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第23回 先生への突撃インタビュー(須賀 健雄 専任講師)

「先生への突撃インタビュー」に須賀健雄専任講師にご登場願うことにしました。今回は学生3名、シニアOB1名の組み合わせでインタビューをしました。従来を踏襲して、応化会の本来の姿である先生・学生・OBの3者によるインタビュー記事の作成を目指しました。須賀先生にも快諾を頂き、丁寧に原稿の作成に協力を頂きましたことをこの場をお借りしてお礼を申し上げます。

須賀 健雄 先生

須賀先生のプロフィール:

2003年 早稲田大学 理工学部 応用化学科卒業  
2005年 早稲田大学 理工学部 助手
2007年 早稲田大学大学院 理工学研究科 応用化学専攻 博士課程修了・博士(工学)
2007年 バージニア工科大学 化学科 博士研究員 (Timothy E. Long group)
2008年 早稲田大学 先進理工学研究科 次席研究員
2012年 早稲田大学 高等研究所 助教(テニュアトラック)
2016年 早稲田大学 先進理工学部 応用化学科 専任講師
  1. 先生が研究に本格的に取り組み始めたキッカケはなんですか?
    ―小さい頃は熱中タイプ、大学以降は選んだ高分子の研究に夢中で取り組んだ結果でしょうか?―

小さい頃からいわゆる「理科好きな少年」ということはなかったのですが、興味を持つとのめり込むタイプで、文理問わず、例えば歴史、国旗、国名、星座などの本を毎日のように読み、調べて、気づいたら全て覚えてしまうような子でした。今では国際学会や共同研究を通じて、かつて覚えた色々な国を訪ね、世界中に研究仲間が広がり、その過程で各国の文化を知ることもできるのも、今の仕事の魅力の一つだと思います。

また、応用化学科に来る学生さんの多くも環境問題(温暖化など)の解決などに関心を持った経験があるのではないかと思いますが、私も小学5年生の頃に興味を持って色々な本を読んでいたのを覚えています。

中学生になると暗記ばかりの社会に飽きて、理系科目が好きになり、将来は理工学部に行くと勝手に決めていました。中学1年で習う無機塩の溶解度や溶液の色が何で決まるのか不思議に思い、その理由を聞いては先生を困らせていた気がします。高校でも理科部などとは無縁の体育会系の部活に入っていましたが、部活も勉強も好きなものを好きなだけ学べる自由な環境の付属高校でしたので、毎朝図書館でブルーバックスなどをよく借りて読んでいたのを思い出します。物理も化学も好きで進路選択は迷いましたが、実験が好きで、得意科目でもあった化学を選びました。応用化学を選んだのは大学の模擬講義で応用化学科の先生方の講義を聞いたのもきっかけです。

応用化学科に入り1-3年生では毎週の実験とレポートに追われる日々を過ごし、基礎力と忍耐力をつけながら、研究室選びについては元々有機化学が好きだったこと、新しい機能を持つ有機材料を分子設計して合成から物性評価まで一貫して研究できるところに魅力を感じて、高分子化学研究室(当時 西出・武岡研)に配属先を決めました。当時は西出先生が磁性高分子として長年先駆的に研究されてきた「ラジカルポリマー」を違う視点で捉え直し、重金属フリーなプラスチック二次電池の電極として新しく展開を始めた時期でもあり、そのテーマの一期生となった私は新しいテーマにワクワクして実験漬けの毎日でした。当時の研究室は体育会系の部活のような厳しさもあり、隣の実験室に入る時には「失礼します」と断ってから入室するのですが、「声が小さい、やり直し!」と奥から先輩の声が飛んできて、「失礼します!!」と挨拶し直して入るくらいでした。修士の頃には毎週月・水・金は泊まり込み、夜中も2時間ごとに起きては測定して…というような生活で、部屋が明るくても装置の音が鳴っていても寝られるようになりましたね。

大学の研究というと、皆さんは実験室に閉じこもって基礎研究だけしているイメージかもしれませんね。学術的な基礎研究が大切なのはもちろんですが、私の場合は、博士課程の頃に、電機メーカー1社、化学メーカー2社、塗布プロセスを担当するメーカー1社と連携しながら共同研究を進める中で、各企業の視点にも触れることができ、どこか1社のために仕事する、というのではなく知の中継点として多角的な視点で風通し良く技術開発を深められる場としての大学研究の魅力を感じました。

 研究者としての道を考えるようになったのは、博士研究として取り組んだ、正・負極ともラジカルポリマーからなる全有機二次電池が達成できたこと、国際学会や訪問される海外の研究者との交流を通じ国際共同研究の機会を得たこと、また研究室の先輩方が海外でのポスドクを経てアカデミックな世界で活躍していたこと、などが理由です。一方でアメリカでのポスドク時代に出会った仲間と実験漬けの日々を過ごしながら、何度も大学研究者を続けることの意味、意義、大学での教育者としての役割を議論したのを今でも覚えています。

  1. 技術的内容で先生がポイントと考えておられる点はなんですか?
     ―実用性を外さない高分子材料―

高分子材料は、プラスチック、ゴム、繊維など、身の回りの素材として我々の生活には欠かせません。またスマートフォンの中の先端機能材料や生体機能を持ったバイオマテリアルでも高分子材料は活躍しています。早稲田の高分子は伝統的に機能性高分子を研究対象としており、私自身の研究の対象も二次電池の電極、有機太陽電池、メモリ素子、センサーや機能性コーティングなど出口は色々と派生してきていますが、軸としては有機低分子化合物ではなく「高分子だからできること」「高分子らしさ」を追求した分子・材料設計にこだわり、特に高分子の好き嫌いで集まり自己組織化して形成される「ミクロ相分離構造」を制御と機能発現の相関に興味を持っています。無機化合物の結晶ではなく、ぐにゃぐにゃとした、いい加減そうな高分子という鎖の分子が集まっているのに、結晶のように美しい模様が現れます。精密に分子をつなぐことができる高分子合成技術を磨くとともに、電子やイオンの伝導、絶縁性、親水・疎水性、反射特性、熱伝導性など、求められる機能は官能基1つで決まるのではなく、それら分子・官能基がどのくらいの大きさ(数十nmからサブミクロン)でどのように集まり、その配向性はどうなのか、界面はどうなっているのか、など1つ1つ次元を制御した設計で協同的な機能発現につながります。また、その一方で、凝りすぎて使い物にならない研究にならないよう、産業界から見ても素材、プロセス両面で魅力ある高分子材料を提示していけるよう、「その場反応」もキーワードとして研究しています。例えば、従来のUV硬化と同じ装置、プロセスを適用しながら、高分子設計を一工夫するだけでナノ構造がその場で作り込めるコーティングや、海に入れておくと自然にCO2を取り込んで防汚塗料となるようなコーティングです。

