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「先輩からのメッセージ2025」の開催日程

早稲田応用化学会 交流委員会

本年度の「先輩からのメッセージ」は、学生の皆様の企業への理解を深める時期が余裕をもって確保できるよう、開催日を2025年9月27日(土)とし、準備を進めています。

学生の皆様には参加へ向けてのスケジュール確保をお願いいたします。

当日は、日本を代表する企業に在籍されているOB・OGの方々から直接、皆様の疑問や不安について適切なアドバイスがいただけますので、将来の進路決定にも必ず役立つものと確信しております。

本年度の実施形態は、講演、懇談会とも対面での実施を予定しています。

詳細な内容ならびに参加の申し込みは、改めて8月下旬にホームページおよびメールマガジンにてご案内いたします。

  1. 日 時
    2025年9月27日(土)
    時間 12時30分ころ~(詳細は8月中旬に決定)

  2. 会 場
    早稲田大学西早稲田キャンパス
    講演会  52号館2F、3F教室
    懇談会  63号館ロームスクエア

  3. 実施方法
    実施方法詳細は8月下旬にご案内いたします。 
    「先輩からのメッセージ」は、一般の企業説明会と異なり、企業概要、仕事の紹介にとどまらず、応化OB・OGより直接、会社生活や日常、普段考えていることや雰囲気などを親しく聞けることを特色としています。

  4. 対象学生
    学部生、大学院生(修士、博士、一貫制博士)
     進路決定を間近に控えた学部3年、修士1年、博士、一貫制博士課程修了予定者に限らず、将来へ備えての学部1,2,4年生、修士2年生の参加も大歓迎です。

  5. お問い合わせ

    本件に関するお問い合わせ・要望等は下記の専用アドレスまでお願いいたします。
    guidance_2025@waseda-oukakai.gr.jp

早稲田応用化学会主催 「2025年度第1回先輩博士からのメッセージ」のご案内

2025年7月26日(土)14:00~18:00 @西早稲田キャンパス

これまでに応化会では、キャリア形成に関心のある学生を対象に「先輩からのメッセージ」や「応化卒の多様なキャリア形成」などのイベントを毎年開催してきました。参加された皆様の中には、企業での働き方や博士後期課程を身近に感じ、今後のキャリア形成に対する関心を深めた方もいらっしゃることと思います。

そのような取り組みの一環として、今年度も「先輩博士からのメッセージ」を7月26日に開催いたします。本イベントは、学部生及び修士課程学生の皆様が研究や博士課程をより身近に感じ、博士後期課程学生(以下、博士学生)及び企業・研究機関等で活躍するOB/OG博士と直接交流できる貴重な機会です。

当日は、現役の博士学生や社会でご活躍されているOB/OG博士をお招きし、学部生時代から博士後期課程進学に至るまでの経緯を振り返りながら、在学時の経験や企業での研究活動などについてご講演いただきます。講演後には、小グループでの座談会や懇親会(無料)も予定しており、研究室選びや大学・大学院生活、進学・就職に関する疑問など、皆様の気になることを気軽に相談できる時間も設けておりますので、ぜひご活用ください。

将来の進路についてすでに決めている方も、まだ模索中の方も、キャリアパスの一つとして「研究の第一線」がどのようなものであるかを知る良い機会です。研究者としての道に限らず、企業で研究を続けるという選択肢を含め、幅広い視点で将来を考えるきっかけとして、ぜひ本イベントに奮ってご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

【スケジュール】

開催期日;2025年7月26日(土)

会場;西早稲田キャンパス63号館202室+63号館ロームスクエア

講演形式;対面

14:00~14:05;開会挨拶

14:05~14:45;OB/OG博士・博士学生による講演(20分×2件、質疑込)

15:00~16:00;座談会(20分×3セット)

16:05~16:15;応化及び応化会関連の奨学金説明

16:35~17:55;懇親会(飲食あり)

17:55~18:00;閉会挨拶

※ 日本語で実施いたします。

【講演情報】

講演者①;中原 輝さん(博士後期課程3年,山口研究室(有機合成化学部門))

題目:「チャンスの神様は前髪しかない」

講演者②;斉藤 ひとみさん(株式会社 東芝, 菅原研究室(無機化学部門), 2013年修了)

題目:「人生の岐路での巡り合わせ」

【申込について】

参加費:無料

参加方法:下記URLより要事前申し込み

締切:7月12日(土)

※申し込みの際は、Wasedaメールのアドレスをご入力ください。

※集計の関係上、締切を設定していますが、当日の参加も可能です。(フォーム入力は前日まで可能)

