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「2024年度第2回先輩博士からのメッセージ」開催報告

【イベント名】

2024年度第2回先輩博士からのメッセージ

【イベント詳細】

開催日時:2024年12月14日(土)

開催場所:西早稲田キャンパス63号館202室+63号館ロームスクエア

開催形式:対面開催

14:00~14:05;開会挨拶

14:05~15:05;パネルディスカッション

15:15~15:55;座談会(20分×2セット)

16:00~16:10;応化及び応化会関連の奨学金説明

16:30~17:55;懇親会(飲食あり)

17:55~18:00;閉会挨拶

本年度7月に実施した「2024年度第1回先輩博士からのメッセージ」に引き続き、対面開催となった。今回は学位取得後、企業やアカデミアにて活躍されている博士OBOGから博士後期課程学生までの幅広い年代層の方々にパネリストとして参加いただき、アカデミアと企業の違い、博士号取得後のキャリア、博士後期課程での生活などに関するパネルディスカッションを実施した。特に、博士取得後10年程度の博士OBOGにもパネリストを依頼し、博士号取得により得られた経験を語っていただいた。

また、座談会では、参加者を学部~修士学生、及び現役博士学生〜博士OBOGを交えた少人数のグループに分け、パネルディスカッションに関わる質疑応答や意見交換の場として各グループで交流を深めた。加えて、懇親会では様々な立場の学生・博士OBOG間の交流をさらに深め、自由に懇談いただいた。参加者は、学生・博士OBOG・応化会関係者合わせて60名程度の参加となり、盛会に終わった。

開会挨拶: 原 副会長:

原 副会長

応化会の役割として、OBOG間の親睦の深化と、学生や若手OBOGのキャリア形成の支援がある。今回は学生の皆さんのキャリア形成の支援を目的として企画した。先週のイベント(先輩からのメッセージ2024)では、そのキャリアパスの一つとして企業に就職したOBOGに発表頂いたが、今回は博士進学の実際を知ってもらうために博士OBOG及び現役博士学生を交えたパネルディスカッションとなっている。積極的な参加を通じて、今後のキャリア形成の参考にしてほしい。

パネルディスカッション:

今回、企業・アカデミアからの博士OBOG及び現役博士学生を含めた6名のパネリストの方々に自己紹介いただいた後、事前アンケートで挙がったテーマを中心にファシリテーター(米久田康智 応化会給付奨学金推薦委員会副委員長)から質問する形式でパネルディスカッションを行った。

米久田 応化会給付奨学金推薦委員会副委員長

パネリスト:

田中 学さん
西出研究室(高分子化学部門)博士修了
東京都立大学 都市環境学部 環境応用化学科 准教授

宮坂(柘植)悦子さん
平沢研究室(化学工学部門)博士修了
三菱ケミカル株式会社

渡辺 光亮さん
関根研究室(触媒化学部門)
博士後期課程2年

吉岡 育哲さん
桐村研究室(応用生物化学部門)博士修了
千葉大学 真菌医学研究センター 特任研究員

佐藤 陽日さん
細川研究室(有機合成化学部門)博士修了
三井化学株式会社

久保 真之さん
山口研究室(有機合成化学部門)
博士後期課程2年

アカデミアと企業の違い:

田中さん: (企業は経験していないが)アカデミアと企業を二分しがちな人が多いように思う。しかし、両者の違いは小さいのではないかと感じることが多い。教え子の一人は博士から化学系企業、その後ベンチャーキャピタル、そして金融機関へと転職した学生もいる。柔軟に進路の転換ができるという印象。

宮坂さん: (アカデミアは経験していないが)違いは主に2つあると考えている。

1) 企業はデータの秘匿性が高いため、企業に入らないと実際の現場を見ることができない

2) 企業では様々な役割を持つことになるため、専門以外の分野を広げていくことになる ということがアカデミアと違った企業での博士の働き方である。

渡辺さん: (修士2年のタイミングでは)もともと企業に就職しようとしていたが、卒業直前に成果を残すには時間が足りない、もっと自身の研究を突き詰めたい、と思い博士進学した。現在は自分が得たものがどのように生かされるのかを見るために企業に進もうと考えている。

博士取得後のキャリアについて:

佐藤さん: 企業に入った後は、専門に近いところから遠いところまで様々なことを経験し、現在は希望したテーマに関わる事業の立ち上げを行っている。希望した仕事にアサインしてもらえたのは博士号があったからこそ。即戦力としてみなされているためだと思う。新たな事業にアサインをもらえているのは、多くが博士卒の社員と思う。

吉岡さん: (出身研究室である)桐村研では、カビの遺伝子を組み替えて機能を付与する研究をしていた。現在の研究室にはカビの取り扱いに習熟していることに加え、持っているスキルの珍しさもあって採用された。現在も国内外問わず、多くの先生と知り合うことで、やること·できることがどんどん増えていっている。

久保さん: 海外留学先の研究室では博士号取得が前提であった。アメリカではアカデミアか企業かといった、二分化されたキャリアだけではなく、ベンチャーキャピタルへの就職も選択肢としてあり、進路は多様である。そのような経験から、博士後期課程で選択に時間を掛けられ、キャリアパスが広がることを、留学を通し実感した。

博士後期課程での生活:

田中さん: 自身の学生時代もかなりみっちりと研究をしていた。ただ、現在指導している博士学生の2/3はライフワークバランスを考えた研究生活を送っている。全員が朝から晩まで実験をしているわけではない。

宮坂さん: 朝早くから夕食まで後輩とともに実験·ディスカッションを行い、夕食後は中央図書館にて夜12時までデータ整理や論文執筆を行っていた。

久保さん: 研究へのモチベーションは3つある。まずは学部時代、修士時代には気づかなかったが、研究室で自由に実験できるということのありがたさを感じている。また、有機合成化学特有の予想外が起こる部分を面白く感じている。さらに、留学·学会などにおける他の研究者との交流を通して研究の学術的意義を感じるようになった。現在は研究内容で自分を知ってもらえるようになりたいと思い研究している。

渡辺さん: 朝10時から10~12時間ほどはラボにいる。これを週6日行っている。実験をしてから、結果を資料にまとめ今後の計画を立てる。他の博士学生及び講師と得られたデータについて毎日ディスカッションしている。このディスカッションのおかげで広い視野で客観的にデータを評価できていると感じている。

学費や生活費:

田中さん: 日本学術振興会特別研究員であり、自分ですべて賄えていた。今は奨学金が充実しており、取得率が高くなってきている印象。

久保さん: 現在W-SPRINGと里見奨学金を受給しており、一人暮らしをしつつ、不自由なく研究もできている。

渡辺さん: 現在一人暮らしをしているが、アルバイトなしでも不自由ない生活が送れている。

海外での活動について(留学や国際学会):

田中さん: 博士後期課程に進んだ最大のモチベーションは海外に行けるということ。留学はポスドクで1年半、研究休暇期間で半年渡米した。教え子の一人は3ヶ月間海外に留学した。海外からの訪問者と食事などの機会も多い。

佐藤さん: (海外での国際学会は経験ないが、)日本の国際学会では英語でのポスター発表を経験した。論文を英語で読む·書く機会はあっても、研究室以外で英語を話す機会は少ないため、こうした学会で英語を話す経験をできたのは貴重だと感じた。

吉岡さん: 研究柄、アフリカの研究機関との共同研究をしている。博士号を持っていると丁重に扱われる。実際に相手方の国の研究機関の上の役職の方とも話す機会をいただけるなど、海外で職に就きたいなら、特に博士号の取得は重要。

女性博士の活躍:

佐藤さん: 女性博士のキャリアは2パターンあると思う。まずは、研究一本でやっていく専門家として働くパターンである。もう一方は、ジェネラリスト·マネージャーとして働くパターンである。色々なライフイベント(妊娠、出産など)では、特に化学品を扱う業務には携わることはできないため、身体に配慮した別の仕事に従事して見識を広める期間とできる。

