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第11回早稲田応用化学会シニア会開催報告

現在早稲田応用化学会シニア会は、早稲田応用化学会活動に参加してきたシニアの対象を(70歳以上)として開催致しております。第11回シニア会は新宿中村屋Grannaで6月15日(土)、最長老田中照浩氏(新05、今も年30回ゴルフというご壮健)を筆頭に20名が参加して開催されました(ただし一人は交流委員会主催の講演会の準備のために途中退出し19名となりましたが)。

大学関係者としては応用化学会前会長の西出宏之特任研究教授(新20)がお忙しい中駆けつけて下さいました。
先ずは今年3月にご逝去された趙錫来氏(新09)、近藤晋一郎氏(新20)のご冥福をお祈りしシニア会として1分間の黙祷をさせて頂きました。

最初に河村宏氏(新9)の乾杯ご発声で懇親会は開始されました。百目鬼清氏(新01)がとりしきってこられたグランドシニア会を2016年に引き継ぎ、名称をシニア会として発足してはや8年が経過し、これからも末永く継続されることを祈念されました。食事やお酒を楽しみながら会員同士の会話が各テーブルで盛り上がりました。応化会役員として注力を傾けた当時の活性化活動や当時の思いまた現在のそれぞれのアクティビティが各テーブルで盛んに会話が交わされていました。ここでこの度新たにシニア会メンバーなられた御三方が司会者から紹介されました。平沢泉先生(新26)と岸本信一氏(新27)は先約があり、欠席となりましたが、皆様によろしくお伝え下さいとのメッセージが披露されました。もう一方、橋本正明氏(新21)からは今春の総会にて執行役の副会長を退任され、ご挨拶と近況をお聞きしました。各テーブルでは歓談が盛んに継続され、席も移動して久し振りの再開を喜び、また新たな話題で歓談が続きました。
司会者から2つのメッセージが有りました。一つは秋季シニア会懇親会の日程は10月5日(土)開催に決定したこと、もう一つは給付奨学金受給者社会人(新50~新63)の里帰り企画が8月31日(土)15:00~に開催予定であり、都合のつけられるシニア会メンバーは参観していただきたい旨の案内が有ました。

その後も歓談が尽きることは有りませんでしたが、里見多一氏(新22)による中締めのご挨拶では、シニア会メンバーには様々の趣味のグループを作り楽しくすごしたらどうかというご提案もあり、あっという間にお開きの時間を迎えてしまいました。記念の総合写真を撮影し今秋のシニア会10月5日の再会を約して散会となりました。
シニア会は早稲田応用化学会に関与してきたシニア同士の懇親をあたためる場となっております。毎年新たな会員をお迎えすることになります。応用化学会の発展をあたたかく見守り、影ながら支援するコミュニティとして今後とも存続できればと念じております。

世話人:下井將惟(新13)、河野恭一(新14)、河野善行(新25)
文責:世話役一同、写真:相馬威宣(新13)、平中勇三郎(新14)

第10回早稲田応用化学会シニア会開催報告

現在早稲田応用化学会シニア会は、早稲田応用化学会活動に参加してきたシニアの対象を(70歳以上)として開催致しております。第10回シニア会は新宿中村屋Grannaで11月25日(土)、29名が参加して開催されました。


本年は中村屋の予約スペースをほぼ満席とする29名が参集し開催することが出来ました。大学関係者としては、竜田邦明栄誉フェロー及び応用化学会元会長の西出宏之特任研究教授(新20)がお忙しい中駆けつけて下さいました。
今回初めての試みとして、去る8月26日に開催された「里帰り企画;給付奨学金受給者の集い(新51~新60回生・博士号取得者)」で参加者の中からめざましい活躍されたお二方が選出されましたのでご招待いたし、お話を伺う機会も持ちました。本年のシニア会懇親会では、世話人である下井将惟氏(新13)が司会を勤めました。