  1. 先生の研究理念を教えてください。
     ―俯瞰と深化の積み重ね―

理念、と呼べるものかわかりませんが、研究(活動)は先人たちの弛まぬ努力と知見の蓄積があって現在に至っていると思います。大学の研究は0から1を生む、基礎研究を担うところ、ともよく言われますが、自分の経験の中では、異分野では知られた概念・コンセプトであっても自分の研究領域で、自分の視点で捉え直してブレイクスルーした研究というのが実際は多いと感じます。それを0から1と呼ぶのはおこがましい気がしていて、自分の中では1ないし2から3,4へと繋いでいるに過ぎない、と思って研究に取り組んでいます。もちろん誰よりも早く、人が気づかない視点・切り口で研究展開することが、オリジナリティに繋がるのは言うまでもありません。その意味で1ないし2に相当する技術課題の選び方にはこだわっています。学生の教育という意味でも、同じようなテーマに偏らないよう幅を広げつつ、日々格闘中です。周辺分野も俯瞰しながら謙虚に研究を継続していくことが次世代のための学術的な蓄積にもなると信じています。

長期的に見て社会的な課題解決につながる研究に発展できたらさらに良いですね。

  1. これからの研究の展望を聞かせてください。
    ―社会的要請度の高い課題に貢献―

 高分子の素材としての可能性は無限です。機能に対する要求も際限はなく、それを分子レベルで設計して、合成化学を駆使して作り出し、特性評価まで一貫して取り組むことでまた次のアイデアが湧いてきます。産業界との連携も深めながら知の中継点としての大学の役割を果たしながら、新しい課題に取り組み、それを通じて学生の学びの場を提供していきたいと思っています。また海洋プラスチック問題などメディアの取り上げ方もあって高分子材料に対する皆さんの見方も厳しくなる中、社会的要請度の高い課題に対し私たちの研究がどのように貢献できるのか、今まで以上に研究者・教育者としての役割が問われていると感じています。一歩一歩取り組んでいきたいと思います。

  1. 応用化学会の活動への期待を聞かせてください。
    ―幅広い年代層による相互刺激―

シニアなOB, 若手OB, 現役の学生委員の活動がうまく噛み合い、交流できる各種イベント、講演会も数多く開催しており、学内外で見ても本当にアクティブなOB会組織だと思います。「先輩からのメッセージ」をはじめ、就職活動の面からも先輩方の活躍する姿を見て、また直接話を伺うことで、学生に良い刺激になっていると思いますし、また卒業後は若手OBとしてそれを還元する立場として帰ってきてくれるのも嬉しく思っています。教室教員としては日々学生の教育、研究に力を注ぎ、育てるのが役割ですが、応化会の活動を通じて、社会の目から見た位置づけを学生が感じる機会を多く提供頂いていると思います。忙しい30-40代の中堅世代の関わりが少し薄いことに私自身も少し責任を感じますが、今後も応化の伝統を引き継ぐ組織として大切にしていきたいと思いますし、また新しい企画が出てくるのを楽しみにしています。

  1. 100周年を迎えた応用化学科についてコメントを聞かせてください。
    ―人材育成の重みを感じつつ次に繋げたい―

2017年の100周年記念会にも参加し、多くの祝福を受け数多くのOBを見て、改めて伝統の重みを感じましたし、一員として、また教員として応用化学科の学生を育てていくことの責任を強く感じています。高分子化学研究室としては西出先生の先代に当たります土田先生が逝去された折、偲ぶ会に300名ほどお集まり頂いたOB/OGの姿を見て(その数は先生が育てられた数の一部に過ぎない訳ですが)、大学教員というのは、一生を懸けてこんなにも多くの人たちと関わり、そして研究者・技術者の卵を、産官学で活躍する人材へと育て、輩出する大切な職業だと感じました。その責任の重みを感じつつ、日々接する学生との関係を大切に過ごしていきたいと思っています。

  1. 21世紀を担う皆さんへのメッセージをお願いします。
     ―自分に見合った化学の領域を見つけてほしい―

応用化学には魅力ある研究を進めている先生方が皆さんを待っています。是非自分の興味を持った化学をそれぞれ見つけ、濃密な実験、研究を通じて方法論と考え方を学び、社会の課題解決に化学の視点で取り組む研究者・技術者になってほしいと思います。

参考情報: 
   https://www.waseda-applchem.jp/ja/professors/suga-takeo/

インタビュアー&文責: 疋野拓也(4年)、佐藤由弥(3年)、
西尾博道(3年)、井上健(新19回)  

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第22回 先生への突撃インタビュー(小堀 深 専任講師)

「先生への突撃インタビュー」に小堀深専任講師にご登場願うことにしました。今回のインタビューも学生、現役OG、シニアOBの組み合わせインタビュアーで行いました。応化会の本来の姿である先生・学生・OBOGの3者によるインタビュー記事の作成を目指しました。小堀先生にも快諾を頂き、丁寧にご用意を頂きましたことをこの場をお借りしてお礼を申し上げます。

 

小堀先生のプロフィール:
1996年 早稲田大学 理工学部応用化学科卒
2000年 早稲田大学 理工学研究科応用化学博士後期課程修了
2000年 早稲田大学 理工学部助手
2001年 早稲田大学 理工学部専任講師

・ 先生が研究に本格的に取り組み始めたキッカケはなんですか?
― キッカケというより自然の流れで、知の面白さと、その知を使って役に立つ成果が得られる積み重ねでしょうか ―

中学は野球部、高校は吹奏楽部と学校生活を楽しんでいましたが、勉学では高校生の頃は、数学と物理が好きで得意でした。化学は最も嫌いで苦手でした。社会の歴史で年代をひたすら覚えたように、化学の反応も記憶問題だとしか見てなかったからです。ただ、ひねくれ者の私は、あえて応用化学科に進学しました。理学系の化学科ではなく、工学系の応用化学科という存在に惹かれたからです。それは、道具として化学を使うという、高校生の自分になかった概念があったからです。
 大学では化学工学という分野に出会うことができました。化学工学は数学+物理+化学で表せるような分野で、私にはピッタリの学問だと思えました。研究室配属ではもちろん化学工学の研究室を選びました。中でも人体を化学工学の眼鏡で見るという、とてもユニークな研究を進めていらっしゃった酒井清孝先生の研究室に入れていただきました。酒井先生は見た目も中身もジェントルマンで、大学教授のイメージ通りの先生で、今でも目標とする先生です。
 その後、縁があって東京女子医大との共同研究として岡野光夫教授の元で研究を進めることになりました。テーマは、温度応答性高分子を用いたドラッグキャリアーの開発です。直径100 nmほどの微粒子を作製するのですが、その粒径分布を静的光散乱法、形状の観察を原子間力顕微鏡を用いて行いました。光散乱装置は朝から深夜まで、毎日ずっと格闘していたのを覚えています。温度に応答したドラッグキャリアーの形態変化を原子間力顕微鏡でとらえることに成功し、学位をとることができました。このときの岡野先生と酒井先生からのご指導、叱咤激励で、これからも研究を続けて行こうと自然に思うようになりました。