宮坂さん: 博士号を持っていると、早めに全体をマネジメントしていく職につくことができる。同期入社の女性博士の例でいうと、研究所でキャリアを研鑽する方が多い印象を受ける。

進路を考えている後輩学生へのエール:

田中さん: 好きなことができることは幸せなこと。好きなことができるなら是非やってほしい。社会に対して自身の能力がどのように貢献ができるかを考えて進路を決めるとよい。

宮坂さん: 社会人15年目の今、学生時代を振り返り、博士号は取得して良かったと思う。当時は博士後期課程に進むか悩んでいた。博士号を持つことで、キャリアに関する選択肢の幅は広がる。女性だと年齢的なことで子供の心配などあるかもしれないが、ライフイベントも数年だと誤差範囲かと思う。

渡辺さん: 博士後期課程では後悔なく楽しくやれている。自分のやりたいことをやっていく中で、楽ではないが成長を感じられる日々である。興味があれば博士は良い選択だと思う。

吉岡さん: 学生時代は周りに博士進学者がおらず、博士進学は荊の道だと先輩に言われたが、無事にやり遂げることができた。楽ではないが、頑張ってほしい。

佐藤さん: 博士進学に際し、進路が狭まるのではないかと感じるかもしれないが、実際には博士号は未来のキャリアパスを広げてくれるものだと思う。大変なところもあるが、博士後期課程に進学して、仲間が増えるということもある。

久保さん: 修士で就職していたらと振り返ってみると、座学の知識は身についたものの、実際の化合物を合成する力は十分に身についていなかったと感じた。専門性を身に着けるという観点では、博士後期課程では力をつけることができていると感じている。手厚い奨学金の支援があることもあり、成長のために博士後期課程を選択するという考え方もあると思う。

座談会

パネルディスカッションに引き続き、パネリスト6名に博士号取得後の卒業生、現役博士学生を加えて、学部生との座談会を実施した(20分×2回)。8グループに参加者を分け(1グループ5~6人程度)、より率直に質疑応答や意見交換が出来る環境を提供することで、様々な博士後期課程での経験を共有した。

話題としては、なぜ博士後期課程進学を決めたのか、卒業後のキャリアとその選択理由、研究室生活と博士論文のテーマ決定、外国人学生との付き合い方、海外留学、修士と博士の違い、博士後期課程在学時の金銭面、など、学部·修士学生の興味に沿った内容が多かった。

座談会の様子

応用化学科及び応化会関連の奨学金説明:須賀 先生

須賀 先生

最新の博士後期課程への進学率とその後の進路先の割合について紹介があった。博士後期課程修了者は、2010年以降2022年までの間で約120名である。博士後期課程修了後の進路は、企業が57%、国内大学が24%、その他(省庁·研究機関、海外大学等)が19%である。就職先の企業としては、化学、材料そして製薬分野への就職が多い。また、研究職以外のキャリアパスを選択する学生も増加傾向にある。博士後期課程学生の支援体制として、学外では日本学生支援機構(JASSO)、日本学術振興会 特別研究員、化学人材育成プログラム、学内では早稲田オープン·イノベーション·エコシステム挑戦的研究プログラム(W-SPRING)、大学院博士後期課程研究者養成奨学金といった給付型奨学金が充実している。

さらに応用化学科及び応化会独自の奨学制度は早稲田大学の中でも群を抜いて充実しており、全て給付型となっている。水野敏行奨学金、里見奨学金、中曽根荘三奨学金、森村豊明会奨励賞などの支援制度に加え、応化会給付奨学金がある。

最近では応化会100周年に関連して、応化会給付奨学金は「応用化学科卒業生による優秀な人材の発掘と育成の支援」のために、対象を学部生まで拡張し、博士後期課程進学を決心した学生だけではなく、やる気のある学生にも支援を行なっている。このように学科内外の支援が充実しているため、博士後期課程では金銭的な不安は少ないはずである。ぜひ博士進学を検討してみてほしい。

乾杯の挨拶(懇親会):濱 会長

濱 会長

若い世代の話を聞いて素晴らしいと感じた。自分は研究者人生を突っ走る予定だったが、事業部に異動し、いつの間にか社長になっていた。博士号を持っている社長は多いとも感じており、ビジネス上でのメリットも多く存在する。また、博士号取得が自分のキャリアを面白くするチャンスにもなると思う。今回のイベントを通して、自分の選択肢を広げて活躍できる場を作るきっかけにしてほしい。

閉会挨拶:下村 副会長

下村 副会長

応用化学科の学生の皆さんにもっと博士号を取って頂きたい。日本の博士号取得数は諸外国に比べ少ない状況が続いている。まずは、早稲田応用化学科からこの数を増やしていきたい。応化会は博士進学に関するイベントや資金援助をはじめとして、皆さんのキャリアが明るくなるような支援を続けていくので、皆さんそれぞれが将来について主体的に考えていってほしい。

懇親会での集合写真

以上

2024年第20回評議員会報告(2024年10月19日開催)

日時:2024年10月19日(土)会議14:00~16:00、懇親会16:30~18:00

会場:西早稲田キャンパス52号館304教室+zoomオンライン、理工カフェテリア早稲田

2024年10月19日、西早稲田キャンパスにて第20回評議員会が開催されました。
濱会長が本年度より評議員会の進行役を務めることになったことを報告。各委員会、部会、支部からの活動報告後、現状の問題のブレークスルーを目指して、グループごとに議論を展開すること、各委員の意見を期待しているとの挨拶をいただきました。その後、宇佐美先生、豊倉先生、百目鬼さんの逝去を悼み、黙祷を捧げました。

 

(濱会長 開会ご挨拶)

はじめに、野田先生から最近の学内の研究動向、学生の活動状況、新しいプロジェクトの進捗等について報告されました。

 

(野田先生)

続いて、各支部の活動状況が共有されました。 関西支部(澤村事務局長)では、和田さんが新支部長となり、異なる世代間の連携を強化していること、中部支部では、上宮支部長のもと若手役員が積極的に新たな役割を担い、技術サポートを強化する取り組みが進んでいることが報告されました。

 

(上宮中部支部長)

部会からは、若手の会が花見やバーベキュー大会などを通じて会員の士気を高め、新しいアイデアの導入に努めているとのこと。学生委員会はインスタグラムを活用した情報共有を進めており、縦割り交流会を通じて学生間の交流を促進しているとのことが報告されました。

 
 
 

(若手会員の会 劉さん)

 

(若手会員の会 北村学生委員長)

シニア会(70歳以上)では春秋2回の会員の懇親会に加え、奨学金受給者との交流会、奨励賞の授与を通じて、若手人材に積極的に関与する場を積極的に設けていることが報告されました。

 

(シニア会 河野さん)

次に、委員会活動について報告がなされました。広報委員会は、SNSを駆使した情報発信を強化しており、ホームページの変更などに取り組んでいること。交流委員会では交流会講演会、学生工場・施設見学や学生との六大学野球観戦を実施しているほか、大分・延岡地区での交流会や先輩からのメッセージが今年も計画されています。一方、基盤委員会は、会の課題解決のための意見集約を行い、企画の調整を進めていること等を報告されました。

 

(椎名交流委員長)

その後、グループ討議が行われ、6つの主要テーマが議論されました。①人員の確保と体制の強化、②若手会員の活動参加推進、③広報活動の強化、④学生育成とキャリア支援の充実、⑤博士課程進学の促進、⑥会員交流会の強化が取り上げられました。特に、若手会員の参加推進においては、情報発信を通じた参画しやすい環境づくりが重要性を増しています。

最後に、濱会長より閉会挨拶とて、応化会全体のメンバー拡充、多分野交流イベントの活性化、そして博士人材の育成強化の重要性についての言及があり、今後の活動方針が示されました。これらの提言が基に、来る11月9日の役員会でさらなる議論が行われる予定です。これを契機に応化会の活動も一層活性化させるべく取り組んでいくことが示されました。

