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早稲田応用化学会給付奨学金への寄付のお願い

早稲田応用化学会会長 濱逸夫

趣旨

「応用化学会給付奨学金」は2005年度設立以降、「応用化学科卒業生による優秀な人材の発掘と育成の支援」を実現するために、応用化学会予算並びに卒業生有志からの寄付をもって博士後期課程進学予定の修士課程学生へ経済的な支援を行い、2020年度までに延べ48名の修士課程学生へ奨学金の給付を行なってまいりました。一方で、早稲田大学応用化学科に関わる多くの奨学金制度の整備により、博士後期課程進学者の経済的支援は充実してきました。

しかしながら、博士後期課程への進学者は年に10名程度と1割に届かず、私たちが期待するほどには増えていないのが現状です。早稲田応用化学会は、これからますます重要となってくる研究開発力や技術力を担う「博士人材を育てていく」ことで、母校早稲田大学や我が国、さらにはグローバル社会の発展に貢献致したいと考えています。

早稲田応用化学会100周年を期して、この「博士人材を育てていく」取り組みを新たに展開していく予定です。その一環として、下記のように「応用化学会給付奨学金」制度の拡充を行うとともに、制度継続のための「応用化学会給付奨学金」への募金を開始致しますので、応用化学会会員並びに応用化学会関係各位のご賛同とご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

「応用化学会給付奨学金」制度の拡充

  • 給付対象を学部生まで拡大し、優秀で意欲のあるより多くの人材に対し早期から経済的な支援を行います。
  • 博士人材との交流イベント「先輩博士からのメッセージ」を新設し、早期から博士後期課程への啓蒙活動を推進します。

奨学金の構成

今回の募金活動は早稲田応用化学会100周年を期して「応用化学会給付奨学金」制度の拡充及び制度維持のために行うものであり、有志の寄付金及び応用化学会予算からの捻出を応用化学会給付奨学金に積み立てることにより制度の運用を図ります。

寄付目標総額

 目標総額:1000万円
 寄付金単位:一口 1万円より

寄付は一口1万円からお願いしております。また、寄付口数に1万円以下の端数を加えた寄付も可能です。早稲田応用化学会が100周年を迎える2023年8月末までに目標総額1000万円を達成できるよう、可能な範囲で複数口のご寄付を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

資金の管理

資金は、応用化学会の責任のもとに運用する奨学制度とし、早稲田大学理工学術院統合事務・技術センター 総務課に管理委託します。

寄付の手順

ご寄付頂ける場合は、銀行振込とインターネット利用(クレジットカード払い)の2通りからご都合の良い方法をお選びいただけます。

  • 銀行振込の場合:応用化学会事務局(oukakai@list.waseda.jp)にご一報頂ければ、寄付申込書と振込依頼書、返送用封書をご送付いたします。振込依頼書には手数料が無料となる口座情報が記載されています送付された振込依頼書を用いて指定口座に振込み、かつ記入・捺印した寄付申込書を同封された返送用封書で応用化学会宛てに郵送してください。
    必ず指定の振込用紙をご利用の上、下記銀行の指定口座にお振込ください。電信振込は手数料が発生するのでご注意ください。

手数料無料となる銀行の指定口座は以下の4つです。

      • みずほ銀行 高田馬場支店 普通1215058 口座名 早稲田大学
      • 三菱UFJ銀行 江戸川橋支店 普通0001029 口座名 早稲田大学
      • りそな銀行 早稲田支店 普通554909 口座名 早稲田大学
      • 三井住友銀行 高田馬場支店 普通1844080 口座名 早稲田大学

但し、寄付申込書を応化会宛てに郵送していただかない場合には、応化会指定寄付扱いの手続きが出来ませんのでくれぐれもご注意ください。(寄付申込書の中で指定先を応化会給付奨学金と記入する箇所があります)

  • インターネット利用の場合:大学HPから必要情報を入力することで、クレジットカード等を利用して寄付することが出来ます。
    インターネット利用の場合は、寄付申込書を郵送する必要はありません。ただし、応化会事務局で寄付情報を把握するため、寄付手続きとは別に卒業年次と氏名、寄付日および寄付金額を応化会事務局(Fax:03-5286-3892 E-mailoukakai@list.waseda.jp でご連絡ください。

