投稿者「M H」のアーカイブ

習志野台洋画サークル作品展

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応化会HP 「趣味のHPリンク」に以前から「私の東欧見聞録」をはじめ、東ヨーロッパ、スペイン、イギリス、アイルランド、北欧四国の紀行文などを掲載したご自身のHP(http://maruyama.la.coocan.jp/)を紹介し、また、新制13回生同期会(http://www.waseda-oukakai.gr.jp/sotsugyousei/doukikai/doukikai-14-12.html)にも静物画を紹介している丸山征四郎画伯?の新しい作品が展示されている定例作品展(5/31~6/5)が船橋市民ギャラリーにて開催されるとの情報に基づき6/1に同僚とともに鑑賞してきましたのでご報告します。

船橋市民ギャラリー3F第一展示室には油絵、水彩画、はがき絵など多数の作品が展示されていました。

会場につくやいなや、ご自身の作品(10号油絵3点)が展示されている場所で集合写真を撮影し、展示作品を鑑賞しました。丸山氏のほかの作品は、水彩画(2号)1点、油絵1点(SM)がそれなりの場所に展示されていました。

いずれの作品も素晴らしく、特に水彩画に関しては指導講師のそれに匹敵するようなタッチで描かれ、印象深かった。kanpai

このように本来の理工系以外の優れた才能を発揮する同期生の作品他を鑑賞し、すがすがしい気分で会場近くの2時間飲み放題食べ放題のビアガーデンで歓談後、解散しました。

来年もほぼ同じ時期に同じ場所で作品展が開催されるとのことですので同期の皆様他近くにお住いの応化会員は素晴らしい作品を是非ご覧いただくようお誘い申し上げます。勿論、入場無料です。

(文と写真:同期会評議員 相馬威宣)

応化38同期生による鎌倉散策の記(2016年)

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新制13回生は、クラス会の他に健康増進と親睦を図るために適宜幹事が計画し、趣味の会的な行事を行っている。今回は、堀井紀良、市川嘉紀の両氏が幹事となり鎌倉散策を計画した(下記スケジュール)。

38会鎌倉散策r

5月25日(水)午前10時北鎌倉駅に12名が元気な顔を揃えた。久し振りの再会だ。早速、円覚寺門前の記念撮影からプログラムが始まる。薄曇りの寒くも暑くもない散策日和に感謝する。

最初に鎌倉五山第1位の建長寺(1253年北条時宗創建)に立ち寄る。禅宗の雰囲気の境内は木々の葉が新緑から濃緑に移る季節である。総門・三門・仏殿・法堂、奥の方丈の名勝庭園を観る。鐘楼の洪鐘は国宝である。私達は年齢相応の厳粛な感慨に浸る。

鶴岡八幡宮

         鶴岡八幡宮

建長寺から巨福呂坂を登る途中道路右側にひっそりと円応寺がある。本尊は閻魔大王、冥界の十王を祀っている。「この際懺悔しておいた方がいいぞ」などと言いながら頭を下げる。坂を登って下ると鶴岡八幡宮の脇に出る。本殿へ登る階段の左側の大銀杏は、残念ながら今はないが、再生した若芽が育っている。境内散策後近くの日本料理屋「あら珠」で昼食を摂る。乾杯で喉を潤し、ゆっくりと箱膳を頂きながら歓談する。

長谷の大仏

         長谷の大仏

 
 

昼食後、若宮大路を歩く。段葛はすっかり改装され、桜並木も若木である。頼朝が政子の安産を願い造営した時の風情ではないか? 鎌倉駅から江ノ電で長谷に向かう。55年振りの点検・クリーニングを終えた露座の大仏が私達の前に姿を見せる。やや前屈みの姿勢に親しみが湧く。

裏道を抜け鎌倉文学館へ行く。ここからは由比が浜の海が望める。元前田侯爵邸であった頃、佐藤栄作元総理が別荘として使用していた。当時近所に住んでいた川端康成とは行き来していたとの事。薔薇祭り開催中の庭園は各種の色が咲き誇っていた。

鎌倉文学館

         鎌倉文学館

幹事が事前に二度コースを調査し、無理のない散策プログラムとしたので一人の落伍者もなく無事終了した。午後3時半頃であった。近くのホテルの喫茶室でお変わり自由のカフェを注文し、談笑後、解散した。

