応化会活動」カテゴリーアーカイブ

「先輩からのメッセージ2020」タイムスケジュール

早稲田応用化学会 交流委員会

 先にご案内いたしました標記のタイムスケジュールならびに部屋割りが決定いたしましたので、お知らせいたします。

1.日 時  2020年1月18日(土)
2.会 場  西早稲田キャンパス 54号館2F~3F教室
3.受 付  

学生諸君の受付は54号館101教室にて12:00から
同室に会社案内等企業からの配布資料が置いてありますのでお持ちください


4.内 容  

講 演 会  :12:30~15:13 【第一回】
【休憩】   :15:15~15:30
講 演 会  :15:30~18:13 【第二回】
懇 談 会  :18:30~20:00 【63号館1Fロームスクエア】

5.対象学生

学部生、大学院生(修士、博士、一貫性博士)およびポスドク(進路決定を間近に控えた学部3年、修士1年、博士課程、一貫性博士課程修了予定者およびポスドクを主体としていますが、将来へ備えての学部1・2・4年生、修士2年生の参加も歓迎します。)

6.対象学科 

応用化学科および応用化学専攻、化学・生命化学科および専攻、生命医化学科および専攻、ナノ理工学専攻、生命理工学専攻等(その他学部・研究科・学科・専攻を問いません。)

7.申込方法 

当日の受付混乱を回避するため、参加希望の学生は事前登録にご協力をお願いいたします。
           申し込み⇒こちらから

8.事前確認 

聴講を希望する企業および懇談会で個別対話を希望する企業については、
事前にHP掲載の「企業ガイダンス」にて情報の確認をお願いします。
IDおよびPW不明の場合は応化会事務局まで問い合わせてください。
【新規企業を含め
71社が掲載】
          E-mail:oukakai@list.waseda.jp
          TEL 03-3209-3211(内)5253

9.タイムスケジュール

タイムスケジュールおよび部屋割りは下記の通りです。(詳細は→こちら

入場は自由、無料ですので、奮ってのご参加をお待ちしています。
なお、服装はリクルートスーツ厳禁としていますのでご協力ください。

 

早稲田応用化学会 交流委員会主催 第34回交流会講演会

講演者 :山本康雄氏 タカハタプレシジョン株式会社 代表取締役社長(CEO)
演題  :『未来を見据えビジョンを持って挑む』
  副題 :「必ずしも答えがあるとは限らない世界へ向けて」

講演期日:2019年11月16日(土)
講演会場:西早稲田キャンパス 52号館302教室
講演時間:16:30~17:45
懇親会 :18:00~19:15(56号館 地下1階 理工カフェテリア)

講演者略歴

  • 1988年03月 理工学部 応用化学科 卒業(新制38回、長谷川研究室)
  • 1988年04月 三井物産株式会社 入社
  • 2001年12月 三井物産株式会社 退社
  • 2002年01月 高畑精工株式会社 入社
  • 2003年06月 高畑精工株式会社 社長就任
  • 2010年 社名を「高畑精工株式会社」から「タカハタプレシジョン株式会社」に変更

講演の概要

講演に先立ち、椎名交流委員長の開会宣言、西出会長の講師紹介、椎名交流委員長の講師略歴紹介を受けて山本社長が登壇し、講演の機会を与えて下さった西出会長への謝辞が述べられた後、講演が始まりました。
*参加者;教員・OB/OG・講演会関係者44名、学生36名、合計80名

椎名交流委員長の開会宣言                            西出会長の講師紹介

<始めに>

*講演を引き受けた経緯について

山梨県にはタカハタプレシジョンの工場がありますが、同じ県内にある山梨大学の宮武先生と知り合う機会が有りました。そして、宮武先生が研究していることを物にする過程で困っていることがあるとお聞きし、それでは一緒にそれをやりましょうということになりました。そのため宮武先生の恩師である西出先生のところへお邪魔したり、本間先生とのお付き合いも始まりました。そのような折、今回の講演の依頼を受けました。

山本康雄社長

*講演の演題設定の経緯について

私から講演内容を一方的に決めるのではなく、学生委員と十分にコミュニケーションを取った上で決めました。

長谷川先生のご逝去(2019年9月)に関して

恩師の長谷川先生の訃報に接し思い出したのですが、当時実験に失敗してドラフトを破損した際、激高された先生から叱責を受けた後「出世して返せ」と言われたことがありました。今日は少しその恩返しが出来ればと思っています。
講演の前半は私がこれまで行ってきたことや会社の紹介をします。
講演の後半はこれから巣立っていく学生の皆さんに少しでも役に立てれば、と思っていることをお話しします。