大学寄付金申込サイトURL ⇒ https://kifu-form.waseda.jp/waseda/exp/explanation.htm
から進んでいただき、寄付情報入力画面で以下の内容を正確に選択してください。

・申込者区分:個人
・寄付の種類:大学各部門
・指定先:大学院
・指定先(部門):先進理工学研究科
・指定先(詳細):応用化学会給付奨学金

その後、寄付金額や寄付回数、クレジットカード情報などを入力する画面に進みます。

税額控除

なお、本奨学金への寄付金は、税額控除の対象となります。

税額控除額の算定についてはシミュレーションができます 
      ⇒ こちらhttps://kifu.waseda.jp/privilege/koujo_simulator

領収書および「寄付金控除の証明書(写)」発行については下記リンクの注意事項をご確認ください。  ⇒  寄附控除の注意事項

以上

 

 

第1回 先輩博士からのメッセージのご案内

2021年8月21日(土)13:30~16:00 (Zoomによるリモート開催)

このたび早稲田応用化学会主催の新しい試みとして、学部生及び修士課程学生の皆様と、先輩博士と交流する会を開催することといたしました。

第一回は、8月21日午後に開催し、博士後期課程学生2名による講演と、その他の研究室先輩博士を交えた座談会を行います。
次回以降は博士号を取得した先輩博士も講演予定です。
普段はなかなか接する機会のない先輩博士と直接話すことができる機会ですので、奮ってご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
また応化会より博士後期課程学生への支援体制についても説明させていただきます。

講演者①;加藤 弘基さん(D1 山口研究室)
演題;『有機化学に魅せられて』

加藤 弘基さん

講演者②;疋野 拓也さん(LD2* 下嶋研究室)*LD:5年一貫制博士課程
演題;『無機合成って面白い』

疋野 拓也さん

 

 

 

 

 

座談会参加予定者リスト

    • 金子 健太郎さん D2  野田・花田研究室
    • 齊藤 杏実さん  D2  山口研究室
    • 女部田 勇介さん D2  本間・福永研究室
    • 中村 夏希さん  D2  門間研究室
    • 林 泰毅さん   D1  下嶋研究室
    • 渡辺 清瑚さん  D1  小柳津・須賀研究室
    • 渡邊 太郎さん  D1  木野・梅野研究室
    • 曹 偉さん    D1  桐村研究室
    • 中軽米 純さん  M2  細川研究室
    • 松田 卓さん   LD2   関根研究室
    • 加藤 遼さん    中央大学助教、2017 西出・小柳津・須賀研究室 博士修了
    • 堀 圭佑さん         住友化学、2020 野田・花田研究室 博士修了

 講演の日時、形式等

開催期日;2021年8月21日(土)
講演形式;遠隔会議用ソフト Zoomを使用したリモート講演
講演会; 13:30~14:20 (Zoom利用)
座談会; 14:30~15:40 (Zoom Breakout Room利用)
博士後期課程学生への支援体制説明;15:40~15:50
質疑応答;15:50~15:55
閉会挨拶;15:55~16:00

その他 ;参加費無料.要事前申し込み(7月31日締め切り)

申し込み方法について 

出席申し込みは、下記URLから7月31日までにお願いします。
 ※申し込みの際は、wasedaメールのアドレスをご入力ください。
※今回のイベントは早稲田大学応用化学科学部1年~修士課程1年に在籍されている方が参加申し込みの対象となります。

  ⇒     https://forms.gle/6TkwE5jDAhXuecJ96

参加申し込みをされた方には、ご入力いただいたwasedaメールアドレス宛に、参加のためのZoom情報 (URL、ミーティングID、パスコード)を8月18日頃に配信いたしますので、そちらからご参加をお願いします。

皆様、是非奮ってご参加下さい。宜しくお願い致します。

――― 以上 ―――
(文責;交流委員会)

企業ガイダンス更新

下記の企業ガイダンスを更新しました。

HPへの掲載日順です。

   2021-06-15

     富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 (更新掲載:社名変更)

         2021-03-11

     株式会社 日立ハイテク (更新掲載)

           2021-03-06

     株式会社 日立製作所 (更新掲載)

           2021-01-13

     AGC株式会社 (更新掲載)

           2021-01-07

     大日本印刷株式会社 (更新掲載)