心地良い一日であった。

 

 

川 柳(市川嘉紀作)

「愛憎を刻んだ古都はいま緑」(鶴岡八幡宮)

「大仏は我が愚かさをお見通し」(長谷の大仏)

「人生論鎌倉文士に語り掛け」(鎌倉文学館)

 

(文責:市川嘉紀、編集・写真:相馬威宣)

2016年度定期総会

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開催日時:2016年5月28日(土)13:00~14:15
開催場所:西早稲田キャンパス (57号館2階201教室)
出席者:104名(昨年130名)
議  長:三浦会長
司  会:和田庶務理事

 会長挨拶:

会の運営に現体制メンバーと共に懸命に取り組んできたが、今まで活性化の原動力であったボランティアメンバーの世代交代期と重なり、十分な新体制の作り込みが出来ないまま、早2年が経過したという実感と、本総会で引き続き会長継続のご承認をいただければ、後ほどご紹介する理事および委員とともに、応用化学科そして応用化学会の活力強化のために内部体制の充実そして魅力ある新しい試みに挑戦していくという所信を述べた。

miuras三浦会長の挨拶

一昨年から逢坂、西出そして黒田お三方の高名な教授の主導のもと、3回の講演を実施し、約70社から合計約300名の参加者が集まり、成功裡に実施することが出来た「タスクフォース・未来社会創成の会」をOB・OG会員そして学生諸君にも参加出来るよう発展させ、今年度から応用化学会の正式な活動として取り込み、引き続き教授の皆さんから社会に発信をして頂く場を新規フォーラムとして設けることを報告した。

次いで、学生部会の活発な活動について報告した。

  1.  学生の自主による新しい試みである「新入生歓迎会」を昨年度からスタートさせ4月に新入生100〜120名に対して65名の在学生から応化会活動の啓蒙をしたこと。
  2. 学生の自主企画による講演会も昨年の12月19日に開催し、学生82名、参加総数114名の大盛況であったこと。
  3. 応化会委員会活動への学生参加も、広報委員会の16名をはじめとして多くの学生諸君が委員会に参加し、活躍を始めたこと。

これらの学生による様々な自主活動が盛んになっていくことは応化会活性化のためにも大変喜ばしいことと期待しており、支援を続けていくことを約束した。

応用化学会での2期目の取り組み課題は「改革」の推進にあるが、改革の成果として持続可能な体制整備だけではなく「応化会2011ビジョン」以来営々と取り組んでいるテーマ「現役OB・OG世代の帰属意識の高まり」に繋げていかなければならないと考えていること。そのためにも「魅力ある応用化学会」を進める施策のテーマアップと実施が必要で、先に述べた「新規フォーラム」の再構築と具現化もその一つで、応用化学科の教授を軸として、来年の応用化学科100周年記念を念頭に産学連携そして異業種交流など現役世代に魅力のある場として提供していければ、と考えていることを述べた。

チェック&レビューにより抽出された課題は、評議員制度の検討、従来の印刷による名簿の廃止そしてそれに代わる新名簿システムの開発、学生参加によって新しく加わったホームページの新展開、そしてホームページ上に魅力あるデータ・記事の掲載、既刊会報のアーカイブ化などがテーマアップされ、一部は事業計画にも織り込まれ実現の方向で進み始めていることから、今年度も引き続き、学生や若手現役OB・OGを巻き込んで継続的にチェック&レビューを進めていくことを述べた。

もう一つのテーマであった、「持続性のある体制の構築」は想定通りベテランOBを中心に退任の動きが進んできたが、その後任の勧誘を進めてきた結果、強力な現役OG・OBによる理事陣容が整ってきたこと、各委員会においても委員総数45名中現役が12名、学生18名と現役及び学生比率が7割近くと大変高くなって、世代交代は着実に進んだことを報告した。

さりながらベテラン・ボランティア委員の労務提供によって成り立っていた多くの行事を現業に多忙な現役世代や学生諸君に委ねることには限界があるので、ボランティアの新規参加によるワークシェアが課題となっていると述べた。

2期目を迎え、魅力ある応化会、持続性のある体制構築のための諸施策を強力に進めていくためには、それを支える会費納付率向上と活動に参画していただくボランティアの有志が一人でも増えることが必要なので、会員の皆さまに、ご理解、ご協力そして活動へのご参加をお願いした。

