2018年12月01日付で「応用化学会報 No.98 November 2018」を資料庫に収納しました。
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早稲田応用化学会事務局/広報委員会
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只今、会長の選任されましてひしひしと重責を感じております。新制20回卒の西出宏之でございます。この3月に最終講義をさせていただき、また同窓多くに集まっていただきまして区切りのお祝いをいただきました。この場を借りまして厚く御礼申しあげます。この3月末で応用化学科教室からは退任いたしました。
4月からは特任研究教授ということで幸いにも籍をいただきまして、大型プロジェクトの取りまとめと、また新たな誘致の可能性に努めておる現況でございます。
応用化学会の会長候補には内々に濱 逸夫副会長が内定しておったとの三浦会長のご紹介がございました。ただ、ライオンの代表取締役社長として超ご多忙であるということで、三浦会長より昨年末よりご相談を受けまして、(言葉を選ばなくてはいけないんですが)止むを得ずこの重責を引き受けさせていただくことになりました。是非、ご理解とご支援をお願いする次第でございます。
振り返ってみますと近いところでも棚橋会長、里見会長、そして特に河村会長には熱い情熱とご注力のもとに応用化学会が大きくなって、その存在感、また、レピュテーションも非常に高い、早稲田の総長がしばしばこの応用化学会を例に挙げて、あるべき同窓会の姿としてアピールいただいていたことは皆様ご承知のとおりでございます。
三浦前会長の強いリーダーシップのもとに例えば基盤、交流、広報の3委員会の委員長に現役OBにお願いして体制を強化し、そしてスピード感をもって活動することで前進を多く得ております。一方、学生委員の自主的な活動を支援することによってまた卒業直後の若手の卒業生を取り込むなど多くの新しい領域に応用化学会が踏み出すことができている訳でございます。
この後、三浦会長への深い感謝と名誉会員の推薦の場を設けましたので、後程もう一度述べさせていただきます。
一方、応化会の活動が活性化していくこととある意味で表裏の関係になる訳でございますが、基本的にボランティアによる活動ですので、事務局の仕事量は増加の傾向にあります。これをどのように対処していくかということも、大事な課題になっておる訳です。只今、田嶋先輩よりご指摘いただきました、少なくない保留金。税務上の対策としては恐らくこの5年後に控えました応化会百周年に向けて準備金として積み立てているといえばいいのかもしれませんが、ただ積立しているだけではしょうがない訳で、(かといって使いだすとすぐ底つくので、皆様の汗によって蓄えられたものであること肝に銘じてますが)大事に積極的に使っていくことによって拡げていくということ、これも残されたまたこれからの課題であると了解しております。
この総会また諸先輩がおられる場で恐縮ですが、私自身の振り返りをさせていただきます。
学位を取りまして2年学術振興財団に、あと2年ドイツのフンボルトに出かけておりまして、その後、早稲田に職をいただきまして助手として篠原功先生のもとに着任いたしました。篠原先生は、その当時応化会の副会長をなされておられた訳です。助手は、応用化学の教室では私一人でした。鈴木晴男先生が会計担当でした。鈴木先生は寡黙で厳しい先生ですが、これはちょうどいい後継者がきたということで、私に対しましてはニコニコとして黒い腕抜きをして沢山たまっている郵便振替の束を持ってこられまして、それを帳簿に書き込む、この作業を名簿と照らし合わせながらする。そして月々の貸借対照表を作っていくというようなことを教えていただきました。