     住友化学株式会社 (更新掲載)

            2021-01-05

     共同印刷株式会社(更新掲載)     

            2020-12-22

     日本製鉄株式会社(更新掲載)     

           2020-12-16

     藤森工業株式会社(更新掲載)

            長瀬産業株式会社(更新掲載)

          2020-12-09

    王子ホールディングス株式会社(更新掲載)

          2020-12-08

    株式会社クレハ(更新掲載)

         2020-12-03

    凸版印刷株式会社(更新掲載)

         2020-12-01

    昭和電工株式会社(更新掲載)

           LIXIL株式会社(新規掲載)

          トヨタ自動車株式会社(更新掲載)

         2020-11-30

    ENEOS株式会社(旧 JXTG株式会社)(更新掲載) 

        2020-11-23

    サカタインクス株式会社(新規掲載)

  2020-11-21

    ダウ・ケミカル日本株式会社(更新掲載)

  2020-11-19

    NOK株式会社(更新掲載)

   三菱ケミカル株式会社(更新掲載)

2020-11-17
トッパン・フォームズ株式会社(更新掲載)
富士フィルム株式会社(更新掲載)
2020-11-15
株式会社 東芝(更新掲載)
2020-11-12
三菱マテリアル株式会社(更新掲載)
住友電気工業株式会社(更新掲載)
古河電気工業株式会社(更新掲載)
昭和電工株式会社(更新掲載)
2020-11-05
三菱ガス化学株式会社(更新掲載)
DIC株式会社(更新掲載)
2020-11-01
旭化成株式会社(更新掲載)
信越化学工業株式会社(更新掲載)
オージー株式会社(更新掲載)
2020-10-26
東ソー株式会社(更新掲載)
古河電気工業株式会社(更新掲載)
エリーパワー株式会社(更新掲載)
JFEエンジニアリング株式会社(更新掲載)
2020-10-23
スズキ株式会社(更新掲載)
2020-10-17
テルモ株式会社(更新掲載)
2020-10-13
蝶理株式会社(更新掲載)
デンカ株式会社(更新掲載)
2020-10-12
日本シーエムケイ株式会社(更新掲載)

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事務局からのお願い

いつも早稲田応用化学会をご支援いただきありがとうございます。

現在、総会、交流会講演会の開催の案内をメルマガシステムを使って会員様にご案内させていただいておりますが、最近案内メールが会員様に届かないケースが増えてきております。

これはフィッシングメール等の迷惑メール防止のため、通信事業者(携帯事業会社、プロバイダー、メールサービス会社等)によるブロックが強化されている為です。特に携帯会社および会員様の所属企業においてのブロックが顕著なため、応用化学会にお届けのメールアドレスが所属会社の社有アドレスの方及び携帯のメールアドレスの方は、お届けメールアドレスをご自身所有のパソコンのメールアドレスに変えていただきますようお願い申し上げます。スマートフォンでドメイン受信許可設定(@list.waseda.jp)すると改善することもありますが万全ではないとのことです。

最近、早稲田応用化学会からの連絡がこないとお思いの方、是非一度応化会への登録アドレスを変更下さい。

変更は応化会事務局( oukakai@list.waseda.jp )宛ご連絡ください。

宜しくお願いします。

(2021年6月8日)

早稲田応用化学会 事務局 寺嶋 正夫

早稲田応用化学会 交流委員会主催 第36回交流会講演会ご案内

2021年7月3日(土)15:00~16:10 (Zoomによるリモート開催)

講演者;上沼敏彦氏  ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社
NA事業部 カスタムバイオテック部 部長

上沼敏彦氏

演題;『COVID-19の現状と対策』
副題;「COVID-19にいかに立ち向かうか」

今回も、前回に引き続いてリモート方式による開催となります。
標記の会社でご活躍中の上沼敏彦氏をお迎えし、『COVID-19の現状と対策』というテーマにてご講演をして頂きます。
現在、日本のみならず世界各国で猛威を振るっている感染症の原因となっている新型コロナウイルスについて、皆様が知りたいと思っていることに答えて頂ける講演ですので、ご期待下さい。

