応化会案内」カテゴリーアーカイブ

2016 先進研究講演会

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「応用化学最前線―教員からのメッセージ」

先進研究講演会「応用化学最前線-教員からのメッセージ」(応用化学科と共催)は、応用化学科の各研究室の教員が、企業の研究者・技術者や学生に、自らの研究分野を紹介し、その先進性、先導性を熱く語りかけるもので、 引き続き開催される交流会(懇親会)で、教員、社会人および学生との交流や懇談をさらに深め、早稲田応用化学科の研究に関する理解を深めていただく企画です。
今年は、講演順に、化学工学分野 野田優教授、無機化学分野 黒田一幸教授、応用物理化学分野 門間聰之教授、高分子化学分野 須賀健雄専任講師の各分野の先生方に語っていただき、OB・OGも学生も理解を深めることが出来たものと確信しています。

15:00-15:30  化学工学部門 野田優 教授

nodas「演題 簡易に速く無駄なくつくる:ナノチューブと各種薄膜」

ナノテクノロジーは広範な技術革新が可能と十数年来期待されてきたが、一方で実用は未だ限定的とされる。素晴らしい材料・デバイスが沢山生み出されており、それら良いモノを上手くつくるのが化学工学の役割である。カーボンナノチューブやシリコン・金属薄膜の高速・高収率合成技術と、蓄電デバイスなどへの応用を紹介する。

15:30-16:00  無機化学部門 黒田一幸 教授

kuros「演題 ケイ酸塩の化学 ~層状ケイ酸塩からメソポーラスシリカまで~」

層状ケイ酸塩の研究は長い歴史があるが、無機化学的観点からも関連研究は大きく発展し、様々な分野に貢献するメソポーラスシリカも得られている。
講演では最近の成果をいくつか紹介し、層状ケイ酸塩とその関連物質の魅力を紹介したい。

16:00-16:30  応用物理化学部門 門間聰之 教授

 mons「演題 電気化学反応場を診る、そして造る ~リチウム電池の診断と高性能化~」

電気化学デバイスの反応場の状態の評価・把握は、デバイスの状態把握、また反応の進行状況を知るうえで重要である。反応系を乱さず、デバイスとしてリチウム電池を非破壊で解析する評価解析手法開発を紹介するとともに、そこで得た知見をもとにした新たな材料の設計開発を紹介する。

16:30-17:00  高分子化学部門 須賀健雄 専任講師

sugas  「演題 精密重合が拓く機能性コーティングの新展開」

光開始ラジカル重合に代表されるUV硬化反応は極めて迅速で(数秒以下で固化)、コーティング、フォトレジストなどに汎用される実用技術である。我々は、迅速なUV硬化反応に敢えて「光駆動型」の精密ラジカル重合機構を組み込み、時間軸を制御することで、硬化と同時に類例のない傾斜ナノ構造の形成を見出した。光重合の精密制御が拓く高分子合成化学の展望・新素材の創出について紹介する。

 

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早稲田応化会HPのフロント画面変更のお知らせ

2016年7月1日より「早稲田応化会HP」のフロントページ(表紙となる画面)が変更になります。
最初に出る画面は下図の様になります。下図をクリックするとその画面に移動します。
その画面から今でも操作を試すことは出来ます。
top

新しいHPはWordpressという環境の上に構築されています。
変更の理由は、主に4つあります。

  1. Smart Phone(スマホ)や携帯からHPにアクセスする人が多くなり、従来のHPですと文字が小さくなったり、画像が部分しか表示されなかったり見難いと言う声が多く出る様になった。 新規HPはスマホ対応(レスポンシブ対応と言う)なのでこの問題を解決できる。
  2. 現在の応化会HPが完成してから既に10年近く経過し、形態を刷新する時期に来ている。同時に新規機能を備えたPlatformが望まれていた。
  3. WordPressを利用すると、HPを作成する特殊なコンピュータ言語(HTML等)を習熟しなくても、ワープロ感覚でホームページ作成が可能になる。継続的なHPによる発信を維持するためには、多くの人がHP製作に関われる環境が必要になった。
  4. FB(フェイスブック)等のSNS(ソーシャルネットワークサービス)との連携が容易に出来る。現在は下記LinkのFBと連携しています。
    FBサイトは ⇒ こちら

もし、旧表紙画面(Legacy Front Page)に戻りたい場合は、新しい表紙場面の右上に設置されている下のボタンをクリックしてください。
この画面の下のボタンからでも旧表紙画面(Legacy Front Page)に戻れます。

  Legacy Front Page

以上

定期総会・先進研究講演会ご案内

応化会旗

早稲田応用化学会会員の皆様へ
 

2016年4月

早稲田応用化学会 会長 三浦 千太郎

今年も初夏の土曜日開催といたします。又昨年に引き続き先進研究講演会を応用化学科と共催で開催します。応用化学科の研究に関する理解を深めて頂くために企画いたしました。万障お繰り合わせの上、ご出席いただきますようお願い致します。
出席申込は、ご指定の住所へ応用化学会会報と共に送付されております 「返信 用記入用紙」で返信頂くか、”こちら”からお申込下さい。
尚、個人情報に変更のある方は、必ず 会報同封の「返信用記入用紙」の個人情報を修正頂 き返送下さい。

日 時: 2016年5月28日(土)13:00-19:00
場 所: 早稲田大学西早稲田キャンパス
57号館201教室(受付・会場)
63号館1階カフェテリア旧馬車道(交流会)
※定期総会        13時00分~14時45分
※先進研究講演会  15時00分~17時00分
「応用化学最前線-教員からのメッセージ」 プログラム

  1. 化学工学分野 野田 優 教授
    演題 「簡易に速く無駄なくつくる:ナノチューブと各種薄膜」
  2. 無機化学分野 黒田一幸 教授
    演題 「ケイ酸塩の化学 ~層状ケイ酸塩からメソポーラスシリカまで~」
  3. 応用物理化学分野 門間聰之 教授
    演題 「電気化学反応場を診る、そして造る~リチウム電池の診断と高性能化~」
  4. 高分子化学分野 須賀健雄 専任講師
    演題 「精密重合が拓く機能性コーティングの新展開」

※交流会(懇親会)17時30分~19時00分
懇親会費 3,000円(夫婦同伴の場合 5,000円)

総会会場、懇親会場では応化会ホームページ掲載用の写真を撮影いたしますのでご了承願います。

 

以上