最後に、当会の副会長を始め要職を務めて頂き、会の発展のため多大な貢献をして頂いた逢坂教授、会長退任の後も務めて頂いた特別顧問を退任される河村先輩、河村時代を支えて副会長として会を牽引され、その後監事を努めて頂いた平林先輩に深く感謝申し上げた。

(三浦会長挨拶の全文掲載 ⇒ こちら

 議案:

  • 2015年度事業報告案及び決算案の審議

和田庶務理事及び廣谷会計理事より各々「2015年度事業報告案」及び「決算案」の説明がなされた。特に、収支決算書では、正有志会員会費610万円の予算に対して70万円の未達の影響で収入が510万円未達の1,070万円に終わったが、一方で支出減に努めたため56万円を収支準備補填金に繰り入れすることが出来たことを説明した。

DSC04485和田庶務理事からの説明

引き続き、河野監事より、5月10日に監査を行い、会計部門においては領収書、通帳等の各種帳票を確認した結果、適正に処理されており決算書、貸借対照表は正当であると報告された。また、業務部門においても議事録を精査した結果、三委員会とも、計画通り概ね順調に運営されたと判断したと報告された。

DSC04480河野監事からの報告

以上により、2015年度事業報告案及び決算案が承認された。

 2016年度事業計画案及び予算案の審議

 和田庶務理事より、事業計画(案)について説明がなされ、引き続き廣谷会計理事より、それに伴う予算(案)について説明がなされた。

DSC04490廣谷会計理事からの説明

2016年度は特に、会員のデーターベースの変更・改善を学生部会、若手OB交流会支援を充実させることと、会員と応用化学会との繋がりを維持することと応用化学科100周年に向けそれを周知させるため会報の送付範囲を拡大する。そのために2015年度実績と比較して200万円支出が増加するが、その分は収支準備補填金の取り崩しで手当てすることを説明した。

本内容で2016年事業計画案、予算案は承認された。 

  • 名誉会員推挙の件

倉持副会長より、会則に則り、新制9回の河村宏氏と新制19回の逢坂哲彌氏を名誉会員に推挙したいと提案し、拍手により承認された。

DSC04492倉持副会長からの提案

名誉会員になられた河村宏氏と功労者である平林浩介氏が挨拶に立たれた。

 追加議案:会長の継続承認

 三浦会長より議案より漏れていたことのお詫びがあり、あらためて承認依頼が出され、拍手により承認された。

 報告

  •   2016年役員の体制について

倉持副会長から、2015年総会時から改選された点につき資料に基づき説明した。

新任が窪田信行監事(新制15回)、濱逸夫理事(新制27回)、佐々木一彰理事(新制31回)、斉藤ひとみ理事(新制58回)

退任が河村宏特別顧問(新制9回)、平林浩介監事(新制10回)、逢坂哲彌理事(新制19回)、河野善行理事(新制25回)、藤城光一理事(新制31回)、波多野吾紅(新制35回)、笹目由紀子理事(新制39回)、山田賀子理事(新制44回)。

DSC04506濱新理事の挨拶

代表して濱新理事が挨拶をした。

 給付奨学金受給者の紹介

 奨学生の紹介に先立って三浦奨学生推薦委員長より2016年度より給付を開始する里見奨学金についての説明を行った。

DSC05762橋本副会長からの紹介

引き続き、橋本副会長(奨学生推薦委員)より2016年度応用化学会給付奨学金受給学生と里見奨学金受給学生の紹介がされた。

syo手前:小栗輔矩さん 奥:池勇樹さん

応用化学会給付奨学金受給学生:池勇樹さん(平沢・小堀研)
里見奨学金受給学生:小栗輔矩さん(関根研)、池勇樹さん(平沢・小堀研)

 副会長挨拶:

松方副会長より、応用化学科・応用化学専攻の現状が報告された。

DSC04514松方副会長からの報告

  1. 教室は新任の若手の先生2名を迎えて、新しい体制で動き出したこと、また、ここ2年程あった種々の問題も収束に向かっていることを報告した。
  2. 来年応用化学科は100周年を迎えるので、2017年10月7日リーガロイヤルホテルでOB.OG、学生とみんなで喜び合う会を催すこと。また、その他に西出先生を委員長として種々の記念事業を企画していることを報告するとともに会員の皆様の協力をお願いした。

