早稲田応用化学会主催 「2025年度第2回先輩博士からのメッセージ」のご案内(内容更新)

2025年11月29日(土)14:00~18:00 @西早稲田キャンパス

これまでに応化会では、キャリア形成に関心のある学生を対象に「先輩からのメッセージ」や「応化卒の多様なキャリア形成」などのイベントを開催しています。そのような取り組みの一環として、今年度2回目の「先輩博士からのメッセージ」を11月29日に開催いたします。

今回は、現役の博士後期課程学生(以下、博士学生)から社会の一線でご活躍されているOB/OG博士まで幅広い年代層のパネリストをお招きし、博士後期課程での経験や、企業での研究生活、博士号が活かされた場面などをパネルディスカッションしていただきます。

普段はなかなか接する機会のない企業・研究機関等で活躍するOB/OG博士の経験を聞くことができるだけでなく、座談会及び懇親会では、研究室選びや大学・大学院生活、進学・就職に関する疑問など、皆様の気になることを気軽に相談できる時間も設けておりますので、ぜひご活用ください。

キャリアパスの一つとして「研究の第一線」がどのようなものであるかを知る良い機会です。研究者としての道に限らず、企業で研究を続けるという選択肢を含め、幅広い視点で将来を考えるきっかけとして、ぜひ本イベントに奮ってご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

【スケジュール】

開催期日;2025年11月29日(土)

会場;西早稲田キャンパス57号館202室+56号館理工カフェテリア

講演形式;対面

14:00~14:05;開会挨拶

14:05~15:05;OB/OG博士・博士学生によるパネルディスカッション

15:15~16:15;座談会(20分×3セット)

16:15~16:25;応化及び応化会関連の奨学金説明

16:30~17:55;懇親会(飲食あり)

17:55~18:00;閉会挨拶

※ 日本語で実施いたします。

【パネリスト情報】

①;丹羽 大介さん(早稲田大学ベンチャーズ株式会社 (WUV) パートナー, 逢坂・本間研究室 (応用物理化学部門), 2004年修了)

②;萩原 快朗さん(日本製鉄株式会社, 黒田研究室(無機化学部門), 2009年修了)

③;池 勇樹さん (第一三共株式会社,平沢研究室 (化学工学部門), 2021年修了)

④;前 智太郎さん(早稲田大学先進理工学部応用化学科 講師, 野田研究室 (化学工学部門), 2024年修了)

⑤;三瓶 大志さん(博士後期課程3年,関根研究室 (触媒化学部門))

⑥;豊田 冴英さん(修士2年, 山口研究室 (有機合成化学部門))

【前回の「先輩博士からのメッセージ」の様子】

詳細は、開催報告をご覧ください: https://waseda-oukakai.gr.jp/newhome/2025/10/07/2025-1_m_fr_senpaihakase_rept/

【申込について】

参加費:無料

参加方法:下記URLより要事前申し込み

締切:11月15日(土)

※申し込みの際は、Wasedaメールのアドレスをご入力ください。

※集計の関係上、締切を設定していますが、当日の参加も可能です。(フォーム入力は前日まで可能)

※今回のイベントは早稲田大学応用化学科に所属する学部1~4年生および応用化学科の教員の指導を受ける大学院生が参加申し込みの対象となります。

https://forms.gle/wziDYzH86PmFuAjt6

※ 早稲田アドレスにて作成されたGoogleアカウントですとアクセスできません。

 個人のGoogleアカウントにて上記URLを開いてください。

皆様、是非奮ってご参加下さい。宜しくお願い致します。

――― 以上 ―――

2025年第21回評議員会報告(2025年10月18日開催)

日時:2025年10月18日(土)会議14:00~16:15、懇親会16:30~18:00

会場:西早稲田キャンパス52号館102教室+zoomオンライン、理工カフェテリア早稲田

2025年10月18日、西早稲田キャンパスにて第21回評議員会が開催されました。
濱会長が評議員会の進行役を務められ、下村会長挨拶、学内の状況報告、各委員会、部会、支部からの活動報告後、、グループごとに討議を行いました。

(濱議長 開会ご挨拶)

(下村会長 ご挨拶)

山口先生より、最近の学内の研究動向、学生の活動状況、について報告されました。

(山口先生)

 

委員会・部会活動:交流・広報・基盤・奨学金・応化給付奨学金の4つの委員会より報告されました。交流委員会より交流会講演会、学生工場・施設見学や学生との春の早慶戦観戦を実施しているほか、大分・延岡地区での交流会や9月に開催された先輩からのメッセージなど取り組みが報告されました。広報委員会よりホームページのレイアウト変更や早稲田応化会給付奨学金の支援依頼記事更新などが情報共有されました。基盤委員会より、教員との懇親会での意見交換等に基づき、今回の評議員会の討議内容で取り上げた「応化会は存在価値があり、楽しい集まりになるために」のテーマの背景を説明されました。給付奨学金委員会より、応化給付奨学金の選考結果及び7月に開催された先輩博士からのメッセージについて報告されました。学生部会から新入生歓迎会・応化学生交流会など様々なイベントが行われていることやインスタグラムの活用、若手部会から社会人と学生との様々な交流イベントを通して会員同士の士気を高めていることや同業種・異業種交流会などの報告がありました。