その後、理工カフェテリアに場所を移して、懇親会を行いました。

 

早稲田大学応援部リードによる校歌斉唱、エールで締めました。

 

(応援部ではありませんが、井上さんのエール)

早稲田応化会中部支部 第22回交流講演会(野田優先生講演会)のご報告

1. 開催日時:2024年11月30日(土)15:30~17:00

2. 開催場所:ウインクあいち1309号室

3. 出席者: 28名(オンラインでの出席者15名を含む)

4. 講師:  野田 優 教授

5. 演題:      「化学工学者の効率性から充足性への展開: ナノチューブ、電池、持続可能性」

6. 要旨:
カーボンナノチューブ(CNT)の合成技術とその応用、特にエネルギーデバイスへの展開についてご紹介いただきました。CNTは強固かつ柔軟な特性を持ち、持続可能な社会への貢献が期待されていますが、実用化には適切な合成技術の確立が不可欠です。CNTの合成には物理蒸着(PVD)法や化学蒸着(CVD)法が用いられ、触媒供給方法の最適化が重要であることが指摘されました。
野田先生の研究では、CNTが触媒から剥離しやすい特性に着目し、流動層反応器を活用することで、CNTの効率的な成長とスケールアップを実現されています。さらに、炭素収率を向上させつつ、環境負荷を評価し、持続可能な製造方法の確立を目指しているとのことです。
また、CNTを活用した高エネルギー密度の二次電池開発にも取り組まれ、軽量化・高性能化を図るとともに、リチウム-硫黄電池の可能性についても検討されています。LCA(ライフサイクルアセスメント)分析に基づき、リサイクル技術の重要性を強調されていました。
さらに、持続可能な社会の実現には「効率性」に加えて「充足性」の視点が必要であることを指摘されました。技術開発だけでなく、社会全体の未来ビジョンを議論し、長期的な視点で環境・資源問題を考えることが求められます。研究者として、2050年以降を見据えた社会像を描き、持続可能な技術の開発に取り組むべきであるとの見解を示されました。

7. 講演内容:詳細はこちらからご覧ください

●記念写真等

ご講演中の野田教授

Online出席者と

ご講演後に、会場出席者と

懇親会で、上宮支部長と

以上

「先輩からのメッセージ2024」開催報告

2024年12月7日(土)「先輩からのメッセージ2024」を開催しました。その概要をここに報告いたします。

本フォーラムの趣旨は、応用化学科OB/OGを中心とする先輩が各企業での日々の活動を具体的に話していただく、キャリア教育の一環です。これに基づき、後述の「企業ガイダンス」掲載企業に参加をお願いいたしましたところ41社からご賛同をいただき開催の運びとなりました。

早稲田応用化学会のホームページには、学生向けコンテンツのひとつとして「企業ガイダンス」のページを設けており56社に参加いただいております。

フォーラム開始前のオリエンテーションでは、椎名交流委員長の司会のもと、保谷交流副委員長からプレゼンについての注意、お願い事項の説明をいたしました。その後、12:30より一斉にプレゼンがスタートいたしました。会場は5教室で、これまでと同様に前半と後半の2部制として、各社2回のプレゼンを行っていただき、参加学生が希望する企業のプレゼンをできる限り聴講できるようにいたしました。

各企業のプレゼンでは、第一線で活躍中の身近な世代の先輩が、発表者自身の日常生活や学生生活へのアドバイス、自らのキャリアパスなど、限られた時間でコンパクトにまとめて発表いただきました。企業からは、講演者、同行者を含めて103名ほどにご参加いただきました。内OB/OGの参加者は講演者を含めて69名となりました。学生の参加総数は157名でしたが、各社講演の延聴講数は1291人となり、学生たちが一人平均8社を聴講していました。

企業控室では、野田教授によります「最近の早稲田大学応用化学科(専攻)について」、福永教授によります「応用化学科(専攻)学生の進路および早稲田応用化学会の活動」をそれぞれ30分で2回講演いただきました。

野田 優 教授

福永 明彦 教授

302・303会場    201・202会場     204会場・会場風景

プレゼン終了後はロームスクエアに場所を移し、参加いただいた企業在籍者と参加学生の懇談会を催しました。椎名交流委員長の司会のもと、主催者を代表して野田教授から参加企業への御礼と挨拶があり開会となりました。各社のテーブルを囲んで、プレゼンの延長となる先輩、企業同行者と学生の活発な質疑応答が行われ、活気にあふれた会場となりました。

参加した学生にとっては昼間のフォーラム、夕刻からの懇談会を通して、日常の学習、研究に加えて、将来に向けての貴重な情報と日々の過ごし方へのアドバイスを先輩方から頂戴し、学んだことも多かったことと確信いたしております。下村副会長の中締めの挨拶と一丁締めをもって全プログラムを盛況のうちに終了いたしました。

懇談会の模様(懇談会のスナップ写真はこちらから)

今回のフォーラムにご賛同、ご支援いただきました企業、及び熱気溢れるプレゼンを行っていただき、また懇談会でも後輩からの質問に親身になってお答えいただき、また貴重なアドバイスをいただきました先輩と、同行された関係者の皆様にはこの場をお借りしてあらためて厚く御礼申し上げます。

(文責 交流委員会 写真 広報委員会)

Ⅰ.プログラム概要

1.
日時
2024年12月7日(土)   12:30~
2.
会場
早稲田大学西早稲田キャンパス52号館
3.
内容
オリエンテーション
12:00~12:20(企業関係者)
 
 
講演会(第1部)
12:30~14:43
 
 
講演会(第2部)
15:15~17:28
 
 
懇談会
17:45~20:00(63号館ロームスクエア)

Ⅱ.講演会タイムスケジュール

Ⅲ.特別講演スケジュール

Ⅳ.参加した学生

  D M2 M1 B4 B3 B2 B1
  1 9 61 40 12 14 20 157

Ⅴ.アンケートをふまえての総括

1. 今回のフォーラムの全体的な評価

アンケート回答者では、学生の100%、企業の95%が、「満足」「ほぼ満足」と回答しており、フォーラムは評価されていると考えられます。
質問に対し、多岐にわたる回答がありましたが、多かったものをまとめると次の通りです。

1)学生からの回答

①いろいろな企業の話が聞けた。知らなかった会社の話も聞けた。

②懇談会で親しくいろいろな話が聞けてよかった。

2)企業からの回答

①多くの学生と親密に話ができた、

2. 運営について

講演時間の13分/社については、学生の87%、企業の85%が適当と回答しました。
学生の移動時間を含めて、もう少し長くという希望もありますが、本イベントの特長であります懇談会の時間の確保との両立が難しいところです。

3.まとめと次回開催に向けた課題

本年も昨年に続いて早目の12月開催とし、41社の企業にご参加いただきました。学生も一人平均8社を聴講し、懇談会でも先輩方、同行された企業の方と親密に、活発な懇談をさせていただく姿がみられ、盛況のうちに終わることができました。学生は優良企業からの具体的な情報が得られ、企業側も自社に対する理解を深めてもらうという状況が、両者にとって本フォーラムの高い評価になっていると思われます。

採用活動が早くなっている企業も増えてきており、アンケートでも学生の26%、企業の15%が開催時期を早くすることが好ましいとしています。また、今回不参加企業の中で数社が、理由として開催が遅いことを挙げています。また、学部生の参加が増えてきており、キャリア学習の一環としてさらに広がることを目指したいと思います。学生へのPR方法への工夫、開催時期の更なる検討等次回に向けた検討を続けることといたします。

なお、「先輩からのメッセージ」及び「企業ガイダンス」に関するお問い合わせならびにご要望等は下記早稲田応用化学会事務局へお願いいたします。

〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1
  早稲田大学 先進理工学部応用化学科内 早稲田応用化学会
  TEL 03-3209-3211 内線 5253
  FAX 03-5286-3892
  E-Mail: oukakai@list.waseda.jp
  URL: http://www.waseda-oukakai.gr.jp