・ 技術的内容で先生がポイントと考えておられる点はなんですか?
― 物質(特に生体高分子)の持っている可能性を限りなく引き出すという工学的手法がポイント ―

現在、平沢泉教授のご指導のもとで結晶化の研究を進めています。厳密には化学工学における単位操作としての晶析工学ですが、広い意味での自己組織化を利用した低コスト高品質の分離・精製手法です。この結晶化は核形成と結晶成長という2つの段階があります。それぞれ速度を制御することが重要な研究目的の一つとなります。現在私はアミノ酸やタンパク質などの生体高分子の結晶化に関する研究を進めております。ここでは、限外濾過膜による分離技術を応用した結晶化制御や、層状物質による不均一核化制御、また生体内での結晶化ともいえる尿路結石や痛風などの病気に対しても、晶析工学の視点で予防・治療法の提案を目指しています。いずれにしても均一核化ではその制御が困難であるため、様々な結晶核を作る「場」の提供を行うことで、その制御を試みています。すべてにおいて、たまたまそのときできた、ではなく、再現性ある結果の創出が重要であると考えています。

・ 先生の研究理念を教えてください
― 実験科学の基本に忠実に、特に仮説や予想を大切に ―

 軸足である「化学工学的手法を駆使する」というのを忘れないことです。目の前で起こる一見ランダムな現象も、丁寧に解析することでその傾向を把握することが可能です。化学的な知識を前提として、物理的な視点で現象を捉え、数学的な処理により定量化する。この一連の流れを重視しています。実験指導する上では、必ず結果を予想して計画をたてるように言います。予想通りの結果になれば、使った知識と手法が正しかったことの証明になり、さらに深い議論が可能です。一方、予想と反する実験結果になれば、結果をうまく説明できる新たな機構を考え、その考察をもとにさらに実験を計画し進めます。どちらの結果になってもポジティブな思考で進めることができます。

・ これからの研究の展望を聞かせてください。
― バイオ医薬品などの汎用化・低コスト化に資する研究を深めたいですね ―

 現在、生体高分子の結晶化、特にアミノ酸とタンパク質の結晶化に重点をおき研究を進めています。これらは医薬品としても重要視されており、バイオ医薬品は世界の医薬品売上高の上位10品目中7品目を占めるほどになっています。近年有名になった抗がん剤「オプジーボ」もバイオ医薬品の一つです。このオプジーボは2014年に発売された際、薬価が100 mg約73万円と超高額なことでも世間を賑わせました。標準的な使用法で1人年間約3500万円かかる計算になります。現在では薬価引き下げが数度行われましたが、それでも100 mgで約17万円です。このようにバイオ医薬が高額となる原因は、あまり語られませんが製造工程にも理由があります。プロセスは細胞培養などのアップストリームと分離・精製などのダウンストリームに大別されます。この分離・精製プロセスが全製造コストの3分の2を占めるといわれており、事実上のコストボトルネックとなっています。現在はカラムをつかったクロマトグラフィーで分離・精製を行っていますが、ここに晶析操作を応用できれば、コストを激減させることが可能です。晶析操作であればスケールアップも比較的容易であり、化学工学の力が発揮できます。

・ 応用化学会の活動への期待を聞かせてください。
― 三者構成の特色を更に発展させたいですね ―

 やはり単なるOB会ではないという独自性が素晴らしいと思います。特に、最近では学生主体の企画による講演会が開催されていたりして大きく変わりつつあると感じています。今後に向けても、OBと学生と教員の三者で構成されている利点を生かし、OBから学生へのアドバイス、学生から教員への大学運営への助力、教員からOBへのリカレント教育など三者がお互い助け合うことを期待します。

・ 100周年を迎えた応用化学科についてコメントを聞かせてください。
― たゆまぬ努力の結果が100年を可能にしています ―

 100年以上名前を変えずに発展している学科は大変貴重ではないでしょうか。それだけ応用化学という学問が世の中に役立ち続け、必要とされている証だとも言えます。これもひとえにOBの方達の活躍と学生の努力によるものと思います。今後も応化会と一体となって伝統を継続できるものと信じています。

・ 21世紀を担う皆さんへのメッセージをお願いします。
― 自らが楽しめる分野や生き方をつかみ取って欲しいですね ―

 世の中変えていかなければいけないことと、変えてはいけないものがあります。放っておくと勝手に変わってしまうものもあれば、何もしなければ何も変わらないものもあります。その瞬間の価値判断も大事ですが、長い歴史の中での長期的視点も大事です。他人の意見に耳を傾けながら、なるべく心安らかに生きてほしいと思います。競争を勝ち抜くのではなく、自らの力を蓄えつつ競争を楽しめれば最高ではないでしょうか。

インタビュアー&文責: 疋野拓也(B4)、真野陽子(新47)、井上健(新19)

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過去の突撃インタビュー

教室会員受賞

2019年度

2019-10-08掲載

 本間 敬之(応用化学科 教授)

 The Electrochemical Society(米国電気化学会)
 ECS Fellow表彰
 2019年度

2019-10-04掲載

 安積 茉由(応用化学専攻 野田・花田研究室 M2)

 18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
 Student Program Impact Award
 2019年度

   馮 愷晟(応用化学専攻 野田・花田研究室 M2)

 18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
 Student Program Impact Award
 2019年度

    張 子豪(応用化学専攻 野田・花田研究室 M2)

 18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
 Student Program Impact Award
 2019年度

2019-09-26掲載

 竹野 友菜(応用化学専攻 関根研 M1)

 触媒学会
 天然ガスセッション発表最優秀賞
 2019年度

 細野 由希子(応用化学専攻 関根研 M1)

 触媒学会
 天然ガスセッション発表最優秀賞
 2019年度

 畠山 歓(応用化学科 小柳津・須賀研究室・講師(任期付))

 高分子学会
 広報委員会パブリシティ賞
 2019年度

 星野 浩慶(応用化学専攻 松方研究室M2)

 18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
 Student Program Impact Award
 2019年度

 野中 雄貴(応用化学専攻 松方研究室M2)

 18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
 Student Program Impact Award
 2019年度

 鈴木 豪太(応用化学専攻 松方研究室M2)

 18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
 Student Program Impact Award
 2019年度

 粕谷 壮史(応用化学専攻 松方研究室M2)

 18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering Congress (APCChE 2019)
 Student Program Impact Award
 2019年度

 鳥本 万貴(応用化学専攻 関根研D1)

 触媒学会
 天然ガスセッション発表優秀賞
 2019年度

 桐田 奏(応用化学科 細川研究室 M1)

 日本農芸化学会関東支部2019年度大会
 優秀発表賞
 2019年度

 加藤 弘基(先進理工学研究科応用化学専攻 山口潤一郎研究室 M1)

 第10回サブウェイセミナー
 優秀ポスター賞
 2019年 

 須藤 絢音(先進理工学研究科応用化学専攻 山口潤一郎研究室 M1 M1)

 第9回フッ素化学若手の会
 優秀ポスター賞
 2019年度

2019-09-11掲載

 黒田  一幸(応用化学科 教授)

 International Sol Gel Society
 Life Achievement Award
 2019年度

 黒田  一幸(応用化学科 教授)

 International Sol Gel Society
 Fellow表彰
 2019年度

 松出 めぐみ(応用化学専攻 木野研究室 M1)

 生体触媒化学研究会
 第21回ベストプレゼンテーション賞
 2019年度

2019-09-03掲載

 村本 奈穂(応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研究室 M1)

 日本ゾルーゲル学会第17回討論会
 ベストポスター賞
 2019年度

2019-08-29掲載

 田中 秀明(応用化学専攻 野田・花田研究室 M1)