最初に河村宏氏(新9)の乾杯ご発声で懇親会は開始されました。
食事やお酒を楽しみながら会員同士の会話が各テーブルで盛り上がりました。応化会役員として注力を傾けた当時の活性化活動や当時の思いまた現在のそれぞれのアクティビティが各テーブルで盛んに会話が交わされていました。
ここで当日の参加者のなかから、現役として活量を落とさず活躍を続けておられる3名の近況をお聞きしました。
大矢毅一郎氏(新14)からは、海外2社と独占契約を結びペプチド医薬の開発に携わっておられること、中谷一泰氏(新13)からは、現在も講演活動を行っておられることやパーキンソン病やアルツハイマー病を防いでいる可能性のあるタンパク質シヌクレインを発見、シヌクレインの医薬品開発にも携わっておられること、宮坂勇一郎氏(新26)からは、社長として醸造業に注力されており、来週より真澄「あらばしり」が発売されること、等々お話いただき参加者の関心を呼んでおりました。
各テーブルでは歓談が盛んに継続され席も移動して久し振りの再開を喜びまた新たな話題で歓談が続きました。

引き続き里帰り企画で選出された米久田康智氏(新51)、澤村健一氏(新53)に今後よりいっそうのご活躍を祈念しての褒賞が行われました
西出先生よりその意義を簡潔にご説明頂いた後、河村さんより奨励賞が授与されました。今回の褒賞者はそれぞれコメントを求められ、米久田さんは今までの有機ELおよび半導体レジスト等の研究開発のご経験を紹介された後、研究マネージャーとして今後有機光電変換材料等の社会課題へのチャレンジをしていくことを力強く語られました。澤村さんはネットワークを広げることは応化会活動でも学んできたこと、またそれを活用して現在エネルギー分野のスタートアップを立ち上げ現在40名を率いていることを語られました。


その後も歓談が尽きることは有りませんでしたが、里見多一氏(新22)に中締めのご挨拶を頂き、井上健氏(新19)の会場にとどろくエールもいただきあっという間にお開きの時間を迎えてしまいました。記念の総合写真を撮影し今後のシニア会での再会を約して散会となりました。
シニア会は早稲田応用化学会に関与してきたシニア同士の懇親をあたためる場となっております。新たな会員もお迎えしたいと考えております。応用化学会の発展をあたたかく見守り、影ながら支援するコミュニティとして今後とも存続できればと考えております。

世話人:下井將惟(新13)、河野恭一(新14)、河野善行(新25)
文責:世話役一同、写真:相馬威宣(新13)、平中勇三郎(新14)

第9回早稲田応用化学会シニア会開催報告

現在早稲田応用化学会シニア会は、早稲田応用化学会活動に参加してきたシニアの対象を(70歳以上)として開催致しております。第9回シニア会は新宿中村屋Grannaで12月17日(土)、25名が参加して開催されました。

コロナ感染の影響で実に3年間以上開催が見送られてきました。本年に入り世話人会で感染状況を注意深く見守りながら開催に向けた準備をして参りました。応用化学会100周年も来年に控え、第7波が終息した時点で開催可能と判断し会員に案内を致しました。直前で若干のご出席ご辞退はありましたが、25名が参集することが出来ました。大学関係者として、竜田邦明栄誉フェロー及び応用化学会元会長の西出宏之特任研究教授(新20)がお忙しい中、駆けつけて下さいました。

世話人でもある下井将惟氏(13)が司会を勤めさせて頂きました。先ず第8回懇親会(2019年10月6日)以降、この3ヵ年でご逝去された上田忠雄(旧32)、太田昭(旧25)、坪井彦忠(新15)、見並勝佳(新17)、中岡敏雄(旧17)、中川文博氏(新07)のご冥福をお祈りしシニア会として1分間の黙祷をさせて頂きました。

最初に河村宏氏(新9)の乾杯ご発声で懇親会は開始されました。ご挨拶では、本会の前身のグランドシニア会や本会シニア会発足の経緯をご紹介頂きました。グランドシニア会は20数回開催されたとの事で参加者一同認識を新たに致しました。そしてこのシニア会が末永く開催されることを祈念されました。

 

その後新たに会員となられました井上健氏(新19)、津田信吾氏(新22)よりご挨拶を頂きました。同じく新会員の黒田一幸先生にはご出席は叶いませんでしたが、ストックホルムで日本と北欧・バルト諸国との国際学術交流の発展にご努力されているというメッセージが案内されました。