※今回のイベントは早稲田大学応用化学科に所属する学部1~4年生および応用化学科の教員の指導を受ける大学院生が参加申し込みの対象となります。

https://forms.gle/r7QX4PQxGr6KzGmV6

※ 早稲田アドレスにて作成されたGoogleアカウントですとアクセスできません。

個人のGoogleアカウントにて上記URLを開いてください。

皆様、是非奮ってご参加下さい。宜しくお願い致します。

――― 以上 ―――

新制12回 同期会(3305クラス会)の報告

私達、昭和33年応用化学科入学のクラス会を、学籍番号6桁の内の上4桁を使って「3305クラス会」と呼んでいます。在籍者70名のうち健在者40名で、全員85歳以上になりました。

コロナ肺炎の蔓延時期を除いて、ほぼ毎年実施していますが、今回は久し振りに大学キャンパス内の26号館「森の風」で、2025年5月22日(木)13時30分に開催致しました。参加者は18名です。

久しぶりの大学に、会場の窓から眺めて各々が、懐かしがったり、変貌ぶりに驚いたり、感心したりしていろいろと話し合いました。

志村幹事の司会で会が始まり、昨年亡くなった友人への黙禱、中嶋氏の乾杯音頭の後、各人の近況報告になりましたが、皆さん、話すことが多くて延々と続き、終了の時刻が迫って来ました。
15時30分となり、会場は私達のみとなりましたので、皆で校歌を歌いました。

閉会後、大隈講堂前で記念撮影をしました。
その後解散して、各自キャンパス内を散策したり、帰宅したりと別れました。

懐かしの9号館が未だ現役で、63年前の姿を留めて立派に活躍しているのを見て、大変嬉しく感じました。

[文責:関口、写真:大島]

若手会活動報告(25年度 花見)

4月4日に花見と題して学生と社会人の定期交流会を実施しました。学生社会人合わせて38名が参加して盛り上がりました。

社会人も学生もお互いに貴重な交流機会を楽しみました。

若手の会では今後も定期的に交流会を開催していきます。

次回は8月30日を目処にBBQを開催予定ですので興味のある方はぜひご参加ください。

また、10月ごろには社会人同士の交流をメインとした交流会を実施するべく企画中です。

興味のある方は以下までご連絡ください。

naganobu.oyama@gmail.com

(文責:大山)

若手会活動報告(2024年度振り返り)

2024年度は若手会で以下の活動を行いました。

(1)定期交流会

若手社会人と学生の交流機会を創出することを目的としてレクリエーションを企画し、花見、BBQ、ボーリングの計3回実施しました(各回、学生社会人合わせて20名程度参加)。定期交流会は毎年複数回実施していますが、学生と社会人が交流する貴重な機会となっております。

(2)社会人同士の交流会

社会人同士で対話することを目的として2回企画しました。

6月に開催された縦割り交流会では事前に社会人のみ早めに集まってもらい、参加者同士で対話しました。仕事やプライベートの悩み、キャリアについての考えを共有し合いあいました(1.5時間、参加人数12名)。参加者の満足度は高く、お互いの対話から仕事やプライベートにおける類似点や相違点を見つけながらそれぞれに気づきがあったようです。

12月に開催された先輩からのメッセージでは登壇の合間を活用して社会人に集まってもらい、対話しました。6月同様の内容で仕事やプライベートの悩み、キャリアについての考えを共有し合いました(約1時間×2回、延べ参加者16名)。社外との交流経験が少ない若手や地方勤務者にとっては卒業生同士の貴重な交流機会となったようです。開催後のアンケートでは今後も継続的にこういったイベントに参加したいと全員回答していました。

(3)学生企画への参加

6月の縦割り交流会では若手社会人が13名参加しました。

11月下旬の縦割り交流会合宿では若手社会人が10名参加しました。

2025年度も同様に定期交流会や社会人同士の交流会を企画していきます。

若手会の活動に興味がある方は以下までご連絡ください。

naganobu.oyama@gmail.com

(文責:大山)

2025年度定期総会と先進研究講演会の開催のお知らせ(最終)

2025年5月

早稲田応用化学会
会長 濱 逸夫

平素は早稲田応用化学会の活動にご理解を賜り、ご支援・ご尽力を頂き誠に有り難うございます。厚くお礼申し上げます。

出席申込は下記URLより申し込みください。

https://forms.gle/EgiE6j6ri9GWxwrH9

URLでの申し込みは5月22日で締め切りますので、その後急遽、ご参加が出来るようになった方や、参加が出来なくなった方は事務局まで直接メールで連絡下さい。

事務局メールアドレス oukakai@list.waseda.jp

またWEBでの配信を申し込まれた方には前日(5/23まで)にURLをお送りしますのでそこからご視聴ください。
今回のWEB配信は配信のみで会議等への参加、ご質問は出来ませんのでご容赦下さい。