(椎名交流委員長)

(加来広報委員長)

(臼田基盤委員長)

(米久田給付奨学金副委員長)

(野村学生委員)

(若手部会 劉理事)

各支部の活動状況:中部支部では、上宮支部長より、年二回開催の交流講演会を含めた活動内容や若手会員参加拡大への取り組み等の説明があり、関西支部(澤村事務局長)では、講演会、懇話会、関西Welcome Party開催など報告がありました。また、両支部よりお互いのイベントに参加し交流を活発化していることも報告されました。

(上宮中部支部長)

 

グループ討議:年代別に会場3班、Web2班に班分けして各評議員の皆様からご意見、ご提案を頂きました。同期会開催では、連絡手段として従来の応化事務局経由の連絡手段も有効であり、メールアドレス・ラインなど組み合わせて使われており、卒業後も研究室単位での縦横の結びつきが強いことが分かりました。一方で、卒業・転職・退職などでメールアドレスが変わってしまった後にどうやって繋がりを維持するかなど課題も明確化されました。開催タイミングは交流講演会や総会後の懇親会のタイミングで同期会開催をすることなども挙げられました。同期会で知り合いがいることの安心感を確保することが大事という提言もございました。

(会場参加の皆さん)

(Web参加の皆さん(一部))

最後に下村会長より閉会挨拶として、我々が思っている以上に、皆さんに「やること、やったこと、その結果どうなったか」を会員の皆さんへフィードバックしていかないといけないと感じたこと、同期会で集まった時、仲間がいる環境をどうやって作っていくか、そのためにも若い時に同期のつながりを作っておくことが必要だというコメントを頂きました。

その後、理工カフェテリアに場所を移して、懇親会を行いました。木野先生による開会のご挨拶、参加者による近況報告も行われ、旧友との再会は、懐かしさがよみがえります。早稲田応援団リードによる校歌斉唱・エール続き、杉村副会長の閉会ご挨拶で締めました。

(木野副会長 開会ご挨拶)

(懇親会司会 井村会計理事)

(近況報告 梅澤事務局長)

(近況報告 里見評議員

(近況報告 筒井学生評議員)

 

早稲田大学応援部リードによる校歌斉唱

(杉村副会長 閉会のご挨拶)

「先輩からのメッセージ2025」201・202会場

「先輩からのメッセージ2025」開催報告

2025年9月27日(土)「先輩からのメッセージ2025」を開催しました。その概要をここに報告いたします。

本イベントは、企業で活躍されているOB/OGから、化学に関わる仕事の話を聞く事で、学生が学業や研究のモチベーションを向上するとともにB to Bも含め企業を知る場として開催されます。

フォーラム開始前のオリエンテーションでは、椎名交流委員長の司会のもと、下村会長のご挨拶、続いて保谷交流副委員長からプレゼンについての注意、お願い事項の説明をいたしました。その後、12:30より一斉にプレゼンがスタートいたしました。会場は5教室で、これまでと同様に前半と後半の2部制として、各社2回のプレゼンを行っていただき、参加学生が希望する企業のプレゼンをできる限り聴講できるようにいたしました。

各企業のプレゼンでは、第一線で活躍中の身近な世代の先輩が、発表者自身の日常生活や学生生活へのアドバイス、自らのキャリアパスなど、限られた時間でコンパクトにまとめて発表いただきました。企業からは、講演者、同行者を含めて101名ほどにご参加いただきました。内OB/OGの参加者は講演者を含めて65名となりました。学生の参加総数は参加登録ベースで145名でしたが、各社講演の延聴講数は1,084人となり、学生たちが一人平均7社を聴講していました。

企業控室では、野田教授によります「最近の早稲田大学応用化学科(専攻)について」、須賀准教授によります「応用化学科(専攻)学生の進路および早稲田応用化学会の活動」をそれぞれ30分で2回講演いただきました。

野田 優 教授

須賀 健雄 准教授

302・303会場    201・202会場     204会場・会場風景

プレゼン終了後はロームスクエアに場所を移し、参加いただいた企業在籍者と参加学生の懇談会を催しました。椎名交流委員長のご挨拶、乾杯の音頭で開会し、各社のテーブルを囲んで、プレゼンの延長となる先輩、企業同行者と学生の活発な質疑応答が行われ、活気にあふれた会場となりました。