<講演の前半>

1988年に入社した三井物産での経験

同期入社130名のうち30名が理科系で、そのうち6名がそれぞれ学科の異なる早大理工学部出身でした。
入社して3年間の大阪勤務の後、海外研修のためドイツのミュンヘン大学に聴講生として2年間留学しました。そこで学んだのは日本人のメンタリティのデメリットです。授業形態は世界各国の学生が参加しているグループディスカッションで、この中で発言しないと完全に孤立してしまいます。外に出るといかに自分の意見を述べる力、自分の存在感を出すことが大事であるかが分かりました。
それからドイツの事務所に勤務した後本社に戻り、機能化学品を扱う部門に配属されました。シリコンバレー、台湾、上海、シンガポールを往復し、半導体材料、液晶材料関連のビジネス化にチャレンジせよとの指示を受け、これらの活動を通してベンチャー企業のメンバー個人個人の大きなエネルギーを感じ取ることが出来ました。
この部署では半導体・液晶関連以外にエンジニアリングプラスティックも扱っており、この時お付き合いのあった会社の1つが高畑精工でした。そして縁あって三井物産から高畑精工に移りました。人生の大決断でした。今から思えばこの大決断を後押ししたのはチャレンジスピリットであったと思います。
移った当初言われたのは、この高畑精工を思いっきり変えてみてくれ、ということでした。高畑精工は精密成形技術において国内トップクラスの技術を持っており、これを武器に最初の海外進出先として決めたアメリカに打って出ることにしました。事業分野としては将来性が見込める自動車関連部品を選定し、その後世界各国に進出しました。

山本社長

Company Profile(会社案内パンフレットを用いての説明)

・表紙「CHALLENGE TECHNOLOGY INSPIRE INNOVATION」
これを会社の基本的なMentalityとして置きました。

P.2~3 4 Core Values

タカハタプレシジョンという会社の価値をここに打ち出しました。

#1 人財
モノづくりは、人づくり。人こそ財産であるというこだわりから、「人材」ではなく「人財」という漢字を使いました。

#2 総合力
端的に言えば「垣根を取る」ということです。私が以前勤務していた会社の場合、多くの関連部門の審査を経て稟議書が承認されるまでに3カ月以上を要しました。大企業ではこういうデメリットがあります。私の会社では管理系の職場の人数は極力減らし、工場や研究系の職場に多くの人を投入してこういうデメリットを無くすように努めています。

#3 対応力
#2の総合力とリンクしますが、パンフレットにある「お客様のニーズに的確、柔軟、そして迅速にお応えする」には「垣根を取る」ことが必要です。そして「物事には正解が無い」ことを知る必要があります。特定のビジネスの世界において「決める」ということは、いくつかの選択肢の中から「選ぶ」ということですが、考え抜いて選んだ選択肢を採用してもうまくいかないことがあります。それは時間と共に状況が変化するからです。迅速な対応力によりこの変化に立ち向かわなければなりません。この迅速な対応力を実現するため、私の会社では多様化の象徴として役員の多国籍化且つ複数女性役員の登用をすることで議論の活発化を図っています。
対応策として予算とか経営計画を立てる場合、私が以前勤務していた会社では正確性が執拗に求められ、その結果長期間に亘り改訂に次ぐ改訂を強いられ、その間に外部の状況が変わってしまうということがありました。これからは正確性の追求より、覚悟・腹落ち・納得性といったことを重視し、方向性を決めたらそれに向かって集中し、外部環境に応じて柔軟に修正しながら進めることが重要と考えます。
このようなことを実行するために必要なもの、それは知性です。そのために勉強し、知識を増やし、考えて考察することを持続させて下さい。そして感性・五感を磨いて下さい。

#4 挑戦力
当社の製品の1つである水道メーターに関連して役所と付き合いがありますが、従来のメカ式水道メーターからスマートメーターに変える提案をしても、前例が無いとして逡巡されてしまいます。「前例が無い」から挑戦すべきという当社の姿勢に対しても、理解を得るのが難しいので、この分野で有力な競合他社がいないオーストラリアに進出しました。

・P.6~7 事業拠点

これらのページに記載しましたように世界各国に事業拠点を置いており、年間の3/4は海外出張しています。これだけ海外にいると複眼で世の中を見ることが出来るようになり、マスコミやニュースで報道されることは物事の片鱗に過ぎないことが分かります。従って、特に若い学生諸君に言いたいのは、今はひたすら勉強に励み、そして世の中に出たら少しでも外に出て下さいということです。自発的な行動によってその機会を掴んで下さい。私の場合失敗もしましたがそこから多くを学び、取り返して来ました。七転八起ということです。これを行うのは大企業にいては難しいかも知れません。従って自らの力で大きな成果を掴み取ろうと思ったら、大企業に入ったとしても一度外に出てみることを勧めます。大企業でしか得られないものもありますが、外に出て初めて得られるものもあります。失敗することもあるでしょうが、それを通じて視野を広げることが出来るのです。失敗に落胆せずそれに打ち勝つことにより大切な経験を得ることが出来ることを説いた大隈重信の言葉を、恥ずかしながら最近知りました。我々、特にビジネス世界にいる人間はこの言葉を肝に銘じる必要が有ると思います。
私の会社では人事評価において、若い研究・技術職の人に対してはどういう失敗をしたか、そしてそれら失敗から何を学んだかを評価に加味するようにしました。これにより、コストは掛かるようになりましたが社員が失敗から学ぶことを覚えてチャレンジスピリットを醸成し、人が育つようになりました。