以上

第四回応化給付奨学金受給者の集い

台風10号のノロノロな進行状況に惑わされながらも、何とか開催を決定したのが開催の前日。当日の令和6年8月31日(土)は台風の影響も限られ、第四回応化給付奨学金受給者の集いを無事開催することが出来ました。

今年は、社会の様々な方面で奮闘されている17名の面々が集まる予定でしたが、台風による大雨の影響で公共交通が使えないことで参加出来なくなった5名を除く12名と9名のホストら合わせ21名が、4時間弱の時間を母校西早稲田キャンパスで共にし、個々に交流を深めることが出来ました。障害が予想される中をご参集頂きありがとうございました。

昨年からスタートさせた 活躍されている皆さんの気持ちを鼓舞することを目的とした「奨励賞」について、今年も応化シニア会のご支援を得て3名の方を表彰することとなりました。尚、ご本人への表彰は本年10月5日(土)に開催予定の応化シニア会の席上で行われる予定です。

今回も、奨学金受給者内幹事役4名の方々(新51 田原聖一氏、新53 百武 壮氏、新57 國本雅宏氏、新63 原慎太郎氏)の協力を得て、前回から対象年次を拡大し新50回生~新63回生(2000年~2013年学部卒相当)の応化給付奨学金受給の博士修了者に水野賞も加えた対象の方に声を掛けさせて頂きました。

今年は台風の豪雨により参加したくても出来ない面々も居られ、かつ不確定要素もある中で懇親会の質も落とさざるを得ず、限られた時間の中での交流となりましたが、従来と変わらず密度の高い交流がなされたかと感じております。来年も同世代プラス 世代を超えた縦のネットワーク構築にも寄与できればと願っております。

<案内文章>

<当日の参加者リスト>


当日は、下井將惟元副会長(新13)の司会でスタートしました。

西出先生

西出宏之前会長(新20)からは挨拶の中で、応化シニア会としての表彰の観点から、選定基準についての執行部で討議し、「企業」のカテゴリーでは、企業でチーム等を率いて、或いはベンチャーを立上げ頑張っている方、「アカデミア(大学)」のカテゴリーでは、教授に昇進されて研究教育に当っている方で、その前提として早稲田の大学院で博士課程を修了し、本集い並びに表彰されるシニア会に参加出来ることが現時点での要件と説明されました。

次いで、下嶋敦主任教授から、最近の学内の動き(応用化学科が7部門からものづくり部門が増え8部門となり江口先生が加わったこと。3月末には平沢教授が退職され、現在の化学工学部門は野田教授他と新旧交代がされたこと。女性比率が増え35%~40%となり、大学院進学は8割~9割と研究レベルが上がっていること等)をご紹介頂きました。

次に、自己紹介と会社・アカデミアの中での実績と将来展望のあらましが説明されました。その中でも、今回奨励賞に内定が決まった3名のあらましは以下の通りです。

*新50 望月 大氏(東京電機大学教授)からは、千住キャンパスの応用化学科で、新しい小さなもの(無機ナノ材料)を作って大きな夢(環境問題の解決)を実現することを目指している。無機ナノシートを出発として新しいプロセスを開発している。ナノシートを垂直に立てて電極材料として使うことで充電速度の性能が上がることを研究したり、マイクロ波を利用した新しい化学プロセスにも注目しており、カーボンニュートラルを達成することを目指したりしている。

*新52 岡村陽介氏(東海大学教授)からは、ご本人のボン大学でのナノ顕微鏡を用いたバイオマテリアルの相互作用を研究後、東海大学でナノ生体材料学研究室を主宰し、どこにでも貼れるナノ材料で医療材料や環境分野に応用できるような材料を開発することを研究している。現在、研究室OBが83名で現メンバー加えると100名くらいになっている。

*新53 百武壮氏(土木研究所上席研究員)からは、ご本人の土木研究所の中での研究企画課長含めた履歴を語られ、先端材料資源研究センターでのシーズの実用化を紹介された。一例として、アスファルトが減っていく中でカーボンニュートラルを実現させていくための植物系・廃プラを使う材料開発の旗振り、メーカーが自社製品を評価出来る手法を提案・普及させている。

上記以外にも奨学金受給者の皆さんがスライドを使い各人各様の自己紹介をされました。分野・会社が多岐に亘るため近況や見通しなど、皆さん 興味深く聞かれていました。

懇親の部は、同室内で4つの大テーブルを囲んで始めました。

河村宏氏

河村宏氏(新09)の乾杯の挨拶では、この会が一つの生きがいとなっていること、水野奨学金創設(父の没翌年)から37年、皆さんの成長を見るともっと奨学金を増やしたい。一方、博士に進む方が少ない、OBが温かく見守っている。皆さんがこのような企画を宣伝して頂きたい。皆さんが応用化学、応化会の次を背負って立つと思うので、学校に戻ってこのような生き方があることを学生に教えて頂きたいと、強いメッセージを発信されました。

発起人の皆さんを囲んで交流が始まりました。縦横の交流がスタートしました。

中締めで、大林秀仁氏(新17)からは、皆さんが受けたものを次の世代へ繋いでいってもらいたい、次の世代に我々の想いを伝えていくのも大事と思うのでお元気で活躍くださいとのメッセージでお開きとなりました。

交通機関も順調ではない中の開催でもあり、会場の片付けをお手伝い頂いた後早々の閉幕となりました。次回は、更にネットワークが広がると共に元気な姿でお会いできることを楽しみにしております。

(文責 事務局 高橋 宏)

 

2024年度学生工場・施設見学報告(2024年9月25日(水)開催)

1. 見学趣旨

・大学側の教育行事として、応化学生に対し原則学部1、2年生を対象に、工場・施設見学を催行し、企業の製造、生産管理、研究開発等の実態を学び、今後の勉学への動機付をしてもらうことを目的とします。開催時期は夏休み中の後半の平日とし、西早稲田キャンパスから日帰りで往復可能な地区の企業事業所・工場・研究所等を対象とします。
本年度は三菱ケミカル株式会社・横浜研究所 (横浜市青葉台) 及び第一三共株式会社・平塚工場(第一三共プロファーマ株式会社)を選定しました。
本企画の主管は教室側、交流委員は支援とし、見学は教員が引率、交流委員は同伴致します。

2. 開催日時

・9月25日(金)

07:45
西早稲田、理工キャンパス63号館ロームスクエア前集合
08:00
バスに乗車・出発
18:30
理工キャンパス帰着・解散(バス内でアンケート記入、下車時回収)

3.参加者:

・応用化学科B2学生12名、B1学生21名、合計33名
応募学生は合計42名(B3:4,B2:14、B1:24)、欠席9名
引率・同伴者5名、総合計38名
(バスの最大定員は正席49、補助席7、合計56名)

・引率教員 下記担任教員が引率
B1担任:花田信子准教授、
B2担任:小堀深専任講師 計2名

・同伴交流委員 金利龍志郎(新56回)(担当見学先で参加)
加来恭彦(新39回)(担当見学先で参加)
関谷紘一(新18回)、計3名

4.見学先 (青葉台・平塚地区)

AM 三菱ケミカル株式会社・横浜研究所(横浜市青葉台)

(担当・金利委員)

・住所 〒227-8502神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000  電話: 045-963-3011

・事業所内容: Science & Innovation Center
インフォメーション&エレクトロニクステクノロジーセンター(横浜)
ライフソリューションズテクノロジーセンター(横浜)
基礎化学品研究室(横浜)

PM 第一三共株式会社・平塚工場(第一三共プロファーマ株式会社) (平塚市)

(担当・加来委員)

・住所 〒254-0014 神奈川県平塚市四之宮1-12-1  電話: 0463-31-6111

・事業紹介:

(1)生産技術について
医薬品は人体に影響を与えるものであることから、「製造管理及び品質管理に関する基準(GMP)」で定められた基準や制約のもとで生産体制を整えており、その製造には高度な技術が必要です。高い品質の医薬品を安定的に製造するため、生産技術部門ではよりよい原材料の選択、製法や試験法の改良に取り組んでいます。近年「抗体薬物複合体(ADC)」製品の開発が進められており、それに伴い新技術の導入も積極的に行っています。

(2)治験薬製造について
「治験薬」とは、新しい医薬品の研究開発の最終段階である臨床試験(治験)に使用する医薬品です。該社は画期的な新薬が少しでも早く患者さんに届けられることを願いながら治験薬の製造を行っています。治験薬の製造は、市販されている医薬品の製造に比べると小規模ですが、未知の課題に果敢に挑戦しながら、高品質で安定的な生産が可能な製法や試験法の確立に取り組んでいます。

(3)医薬品製造について
「医薬品製造」は、医薬品の有効主成分である原薬を製造する「原薬工程」、患者さんが服用しやすくかつ有効性を保つために加工する「製剤工程」、製剤化された医薬品を製品に仕上げる「包装工程」に区分されます。該社の工場では主に「製剤工程」と「包装工程」を担っています。
「製剤」には、経口で服用する錠剤や散剤のような固形製剤と、注射により投与されるアンプル、バイアルなどの注射製剤があります。また、包装工程では、これらの製剤に品質を維持するための包装を施し、表示を加え、「製品」として出荷できる形に仕上げる作業を行っています。

5.見学スケジュール

9:30
三菱ケミカル株式会社・横浜研究所(横浜市青葉台)到着。指定の門から入場・降車、バスは指定場所に駐車
9:30~9:40
入場・会場誘導、入場手続き等
9:40~10:00
オープニング、会社・OB/OG紹介
10:00~10:15
Science & Innovation Center (SIC)紹介映像
10:15~10:20
休憩
10:20~11:40
KAITEKI PALETTE/ラボ見学、及びOB・OG懇談会

*「志(し)」,「学(がく)」,「力(リキ)」,「友(ユウ)」の4チームに分けて実施
チーム構成:おおよそ学生11名、引率教員1名、同伴交流委員1名、
MCC OB・OG1~2名、合計14~15名/T程度/チーム
尚、当日見学対応された応化卒OB・OG社員の方は以下の通り。

 
現所属
入社年
出身研究室
・金利 龍志郎
水・環境事業本部クリンスイ事業部 インダストリアルソリューション部 兼 同事業部 海外営業部 兼 同本部 インキュベーション部
2006年学士
酒井・小堀研
・渡部 昌大
SIC Food Technology laboratory
2010年修士
木野・桐村研
・垣谷 啓太
水・環境事業本部クリンスイ事業部 インダストリアルソリューション部
2016年修士
西出・小柳津・須賀研
・小池 正和
SIC・分析物性研究所先端解析研究室
2021年修士
黒田・下嶋・和田研
・山口 真悠
ウエルネス技術部・フード&ヘルスケアグループ
2019年修士
西出・小柳津・須賀研
(昼食時だけの出席)    
・西尾 逸美
情報技術部・有機エレクトロニクス
2010年修士
西出・小柳津研
11:40~11:45
質疑応答等
11:45~11:50
集合写真撮影後食堂へ移動
11:50~12:35
昼食
食堂内懇親スペースにて上記先輩を交えての懇談・会食を実施。
12:35~12:40
クロージング
12:40
バスに乗車、第一三共株式会社・平塚工場(第一三共プロファーマ株式会社)へ向け出発
13:20
第一三共株式会社・平塚工場(第一三共プロファーマ株式会社) 到着
【主管】:第一三共プロファーマ(DSPP)、第一三共(株)(DS)
13:20頃
バス到着、案内:会場:B地区第一試験棟会議室A,B
13:30~
ご挨拶 総務課長
13:35~
平塚地区全体の紹介(ビデオ視聴①)
14:00~
第1班は固形製剤棟(錠剤製造)見学へ移動、第2班は注射製造工程等紹介(ビデオ視聴②)
14:15~
第2班は固形製剤棟(錠剤製造)へ移動
15:00~
第1班の工場見学終了、会議室到着後ビデオ視聴②
15:15~
第2班の工場見学終了
15:15~
工場見学に関する質疑等
【主管】:第一三共(株)(DS)
15:30~16:50
以下の応化OB・OG社員らによる講話、質疑応答等(テクノロジー本部)
 
現所属
入社年
出身研究室
・加来 恭彦
安全管理企画部
新39 PhD
高分子(西出)研
・池 勇樹
テクノロジー開発統括部エンジニアリング技術研究所
新66 Dr.
平沢・小堀研
・春原 晴香
テクノロジー開発統括部エンジニアリング技術研究所
新67 Dr.
黒田・菅原・和田研

16:50~17:00
クロージング、退出時にA地区事務所前で集合写真撮影
17:00
バスに乗車・出発、車中でアンケート作成
18:30
西早稲田キャンパスに帰着、解散

(三菱ケミカル株式会社・横浜研究所見学写真)(横浜市青葉台) 見学写真

(第一三共株式会社・平塚工場(第一三共プロファーマ株式会社) (平塚市)見学写真

 

    6.見学後の学生アンケート結果を含む見学後記

6-1.三菱ケミカル株式会社 横浜研究所(横浜市青葉台)

結果は総じて好評で、事業所が広く、清潔で、働きやすい環境にあるとの印象を受けた様です。開発製品の展示箇所では会社の製品の機能、製造プロセス等が分りやすく説明されており、企業で研究開発に携わる事に関し意欲が高まった等の感想が多かった。又食事中も含め応化OB・OGの就職活動中の考え方、就職後の業務内容、会社の雰囲気、私的な生活等についても具体的なお話があり、就職後の公的・私的な生活のイメージ学べたのは良かったとの事。又昼食時でご準備された当該研究所の食堂で作成された弁当は、大変野菜が多く、バランスが取れていて、美味しく好評でした。有り難うございました。 又、学生等の質疑応答に参加していただいた応化OB・OGの渡部 昌大 様、垣谷 啓太 様、小池 正和 様、山口 真悠 様、昼食時だけ出席された西尾 逸美 様はじめ、今回の見学を応化会交流委員・三菱ケミカル社員として具体的に推進頂いた金利 龍志郎 様及び関係された皆様に感謝申し上げます。

6-2.第一三共株式会社・平塚工場(第一三共プロファーマ株式会社) (平塚市)

殆どの学生は医薬品の製造工程を見学した経験が無かったので、殆どの設備が機械化され、自動化されている衛生的なプロセスを見学でき、感銘を受けた学生が多かった。又上階に原料投入設備を設置し、下階に錠剤包装系の設備を設置する等、化学工学的な視点でプロセスが構築されている事が分かり、製薬業界で現在勉強している化学工学が貢献出来ると考え、更に製薬業界について深く知りたいとの意見がありました。又今回見学できなかった液体の注射製剤についてはビデオで製剤工程を見学出来、イメージがつかめた。又見学後の応化OB・OGとの懇談会では、先輩からどの様な経緯で製薬分野を選定したのか、製薬分野の仕事をどの様に捉えておられるのか、研究分野・内容等具体的なお話があり、有意義であったとの感想がありました。
見学後の懇談会で講演頂いた、応化OB・OGの、今回の見学を具体的に推進頂いた加来 恭彦 様、池 勇樹 様、春原 晴香 様はじめ、関係された皆様に感謝申し上げます。

以上
文責 応用化学会交流委員 関谷 紘一

工場・施設見2024年度 学生学 事後アンケート結果 (2024年9月25日開催)

2024/12/9 第二回応化ゼミ 学生委員会報告

寒さが一段と厳しくなり、2024年も残すところあと約1ヶ月となりました。そんな中、第二回応化ゼミが12月9日に行われました。今回は大学院進学に関してのお話で、優先配属で研究室に入り、推薦で早稲田大学院に進んだ方と、早稲田大学院試を受けて大学院に進んだ方、他大学院に進んだ方のお三方から貴重なお話を伺いました。
詳しくは、学生委員会HPをご覧ください→こちら

