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早稲田応用化学会中部支部総会及び第25回交流講演会のご連絡

早稲田応用化学会中部支部の2026年度活動としまして、総会および下嶋 敦 教授を名古屋にお迎えしての講演会を計画しました。下嶋先生のご講演は会員皆様にとって大変参考になるお話を聞くことができる貴重な機会です。是非ご参加頂きますようご案内致します。

なお、講演会は対面形式とオンライン形式のハイブリッドで開催します。また対面形式では親睦会も予定しております。会員の皆様の活発な交流の場になることを期待しておりますので、ご参加頂ければ幸いです。

早稲田応用化学会中部支部
支部長  上宮 成之

1.日時: 2026年4月11日(土)14:30-19:00 (親睦会含む) (受付開始14:00)

2.場所: ウインクあいち(愛知県産業労働センター)1310号室

https://www.winc-aichi.jp/access/

3.中部支部総会: 14:30~ (対面形式)

(1)議事内容

・25年度活動報告及び26年度活動計画案協議

・25年度決算報告及び26年度予算案協議

・若手部会活動方針

4.講演会: 15:30~17:00(質疑応答含む) (対面形式とオンライン形式のハイブリッド)

(1)講師: 下嶋 敦 教授

(2)演題: 「SDGsに貢献する自己修復材料 ― シリカ系材料への展開」

5.写真撮影、親睦会: 17:00~19:00 (対面形式)

(1)場所: 講演会と同じ1310号室

(2)親睦会会費: 3,000円/人 

(親睦会にご参加頂ける方は当日に現金にてお支払いをお願いします。)

6.参加申し込みはこちらから ➡ https://forms.gle/B2xn3DYBpFKFEBjn8

・準備の都合上 4月3日(金)までにお申し込みをお願いします。

・講演会へオンライン形式でご参加頂ける方には別途招待URLをご連絡いたします。

7.講演概要:

亀裂などの損傷を自発的に修復する機能を有する材料は、長寿命化やメンテナンスコストの削減、さらには廃棄物の低減を通じて、SDGsへの貢献が期待されている。近年、有機系ポリマー材料を中心に、結合の組み換えに基づく自己修復機構が注目されており、無機材料への展開が期待されている。特に、ケイ素-酸素-ケイ素結合から構成されるシリカ(シロキサン)系材料は、身の回りの製品から医療・航空宇宙分野に至るまで幅広く利用されており、自己修復機能の付与は重要な課題となっている。本講演では、分子・ナノレベルの構造制御に基づくシリカ系自己修復材料の設計について、当研究室における最近の研究を紹介する。

8.下嶋 敦 教授のご略歴:

・氏名(ふりがな) 下嶋 敦(しもじま あつし)

・所属機関    早稲田大学 

・所属部署    理工学術院 先進理工学部 応用化学科 教授

・略歴

1995年3月 早稲田大学理工学部応用化学科 卒業

1997年3月 早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了

1997年4月〜1999年2月 昭和電工(株)総合研究所研究員

2002年3月 早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了(博士(工学))

2002年4月 日本学術振興会特別研究員 (PD)

2004年4月〜2005年2月 カリフォルニア大学サンタバーバラ校 Visiting Researcher

2005年4月 科学技術振興機構CREST研究員

2006年7月 東京大学大学院工学系研究科 助手(2007年4月より助教)

2008年4月 東京大学大学院工学系研究科 准教授

2013年4月 早稲田大学理工学術院 准教授

2017年4月〜現在 早稲田大学理工学術院(先進理工学部応用化学科)教授

・受賞歴

2006年度 日本セラミックス協会進歩賞

2019年度 早稲田大学リサーチアワード 国際研究発信力

2021年度 秋学期 早稲田大学ティーチングアワード

以上

2024年度 応用化学専攻褒賞・奨学金授与式

2024年度の応用化学専攻褒賞・奨学金授与式が2025年3月6日木曜日に、西早稲田キャンパス63号館204,205会議室にて開催されました。

褒賞・奨学金の受賞者は、以下のボタンをクリックしてご覧ください

 

木野邦器教授 最終講義のご案内

木野邦器教授

木野邦器教授は昨年4月に古希を迎えられ、2026年3月に早稲田大学を退職されることになりました。先生は、1999年4月1日に早稲田大学に着任されてから27年の長きにわたり本学の教育、研究に尽力されてこられました。
以下の日程で最終講義が予定されています。

日 時:2026年3月21日(土)午後

木野邦器教授最終講義     13:00~15:00(受付開始 12:30)

会 場:早稲田大学 西早稲田キャンパス57号館2階201教室

上記に参加を希望される方は、以下のURLよりGoogleフォームでお申込いただけると幸甚に存じます。

木野邦器教授 最終講義の出欠確認(応化会)
Googleフォーム: https://forms.gle/FC7AwuzXpCX7HFfC8

発起人(学内事務局)
早稲田大学理工学術院
先進理工学部応用化学科
教授 桐村 光太郎
連絡先メールアドレス:kkohtaro@waseda.jp

2026年度定期総会と先進研究講演会について(第一報)

2026年2月

早稲田応用化学会
会長 下村 啓

平素は早稲田応用化学会の活動にご理解を賜り、ご支援・ご尽力を頂き誠に有り難うございます。厚くお礼申し上げます。
さて、2026年度総会の件につき、ご連絡申し上げます。