会場

<講演の後半>

*新しい分野への取り組みについて

パンフレットの8ページの下方にある「挑戦し続ける技術者集団」という見出しに続く文章の中で、「従来のビジネス領域とはまったく異なる新しい分野への取り組みも進行しています。」と記載しました。新しい分野に進出するために、当社の若い精鋭技術職十数名を集めてブレインストーミングをさせました。4~5回行ったのですが、新しいものは出ず、話が従来の技術に戻っていくような状況でした。理由を考えたのですが、メンバー全員が同類、すなわち同じような社会的バックグラウンドにある人達であることに気付きました。組み合わせを間違えたわけです。対応策として社外からの色々な考えを取り込みました。異なる業界、外国、年配者から若人まで。その結果、予想もしない新しい考えが出て来ました。従来からの組み合わせを変えることによって、初めて新しいアイデアが生まれて来るということです。同時に、前述のように外に出て幅広く物事を見ることが重要です。

*バランスについて

私の会社では新しい分野に挑戦する部署(A)と、既存の事業を担当し利益を生み出す部署(B)があります。そしてこれらの部署の間で摩擦が起きることがあります。部署(A)の幹部はお金を使うばかりで部署(B)に対して申し訳ないと思い、部署(B)の幹部は専ら自らの部署で利益を生み出しているので、部署(A)に対して厳しい態度で迫るといった具合です。大事なのはこれらの間のバランスをとることです。会社にとっては(A)も(B)も必要で、これらのバランスをうまくとることが非常に大切です。そして、もうひとつはこのバランスをとるためのコミュニケーションをスムーズ且つ活発に行う環境を作ることです。トップダウンは時として思考停止を招きます。社内にはこれらの部署の人達が参加する色々な会議があるのですが、私以外役員たちから、これらの会議には出席しないで欲しいと言われました。私が出席すると私が発言の機会を殆ど独占し、他の参加者は私に忖度するから、というのがその理由です。そして、その言葉に従い私が出席しないようにすると色々な意見が出るようになって会議が活発になりました。
私はサミットと呼んでいる最高経営会議には出席しますが、そこでの発言はなるべく控えるようにしてその場の雰囲気を掴み取るようにしています。この「雰囲気」が大事で、海外出張した際も工場の中を歩き回って職場の雰囲気を掴み取り、微妙な変化を察知するようにしています。この「察知する」ことも大事で、かつて私より年上の役員が当時の会長に直接提出していた業務報告書の内容が、業務実態と乖離した美辞麗句となっていることを会長に説明した結果、納得してもらい改善を任されました。社長とは言え現場で働き苦労してきたからこそ分かったことで、先輩格の部下と現場の仲間たちとの間に入って両者間の相互理解を良好なものにすることが出来ました。ということで、現場の重要性を強く訴えたいと思います。最近大企業が起こしている品質問題の原因は、決定権を持った人が現場をよく見ていない或いは実情を知らないからです。何故かというと企業が大き過ぎるからです。大き過ぎる故に、変化に対応出来ないのです。会社は絶対にこのようになってはならないと考えます。私はこの現象を環境変化に対応できずに滅んだ恐竜を例にとって社員たちにしばしば説明します。現在私はこの会社をこれ以上大きくするつもりはない考えを持っています。ガバナンスが効かなくなる恐れがあるからです。これが正解かどうか分かりませんが、当面この方針で行ってみようと思います。なお、最後の海外進出先としてヨーロッパのスペインを選び、本年2019年初頭に工場を立ち上げました。意識している顧客の一つにBoschという会社がドイツにあるのですが、進出先としてはスペインを選びました。理由として、ヨーロッパにある先進国と比較して忘れられたような国ではあるのですが、物造りに興味があって芸術的センスを有する人財が豊富であること、また日系を含めて競合他社が見当たらないことでした。進出して間もないですが、多数の引き合いがあります。

<まとめ>

会社の規模の拡大としてはスペインが最後であり、これからは中身を充実していきます。中身とは人財育成、Culture変化、そしてInnovationです。このInnovationの中で今回、西出先生、本間先生、そして後輩の宮武先生とのお付き合いを通して母校と関わることが出来、こんな嬉しいことはありません。そして、今回の私の講演から学生諸君が何か得ることが出来れば、それは私の最大の喜びです。また、学生諸君の中に将来に対する展望みたいなものが少しでも芽生えてくれたら、それも私の喜びです。
以上で私の講義とさせて頂きます。有難う御座いました。

時間的な制約から、質問を1件だけ受付けました。

<質問>

新規事業への挑戦のため外に出て行くことと規模を大きくすることとは関連性があるように思えるのですが、この点はどのように考えたら宜しいでしょうか。

Floorからの質問

<回答>

私の会社の、既存の技術による売り上げを仮に100とすると、これが80、70、60と段々減少して行きます。例えば3-D Printingという技術が拡大しつつあり、形状のみを考慮した製品において売り上げを伸ばしています。一方、私の会社で従来から行っている射出成形は製品の機能や精度を追及した技術ですが、製品の売り上げは減少しています。この減少した10、20、30の部分を新しいものに置き換えて、売り上げの100を維持しようということです。これが正解かどうかは分かりません。規模を大きくすることを全否定しているわけではありませんが、私の会社の実情や外部の環境を考慮して現在はこのような方針を採っているということです。

