ、多層基板・モジュールのセラミック材料技術を中心にご紹介頂きました。

講師の髙田隆裕氏

講師の髙田隆裕氏

<内容>
1. ファインセラミックス・電子部品業界
2. 村田製作所のご紹介
3. 技術開発の取り組み例
(1) セラミックコンデンサの変遷
(2) 多層セラミックス・モジュール
(3) The Connected World

「よい電子機器はよい電子部品から、よい電子部品はよい材料から」というモットーで、設計から材料の選定、生産全てを一貫して管理し、より薄く、より小さく、より正確なセラミックコンデンサを製造する技術の変遷をご説明頂きました。電子機器内部に搭載され普段目にすることのないセラミックコンデンサや多層セラミックス・モジュールの実サンプルも会場で回覧され、理解を深めることができました。参加者からも質問も活発で、技術的な特徴や課題についても分かり易く解説頂きました。
 最後にあらゆるモノやコトがデシタル化し、インターネットで繋がった「The Connected World」における技術展望についても活発に意見が交わされ、大変盛況でした。
 懇話会終了後は行きつけの食事処で懇親を深め、大変有意義な懇話会となりました。
                                                                                                                       (文責 新53回 澤村)

出席者: 
津田實(新7回)、井上征四郎(新12回)、前田泰昭(新14回)、市橋宏(新17回)、田中航次(新17回)、和田昭英(新34回)、古川直樹(新36回)、脇田克也(新36回)、高田隆裕(新37回)、中野哲也(新37回)、新船幸二(新43回)、數田昭典(新51回)、澤村健一(新53年)、陳鴻(新59回)、猪村直子(新61回)、古田武史(新61回)、桜井沙織(新64回)、御手洗健太(新65回)

 

NFM主催シンポジウム「大学発の『知』社会実装」ご案内

日時 :2019年6月21日(金)13:00~(12:30~受付)
会場 :早稲田大学 小野記念講堂
主催 :ナノテクノロジーフォーラム  
参加費:無料 
  ※懇親会:NFM会員企業、教職員、学生の参加は無料となります。
  ※参加申込先:nano-forum@list.waseda.jp <mailto:nano-forum@list.waseda.jp>

プログラム
  https://www.waseda.jp/inst/nanolife/news/2019/05/14/1794/

13:00~ ご挨拶/笠原博徳(早稲田大学副総長)
13:05~ 会長挨拶/大林秀仁(早稲田大学ナノテクノロジーフォーラム会長) 

<第1部>
13:10~ 基調講演/城戸淳二(山形大学大学院有機材料システム研究科卓越研究教授)
14:20~ 招待講演/瀧口匡(ウエルインベストメント株式会社 代表取締役社長)
15:00~ 休憩
<第2部>
15:10~ 講演/細川正人(早稲田大学理工学術院総合研究所)
15:40~ パネルディスカッション/テーマ「大学発の『知』社会実装」
     パネリスト:城戸淳二、瀧口匡、
           伊藤毅(Beyond Next Ventures株式会社代表取締役社長)、
           細川正人、朝日透
17:30~ 閉会の挨拶/逢坂哲彌(ライフサポートイノベーション研究所特任研究教授)
18:30~ 懇親会(大隈タワー15階「森の風」)

以上

早稲田地球再生塾(WERS)シンポジウム2019 ご案内

名称:早稲田地球再生塾(WERS)シンポジウム2019
   -Society5.0+が目指すサスティナブルなコト・モノ作り-
    脳科学と感性科学の融合
日時:2019年7月3日(水)13:00~18:30(開場12:30)
場所:早稲田大学西早稲田キャンパス63号館2F 04・05会議室
   (入場無料)
詳細(基調講演・講演の内容・講演者等)は下記のURLをご参照ください。
(開会挨拶は理工学術院総合研究所:木野邦器所長)

        https://www.waseda.jp/fsci/wise/news/2019/06/06/2909/

        お申し込みは上記URLの「参加方法」の「こちら」より
        会場の都合上、定員に達した時点で受付終了となります。

以上

 お問い合わせ:早稲田大学理工学術院総合研究所
 早稲田地球再生塾(WERS)事務局 wers@list.waseda.jp

2019年7月6日(土)第33回交流会講演会のご案内

早稲田応用化学会 交流委員会主催 第33回交流会講演会のご案内
2019年7月6日(土)15:00~16:45

講演者 :宮坂力先生 (桐蔭横浜大学 医用工学部 特任教授)
演題  :『理工の応用化学科から発展した光発電の研究』
 副題 :「ペロブスカイト太陽電池の飛躍的研究展開」

今回は、光電気化学、及び環境エネルギー科学を専門分野とされておられます、桐蔭横浜大学の宮坂力(みやさかつとむ)先生をお迎えし、『理工の応用化学科から発展した光発電の研究』というテーマにてご講演をして頂きます。

本講演の概要
私は応用化学科において、炭酸ガス還元の高分子触媒の実験を経験したことがきっかけで、光合成のモデルとなる光エネルギー変換の研究を大学院において始めました。このテーマが30年以上にわたる私の研究を支えてきました。化学工程で作る有機無機ペロブスカイト太陽電池はその延長で生まれた技術で、当初は予想しなかった高い効率レベルまで進化しました。講演では、これまでの研究生活を振り返りながら、学際的色彩の強いペロブスカイト太陽電池の先端研究の現状も紹介し、若い研究者に向けてのメッセージを伝えます。
                                                                                                   (講演者から寄せられた紹介文より)
講演者略歴、及び趣味
1976年  理工学部 応用化学科 卒業(新26回、土田研究室)
1981年  東京大学大学院 工学系研究科 合成化学博士課程 修了
1981~2001年  富士写真フイルム(株) 勤務
2001年  桐蔭横浜大学 工学部 大学院工学研究科 教授就任
2017年1月  日本化学会賞 受賞
2017年4月  桐蔭横浜大学 医用工学部 特任教授就任
2017年9月 『効率的なエネルギー変換を達成するためのペロブスカイト材料の発見と応用』がクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞
受賞上記の栄誉賞はノーベル賞受賞の有力候補者として、ノーベル賞受賞者が発表される前の毎年9月に発表されている賞で、論文の被引用件数や重要度の観点から受賞者が決まる。
2019年3月  応用物理学会業績賞 受賞