応用化学会報は宇佐美先生のご尽力で応化会だよりとして続いておったのですが、これを会報として復刊したい。これが1980年で、応用化学会報が現在の姿でもう少し背表紙が厚い形で再度発行されるようになりました。応用化学会のそもそもの会則(お手元の資料にもあると思いますが)第1章第3条に、会員の学術の向上促進にあたるを最初に唱い、会員相互の親睦、教室への支援を・・・こうなっています。今日はあまり申しあげませんが、「学会」という形をとっていたということです。1号から始まって原著論文を沢山掲載している媒体であった。それを同窓会の形で応用化学会報を出版していいのかどうか議論をしながら、会報が再発行されたのに立ち会うことができております。ただ、その意向でもお金がありませんのでどうやって背表紙のあるものを印刷するのか?といことになりまして、これは大日本印刷さんに頼もうということで、確かその当時の古関専務にお願いに参りました。紙代だけの請求書を出すからその分だけ郵便振り込みで払ってくれで、格安の発行につながりました。
会長は、大友恒夫氏で秩父セメントを大きく発展させた方で非常に力強い先輩であられました。大友さんが三つのことを常に会長としておっしゃっておりました。組織をしっかり創り、財政の確立、そして事業の促進 これらは今でも全く同じである訳です。
大友会長は、私財500万円を応用化学会に寄付されました(申し訳ないですがと濱さんのほうに振り返って見て)。財政基盤をどう力強く作っていくかということです。今はなかなかそう簡単な寄付とはいきませんが、いつもいろいろな方法で考えていかなくてはいけないということです。
確か今頃の季節であったと思うのですが、平田 彰先生が庶務担当理事で、総会が近づいてきたので予習の会をしました。来られた大友会長が何か食べにいこうということで上野の伊豆榮に連れていってもらいました。それから程なく大友会長が急に逝去されました。その結果、空席ができましたので篠原先生は筆頭副会長ということで止むを得ず会長を引き継ぎ、そのあと岩城会長にきていただくまでリリーフを務められた訳でございます。
ある意味、私自身、先ほど三浦会長からご紹介がありました教室側からの会長は篠原先生以来三十何年ぶりということですが、ある意味リリーフ役としての因縁を感じる次第でございます。
さて、締めくくらせていただきます。この後、教室のほうから松方主任が応用化学科の百周年を振り返ってお話いただけると聞いております。昨秋、応用化学科百周年では応用化学会から参加、また志の多大なお力添えをいただいたことを当時の実行委員長として再度御礼申し上げます。おかげ様で早稲田の応用化学科のプレゼンスを広く訴えること、また、認めていただくことができました。応用化学会は、先ほどご紹介のように2023年に百周年を迎えます。この続く節目に向けて、教室、応用化学科はもちろんのこと、是非、大先輩、ベテラン、シニアそして現役、若い学生諸君とこの幅広い年齢層を結集して、皆が語り合い、そして過去を振り返り、またこれからの夢を気持ち良く語れる居心地の良いコミュニティとして応用化学会が進んでいきますよう、今までの歴代会長の熱情、これに沿いながら微力ですが努めて参ります。是非、会員皆様のご理解とご支援をお願いする次第でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
2018年5月12日(土) 13時~19時
場 所: 早稲田大学西早稲田キャンパス
57号館2階201教室(定期総会・先進研究講演会)
56号館1階カフェテリア(交流会)
本年度も、昨年同様、定期総会と、それに引き続き先進研究講演会「応用化学最前線-教員からのメッセージ」、そして交流会を開催した。
昨年は4月開催に変更して開催したが、本年は例年通り5月の開催となった。
出席者は、総会110名(OB・OG 74名、教員12名、学生24名)、講演会116名(OB・OG 80名、教員14名、学生22名)にご参加頂き、交流会(懇親会)では106名の会員の皆さんが集い、盛会な総会の一日となった。
スケジュール:
13時00分~14時15分 定期総会
14時30分~15時00分 応用化学科百年史
15時00分~17時00分 先進研究講演会「応用化学最前線-教員からのメッセージ」
17時30分~19時00分 交流会(懇親会)(56号館1階)
1. 定期総会
13時より和田庶務理事の司会で開催された定期総会では、最初に三浦千太郎応用化学会会長より挨拶が述べられた。三浦会長は二期会長職を勤められ、本総会をもって退職されるので、併せて退職の挨拶と新会長の推薦がおこなわれた。
引き続き、和田宏明庶務理事及び廣谷会計理事よりそれぞれ2017年度事業報告案及び決算案、2018度事業計画案及び予算案の説明がなされた。