その後食事やお酒を楽しみながら会員同士の歓談が各テーブルで盛り上がりました。3年間の自粛生活で限られた活動しか出来なかったので、応化役員として注力を傾けた当時の活性化活動や当時の思いその当時行った奨学金募金活動等の話しが各テーブルで盛んに交わされていました。

ここで監事でもあり世話人でもある河野恭一氏(新14)より来年度の応化会100周年に関する案内がA41枚にまとめた資料とともにありました。100周年式典や応化会給付奨学金の次世代展開に関して簡潔にご説明され会員諸氏へ協力が依頼されました。元会長の西出宏之先生からも関連して補足のご説明も頂きました。

 

引き続き各テーブルでは歓談が盛んに行われました。食事が終わると席も移動して久し振りの再開を喜びまた新たな歓談が続きました。世話人会では、現在も現役バリバリでビジネス第一線でご活躍されている大矢毅一郎氏(新14)、大林秀仁氏(新17)、西出宏之氏(新20)、里見多一氏(新22)、宮坂勇一郎氏(新26)に近況のご紹介も頂く予定でしたが、各テーブルであまりにも話しがはずんでいるので割愛と致しました。

久し振りのこともあり直接の歓談が尽きることは有りませんでしたが、里見多一氏(新22)に里見奨学金や早稲田応用化学会への思いも触れた締めのご挨拶を頂きました。あっという間にお開きの時間を迎えてしまいましたが記念の総合写真を撮影し、100周年式典での再会を約して散会となりました。

 

シニア会はシニア同士の懇親をあたためる場となっておりますが、応用化学会の発展をあたたかく見守り、影ながら支援するコミュニティとして存続できればと考えております。引き続き、よろしくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

世話人:下井將惟(新13)、河野恭一(新14) 、河野善行(新25)
文責:世話役一同、写真:広報委員会 平中勇三郎(新14)

第8回早稲田応用化学会シニア会開催報告

 

 現在早稲田応用化学会シニア会は、第6回シニア会での動議により、早稲田応用化学会活動に参加してきたシニアの対象を若手に広げること(70歳以上から65歳以上へ)、および会の開催場所を新宿から本学の周辺にて開催することにしました。

 第8回シニア会は前回と同様に大隈庭園をガラス越しに鑑賞しえる楠亭(大隈会館内・教職員専用レストラン)にて10月9日(水)、15名が参加して、開催されました。

教職員食事時間終了後ということで午後3時から、世話役の下井將惟氏(新13)の司会のもと、乾杯の音頭は出席者最長老の田中照浩先輩(新5)の元気溌剌な発声により、開始されました。

 

大学関係者として、竜田邦明栄誉フェロー及び応用化学会会長の西出宏之特任研究教授(新20)がお忙しい中、駆けつけて下さいました。西出先生には会長の立場から、新企画「応化給付奨学金受給者の集い」および応化会今秋のイベント/講演会等の紹介がありました。

 

続いて新参加者の方々から各人のエピソードをご披露いただいただきました。里見多一氏(新22)からは財団法人里見奨学金の応用化学専攻への寄付が大学公認になった報告、魚森昌彦氏(新23)からは理化学研究所監事就任のいきさつと就任後後のエピソード、木村茂行氏(新13)からは学費節減の趣意を含めて修士課程東工大を経て博士課程ペンシルバニア大学修了の経緯、桜井博氏(新15)からは早稲田応用化学会募金委員会時代の苦労話および癌手術3回の壮絶たる闘病歴の話をご披露いただいた。

引き続き、河村宏先輩(新9)をかわきりに全員から一言二言を語っていただきました。ちなみに、河村先輩からは大学の給付奨学金枠の基準とその改革につながった里見奨学金への敬意と水野奨学金の枠の見直し検討中のお話しがありました。平中勇三郎氏(新14)からは、広報委員会の最近の活動状況が紹介され、その一つが早稲田応用化学会報のアーカイブの整備公開とのこと。早稲田應用化學會報、応化会だよりを経て1924年より継続されている本会報は、早稲田応用化学会の宝であり、その歴史そのものであること、会員が学生時代の様子も懐かしく思い出すことの出来るツールになると紹介されました。但し現時点でサイトの訪問者数は若干少なく、会員の皆様の積極的な訪問を期待したいと強調されました。田中照浩先輩には締めのご挨拶もお願いして、あっという間にお開きの時間を迎えてしまいました。記念の総合写真を撮影して、散会となりました。