*宮坂力先生の趣味
宮坂先生はバイオリン演奏や弦楽器製作の研究を趣味としておられます。また日独化学会の混成オーケストラのコンサートマスターを経験されており、バイオリンの名器に関する論文を英国の権威ある弦楽器専門誌に寄稿しておられます。

皆様お誘い合わせの上、是非奮ってご参加下さい。
講演期日:2019年7月6日(土)
講演会場:早稲田大学 西早稲田キャンパス 57号館201教室
講演時間:15:00~16:45(受付開始14:30、講演聴講は無料)
懇親会 :17:00~18:15(63号館1階ロームスクエア、懇親会費:3千円、学生無料)
                  講演者を囲んで懇親会を開催します。

申込みはこちらから

事前登録を7月2日(火)までに頂いた方には、当日受付で名札をお渡し致します。
それ以降の登録の場合は、名札の準備が出来ませんので自筆でお書き頂く事になりますことをご了承下さい。
講演会場、懇親会場では応化会ホームページ掲載用の写真を撮影致しますのでご了承願います。
また講演会場ではビデオ撮影も予定しております。

――― 以上 ―――

 

中部支部第12回総会・交流会の報告

早稲田応化会中部支部第12回総会・交流会議事録

1. 日時 :平成31年4月6日(土)16:00~17:45
2. 場所 :北京料理「百楽」名古屋店 第14会議室
3. 議事 :
(1)中部支部総会  16:00~16:40
①支部長挨拶           三島支部長
 *講演会の出席者が目標の30人に届かない。更なる工夫が必要と認識。
 *2018年度より関西支部との情報交換会を実施。→支部紹介パンフ作成。
  →若手、女性会員の多い関西支部の活動を参考に勧誘活動を強化。
②支部活動報告          堤 代表幹事 
・2018年度活動実績報告
・2019年度事業計画と予算案 →全会一致にて承認
③西出応化会会長のご挨拶
・西出会長より、会長を引き受けた背景や応化会の現状と今後の抱負等について話された。

(2)交流講演会   16:40~17:45
・演題:「化学教育と大学入試の化学」
・発表者:河合塾講師 大宮 理氏               

*高校生は今どんな化学を勉強しているのか?
最新の高校教科書の紹介。日本は化学の後進国として教育も知識詰込み方式で来た。
一方、世界の化学は知識の多寡ではなく、どのようにその原理・知見を知り得たのかを重視。
 
*予備校業界の現状
少子化により平成の30年間で大学受験生が激減。衛星放送利用の授業採用などで、大手予備校が全国展開、寡占化が進んだ。競争激化に伴い、大手予備校もダウンサイジングを迫られ、リストラ実施中。
 
*大学入試の化学の今
欧米の有力大学の個別試験は殆どが論文形式。日本では、受験生の格差が拡大し、国公立大や早慶などの有力私立大とその他大学で入試問題の内容も二層化が進む。
前者では、最先端の化学領域(リチウムイオン電池や太陽電池の反応、ノーベル化学賞の対象となったメタセシス反応、ヒト免疫不全ウイルスに対する治療薬の創薬分野など)を積極的に取り上げている出題があるが、受験生は教科書レベルで学習した古い化学で思考して回答せざるを得ないので、出題者側もその点に配慮するジレンマを抱えていると推察される。
又、事故やケガを嫌って、化学実験そのものを一切やらない学校も増えている実情もあり、実験活動の中で当然身についているはずの知識が欠如している点も出題者を悩ませているであろう。

(3)懇談会 18:00~20:00
 14階洋室で円卓を囲み、後藤顧問乾杯の挨拶で懇談会を開始。田中関西支部長をはじめ、新しく役員人事を受けた友野幹事と浜野理事、さらに初めて参加頂いた、中山一郎氏、箕村雅史氏
、伊藤正泰氏など多くの方々からスピーチを頂き、楽しく懇談が進んだ。小林幹事より中国の思想家、孔子、孟子、韓非子についての紹介スピーチもあり大いに盛り上がった。最後に三島支部長より会費納入のご協力をお願いし、全員写真を撮って散会した。

4)出席者名簿(敬称略)
講演者:大宮理(新46回生)、本部:西出宏之(新20回生)
関西支部:岡野泰則(新33回生)、田中航次(新17回生)
中部支部:三島邦男(新17回生)、後藤栄三(新19回生)、小林俊夫(新19回生)、谷口至(新22回生)、山崎隆史(新25回生)、服部雅幸(新32回生)、中山一朗(新41回生)、
植村裕司(新44回生)、山本瑛祐(新63回生)、白川浩(新18回生)、柿野滋(新19回生)、木内一壽(新24回生)、上宮成之(新35回生)、堤正之(新17回生)、友野博美(新22回生)、浜名良三(新29回生)、箕村雅史(新37回生)、伊藤正泰(新59回生)、以上22名。
                                  (文責:友野)