月別アーカイブ: 2019年3月

2018年度 学位記・褒賞授与式

応用化学科学位記授与式

応用化学科および応用科学専攻研究科の2018年度学位記・褒賞授与式は、2019年3月26日(火)16時半より、西早稲田キャンパス63号館2F大教室にて式次第に従い小堀深 専任講師の司会で執り行なわれました。

式次第(左:応用化学科褒賞授与式  右:学位記・褒賞授与式)

今年も学部卒業生、修士修了生の研究室代表者に学位記が授与されました。

応用化学科褒賞授与式

引き続き、応用化学科褒賞の授与式が行われました。門間 聰之主任教授から以下のような本賞設立の経緯、主旨等の説明があり、本賞および副賞が濱村 咲妃さんに授与されました。
「優れた業績をあげた学生を表彰して更に人間的な成長を促すことを主旨として設定した褒賞で、学業成績と人物の総合的評価で一人ということになりました。この褒賞は、OBの皆さんと我々教員および教員OBの寄付によって成り立っているもので、私達教員の気持ちを込めて対象の方に授与するものです。おめでとうございます。副賞を用意させていただきました。濱村さんの名前と先進理工学部応用化学科の名前を刻んだバカラの花瓶です。落として壊したりしないよう大切に持ち帰ってください。」

褒賞授与 受賞者 濱村 咲妃さん

褒賞の授与の後、受賞者の濱村 咲妃さんより受賞の挨拶がありました。

 

祝辞:門間 聰之主任教授

祝辞 応用化学科主任門間 聰之教授から祝辞がありました。

応用化学科主任門間 聰之教授の祝辞

祝辞:濱逸夫早稲田応用化学会副会長

ついで、早稲田応用化学会濱逸夫副会長から祝辞がありました。

早稲田応用化学会 濱逸夫副会長の祝辞

 

在校生代表からの送辞

今年の送辞は 在校生を代表して、学部3年生 田中亮祐君が、卒業生に向かって感謝の気持ちを伝える送辞を述べました。

送辞 在校生代表 田中亮祐君

 

学部卒業生の答辞

これに答えて、学部卒業生を代表してハルジョウィノト ダニー君が答辞を述べました。

学部卒業生 答辞 ハルジョウィノト ダニー 君

 

修了生からの答辞

引き続き、修了生を代表して北川 紗映さんから在校生に向けて答辞がありました。

大学院卒業生 答辞 北川 紗映さん

 

乾杯

乾杯の言葉 黒田一幸教授・応化会副会長

応用化学科褒賞授与式及び受賞挨拶を終え、黒田教授の発声による恒例の乾杯へと式が進みました。

乾杯

校歌斉唱

校歌斉唱 指揮:松島 貫太君

卒業生を代表して松島 貫太君の指揮によって校歌を斉唱しお開きとなりました。

 

(文責:広報委員会)

 

2018年度 修士学位記授与

 

 

2018年度 学士学位記授与

 

