2022年度理工展が以下の期間、開催されます!
今年も応化会学生委員会は応化展として出展させていただきます。
2022年11月5日(土)10:00~17:00
6日(日)10:00~16:00
理工展HP→こちら
詳しくは、学生委員会HPをご覧ください→こちら
下記の要領で学内講演会が開催されます。
演題 | Publishing in Chem from Cell Press |
講師 | Vjekoslav Dekaris |
所属・資格 | Cell Press, Chem誌 Senior Editor |
日時 | 2022年11月1日(火)14:00-15:30 |
場所 | 早稲田大学 西早稲田キャンパス 63号館 2階 03会議室 |
参加方法 | 入場無料、直接会場へお越しください。 |
対象 | 学部生・大学院生、教員、学外者、一般の方 |
主催 | 早稲田大学 先進理工学研究科 応用化学専攻 世話人:山口 潤一郎(連絡先:79-3235) |
参考:「Publishing in Chem from Cell Press」(2022/11/1) – 早稲田大学 理工学術院 (waseda.jp)
2023年5月20日(土)の15時から「早稲田大学総長」の田中愛治先生をお招きして『ともに育てる世界に輝く人材』と題して記念講演会を行います。また、田中総長と応化会の若手会員、学生との「次世代応化会の共創に向けて(仮)」と題してパネルディスカッションも行う予定です。会場は大学シンボル「大隈記念講堂」の「小講堂」です。小講堂といっても300席近く、是非、多くの会員の方に参加頂きたく、ご予定をお願いします。また、講演会の後には「祝賀会」も計画しています。詳細が決まり次第また連絡を致します。
2022年10月19日
早稲田応用化学会 100周年記念事業担当 下村 啓
事務局 電子メール:oukakai@list.waseda.jp
2022年度早桜会講演会を2022年10月8日(土)に中央電気倶楽部で実施いたしました。今回の講師には大宮理先生(河合塾講師)をお迎えし、「大学入試から見る化学」という演題でご講演して頂きました。
18歳人口が年々減少する中、予備校業界は厳しい立場におかれており、暗記主義的な教育が化学嫌いを量産しているという現状を冒頭話されておりました。現代社会の高校生は昔と比べて物に触れる機会がどうしても減少し、物質観が希薄になる中、複雑な化学式や計算が先行し知識の順番が逆になっているということもお話しされていました。大学進学を果たすうえではまず大学入試を突破する必要があり、学生は当然その対策をするので結局の所、大学入試の問題が高校生の勉強の方向性を決めます。したがって、大学入試の問題は教訓的、教育的な観点が大事です。大宮先生は入試問題は、あいまいな問題や暗記主義的な問題ではなく、役に立つ化学の視点を問うような問題が良いとお話しされていました。
実際に近年の大学入試の問題も紹介して頂きましたが、非常に難しい問題、処理量の多い問題がたくさん出題されていると感じました。教科書の内容が改定され、エンタルピーやエントロピーを高校で教えるというのは驚きでしたが、現状も問題文の中でヒントを与えながら大学レベルの内容を問うような問題が出題されており、受験生も大変だと感じました。また、せっかく良い問題を出題しても問題が複雑すぎて時間内に処理出来ないことから飛ばされてしまい、あまり用をなさないという話もされており、分量が多すぎるというのもむしろ弊害になっている現状があります。
昨今の時代の流れで予備校でもオンライン化が進んでいます。しかし対面で授業を行い、実際に物に触れ、互いに議論する中で初めて理解が深まっていくこともたくさんあります。そういったことがだんだんと希薄になっているようにも思います。大学入試の問題を皮切りに、日本の教育問題にまで踏み込んだ深い議論がなされ、質疑応答も活発に行われて有意義な時間となりました。久しぶりの対面開催であり、web開催時より幾分か議論が活発だったように思います。講師を務めてくださった大宮先生に改めて感謝の意を表し、今回の報告とさせて頂きます。
(文責:三品)
【出席者(12名)】
井上征四郎(新12) ,津田實(新7),市橋宏(新17),田中航次(新17),岡野泰則(新33),斎藤幸一(新33), 和田昭英(新34), 脇田克也(新36), 數田昭典(新51), 澤村健一(新53), 原敬(新36),三品建吾(新59)(議事録)