質問に答える山本社長

講演の中で参照された会社案内パンフレットは、電子ファイル化されて応用化学会HPの中の「資料庫」(パスワードが必要です)に交流講演会資料(講演会第34回)として格納されています。是非ご覧下さい。

【懇親会】

講演会終了後、会場を56号館地下1階理工カフェテリアに移して懇親会が開催されました。
参加者;教員・OB/OG・講演会関係者36名、学生27名、合計63名
交流委員会鈴木委員の司会のもと、応用化学会濱副会長の挨拶、続いて安達副会長の挨拶と乾杯のご発声の後、懇親会が始まりました。

今回の講師である山本社長は積極的に学生の輪の中に入り、熱い懇談の場となりました。学生にとって講演会では聞くことが出来なかった山本社長のご経験やお考えを直接聞くことが出来、今後の進路を考える上で大変貴重な機会になったのではないかと思います。

学生に囲まれる山本社長

今回も早大応援部学生に懇親会場でのパフォーマンスをお願いし、懇親会後半に校歌、エールで参加者が声を合わせ、応化会の団結を確認し今後益々の発展を誓いました。

校歌斉唱

そして橋本副会長の中締めと閉会の挨拶に続いて、学部生部会 岡 部会長の一本締めにて解散となりました。

講演会・懇親会のスナップ写真は下のボタンをクリックしてご覧ください。

以上

(文責:交流委員会)

応化展見学報告(第66回理工展)

投稿:交流委員 加来 恭彦

2019年11月2,3日、第66回理工展の展示の一部として応化展も開催されました。会場は54号館102、56号館5階実験室、模擬店6の三か所です。

54号館1階では応用化学科を紹介するブースとして、学部生の授業で使用される一般化学、有機化学などの紹介や学生実験の内容説明、カードゲームなどのイベントに加えて、学生生活や研究室紹介などが展示されており受験を控える高校生など、多くの人で賑わっておりました。


無機化学の研究室で有機化学や高分子化学を取り入れたり、高分子化学で電気化学のノウハウを使ったり、触媒化学に無機化学で研究されていたアイデアを応用したりとそれぞれの分野での垣根がなく幅広いナレッジの融合が進んでいることが分かります。

来場される高校生がイメージ出来るような説明もお願いできればさらに視線をくぎ付けに出来るかも知れませんね。


これからを背負って立つ才能多き人材です。

それにしても机に並んでいる教科書群ですが、現在使われているアトキンスの物理化学の教科書が文字の羅列ではなく複色刷りの工夫された読みやすい教科書になっていることに驚きでした。

 

また、56号館5階の学生実験室では

  • 「芳香剤を作ろう」
  • 「電気を通すプラスチックを作ろう」
  • 「アントシアニンで考える色とは」
  • 「人工イクラでスノードームを作ろう」

の4つのテーマでの実験展示が行われていました。

 

 

 

 

日常生活で普遍的に使用されている吸水性高分子にアロマオイルを加えてゲル化させる実験など体験型の展示や共有系高分子による電子の保持、またpHを調節することで色の変化を見るなど多種多様な実験に多くの来場者が列を作って貴重な体験をされていたかと思います。

電気を通すプラスチックはポリアニリンを使用した実験でした。ポリチオフェン系とともに製膜性にも優れたポリアニリンを使用することで視覚的な効果も上げていましたし、また電気を通すだけでなくボーイング787にも採用された航空機用電子カーテンに使われるエレクトロクロミックの説明も秀逸でした。

展示の妨げにならないように一部の写真しか撮れず今日まで準備に努力してきたスタッフ全員を紹介することが出来ず申し訳ありません。
応化展は学部生が準備してきた成果を発表する機会であると同時に一般の方が科学に興味を持ってもらう場を提供する意味でも貴重なもので基礎研究からその応用まで各研究室のサポートも欠かせません。研究室と学部生の近い距離間を維持しながら今後もクオリティの高い展示を継続して頂ければと思います。
なお、応化展には応化会や理工展からの補助も出ているとのことですが、学生さんがプレゼンをする機会を得るという意味でも教育的見地から意義のある企画だと思います。応化会費が有効に使われている一例であるとともに、予算としてもより充実してくれるとさらにプレゼンの選択肢が増えるものと期待します。

 

応用化学会による学生企画フォーラム2019のご案内(第二報)

 

 

早稲田大学応用化学会 学生委員会委員長 神守広一郎(修士1年)
学生委員会学部生部会部会長 岡康太(学部3年)

昨年、JXTGエネルギー様をお招きし催した第四回学生企画フォーラムに引き続き、今年も学生委員会が企画し、運営するフォーラムを開催することとなりました。その第五回目として、ライオン様の絶大なるご協力のもと、下記の通り開催いたしますので、多数ご参加をお願いいたします。

<正会員の皆様へ>
学生企画というイベントではありますが、是非昨年度と同様、日頃より学生委員会にご支援いただいております多くのOB、OGの皆様に参加していただきたいと思っております。

<学生会員の皆様へ>
 本講演会は、応用化学科が標榜する「役立つ化学、役立てる化学」を、身近な企業から学んでいただけると思います。また、会社で現役で働いている先輩の生の声を聞くことができますので、今後の学生生活のモチベーション向上や進路選択および将来設計の助けになることを期待しております。是非、ご参加ください!