参加した学生にとっては、昼間のフォーラム、夕刻からの懇談会を通して、日常の学習、研究に加えて、将来に向けての貴重な情報と日々の過ごし方へのアドバイスを先輩方から頂戴し、学んだことも多かったことと確信いたしております。下村会長の中締めの挨拶と北村学生委員長の一丁締めをもって全プログラムを盛況のうちに終了いたしました。

懇談会の模様(懇談会のスナップ写真はこちらから)

今回のフォーラムにご賛同、ご支援いただきました企業、及び熱気溢れるプレゼンを行っていただき、また懇談会でも後輩からの質問に親身になってお答えいただき、また貴重なアドバイスをいただきました先輩と、同行された関係者の皆様にはこの場をお借りしてあらためて厚く御礼申し上げます。

(文責 交流委員会 写真 広報委員会)

Ⅰ.プログラム概要

1.
日時
2025年9月27日(土)   12:30~
2.
会場
早稲田大学西早稲田キャンパス52号館
3.
内容
オリエンテーション
12:00~12:20(企業関係者)
 
 
講演会(第1部)
12:30~14:43
 
 
講演会(第2部)
15:15~17:28
 
 
懇談会
17:45~20:00(63号館ロームスクエア)

Ⅱ.講演会タイムスケジュール

Ⅲ.特別講演スケジュール

Ⅳ.参加した学生

  D M2 M1 B4 B3 B2 B1
  3 13 44 36 19 11 19 145

Ⅴ.アンケートをふまえての総括

1. 今回のフォーラムの全体的な評価

アンケート回答者では、学生の100%、企業の96%が、「満足」「ほぼ満足」と回答しており、フォーラムは評価されていると考えられます。
質問に対し、多岐にわたる回答がありましたが、多かったものをまとめると次の通りです。

1)学生からの回答

①いろいろな企業の話が聞けた。知らなかった会社の話も聞けた。

②懇談会で親しくいろいろな話が聞けてよかった。

2)企業からの回答

①多くの学生と親密に話ができた、

2. 運営について

講演時間の13分/社については、学生の92%、企業の88%が適当と回答しました。
学生の移動時間を含めて、もう少し長くという希望もありますが、本イベントの特長であります懇談会の時間の確保との両立が難しいところです。

3.まとめと次回開催に向けた課題

本年は早目の9月開催とし、42社の企業にご参加いただきました。学生も一人平均7社を聴講し、懇談会でも先輩方、同行された企業の方と親密に、活発な懇談をさせていただく姿がみられ、盛況のうちに終わることができました。学生は優良企業からの具体的な情報が得られ、企業側も自社に対する理解を深めてもらうという状況が、両者にとって本フォーラムの高い評価になっていると思われます。

学部生の参加も増えてきており、キャリア学習の一環としてさらに広がることを目指したいと思います。学生へのPR方法への工夫など次回に向けてさらなる検討を続けたいと思います。

なお、「先輩からのメッセージ」及び「企業ガイダンス」に関するお問い合わせならびにご要望等は下記早稲田応用化学会事務局へお願いいたします。

〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1
  早稲田大学 先進理工学部応用化学科内 早稲田応用化学会
  TEL 03-3209-3211 内線 5253
  FAX 03-5286-3892
  E-Mail: oukakai@list.waseda.jp
  URL: http://www.waseda-oukakai.gr.jp

以上

訃報 東京理科大学 関根 功 名誉教授

訃報 東京理科大学 関根 功名誉教授 (大修11回 (1963年卒) 吉田研)
謹んで故人のご冥福をお祈り申しあげます。

ご逝去日:10月27日 (享年92歳)
通夜:       令和7年11月4日 18時00分~19時00分
告別式:   令和7年11月5日 11時00分~12時00分
式場:       観蔵院
住所:       東京都練馬区南田中4-15-24
TEL:    03-3996-6911
喪主:       関根 英司様 (長男)

学内講演会のお知らせ
Synthesis and Properties of Rigid Chiral Skeletons and their Derivatives with Boron-Containing Building Blocks

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 Synthesis and Properties of Rigid Chiral Skeletons and their Derivatives with Boron-Containing Building Blocks
講 師 焦 佼
所属・資格 西安交通大学・副教授
日 時 2025年11月12日(水) 16:20-18:00
場 所 早稲田大学 121号館 コマツ100周年記念ホール
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学部 応用化学科
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

参考:https://www.waseda.jp/fsci/news/2025/10/20/35664/

学内講演会のお知らせ
Ultra-low loading Cobalt catalysts for oxygen reduction reaction

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 Ultra-low loading Cobalt catalysts for oxygen reduction reaction
講 師 Günter Motz
所属・資格 バイロイト大学教授・学術ディレクター
日 時 2025年11月3日(月) 13:30-15:10
場 所 早稲田大学 西早稲田キャンパス55N号館1階 第二会議室
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学部 応用化学科
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

参考:https://www.waseda.jp/fsci/news/2025/10/20/35662/