教室会員受賞

2024年度

2024-12-16掲載

鵜飼 千尋(関根研究室 M2)
日本化学会第14回CSJ化学フェスタ
優秀ポスター発表賞
講演タイトル:
電場触媒プロセスを適用した酸素過剰下におけるN2O直接分解
2024年度

横尾 拓哉(小柳津・須賀研究室 M1)
日本化学会秋季事業 第14回 CSJ化学フェスタ2024
最優秀ポスター発表賞(CSJ 化学フェスタ賞)
講演タイトル:
可溶性ポリチオエーテルの合成と固体電解質としての性質
2024年度

大淵 ゆきの(関根研究室 M2)
第44回水素エネルギー協会(HESS)大会
学生優秀発表賞
講演タイトル:
電場印加反応場における低温域アンモニア分解のメカニズム解明
2024年度

2024-12-02掲載

佐藤 翔太(野田・花田研究室・学部4年)
第2回金属学会 水素が関わる材料科学の課題共有研究会
(The Japan Institute of Metals and Materials The 2nd Meeting on Material Science Related to Hydrogen)
優秀若手表彰(ポスターの部)
(Excellent Poster Award for Young Researcher)
講演タイトル:
アーク放電によるMg 微粒子のフロー合成と水素吸蔵特性の評価
2024年度

2024-11-24掲載

野田 優(野田・花田研究室 教授)
早稲田大学ティーチングアワード
総長賞(2023年度開講科目)
2024年度
https://www.waseda.jp/inst/ches/news/2024/11/05/6135/

花田 信子(野田・花田研究室 准教授)
早稲田大学ティーチングアワード
総長賞(2023年度開講科目)
2024年度
https://www.waseda.jp/inst/ches/news/2024/11/05/6135/

2024-11-09掲載

白井 亮太朗(山口研究室 M1)
第14回サブウェイセミナー
優秀ポスター賞
講演タイトル:
パラジウム触媒によるC=C開裂型二官能基化反応
2024年度

増田 拓海(関根研究室 M2)
第11回ZAIKEN Festa
奨励賞
講演タイトル:
ビルディングブロック法による多孔質担体の合成とon-site還元によるAuの担持
2024年度

瓜生 遥希(梅野研究室 M2)
第76回日本生物工学会大会
学生優秀発表賞
講演タイトル:
基質結合安定化を指標としたベタイン合成酵素の基質特異性リデザイン
2024年度

本橋 大輔(野田・花田研究室 M1)
Daisuke MOTOHASHI
化学工学会
The Society of Chemical Engineers, Japan
化学工学会宇都宮大会2024
学生奨励賞
Student Incentive Award, SCEJ Kanto Branch Regional Meeting
講演タイトル:
流通式反応器によるCO2吸収型コンクリートの炭酸化速度測定と水分量に着目した解析
Measurement and analysis of carbonation rate of CO2-absorbing concrete using a flow reactor with a focus on water content
2024年度

2024-10-05掲載

中原 輝(山口研究室 D2)
第40回有機合成化学セミナー
優秀ポスター賞
講演タイトル:
ヘテロ芳香族エステルを用いたケトンとエステルの結合交換反応
Bond Exchange Reaction between Ketones and Esters using Heteroaromatic Esters
2024年度

2024-10-01掲載

並木 克也(野田・花田研究室 研究助手 )
Katsuya NAMIKI
化学工学会
The Society of Chemical Engineers, Japan
化学工学会第55回秋季大会 CCUS検討委員会奨励賞
Encouragement Award, CCUS committee, 55th SCEJ Fall Meeting
講演タイトル:
CO2吸収型コンクリートの炭酸化速度の添加率依存性と速度解析
Conversion dependence and rate analysis of carbonation rate of CO2 absorbing concrete
2024年度

並木 克也(野田・花田研究室・研究助手)
Katsuya NAMIKI
化学工学会
The Society of Chemical Engineers, Japan
化学工学会第55回秋季大会 CCUS検討委員会企業賞(東レ株式会社)
Company Award (Toray), CCUS committee, 55th SCEJ Fall Meeting
講演タイトル:
CO2吸収型コンクリートの炭酸化速度の添加率依存性と速度解析
Conversion dependence and rate analysis of carbonation rate of CO2 absorbing concrete
2024年度

2024-09-24掲載

佐藤 翔太(野田・花田研究室 B4)
第18回水素若手研究会
(The 18th Meeting of hydrogen for Young Researchers)
ポスター優秀賞
(Excellent Poster Award)
講演タイトル:
アーク放電によるMg 微粒子のフロー合成と水素吸蔵特性の評価
2024年度

2024-09-09掲載

重本 彩香(関根研究室 D3)
触媒学会 夏の研修会
優秀口頭講演賞
講演タイトル:
電場アシストによる低温でのNSR プロセス
2024年度

2024-09-02掲載

鈴木 七奈(小柳津・須賀研究室 M2)
The 5th International Symposium on Polymer Ecomaterials
Best Poster Award
講演タイトル:
Synthesis of Polymer RAFT Agents and Improved Adhesion to Copper Interfaces via Controlled UV-curing Process
2024年度

桒原 誉(小柳津・須賀研究室 M1)
The 5th International Symposium on Polymer Ecomaterials
Best Poster Award
講演タイトル:
Hydrophilic, Self-Cleaning Surface Based on Surface-Segregation of Anionic Polymers
2024年度

2024-08-22掲載

吉本 陽菜(木野研究室 M1)
第34回新薬創製談話会
研究奨励賞
講演タイトル:
AIを用いた形態変化データベースの構築とその活用:キノメチオナートの作用機序解析
2024年度

丸山 慶一郎(梅野研究室 M2)
The Protein Society annual symposium 2024
Travel Awards
講演タイトル:
Rapid Search for Functional Protein Sequences by Introducing InDels
2024年度

2024-07-23掲載

石神 航平(小柳津・須賀研究室 M2)
第73回 高分子学会年次大会
高分子学会優秀ポスター賞
講演タイトル:
溶解度とエネルギー密度を両立したポリマー活物質の合成とレドックスフロー電池への適用
2024年度

石神 航平(小柳津・須賀研究室 M2)
Organic Battery Days 2024
Best Poster Award
講演タイトル:
Synthesis of TEMPO-Substituted Polymers with Ammonium Pendant Group and Their Application to Aqueous Redox Flow Batteries
2024年度

小瀧 寛之(小柳津・須賀研究室 M2)
第73回 高分子学会年次大会
高分子学会優秀ポスター賞
講演タイトル:
窒素を水素貯蔵席に含むポリマーの可逆的水素化
2024年度

千葉 秋宜(小柳津・須賀研究室 M2)
Organic Battery Days 2024
Best Poster Award
講演タイトル:
Soft Lewis Base-Containing Aliphatic Polymers for Highly Ionic Conductive Solid Polymer Electrolyte under Polymer-in-Salt Conditions
2024年度

2024-07-16掲載

小野澤 優奈(山口研究室 M1)
第56回有機金属若手の会 夏の学校
BCSJポスター賞
講演タイトル:
触媒的o-キノジメタン生成法を用いた多環式化合物の迅速合成と天然物合成への応用
2024年度

2024-07-06掲載

岡田 篤門(松方研究室 M1)
石油学会(Japan Petroleum Institute)
第66年会JPIJSポスターセッション 優秀ポスター賞
(Outstanding Student Poster Award, JPIJS Poster Session, JPI 66th Annual Meeting)
講演タイトル:
Co 系触媒を用いた CO2 からの Fischer-Tropsch合成における脱水膜反応器の効果の検討
2024年度

岡田 篤門(松方研究室 M1)
日本膜学会(The Membrane Society of Japan)
第46年会学生賞(Outstanding Student Award, 46th Annual Meeting)
講演タイトル:
Co触媒を用いたCO2からのFischer-Tropsch合成におけるゼオライト膜による脱水の効果
2024年度