大学側の教育行事として、応化学生に対し学部1、2年生を対象に、工場・研究所・企業施設見学を催行し、企業の製造、生産管理、研究開発等の実態を学ばせ、今後の勉学への動機付けを行うことを目的とします。
本企画の主管は教室で、交流委員会が支援をしています。
従来、開催時期は夏休み中の後半の平日とし、先生が引率、交流委員は同伴として西早稲田キャンパスからバスを利用し、日帰りで往復可能な地区の工場・研究所および企業施設を見学してきました。
新型コロナウィルス感染拡大により対面方式での工場・研究所および企業施設見学が実施できない状況が続いており、昨年同様リモートツールを利用した企業訪問を行いました。
【日程】 2022年9月20日(火) 13時30分~16時00分
【リモートツール】 Zoom
【訪問先】 花王(株)和歌山工場内・花王エコラボミュージアム
【参加学生】対象:応用化学科学部1年生、学部2年生の希望者
学部1年生:11名、学部2年生:10名、合計21名
【引率】 梅野 太輔 教授、須賀 健雄 准教授、下嶋 敦 教授、合計3名
【同伴交流委員(Zoom操作、進行担当)】椎名 聡 交流委員長(新36、日本航空)、合計1名
【花王】 研究開発部門 人財開発部 田村 辰仙 様、曽我 聡子 様
花王エコラボミュージアム 細川 泰徳 花王エコラボミュージアム館長
麻田 貴広マネジャー(花王エコラボミュージアム担当)
松田 幸子 様、高橋 雄一 様、梶 敦彦 様
サニタリー研究所(栃木事業所)
安藤 英悟 様(新66:西出、小柳津、須賀研、2018年入社)
辻村 織恵 様(新65:西出、小柳津、須賀研、2017年入社)
スキンケア研究所(栃木事業所)陶山 優 様(新65:細川研、2017年入社)
住所 〒640-8580 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社 和歌山工場内 TEL: 073-426-1285
【花王エコラボミュージアム・ホームページより引用】
https://www.kao.com/jp/corporate/about/tour/museum-tour/eco-museum/
“いっしょにeco”を知る、体験する――
地球環境と花王のエコ技術の情報発信ミュージアム
花王の製品は、ほとんどが毎日のくらしの中で使うものです。だから、花王は、環境に配慮したモノづくりをめざして、原材料選びから、ごみに出すまでのすべてをエコロジー視点で考える、“いっしょにeco”に取り組んでいます。
その一環として、先端のエコ技術を体験していただくために開設したのが、「花王エコラボミュージアム」です。
アタマ・カラダ・ココロを刺激する展示や映像、体験プログラムによって、地球環境のいまや、花王のエコ技術に触れてみませんか?
「花王エコラボミュージアム」での経験や知識をご家庭に持ち帰り、身近なくらしの中で生かしていただけることを願っています。
13:30~13:40 オープニング
13:40~15:00 花王エコラボミュージアム見学・Q&A
15:00~15:05 休憩
15:05~15:55 OB/OG懇談会(ブレークアウトセッション 3回)
15:55~16:00 クロージング
【第1部】 花王エコラボミュージアム見学・Q&A
1942年に設立したグループ最大の研究・生産拠点で、シャンプー、リンス、衣料用洗剤と言った家庭用製品から多種多様な工業用製品まで生産する和歌山工場内のエコテクノロジーリサーチセンター1階にある『花王エコラボミュージアム』からZoomによるライブ配信を行い、参加学生と双方向のコミュニケーションをとりながら見学が行われました。
花王の歴史、研究開発部門の説明に続き、1887年の創業以来、「よきモノづくり」を愚直なまでに追求し、暮らしに変化を提供し続ける企業として、花王ESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」 に沿った地球環境や社会に配慮した取り組みについて、「地球環境問題」「原材料」「製造工程」「輸送、販売」「製品の使用」「再利用、廃棄」の展示ブースや映像を通じてわかりやすく説明がなされました。
界面活性剤製造における先端のエコ技術など応用化学科の学生にとって興味深い内容も含まれ、原材料選びから、ごみに出すまでの製品のライフサイクルにおけるさまざまな取り組みを理解することが出来ました。
花王エコラボミュージアム