1, 講師

 講師1:仲田 篤史 氏

         「日用品メーカーの製品開発と大学での学びとの繋がり」

2013年 早稲田大学大学院 応用化学専攻修了(菅原研究室)
2013年 ライオン株式会社 入社
2013年 研究開発本部 リビングケア研究所
2019年 研究開発本部 戦略統括部
現在に至る

  講師2:西山 美香子 氏

          「合成からパッケージ開発まで ~12年目を迎えたワークライフバランス~」

2008年 早稲田大学大学院 応用化学専攻修了(黒田研究室)
2008年 ライオン株式会社入社
2008年 研究開発本部 プロセス開発研究所
2012年 研究開発本部 オーラルケア研究所
2015年 研究開発本部 包装・容器技術研究所
2018年 生産技術研究本部 容器・包装技術研究所
 現在に至る

2. 日程・開催場所

2019年12月7日(土) 早稲田大学西早稲田キャンパス 52号館 52-102

3. 時間

14:30-15:00 受付
15:00-15:10 会社概要説明
15:15-15:50 第一講演者講演
16:00-16:35 第二講演者講演
16:45-17:15 社員の方によるパネルディスカッション
17:30-19:00 懇親会

4.懇親会

・会場:63号館1階ロームスクウェア
・会費:3000円、学生会員は無料

準備の都合上、来る11月29日(金)までに申し込み願います。
上記期日以降の申し込みですと名札を準備できない可能性もございますので、ご了承ください。

以上

若手会員部会 交流会開催のご案内

 

 

令和元年10月19日 (土)
新制57回 米山 依慶

 

早稲田応用化学会では、これまでに応用化学科の学部を卒業後15年までのOBOGで集結した『若手会員部会』を発足し、学生が企画する各イベントへ参画することで、学生との連携を図って参りました。本年度は、初の試みとして、『若手会員部会』のみで集結することで、若手OBOG同士の交流を深め、今後の早稲田応用化学会の更なる発展を促進させる目的で、若手会員部会独自の交流会を以下の通り開催する予定です。

  • 日時 : 令和元年11月9日 (土) 16時30分~20時頃 (予定)
  • 場所 : 早稲田大学西早稲田キャンパス  56号館 理工カフェテリア
  • 対象 : 新制57回~新制69回 応用化学科卒業生
               ※ 上記のように規定しておりますが、厳密に卒業年次は問いません。
                       近い代の方のご参加も、心よりお待ちしております。

  • イベント内容
          16時受付開始
    1. 講師を招いたご講演 (16:30~17:15)
       講師:新制53回 澤村 健一 様(菊地・松方研究室 博士修了)
       現職:イーセップ(株)代表取締役社長、応化会関西支部(早桜会)事務局長
       テーマ:応化専門性と人的ネットワークを活用した若手キャリアアップの実践
    2. グループディスカッション (17:30~18:15)
         ※テーマは当日発表致します。
    3.  懇親会 (18:30~20:00)

 

  • 特記事項
    • 当日は、カジュアルな服装でお越し下さい。
    • 事前に準備戴くものは御座いません。
    • 参加費は無料です。

ご参加ご希望の方は、下記ボタンをクリックし必要事項記入の上お申し込み下さい。

 

皆さまのご参加をお待ちしております。

以上

2019年度学生工場見学報告

2019年9月19日開催
応用科学科 B2担任准教授 細川 誠二郎
教授 門間 聰之
教授 野田 優
応用化学会 交流委員長 椎名 聡
交流副委員長 関谷 紘一(記)

 

1.見学趣旨

大学側の教育行事として、応化学生に対し学部1、2年生を対象に、工場・研究所見学を催行し、企業の製造、生産管理、研究開発等の実態を学ばせ、今後の勉学への動機付を行うことを目的とします。開催時期は夏休み中の後半の平日とし、西早稲田キャンパスから日帰りで往復可能な地区の企業事業所・工場・研究所を対象とします。昨年は神奈川横浜・厚木地区でしたが、今年は川崎・足柄地区を選定しました。本企画の主管は教室、交流委員は支援。見学は先生が引率、交流委員は同伴。
(見学学生対象者は昨年までB2に限定していましたが、今年はB1も含めることを3月度教室会議で了承されました。)

2.開催日時

    • 9月19日(木)