最後に新任の山口潤一郎准教授と須賀健雄専任講師を紹介して閉会した。

総会会場Gallery  先進研究講演会  懇親会Gallery

(文責;早稲田応化会事務局)

過去の会長挨拶  過去の定期総会議事録

 

 

2016 先進研究講演会

総会Top

「応用化学最前線―教員からのメッセージ」

先進研究講演会「応用化学最前線-教員からのメッセージ」(応用化学科と共催)は、応用化学科の各研究室の教員が、企業の研究者・技術者や学生に、自らの研究分野を紹介し、その先進性、先導性を熱く語りかけるもので、 引き続き開催される交流会(懇親会)で、教員、社会人および学生との交流や懇談をさらに深め、早稲田応用化学科の研究に関する理解を深めていただく企画です。
今年は、講演順に、化学工学分野 野田優教授、無機化学分野 黒田一幸教授、応用物理化学分野 門間聰之教授、高分子化学分野 須賀健雄専任講師の各分野の先生方に語っていただき、OB・OGも学生も理解を深めることが出来たものと確信しています。

15:00-15:30  化学工学部門 野田優 教授

nodas「演題 簡易に速く無駄なくつくる:ナノチューブと各種薄膜」

ナノテクノロジーは広範な技術革新が可能と十数年来期待されてきたが、一方で実用は未だ限定的とされる。素晴らしい材料・デバイスが沢山生み出されており、それら良いモノを上手くつくるのが化学工学の役割である。カーボンナノチューブやシリコン・金属薄膜の高速・高収率合成技術と、蓄電デバイスなどへの応用を紹介する。

15:30-16:00  無機化学部門 黒田一幸 教授

kuros「演題 ケイ酸塩の化学 ~層状ケイ酸塩からメソポーラスシリカまで~」

層状ケイ酸塩の研究は長い歴史があるが、無機化学的観点からも関連研究は大きく発展し、様々な分野に貢献するメソポーラスシリカも得られている。
講演では最近の成果をいくつか紹介し、層状ケイ酸塩とその関連物質の魅力を紹介したい。

16:00-16:30  応用物理化学部門 門間聰之 教授

 mons「演題 電気化学反応場を診る、そして造る ~リチウム電池の診断と高性能化~」

電気化学デバイスの反応場の状態の評価・把握は、デバイスの状態把握、また反応の進行状況を知るうえで重要である。反応系を乱さず、デバイスとしてリチウム電池を非破壊で解析する評価解析手法開発を紹介するとともに、そこで得た知見をもとにした新たな材料の設計開発を紹介する。

16:30-17:00  高分子化学部門 須賀健雄 専任講師

sugas  「演題 精密重合が拓く機能性コーティングの新展開」

光開始ラジカル重合に代表されるUV硬化反応は極めて迅速で(数秒以下で固化)、コーティング、フォトレジストなどに汎用される実用技術である。我々は、迅速なUV硬化反応に敢えて「光駆動型」の精密ラジカル重合機構を組み込み、時間軸を制御することで、硬化と同時に類例のない傾斜ナノ構造の形成を見出した。光重合の精密制御が拓く高分子合成化学の展望・新素材の創出について紹介する。

 

総会会場Gallery  懇親会Gallery

2016 総会懇親会

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総会Top

総会および先進研究講演会の後、場所を63号館1階ロームスクエアへ移し、橋本副会長の司会で、三浦会長の開会挨拶、そして西出教授(応化会副会長)からは応用化学会の益々の発展を願って乾杯のご発声を頂き、交流会(懇親会)がスタートしました。  今年の交流会は卒業生・教員・学生合わせ108名の会員の皆さんで和気あいあいとした雰囲気で進み、倉持副会長と西田学生交流委員長の二人によるに中締めにて散会しました。

総会会場Gallery  先進研究講演会

逢坂哲彌先生最終講義および記念会の報告

逢坂哲彌先生には2015年7月にめでたく古希をお迎えになり、2016年3月をもって応用化学科を定年退職されました。4月からは引き続き本学の特任研究教授としてナノ・ライフ創新研究機構にてご活躍ですが、ご退職にあたり、記念行事として去る3月19日土曜日に最終講義および記念会が開催されました。