日時:2025年5月24日(土) 13時30分~18時30分

場所:理工学部西早稲田キャンパス(旧称「大久保キャンパス」※)
※副都心線「西早稲田」駅はキャンパスと直結しています。

<スケジュール>:

13時30分~14時30分 定期総会(57号館201教室)

14時45分~16時15分 先進研究講演会(同上)

16時45分~18時30分 交流会(懇親会)(63号館1階)

         会費3,000円

■定期総会

議題:1)2024年度事業及び会計報告 2)2025年度事業計画及び予算案 3)執行部体制 4)規約変更 等

■先進研究講演会「応用化学最前線 - 教員からのメッセージ」プログラム

14:45-15:15
応用生物化学部門  桐村 光太郎 教授

演題

「応用生物化学の新展開~クエン酸発酵機構の全容解明への取り組み」
15:15-15:45
応用物理化学部門  本間 敬之 教授

演題

「創立150周年に向けて ~早稲田大学の研究教育体制の今とこれから~」
15:45-16:15
化学工学部門    花田 信子 准教授

演題

「材料とプロセスの両面からの水素貯蔵技術の開拓」

総会会場、懇親会場では応化会ホームページ掲載用の写真を撮影いたしますのでご了承願います。

以上

2025年度早桜会講演会(報告)

2025年度早桜会総会を2025年4月26日(土)にWEB形式(Zoom)にて開催し、その後講演会を中央電気倶楽部にて実施いたしました。今回の講師には岡野泰則先生による、「ロートル教授の世界漫遊記-やっぱり日本がサイコーだったー」という演題でご講演して頂きました。

【講師】岡野泰則氏 (大阪大学名誉教授、新33回)

【概要】

2020年以降コロナの影響で様々な活動が制限されていました。その反動で2023年以降、怒涛の国際学会ラッシュとなり、2023年-2024年の2年間で岡野先生が多くの国を学会でご訪問されたので、その時に体験されたことや所感等を色々とお話しして頂きました。

2023年はアルゼンチン、イタリア、南アフリカ共和国、ベトナム、韓国にご出張されました。アルゼンチン、南アフリカ共和国は通常なかなか訪れない国ですが、実際に訪れてみるとやはり日本と比べて安全に気を配る必要があったそうで、街中の移動には基本的にUberで移動されていたようです。しかし良い面も多く、アルゼンチンは食事も美味しく南米のパリと呼ばれるほど街並みが綺麗であり、南アフリカ共和国は喜望峰やテーブルマウンテンなどの観光地はとても良い所だったようです。イタリアは学会の開催地がナポリであり、大変綺麗な港町で食事も美味しく、人々は親切だったようです。スリに注意は必要なものの、さほど治安は悪くなかったようですが、円安による物価高であり、またあまりにも観光地化され過ぎてしまって何かとチップを要求される、といった負の側面もあったようです。ベトナムはホーチミン、韓国はソウルを訪れており、どちらも大都市なので英語も通じるし、日本からのアクセスも良く、あまり不自由は無かったようです。ホーチミンは物価も安く食事も美味しい一方で、バイク(3人乗りが当たり前!!)が多く、大渋滞で空気も悪いといった面もあったようです。これは私の私見ですが、良くも悪くも活気に溢れた都市、ということなのかと思います。ソウルでは高麗大学の学生と会い、色々とお話をされたようですが、韓国では博士課程の学生は学生というより研究者であり、30歳以上が当たり前で家庭持ちも普通、と日本とは大きく異なるとのことです。韓国では博士を取得しているか否かでその後の待遇も大きく異なり、苦労をしてでも博士を取得する価値があるし、採用する側もそれだけの給料を払ってでも雇うだけの価値を博士号取得者が持っている、とのことです。