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社について
ダイアグノスティックスは、“診断(法)”の意味です。ロシュグループには、ファーマ(医薬)とダイアグノスティックス(診断)の2部門があり、ファーマ事業は、Roche Pharma, Genentech, 中外製薬で構成されていて、特にがん治療に特化した分子標的治療をターゲットとした抗体医薬品を開発及び製造販売しています。乳がん治療の“ハーセプチン“、大腸がん治療の”アバスチン“が多くの患者様の命を救っています。ダイアグノスティックス事業では、診断機器、診断試薬を開発及び製造販売しています。健康診断時に血液を採取して中性脂肪、コレステロール、γ-GTP等を測定するのもその一つです。特にPCR検査は、ロシュがその基本原理の特許を長らく有していたこともあり、現在のコロナ禍でのPCR検査においても中心的な役割を担っています。PCRは検査キットのみならず、その原料も多くの企業に提供し、毎日多くの検査が実施できています。その他、抗体・抗原検査も提供しており、抗体検査ではがんマーカーの検出、抗原検査ではHIV,HPV等のウイルス検出に使用されています。COVID-19の罹患の有無についても迅速検査として用いられています。ロシュグループには、診断から治療までの一貫した体制が整っており、例えば、患者様の遺伝子を調べることによりどの治療が最適かを判断するテーラーメイド医療が効率的に行われています。これにより患者様の利益を最大限に考えた治療が実現され、医療費の削減にも貢献しています。その中で演者が所属するカスタムバイオテック部は、少し異なったビジネスを展開しています。カスタムバイオテックの名前の由来は、お客様(カスタマー)にロシュの最先端技術(バイオテクノロジー)をお届けすることを目的に設置された部署です。すなわち、ロシュで開発した診断薬原料(COVID-19の診断として用いられるPCR、抗原検査、抗体検査向けの原料の販売も行っています)、Roche Pharma, Genentechで開発された医薬品原料、例えば、抗体医薬品を製造するための糖鎖、mRNAワクチンを製造するための原料、医薬品製造中の不純物を検出するキット、抗体を製造する細胞の培養が適切に行われているかを測定する装置です。すなわち、ロシュで開発された原料・装置を競合他社に販売する部署です。ヘルスケアー市場の活性化と、貢献を目標としています。 また、COVID-19の診断として用いられるPCR、抗原検査、抗体検査向けの原料の販売も行っており、2020年のロシュの売り上げは、医薬品事業、診断薬事業ともに世界1位を達成しています。

本講演の概要

現在COVID-19制圧に向け、全世界で様々な施策が行われています。日本でもニュース等で政府と感染症対策分科会からの情報が毎日のように更新されています。さらに日本では、17の医療機関がコロナ制圧タスクフォースを組織し、2020年5月より活動を開始しています。自然感染による、集団免疫獲得か、ワクチンによる中和抗体増加による防御か、いまだに多くの意見が出ているのが現状です。また、変異株の出現と感染についても脅威になっています。なぜウイルスは変異するのか。変異することにより何が起こるのか。変異によりワクチンの効き目は本当に影響を受けないのか。心配事が増えるいっぽうです。ウイルスの基本に立ち返ると風邪の原因物質はいったい何だったか疑問が出てきます。ウイルスか?細菌か?いまだに多くの人がウイルスと細菌の区別がはっきりしていないのでは、と考えています。ひと昔前は風邪をひいて高熱がしばらく続くと、抗生物質を処方されたことがよくありました。今は通常の風邪のほとんどがウイルスによるもので、抗生物質が効かないのが常識となっています。

COVID-19の検査であるPCR反応では、COVID-19の本体がRNAであるため、RNAを逆転写酵素でDNAに変換した後にウイルス特異的な構造部位ポリメラーゼ反応増幅させ、増幅されれば陽性として判定します。検体調整時間を含めておおよそ5-7時間程度かかります。抗原反応は、装置を用いない定性抗原検査が主流で、ウイルス粒子内のNucleocapsidを検出する方法で、鼻腔内液をぬぐい取り、セットすると陽性判断の場所にバンドが出て判定します。時間は15-30分と非常に短いのが特徴ですが、PCRに比べると感度が低下します。抗体検査は、過去にCOVID-19にり患したかを確認する方法です。化学発光法、ELIS法、イムノクロマト法がありますが、WHOからは、抗体検査を単独で診断に用いるべきではないとの勧告が出ています。

