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定期総会の開催案内に関する記事のタイトルが間違っておりましたので、修正します。
2025年2月
早稲田応用化学会
会長 濱 逸夫
平素は早稲田応用化学会の活動にご理解を賜り、ご支援・ご尽力を頂き誠に有り難うございます。厚くお礼申し上げます。
さて、2025年度総会の件につき、ご連絡申し上げます。
開催内容につきまして改めて 「早稲田応用化学会 ホームページ」あるいは「メール配信」等でお知らせいたしますが、まずは開催日のご都合を確保の程宜しくお願いします。
出席申込は後日「早稲田応用化学会ホームページ」及びメール配信の第二報に申込URLを貼り付けますのでそこからからお願いします。
日時:2025年5月24日(土) 13時30分~18時30分
場所:理工学部西早稲田キャンパス(旧称「大久保キャンパス」※)
※副都心線「西早稲田」駅はキャンパスと直結しています。
<スケジュール>:13時30分~14時30分 定期総会(57号館201教室を予定)
14時45分~16時15分 先進研究講演会(同上)
16時45分~18時30分 交流会(懇親会)(63号館1階)
会費3,000円
■定期総会
議題:1)2024年度事業及び会計報告 2)2025年度事業計画及び予算案 3)執行部体制 4)規約変更 等
■先進研究講演会「応用化学最前線 - 教員からのメッセージ」プログラム
講師(予定) 応用生物化学部門 桐村光太郎教授
応用物理化学部門 本間敬之教授(調整中)
化学工学部門 花田信子准教授
日時:2024年10月19日(土)会議14:00~16:00、懇親会16:30~18:00
会場:西早稲田キャンパス52号館304教室+zoomオンライン、理工カフェテリア早稲田
2024年10月19日、西早稲田キャンパスにて第20回評議員会が開催されました。
濱会長が本年度より評議員会の進行役を務めることになったことを報告。各委員会、部会、支部からの活動報告後、現状の問題のブレークスルーを目指して、グループごとに議論を展開すること、各委員の意見を期待しているとの挨拶をいただきました。その後、宇佐美先生、豊倉先生、百目鬼さんの逝去を悼み、黙祷を捧げました。
続いて、各支部の活動状況が共有されました。 関西支部(澤村事務局長)では、和田さんが新支部長となり、異なる世代間の連携を強化していること、中部支部では、上宮支部長のもと若手役員が積極的に新たな役割を担い、技術サポートを強化する取り組みが進んでいることが報告されました。
部会からは、若手の会が花見やバーベキュー大会などを通じて会員の士気を高め、新しいアイデアの導入に努めているとのこと。学生委員会はインスタグラムを活用した情報共有を進めており、縦割り交流会を通じて学生間の交流を促進しているとのことが報告されました。
次に、委員会活動について報告がなされました。広報委員会は、SNSを駆使した情報発信を強化しており、ホームページの変更などに取り組んでいること。交流委員会では交流会講演会、学生工場・施設見学や学生との六大学野球観戦を実施しているほか、大分・延岡地区での交流会や先輩からのメッセージが今年も計画されています。一方、基盤委員会は、会の課題解決のための意見集約を行い、企画の調整を進めていること等を報告されました。
その後、グループ討議が行われ、6つの主要テーマが議論されました。①人員の確保と体制の強化、②若手会員の活動参加推進、③広報活動の強化、④学生育成とキャリア支援の充実、⑤博士課程進学の促進、⑥会員交流会の強化が取り上げられました。特に、若手会員の参加推進においては、情報発信を通じた参画しやすい環境づくりが重要性を増しています。
最後に、濱会長より閉会挨拶とて、応化会全体のメンバー拡充、多分野交流イベントの活性化、そして博士人材の育成強化の重要性についての言及があり、今後の活動方針が示されました。これらの提言が基に、来る11月9日の役員会でさらなる議論が行われる予定です。これを契機に応化会の活動も一層活性化させるべく取り組んでいくことが示されました。
1. 開催日時:2024年11月30日(土)15:30~17:00
2. 開催場所:ウインクあいち1309号室
3. 出席者: 28名(オンラインでの出席者15名を含む)
4. 講師: 野田 優 教授
5. 演題: 「化学工学者の効率性から充足性への展開: ナノチューブ、電池、持続可能性」
6. 要旨:
カーボンナノチューブ(CNT)の合成技術とその応用、特にエネルギーデバイスへの展開についてご紹介いただきました。CNTは強固かつ柔軟な特性を持ち、持続可能な社会への貢献が期待されていますが、実用化には適切な合成技術の確立が不可欠です。CNTの合成には物理蒸着(PVD)法や化学蒸着(CVD)法が用いられ、触媒供給方法の最適化が重要であることが指摘されました。
野田先生の研究では、CNTが触媒から剥離しやすい特性に着目し、流動層反応器を活用することで、CNTの効率的な成長とスケールアップを実現されています。さらに、炭素収率を向上させつつ、環境負荷を評価し、持続可能な製造方法の確立を目指しているとのことです。
また、CNTを活用した高エネルギー密度の二次電池開発にも取り組まれ、軽量化・高性能化を図るとともに、リチウム-硫黄電池の可能性についても検討されています。LCA(ライフサイクルアセスメント)分析に基づき、リサイクル技術の重要性を強調されていました。
さらに、持続可能な社会の実現には「効率性」に加えて「充足性」の視点が必要であることを指摘されました。技術開発だけでなく、社会全体の未来ビジョンを議論し、長期的な視点で環境・資源問題を考えることが求められます。研究者として、2050年以降を見据えた社会像を描き、持続可能な技術の開発に取り組むべきであるとの見解を示されました。
7. 講演内容:詳細はこちらからご覧ください
●記念写真等
以上
台風10号のノロノロな進行状況に惑わされながらも、何とか開催を決定したのが開催の前日。当日の令和6年8月31日(土)は台風の影響も限られ、第四回応化給付奨学金受給者の集いを無事開催することが出来ました。
今年は、社会の様々な方面で奮闘されている17名の面々が集まる予定でしたが、台風による大雨の影響で公共交通が使えないことで参加出来なくなった5名を除く12名と9名のホストら合わせ21名が、4時間弱の時間を母校西早稲田キャンパスで共にし、個々に交流を深めることが出来ました。障害が予想される中をご参集頂きありがとうございました。
昨年からスタートさせた 活躍されている皆さんの気持ちを鼓舞することを目的とした「奨励賞」について、今年も応化シニア会のご支援を得て3名の方を表彰することとなりました。尚、ご本人への表彰は本年10月5日(土)に開催予定の応化シニア会の席上で行われる予定です。
今回も、奨学金受給者内幹事役4名の方々(新51 田原聖一氏、新53 百武 壮氏、新57 國本雅宏氏、新63 原慎太郎氏)の協力を得て、前回から対象年次を拡大し新50回生~新63回生(2000年~2013年学部卒相当)の応化給付奨学金受給の博士修了者に水野賞も加えた対象の方に声を掛けさせて頂きました。
今年は台風の豪雨により参加したくても出来ない面々も居られ、かつ不確定要素もある中で懇親会の質も落とさざるを得ず、限られた時間の中での交流となりましたが、従来と変わらず密度の高い交流がなされたかと感じております。来年も同世代プラス 世代を超えた縦のネットワーク構築にも寄与できればと願っております。
当日は、下井將惟元副会長(新13)の司会でスタートしました。
西出宏之前会長(新20)からは挨拶の中で、応化シニア会としての表彰の観点から、選定基準についての執行部で討議し、「企業」のカテゴリーでは、企業でチーム等を率いて、或いはベンチャーを立上げ頑張っている方、「アカデミア(大学)」のカテゴリーでは、教授に昇進されて研究教育に当っている方で、その前提として早稲田の大学院で博士課程を修了し、本集い並びに表彰されるシニア会に参加出来ることが現時点での要件と説明されました。
次いで、下嶋敦主任教授から、最近の学内の動き(応用化学科が7部門からものづくり部門が増え8部門となり江口先生が加わったこと。3月末には平沢教授が退職され、現在の化学工学部門は野田教授他と新旧交代がされたこと。女性比率が増え35%~40%となり、大学院進学は8割~9割と研究レベルが上がっていること等)をご紹介頂きました。
次に、自己紹介と会社・アカデミアの中での実績と将来展望のあらましが説明されました。その中でも、今回奨励賞に内定が決まった3名のあらましは以下の通りです。
*新50 望月 大氏(東京電機大学教授)からは、千住キャンパスの応用化学科で、新しい小さなもの(無機ナノ材料)を作って大きな夢(環境問題の解決)を実現することを目指している。無機ナノシートを出発として新しいプロセスを開発している。ナノシートを垂直に立てて電極材料として使うことで充電速度の性能が上がることを研究したり、マイクロ波を利用した新しい化学プロセスにも注目しており、カーボンニュートラルを達成することを目指したりしている。