2024年はポルトガル、シンガポール、ポーランド、ドイツ、インドネシアにご出張されました。ポルトガルではポルトという都市が学会の場所だったとのことで、正直私は初めて聞く都市でした。魔女の宅急便のモデルになるような綺麗な街並みであり、治安も良かったようです。比較的地方である為ヨーロッパの中では物価も安く、食べ物も美味しく、とても楽しい場所で是非また訪れたいとのことでした。シンガポールは安全で衛生的で日本からも近いし、MRSやバスでどこでも行けて利便性が良かったようです。そして、シンガポールの空港は国際的なハブ空港として発達しており、非常に機能的に街が設計されているようです。食事も美味しく、3つの異なる文化(中国系、アラブ系、インド系)が混在する興味深い街とのことでした。ただし物価は高く、とにかく暑いとのことで、必ずしも暮らしやすくはないのかもしれません。ポーランドではワルシャワが学会の場所で、美しい街並みで安全な場所だったようです。というのも、様々な歴史的な背景から移民を徹底的に排除していることが治安が良い要因の1つとのことです。また物価は安いけれども食事は美味しくなかったようです。宿泊したホテルが16世紀のお城でエアコンも冷蔵庫も無かったようで、中々日本では考えられないなと個人的には思いました。ある意味ポーランドと対照的なのが、次にご出張されたドイツ(ミュンヘン、ベルリン)のようです。25年前に岡野先生がご訪問された時は、ベルリンは未だに東西格差が残り、ミュンヘンは日本でいう京都のような伝統的な街だったようですが、現在は東ベルリンは大都市へと変貌を遂げ、一方で西ベルリンは25年前とあまり変わっていなかったようです。ベルリン市内に広大な移民街があり、リトルイスタンブールと呼ばれ、名物はケバブ。ベルリン空港では荷物の受け取りに2時間待たされ、新幹線は30分遅れ。我々のイメージする厳格なドイツとはだいぶ実態は異なるようです。ミュンヘンも市街地は昔と変わらず安全な街並みですが、シラー通りと呼ばれる移民街は英語すら通じず、治安も良くなかったようです。移民問題はキレイごとでは片付けられないというのが実際に現地を訪れた岡野先生の所感とのことで、日本も他人事では済まされないと私も思います。最後にご出張されたのがインドネシアのバリ島で、いつもより多数の日本人が参加しており、比較的日本語も通じる環境で、日本がまだ元気だった頃の海外の感じが残っていたようです。海は綺麗で物価も安く、比較的日本からも行きやすい、というように良い所ですが、学会では日本勢は苦戦していたようです。日本からは比較的多くの人が参加していたものの、賞を獲ったのは北海道大学のみで発表者はベトナム人、というように日本にいる日本人の受賞者は0人。近年はASEANのレベルが向上し、特にエネルギーや環境の分野に力を入れていて、発表のレベルも高いようです。

というように様々な国を訪れた結果、安全で経済も安定しており、サービスの質が高く、公共交通の時間が正確で、多種多様な食事が食べられて、清潔で無料のトイレがどこにでもある日本、というのはやはり素晴らしいと実感されたとのことです。一方で課題もあります。当日の質疑応答の中でも議論が盛り上がった内容ですが、若者が効率化ばかりを求め、とにかくリスクや未知のことを恐れる傾向にある、ということです。もちろん全員ではないですし、チャレンジ精神に溢れた若者もいます。しかし、昔はある一定以上のレベルを目指す若者は、ほぼ100%の人がチャレンジ精神旺盛な人達だったのに対して現在はだいぶ様子が変わってきているようです。

しかし私は思います。子供や若者が失敗するのは当たり前です。だからどんどん失敗して、そこから学べば良いだけです。岡野先生が多くの国を訪れて感じられたことからも分かるように、どの国もみな違いますし、考え方もバラバラです。しかしどこの国も国として成り立っており、学会を誘致出来ている訳です。そう考えると別に正解は1つではなく、それぞれの価値観の数だけ正解があるとも思います。もちろん誰がどう考えても失敗だ、というケースもありますが、若いうちならばいくらでもやり直しはききます。私自身たいそうなことを言えるような身分でもないですが、個人的に思うことは、’’正解することばかりにとらわれなくても良いのではないか’’ということです。

長くなってしまいましたが、通常ではなかなか出来ない貴重な経験についてご講演して下さった岡野先生に改めて感謝の意を示し、報告を締め括りたいと思います。

(文責:三品)

【出席者(13名)】

井上征四郎(新12回),前田泰昭(新14回),市橋宏(新17回),田中航次(新17回),岡野泰則(新33回),斉藤幸一(新33回),和田昭英(新34回),中野哲也(新37回),髙田隆裕(新37回),澤村健一(新53回),三品建吾(新59回),古田武史(新61回),岡義久(新33回)

2025/5/9 第1回女子会実施報告

2025年5月9日、西早稲田キャンパス53号館にて、2025年度第1回応化女子会が開催されました。今回は、B1からB4に至るまで計29名の方に参加していただきました。特に新入生は、入学からおよそ1ヶ月が経ち、不安を抱えながらも、徐々に応化での学生生活に慣れてきた様子が見られました。
詳しくは、学生委員会HPをご覧ください→こちら

2025/5/7 応化ゼミ実施報告

5月7日にB1~B2を対象に応化ゼミ講演会が行われました。
先輩方に、所属する研究室の紹介をしていただきました。研究内容や研究室生活のお話を写真や表も交えながら分かりやすく講演していただきました。
詳しくは、学生委員会HPをご覧ください→こちら