2018年5月12日(土) 13時~19時
場 所: 早稲田大学西早稲田キャンパス
57号館2階201教室(定期総会・先進研究講演会)
56号館1階カフェテリア(交流会)
本年度も、昨年同様、定期総会と、それに引き続き先進研究講演会「応用化学最前線-教員からのメッセージ」、そして交流会を開催した。
昨年は4月開催に変更して開催したが、本年は例年通り5月の開催となった。
出席者は、総会110名(OB・OG 74名、教員12名、学生24名)、講演会116名(OB・OG 80名、教員14名、学生22名)にご参加頂き、交流会(懇親会)では106名の会員の皆さんが集い、盛会な総会の一日となった。
スケジュール:
13時00分~14時15分 定期総会
14時30分~15時00分 応用化学科百年史
15時00分~17時00分 先進研究講演会「応用化学最前線-教員からのメッセージ」
17時30分~19時00分 交流会(懇親会)(56号館1階)
1. 定期総会
13時より和田庶務理事の司会で開催された定期総会では、最初に三浦千太郎応用化学会会長より挨拶が述べられた。三浦会長は二期会長職を勤められ、本総会をもって退職されるので、併せて退職の挨拶と新会長の推薦がおこなわれた。
三浦千太郎会長挨拶
引き続き、和田宏明庶務理事及び廣谷会計理事よりそれぞれ2017年度事業報告案及び決算案、2018度事業計画案及び予算案の説明がなされた。
和田宏明庶務理事
廣谷修会計理事
引き続き、河野恭一監事より監査の報告があった。5月8日(火)に廣谷修会計理事、和田宏明庶務理事および寺嶋事務局長の同席のもとに監査を実施し、会計部門においては領収書、通帳等の各種帳票を確認した結果、適正に処理されており決算書、貸借対照表は正当であると報告された。また、業務部門においても、各委員会議事録の閲覧ならびに、基盤委員会、広報委員会および交流委員会に時間が許す範囲で出席した結果、各委員会ともに当初計画に基づき概ね順調に業務が遂行されていること、特に学生委員の積極的な参加が顕著であったことが報告された。なお余剰金がある程度積みあがっている状況であるので、5年後の応化会100周年記念事業を含め有意義かつ適正な活用を検討されたいというコメントがなされた。
河野恭一監事による監査報告
以上により、一号議案:2017年度事業報告案及び決算案および二号議案:2018度事業計画案及び予算案が承認された。
引き続き、三号議案である会則の変更について説明があり、また会員名簿閲覧システムの運用にともない附則、細則の修正が役員会で決定されたことについて説明があった。
会則の変更は総会で承認された。
続いて、新会長として推薦された西出宏之教授の就任が総会において承認され、それを受けて、西出宏之新会長より就任の挨拶が行われた。
西出宏之新会長より就任挨拶
次に西出新会長より、新年度の新規役員体制と、その体制が決められた背景について説明があり、加えて退任される役員に対する謝辞があった。
新年度の新規役員体制の説明
退任される各役員より挨拶が述べられた。
退任 窪田信行監事
退任 廣谷修会計理事
新任の役員の紹介があり、新任の各役員から挨拶があった。
新任 黒田一幸副会長
新任 津田信悟会計理事
新任 関谷紘一理事
新任 新谷幸司理事
新任 椎名聡理事
新任 山口潤一郎理事
続いて、役員会より三浦前会長を名誉会員に推薦する提案があり総会において承認された。
また、名誉教授加藤忠蔵先生がご逝去された報告があり、参会者一同で黙祷を行った。
加藤忠蔵先生ご逝去のお知らせ
参会者による黙祷
最後に松方正彦副会長から応化会給付奨学生、里見奨学生の紹介があり、加えて応用化学科の近況報告、および新任の山口潤一郎教授の紹介があった。
松方教授による奨学生の紹介
- 応用化学科百年史
松方正彦教授により貴重な歴史的写真が多数紹介され、併せて題記の講演が行われた。
応用化学科百年史 松方正彦主任教授
- 先進研究講演会 「応用化学最前線–教員からのメッセージ」 (応用化学科と共催)
先進研究講演会「応用化学最前線-教員からのメッセージ」(応用化学科と共催)は、応用化学科の各研究室応用化学科の教員が、企業の研究者・技術者や学生に、自らの研究分野を紹介し、その先進性、先導性を熱く語りかけるもので、 その後の交流会(懇親会)で、教員、社会人および学生との交流や懇談を深め、早稲田応用化学科の研究に関する理解を深めていただくために、毎年総会とあわせて企画される。本年は下記の4先生にご講演をいただいた。
1.15:00-15:30 化学工学分野 花田 信子 講師
「演題 水素エネルギー活用に向けた水素貯蔵技術開発」
2. 15:30-16:00 無機合成化学分野 下嶋 敦 教授
「演題 精密構造制御に基づくシリカ系材料の機能開拓」
3. 16:00-16:30 応用生物化学分野 木野 邦器 教授
「演題 新たな酵素反応プロセスの開発」
4. 16:30-17:00 無機合成化学分野 菅原 義之 教授
「演題 無機ナノ材料と高分子材料のクロスロード」
- 交流会(懇親会)
2時間の講演会の後、場所をロームスクウェアへ移し、橋本副会長の司会で、西出宏之新会長の開会挨拶、そして黒田一幸教授(応化会新副会長)からは応用化学会の益々の発展を願って乾杯のご発声を頂き、交流会(懇親会)がスタートした。
開会の挨拶:西出宏之新会長
乾杯:黒田一幸副会長
応化会給付奨学生・里見奨学生(小池正和、吉岡育哲、海野城衣、池勇樹、小松田雅晃の諸君)の紹介と、奨学生の挨拶があった。
応化会給付奨学生・里見奨学生の紹介
今年の交流会は卒業生・教員・学生合わせ106名の会員の皆さんで和気あいあいとした雰囲気で進み、司会橋本副会長の中締めに続いて政本浩幸学生交流委員長の一本締めにて散会となった。
司会:橋本正明副会長
一本締め:政本浩幸学生委員長
(文責:広報委員会・応化会事務局)