COVID-19ワクチンはアストラゼネカ、ファイザー、モデルナ製が日本国内で承認されています(2021.5現在)。

それぞれ、製造法が異なり、日本人にとってはあまり耳にしない、mRNAだとか、ウイルスベクターとかの方法でワクチンを製造しています。日本では長らく鶏卵を用いてウイルスを増殖させ、その後不活化する方法が用いられてきています。中国製、ロシア製のワクチンも多く供給されているのも現状です。国内外でのCOVID-19ワクチンの開発も加速されており、国もワクチン製造に向けて予算を確保しています。

本講演では、上記内容を踏まえて、ロシュグループの最新情報(non-confidential)を交えながら、以下について、わかりやすく解説します。

    • ウイルスとは何か。ウイルスの実態と変異について
    • ウイルス感染から抗体獲得までの流れ(特にCOVID-19を主に)
    • COVID-19の検査法解説(PCR, 抗原、抗体、その他)
    • ワクチンについての説明
    • ワクチンの種類と特長(COVID-19ワクチンを主に)
    • 世界のワクチン開発状況(COVID-19ワクチンを主に)
    • 日本でのワクチン開発状況(COVID-19ワクチンを主に)

講演者略歴

1986年3月 早稲田大学大学院 理工学研究科 応用化学専攻(宇佐美研究室)修了
1986年4月 株式会社資生堂 基礎科学研究所
1989年1月 同社ライフサイエンス研究所
1990-91年  東北大学大学院 医学研究科 脳疾患研究施設 脳神経外科 留学
1996年   同社スキンケア研究所
1997年   博士(工学)早稲田大学
1998年6月 旭硝子(現 AGC)株式会社 機能性商品開発研究所
2006年5月 ロシュ・ダイアグノスティックス(現在に至る)
2007年   ロンドンビジネススクール エグゼクティブプログラム
2015年   慶應義塾大学 理工学部 生命情報学科 非常勤講師

業務内容

資生堂

    • 固定化生体触媒による新規化粧品原料開発
    • 遺伝子組換ヒト型カルシトニンを用いた骨粗しょう症治療薬の開発
    • ハーバードメディカルスクールとの血管拡張ペプチド共同開発
    • 遺伝子組換ヒト型カルシトニン遺伝子関連ペプチドを用いたくも膜下出血後の脳血管攣縮予防薬の開発(東北大学)
    • スキンケア製品の開発

旭硝子

    • 遺伝子組換SODの医薬品開発(ASL, 潰瘍性大腸炎、間質性肺炎)
    • 生体触媒を用いた医薬品中間体の製造(Novartisより最優秀論文賞)

ロシュ・ダイアグノスティックス

    • 診断原料、医薬品原料、培養モニターリング装置の販売
    • カスタムバイオテック事業Global Board member(2007-2017)

講演の日時、形式等

開催期日;2021年7月3日(土)
講演形式;遠隔会議用ソフト Zoomを使用したリモート講演
開会挨拶、講師紹介、講演、及び質疑応答;15:00~16:00
閉会挨拶;16:00~16:10
その他 ;参加費無料.要事前申し込み.

 

申し込み方法について

応用化学科の学生、及び早稲田応用化学会会員であるOB/OGの皆様は、別途送付されるメルマガからの申し込みをお願いします。
上記以外で、本学の学生、卒業生・修了生、教職員の方は下記のリンク先から申し込みをお願いします。

申し込み先 ⇒ https://secure.waseda-oukakai.gr.jp/kouenkai-entryA/enquete.html 

折り返し、申し込みメールアドレス宛にZoomの参加方法等が配信されます。
皆様、是非奮ってご参加下さい。
宜しくお願い致します。

――― 以上 ―――

(文責;交流委員会)

応用化学会報 No.103 April 2021 を資料庫に収納しました

2021年5月12日付で「応用化学会報 No.103 April 2021」を資料庫に収納しました。

入室するにはパスワードが必要です。(2020.12.01に新しいパスワードに変更しました。)

入室はこちらから ⇒  資料庫入室

早稲田応用化学会事務局/広報委員会

2021年度定期総会と先進研究講演会について(変更)

