2022年9月10日(土)15:00~17:10 (Zoomによるリモート開催)
講演テーマ;『カーボンニュートラルについて』
講演者;
【講演第一部】宍戸圭介氏 デロイト トーマツ グループ マネジャー
演題;『サステナビリティとは何か』
副題;「日本のカーボンニュートラル」
【講演第二部】望月浩二氏 ドイツ(欧州)環境規制調査
演題;『サステーナブルな世界に向けて』
副題;「ドイツのカーボンニュートラル」
講演者略歴
宍戸圭介氏
2007年 早稲田大学 理工学部 応用化学科 卒業(新制57回、酒井・小堀研究室)
2009年 早稲田大学 大学院 先進理工学研究科 応用化学専攻 修了(酒井・小堀研究室)
2009年 サントリーホールディングス(株)入社
・国内外の環境戦略立案、再生可能エネルギー導入,オペレーション改善等のプロジェクトマネジメントに従事
2018年 米州立ノースカロライナ大学チャペルヒル校 フルタイムMBA 入学
・コペンハーゲンビジネススクールに交換留学(半年)
・マッキンゼー・アンド・カンパニー、ヤンセンファーマにてインターン実施
2020年 米州立ノースカロライナ大学チャペルヒル校 フルタイムMBA 卒業
2020年 監査法人トーマツ ESG・統合報告グループに入所
・主に国内外のコンシューマー、パブリックセクター分野において、環境・戦略分野を中心としたESGに関するアドバイザリー業務を実施
・社内ベンチャーのコアメンバーとして、カーボンニュートラルに向けた技術の社会実装を目指すための技術リスト作成や関連プロジェクトの組成、執筆・講演活動を兼務
望月浩二氏
1969年 早稲田大学 理工学部 応用物理学科 卒業
卒業後、企業内でエンジニアとして品質管理および研究・開発の業務に8年間、従事した後、退職してドイツに移住。1991年以来、ドイツおよび欧州の環境規制の調査・コンサルティング業に従事。毎年一時帰国して企業、大学、学会、市民団体などのために報告講演を実施。ドイツのケルン市在住。
はじめに
今回は、リモート方式による交流会講演会として開催致しました。
参加者:98名(卒業生87名[講演者、先生を含む]、在校生11名)
本講演会には早稲田応用化学会の元会長である西出名誉教授、並びに橋本副会長にもご参加頂き、それぞれ開会と閉会のご挨拶を頂きました。
講演会開会前に、聴講者への依頼事項等をスライドショウで流しましたが、今回はそれに加えて早稲田大学のカーボンニュートラル宣言に関連する下記の方々のお話を放映しました。
田中総長⇒ https://www.youtube.com/embed/frc_Kj8zDpk?autoplay=1
政治経済学術院 有村 俊秀教授⇒
https://www.youtube.com/embed/2m4Gx_4Ti64?autoplay=1
理工学術院 応用化学科 関根 泰教授⇒
https://www.youtube.com/embed/Ei4jL3T8sPM?autoplay=1
定刻になり、まず椎名交流委員長による開会宣言、視聴に当たっての依頼事項、及び講演者の略歴紹介が行われました。特に今回は講演者をお二人お招きし、第二部の講演者である望月浩二氏はドイツのケルン市在住で、交流会講演会の講演者として初めて海外から遠隔で参加される旨の紹介がありました。引き続き、早稲田応用化学会の元会長である西出名誉教授から開会のご挨拶を頂きました。
西出名誉教授のご挨拶 ⇒こちら
続いて講演が始まりました。
なお、本講演会におきまして講演者が作成し、説明のために使用されましたプレゼンテーションファイルが応化会HP内の資料庫に格納されています。詳細はこちらのファイルをご覧下さい。(閲覧には資料庫のパスワードが必要です。) 資料庫⇒こちら
【講演第一部】
宍戸圭介氏 『サステナビリティとは何か』 ~ 「日本のカーボンニュートラル」
本講演の要約
1.サステナビリティに関するトピックは、グローバルアジェンダとして重要性が増している。
2.日本においてもサステナビリティ、特に気候変動分野でのコミットメントが高まっており、産官学が協働してカーボンニュートラルを目指すことが求められる。
3.カーボンニュートラル達成のためには種々のアプローチが必要であり、応用化学会の皆様の知見や経験が大いに生かされることが期待できる。
本講演の概要について⇒こちら
【講演第二部】
望月浩二氏 『サステーナブルな世界に向けて』 ~ 「ドイツのカーボンニュートラル」
講演は次のテーマに従って順に行われました。
①ドイツ国民の環境意識
②サステナビリティの重要な要素としてのカーボンニュートラル
③カーボンニュートラルの2050年実現を目指すドイツの取り組み
④カーボンニュートラルとリサイクル
本講演の概要について⇒こちら
講師お二人の講演の後、質疑応答が行われました。
質疑応答の概要について⇒こちら
最後に、早稲田応用化学会の橋本副会長から閉会のご挨拶を頂きました。
橋本副会長のご挨拶 ⇒こちら
椎名交流委員長より
最後に椎名交流委員長から下記の2点についてお願いがあった後、本日ご講演いただいた宍戸様、望月様およびご参加いただいた多くの会員の皆様への感謝の言葉をもって閉会宣言となりました
1.講演者へのフィードバックならびに次回の講演会企画の参考とするため、メール配信されるアンケートへの回答のお願い
2.2023年5月20日(土)に開催される早稲田応用化学会100周年記念事業について、大隈記念小講堂における田中総長の記念講演ならびに記念祝賀会への参加、早稲田応用化学会給付奨学金への寄付協力のお願い
<ご参考>懇談会(17:15~18:00) ⇒こちら
――― 以上 ―――
(文責;交流委員会)