開催内容につきまして改めて 「早稲田応用化学会 ホームページ」あるいは「メール配信」等でお知らせいたしますが、まずは開催日のご都合を確保の程宜しくお願いします。

出席の申込は後日「早稲田応用化学会ホームページ」及びメール配信の第二報に申込URLを貼り付けますのでそこからからお願いします。

日時:2026年5月23日(土) 13時30分~18時30分

場所:早稲田大学理工学部西早稲田キャンパス(旧称「大久保キャンパス」※)
※副都心線「西早稲田」駅は出口3でキャンパスと直結しています。

<スケジュール>:

13時30分~14時30分 定期総会(57号館教室を予定)

14時45分~16時15分 先進研究講演会(同上)

16時45分~18時30分 交流会(懇親会)(63号館1階)

         会費3,000円(夫婦同伴の場合5,000円)

■定期総会

議題:1)2025年度事業及び会計報告 2)会長の選任 3)2026年度事業計画及び予算案 4)執行部体制 5)規約変更 等

■先進研究講演会「応用化学最前線 - 教員からのメッセージ」プログラム

  講師(予定)   高分子化学部門  小柳津 研一 教授

無機合成化学部門 下嶋 敦 教授

触媒化学部門   関根 泰 教授

2025/12/3 応化ゼミ実施報告

2025年12月3日に応化ゼミが開催されました。今回のテーマは「大学院入試(院試)」についてです。 そもそも院試とは何か、推薦入試の仕組み、外部受験の実情などについて、B4の先輩方がご自身の体験を交えて分かりやすく説明してくださいました。優先配属の方、一般入試で進学された方、他大学院へ進まれた方と、それぞれ異なる道を選んだ先輩方のリアルな声を聞くことができました。
詳しくは、学生委員会HPをご覧ください→こちら

2025/11/1・2 理工展実施報告

2025年11月1日、2日に第72回理工展(@早稲田大学西早稲田キャンパス)が開催されました。応化委員会では「展示」「実験」「屋台」の出店を行いました。多くの方にご来場いただき、両日とも大盛況のうちに終了することができました。
詳しくは、学生委員会HPをご覧ください→こちら

学内講演会のお知らせ
Transition Metal Dichalcogenides Modified Carbon Nanotubes and Hollow Carbon Spheres for Green Energy Conversion

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 Transition Metal Dichalcogenides Modified Carbon Nanotubes and Hollow Carbon Spheres for Green Energy Conversion
講 師 ZHANG, Xiao
所属・資格 東北大学 材料科学高等研究所 准教授/ジュニア主任研究者
日 時 2026年3月2日(月) 13:00-14:40
場 所 早稲田大学 西早稲田キャンパス55号館N棟1F第二会議室
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学部 応用化学科
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

参考:https://www.waseda.jp/fsci/news/2026/01/19/36625/
           https://noda.w.waseda.jp/seminar-j.html

早稲田応化会中部支部 第24回交流講演会(細川誠二郎先生講演会)のご報告

1. 開催日時: 2025年11月29日(土)15:30~17:00

2. 開催場所: ウインクあいち 1309号室

3. 出席者:  20名(オンラインでの出席者を含む)

4. 演者:   細川 誠二郎 准教授

5. 演題:   「天然有機化合物と向き合う:ある合成化学者の思索と挑戦」

6. 要旨:

本講演では、有機合成化学、特に天然物合成の意義・歴史・教育的価値、そして講演者自身が進める最先端研究について体系的に紹介をされた。

天然物合成は、かつては希少天然物の構造決定や量的供給のために不可欠な技術であり、生命現象の理解や医薬品開発の基盤を支えてきた。現在では、量産可能な合成経路を設計し、新反応・新手法を創出する「合成科学」としての側面がより重視されるようになっている。また、天然物は医薬・農薬・生物学研究に広く応用され、植物の成長促進物質、害虫フェロモンを用いた生態系制御など、その利用範囲は多岐にわたる。

教育の観点では、天然物合成は多段階反応を通じて多くの実験操作や反応原理に触れることができ、構造決定能力や問題解決力を育むため、極めて高い教育効果を持つ。意図しない副生成物から新反応が見つかる例も多く、研究と教育の両面を強く刺激する分野である。また、近年AIが合成経路設計に応用され始めているが、ネガティブデータに基づく経験則や想像力、新反応の発案など、人間固有の創造性が依然として不可欠であることも指摘された。

研究紹介では、多様な最先端事例が挙げられた。植物発芽促進物質カリキノライドの3工程での超短工程合成、中分子ポリケチドの新たな合成展開、深海由来の強力な抗がん物質Psymberin類の立体化学の大規模決定(25不斉点中20を確定)、古代生物由来で1億5000万年前の化石に含まれるボロリソクロームの多様化合成、ホウ素中心の光学活性錯体という未踏領域への挑戦などである。さらに、地球初期の生命進化に関与し、UVA〜UVCを吸収するスピトネミンの合成研究も進められており、低刺激性UV吸収剤やバイオマーカーとしての可能性が示された。

天然物合成は科学の基礎から応用までをつなぐ中核的分野であり、希少天然物の供給、生命現象の解明、新薬・新素材創出に不可欠であるとともに、次世代研究者の育成にも重要な役割を果たすことを強調された。

会場出席者と記念撮影

以上

文責:中部支部