引き続き、河野恭一監事より監査の報告があった。5月8日(火)に廣谷修会計理事、和田宏明庶務理事および寺嶋事務局長の同席のもとに監査を実施し、会計部門においては領収書、通帳等の各種帳票を確認した結果、適正に処理されており決算書、貸借対照表は正当であると報告された。また、業務部門においても、各委員会議事録の閲覧ならびに、基盤委員会、広報委員会および交流委員会に時間が許す範囲で出席した結果、各委員会ともに当初計画に基づき概ね順調に業務が遂行されていること、特に学生委員の積極的な参加が顕著であったことが報告された。なお余剰金がある程度積みあがっている状況であるので、5年後の応化会100周年記念事業を含め有意義かつ適正な活用を検討されたいというコメントがなされた。
以上により、一号議案:2017年度事業報告案及び決算案および二号議案:2018度事業計画案及び予算案が承認された。
引き続き、三号議案である会則の変更について説明があり、また会員名簿閲覧システムの運用にともない附則、細則の修正が役員会で決定されたことについて説明があった。
会則の変更は総会で承認された。
続いて、新会長として推薦された西出宏之教授の就任が総会において承認され、それを受けて、西出宏之新会長より就任の挨拶が行われた。
次に西出新会長より、新年度の新規役員体制と、その体制が決められた背景について説明があり、加えて退任される役員に対する謝辞があった。
退任される各役員より挨拶が述べられた。
新任の役員の紹介があり、新任の各役員から挨拶があった。
続いて、役員会より三浦前会長を名誉会員に推薦する提案があり総会において承認された。
また、名誉教授加藤忠蔵先生がご逝去された報告があり、参会者一同で黙祷を行った。
最後に松方正彦副会長から応化会給付奨学生、里見奨学生の紹介があり、加えて応用化学科の近況報告、および新任の山口潤一郎教授の紹介があった。
松方正彦教授により貴重な歴史的写真が多数紹介され、併せて題記の講演が行われた。
先進研究講演会「応用化学最前線-教員からのメッセージ」(応用化学科と共催)は、応用化学科の各研究室応用化学科の教員が、企業の研究者・技術者や学生に、自らの研究分野を紹介し、その先進性、先導性を熱く語りかけるもので、 その後の交流会(懇親会)で、教員、社会人および学生との交流や懇談を深め、早稲田応用化学科の研究に関する理解を深めていただくために、毎年総会とあわせて企画される。本年は下記の4先生にご講演をいただいた。
1.15:00-15:30 化学工学分野 花田 信子 講師
「演題 水素エネルギー活用に向けた水素貯蔵技術開発」
2. 15:30-16:00 無機合成化学分野 下嶋 敦 教授
「演題 精密構造制御に基づくシリカ系材料の機能開拓」
3. 16:00-16:30 応用生物化学分野 木野 邦器 教授
「演題 新たな酵素反応プロセスの開発」
4. 16:30-17:00 無機合成化学分野 菅原 義之 教授
「演題 無機ナノ材料と高分子材料のクロスロード」
2時間の講演会の後、場所をロームスクウェアへ移し、橋本副会長の司会で、西出宏之新会長の開会挨拶、そして黒田一幸教授(応化会新副会長)からは応用化学会の益々の発展を願って乾杯のご発声を頂き、交流会(懇親会)がスタートした。
応化会給付奨学生・里見奨学生(小池正和、吉岡育哲、海野城衣、池勇樹、小松田雅晃の諸君)の紹介と、奨学生の挨拶があった。今年の交流会は卒業生・教員・学生合わせ106名の会員の皆さんで和気あいあいとした雰囲気で進み、司会橋本副会長の中締めに続いて政本浩幸学生交流委員長の一本締めにて散会となった。
(文責:広報委員会・応化会事務局)
本日はご多忙の中 定期総会にご出席賜り、誠に有り難うございます。
会の開催に先立ちまして、一言ご挨拶を申し上げます。
昨年は応用化学科創立百周年を迎え、記念祝賀会をはじめとする様々な記念事業が滞りなく盛大に執り行われたことはご存じの通りで、我々卒業生一同にとりましても誠に喜ばしく、また誇らしい出来事でありました。
そして、5年後の2023年には、いよいよ応用化学会も創立百周年を迎えることになり、どのようなお祝いの形にしていくのか、真剣に考えていく時期になって参りました。