輿石 優奈(松方研究室 M1)
日本膜学会(The Membrane Society of Japan)
第46年会学生賞(Outstanding Student Award, 46th Annual Meeting)
講演タイトル:
Ag-Beta膜におけるエチレン/エタン透過分離挙動
2024年度

2024-06-28掲載

鈴木 麻由(下嶋研究室 M1)
The 20th International Symposium on Silicon Chemistry (ISOS-20)
THE POSTER-PRESENTATION AWARD (Nanoscale Horizons Poster Prize)
講演タイトル:Synthesis of organically bridged siloxane oligomers with controlled structures by hydrolysis and condensation of bis(triethoxysilyl)benzene
2024年度

白井 亮太朗(山口研究室 M1)
第58回有機反応若手の会
Chemistry Letters Young Researcher Award
講演タイトル:遷移金属触媒によるC=C開裂型二官能基化反応
2024年度

2024-04-29掲載

中原 輝(山口研究室 D2)
日本化学会 第104春季年会
学生優秀講演賞
講演タイトル:Bond Exchange Reaction between Ketones and Esters Using Heteroaromatic Esters
2023年度

山口 潤一郎(山口研究室 教授)
日本植物生理学会
PCP Best Paper award
講演タイトル:Phosphorylation of RNA Polymerase II by CDKC;2 Maintains the Arabidopsis Circadian Clock Period
2023年度

山口 潤一郎(山口研究室 教授)
日本化学連合
化学コミュニケーション賞2023
業績の表題:化学系バーチャルシンポジウムの開拓と実践
2023年度

2024-04-29掲載

渡辺 光亮(関根研究室 D2)
NGCS13 (Natural Gas Conversion Symposium 13rd)
The best poster award
講演タイトル:In2O3-based oxygen carrier materials for chemical-looping oxidative dehydrogenation of ethane with CO2 decomposition at low temperatures
2024年度

七種 紘規(関根研究室 D2)
NGCS13 (Natural Gas Conversion Symposium 13rd)
The best oral presentation award
講演タイトル:Theoretical Study of the Control of CO2 Capture by the Application of an Electric Field
2024年度

2024-03-26掲載

松下 真大(松方研究室 M2)

化学工学会

The Society of Chemical Engineers, Japan

第89年会優秀学生賞

Outstanding Student Award, SCEJ 89th Annual Meeting

講演タイトル:重質軽油中におけるポリプロピレン、ポリスチレン混合物の触媒分解

2023年度

橋本 一也(松方研究室 M2)

化学工学会

The Society of Chemical Engineers, Japan

第89年会優秀学生賞

Outstanding Student Award, SCEJ 89th Annual Meeting

講演タイトル:スピネル酸化物とSSZ-13からなるタンデム触媒を用いたCO2からの炭化水素合成

2023年度

岡 順也(野田・花田研究室 M2)

Junya OKA

化学工学会

The Society of Chemical Engineers, Japan

第89年会 最優秀学生賞

Best Student Award, 89th Annual Meeting

講演タイトル:化学気相成長法によるシリコン-活性炭複合材料の作製とリチウムイオン電池負極への応用

Production of silicon-activated carbon composite materials by chemical vapor deposition for negative electrode of lithium-ion battery

2023年度

大橋 美彩子(野田・花田研究室 M2)

Misako OHASHI

化学工学会

The Society of Chemical Engineers, Japan

第89年会 優秀学生賞

Excellent Student Award, 89th Annual Meeting

講演タイトル:単結晶Si基板への多孔質層形成、単結晶Si膜の急速エピタキシーと機械的剥離

Formation of porous layer, rapid epitaxy, and detachment of monocrystalline Si film on and from monocrystalline Si wafer

2023年度

甲斐田 敬済(野田・花田研究室 M2)

Takazumi KAIDA

化学工学会

The Society of Chemical Engineers, Japan

第89年会 優秀学生賞

Excellent Student Award, 89th Annual Meeting

講演タイトル:カーボンナノチューブへの窒化ホウ素コーティングとリチウムイオン電池への応用

Coating of Carbon Nanotubes with Boron Nitride for Application to Lithium-Ion Batteries

2023年度

海老名 沙羅(野田・花田研究室 B4)

Sara EBINA

化学工学会

The Society of Chemical Engineers, Japan

第89年会 優秀学生賞

Excellent Student Award, 89th Annual Meeting

講演タイトル:Ir担持カーボンナノチューブ膜電極を用いた水素生成のための水溶液中アンモニア電解

Ammonia electrolysis in aqueous solution for hydrogen production using Ir supported carbon nanotube film electrode

2023年度

田中 駿(野田・花田研究室 B4)

Shun TANAKA

化学工学会

The Society of Chemical Engineers, Japan

第89年会 優秀学生賞

Excellent Student Award, 89th Annual Meeting

講演タイトル:安全なエッチング剤を用いたカーボンナノチューブの乾式精製法の開発

Development of a dry purification method for carbon nanotubes using a safe etching agent

2023年度

木野 邦器(木野・梅野研究室 教授)

(公社)日本農芸化学会

2023年日本農芸化学BBB論文賞

講演タイトル:Improving the enzymatic activity of L-amino acid-α-ligase for imidazole dipeptide production by site-directed mutagenesis

2023年度

2024-02-08掲載

栗田 凌(梅野研究室 M1)
日本遺伝学会第95回大会
Best Paper賞
講演タイトル:モノテルペン合成酵素特異性の高速発散
2023年度

安藤 大翔(梅野研究室 M2)
日本遺伝学会第95回大会
Best Paper賞
講演タイトル:スクアレン合成酵素のカロテノイド合成酵素としてのサイズ進化
2023年度

岡 大智(下嶋研究室 M1)
第39回ゼオライト研究発表会
若手優秀講演賞(学生部門)
講演タイトル:ナノ多孔質酸化鉄内での鉄含有メソポーラスゼオライトの合成
2023年度

2024-01-31掲載

渡辺 清瑚(小柳津・須賀研究室 D3)
TEIJIN MIRAI FORUM 2024
帝人賞
講演タイトル:多点水素結合を利用した超高屈折率ポリマーの創出
2023年度

2024-01-24掲載

店網 隆之介(小柳津・須賀研究室 M1)
第13回CSJ化学フェスタ2023
優秀ポスター発表賞
講演タイトル:アントラセン-ナフトキノン付加体に基づく可逆架橋ポリマーの開発とマテリアルリサイクル
2023年度

岸田 龍祐(小柳津・須賀研究室 M1)
第12回CSJ化学フェスタ2022
優秀ポスター発表賞
講演タイトル:Diels-Alder 付加体を組み込んだポリマーの架橋/解架橋とレオロジー制御
2022年度

長谷山 航大(小柳津・須賀研究室 M1)
第12回CSJ化学フェスタ2022
優秀ポスター発表賞
講演タイトル:無機ペロブスカイトインキの引き塗り法による膜厚改善(>700 nm)と⾼効率セルの作製
2022年度

阿部 修平(小柳津・須賀研究室 B4)
精密ネットワークポリマー研究会
第16回若手シンポジウム
ベストポスター賞
講演タイトル:光解離性多官能高分子ドーマントを用いた精密UV硬化膜の相分離構造
2022年度

稲垣 和也(山口研究室 M1)
第13回 CSJ化学フェスタ2023
優秀ポスター発表賞
講演タイトル:Pd触媒による新規o-キノジメタン生成法を用いた多環式化合物合成
2023年度

2023-12-26掲載

川久保 優香(下嶋研究室 M2)
下嶋研究室・修士2年
第27回ケイ素化学協会シンポジウム
ポスター賞
講演タイトル:Ti–O–Ti 結合を有するかご型シロキサン系分子の合成と触媒特性
2023年度

2023-12-15掲載

菊地 弥温(下嶋研究室 M2)
第10回ZAIKEN Festa
奨励賞
講演タイトル:内部空間を有するかご型シロキサンをビルディングブロックとしたナノ多孔体の合成
2023年度