早稲田応用化学会は歴代の会長をはじめとする多くの会員のご尽力により、組織がしっかり創られ、財政基盤が充実しつつあり、そして種々の活動が企画遂行されて今日に至っております。シニア会はシニア同士の懇親をあたためる場となっておりますが、応用化学会の発展をあたたかく見守り、影ながら支援するコミュニティとして存続できればと考えております。シニア会の世話役は今回から若干若返りました。引き続き、よろしくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

 

世話役:下井將惟(新13)、河野恭一(新14) 、河野善行(新25)
文責:世話役一同、写真:広報委員会 平中勇三郎)

 

第7回早稲田応用化学会シニア会開催報告

第7回早稲田応用化学会シニア会は、従来のシニア会から趣を変え、前回参加者の賛同が得られたとおり永年応用化学会活動に貢献された65歳以上の方に参加を呼びかけ、また、会場も早稲田大学周辺とすることで準備を進めきました。幸いにも大隈会館内の楠亭(教職員専用レストラン)に予約がとれたで2019年4月17日(水)、会員同士の歓談を重視した立食形式で開催したしました。しかしながら、開始時間は、教職員の昼食終了後の 午後3時、世話役の下井將惟氏の司会によりスタートしました。

初めに昨年逝去された故東野博樹氏のご冥福を祈り1分間の黙祷を捧げたのち、最長老の百目鬼清氏の挨拶と乾杯のご発声をいただきました。

学校関係者は、2名で竜田邦明栄誉フェロー及び応用化学会会長の西出宏之特任研究教授でした。

暫しの会食とご歓談を経て、司会者の指名により今回新たに参加された会員で、最も若い宮坂勇一郎氏(新26)が口火をきり、会長を務める神州一味噌(株)の近況及び味噌の効用をあらためて強調された。次いで河野善行氏(新25)、長谷川悦雄氏(新23)、坪井彦忠氏(新15)、綱島真氏(新12)、帝京平成大学の細村省三氏(新10)に近況報告を頂戴いたしました。話の中でもNPO法人草炭緑化協会(1990年に村井資長先生が設立した草炭研究会)や国民が健康で長生きできるようにと全国の市区町村に少なくとも各一か所設立するようにと国が提唱した「総合型地域スポーツクラブ」という任意団体でご活躍の先輩の話が興味深かった。続いて新応化会会長の西出宏之先生の挨拶では2023年に百周年を迎える応用化学会は、現在卒業生8千人を超える会員がおり、住所が判明できる会員は4千名弱で、今年度は幸いにも黒字決算を纏めることができ、事業としては応化会活性化のために5月の定期総会の時に応化教員が最近の研究を紹介し、7月にはOBの中から今年はペロブスカイト太陽電池の発明者で、その論文が昨年及び一昨年に世界で最も多く引用され、またノーベル賞候補にもなり、有名な桐蔭横浜大学宮坂力先生にご講演いただく話が進んでいる由。また、財政的に1月に先輩からのメッセージで参加費を値上げしたにも拘らず82社のご参加が得られ、また、活性化の新企画として学生時代に奨学金を受けた若手OBが中堅どころとなっており、これらのOB同士の交流を図るためのホームカミングディを昨年秋に実施、二回目の企画が進んでいる由(応化給付奨学金受給者の集い:http://waseda-oukakai.gr.jp/newhome/2018/12/30/2018syogakusei/)。

最後に世話人代表の河村宏元応化会会長から上記したように新しいシニア会ができた経緯、応用化学会でも種々新しい企画が動き出しており、そのうち本シニア会も応用化学会に合流するような考えも出ているような発言があり、長い間世話人代表をしてきたが、このあたりで後進に道を譲るとの意向が述べられた。

