8月7日(土)に第2回若手会員定期交流会をオンライン会議ツールZoomにて開催さされました。この会は第1回(5月15日開催)に引き続き主にB1~B3までの学生と若手OB・OGの交流を深める目的で行われました。初めに早稲田応用化学会の副会長も務められている平沢先生よりご挨拶をいただき、その後OBのお三方のご講演、テーマごとに分かれての懇談会という順で実施されました。
学生委員会のHPに報告が掲載されました。 ⇒ こちら
学生委員会
8月7日(土)に第2回若手会員定期交流会をオンライン会議ツールZoomにて開催さされました。この会は第1回(5月15日開催)に引き続き主にB1~B3までの学生と若手OB・OGの交流を深める目的で行われました。初めに早稲田応用化学会の副会長も務められている平沢先生よりご挨拶をいただき、その後OBのお三方のご講演、テーマごとに分かれての懇談会という順で実施されました。
学生委員会のHPに報告が掲載されました。 ⇒ こちら
学生委員会
これまで、“バスツアー”で関東近郊の企業の工場を見学する企画で運営してきましたが、コロナ禍の環境で、大学サイド/企業サイドいずれも団体での行動が制限されており、今回は新たな試みとして、大学と企業をリモートで結んだ “企業訪問” を行いました。
以下文中では リモートにおける行動、役割であることを明確にする場合に“ ” を付しています。
リモートの利点を活用し参加者は約50名、また、OB、OG懇談会ではDNP各サイトからの参加がありました。
1.概要
【日程】 2021年6月10日(木) 16時40分~18時40分
【”訪問”先】大日本印刷株式会社:DNP
1) パート1;P&Iラボテクノロジー
P&I:Printing Technology & Information Technology
参加学生の個々のデバイス(ノートPC、スマホなど)とDNP五反田をリモート接続ツール:Teamsで接続
2) パート2:OB、OG懇談会
【参加学生】対象:学部1年生、2年生の希望者
(3,4年生、修士学生からも希望者の参加がありました)
参加者:約50名
【”引率”】山口潤一郎教授、須賀健雄准教授
【DNP】ファインオプトロニクス事業部 鈴木智之@五反田 新31 1981年 加藤・黒田研
研究開発センター 那須慎太郎@つくば 新52 2002年 黒田研
高機能マテリアル事業部 住田裕代@北九州戸畑 新68 2018年 小柳津・須賀研
2.詳細
1) パート1;P&Iラボテクノロジーの説明(DNP ホームページより)
DNPの技術は、モノづくりの基礎となる「微細加工」「精密塗工」「後加工」と、それを支える「企画・設計」「情報処理」「材料開発」「評価・解析」に大きく分かれ、それぞれの技術が拡がり、高度化することで、さまざまな技術に発展しています。印刷から発展したDNPの技術は、現在も進化を続けています。
しかし、DNPの強みは多くの技術を持っていることだけではありません。これらの複数の技術を掛け合わせ、新しい価値を持つ製品やサービスを生み出せることが特長です。
例えば「本」をつくる際は、基礎となる印刷技術や製本技術を掛け合わせ、さらに素材となる紙を掛け合わせて作られています。その後、素材となる紙をフィルムや金属に置き換え、さらに高度化した技術を掛け合わせることで、パッケージ、建材、エレクトロニクス部材などの製品やサービスを生み出してきました。
◎技術の樹
◎DNPの製品例
◎参加学生の感想(代表的なものをピックアップ)
2) パート2:OB、OG懇談会
参加学生からの下記の質問を中心に、OB、OG懇談会を実施しました。
また、山口先生から下記の質問があり、OB、OGの経験の中から具体的な回答・説明がありました。
◎ 参加学生の印象に残ったこと(代表的なものをピックアップ)