早稲田応用化学会会員の皆様へ

2021年5月
早稲田応用化学会 会長 濱 逸夫

2021年度定期総会と先進研究講演会の開催方式の変更
(WEB開催)のお知らせ

平素は早稲田応用化学会の活動にご支援・ご尽力を賜り、誠に有り難うございます。
 さて、2021年度総会、及び同時に開催される先進研究講演会についてご連絡申し上げます。
 当初開催方法につきましては、リアル開催、もしくはハイブリッド(リアル+WEB)開催で準備を進めて参りましたが、新型コロナウィルス感染拡大による社会情勢と学内規制、そしてご参加の皆様の健康被害防止のため、下記要領にてWEB開催とすることに決定致しました。
 出来るだけ多くの方にご出席頂きますよう、宜しくお願い申し上げます

尚、出席申込は、下記URLからお願いします。
      ⇒     https://forms.gle/U2AUKhSa7ojcqfKQ6

申込をいただいた方に、5月23日頃参加URLを送ります。そこからご参加をお願いします。

日時:2021年5月29日(土) 13時30分~16時15分
   <スケジュール>:    13時30分~14時30分  定期総会
                14時45分~16時15分    先進研究講演会

■定期総会

 議題:1)2020年度事業及び会計報告     
              2)2021年度事業計画及び予算案
      3)執行部体制 
             4)応用化学会百周年行事 等
 

■先進研究講演会「応用化学最前線 - 教員からのメッセージ」プログラム 

 1)応用物理化学部門  福永 明彦 教授  
            演題「エネルギー問題と材料開発」

 

 

 

2)無機合成化学部門  ゲガン・レジス 准教授   
     演題「自己組織化物質の界面や構造の理解とその応用

 

 

 

3)化学工学部門    小堀 深 専任講師
      演題「いかに結晶をつくるか、いかに結晶をつくらせないか」

 

 

 

 

以上

2021年度早稲田応用化学会中部支部Web総会

2021年度中部支部総会開催について

昨年来のコロナ禍の中、早稲田応化会中部支部としましても、メイン 行事の中止、役員会のリモートによる開催等の活動自粛を余儀なくされて 参りました。新年度に入りましても、多くの自治体で変異ウイルス感染者 の増加など、新たな対応を迫られる状況が続いております。 付きましては、コロナ感染第4波の来襲、医療体制ひっ迫が叫ばれる状況 に鑑み、今年度の総会を昨年同様ホームページ上で開催し、書面評決と いたしたく、ご理解をお願い致します。総会をご覧いただき議案に反対 される方は、会員番号、氏名および反対理由を明記され2021年5月17日 までに送信をお願い致します。 ご連絡の無い場合はご賛同頂いたものと判断させて頂きます。
過半数以上 の賛意が得られれば、2021年度の事業計画を推進開始致します。
各議題については既に支部の役員会で、審議済みであることを申し添えます。

                     2021年5月4日                 早稲田応用化学会中部支部支部長
友野博美

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議案書のスライド(全9葉)
総会議案書(pdf)のスライドがご覧になれます。

2021年度早稲田応用化学会中部支部WEB総会開催案内訂正版


議案に反対される方は会員番号、氏名および反対理由を明記され2021年5月17日までに送信をお願い致します。

議案に反対の方あるいはご意見の有る方も

なお、例年開催して来ました総会後の交流講演会及び懇親会は、現状の情況を踏まえて残念ながら中止とさせて頂きました。 以上宜しくお願い致します。
【問い合わせ先】

第35回交流会講演会(2021年4月24日)のご案内

講演者;桜井公美氏  プレモパートナー株式会社 創業者・代表取締役  演題;『デザイン思考で医療機器開発を!』  副題;「テクノロジーPushか、ニーズDrivenか」

今回は、交流会講演会として初のリモート方式による開催となります。
女性起業家として標記の会社を設立しご活躍されている桜井公美氏をお迎えし、『デザイン思考で医療機器開発を!』というテーマにてご講演をして頂きます。
“デザイン思考”とは、課題発見のための思考法のひとつで、副題の「テクノロジーPushか、ニーズDrivenか」と共に講演の中で詳しい説明があります。