答辞 大学院修士課程二年 北川紗映

答辞 大学院修士課程二年 北川紗映さん

冬の寒さもようやく遠のき、温かな日差しに春の訪れを感じる季節となりました。本日は、ご来賓並びに教職員の皆様をはじめ、多くの皆様のご臨席の下、このように盛大な学位授与式を催していただき、心より御礼申し上げます。
今日この日に、応用化学専攻の学生として、修了式を迎えることができ、大変嬉しく思います。
振り返ると、6年前の4月、新しい日々への期待に胸を膨らませ、入学式を迎えたことを思い出します。レベルの高い専門科目の授業や実験、レポートに加え、個人的には海外でのボランティア活動や東北の復興支援活動にも取り組みました。また、アルバイトやサークル活動などに精を出した仲間もおり、それぞれが実りの多い日々を過ごしました。こうした、専門知識や技術の習得に加え、さまざまな活動に挑戦でき、多くの人との出会いに恵まれたことは、今後の人生をどのように過ごしていくか考えるうえで、非常に貴重な経験となりました。
4年次の研究室配属では、将来的に、途上国など海外でのインフラ構築に取り組んでみたいと考え、化学工学分野を希望しました。
研究室に配属されてからは、3年生までとは一変した日々に、戸惑うことも多かったことを思い出します。それまでも学生実験は数多く取り組んできましたが、研究室では新しい装置の使い方や実験操作を0から身に着け、研究テーマについて勉強を始め、自ら研究を進められるようになるまで随分と時間がかかったように思います。それでも、先輩方にアドバイスを頂き、先生方が熱心に指導してくださったおかげで、研究をいかにして進めるのか、方向性を見失わずに学ぶことができました。
また、対外的な学会発表の機会を何度も頂いたことは大きなモチベーションとなりました。自分の研究テーマについてわかりやすく説明するのは簡単なことではなく、苦戦しながら取り組みましたが、国内外の研究者との交流は刺激となりました。
苦労したことも多かったですが、これからの人生においても必要なことをたくさん学ばせて頂いた3年間でした。修士論文を書き上げ、今日の日を迎えられたことは、多くの方の支えがあってこそです。感謝申し上げます。
さて、30年続いた平成も残り1か月余りとなりました。
この30年は科学技術の発展が目覚ましく、人々の生活は大きく変わりました。一方で、阪神淡路大震災、東日本大震災、集中豪雨など多くの災害に見舞われ、今も多くの地域が復興に向けて歩み続けています。
4月から、私たちの進む道はそれぞれ異なりますが、新しい時代にもさまざまな困難が待ち受けているでしょう。どんなときにも、この6年で学んできたこと・経験したことを糧とし、互いに支え合いながら、よりよい未来を自分たちの手で切り開けるよう日々邁進してく所存です。
最後に、6年間熱心にご指導いただきました、先生方、職員の皆様、先輩方、互いに支え合ってきた友人や後輩たち、そして温かく見守ってくれた家族に心より御礼申し上げます。
本日ご臨席賜りました皆様方のご健勝、ご活躍と、応用化学科の益々の発展をお祈りし、答辞とさせて頂きます。

  平成31年3月26日

早稲田大学先進理工学研究科応用化学専攻 修了生代表 北川紗映

答辞 応用化学科四年関根研 ハルジョウィノト ダニー

答辞・関根研ハルジョウィノト ダニー君

雨が多かった今回の冬でしたが、次第に寒さが緩み、柔らかな春の訪れが感じられる季節となりました。本日は私たち卒業生のために先生方やご来賓の皆様のご臨席を賜り、このような盛大な式典を開催していただきましたことに卒業生一同心より御礼申し上げます。
私たちは4年前に早稲田大学先進理工学部応用化学科に入学し大学生活をスタートしました。その時はまだ周りの誰一人として知らず、早稲田大学の校歌も恥ずかしげに歌った記憶があります。入学したばかりの私たちは後悔のない一生に一度の大学生活を送りたいと期待と共に不安を抱いていました。
1年次は個性豊かな先生方からの数多くの講義を受け、クオリティの高い授業で忙しい毎日を過ごしました。最初はこのような忙しい一年次の生活を乗り切っていけるかどうか不安を抱きました。
1年次を乗り越えたことで、2年次になった私は大学生活のコツを掴んだと思いましたが、応用化学科のカリキュラムは甘くありませんでした。講義の数が減る一方専門分野の実験が増え、特に実験やレポートに慣れていない私は、時にくじけそうになることもありました。折り返し地点の3年次では将来を大きく左右する人生の岐路に立ちました。化学のどの専門分野について掘り下げて学んでいくかを問われる研究室選びがありました。そして進路の決定もありました。正解が定かではない選択肢であり悩みに悩んで 覚悟を決めて選ぶことは、想像以上に難しかったと言えます。いよいよ研究室での生活が始まる4年次、研究者に一歩近づいた気がしました。それまでの修学のための実験とは異なり、一つのテーマについての解を求めて長い期間を費やす初めての経験であったと思います。一つの事実を導き出すために多くの失敗の繰り返しが必要であることを改めて思い知らされました。この四年間を振り返ってみると実験を踏まえたしっかりとしたカリキュラムで育てられ、今となって考えれば研究者になるためには、その全てが必要でした。息苦しさを感じる日々もあり、一人では決して成し遂げられなかったと思います。時には助言を、時には温かい励ましをくださった先生、先輩、仲間がいたからこそこうして乗り越えることができました。
4年間が経ったこの卒業式で周りを眺めますと、知らない人ばかりであった大入学式とは異なり、ここにいる卒業生全員は仲間です。この4年間を一緒に過ごした大切な仲間です。これからはそれぞれが異なる道を歩むことになりますが、これからもお互いに支え合い、苦しい時に際しても励ましてくれることでしょう。私たちは歴史ある応用化学科の卒業生としての自覚と誇りを持ち、「役に立つ化学、役立てる化学」という応用化学科の精神を胸に刻み、様々な角度から社会に 冒険していきたいと思います。
そしてインドネシア出身の外国人としてこの4年間分け隔てなく温かく接してくださった優しい最高の同期に恵まれて、同期の皆様に感謝の意を申し添えます。今後はさらに精進を重ね、母国と日本の架け橋となることをお約束します。最後になりますが今日までご指導ご支援をいただきました先生方、職員の皆様、互いに励まし合ってきた友人達、そして何よりどのような時にも一番 近くで支えてくれた家族に心より御礼申し上げます。
茲に改めて、早稲田大学および応用化学科の益々の発展と、皆様のご健勝、ご活躍を願い、答辞とさせていただきます。
   