*新52 岡村陽介氏(東海大学教授)からは、ご本人のボン大学でのナノ顕微鏡を用いたバイオマテリアルの相互作用を研究後、東海大学でナノ生体材料学研究室を主宰し、どこにでも貼れるナノ材料で医療材料や環境分野に応用できるような材料を開発することを研究している。現在、研究室OBが83名で現メンバー加えると100名くらいになっている。
*新53 百武壮氏(土木研究所上席研究員)からは、ご本人の土木研究所の中での研究企画課長含めた履歴を語られ、先端材料資源研究センターでのシーズの実用化を紹介された。一例として、アスファルトが減っていく中でカーボンニュートラルを実現させていくための植物系・廃プラを使う材料開発の旗振り、メーカーが自社製品を評価出来る手法を提案・普及させている。
上記以外にも奨学金受給者の皆さんがスライドを使い各人各様の自己紹介をされました。分野・会社が多岐に亘るため近況や見通しなど、皆さん 興味深く聞かれていました。
懇親の部は、同室内で4つの大テーブルを囲んで始めました。
河村宏氏(新09)の乾杯の挨拶では、この会が一つの生きがいとなっていること、水野奨学金創設(父の没翌年)から37年、皆さんの成長を見るともっと奨学金を増やしたい。一方、博士に進む方が少ない、OBが温かく見守っている。皆さんがこのような企画を宣伝して頂きたい。皆さんが応用化学、応化会の次を背負って立つと思うので、学校に戻ってこのような生き方があることを学生に教えて頂きたいと、強いメッセージを発信されました。
発起人の皆さんを囲んで交流が始まりました。縦横の交流がスタートしました。
中締めで、大林秀仁氏(新17)からは、皆さんが受けたものを次の世代へ繋いでいってもらいたい、次の世代に我々の想いを伝えていくのも大事と思うのでお元気で活躍くださいとのメッセージでお開きとなりました。
交通機関も順調ではない中の開催でもあり、会場の片付けをお手伝い頂いた後早々の閉幕となりました。次回は、更にネットワークが広がると共に元気な姿でお会いできることを楽しみにしております。
(文責 事務局 高橋 宏)
11月30日(土)、12月1日(日)に河口湖で縦割り交流合宿を実施しました。今年はOB10名、学生34名お子さん1名の合計45名の方が参加してくださりました。
詳しくは、学生委員会HPをご覧ください→こちら
寒さが一段と厳しくなり、2024年も残すところあと約1ヶ月となりました。そんな中、第二回応化ゼミが12月9日に行われました。今回は大学院進学に関してのお話で、優先配属で研究室に入り、推薦で早稲田大学院に進んだ方と、早稲田大学院試を受けて大学院に進んだ方、他大学院に進んだ方のお三方から貴重なお話を伺いました。
詳しくは、学生委員会HPをご覧ください→こちら
11月2, 3日に理工展が開催され、応用化学科学生委員会は屋台班と実験班の二班に分かれて参加しました。屋台班ではフランクフルトを販売し、実験班ではケミカルライト・芳香剤・人工いくらの実験を行いました。在校生はもちろん、小さなお子様から保護者の方々など、幅広い年代の方にお越しいただきました。
詳しくは、学生委員会HPをご覧ください→こちら
2024年11月27日
2024年11月27日(水)、大隈会館N201号室で同期会を1年ぶりに開催しました。出席者は健康上の理由等で毎年徐々に減少し、前回2023年10月よりも3名少ない20名でした。
保坂君の司会と挨拶につづいて、弁当形式の会食の後、参加者全員の近況報告(研究室単位の欠席者の近況を含む)、大学関連の活動紹介、会計報告と続きました。和気藹々の楽しい時間が流れて来年の再会を誓い、15時に記念写真(2名退出:中井君担当)を撮ってお開きになりました。
・今回も昨年に続き着席での会食でしたが、テーブルを3ブロックに分けてメンバー同士の懇親をより楽しめる形式にしました。
・参加者の近況報告(4分/人)ではほぼ全員が傘寿になったこともあり、やはり体調に関する話題がメインでした。認知機能の衰えを考慮した終活関連や相変わらずピアノや旅行等の趣味活動を元気に楽しんでいるとの紹介もありました。
・大学関連では、鶴岡君から“早田大学の最近の発展には、田中総長の米国流マネジメントが大きく寄与している”との紹介がありました。
(注)次回は2025年10月~11月頃を予定しています。詳細は各研究室の幹事から後日、ご連絡致します。同期の皆さん楽しく情報交換をしませんか、 是非ご参加下さい。 (幹事:杉本、進、品田、永田、関谷、曽根、鶴岡、小久保、渡辺(壮太郎)、渡部、中井、山形、金山、保坂、竹下)。
(文責 竹下哲生)
以上