逢坂先生の最終講義 「早稲田から世界へ-新たな学問の発信-」

最終講義は大隈講堂・大講堂にて14時より開催されました。朝からあいにくの雨模様でしたが、600名を超す参加者が集まり大盛況でした。まず応用化学科主任の松方正彦教授より、逢坂先生のご紹介と永年の教室運営へのご尽力に感謝の意が述べられました。また逢坂先生と特に親しい国内外の先生方から、ご祝辞を兼ねたスピーチを頂きました。東京農工大学の松永是学長、Tel Aviv university(イスラエル)のYosi Shacham-Diamand教授、Daegu Gyeongbuk Institute of Sience and Technology(韓国)のHasuck Kim教授のお三方から、これまでの逢坂先生とのご家族ぐるみでの交流のエピソードなども交えて温かいお言葉を頂きました。
続いて逢坂先生の最終講義「早稲田から世界ヘー新たな学問の発信-」が行われました。吉田忠先生の研究室に入られた学生時代のお話や1979年に専任講師となられてからの研究室の変遷も交え、先生が永年に渡り注力してこられた「電気化学ナノテクノロジーをベースとしだ学”から“産”への技術発信」を軸に、磁気記録、エネルギー・電池、バイオセンサをはじめとした多様な領域に渡り、基礎から応用そして産業化へとつなげた研究の展開と、膨大な成果の一端をまとめてお話し頂きました。またこれらの研究を通して育てられた学生数は、学士487名、修士325名、博士68名におよび、さらに共同研究関係者も56名とのご紹介もありました。

 

 引き続き、記念会がホテル椿山荘東京のオリオンの間にて開催されました。当初は雨で会場間の移動も心配されましたが、幸い昼過ぎには上がって薄日も差し、一同早稲田界隈の春の景色を楽しみながら椿山荘へと向かいました。

記念会は18時より始まりました。逢坂先生ご夫妻がご入場され、まず理工学術院長の大石進一先生からご祝辞を頂きました。統いて記念会の発起人代表である、研究室の同窓会WECS(Waseda Electrochemical Society)の小岩一郎会長(新32)から記念品(バカラクリスタルのセット)目録の贈呈と、研究室学生からご夫妻への花束贈呈、そして逢坂先生にご挨拶を頂きました。続いて早稲田大学前総長の白井克彦先生よりご祝辞ならびに乾杯のご発声を頂き、歓談に移りました。途中、早稲田大学交響楽団メンバーによるフルートとピアノ演奏があり、またご公務のため遅れて到着された早稲田大学鎌田薫総長からご祝辞を頂きました。記念会には400名を超える参加者があり大盛況で、あちこちで何十年ぶり?に旧交を温める話の輪が広がっていました。逢坂先生も会場内を回って多くの卒業生や来賓の皆様と和やかにご歓談されました。さらに早稲田大学ハイソサヱティオーケストラOBの率いるバンドのジャズ演奏と歌も入り、逢坂先生も急きょ加わり熱唱されました。あっという間に2時間余りが過ぎておひらきとなりましたが、とても華やかで楽しい会であり皆名残惜しく、逢坂先生ご夫妻とお話する方々の長い列はずっと続いておりました。

参加者一同と記念撮影

 

 なお、冒頭でもご紹介致しましたように、逢坂先生は引き統き早稲田大学の特任研究教授としてご活躍されていますので、また皆様にもお目にかかつて頂ける機会もあるかと存じます。 最後になりましたが、最終講義および記念会にお越し頂きました皆様方、そして多くの温かいお言葉を下さいました皆様方に心から御礼申し上げます。

(文責:本間敬之教授)

 

早稲田応化会HPのフロント画面変更のお知らせ

2016年7月1日より「早稲田応化会HP」のフロントページ(表紙となる画面)が変更になります。
最初に出る画面は下図の様になります。下図をクリックするとその画面に移動します。
その画面から今でも操作を試すことは出来ます。
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新しいHPはWordpressという環境の上に構築されています。
変更の理由は、主に4つあります。