07:45     西早稲田、理工キャンパス63号館ロームスクエア前集合
08:00     バスに乗車・出発
18:45     理工キャンパス帰着・解散(バス内でアンケート記入、下車時回収) 

3.参加者

    • 応用化学科学生B2学生26名、B1学生14名、合計40名、引率・同伴者5名、合計45名
    • 引率教員 下記担任教員及び指導教員が引率
      B2 担任 細川誠 二郎准教授 及び 門間 聰之教授、野田 優教授 以上3名
      同伴交流委員 椎名 聡交流委員長(新36、日本航空)、関谷 紘一交流副委員長(新18、元昭和電工)、以上2名

4.見学先 (川崎・足柄地区)

 AM エリーパワー株式会社 川崎事業所(川崎区水江町)

    • 住所 〒210-0866 神奈川県川崎市川崎区水江町4-7  電話: 044-276-8113
    • 事業内容:家庭用及び産業用の大型リチウムイオン電池および蓄電システムの開発、製造、販売
    • 施設内容:当該事業所は該社の唯一の同上製品の生産工場

 PM テルモ株式会社 テルモ湘南センター内 テルモメディカルプラネックス (足柄)

    • 住所 〒259-0151 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 電話: 0465-81-4112(代) 
    • 事業内容:テルモは「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、3つのカンパニー(①心臓血管カンパニー、②ホスピタルカンパニー、③血液システムカンパニー)と7つ事業領域(①-1TIS事業・①-2ニューロバスキュラー事業・①-3カーディオバスキュラー事業・①-4血管事業、②-1ホスピタルシステム事業・②-2アライアンス事業、③血液システムカンパニー)を展開し、世界の医療現場と患者により良い製品とサービスを提供するために取り組んでいる。安全性や使いやすさを向上させる改良と改善、適正な使用のためのトレーニングの実施、また、医療現場全体の課題に応えられるようなシステムの提案などを通じて、医療の質の向上を追求している。
    • 施設内容:医療現場と同様の手術室やカテーテル室、模擬病室を有する総合医療トレーニング施設。該社製品の使用方法および使用手技の習熟のみならず、医師、看護師など医療従事者の技術向上の支援、顧客ニーズを取り入れた製品開発を進めるための環境・機能を整備している。

5.見学スケジュール

9:10      エリーパワー株式会社川崎事業所(川崎区水江町) 到着
9:10〜9:20   入場・会場誘導
9:20〜9:40   見学オリエンテーション(スケジュール/会社説明/工程説明)
9:40〜10:40   工場見学(2班に分かれて)
・定置用大型リチウムイオン電池工場見学
・停電&蓄電体験ルーム&同社電池の安全性試験見学
10:40〜11:10 早稲田応化を含むOB及び若手社員の方のご挨拶と簡単な業務説明 、及び同社副社長 河上様による該社事業と川崎事業所設備の概要説明

同社出席者(代表取締役副社長執行役員兼CTO 河上清源様*、常務執行役員 今井敏博様(応物OB)、上席執行役員 千葉道郎様、川崎業務部 長藤井康德様、生産技術部 中田様(応化OB)*、國宗様(総合機械OB)*、若手社員3名、人事部次長 玉井亜以子様*、浅井美玖様 (事務局)、以上11名、*印はコメンテーター)

11:10〜12:00 昼食
  ・テーブルに応化学生6名着席
  → 各テーブルに同社社員が1名以上着席し、食事をしながら会話を交わす形式

12:00〜12:15 クロージング、事務所前で集合記念写真撮影

 

12:15        バスに誘導、乗車、テルモ研究開発センター・テルモメディカルプラネックス(足柄)へ向け出発

13:45      テルモ湘南センター内 テルモメディカルプラネックス(足柄) 到着
13:45〜14:00 会場入室、企業及び施設概要説明、見学にあたりスケジュール、注意事項等説明
14:00〜16:00 施設見学・医療体験・最後に集合写真撮影

      プログラムは3グループに分かれて実施

16:00〜16:50 早稲田応化OBを含む先輩社員の方の業務紹介

 同社出席者(テルモメディカルプラネックス・シニアアドバイザー 黒田慎一郎様(応化OB新27回)*、研究開発推進部課長代理兼人事企画採用育成チームリーダー 北村隆始様、ホスピタルカンパニークリニカルサポート部エデュケーションプランニングチーム兼 テルモメディカルプラネックス主任 渡邊憲一様、評価センター 山口高輝様(電気情報生命・高松研、2015入社)*、コーポレートR&Dセンター 杉浦圭一様(2006教育学部生物学卒、2008理工学研究科生命理工専攻・加藤尚志研)*、研究開発推進部 人材育成チーム 綿奈部悠子様*、今泉夏香様*、以上7名、*印はコメンテーター)

