月別アーカイブ: 2020年8月

濱逸夫新会長挨拶


濱逸夫新会長

先日の総会決議で新たに会長として選任頂きました濱と申します。

先ず簡単に私自身の自己紹介を致しますと、1977年に平田研究室を卒業し、ライオン油脂株式会社、現在のライオン株式会社の研究開発本部に研究員として入社しました。卒業後の早稲田との関わりでは、西出先生や竜田先生にお世話になり、博士号を授与頂きました。ライオンでは、幾つかの研究所長や事業部長等を歴任した後、2012年に代表取締役社長に就任し、その後、2019年から会長として現在に至っております。早稲田応化会とは、第27回の交流講演会で講演させて頂いた後、関りが深くなり、2018年に応化会副会長、そして本年会長に選任頂きました。
未だ現役で会社の経営に深く携わっていますので、皆さんには、様々なお手伝いをお願いすることになると思いますが、微力ながら、全力で早稲田大学応化会を盛り上げて参りますので、ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。
新会長として、応化会を率いるにあたっての基本方針ですが、西出前会長に改革頂いた応化会の活動基盤を定着させると共に、

  1. 全世代にとって魅力ある応化会活動に進化させること
  2. コロナ禍によって大きく変わりつつある環境を変革のチャンスにして、次世代の情報基盤を構築すること
  3. 2023年に迎える、応化会100周年の記念事業の準備を進め、国内外に存在感のある早稲田応化会への変革を加速したいと考えています。

役員新体制は、これまで基盤委員長としてご尽力頂いた下村さんに、新たに副会長をお願いし、これまで基盤委員だった梅澤さんに、新たな基盤委員長に就任頂きます。学内理事は今後少し交替があると思いますが、このような新体制で応化会活動を牽引して参ります。

収束の見えないコロナ禍については、集会など活動が制限される中、リモートをはじめとする電子媒体を活用し、先程お話ししましたように、次世代の情報基盤を構築することによって、新しい応用化学会を築きたいと思います。
またコロナ禍で苦しむ学生にも寄り添い支援する活動にも力を入れたいと考えています。

既に西出前会長から、これまで応化会活動にご支援賜りました評議員の皆さんには、お願いのメッセージを送って頂きましたが、応化会変革の為の新たな仕組みとして、評議員会を改組し、世代縦割りの意見交換を活性化させ、執行部推進施策に対する全面的な支援体制を確立したいと思います。新たな評議員については、各世代の連絡係に止まらず、応化会の活性化に寄与していただく為、今まで応化会活動に携わり活動に関心の深いベテランの方々、現在、評議員・各委員会委員として応化会活動に貢献頂いているメンバー、あるいは今後積極的に活動に貢献頂けるメンバー、学生時代に学生部会メンバーとして活躍されていた方、および奨学生の中から新たな各世代代表を選出し、会長として私からお願いし、委嘱致します。メンバーの任期は2年とし、重任を可とします。
なお、評議員会議長には西出前会長に就任していただくことをお願いしています。

2023年に迎える応化会設立百周年については、既に本年の応化会予算の中で、記念事業準備費を予算化しています。また準備委員会を立ち上げ、委員長には、下村新副会長に就任して頂き、新たな記念事業の検討や記念式典の開催準備を進めて頂きます。
既に会場として、2023年5月20日(土)にリーガロイヤルホテル東京を押さえておりますので、未だ少し先の話ですが、是非ともご予定に入れて頂きたいと思います。

このような活動を積み重ねながら、『多様な繋がりを創造し、そしてそれを強力に応援する応化会活動』へと進化させて行きたいと考えておりますので、ご期待下さい。

最後に改めて、皆さんの多大なる応援をお願い申し上げて、私からのメッセージを終わらせて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。

                                         以上

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2020年度定期総会の開催報告

2020年度定期総会
2020年8月11日(火)~ 8月23日(日)Web配信
場 所: 早稲田応用化学会ホームページ上

本年度は、コロナ感染の影響を受け、定期総会と先進研究講演会「応用化学最前線-教員からのメッセージ」は早稲田応用化学会のホームページ上で実施した。
参加者は232名であった。

1. 西出会長挨拶

西出会長挨拶

 

2020年度の主な活動状況と応用化学会の現状を報告するとともに、在任2年間の会員各位のご支援にお礼を述べた。

( ⇒ 全文 )

2. 総会議事

1) 第1号議案:2019年度事業報告・会計報告及び監査報告( ⇒ 2019年度収支報告書 )

井村正寿庶務理事

井村庶務理事より2019年度12のイベントとホームページの刷新の活動報告がなされ、津田会計理事より決算額は 11,910,743円(予算 14,327,000円)であり、収入の不足額は収支補填準備金より423,288円補填したことを報告した。


監査報告 河野恭一監事

続いて、河野監事より6月12日に監査を行い、会計部門においては領収書、通帳等の各種帳票確認した結果、適正に処理されており決算書、貸借対照表は正当であると報告された。また、業務部門においても議事録を精査した結果、三委員会とも、計画通り概ね順調に運営されたと判断したと報告された。事業及び決算の監査報告があった。

 

2) 第2号議案:2020年度事業計画と予算( ⇒ 2020年度予算案 )

井村庶務理事より2020年度の事業計画を報告し津田会計理事より予算は 16,092,300円であり2019年度予算比 1,765,300円増となるが、応化会百周年事業準備金 1,400,000円、事務局移転費 400,000円が主な理由であることを報告した。