  1. Smart Phone(スマホ)や携帯からHPにアクセスする人が多くなり、従来のHPですと文字が小さくなったり、画像が部分しか表示されなかったり見難いと言う声が多く出る様になった。 新規HPはスマホ対応(レスポンシブ対応と言う)なのでこの問題を解決できる。
  2. 現在の応化会HPが完成してから既に10年近く経過し、形態を刷新する時期に来ている。同時に新規機能を備えたPlatformが望まれていた。
  3. WordPressを利用すると、HPを作成する特殊なコンピュータ言語(HTML等)を習熟しなくても、ワープロ感覚でホームページ作成が可能になる。継続的なHPによる発信を維持するためには、多くの人がHP製作に関われる環境が必要になった。
  4. FB(フェイスブック)等のSNS(ソーシャルネットワークサービス)との連携が容易に出来る。現在は下記LinkのFBと連携しています。
    FBサイトは ⇒ こちら

もし、旧表紙画面(Legacy Front Page)に戻りたい場合は、新しい表紙場面の右上に設置されている下のボタンをクリックしてください。
この画面の下のボタンからでも旧表紙画面(Legacy Front Page)に戻れます。

  Legacy Front Page

以上

第29回 交流会講演会

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講演者 : 河村 宏氏 早稲田応用化学会 前会長 (1959年山本研卒)
演題 : 『商社生活50年間の今昔』
月日 : 2016年 4月23日(土)
場所 : 早稲田大学西早稲田キャンパス  57号館201教室

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応用化学会前会長の河村宏氏を講師にお迎えし、第29回交流会講演会を開催しました。同氏が約半世紀を過ごされた三菱商事での商社マンとしての秘話を「商社生活50年間の今昔」と題して講演いただきました。会場には、現役学部生、大学院生をはじめ、OB・OG、大学関係者、三菱商事の新入社員も集い、総勢二百数十名という過去最大のイベントとなりました。同氏は著名な作家の作品の中にも登場されています。そのご活躍ぶりをご本人から説明いただける栄誉に、集まった方々は食い入るように傾聴されていました。

講演会場のスナップ

結びに、「忙しいとは言わない」、「自分が嫌いと思っている人には積極的に接すること」との言葉をいただきました。現役のOB・OGやこれから社会に出る学生のみなさんには、心に響く言葉であったと思います。講演会のあとの懇親会でもそのことが多く語られていました。

懇親会場のスナップ

ご高齢にもかかわらず、約2時間立たれたまま、当時の写真の紹介、ユーモアを入れながらの熱弁、本当にありがとうございました。今後の交流会講演会の在り方についてもご示唆いただけたものと思います。

(文責:交流委員長 魚森 昌彦)

学生委員会がまとめた本講演会の報告もあります(下記ボタンをクリック)。

学生委員会の講演会報告

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定期総会・先進研究講演会ご案内

応化会旗

早稲田応用化学会会員の皆様へ
 

2016年4月

早稲田応用化学会 会長 三浦 千太郎

今年も初夏の土曜日開催といたします。又昨年に引き続き先進研究講演会を応用化学科と共催で開催します。応用化学科の研究に関する理解を深めて頂くために企画いたしました。万障お繰り合わせの上、ご出席いただきますようお願い致します。
出席申込は、ご指定の住所へ応用化学会会報と共に送付されております 「返信 用記入用紙」で返信頂くか、”こちら”からお申込下さい。
尚、個人情報に変更のある方は、必ず 会報同封の「返信用記入用紙」の個人情報を修正頂 き返送下さい。

日 時: 2016年5月28日(土)13:00-19:00
場 所: 早稲田大学西早稲田キャンパス
57号館201教室(受付・会場)
63号館1階カフェテリア旧馬車道(交流会)
※定期総会        13時00分~14時45分
※先進研究講演会  15時00分~17時00分
「応用化学最前線-教員からのメッセージ」 プログラム

  1. 化学工学分野 野田 優 教授
    演題 「簡易に速く無駄なくつくる:ナノチューブと各種薄膜」
  2. 無機化学分野 黒田一幸 教授
    演題 「ケイ酸塩の化学 ~層状ケイ酸塩からメソポーラスシリカまで~」
  3. 応用物理化学分野 門間聰之 教授
    演題 「電気化学反応場を診る、そして造る~リチウム電池の診断と高性能化~」
  4. 高分子化学分野 須賀健雄 専任講師
    演題 「精密重合が拓く機能性コーティングの新展開」

※交流会(懇親会)17時30分~19時00分
懇親会費 3,000円(夫婦同伴の場合 5,000円)

総会会場、懇親会場では応化会ホームページ掲載用の写真を撮影いたしますのでご了承願います。

 

以上