16:50〜17:00 質疑応答
17:00〜17:10  バスに乗車・出発
18:45     西早稲田キャンパスに帰還、解散

  1. 見学後記
  • 今年は参加募集対象学生を昨年までのB2限定からB1及びB2に広げたこともあり、学生参加人数は昨年のB2生20名から40名(B1生14名、B2生26名)と大幅に増加しました。
  • エリーパワー川崎事業所、テルモ湘南センター内テルモメディカルプラネックス(足柄)とも見学受け入れには慣れており、かつ事前に当方の学生見学主旨を理解されており、両社の今回の見学ご担当(エリーパワー 玉井亜以子氏、テルモ 今泉夏香氏)はともに該社のご説明者を適切に人選され、会社及び当該事業所の概要説明、見学時の解説、見学終了後の両社技術者の方の業務歴説明も学部1年生、2年生に対し分かりやすい説明をされていました。
  • エリーパワー(川崎)では完全自動化された設備で、水分露点が厳しく管理された条件で、ほぼ無人製造ラインでリチウムイオン電池が製造、パッケージ化される工程を見学でき、事前に行きのバスの中で門間先生よりリチウムイオン電池の製造ラインの使命を制するのは水分濃度を下げること・露点を厳しく管理することとのアドバイス・講義を受けていた学生は、現実の製造ラインを見て納得したものと思われます。
  • 見学終了後のエリーパワー副社長 河上清源氏の、同社の創業、開発から大型リチウムイオン電池製造への経緯の説明で、当初の失敗体験、安全なリチウムイオン電池の製品化に注力し、他社や海外製品に対し優位な立場で事業展開できている等の内容は、学生に取っても大いに参考になったと思われます。
  • テルモメディカルプラネックス(足柄)では3班に分かれて医療現場と同様の手術室やカテーテル室、模擬病室等を見学し、実際の医療機器や医療治具がどの様に使用・操作されているかを確認した後、学生がカテーテル操作で模擬心臓冠動脈・脳冠動脈の梗塞部位をステントで拡大する体験と模擬上腕静脈から注射針で採血する体験ができ、学生に取って興味深い場になったと思われます。
  • 見学終了後のテルモシニアアドバイザー 黒田慎一郎氏(応化OB新27・高分子化学)の学生時代の研究と過ごし方、テルモ入社後の研究開発(血液分離技術)、米国駐在、研究開発・マーケティング、米国駐在、マーケティングに至る経緯でテルモでの業務を通じての経験談は学生に取って大いに参考になったと思われます。特に同氏が2008年~2018年に携わった血液バッグの開発から上市までの経緯で、市場開発→FS→製品開発→臨床試験→薬事申請→生産設計→量産化/製造→販売までのステップを通じ取り組んだ姿勢は参考になったと思います。
  • 但し、今回の見学では企業側の説明、レクチャーに時間が取られ、質疑応答の時間が殆ど取れなかったのは、学生に取って残念でした。
  • 帰りのバスで学生から回収した今回の見学会のアンケート結果も、見学会については実施方法、開催時期、見学先の選定、内容とも概ね好評であり、今後も継続を希望しております。今後の見学先の希望は総合化学(58%)、化粧品(35%)、鉄鋼金属(23%)、食品関係(23%)の順となっています。
  • 今回は参加募集学生対象をB1及びB2に広げ、参加学生が40名(当初申し込みは46名)に達したので、来年以降も対象学生はB1及びB2にしたいと思います。

 

  以上

(文責:交流委員会)

「先輩からのメッセージ2020」の開催日程のお知らせ

「先輩からのメッセージ2020」の開催日程

                        早稲田応用化学会 交流委員会

 「先輩からのメッセージ」は、学生諸君の企業への理解を深める時期が余裕をもって確保できるよう、開催日を2020年1月18日(土)とし、会場もこれまでと同じく西早稲田キャンパス内で諸準備を進めております。
 学生諸君には参加へ向けてのスケジュール調整をお願いいたします。当日は「企業ガイダンス」ホームページ掲載中の日本を代表する化学系を中心とした約60社に在籍されている応化OB・OGの皆様に日常の仕事や自身の転勤・異動経験等を学部学生でも理解できるように紹介していただきます。また、終了後には講演頂いた先輩およびご同行の皆様を囲んでの懇談会を開催し、その場で学生諸君の疑問や不安について適切なアドバイスがいただけますので、将来の進路決定にも必ず役立つものと確信しております。
 詳細な内容ならびに参加の申し込みは、改めて12月上旬にホームページおよびメールマガジンにてご案内いたします。

1.日 時 2020年1月18日(土)
2.会 場 西早稲田キャンパス54号館 
3.内 容 学生受付:12:00~   (予定)【54号館101教室】
      講演会 :12:30~18:15(予定)【54号館2~3F教室】
      懇談会 :18:30~20:00(予定)【63号館1Fロームスクエア】
4.対象学生 学部生、大学院生(修士、博士、一貫制博士)およびポスドク
      (進路決定を間近に控えた学部3年、修士1年、博士、一貫制博士課程修了予定者およびポスドクを主体としていますが、将来へ備えての学部1・2・4年生、修士2年生の 参加も大歓迎です。)
5.対象学科 応用化学科および応用化学専攻、化学・生命化学科および専攻、生命医科学科および専攻、ナノ理工学専攻、生命理工学専攻等
      (その他学部・研究科・学科・専攻を問いません。)
6.お問合せ 本件に関する問い合わせ・要望等は下記の専用アドレスまでお願いいたします。
       guidance@waseda-oukakai.gr.jp