最後に応化会の活動として
の案内を行いました。
以上
11月14日(土)に「企業が求める人材像」が開催されました。本企画は、学生の役にすぐに立つような就職活動セミナーや企業説明会とは異なり、テーマに沿って会全体で活発に意見交換と議論をして、将来どこかで役に立てるように見識を広げることを目的としています。
本年度のテーマは「アントレプレナーシップに学ぶ」となりました。「アントレプレナーシップ」は初めて聞く言葉であったためすぐに調べ、起業を指す言葉だと分かった際は、「起業について学ぶことが将来の役に立つことはないだろう」と思いました。結論として、この考えは間違っていました。
実際に本企画では、アントレプレナーシップを専攻して日本人で初めて博士号を取得された、早稲田大学商学学術院の東出浩教教授をお招きし、二部構成で会を進めました。
第一部は東出教授によるアントレプレナーシップについての講義でした。起業を行う目的とは「お金を稼ぐこと」のみならず、自らのアイデアをベースとして、何かに没頭できたりその行動に意味を見出せるような環境を自ら構築し、自分の理想とする形を作り上げることであると学びました。また東出教授は起業のための必要条件が「失敗を恐れずに行動してみること」であることも強調されていました。
第二部ではアントレプレナーシップについての海外の動画(アイデオ社のショッピングカートを5日間で作る)を鑑賞した後、東出教授と学生間で円滑な討論を行いました。動画はすべて英語であったものの、参加者たちが自由な発想のもと討論したり実際にカートを試作してみて、和気あいあいと何日間も改善を何度も繰り返し、その中で利便性も追求した独自のカートを完成させる様子が映っておりました。またその後の討論では、学部1年から修士2年の学生および参加されたOBの方まで、日本や諸外国の文化の違いにも踏み込みアントレプレナーシップにも着眼点をおきながら、今後の社会についても深く議論を行いました。
私はこの企業が求める人材像に参加して、応用化学科の学生はただ研究を行うだけでなく、アントレプレナーシップを持つことで、世界全体を大きく動かす可能性があるのだと学びました。和田先生が会の途中で「iPhoneをただ買う人間であってはいけないよ」とご発言された通り、「今後の社会を良くしていくのは自分たちだ」という意識のもと、主体的に行動することが大切であることに気づきました。
そして最後に、新型コロナウイルス感染症下においても感染対策を徹底することで、対面での開催を実現でき、学生たちの視野を広げる貴重な会となりました。講義をされた東出教授、企画構成の主導をされた和田先生および運営にご協力頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
文責: M1 藤田聖也
早稲田大学応用化学会 学生委員会委員長 田中亮祐(修士1年)
学生委員会学部生部会部会長 岡順也(学部3年)
ライオン株式会社様をお招きし催した第五回学生企画フォーラムに引き続き、今年も学生委員会が企画・運営するフォーラムを開催することとなりました。その第六回目と致しまして、旭化成株式会社様の絶大なるご協力のもと、下記の通り開催致しますので、多数ご参加をお願いいたします。
<正会員の皆様へ>
学生による企画・運営でございますが、是非昨年度と同様、日頃より学生委員会にご支援頂いております多くのOBOGの皆様に参加して頂けますと幸甚です。
<学生会員の皆様へ>
本フォーラムは、応用化学の学び舎で培った「役立つ化学、役立てる化学」の理念のもと、社会でご活躍されている先輩の生の声を聞くことができますので、今後の学生生活のモチベーション向上や進路選択および将来設計の助けとなることを期待しております。是非、ご参加ください!