以上の発言の後、司会者から次回第8回会合は、今年10月9日(水)15時にこの場所で行う旨報告があり、集合写真を撮影し散会した。

世話役:河村 宏(新9)、下井將惟(新13)、相馬威宣(新13)

(文責:相馬威宣、写真:広報委員会 相馬威宣)

 

第6回早稲田応用化学会シニア会開催報告

第6回早稲田応用化学会シニア会は、2018年10月17日(水)新宿中村屋ビル8階のGranna(グランナ)にて12時に開催されました。出席者は20名で、トップは、最長老の百目鬼清先輩で開始前30分に到着されました。

学校関係者は、2名で竜田邦明栄誉フェロー及び逢坂哲彌名誉教授で応化会会長の西出宏之特任研究教授は、海外出張と重なり欠席でした。最長老の百目鬼清先輩からご挨拶と乾杯ご発声をいただき、いつものように下井將惟氏が司会役を務め、スタートしました。

初めに今年4月に逝去された故加藤忠蔵先生及び7月に逝去された故柳澤亘氏の冥福をお祈りして1分間の黙祷を捧げました。

暫しの会食とご歓談を経て、司会から大学及び応用化学科のトピックス:早稲田大学の次の総長は6月28日の総長選挙で第17回総長に田中愛治政治経済学術院教授が選出、文部科学省事業「平成30年度卓越大学院プログラム」に私学では本学のみが選出されたこと、新学科主任に門間教授が就任したことが報告された。応化会全般については応化会幹事の河野恭一氏から新役員及び役職異動そして主イベント事業「企業ガイダンス・先輩からのメッセージ」等の現況が報告された。広報委員の平中勇三郎氏から応化会会員名簿のデジタル化が完了したこと、応用化学会報のアーカイブ化もほぼ完了している旨の状況が報告された。

逢坂哲彌先生から文部科学省の産学官連携地域科学技術振興のオープンイノベーション機構の整備に関して平成30年度の整備事業支援対象大学8校が決定し、早稲田大学も組織名称:研究社会実装拠点、研究分野:情報通信が採択されたので、支援期間5年間、今年度は各大学1.7億円が支給されること、また、アメリカ電気学会からこれまでのご尽力に対して賞金が授与されたのでお弟子さんとともにベンチャー企業を立ち上げる予定がある旨報告された。

引き続き竜田邦明先生のお話し:自分と同じ武田薬品の奨学財団の理事で今年のノーベル医学・生理学賞を受賞された本庶佑先生の学問における頑固さを述べられました。本庶先生は、学問は基礎研究も応用研究も大事であるのではなく、基礎研究が極めて大事であるのだと頑固一点張りであるとのこと。竜田先生から、近年は子供の教育に母親が出しゃばりすぎるので、昔のようにもっと自由に子供を育てていただきたいとの要望がありました。続いて、上田忠雄氏、手塚七五郎氏、田中照浩氏、田嶋喜助氏、中嶋宏元氏、細田拓氏の方々から主に学生時代の報告やご出席の皆さんがお元気なように皆で会って話していることで長生きできるかもしれないなどのお話がありました。

デザートを楽しみながら司会者から次回は来年4月17日(水)を告知、シニア会参加呼びかけを若手に広げ、応化会行事と連動して大学周辺で開催すること、また、幹事団の若返りを提案し、賛同を得ました。占めは世話人代表の河村宏氏から閉会のお言葉があり、お開きとなりました。

世話役:河村 宏(新9)、下井將惟(新13)、相馬威宣(新13)

(文責:相馬威宣、写真:広報委員会 相馬威宣)

 

第5回早稲田応用化学会シニア会開催報告

早稲田応用化学会シニア会は、15年続いた前身のWGS会(早稲田応化会グランドシニア会)の世話役をされた百目鬼清氏は、応化会行事に積極的にご支援、ご協力を頂き、活動を進め、前会長の河村 宏氏に バトンタッチ、はや3年目(18年目)となりました。

さて、第5回会合は、2018年4月18日(水)新宿中村屋ビル8階のGranna(グランナ)にて12時から開催されました。予定では19名の参加でしたが、諸般の事情で2名が急遽欠席で参加者は17名となりました。