プレモパートナー株式会社について(同社HPからの抜粋)
Premoはラテン語で寄り添うということを意味します。 患者様に必要とされる医療機器を少しでも早くお届けするために、独自の国内外のネットワークを活用し、私たちが持つ医療機器開発の専門スキルでニーズを見つけ、シーズを独り立ち出来るまで育て、出口まで導きます。 プレモパートナーのインキュベーション機能は、製品事業化に必要な全てのサービスを提供出来ます。企業の皆様には「新規事業の創出」を、またスタートアップ企業の皆様には「新製品の導出」を支援します。 プレモパートナーには、医療機器企業での実務経験が長いスタッフ、現在も厚労省や経産省などの行政機関のWGメンバーであるスタッフ、PMDA  注1) に在籍経験のあるスタッフなど、医療現場を熟知し、薬事承認から製造販売、市販後のマーケティングに至るまで幅広い分野に包括的に対応出来る様々な専門家が在籍しています。 医療機器企業で長年マーケティングに携わり、そこで培った他事業部との「HUB」としての経験を、今度はもっと広い医療機器という海原で、新規事業開発の「HUB」として、人の繋がりを大切に、医療のイノベーションに貢献したいと思っています。
注1):Pharmaceuticals and Medical Devices Agency、独立行政法人 医薬品医療機器 総合機構 医薬品や生物由来成分、医療機器の有効性や安全性を監視統括する独立法人

本講演の概要(講演者から寄せられた紹介文より)

日本は世界の医療機器市場で米国に続き2位ですが、その規模は大きく引き離されています。日本で患者さまに医療機器を届けるために「医療イノベーションを社会実装する」「医療機器の事業化を絵に描いた餅で終わらせない」という気持ちをもとに、約2年前、医療機器に特化した「インキュベーター」を起業しました。医療機器開発にはいくつものハードルがあります。今回は、開発に必要なプロセス、米国が強い理由、トレンドを提示するとともに、デザイン思考や未来思考による「視点」や「アプローチ」の重要性についてお話します。

講演者略歴

1991年    早稲田大学 理工学部 応用化学科 卒業(新制41回.酒井研究室)
1993年    早稲田大学 大学院 理工学研究科 応用化学専攻 修了
1993-2005年 慶應義塾大学病院 特別研究員
2005-2007年 ベックマンコールター(株)マーケティング部
2007-2015年 日本メドトロニック コロナリー事業部 マーケティング部
2015-2019年 セントジュードメディカルCV事業部 マーケティング部
           (2018年アボットメディカルジャパンに社名変更)
2019年    プレモパートナー株式会社 創業 代表取締役

その他、株式会社INOPASE取締役、株式会社ジョコネ取締役、東京都委託事業 先端医療機器アクセラレーションプロジェクト カタライザーなど兼任

早稲田大学大学院にて工学修士を取得後、アカデミアで12年間血液凝固の研究。その後、大手外資系医療機器企業で就業。体外診断機器および植込機器のマーケティングに約13年従事。数々の新製品をリーダーとして上市。学術のバックグランドを活かした循環器領域でのプロモーションとKOL 注2)  マネジメントが得意。2019年プレモパートナー株式会社を起業。現在、大企業の新製品上市に関わるコンサルティング、スタートアップの支援他、シリコンバレーなどの海外ベンチャー企業の日本進出のサポートも行っている。

注2):Key Opinion Leader、医薬品・医療機器の導入促進に影響を持つ医師・医療関係者

講演の日時、形式等

開催期日;2021年4月24日(土)
講演形式;遠隔会議用ソフト Zoomを使用したリモート講演
開会挨拶、講師紹介、及び講演;15:00~16:00
パネルディスカッション;16:10~16:40
パネルディスカッションのテーマ;「未来をつくる人になろう」
パネルディスカッションの司会;吉見靖男先生(芝浦工業大学工学部応用化学科教授[新制40回.酒井研])
学生パネリスト;M1 西尾博道、M1 本村彩香、B4 五十嵐優翔
質疑応答、等;16:40~16:50
閉会挨拶;16:50~17:00
その他 ;参加費無料.要事前申し込み.

 

申し込み方法について

応用化学科の学生、及び早稲田応用化学会会員であるOB/OGの皆様は、別途送付されるメルマガからの申し込みをお願いします。
上記以外で、本学の学生、卒業生・修了生、教職員の方は下記のリンク先から申し込みをお願いします。

申し込み先 ⇒  こちらから

折り返し、申し込みメールアドレス宛にZoomの参加方法等が配信されます。
皆様、是非奮ってご参加下さい。
宜しくお願い致します。