記
講師1:室園 康博 氏
演題: 「製造現場は おもしろい <ものづくりに対する誇りや、安全への取り組み>」
1986年 早稲田大学大学院 応用化学専攻修了(城塚研究室)
1986年 旭化成工業(株) 入社
1986年 レオナ原料工場(当時) 製造課長まで勤務
2005年 川崎 モノマー系製造部長
2011年 AN海外プロジェクト長
2012年 MMA事業部長
2014年 川崎製造所長
2017年 水島製造所長
2019年 執行役員、基盤マテリアル事業担当補佐
2020年 PSジャパン(株)代表取締役社長(現職)
現在に至る
講師2:成澤 直己 氏
演題: 「製造現場から経営企画へのキャリアアップ」
2005年 早稲田大学大学院 応用化学専攻修了(酒井・小堀研究室)
2005年 旭化成ケミカルズ(株) 入社
2005年 旭化成ケミカルズ(株) モノマー製造第一部
2014年 旭化成ケミカルズ(株) 生産技術・設備総括部
2016年 旭化成(株) 経営企画部
2020年 パフォーマンスプロダクツ事業本部 企画管理部 ゴム・エラストマー企画室
現在に至る
講師3:研究開発職 (女性)*
演題: 「研究開発職と女性の働き方」
2009年3月 早稲田大学大学院 応用化学専攻修了(応用物理化学研究室)
* プライバシー保護のため、詳細情報は未記載とさせて頂きます。
2. 日時
2020年12月5日(土)15:00~17:30 (受付開始 14:45)
ZOOMによるオンライン開催
3. 当日のスケジュール
14:45-15:00 zoom受付開始
15:00-15:10 開会の挨拶、注意事項説明、社員様紹介
15:15-15:25 会社概要説明
15:25-15:55 第一講演
16:00-16:20 第二講演
16:20-16:40 第三講演
16:45-17:15 パネルディスカッション
17:20-17:30 閉会の挨拶
*参加申し込みの受付は11月28日00:00に終了しました。
日時: 2020年11月7日(土)、8日(日) 両日とも9:00~20:00
開催形式: オンライン
当日のアクセス方法:https://rikoten.com/ のURLよりアクセス可
応化会学生委員会 出展企画:
<実験>:
「人工イクラでスノードームを作ろう!!」
「ケミカルライト」
「着色してみよう!」
<展示>:
応用化学科に関する情報提供:
学生生活や学生委員会活動を応化会学生委員会が紹介動画を作成、 時間割、応化生の一日など紹介しています。
今年はオンライン実施ですので、遠方の卒業生も応化展への参加が可能です。
コロナ禍でも頑張っている在校生の活動内容を応援して下さい。
※理工展/応化展へは理工展専用アアプリからのアクセスも可能
「早稲田大学理工展パンフレットアプリ」「早稲田大学バーチャル理工展アプリ」で検索可能です。
早稲田大学応用化学会 学生委員会委員長 田中亮祐(修士1年)
学生委員会学部生部会部会長 岡順也(学部3年)
ライオン株式会社様をお招きし催した第五回学生企画フォーラムに引き続き、今年も学生委員会が企画・運営するフォーラムを開催することとなりました。その第六回目と致しまして、旭化成株式会社様の絶大なるご協力のもと、下記の通りZoomにより開催致しますので、多数ご参加をお願いいたします。
<正会員の皆様へ>
学生による企画・運営でございますが、是非昨年度と同様、日頃より学生委員会にご支援頂いております多くのOBOGの皆様に参加して頂けますと幸甚です。
<学生会員の皆様へ>
本フォーラムは、応用化学の学び舎で培った「役立つ化学、役立てる化学」の理念のもと、社会でご活躍されている先輩の生の声を聞くことができますので、今後の学生生活のモチベーション向上や進路選択および将来設計の助けとなることを期待しております。是非、ご参加ください!