◎ 全体的な見学会の感想、環境問題など印象に残った事について
・ 製品のライフサイクルにおいて消費者が使用する時に最もCO2が排出されるため、それを減らす商品開発に取り組んでいるという話が印象に残った。一方で詰め替え用の購入や水をこまめに止めるといった自分たちの意識で排出量を減らすことも可能である。そういう所で私たちも意識的に排出量を減らす取り組みに協力していくのも大切だと感じた。
・ 花王は家庭用製品事業のイメージが強く、その他にも多様な工業用製品の製造や研究が行われている事を知ることが出来た。
・ 自社の歴史や商品を伝えるためだけでなく、環境問題を可視化できる展示方法が良かった。
・ 花王製品と環境にも配慮したものづくりについて全体像をバランス良く説明してもらえた。原材料から廃棄までトータルに考えているのが理解できた。
【第2部】 OB/OG懇談会(ブレークアウトセッション 3回)
花王の研究開発部門で活躍している応用化学科OB/OGに自己紹介・業務内容をご説明いただいた後、Zoomブレークアウトルームで3グループに分けて懇談会を行った。 参加学生からの下記の質問を中心に、OB/OG懇談会を実施しました。
・ 学校で勉強した知識の活かし方
・ 学生時代にしておいた方が良いこと
・ 学生時代に取り組んだこと
・ 就職の考え方や準備について
・ 博士の活躍の場について
◎ OB/OG懇談会での感想や今後の学業・研究生活へ受けた影響について
・ 大学での研究がさまざまなところで活かされると聞いて、一つ一つの実験を大切にしようと思った。
・ 今後はデータサイエンスも必須だと知り、勉強の意欲が湧いた。
・ 学生時代に幅広く学習・経験することが大事で、会社に入ってから新たに学ぶことも多い事を知った。
・ 実際に現場で働く人の声を聞く、貴重な機会だった。
・ 学部卒での就職を考えていたが、研究職で活躍している先輩方をみて大学院進学を検討しようと思った。
「花王エコラボミュージアム」の施設は素晴らしく、またリモート見学でありながら現地で見学しているかの様にカメラワークを駆使しながら映像も取り入れたプレゼンテーションがなされ、各ブース担当の社員の皆さまも応用化学科の学生に合わせたご説明で大変理解しやすい内容でした。ご準備頂いた花王の皆様の “よきモノづくり” の精神がとても感じられました。
また、花王で活躍される応用化学科OB/OGの皆さまも、参加した学生にとって今後の勉学へのヒントとなるように自己紹介や業務内容について簡潔にお話しされ、懇談会では短い時間でしたが学生の質問に丁寧にご対応いただきました。
この様な貴重な機会に参加学生が21名と少なかったことは残念でしたが、参加した学生にとって興味深い場になったと思われます。
今回ご協力くださいました 花王株式会社様 には、この場を借りて深く御礼申し上げます。
花王エコラボミュージアム見学後の集合写真
以上
(報告:広報学生委員 原田 拳太、小川祐輝、交流委員会 椎名 聡)
早稲田応用化学会中部支部の2022年度の活動としまして、木野邦器 教授を名古屋にお迎えして下記内容にて講演会を計画しました。 現役会員をはじめ、会員皆様にとって大変参考になるお話を聞くことができる貴重な機会ですので、ぜひご参加頂きますようご案内致します。
なお、今回は対面方式のみでの開催といたします。またコロナ感染防止の関係で親睦会は予定しておりませんが、会員の皆様の元気なお顔が見ることができればと期待しておりますので、ご参加いただければ幸いです。
早稲田応用化学会中部支部
支部長 友野 博美
1.日時: 2022年11月12日(土) 14:30-17:00 (受付開始14:00)
2.場所: ウインクあいち(愛知県産業労働センター) 1307室
https://www.winc-aichi.jp/access/
3.講師: 木野邦器 教授
4.演題: 脱炭素社会の実現に貢献するバイオテクノロジー
5.参加費: 今回は懇親会実施しませんので、参加費は0円です
6.参加申し込みはこちらから ➡ https://forms.gle/LfqnXm4dg1ZHDLVg8
・準備の都合上 11月4日(金)までに申し込み願います。
・今回は対面方式のみでの開催となります。
・当日はマスクの着用をお願い致します。
・お問い合わせ先: 応用化学会中部支部 担当 植村 裕司
E-mail; yujiuemura.7112@outlook.jp
7.講演内容:
気候変動に見られる温暖化や新型コロナウイルス感染症拡大など地球規模でさまざまな問題が起きています。これらは人間社会の高度化がもたらした弊害とも言えます。一方、SDGsに掲げられた地球規模の多くの課題に対し、我が国ではSociety 5.0を「目指すべき未来社会の姿」としてイノベーションの創出や基盤の強化を図るべく具体的な施策や科学技術開発が進められていますが、その実現には人類の食糧、生活、産業、環境などあらゆる側面においてインパクトを与えうるバイオテクノロジーが大きく貢献するであろうと期待されています。
地球の先住民である微生物は、その生存戦略に基づいて進化し多様化を進めてきました。私たち人類は、これまでその多様な機能や生命システムの一部を生活や産業に取り込んできましたが、バイオテクノロジーはDNA解析技術による生命の設計図とも言えるゲノム情報の蓄積と分析、iPS細胞系の樹立や再生医療における技術革新、高度化した計算科学や人工知能を駆使したビックデータ利用技術との融合、ゲノム編集や合成生物学的手法による高度のモノづくり技術など、近年のバイオテクノロジーの革新は著しい状況です。今まさに、従来の化石資源依存の産業形態から脱炭素化を実現できる社会への転換期にあると考えます。微生物の機能解析からモノづくり研究を展開している演者らの具体的な研究事例を紹介しながら、科学技術開発研究の方向性を議論したいと思います。
8.木野先生の御略歴:
・1979年 早稲田大学理工学部応用化学科卒
・1981年 早稲田大学大学院理工学研究科博士前期課程応用化学専攻修了
・1987年 工学博士(早稲田大学)
・1981-1999 協和発酵工業株式会社 勤務
・1999年 早稲田大学理工学部(現:理工学術院)教授就任
・2010年 早稲田大学理工学術院総合研究所所長就任
その他
・早稲田大学産学官研究推進センター長、同大学研究院副委員長、同大学理工学研究所長
国立研究開発法人科学技術振興機構開発戦略センターシニアフェロー、同機構プログラムオフィサー、かずさDNA研究所特別客員研究員などを歴任。
・国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構評価部研究評価委員長、
公益社団法人日本生物工学会会長、バイオインダストリー協会理事、日本微生物学連盟理事などを歴任。
・国立研究開発法人産総研生命工学領域の審査評価委委員長、公的研究機関などの
技術推進委員長や審査評価委員長などを歴任。
・東京大学・大阪大学・名古屋大学・九州大学等の非常勤講師を歴任。
受賞歴等:
・1999年 協和発酵工業株式会社 社長賞、
・2015年 文部科学大臣表彰科学技術賞(研究)受賞、
・2016年 早稲田大学ティーチングアワード(秋学期)総長賞受賞
・2020年 日本生物工学会第39回生物工学賞受賞
その他専門誌論文賞4件など
2022年9月10日(土)15:00~17:10 (Zoomによるリモート開催)
講演テーマ;『カーボンニュートラルについて』
講演者;
【講演第一部】宍戸圭介氏 デロイト トーマツ グループ マネジャー
演題;『サステナビリティとは何か』
副題;「日本のカーボンニュートラル」
【講演第二部】望月浩二氏 ドイツ(欧州)環境規制調査
演題;『サステーナブルな世界に向けて』
副題;「ドイツのカーボンニュートラル」
講演者略歴
宍戸圭介氏
2007年 早稲田大学 理工学部 応用化学科 卒業(新制57回、酒井・小堀研究室)
2009年 早稲田大学 大学院 先進理工学研究科 応用化学専攻 修了(酒井・小堀研究室)
2009年 サントリーホールディングス(株)入社
・国内外の環境戦略立案、再生可能エネルギー導入,オペレーション改善等のプロジェクトマネジメントに従事
2018年 米州立ノースカロライナ大学チャペルヒル校 フルタイムMBA 入学
・コペンハーゲンビジネススクールに交換留学(半年)
・マッキンゼー・アンド・カンパニー、ヤンセンファーマにてインターン実施
2020年 米州立ノースカロライナ大学チャペルヒル校 フルタイムMBA 卒業
2020年 監査法人トーマツ ESG・統合報告グループに入所
・主に国内外のコンシューマー、パブリックセクター分野において、環境・戦略分野を中心としたESGに関するアドバイザリー業務を実施
・社内ベンチャーのコアメンバーとして、カーボンニュートラルに向けた技術の社会実装を目指すための技術リスト作成や関連プロジェクトの組成、執筆・講演活動を兼務