 化学工学会 関東支部
 化学工学会横浜大会 優秀学生賞
 2019年度

 吉田 啓佑(応用化学科 野田・花田研究室 B4)

 化学工学会 関東支部
 化学工学会横浜大会 優秀学生賞
 2019年度

 金子 健太郎(応用化学専攻 野田・花田研究室 M2)

 化学工学会 関東支部
 化学工学会横浜大会 優秀学生賞
 2019年度

 赤木 夏帆(応用化学専攻 野田・花田研究室 M1)

 化学工学会 関東支部
 化学工学会横浜大会 優秀学生賞
 2019年度

 田中  雄太(応用化学専攻 関根研  M1)

 The 8th Asia-Pacific Congress on CataIysis
 Best poster award
 2019年度

 都甲  健太(応用化学専攻 関根研  M2)

 触媒学会夏の研修会
 優秀ポスタ一発表賞
 2019年度

 

2019-08-08掲載

     直江 柾希(先進理工学研究科 応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研究室M2)
  
      3rd International Symposium on Silsesquioxanes-Based Functional Materials
      Poster Award SMF19
       2019年度

     彌冨 昌(先進理工学研究科 応用化学専攻 黒田・下嶋・和田研究室M1)
  
      3rd International Symposium on Silsesquioxanes-Based Functional Materials
      Poster Award SMF19
       2019年度

2019-08-01掲載

     黒田 一幸(教授)
  
      日本セラミックス協会 
      フェロー表彰
       2019年度

2019-07-23掲載

     黒澤  美樹 (先進理工学研究科 応用化学専攻 山口潤一郎研究室 M1 )
  
      第54回有機反応若手の会
      ポスター講師賞
       2019年度

      一色 遼大 (先進理工学研究科 応用化学専攻 山口潤一郎研究室 D1 )
  
       第54回有機反応若手の会
       口頭発表賞
       2019年度

  赤羽 智紀 (先進理工学研究科 応用化学専攻 小柳津・須賀研 M2 )

  第68回高分子年次大会
       高分子学会優秀ポスタ一賞
       2019年度

  淺原  光太郎(先進理工学研究科 応用化学専攻 山口潤一郎研究室 M2 )

  JACI/GS0シンポジウム
       GSCポスタ一賞
        2019年度

2019-06-26掲載

  菅原 義之(理工学術院・各務記念材料技術研究所 教授)

  一般財団法人 粉体粉末冶金協会
  第57回研究功績賞
  2019年度

  手塚 稔季(応用化学専攻・小柳津・須賀研究室・M2)

  IUPAC 18th International Symposium Macromolecular-metal Complexes(MMC)
  BEST POSTER PRESENTATION
  2019年度

  平井 元康(応用化学専攻・小柳津・須賀研究室・M2)

  IUPAC 18th International Symposium Macromolecular-metal Complexes(MMC)
  BEST POSTER PRESENTATION
  2019年度

2019-06-05掲載

  細野 由希子(先進理工学・関根研究室・M1)

  石油学会
  第99回春季年会 学生講演賞
  2019年度

  村松 佳祐(先進理工学専攻・一貫性博士課程 4年・黒田・下嶋・和田研究室)

  日本化学会 第99回春季年会
  第99回春季年会 学生講演賞
  2019年度

      鈴木 伸(先進理工学部・応用化学科・助手・木野研究室)

  公益社団法人日本生物工学会
  第27回生物工学論文賞
  2019年度

  木野 邦器(先進理工学部・応用化学科・教授)

  公益社団法人日本生物工学会
  第27回生物工学論文賞
  2019年度

 

2019-4-23掲載

  山口 潤一郎(理工学術院・先進理工学部・教授)

  文部科学大臣表彰
  科学技術賞(理解増進部門)
  2019年度

  高橋 綾子 (応用化学専攻・関根研究室・M1)

       触媒学会
  学生ポスター発表賞
  2019年度

 

2018年度

2019-04-23掲載

  松野 敬成 (応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)

  早大・JXTGエネルギー組織連携運営委員会
  JXTGエネルギー優秀研究賞
  2018年度

       武藤 慶  (応用化学専攻・講師・山口研究室)

  早大・JXTGエネルギー組織連携運営委員会
  JXTGエネルギー優秀研究賞
  2018年度

2019-03-31掲載

  梶原 康輔 (応用化学科・野田・花田研究室・B4)

  化学工学会
  第84年会 優秀学生賞
  2018年度

  宗像 瀬文 (応用化学科・野田・花田研究室・B4)

  化学工学会
  第84年会 優秀学生賞
  2018年度

  吉江 優一 (応用化学科・野田・花田研究室・B4)

  化学工学会
  第84年会 優秀学生賞
  2018年度

  田中 秀明 (応用化学科・野田・花田研究室・B4)

  化学工学会
  第84年会 学生奨励賞
  2018年度

  藤巻 尚志 (応用化学専攻・松方研究室・M2)

  化学工学会
  第84年会 優秀学生賞
  2018年度

2019-03-14掲載

平沢 泉(応用化学専攻・教授)
化学工学会
化学工学会フェロー
2018年度

2019-02-18掲載

杉山 朋陽(応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)
The 12th SPSJ international Polymer Conference (IPC2018)
IPC2018 Young Scientist Poster Award
2018年度
佐々木 萌(応用化学専攻・教授)
日本ゼオライト学会
第34回ゼオライト研究発表会
若手優秀講演賞
2018年度

 

2019-02-04掲載

山口 真悠(応用化学専攻・小柳津・須賀研究室・助手・M2)
Asia-Pacific IntemationaI Conference on Perovskite,
Organic Photovoltaics and OptoeIectronics
Poster Award
2018年度(2019年1月受賞)

2019-01-17掲載

町田 慎吾(応用化学専攻・菅原研究室・助手・D3)
日本セラミック協会 第31回秋季シンボジウム
特定セッション「元素ブロツク材料の高機能化への合 成戦略」
学生優秀講演賞
2018年度

岡太 航(応用化学専攻・西出・小柳津・須賀研・修士2年)

12Th Aseanian Conference on Nano-hybrid Solar Cells(NHSC)
Best Poster Award
2018年度
菅井 啓介(応用化学専攻・西出・小柳津・須賀研・修士2年)
12Th Aseanian Conference on Nano-hybrid Solar Cells(NHSC)
Best Poster Award
2018年度

2018-12-17掲載

廣田 佳弥(応用化学専攻・黒田・下嶋・和田 研究室・修士2年)
日本化学会 第8回0SJ化学フェスタ2018

優秀ポスタ一発表賞
2018年度

2018-12-13掲載

女部田勇介(応用化学専攻・本間研究室・修士2年)
電気化学会関東支部
第36回夏の学校
優秀ボスタ一賞
2018年度
女部田勇介(応用化学専攻・本間研究室・修士2年)
6th DGIST-Waseda Workshop on Eleotrochemistry

Best Poster Presentation Award
2018年度

牛木涼友(応用化学専攻・松方研究室・D3)