その折でもありますが、私の会長就任も2014年以来2期4年を迎え、当初から申し上げておりましたとおり本総会をもって退任させて頂くことに致しました。
百周年事業もさることながら、様々な課題を残したままではありますが、応化会のような組織(OB/OG、教員、学生)は適任な卒業生が持ち回りで代替わりをしながら会の発展のために尽くしていくことが母校への恩返し・義務である、と私は考えており、昨年来後任候補者を探して参りました。
いずれ会長になっていただきたい思いから昨年からライオンの濱さんに副会長をお願いしてきましたが、さすがに好調な企業の社長では現状すぐに会長就任は難しく、後継者探しは難航しておりました。そこで今年退官された西出先生にご無理をお願いして、会のためなら、とようやくお引き受けして頂き、後ほど皆様のご承認を図る運びとなりました。
教員からの会長就任は篠原先生が一番直近の事例でありますが、過去には初代の小林久平先生に始まり6名の先生方が務めてきておられます。
私の期待は、まず盛況な活動を続けている高研会を初めとする先生の同門、教え子達への影響力であります。この4年間現役、シニアの卒業生達の新たなボランティア参加の厳しさをお伝えしてきましたが、やはり先生からの招聘は我々企業出身の卒業生よりはるかに強力で、断りにくかろう、と考えております。
また、厳しい運営を続けている会の引き締めを図っていくために、応用化学科の今日の繁栄の原動力、中心軸として活躍してこられた西出先生の手腕、指導力に大いに期待するものであります。
私の任期中は、ベテランボランティアの世代交代が進んだため、現役シフトを進めて参りましたが、想定通り多忙な中での活動となることから、より多くのボランティアの参加が望まれてきた4年間でもありました。
また、同様に「チェック&レビュー」による活動の見直し、リソースの効果的活用などにより、多くの会員にとって魅力のある会とすべく活動のあり方を同志諸君と議論し、進めて参りました。
その結果、産学連携を目指す「未来社会創成フォーラム」、学生部会の活性化と学生自主企画によるフォーラムの実施、若手現役の会の立ち上げ、現役OB・OGによる委員会の執行体制など応化会を取り巻く環境変化に対応した新しい姿への試行を続け、ようやく骨組みだけは出来上がってきたものと考えております。
これも現執行部を支えている理事や委員の皆さん、長きに亘り会の活動を支えているベテランボランティアの皆さん、そして何よりも本日お集まりの会員の皆さまのご理解とご支援によるものと、この場をお借りして厚くお礼を申し上げる次第であります。
また、理事から会長になるまでの助走期間が1年半と短かった私の未熟な、そして強引とも受け取られる運営にご理解をいただき、多くの場面でご助言・ご助力をいただいた河村前会長や平林前副会長には感謝の言葉もございません。
後ほどご紹介されると思いますが、西出新会長には昨年編成しました現行体制をほぼそのまま引き継いで頂き、若い世代による課題解決を進め、応化会のさらなる発展につなげていくことをお約束いただきました。
百年を迎えようとしている応用化学会は、他に類を見ない活性化された組織(OB/OG、教員、学生)です。そしてその原点は学生を軸とする若手後輩達への先輩達からの支援の場であるという立ち位置にあります。これからもさらなる活動が起案そして実行されていくものと期待しております。応用化学会が多くの学生・卒業生たちの交流の場として、ますます発展されていくことを心より祈念申し上げまして、開会および退任のご挨拶とさせて頂きます。
4年間のご協力・ご支援、誠に有り難うございました。
平成30年5月12日に開催された役員会および総会において早稲田応用化学会の会則および附則に関して一部の改定が行われました。主な変更は下記のとおりです。
改定された会則は下記リンクからご参照いただけます。
→ 会則 http://waseda-oukakai.gr.jp/newhome/members/oukakaikaisoku/
会則の上右の矢印から方針、細則に行くことができます。
また下記リンクから直接行くこともできます。
→ 個人情報保護に関する基本方針 http://waseda-oukakai.gr.jp/newhome/members/kojinjohohogo/