応用化学会による学生企画フォーラム2019のご案内

 

 

早稲田大学応用化学会 学生委員会委員長 神守広一郎(修士1年)
学生委員会学部生部会部会長 岡康太(学部3年)

昨年、JXTGエネルギー様をお招きし催した第四回学生企画フォーラムに引き続き、今年も学生委員会が企画し、運営するフォーラムを開催することとなりました。その第五回目として、ライオン様の絶大なるご協力のもと、下記の通り開催いたしますので、多数ご参加をお願いいたします。

<正会員の皆様へ>
学生企画というイベントではありますが、是非昨年度と同様、日頃より学生委員会にご支援いただいております多くのOB、OGの皆様に参加していただきたいと思っております。

<学生会員の皆様へ>
 本講演会は、応用化学科が標榜する「役立つ化学、役立てる化学」を、身近な企業から学んでいただけると思います。また、会社で現役で働いている先輩の生の声を聞くことができますので、今後の学生生活のモチベーション向上や進路選択および将来設計の助けになることを期待しております。是非、ご参加ください!

1, 講師

 講師1:仲田 篤史 氏

2013年 早稲田大学大学院 応用化学専攻修了(菅原研究室)
2013年 ライオン株式会社 入社
2013年 研究開発本部 リビングケア研究所
2019年 研究開発本部 戦略統括部
現在に至る

  講師2:西山 美香子 氏

2008年 早稲田大学大学院 応用化学専攻修了(黒田研究室)
2008年 ライオン株式会社入社
2008年 研究開発本部 プロセス開発研究所
2012年 研究開発本部 オーラルケア研究所
2015年 研究開発本部 包装・容器技術研究所
2018年 生産技術研究本部 容器・包装技術研究所
 現在に至る

2. 日程・開催場所

2019年12月7日(土) 早稲田大学西早稲田キャンパス 52号館 52-102

3. 時間

14:30-15:00 受付
15:00-15:10 会社概要説明
15:15-15:50 第一講演者講演
16:00-16:35 第二講演者講演
16:45-17:15 社員の方によるパネルディスカッション
17:30-19:00 懇親会

4.懇親会

・会場:63号館1階ロームスクウェア
・会費:3000円、学生会員は無料

準備の都合上、来る11月29日(金)までに申し込み願います。
上記期日以降の申し込みですと名札を準備できない可能性もございますので、ご了承ください。

以上

関西支部(早桜会)第11回早桜会講演会報告

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第11回早桜会講演会を2019年9月28日(土)15時~17時、中央電気倶楽部(大阪堂島浜)にて開催しました。

今回の講師は企業技術者・管理者としてご活躍中の原 敬 氏(新36回平田研 JXTGエネルギー(株)執行役員 根岸製油所長 )で「石油精製技術の歴史と今後の展望」と題してご講演頂きました。

 

石油精製の初期から現在に至るまでの製品の高品質化・高付加価値化を目指した技術革新の歴史、AI・ビッグデータなど周辺技術の活用が進んだ今後の石油精製、更には原油の用途開発、原油価格、シェールガス・オイルの復権、原油市場の変化など、多角的な視野で分かり易く解説頂きました。参加者からもCO2・エネルギー資源問題から人事、安全管理、教育など多岐にわたる内容で活発に意見が交わされ、大変盛況でした。
 講演会終了後は中央電気クラブ特別食堂にて懇親を深め、大変有意義な懇話会となりました。

出席者:津田實(新7回)、井上征四郎(新12回)、市橋宏(新17回)、田中航次(新17回)、岡野泰則(新33回)、斎藤幸一(新33回)、原 敬(新36回)、脇田克也(新36回)、高田隆裕(新37回)、古谷敦(新38回)、工藤周三(新39回)、高島圭介(新48回)、遠藤文子(新50回)、數田昭典(新51回)、澤村健一(新53年)、本田裕樹(新57回)、陳鴻(新59回)、古田武史(新61回)、桜井沙織(新64回)(文責 新53回 澤村)


「早稲田地球再生塾(WERS)第4回勉強会」のお知らせ

早稲田地球再生塾(WERS)第4回勉強会
「誰も置き去りにしない防災・復興」

日時:2019年11月12日(火)14:00~17:20(開場13:30)
場所:早稲田大学西早稲田キャンパス55号館 N棟1階 大会議室

勉強会では4つの講演及びパネルディスカッションが行われます。
内容及びその詳細、また参加申込み申請フォームは下記のURLをご参照ください。  
  https://www.waseda.jp/fsci/wise/news/2019/09/27/3102/

     会場の都合上、定員に達した時点で受付終了となります。

以上

お問い合わせ:早稲田大学理工学術院総合研究所
早稲田地球再生塾(WERS)事務局 wers@list.waseda.jp