今回、学校関係者は、竜田邦明栄誉フェローに加えて新たに最終講義と古希のお祝い会をされた西出宏之特任研究教授がメンバーに加わりました。いつものように下井將惟氏が司会役を務め、最長老の百目鬼清先輩の到着が遅れるため河村会長に乾杯ご発声とご挨拶をいただき、スタートしました。

乾杯後、河村会長から「本日、西出先生がお見えになっていらっしゃいますが、今度の定期総会で応用化学会会長を引き受けていただこうと考えております。このところ外部のOBが会長をしてまいりましたが、タイミングよく先生が70歳になり、愛でたく退任され特任研究教授になられた機会をとらえて会長をしていただこうと考えてお願いに上がりご了承いただきました。改めてご紹介するまでもありませんが、皆様にご挨拶をお願いいたします」と促されて西出宏之先生は、昨日応用化学会会員に発送されたという最新の早稲田応用化学会報を参加者に配布された。本会報は、応用化学科創立百周年記念号で、全頁カラーの立派な装丁、昨年10月7日にリーガーロイヤルホテル東京で開催された応用化学科創立百周年記念事業の企画、準備の報告および祝賀会、キャンパスツアー、記念展示等では皆様からたくさんの寄付を頂戴し、学生へのエンカレッジや応用化学会報のアーカイブ化を含めて素晴らしい内容の記念事業が実施できたことに関して謝辞が述べられた。また、やむを得ず会長を引き受けることにした経緯について詳しい説明がありました。

暫しの会食とご歓談を経て、大学側のトピックスとして和田教授からの情報を司会者が紹介:早稲田大学1号館1階にこの4月からノスタルジックでこぎれいな早稲田大学歴史館がオープンし、早稲田大学の歴史が解りますので是非お立ち寄りくださいとのことです(入場無料)。司会者の指名により応化会幹事の窪田信行氏から応化会の現況を話されました。

ここで到着されました今年93歳になられる百目鬼清氏のご発声で乾杯。ご挨拶では早稲田大学は、終戦後の仕事の基礎になることを叩き込んでくれた学校なので大学のほうに足を向けては寝ておりませんし、この意義あるシニア会ですので次回からは遅れないように頑張りますとのこと。引き続き竜田先生は、IUPACの会長を歴任した長倉三郎先生によれば「化学者は長生きする」と言ってますが、ご出席の皆さんがお元気なように皆で会って話していることで長生きする?かもしれない由。中谷一泰氏からは免疫を抑えるのを抑える抗体薬注:参照 の進歩によりがんでは死ななくても済む時代が近々やってくるとの話、平中勇三郎氏からは応化会報のアーカイブ化作業並びに会員名簿のデジタル化について説明があり、作業完了も間近い旨説明があった。

その他、別に示す方々から近況報告があり、占めに田嶋喜助氏は、応化会活動を軌道に乗せた時の心境を語り、またこういうところにきて皆さんと話し合うことで長生きできるのではないかとの言葉がありました。

参加者間での懇親が深まるなか、アイスクリームほかの氷菓のデザートをいただいた後、司会者から次回本年10月18日(水)に同じ場所を予約した旨の知らせがあり、集合写真を撮影してお開きとなりました。

  注:がん細胞の表面に現れて、免疫を抑えるタンパク質を妨害して免疫細胞の働きを回復させる抗体薬(ex. メラノーマや肺がんなど多種類のがんの治療薬オプジーボ(一般名 ニボルマブ))

世話役:河村 宏(新9)、下井將惟(新13)、相馬威宣(新13)
(文責:相馬威宣、写真:広報委員会 相馬威宣)

 

 

第4回早稲田応化会シニア会開催報告

 毎年2回開催しているシニア会ですが、今回は応用化学科創立百周年記念祝賀会(2017年10月7日)に続いて間を置かず次週の10月18日に開催されたことから、出席者は、従来の半減となり、13名のメンバーが新宿中村屋ビル8階のグランナに参集しました。

 応化会副会長を歴任した下井世話人の司会により、最高齢の百目鬼 清先輩のご挨拶と92歳を超えても今なお頭髪ふさふさで電車でも席を譲ってもらえない程のお元気さで乾杯のご発声をいただき、会がスタートしました。