日本ゼオライト学会
第34回ゼオライト研究発表会
若手優秀講演賞
2018年度

2018-11-23掲載

赤羽 智紀(応用化学専攻・小柳津・須賀研究室・M1)
第8回0SJ化学フェスタ2018 
優秀ボスタ一発表賞
2018年度

2018-11-16掲載

一色 遼大(応用化学専攻・山口潤一郎研究室・M2)
有機合成化学協会
第114回有機合成シンポジウム
優秀ボスタ一賞
2018年度
並木 克也(応用化学専攻・野田・花田研究室・M2)
化学工学会
第50秋季大会反応工学部会 CVD反応分科会
学生奨励賞
2018年度

山片 豪(応用化学専攻・野田・花田研究室・M2)

化学工学会
6th DGIST-WASEDA Workshop on Electrochemistry
Best Poster Presentation Award
2018年度

2018-11-02掲載

阿部 りさこ(応用化学専攻・平沢・小堀研究室・M1)
化学工学会・室蘭大会
学生賞・奨励賞
2018年度
程 鹿々(応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)
2018年度・第5回 ZAIKENフェスタ
最優秀ポスター賞
2018年度
古川 周平(応用化学専攻・小栁津・須賀研究室・M1)
The 7th International Seminar on Green Energy Conversion
Poster Award
2018年度
堺 竜哉(応用化学専攻・関根研究室・M1)
石油学会60周年記念大会
優秀ポスター賞
2018年度
山田 研成(応用化学専攻・関根研究室・M1)
石油学会60周年記念大会
優秀ポスター賞
2018年度

2018-09-26掲載

杉山 朋陽(応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)
日本ゾル・ゲル学会
第16回討論会 ベストポスター賞
2018年度
廣田 佳弥 (応用化学専攻・黒田・下嶋・和田研究室・M2)
日本ゾル・ゲル学会
第16回討論会 ベストポスター賞
2018年度

2018-08-23掲載

齊籐 杏実(応用化学専攻・山口研究室・M1)
第9回サブウエイセミナー
優秀ポスター賞
2018年8月
矢部 智宏(応用化学専攻・関根研究室・講師(理工総研次席研究員))
TOCATS(触媒学会)
BEST POSTER AWARD
2018年度
堺 竜哉(応用化学専攻・関根研究室・M1)
TOCATS(触媒学会)
Catal. Sci. Technol. Awrd (Royal Society of Chemistry)
2018年度
川上 慧(応用化学専攻・野田・花田研究室・LD1)
化学工学会 北海道支部・東北支部・関東支部
化学工学会室蘭大会2018 学生特別賞 
2018年8月
金澤 優貴(応用化学専攻・野田・花田研究室・M1)
化学工学会 北海道支部・東北支部・関東支部
化学工学会室蘭大会2018 学生奨励賞 
2018年8月
野田 優(野田・花田研究室・教授)
日本学術振興会
特別研究員等審査会専門委員(書面堪能)表彰 
2018年8月

2018-07-22掲載

堤 優也(応用化学専攻・本間研究室 M1)
電子情報通信学会
磁気記録・情報ストレージ研究専門委員長賞 2018年度

2018-07-2 掲載

真鍋 亮(先進理工学専攻・応化 関根研究室 D3修了)
先端技術大賞
フジテレビジョン賞 2018年度
高田 要(応用化学専攻・小栁津・須賀研究室 M2)
The 8th International Symposium on Polymer Chemistry (PC2018)
優秀ポスター発表賞 2018年度

2018-06-04掲載

引間 雅菜(応用化学科・本間研究室 B4)
電気化学会 第85回大会 ポスター賞
2017年度
2017年度の受賞ですが掲載しています。
鳥本 万貴(応用化学専攻・関根研究室 M2)
石油学会 最優秀ポスター賞
2018年度
福田 紘征(応用化学専攻・松方研究室 M2)
日本膜学会 第40回総会学生賞
2018年度
猪村 直子(応用化学専攻・平沢・小堀研究室 博士課程)
化学工学会
「Jouranal of Chemical Engineering of Japan]
 Outstanding Paper Award 2017
2018年度

 

 

 

「早稲田地球再生塾(WERS)第4回勉強会」のお知らせ

早稲田地球再生塾(WERS)第4回勉強会
「誰も置き去りにしない防災・復興」

日時:2019年11月12日(火)14:00~17:20(開場13:30)
場所:早稲田大学西早稲田キャンパス55号館 N棟1階 大会議室

勉強会では4つの講演及びパネルディスカッションが行われます。
内容及びその詳細、また参加申込み申請フォームは下記のURLをご参照ください。  
  https://www.waseda.jp/fsci/wise/news/2019/09/27/3102/

     会場の都合上、定員に達した時点で受付終了となります。

以上

お問い合わせ:早稲田大学理工学術院総合研究所
早稲田地球再生塾(WERS)事務局 wers@list.waseda.jp

第21回 先生への突撃インタビュー(小栁津研一教授)

小栁津研一教授

「先生への突撃インタビュー」に小栁津研一教授にご登場願うことにしました。
今回も学生にインタビュアーとして参加をしてもらい、応化会の本来の姿である先生・学生・OBの3者による合作を目指しました。小栁津先生にも快く賛同していただきましたことを、この場をお借りしてお礼申し上げます。

小栁津先生のプロフィール
1990年早稲田大学理工学部応用化学科卒。 
1995年早稲田大学大学院博士後期課程修了。同大学理工学部応用化学科助手。
1997年早稲田大学理工学総合研究センター講師。
2003年東京理科大学総合研究所助教授。
2007年早稲田大学理工学術院准教授。
2012年より早稲田大学理工学術院教授。
2002年日本化学会進歩賞、2013年に文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)を受賞。

・先生が研究に本格的に取り組み始めたキッカケはなんですか?  
      ~論文が採択されたとき~

高校生の頃から理科系に好奇心があり、早稲田の応用化学科に入りました。研究室配属から卒業研究を経て修士課程までは特段のエピソードもなく,最も興味のあった高分子を選び、土田英俊先生の研究室で過ごしていました。博士課程に入ってからは,研究そのものだけでなく,研究室生活に関する思い出が数多くあり,それらが研究に取り組むキッカケになったと思います。例えば,博士課程の後半にやっと研究が纏まり、苦労して仕上げた論文原稿を持って夜遅くに吉祥寺の土田先生の御宅までお邪魔して,最終チェックをお願いしたことがあります。米国化学会ACS宛のカバーレターに先生のサインをいただき,「では明朝,郵便局が開いたらすぐ出します」と言ったら先生にひどく叱られました。朝まで時間を無駄にするとは何事かね,東京駅の中央郵便局は24時間開いているから,今すぐ行って投函してきなさいと怒られ慌てて中央線の終電に飛び乗って行きました。当時よく使ったEMS国際郵便のオレンジ色のマークのついた封筒は遠くからでも目立つのですが,深夜の郵便局に行ったら同じ封筒を抱えて青い顔して窓口に並んでいる自分と似たような奴が多勢いまして,何となく彼らと競争しているのだという気持ちが湧いてきました。私はのんびりした学生だったので,今から思えばそれが先生の狙いだったのかも知れません。現在の電子ジャーナルと違って,当時は採否通知も郵便で来ました。ACSからの返事は一目でそれとわかる赤と青の模様のついた封筒に入っていて,恐る恐る開封すると目に飛び込んでくる最初の文章がWe are pleased to accept・・・か,それともWe regret to inform youかで運命が分かれます。何度かリジェクトされても諦めず粘った改訂稿が遂にアクセプトされた日の嬉しさといえば最高で,それが道を決める本当のキッカケになったのかもしれません。