3) 第3号議案:会長の選任

次期会長として 濱 逸夫 新制27回 現ライオン株式会社代表取締役会長を役員会で選任しその承認を求めることを井村庶務理事から提案した。

4) 報告事項

1.  「会計管理に関する細則」の変更
2.  保護者向けパンフレットの作成


津田信悟会計理事

 本内容で第1号議案:2019年度事業報告・会計報告 第二号議案:2020年事業計画、予算案 第3号議案:会長選任は全会一致で承認された。
 なお、1名の会員から報告事項に関してご意見を賜りましたことを申し添えます。

先進研究講演会

総会後恒例の先進研究講演会を、今年はウェブ上で開催した。

    • 黒田一幸教授(新24)の講演 「大隈記念学術褒章(記念賞)を受賞して」を動画で配信
    • 福永明彦教授の講演「エネルギーマテリアル研究/自己紹介」を動画で配信

以上

 

 

2020総会 会長挨拶

西出会長挨拶

会員皆様にはコロナ禍の制約下での難しい日々をお過しと存じます。本総会もWeb開催となりました。

この2年間、理事、基盤、交流、広報各委員、関西・中部支部また評議員皆様のボランティアとしての貢献を結集して、事務局とともに活動してまいりました。本会の一つのシンボルである応用化学会報は、100号出版で記念するとともに、過去全号のデジタルアーカイブ化と閲覧の仕組みを整えました。学生にも大好評の「企業ガイダンス・先輩からのメッセージ」を2回共に盛会裏に実施でき、本会の支出を幸にも穴埋めできました。

 さて、同窓会としての存亡の分かれ目は、会員連絡先の把握と会費収入の確保です。個人情報から公開や利用には強い制約がありますが、ホームページまた若手間でのSNS連携など、ツールの迅速・多様化を進めています。会費納入率32%は他の同窓会と比較しますと、必ずしも悪い値ではなく、悲観することなく本質的な課題として、基盤委員会を中心に議論しました。新たな会費納入方法として、学生入学時に先の一定期間、14年後までの会費を割引きで3万円、納入する方法につき、関係各位の同意を得て来年度から実施すべく準備しています。新入生に、また会費を支払うであろう親御さんに、本会の魅力、学生部会も含め楽しく親身な支援体制、コロナ禍でのオンライン授業、自宅学習を先輩学生がサポートするSNS個別相談も含め、多様な就職先と先輩の活躍などアピールするパンフレットも作成しております。結果として、毎年400万近い会費収入で、本会の最低限の活動費を担保できるはずで、後ほど詳細と将来シミュレーションを説明いたします。

 もう一つは、本会の活動に関与する世代の幅です。例えば、博士奨学支援された卒業生の里帰り会は、当時支援に当った大先輩との交流で熱いものでした。これら世代超えた交りのプラットフォームに応化会はなりえると感じています。

 最後に御礼です。本会は三浦前会長、河村元会長はじめ歴代の熱い情熱と注力により、存在感ある同窓会として高評価を得ております。この2年間、大学に籍あるものとして、リリーフしました。いよいよエース、濱 逸夫ライオン代表取締役会長にボールを手渡せたことも、大きな喜びです。最後にもう一度、参画、お力添え、応援いただき、ほんとうにありがとうございました。

2020年度早稲田応用化学会中部支部Web総会

2020年度中部支部総会開催について

 ご承知の様にこのところ毎日、テレビや新聞など新型コロナウィ-ルス感染拡大の話題で持ちきりです。応用化学会の活動は3月から延期の情況が続いて来ました。しかし、本年度活動計画の早急な立案が必要となり、本部の本格的活動も6月から再開されて来ました。

    付きましては新型コロナ感染の2次拡大情況を勘案して、今年度の総会をホームページ上で開催し、書面評決といたしたく、ご理解をお願い致します。総会をご覧いただき議案に反対される方は会員番号、氏名および反対理由を明記され2020年8月28日までに送信をお願い致します。
ご連絡の無い場合はご賛同頂いたものと判断させて頂きます。過半数以上の賛意が得られれば、’20年度の事業計画を推進開始致します。
各議題については既に支部の役員会で、審議済であることを申し添えます。

2020年8月19日           
早稻田応用化学会中部支部支部長
三島邦男


議案書のスライドと支部紹介(全8葉)


議案に反対される方は会員番号、氏名および反対理由を明記され2020年8月28日までに送信をお願い致します。

議案に反対の方あるいはご意見の有る方

なお、例年開催して来ました総会後の交流講演会及び懇親会は、現状の情況を踏まえて今年度は残念ながら中止とさせて頂きました。 以上宜しくお願い致します。
【問い合わせ先】代表幹事:堤 正之

第3回応化給付奨学金受給者の集いは今年度は中止いたします

 

本件に付きましては、第2回開催報告でも 本年8月29日(土)に開催予定としておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大が収束を見ない中、本集いの目的の一つである 「横・縦の関係構築」のための懇親会(飲食を伴う会合)を行う状況ではなく、来年度以降へ延期とさせて頂きます。
 尚、皆さんもリモートワーク等 新しい常態を模索中とは思いますが、個人レベルでの「横・縦の関係構築」を継続して頂き、再会の時には 更なる成果を語り合えることを願っています。

早稲田応用化学会会長 西出 宏之