          平成31年3月26日 

早稲田大学先進理工学部応用化学科     
卒業生代表 ハルジョウィノト・ダニー

送辞 応用化学科三年 田中亮祐

送辞 在校生代表 田中亮祐君

麗らかな春の気配に花時を迎え、その様は新たな世界へと旅立つ皆様を象徴しているように感じられます。本日この佳き日に、晴れて早稲田大学を卒業された皆様、並びに大学院を修了された皆様に、在校生を代表し、心よりお祝い申し上げます。
 今、先輩方の胸の内では、この早稲田の杜で積み重ねた幾多の思い出が去来していることと思います。友人と協力し合い試験に臨んだこと、時を忘れて高田馬場でひたすら飲んだこと、そしてレポートに追われ徹夜で仕上げたこと。何気ない日常生活、当たり前のように過ごしていた日々の思い出・経験は、先輩方にとって歳月の流れとともに、かけがえのないものとして胸に刻み込まれていることでしょう。
 思い返せば、私の大学生活にはいつも先輩方の姿がありました。実験の際にはTAとして、右も左もわからぬ我々に親身になってご指導くださりました。サークル・委員会活動では苦楽を共にし、時には大学での人間関係に関して一夜語り明かすこともありました。まるで陽だまりのような存在である先輩方が本日ご卒業を迎えられることに祝福の気持ちを表すると共に、ふと一抹の寂しさを感じます。
  “集まり散じて人は変われど、仰ぐは同じき理想の光”。これまで同じ一時を過ごしましたが、今日という日を境に異なる旅路に歩みを進めることとなります。私の大学生活の根幹には先輩方の支えがあり、今日まで歩んで来ることができました。今度は我々在校生が後輩たちを支えられるよう、良き道しるべとなるよう、しっかりと先輩方から早稲田の精神を引き継いで参ります。
 大隈候は、早稲田大学創立三十周年祝典において教旨を宣言し、その中の一つに”学問の活用”を以下のように述べられています。“学問の活用を主とし、独創の研鑽に力めその結果を実際に応用する”。めまぐるしく変化するこの世界情勢、平坦な道のりではなく多くの壁に立ち向かうことになると思います。しかし、知識としての化学だけにとどまらず、ここ応用化学の学び舎で培った「役立つ化学、役立てる化学」の理念のもと、熱い情熱を創造の糧にし、荒波にも負けず、幅広い分野でご活躍されることと信じております。
 最後に、皆様方のご健康とご多幸を在校生一同心からお祈り申し上げて、送辞とさせていただきます。