→ 個人情報管理細則 http://waseda-oukakai.gr.jp/newhome/members/kojinjohosaisoku/
以上
2018年4月23日付で「応用化学会報 No.97 April 2018」を資料庫に収納しました。
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2017年12月4日付で「応用化学会報 No.96 November 2017」を資料庫に収納しました。
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2017年4月22日(土)13:00~19:00
場 所: 早稲田大学西早稲田キャンパス
57号館2階201教室(定期総会・先進研究講演会)
56号館1階カフェテリア(交流会)
本年度も、昨年同様、定期総会と、それに引き続き先進研究講演会「応用化学最前線-教員からのメッセージ」、そして交流会を開催した。
日程は、例年の5月末開催を早め、2017年4月22日の開催となった。
出席者は、総会93名(OB・OG 58名、教員14名、学生21名)、講演会117名(OB・OG 78名、教員15名、学生24名)にご参加頂き、交流会(懇親会)では95名の会員の皆さんが集い、盛会な総会の一日となった。
1. 定期総会
13時より和田教授の司会で開催された定期総会では、最初に三浦応用化学会会長より挨拶が述べられた。
引き続き、和田庶務理事及び本間会計理事よりそれぞれ2016年度事業報告案及び決算案、2017度事業計画案及び予算案の説明がなされた。
引き続き、河野監事より監査の報告があった。4月17日(月)に廣谷会計理事、和田庶務理事および寺嶋事務局長の同席のもとに監査を実施し、会計部門においては領収書、通帳等の各種帳票を確認した結果、適正に処理されており決算書、貸借対照表は正当であると報告された。また、業務部門においても、各委員会議事録の閲覧ならびに、基盤委員会、広報委員会および交流委員会に時間が許す範囲で出席した結果、各委員会ともに当初計画に基づき概ね順調に業務が遂行されていること、特に学生委員の積極的な参加が顕著であったことが報告された。各委員会にたいする指摘や期待としては、基盤委員会に対し、会員の会費納入率向上への一層の取り組み、交流委員会に対し、シニアOBの期待にこたえる事業の推進、広報委員会に対し、ITリテラシーに強くない会員への配慮などの要望が加えられた。
以上により、2016年度事業報告案及び決算案が承認された。
次に橋本副会長より、新年度の新規役員体制と、その体制が決められた背景について説明があった。続いて、当日海外出張で欠席された濱逸夫新副会長からのメッセージが代読され、最後に退任される役員に対する謝辞があった。
退任される倉持誠前副会長より挨拶が述べられた。
引き続き、橋本副会長より6月2日に開催を予定された「第5回未来社会創成フォーラム」について説明があった。
本年は応用化学科創立100周年にあたり、種々の企画が立てられているが、その概要説明と協力のお願いが西出副会長から行なわれた。
最後に松方副会長からの応用化学科の近況を取り混ぜた挨拶によって総会は締めくくられた。
2. 先進研究講演会 「応用化学最前線-教員からのメッセージ」 (応用化学科と共催)
先進研究講演会「応用化学最前線-教員からのメッセージ」(応用化学科と共催)は、応用化学科の各研究室応用化学科の教員が、企業の研究者・技術者や学生に、自らの研究分野を紹介し、その先進性、先導性を熱く語りかけるもので、 その後の交流会(懇親会)で、教員、社会人および学生との交流や懇談を深め、早稲田応用化学科の研究に関する理解を深めていただくために、毎年総会とあわせて企画される。本年は下記の4先生にご講演をいただいた。
3. 交流会(懇親会)
3時間の講演会の後、場所を56号館の理工カフェテリアへ移し、下村新基盤委員長の司会で、三浦会長の開会挨拶、そして西出教授(応化会副会長)からは応用化学会の益々の発展を願って乾杯のご発声を頂き、交流会(懇親会)がスタートした。
今年の交流会は卒業生・教員・学生合わせ95名の会員の皆さんで和気あいあいとした雰囲気で進み、松方副会長と田中学生交流委員長の二人によるに中締めにて散会となった。
(文責:広報委員会・応化会事務局)
過去の定期総会報告