・技術的内容で先生がポイントと考えておられる点はなんですか?
   ~電子移動や電子授受を制御して、エネルギーに関連した新しい高分子を作りたい~

研究のキャリアを積む過程で早稲田から一時期米国CaltechのFred Anson先生の研究室に行かせていただき,その後は東京理科大,早稲田と動いてきました。10年余り前に早稲田へ戻ってきた時,西出宏之先生のラジカル電池に関する大きなプロジェクトの中で、広い意味でのレドックスポリマーに拡張して有機電池に適用する研究を始めたことが現在の研究につながっています。有機(高分子)電池は、環境に優しい、軽い、柔軟性があるなどの大きな特徴があり、有機物のみから構成できる唯一の電源として,実際に用途が広がりつつあります。特に、パワーが大きくとれることが特徴で、エネルギーの貯蓄密度の点でも十分に対応出来る状況になってきました。無機材料との対比で特徴を活かせる高分子材料を,これからも提案していきたいと思っています。現在、研究室ではデータ科学による「マテリアルズ・インフォマティックス」の手法も取り入れて挑戦を続けています。 

・先生の研究理念を教えてください。 
   ~着実な成果を積み上げていけば、新しいことがわかるはず~

研究は地道な積み重ねだと思っています。地味でもいいから確実な研究成果を積み上げていくようなスタイルで、必ず何か新しいことがわかるはずだと思っています。

一つの具体例としては、ある化合物の重合反応が進行する理屈を調べていたとき,多くの実験データを組み合わせたら電子の動きが上手く制御されていることが初めてわかりました。電子移動を制御することで、これまでにない方法で高分子が作れることを知ったことが、有機電池の研究に取り組むきっかけにもなりましたし、そういったやり方は,理念というにはおこがましいですが,少なくても信条にはなっています。

・これからの研究の展望を聞かせてください。
   ~エネルギーに関連した機能性高分子を提案し続けたい~

現在取り組んでいる研究をお話してきましたが、対応する応用分野はかなり広がっています。

対象としている機能物性も電池や水素貯蔵などが当面の領域ですが、新しいイオン伝導体やイオン選択透過膜への展開も視野に入れて取り組んでいます。用途分野の進展は速く,対応する研究領域そのものが拡大しているので、我々の研究もそれを意識して続けたいと思っています。

・応用化学会の活動への期待を聞かせてください。
   ~学生にとって貴重な組織~

応用化学会は、現役学生に対して様々な支援をいただいており、また多様な交流活動の機会を通してエンカレッジしていただき、非常に有り難い組織であると感謝しています。大学の一学科の同窓組織としては国内屈指の活力を有し,教員や学生に絶えず刺激を与えていただいているので,応化会あっての応用化学科でもあります。応化会は,社会で活躍されるOB・OGの皆さんと現役学生,教員間の貴重な架け橋になっています。是非これからも活発な活動を継続していただけたら有り難く思います。

・100周年を迎えた応用化学科についてコメントを聞かせてください。
   ~遠い将来200周年の時に振り返ってもらえるようでありたい~

100周年を機にこれまで応用化学科が歩んできた歴史を振り返り、諸先輩方が積み上げてきた伝統の重みをあらためて感じています。良い伝統はきちんと後世に伝えることが大切です。今から100年後の,応用化学科200周年の時に,現在の応用化学科がどうであったかを振り返ってもらえるようでありたいです。

・21世紀を担う皆さんへのメッセージをお願いします。
   ~新しい方法論を身につけ、新しい価値に適応し,活躍して欲しい~

今の時代は変化がますます加速しています。ビッグデータやAIの活用は当たり前になり,現役学生が社会を支える時代はさらに次の技術や価値観が求められると思います。グローバル化を含め,新しい方法論と自らをバージョンアップする能力を身に着け,是非ともこれからの競争を勝ち抜いて行って欲しいと思います。

参考資料:

インタビュアー&文責: 佐藤 由弥〈学生広報班チーフ)、井上 健(新19回)

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過去の突撃インタビュー

NFM主催シンポジウム「大学発の『知』社会実装」ご案内

日時 :2019年6月21日(金)13:00~(12:30~受付)
会場 :早稲田大学 小野記念講堂
主催 :ナノテクノロジーフォーラム  
参加費:無料 
  ※懇親会:NFM会員企業、教職員、学生の参加は無料となります。
  ※参加申込先:nano-forum@list.waseda.jp <mailto:nano-forum@list.waseda.jp>

プログラム
  https://www.waseda.jp/inst/nanolife/news/2019/05/14/1794/

13:00~ ご挨拶/笠原博徳(早稲田大学副総長)
13:05~ 会長挨拶/大林秀仁(早稲田大学ナノテクノロジーフォーラム会長) 

<第1部>
13:10~ 基調講演/城戸淳二(山形大学大学院有機材料システム研究科卓越研究教授)
14:20~ 招待講演/瀧口匡(ウエルインベストメント株式会社 代表取締役社長)
15:00~ 休憩
<第2部>
15:10~ 講演/細川正人(早稲田大学理工学術院総合研究所)
15:40~ パネルディスカッション/テーマ「大学発の『知』社会実装」
     パネリスト:城戸淳二、瀧口匡、
           伊藤毅(Beyond Next Ventures株式会社代表取締役社長)、
           細川正人、朝日透
17:30~ 閉会の挨拶/逢坂哲彌(ライフサポートイノベーション研究所特任研究教授)
18:30~ 懇親会(大隈タワー15階「森の風」)

以上

早稲田地球再生塾(WERS)シンポジウム2019 ご案内

名称:早稲田地球再生塾(WERS)シンポジウム2019
   -Society5.0+が目指すサスティナブルなコト・モノ作り-
    脳科学と感性科学の融合
日時:2019年7月3日(水)13:00~18:30(開場12:30)
場所:早稲田大学西早稲田キャンパス63号館2F 04・05会議室
   (入場無料)
詳細(基調講演・講演の内容・講演者等)は下記のURLをご参照ください。
(開会挨拶は理工学術院総合研究所:木野邦器所長)

        https://www.waseda.jp/fsci/wise/news/2019/06/06/2909/

        お申し込みは上記URLの「参加方法」の「こちら」より
        会場の都合上、定員に達した時点で受付終了となります。

以上

 お問い合わせ:早稲田大学理工学術院総合研究所
 早稲田地球再生塾(WERS)事務局 wers@list.waseda.jp

加藤忠蔵先生を偲ぶ会報告

加藤忠蔵先生は、去る2018年4月24日に96歳でご逝去されました。生前の先生のご遺志により葬儀はご親族のみで執り行われました。先生のご功績とご足跡を偲ぶため、10月6日に先生とご縁の深かった皆様にお集まりいただき、5名のご遺族とともに「加藤忠蔵先生を偲ぶ会」を開催致しました。

 会は二部構成とし、第一部は早稲田奉仕園スコットホールで、第二部はリーガロイヤルホテル東京 ロイヤルホールⅡで開催致しました。第一部は101名、第二部は83名のご参加がございました。