今回は出席者が少ないことから、各人が対面あるいは隣との対話に重きを置く機会となり、なごやかに懇親がはかられ、適宜ビールやワインをはさみながら食事が進められました。

  

 下井將惟氏から応用化学科百周年記念行事の展示について詳しい説明がありました。

また、歓談中、竜田邦明栄誉フェロー(化工誌編集委員長)からは陛下が出席された早稲田応用化学科担当の日本化学会春季年会における事前準備が大変であった状況が詳しく説明され興味を引きました。

デザートをいただきながら今後も年2回の会合 (次回は2018年4月18日予約済み)を行うこととし、女性会場係に集合写真を撮影していただき、お開きとなりました。

 

世話役:河村 宏(新9)、下井將惟(新13)、相馬威宣(新13)

(文責・写真撮影:相馬威宣)

第3回早稲田応用化学会シニア会開催報告

早稲田応用化学会シニア会は、最長老の中岡敏雄先輩(旧制17回)を筆頭に太田 昭先輩、中曽根荘三先輩(中曽根荘三奨学金設立者)、加藤忠蔵先生、山本明夫先生など錚々たる顔ぶれがメンバーに名を連ねております。

15年続いた前身のWGS会(早稲田応化会グランドシニア会)の世話役をされた百目鬼清先輩は、応化会行事に積極的にご支援、ご協力を頂き、活動を進め、前会長の河村 宏氏に バトンタッチされました。

さて、第3回会合は、2017年4月19日(水)新宿中村屋ビル8階のGranna(グランナ)にて12時から開催されました。予定では26名の参加でしたが、諸般の事情で3名が急遽欠席で参加者は23名となりました。

下井將惟氏が司会役を務め、本年6月で92歳となられる最長老の百目鬼清先輩にご挨拶をいただき、併せて乾杯のご発声を頂戴し、会がスタートしました。今回は学校側から竜田邦明栄誉フェロー、豊倉 賢名誉教授、逢坂哲彌特任研究教授が参加されました。

引き続き司会者から2017年10月7日(土)にリーガロイヤルホテル東京にて開催予定の応用化学科創立100周年記念事業の進捗状況を実行委員の和田宏明教授から聴取した内容の説明があり、追加として寄付口座*も用意してありますので本会ご参加の皆様方のご理解、寄付、支援を賜りたい旨のお願いと教室側の現況説明がありました。トッピクスとして昨年は山口潤一郎准教授(有機合成、前名古屋大学准教授)及び須賀健雄専任講師(高分子化学、 前早稲田大学高等研究所助教授)が新加入、今年は下嶋敦准教授(無機化学)が教授に昇格、また花田信子講師(化学工学、前筑波大学大学院システム情報工学研究科構造エネルギー工学専攻助教)が新加入し、応用化学科初の女性講師が誕生したとの報告がありました。

 暫しの会食とご歓談を経て司会者の指名により窪田信行氏から応化会の新しい基本方針となる役員改選の方針、会費納入促進、新規評議員選任等について説明があり、続いてHP管理者育成に今も務めている平中勇三郎氏から広報委員会も新体制に移行し、トップページ他をワードプレスの利用によりスマートフォン対応に改訂するとともに学生委員の活動を推進していくようにしたいとの報告がありました(http://www.waseda-oukakai.gr.jp/)。引き続き応化会監事の河野恭一氏から交流委員会業務のうち企業とのコンタクトを綿密にした結果、企業ガイダンス掲載企業が76社に増加、先輩からのメッセージの開催に際し、教室の準備や各企業の発表時間の調整にもうれしい苦労している等の説明がありました。

 世話役から欠席者からのメッセージ数件が披露された後、引き続き会食を進めながら大林秀仁氏からは応化会にはできるだけ奨学金の寄付等で協力したい旨のご奇特なお話があり、逢坂特任研究教授は、総長室参与から身を引き、イノベーションセンターの研究推進に注力しているとのこと。長田義仁氏は、北海道大学副学長を経て、現在理化学研究所で顧問及び文部科学省関係業務に勤しんでいる状況の説明があり、アジアで初めての新元素ニホニウム合成を記念して理化学研究所から和光市駅までニホニウム通りが整備される旨の話がありました。最後に元事務局長の森川忠正氏からは当時の応用化学会の状況を含め近況の報告がありました。