菊地 弥温(下嶋研究室 M2)
第27回ケイ素化学協会シンポジウム
ポスター賞
講演タイトル:かご型ドデカシリケートをビルディングブロックとして用いたナノ多孔体の作製
2023年度

三宅 寿英(下嶋研究室 M1)
第36回セラミックス協会秋季シンポジウム
学生優秀講演賞
講演タイトル:アゾベンゼン修飾シルセスキオキサン薄膜の光照射による秩序–無秩序転移挙動
2023年度

三宅 寿英(下嶋研究室 M1)
日本化学会秋季事業 第13回CSJ化学フェスタ2023
優秀ポスター発表賞
講演タイトル:アゾベンゼン修飾シルセスキオキサン薄膜の光誘起秩序–無秩序転移
2023年度

三宅 寿英(下嶋研究室 M1)
第27回ケイ素化学協会シンポジウム
ポスター賞
講演タイトル:アゾベンゼン修飾シルセスキオキサン薄膜の光照射によるメソ構造変化
2023年度

2023-12-15掲載

吉田 啓佑(野田・花田研究室 D2)
第1回金属学会 水素が関わる材料科学の課題共有研究会
優秀賞(ポスターの部)
講演タイトル:触媒添加MgH2粒子・カーボンナノチューブ複合シートの大気下での作製
2023年度

2023-12-11掲載

渡辺 清瑚(小柳津・須賀研究室 D3)
6th G’L’owing Polymer Symposium in Kanto
Best Presentation Award
講演タイトル:High Refractive Index Aromatic Poly(thiourea)s Bearing Polarizable Hydrogen Bonds
2023年度

2023-12-04掲載

松下 真大(松方研究室 M2)
The Asia Oceanian Conference of Green Sustainable Chemistry (AOC-GSC8)
Highly Commended Student Oral Presentations
講演タイトル:Catalytic decomposition of polypropylene in petroleum-based solvents
2023年度

2023-11-09掲載

渡辺 光亮(関根研究室 D1)
9th Asia Pacific Congress on Catalysis
Excellent Poster Award
講演タイトル:Ethane dehydrogenation under steam co-feeding atmosphere over YCrO3 perovskite
2023年度

宮﨑 龍也(山口研究室 D1)
第123回有機合成シンポジウム
優秀ポスター賞
講演タイトル:新規5,5–縮環ヘテロ芳香環ビルディングブロックの開発
2023年度

山口 潤一郎(山口研究室 教授)
有機合成化学協会
Mukaiyama Award
2023年度

2023-10-12掲載

堀 暖奈(下嶋研究室 M2)
第66回粘土科学討論会
優秀講演賞
講演タイトル:層状ケイ酸塩層表面へのSi–H基の固定化による金属イオンの還元
2023年度

2023-09-19掲載 (3名の受賞者の写真が追加されました)

蓮實 直海(野田・花田研究室 M1)
Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering (APCChE)
Best Proposal Award – Gold Prize, SDG Special Symposium, APCChE2023
講演タイトル:An Integrated Multi-Effect Distillation and Adsorption Desalination-Biomass Pyrolysis Approach for Sustainable Water Supply
2023年度

高 銀(野田・花田研究室 M1)
Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering (APCChE)
Best Proposal Award – Bronze Prize, SDG Special Symposium, APCChE2023
講演タイトル:Recycling Strategies for Sustainable Utilization of Spent Lithium-Ion Batteries from Electric Vehicles in the Philippines
2023年度

中島 諒介(野田・花田研究室 M1)
Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering (APCChE)
Best Proposal Award – Bronze Prize, SDG Special Symposium, APCChE2023
講演タイトル:Recycling Strategies for Sustainable Utilization of Spent Lithium-Ion Batteries from Electric Vehicles in the Philippines
2023年度

2023-09-05掲載

常川 慶乃(小柳津・須賀研究室 M2)
The 13th SPSJ International Polymer Conference (IPC2023)
ポスター賞
講演タイトル:Synthesis of Thiol-Substituted Poly(phenylene sulfide)s with High Refractive Indices
2023年度

2023-08-29掲載

村上 路有久(野田・花田研究室 M1)
化学工学会山形大会2023
学生奨励賞
講演タイトル:液体アンモニア電解による水素生成の電流効率に対するカソード副反応が及ぼす影響
2023年度

2023-08-07掲載

内田 諒真(下嶋研究室 M2)
日本ゾル-ゲル学会第21回討論会
ベストポスター賞
講演タイトル:規則性ナノ細孔を有する有機シロキサン系エラストマーの作製
2023年度

菊地 弥温(下嶋研究室 M2)
日本ゾル-ゲル学会第21回討論会
ベストポスター賞
講演タイトル:内部空間を有するカゴ型シロキサンを用いたナノ多孔体の構築
2023年度

2023-08-01掲載

石原 大地(木野・梅野研究室 M2)
The 19th International Symposium on Carotenoids
Travel Awards
講演タイトル:Directed evolution of high-titer non-mevalonate pathway
2023年度

 

千野朋希(木野・梅野研究室 M2)
The 19th International Symposium on Carotenoids
Travel Awards
講演タイトル:In situ feeding of non-cognate apocarotenoids to Bacterialrhodopsins
2023年度

荒木優衣(木野・梅野研究室 M1)
The 19th International Symposium on Carotenoids
Poster Awards
講演タイトル:Molecular breeding of C20 carotenoid pathways
2023年度

2023-07-25掲載

眞鍋 公輔(菅原研究室 M2)
粉体粉末冶金協会 2023年度春季大会
優秀講演発表賞
講演タイトル:スーパーキャパシタ電極への応用を目指した還元型酸化グラフェンと規則性メソポーラスカーボンによるナノハイブリッド
2023年度

2023-05-29掲載

大淵 ゆきの(関根研究室 M1)
The 19th Korea-Japan Symposium on Catalysis
Poster Presentation Award
講演タイトル:Ammonia Decomposition at Low Temperature using Ru/CeO2 Catalyst in an Electric Field
2023年度

千島 健伸(関根研究室・先進理工学専攻 LD2)
The 19th Korea-Japan Symposium on Catalysis
Poster Presentation Award
講演タイトル:Theoretical Investigation of Material Properties on CO2 Capture by Applying Electric Field
2023年度

宮本 佳明(下嶋研究室・博士後期課程 D2)
2023 International Conference on Advanced Nano-Micro Materials
Best Poster Award
講演タイトル:Self-healing Lamellar Organosiloxane–Block Copolymer Thin Films
2023年度

齊藤 優希(下嶋研究室 M2)
2023 International Conference on Advanced Nano-Micro Materials
Best Poster Award
講演タイトル:Preparation of Siloxane-Based Elastomers Using Mesoporous Silica Nanoparticles as Cross-Linkers
2023年度

2023-05-16掲載

飯泉慶一朗(山口研究室 D3)
7th Gratama Workshop
学生ポスター賞
講演タイトル:Denitrative Cyanation of Nitroarenes and Organocyanides by a Palladium Catalyst
2023年度

2023-05-15掲載

酒井 求(松方研究室 講師(任期付))
日本膜学会(The Membrane Society of Japan)
第29回膜学研究奨励賞(The 29th Young Scientist Award of The Membrane Society of Japan)
講演タイトル:ゼオライト膜の結晶積層構造が透過分離特性に与える影響に関する研究
2023年度


 

 

 

 

 

 

 

 

2024/11/2,3 理工展 学生委員会報告

11月2, 3日に理工展が開催され、応用化学科学生委員会は屋台班と実験班の二班に分かれて参加しました。屋台班ではフランクフルトを販売し、実験班ではケミカルライト・芳香剤・人工いくらの実験を行いました。在校生はもちろん、小さなお子様から保護者の方々など、幅広い年代の方にお越しいただきました。
詳しくは、学生委員会HPをご覧ください→こちら