平成31年3月26日     

在校生代表  田中亮祐

応用化学科褒章 受賞者挨拶

受賞者挨拶 応用化学科4年 濱村咲妃

 この度はこのような映えある賞をいただき、誠にありがとうございます。先生方や先輩、そして同期の助けなくしてこのような機会はなかったと思いますので、大変感謝しております。
 私は、学部1年生から3年生の間は、授業後によく先生やTAの先輩方に質問に行っていました。どの方も親切に応じてくださったおかげで、授業内容への理解を深めることができました。
 4年生になり、卒業研究が始まると、ほぼ休みなく研究室に通い、実験、そして考察をしては先輩と毎日のようにディスカッションをし、論文を読んでまた新しいアイデアを出すということを繰り返すようになりました。
 私は大学院で学部と異なる研究室に行くので、学部での研究は1年間しかできなくて、だから必死でした。
 卒論を提出した後もどうにか今の研究が形に残らないかと試行錯誤を続けていました。
 しかし、現実は厳しいです。
 研究は形にすることがいかに難しいか、また、形にならずに消えてしまうものがいかに多いか、を実感しました。
 そんな中でもめげずに実験を積み重ねて何かを世に発信しようとする先輩方や同期の努力は本当にすばらしいと思いました。
 最後に、様々な方面で活躍している個性豊かな同期へ、とても刺激になり、モチベーションとなりました。ありがとうございます。
 また、たくさん相談に乗ってくださった先輩方、授業での質問に親切にお答えくださった先生方へ、ここで学んだことを糧に、精進して参ります。
 皆様に、厚く御礼申し上げます。

平成31年3月26日             
早稲田大学先進理工学部応用化学科  
濱村咲妃

濱 逸夫 応用化学会副会長 祝辞 

濱逸夫早稲田応用化学会副会長

皆さん、ご卒業おめでとうございます。またご家族の皆さまにおかれましても感無量のことと存じます。心からお祝い申し上げます。

応用化学会副会長としてお祝いの言葉を述べさせて頂きますが、先程ご紹介がありましたように、私は現在、歯磨や洗剤、あるいはライオンちゃんでおなじみのライオン株式会社の会長をしております。昨年まで7年間社長をしておりましたが、本年1月より会長として会社経営に携わっております。明後日が丁度株主総会でありますが、本日は是非皆様にお祝いを申し上げたいとの思いで、こちらに馳せ参じました。

以前は大学を卒業し、良い仕事につくことが、一つの人生のゴールでありましたが、今は授業料を払う生活から、お金を稼ぐ生活へのひとつの転換点であり、ゴールと言うよりも、先の見えない、新たな挑戦へのスタートと言った方が適切かもしれません。私共の会社にも、実に様々なキャリアをもつ新入社員が入社してきます。以前は新人研修や合宿でライオンウェイを叩き込み、如何にしっかりと均質な社員を育てるかが重要でした。しかしながら、現在は多様なキャリアや個性をぶつけ合い、かつ融合させながら、新たな価値を創造し、スピーディに実現していくかが重要視される時代です。更にデジタルトランスフォーメーションやグローバリゼーションの中では、破壊的なイノベーションが至る所で生まれており、常に人も組織も変容を繰り返しながら成長して行かねばなりません。

 こんな話をすると、折角大学で勉強したのに、実社会でどうすれば良いか判らないと思うかもしれません。しかしながら、先日ある著名なデータサイエンティストと話をしておりましたら、今のような時代にも、社会で成功する為の一つの方程式があるとのことでした。またそれはデータサイエンス的にもロジカルに証明されているとのことでした。様々な成功者の行動パターンを分析すると、自分の周囲に三角形の人の繋がりをたくさん持っている。この三角形の人の繋がりが多いほど、成功の確率が上がるとのことでありました。

自分があるAさんと繋がり、そのAさんの知人であるBさんと自分自身が繋がる、こんな三角形の繋がりをたくさん持っていること、そしてその三角形も出来るだけ多様なジャンルの繋がりをもつことが、社会に出て、様々な課題をブレークスルーし、成功に結びつける確率を最大化させるようです。昔から人生は運だとか言われていますが、もしかするとこれも沢山の繋がりを持った人が運の良い人と言われていたのかもしれません。そして、そんな運の良い人になるためには、自分自身も人に繋がりを持ちたいと思わせる、魅力的な人に成長しなければなりません。
 今日ここにいる皆さんも、企業に就職する人、大学院でもう少し学生生活を続ける人、あるいは全く別のキャリアを目指す人等、様々な人がいらっしゃると思います。
卒業という新たな挑戦のスタート。自分自身の、多様な人との三角形の繋がりを広げる最大のチャンスです。夫々が持っている様々な魅力や興味を武器にして、夢と情熱とフットワークで、素晴らしい成功のネットワークを築いてほしいと思います。
そして早稲田人の繋がりと言うのは、これからの皆さんのネットワークづくりの貴重な財産、苦しいときの味方にもなります。そのことに応用化学会も最大限のお手伝いをしたいとも思っています。