出席者間での懇親が深まるなか、アイスクリームほかの氷菓のデザートをいただいた後、司会者から次回本年10月18日(水)に同じ場所を予約した旨の知らせがあり、お開きとなりました。

今回は、都合により集合写真が撮影できず、下記URLの映像により会の雰囲気をご覧ください。→こちら

 

*寄付口座:ゆうちょ銀行、店番018、普通預金、口座番号78759931、口座名義:「早稲田応化百周年記念事業」

世話役:河村 宏(新9)、下井將惟(新13)、相馬威宣(新13)

(写真:広報委員会 相馬威宣、文責:相馬威宣)

*(発言された方々)⇒ こちら

第2回早稲田応用化学会シニア会開催報告

 早稲田応用化学会シニア会は、最長老の中岡敏雄先輩(旧制17回)を筆頭に太田昭先輩、中曽根荘三先輩(中曽根荘三奨学金設立者)、加藤忠蔵先生、山本明夫先生など錚々たる顔ぶれがメンバーに名を連ねております。これまで世話役をされた百目鬼清大先輩は、応化会の行事に対して積極的にご支援、ご協力を頂き、応化会活動の活性化の原点を創り上げた恩人です。

これらの大先輩のご苦労とご支援に感謝して世話役を引き受けられた河村宏氏は、大先輩と同様に新生第1回会合において応化会の活動とは別に何らかの形で応用化学科を支援する活動を継続してゆきたいと考え、来るべき応用化学科100周年記念事業にシニア会から何某かの寄付をしたいとの意思を示されていました。
このような経緯から、河村宏氏は、事前に西出宏之教授にお願いし、寄付口座の開設と、当日100周年記念事業の概略のご説明とをお願いし、ご承諾を得ておりました。

第2回会合は、2016年10月12日(水)新宿中村屋ビル8階のGranna(グランナ)に25名が参集し、12時から開催されました。長い間応化会活動にご尽力いただいた平林浩介氏の元気な姿がありました。下井將惟氏が司会役を務め、百目鬼清先輩のご挨拶と乾杯のご発声を頂戴し、会がスタートしました。

 初めに特別参加の西出宏之教授から2017年10月7日(土)にリーガロイヤルホテル東京にて開催予定の応用化学科創立100周年記念事業原案が配布され、資料に基づき記念事業としての計画のご説明があり、寄付口座*も用意してありますので本会ご参加の皆様方のご理解、寄付、支援を賜りたい旨のお願いがありました。また、大隈公が提唱された人生125歳を目指して本シニア会の皆様のご長寿をお祈りしたいとのご挨拶がありました。引き続き河村宏氏が用意された100周年記念事業に対する奉加帳が百目鬼清氏、上田忠雄氏ほかの大先輩の席から回覧され、回覧終了後、河村会長から西出教授に手交されました。

 暫しの会食と歓談を経て司会者の指名により初めての出席者を中心に近況報告をお願いしました。中でも、蒸し暑い日本を離れ、カナダで優雅に避暑された方、旧制32回生残り8名でクラス会を行ったので応化会HPに掲載後、会報に掲載して欲しいとの要望、また、長い間応用化学会のHP管理者を務められた平中勇三郎氏から本年7月から広報委員会も新体制に移行し、トップページ他をワードプレスを利用したスマートフォン対応に改訂したとの報告がありました。
リンク先は、http://www.waseda-oukakai.gr.jp/index.html

発言された方々の画像は、 こちら。

寄付口座:
ゆうちょ銀行、店番018、普通預金
口座番号:78759931
口座名義:「早稲田応化百周年記念事業」

アイスクリームほかの氷菓のデザートをいただいた後、司会者から次回来年4月19日(水)に同じ場所が予約できたとのお知らせがあり、賑やかに集合写真を撮影してお開きとなりました。

シニア会集合写真

世話役:河村 宏(新9)、下井將惟(新13)、相馬威宣(新13)
(写真:広報委員会 相馬威宣、文責:相馬威宣)