第一部では、司会の菅原義之 世話人の開会の辞の後、黒田一幸 世話人代表から加藤忠蔵先生のご功績を紹介致しました。次に、卒業生(土井 章 世話人、服部英昭 氏(新15)、里見多一 世話人、山崎信幸 氏(新23)、里川重夫 氏(新36))から、先生との思い出の写真を紹介しました。ピアノ演奏のなか、参加者による献花が行われ、最後にご遺族を代表して奥様にご挨拶いただきました。

第二部では、司会の里川重夫 氏の開会の辞に引き続き、黒田一幸世話人代表からの挨拶があり、次いで応用化学会会長 西出宏之 早稲田大学特任研究教授と応用化学会元会長 棚橋純一 日本化学工業取締役会長にご挨拶いただきました。門下生からは、土井章 世話人、里見多一 世話人から先生との思い出の紹介がありました。逢坂哲彌 早稲田大学研究特任教授のご発声による献杯の後、参加者が加藤先生の思い出を語り合いました。和田宏明 世話人の閉会の辞の後、二回に分けて写真撮影を行い、散会致しました。


本会の開催に当たりましては、ホームページでの告知を始め、早稲田応用化学会には大変お世話になりました。また、西出会長を始め、多くの会員の皆様にご参会いただき、第一部では早稲田応用化学会より献花も頂戴致しました。心より御礼申し上げます。

世話人一同

 

世話人

黒田一幸(代表・新24)
土井 章(大修15)
里見多一(新22)
和田宏明(新29)
菅原義之(新33)
下嶋 敦(新45)

第20回 先生への突撃インタビュー(門間 聰之 教授)

「先生への突撃インタビュー」の第20回として門間教授にご登場願うことにしました。
今回も学生、現役OB/OGにインタビュアーとして参加をしてもらい、応化会の本来の姿である先生・学生・OB/OGの3者による合作を目指しました。門間先生にも快く賛同していただきましたことを、この場をお借りしてお礼申し上げます。
門間先生のプロフィール:1990年、早稲田大学理工学部応用化学科卒。 1995年、早稲田大学院博士後期課程修了。同大学理工学部応用化学科助手、米国ミネソタ大学の博士研究員を経て、早稲田大学に赴任。2010年より早稲田大学理工学術院 准教授。2014年より早稲田大学理工学術院 教授。 2001年に、電気化学進歩賞・佐野賞、2007年には「Electrochemical Communication Award 2007」を受賞。

・先生の現在に至るまでの足跡をお話頂けますか?
     
~科学には継続して面白さを感じていました~

小学生の頃は理科好きの子供で、時計を分解して遊んだり、当時出始めのLEDで遊んでいた記憶があります。高校になると物理と数学が好きだったと思います。理屈がわかれば、今までわからなかったことを証明できたり、確定できる面白さを感じていました。大学では化学を中心に学ぶようになりましたが、分野としては、化学工学や電気化学に大きく興味がありました。大学3年生の時に、これから深く勉強し、自分が身に着けるべき化学として、物理化学、特に電気化学を遠い将来にも必須の領域と感じて選びました。修士へは自然の流れで進みましたが、博士課程には研究が非常に面白いと思うようになると同時に、自分で決めたテーマを研究したいという思いを大切に進みました。更に、ドクターを取得したら海外で修業をしたいという思いもあり、1年間助手をした後に米国・ミネソタ大学に博士研究員として行き、その後早稲田大学に赴任して現在に至っています。研究内容は、学生時代は電池を中心に、またセンサー分野にも関わり始め、加えて、デバイスの種類を超えて、電気化学分析として電気化学反応のインピーダンス解析に注力して研究を進めています。

先生の専門の中で大切に思われているポイントなり、スタンスなりをお聞かせください?
     
~端的に言えば面白いから深堀したいし、人の役に立ちたいという思いです~

電気化学が好きで色々と研究を進めてきていますが、化学反応の中でも有機や無機といった扱う物質で分野を限定するのではなく、電子のやり取りを取り扱う領域としての電気化学を扱っています。基本的には界面反応で不均一反応であり、物質移動も関わります。電気的数値をオンタイムで測定できるという面もあり、非常に面白い領域だと思っています。応用面では、自分の得意領域である電気化学解析を取り入れたセンサー等への応用展開にも取り組んでいます。電気化学の特色を簡便に纏めてみると、化学反応の基本である酸化・還元反応を、電極を使うことで分離して評価できるというのが素晴らしいことだと思っています。

・先生の最近の動向や展望に関するお考えをお聞かせください。
     
~情報化時代を含めた現代社会への応用展開を進めたい~

現在、情報化の加速度的な進展でIoTなどが期待されていますが、インプットされる情報は物理的センサーの応用が先行しています。これでは限界がありますし、不十分だと思っていますので、化学や物理化学が組み込まれた、より高度なものに進展させたいという思いがあります。化学物質と電気エネルギー/シグナルを直接変換できる電気化学は、化学センサーに非常になじみが良いと考えています。具体的な一例としては、尿、汗、唾液などから病気や人の状態を測定できるようなセンサーの開発などが挙げられます。疾病のマーカー物質やアレルギー、ストレス状態などを測定できるセンサーなどが、体温計のように簡単に測定でき、その情報がIoT等の活用で疾病の超早期発見につながればと思っています。物質面だけでなく、こういったサービスでQOLの向上にも寄与出来たら良いと思います。これらの研究を通して、電気化学の学問領域を拡充したいという思いも強いです。

 ・関連質問として、異分野に対する取り組みは、どうでしょうか?

興味があればなんでも、調べたり、詳しそうな人に聞いたりしています。自分の関わっている領域では、しっかりとした基本を身に着けておくのがまず大事ですが、興味が湧けば周辺領域も知識を得て、また面白そうなことは取り組んでみるという姿勢が重要だと思っています。個人的には、化学に関係のあまりないようなことも、自宅では時間のあるときに実験や工作をしてみたりしています。

・応用化学会への期待を聞かせてください。
     
~もっと敷居の低い、会員家族が楽しめる企画があっても良いかと~

応用化学会は素晴らしい会だと思いますし、活動にも感謝をしています。自分も会員の一人と思っていますが、一卒業生としては、催事に関してはもう少し敷居の低い、参加対象の広い、会員の伴侶や子供たち家族も楽しめるような企画も良いのかな、と思う時があります。

・100周年を迎えた応用化学科についてコメントを聞かせてください。
~自分を育ててくれた学科で、これからはそのように思う学生を多く輩出したい~

応用化学科は、自分を成長させてくれた大切な場であると思っています。その面では感謝の気持ちが強いですが、今の立場で言えば、これからの学生が同様に「育ててくれた」と感じてくれるように携わりたいと強く思いますし、楽しんで過ごして欲しいと思います。

・21世紀を担う皆さんへのメッセージをお願いします。
     
~目先にとらわれずに、長期の夢や希望を持ち続けられるように~

研究の面白さや、面白いから研究を続けていることを話してきましたが、学生の皆さんにも是非とも自分の夢を追い続けるようにして欲しいと思います。目先の利益や安定、安心を求めるばかりでなく、長期にわたって追い続けられるような夢や希望をもって生きて欲しいと思います。また、折角化学を学んできたのでそれを活かして欲しいという思いもあります。