これまで皆さんの多くは、ご家族や能力にも恵まれ、挫折という言葉を知らずに生きてきたと思います。しかしこれからの人生では、思いもよらぬ、様々な環境変化が降りかかります。逆境の時も、常に前向きに、アクティブに、そして常に心を揺さぶり、いつもワクワクしながら、自分自身で設計図を描き、成長してほしいと思います。
 これからの皆さんの素晴らしい人生を心から祈念して、甚だ簡単ではありますが、私からのお祝いの、そして応援のメッセージとさせて頂きます。
本日は、本当におめでとうございました。

                             以上       

2019年度関西支部(早桜会)総会・講演会・懇親会の開催報告

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 2019年度総会・講演会・懇親会を2019年3月16日(土)に開催しました。関西で開催中の日本化学会春季年会に合わせ、前倒しの開催となりました。

  甲南大学で開催されている日本化学会春季年会に参加されている松方正彦、和田宏明両教授と中部支部から堤正之代表幹事、藤井高司理事に来賓としてご出席いただきました。

  岡野支部長の開会挨拶に続いて2018年度事業実績報告、会計報告(暫定)が上程され、いずれも提案どおり承認されました。

  続いて役員改選の提案があり次のメンバーが選任されました。任期は2019年度、2020年度の2年間です。

支部長:田中航次(新17回)
副支部長:市橋宏(新17回)
監事:中野哲也(新37回)
事務局長:澤村健一(新53回)

理事:斎藤幸一(新33回) 和田昭英(新34回) 脇田克也(新36回) 高島圭介(新48回) 遠藤文子(新50回) 數田昭典(新51回) 陳鴻(新59回) 猪村直子(新61回) 桜井沙織(新64回)

  2018年度の岡野泰則(新33回)支部長と前田泰昭(新14回)理事は勇退し、名誉顧問に就任します。名誉顧問は、津田實(新7回)氏、井上征四郎(新12回)氏とともに4名となります。

  続いて2019年度事業計画、予算案が上程され、いずれも提案どおり承認されました。

  総会終了後、引き続き講演会に移り、松方先生による「早稲田応用化学科100年史」が1時間半にわたり語られましたが、残念ながら70年あたりで時間切れとなりました。後日機会を作り、より充実した内容での続編をお約束いただきました。非常に興味深い内容で、私学の化学系は財政的に成り立たないと言われる中、いかに多くの方々の物心両面の支えがあって、100年の歴史を紡いできたかがよく理解できました。

  懇親会は、JR六甲道駅付近の「バル・ザル」にて開催しました。懇親会から川口史郎(旧30回)大先輩も合流され、最若手の桜井沙織(新64回)さんとは、実に70歳近い年齢差の会になりました。和田宏明先生が、川口さんから盛んに旧制時代の応化の様子を取材されていたのが印象的でした。

  「早稲田応用化学科100年史」のご講演もあり、参加者が多く、にぎやかな会となりました。

(文責 : 田中)

参加者 28名

(早稲田大学)

和田宏明教授(新29回) 松方正彦教授(新34回)

(中部支部)

堤正之代表幹事(新17回) 藤井高司理事(新36回)

(関西支部他)

川口史郎(旧30回) 津田實(新7回) 井上征四郎(新12回) 前田泰昭(新14回) 関谷洋輔(新15回) 市橋宏(新17回) 井上昭夫(新17回) 田中航次(新17回)  浜名良三(新29回) 篠崎匡巳(新30回) 岡義久(新33回) 岡野泰則(新33回) 和田昭英(新34回) 古川直樹(新36回) 脇田克也(新36回) 高田隆裕(新37回) 中野哲也(新37回) 古谷敦志(新38回) 山本太郎(新42回) 髙島圭介(新48回) 數田昭典(新51回) 澤村健一(新53回) 陳鴻(新59回) 桜井沙織(新64回)

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