望月浩二氏
1969年 早稲田大学 理工学部 応用物理学科 卒業
卒業後、企業内でエンジニアとして品質管理および研究・開発の業務に8年間、従事した後、退職してドイツに移住。1991年以来、ドイツおよび欧州の環境規制の調査・コンサルティング業に従事。毎年一時帰国して企業、大学、学会、市民団体などのために報告講演を実施。ドイツのケルン市在住。
はじめに
今回は、リモート方式による交流会講演会として開催致しました。
参加者:98名(卒業生87名[講演者、先生を含む]、在校生11名)
本講演会には早稲田応用化学会の元会長である西出名誉教授、並びに橋本副会長にもご参加頂き、それぞれ開会と閉会のご挨拶を頂きました。
講演会開会前に、聴講者への依頼事項等をスライドショウで流しましたが、今回はそれに加えて早稲田大学のカーボンニュートラル宣言に関連する下記の方々のお話を放映しました。
田中総長⇒ https://www.youtube.com/embed/frc_Kj8zDpk?autoplay=1
政治経済学術院 有村 俊秀教授⇒
https://www.youtube.com/embed/2m4Gx_4Ti64?autoplay=1
理工学術院 応用化学科 関根 泰教授⇒
https://www.youtube.com/embed/Ei4jL3T8sPM?autoplay=1
定刻になり、まず椎名交流委員長による開会宣言、視聴に当たっての依頼事項、及び講演者の略歴紹介が行われました。特に今回は講演者をお二人お招きし、第二部の講演者である望月浩二氏はドイツのケルン市在住で、交流会講演会の講演者として初めて海外から遠隔で参加される旨の紹介がありました。引き続き、早稲田応用化学会の元会長である西出名誉教授から開会のご挨拶を頂きました。
西出名誉教授のご挨拶 ⇒こちら
続いて講演が始まりました。
なお、本講演会におきまして講演者が作成し、説明のために使用されましたプレゼンテーションファイルが応化会HP内の資料庫に格納されています。詳細はこちらのファイルをご覧下さい。(閲覧には資料庫のパスワードが必要です。) 資料庫⇒こちら
【講演第一部】
宍戸圭介氏 『サステナビリティとは何か』 ~ 「日本のカーボンニュートラル」
本講演の要約
1.サステナビリティに関するトピックは、グローバルアジェンダとして重要性が増している。
2.日本においてもサステナビリティ、特に気候変動分野でのコミットメントが高まっており、産官学が協働してカーボンニュートラルを目指すことが求められる。
3.カーボンニュートラル達成のためには種々のアプローチが必要であり、応用化学会の皆様の知見や経験が大いに生かされることが期待できる。
本講演の概要について⇒こちら
【講演第二部】
望月浩二氏 『サステーナブルな世界に向けて』 ~ 「ドイツのカーボンニュートラル」
講演は次のテーマに従って順に行われました。
①ドイツ国民の環境意識
②サステナビリティの重要な要素としてのカーボンニュートラル
③カーボンニュートラルの2050年実現を目指すドイツの取り組み
④カーボンニュートラルとリサイクル
本講演の概要について⇒こちら
講師お二人の講演の後、質疑応答が行われました。
質疑応答の概要について⇒こちら
最後に、早稲田応用化学会の橋本副会長から閉会のご挨拶を頂きました。
橋本副会長のご挨拶 ⇒こちら
椎名交流委員長より
最後に椎名交流委員長から下記の2点についてお願いがあった後、本日ご講演いただいた宍戸様、望月様およびご参加いただいた多くの会員の皆様への感謝の言葉をもって閉会宣言となりました
1.講演者へのフィードバックならびに次回の講演会企画の参考とするため、メール配信されるアンケートへの回答のお願い
2.2023年5月20日(土)に開催される早稲田応用化学会100周年記念事業について、大隈記念小講堂における田中総長の記念講演ならびに記念祝賀会への参加、早稲田応用化学会給付奨学金への寄付協力のお願い
<ご参考>懇談会(17:15~18:00) ⇒こちら
――― 以上 ―――
(文責;交流委員会)
2022年9月21日(水)に行われました生命医科学科×応用化学科コラボ企画「早稲田2化学科間交流会」について学生委員会HPに記事がアップされましたのでご報告いたします。 続きはこちら
2022年9月8日(木)に行われました夏合宿代替企画について学生委員会HPに記事がアップされましたのでご報告いたします。 続きはこちら