記
講師1:室園 康博 氏
講師2:成澤 直己 氏
講師3:研究開発職 (女性)*
2. 日時
2020年12月5日(土)15:00~17:30 (受付開始 14:45)
3. 当日のスケジュール
*参加申し込みは11月28日00:00にて終了しました。
以上
学生委員会によるフォーラムの報告は ⇒ こちら
投稿:交流委員 加来 恭彦
2019年11月2,3日、第66回理工展の展示の一部として応化展も開催されました。会場は54号館102、56号館5階実験室、模擬店6の三か所です。
54号館1階では応用化学科を紹介するブースとして、学部生の授業で使用される一般化学、有機化学などの紹介や学生実験の内容説明、カードゲームなどのイベントに加えて、学生生活や研究室紹介などが展示されており受験を控える高校生など、多くの人で賑わっておりました。
無機化学の研究室で有機化学や高分子化学を取り入れたり、高分子化学で電気化学のノウハウを使ったり、触媒化学に無機化学で研究されていたアイデアを応用したりとそれぞれの分野での垣根がなく幅広いナレッジの融合が進んでいることが分かります。
来場される高校生がイメージ出来るような説明もお願いできればさらに視線をくぎ付けに出来るかも知れませんね。
これからを背負って立つ才能多き人材です。
それにしても机に並んでいる教科書群ですが、現在使われ
また、56号館5階の学生実験室では
の4つのテーマでの実験展示が行われていました。
日常生活で普遍的に使用されている吸水性高分子にアロマオイルを加えてゲル化させる実験など体験型の展示や共有系高分子による電子の保持、またpHを調節することで色の変化を見るなど多種多様な実験に多くの来場者が列を作って貴重な体験をされていたかと思います。
電気を通すプラスチックはポリアニリンを使用した実験で
展示の妨げにならないように一部の写真しか撮れず今日まで準備に努力してきたスタッフ全員を紹介することが出来ず申し訳ありません。
応化展は学部生が準備してきた成果を発表する機会であると同時に一般の方が科学に興味を持ってもらう場を提供する意味でも貴重なもので基礎研究からその応用まで各研究室のサポートも欠かせません。研究室と学部生の近い距離間を維持しながら今後もクオリティの高い展示を継続して頂ければと思います。
なお、応化展には応化会や理工展からの補助も出ているとのことですが、学生さんがプレゼンをする機会を得るという意味でも教育的見地から意義のある企画だと思います。応化会費が有効に使われている一例であるとともに、予算としてもより充実してくれるとさらにプレゼンの選択肢が増えるものと期待します。
早稲田大学応用化学会 学生委員会委員長 神守広一郎(修士1年)
学生委員会学部生部会部会長 岡康太(学部3年)
昨年、JXTGエネルギー様をお招きし催した第四回学生企画フォーラムに引き続き、今年も学生委員会が企画し、運営するフォーラムを開催することとなりました。その第五回目として、ライオン様の絶大なるご協力のもと、下記の通り開催いたしますので、多数ご参加をお願いいたします。
<正会員の皆様へ>
学生企画というイベントではありますが、是非昨年度と同様、日頃より学生委員会にご支援いただいております多くのOB、OGの皆様に参加していただきたいと思っております。
<学生会員の皆様へ>
本講演会は、応用化学科が標榜する「役立つ化学、役立てる化学」を、身近な企業から学んでいただけると思います。また、会社で現役で働いている先輩の生の声を聞くことができますので、今後の学生生活のモチベーション向上や進路選択および将来設計の助けになることを期待しております。是非、ご参加ください!
記
1, 講師
講師1:仲田 篤史 氏
「日用品メーカーの製品開発と大学での学びとの繋がり」
2013年 早稲田大学大学院 応用化学専攻修了(菅原研究室)
2013年 ライオン株式会社 入社
2013年 研究開発本部 リビングケア研究所
2019年 研究開発本部 戦略統括部
現在に至る
講師2:西山 美香子 氏
「合成からパッケージ開発まで ~12年目を迎えたワークライフバランス~」
2008年 早稲田大学大学院 応用化学専攻修了(黒田研究室)
2008年 ライオン株式会社入社
2008年 研究開発本部 プロセス開発研究所
2012年 研究開発本部 オーラルケア研究所
2015年 研究開発本部 包装・容器技術研究所
2018年 生産技術研究本部 容器・包装技術研究所
現在に至る
2. 日程・開催場所
2019年12月7日(土) 早稲田大学西早稲田キャンパス 52号館 52-102
3. 時間
14:30-15:00 受付
15:00-15:10 会社概要説明
15:15-15:50 第一講演者講演
16:00-16:35 第二講演者講演
16:45-17:15 社員の方によるパネルディスカッション
17:30-19:00 懇親会
4.懇親会
・会場:63号館1階ロームスクウェア
・会費:3000円、学生会員は無料
準備の都合上、来る11月29日(金)までに申し込み願います。
以上