参考資料:

インタビュアー&文責: 
佐藤 由弥(学生広報班)、西尾 博道(学生広報班)、新谷 幸司 広報委員会副委員長(新34)、井上 健(新19回)

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過去の突撃インタビュー

第19回 先生への突撃インタビュー(細川 誠二郎 准教授)

細川 誠二郎 准教授

 

「先生への突撃インタビュー」の第19回として細川 誠二郎 准教授にご登場願うことにしました。
今回も学生、現役OB にインタビュアーとして参加をしてもらい、応化会の本来の姿である先生・学生・OB /OGの3 者による合作を目指しました。細川先生にも快く賛同していただきましたことを、この場をお借りしてお礼申し上げます。

  細川先生のプロフィール:

  • 1991 年 北海道大学理学部化学科卒業
  • 1993 年 同大学院理学研究科 博士課程前期課程化学専攻 修了
  • 1996 年 名古屋大学 大学院農学研究科 博士課程後期 食品工業化学専攻修了・博士(農学)
  • 1996 年 日本学術振興会特別研究員(PhD)(名古屋大学、米国スクリプス研究所)
  • 1998 年 東京理科大学 薬学部 助手
  • 2003 年 早稲田大学 理工学部 応用化学科 専任講師
  • 2007年より 同 理工学術院 准教授

  受賞

  • 2003 年 有機合成化学協会研究企画賞
  • 2008 年 有機合成化学奨励賞
  • 2010 年 Thieme Journal Award 2010

・先生の現在に至るまでの足跡をお話頂けますか?
   ~将棋と有機合成に類似性がありますね~

今思い起こすと、小学生頃から将棋が好きでしたが、将棋の考え方や詰め方などは有機化学の多段階合成に似ていると感じることがありますね。手順前後ではだめで、ターゲットを決めて理詰めに組み立てるプロセスは非常に似ていると思います。将棋以外は、田舎育ちでしたので、子供会でソフトをやったり、虫取りや釣りなどに興味を持っていましたが、特に理科少年ではなかったと思います。自分は子供のころから体内時計が壊れているようで、幼虫から虫を育てる時には午前2 時、3 時まで観察を続けていたこともありました。育ちが岡山県の児島で、遠くに水島コンビナートの夜景が望めたのと、化学が得意だったこともあり、何となくそちらの方面に行くのかなと思っていたのが高校の始めのころでした。その後高分子化学に興味を持ち、北海道大学に進学したのですが、1,2 年次の授業の中で、低分子、特に天然物(キノコの毒など)が個体の運命を決めることに興味を強くもつ様になり、理学部の化学科に進みました。その一方で、天然物は得られる量が気象などに左右されるので、これを補完する意味で有機合成が役立ちますし、何よりも、モノを作る技術はとても強みになると思うようになりました。このような経過を辿り、有機合成の研究に強く興味を持つようになり、はまり込んでいきました。修士にも自然の流れで進みましたが、指導教授が間近に定年になることから博士課程には、当時、有機化学が全般的に強かった名古屋大学に進みました。当時、生え抜きでも博士課程3 年で博士号を修得するのが難しい中で、博士課程から所属を変えることになったのですが、有機化学をつきつめたいという思いと、3 年でやりきれなければどこでもやっていける研究者にはなれないだろうという覚悟をもって入りました。私が大学院生の時はちょうど大学院重点化の時期でして、企業からも博士の需要がとても高いことを肌で感じましたし、「博士を持って研究者とみなされる」という国際的な考えが日本で定着した時期でした。結果として3 年で博士号を修得しアカデミアの道に進むことになりました。博士課程の3 年間は、技術的にも学力的にも飛躍的に成長できましたし、これから生きていく自信と新しい世界観を得られた、今の自分に不可欠な時期となりました。

  • 関連質問ですが、ご自身でハイパー・ケミカル・クリエーターと仰っていたことを聞いたことありますが、未来を作っていると感じる研究はどういう時でしょうか?

勿論、難しい全合成を完成した時は達成感と「遂にこれができるようになった」という時代を進めた感触はあります。しかし、未来を創るという実感は、失敗した研究でも今までにない反応に出会った時とか、多段階の合成ルートを極端に短くした時にも感じますね。今の研究はどれも未来を作っているのに繋がっていると思います。

  • 先生の専門の中で大切に思われているポイントなり、理念なりをお聞かせください。
       ~「美しく、短く」 に重きを置いています~

有機合成化学では、戦略と戦術の組み合わせで良い研究や新しいルートが出来ます。戦術は個別の反応やネーム・リアクションなどですが、合成の戦略は非常に大切だと思っています。現在、進んでいる短工程合成の研究も使っている反応は既知のものですが、どう組み合わせるかという戦略で画期的な合成ルートが出来ています。自分の研究は新しい戦略を最重要と捉えて、結果として突き詰めると「美しく、短く」の言葉に代表されるのだと思います。

  • 先生の今後に向けての展望に関するお考えをお聞かせください。
      ~役立つ有用な化合物を提供し続けること~

分子量1,000 を超えるような巨大なポリケチド化合物群を、簡便に数多く提供出来るようにしていきたいと思っています。分かり易く言えば、今までは合成や取り扱いが難しくて生物活性物質の俎上に乗っていなかった分子量の大きい化合物が、最近の研究で画期的な作用を発現していることがわかってきています。そのような研究に多くの新しい候補化合物群を提供していきたいと思っています。

  • AI 等の活用は?

タンパク質の構造と生物活性の相関が明確になってくると、ビッグデータやAI が活躍する場面は出てくると思いますが、合成化学は実験が基盤になっていますので、現時点では多くの実験を経験している人間の方が利点が多いと思います。寧ろ、実験が自動ロボットに移行する方が早いかも知れませんが、現時点では自分の研究室では導入を考えていません。

  • 応用化学会への期待を聞かせてください。
      ~感謝のひとこと~

学生にとっても存在感が大きい会で、工場見学の機会を得たり、奨学金の提供を受けたりと、ありがたい会だと思っています。励ましてくれる方々がいるということは、とてもありがたいことです。

  • 100 周年を迎えた応用化学科についてコメントを聞かせてください。
      ~伝統は大切~

歴史の中で伝統や受け継がれるものを大切にすることは非常に重要だと思いますので、この流れを大切にし続けてほしいです。 

  • 21 世紀を担う皆さんへのメッセージをお願いします。
      ~専門性を大切に~

専門性を身に着けることに是非注力してほしいと思います。壁にぶつかっても、徹底して考え、実験をして、自分なりの方法論や解決法を体得するようにしてほしいと思っています。
モノつくりのベースを是非とも身に着けてほしいし、モノつくりには観察も重要ですのでこれも大切にしてほしいと思います。
最今の就職事情から、修士課程の学生はこの辺の時間が十分に取れていないという危惧を持っていますが、自覚をもって対処すれば十分に修得できると思っていますので、頑張ってほしいですね。

参考資料:

インタビュアー&文責:

佐藤 由弥(学生広報班)、西尾 博道(学生広報班)、新谷 幸司広報委員会副委員長(新34)、井上 健(新19 回)

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