投稿者「F K」のアーカイブ

学内講演会のお知らせ
Synthetic Electrochemistry: Leaping Into a New Era

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 Synthetic Electrochemistry: Leaping Into a New Era
講 師 川又 優
所属・資格  
日 時 2025年5月22日(木) 16:20-18:00
場 所 早稲田大学 121号館 コマツ100周年記念ホール
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学部 応用化学科
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

参考:https://www.waseda.jp/fsci/news/2025/05/08/34224/

早稲田大学応用化学会学生委員会のインスタグラムについて

早稲田大学応用化学会学生委員会では、学園祭「理工展」や新入生オリエンテーションなど、応用化学科の各種イベント情報を発信するためにインスタグラムのサイトを立ち上げています。

ご興味のある方は、フロントページにあるアイコンからお入りください。

2025年度定期総会と先進研究講演会の開催のお知らせ(第二報):会議室が確定しました

2025年4月

早稲田応用化学会
会長 濱 逸夫

平素は早稲田応用化学会の活動にご理解を賜り、ご支援・ご尽力を頂き誠に有り難うございます。厚くお礼申し上げます。
2025年度総会の件につき、会議室が総会・先進研究講演会とも57号館201教室に確定しましたことと、決まりました講師の先生方の演題をご連絡させていただきます。

出席申込は「早稲田応用化学会ホームページ」または下記URLより申し込みください。

尚、総会及び先進研究講演会はWEBでの配信を予定しておりますが、配信のみで会議等への参加、ご質問は出来ませんのでご容赦下さい。

https://forms.gle/EgiE6j6ri9GWxwrH9

日時:2025年5月24日(土) 13時30分~18時30分

場所:理工学部西早稲田キャンパス(旧称「大久保キャンパス」※)
※副都心線「西早稲田」駅はキャンパスと直結しています。

<スケジュール>:

13時30分~14時30分 定期総会(57号館201教室)

14時45分~16時15分 先進研究講演会(同上)

16時45分~18時30分 交流会(懇親会)(63号館1階)

         会費3,000円

■定期総会

議題:1)2024年度事業及び会計報告 2)2025年度事業計画及び予算案 3)執行部体制 4)規約変更 等

■先進研究講演会「応用化学最前線 - 教員からのメッセージ」プログラム

14:45-15:15
応用生物化学部門  桐村 光太郎 教授

演題

「応用生物化学の新展開~クエン酸発酵機構の全容解明への取り組み」
15:15-15:45
応用物理化学部門  本間 敬之 教授

演題

「創立150周年に向けて ~早稲田大学の研究教育体制の今とこれから~」
15:45-16:15
化学工学部門    花田 信子 准教授

演題

「材料とプロセスの両面からの水素貯蔵技術の開拓」

総会会場、懇親会場では応化会ホームページ掲載用の写真を撮影いたしますのでご了承願います。

以上

2025年度早稲田応用化学会中部支部総会実施報告

【中部支部2025年度総会 実施報告】

1.開催日時:2025年4月12日(土)14:30~15:10

2.開催場所:ウインクあいち1307号室

3.出席者: 15名(現地会場)

4.議題:

第1号議案:2024年度事業報告

第2号議案:2025年度事業計画

第3号議案:2024年度会計報告および2025年度予算案

第4号議案:2025年度中部支部役員会構成

第5号議案:IT化の進捗状況と若手部会の活動方針

5.議事内容;

添付の資料に基づき、第1号議案と第2号議案については支部長 上宮が説明した。第3号議案については加藤会計担当理事が、第4号議案については上宮が説明した。第1号議案~第4号議案は総会承認事項であり、拍手をもって満場一致で承認された。
また第5号議案については山本若手部会・IT化担当理事が説明した。

学内講演会のお知らせ
Exploring the Chemical Space and the Structural Diversity of Colloidal Based Porous Materials

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 Exploring the Chemical Space and the Structural Diversity of Colloidal Based Porous Materials
講 師 Marco Faustini
所属・資格  
日 時 2025年5月1日(木) 16:30-17:30
場 所 早稲田大学 55号館1F第二会議室
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学部 応用化学科
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

参考:https://www.waseda.jp/fsci/news/2025/04/21/34061/

2024年度 学位記・褒賞授与式

応用化学科学位記授与式

応用化学科および応用科学専攻研究科の2024年度学位記・褒賞授与式は、2025年3月26日(水)16時30分より、西早稲田キャンパス63号館202教室にて、式次第に従い、須賀健雄准教授の司会で執り行なわれました。晴天に恵まれ、季節はずれの暑さを感じる中、コロナ禍による多くの制限を経験した学部卒業生、修士課程修了生にとって、制限のない式典を仲間と共に迎えられたことへの喜びに満ち溢れる式となりました。教職員、主賓に加え、保護者の方々にもご参列いただきました。

式次第(左:応用化学科褒賞授与式  右:学位記・褒賞授与式)

開式の辞に続き、学部卒業生、修士修了生へ学位記が授与されました。今年も研究室ごとの代表者が前に出て授与されました。

応用化学科褒賞授与式

引き続き、応用化学科褒賞の授与式が行われました。野田 優教授から以下のような本賞設立の経緯、主旨等の説明があり、本賞および副賞が安藤さんに授与されました。
応用化学科褒賞は、優れた業績をあげた学生を表彰して更に人間的な成長を促すことを主旨として設定した褒賞で、学業成績と人物の総合的評価で毎年学部卒業生一名に授与されます。この褒賞は、OBの皆さんと教員および教員OBの寄付によって成り立っているもので、皆さんの気持ちを込めて対象の方に授与するものです。副賞は先進理工学部応用化学科とお名前を刻んだバカラの置き時計です。おめでとうございます。

褒賞授与:受賞者 安藤さん

褒賞の授与の後、受賞者の安藤さんより受賞の挨拶がありました。

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祝辞:野田 優 学科・専攻主任教授

応用化学科主任 野田 優教授から祝辞がありました。

祝辞:野田 優 教授

 

祝辞:濱 逸夫早稲田応用化学会会長

ついで、早稲田応用化学会 濱逸夫会長から祝辞がありました。

祝辞:早稲田応用化学会 濱逸夫会長

 

在校生代表からの送辞

在校生を代表して、学部3年生 野村さんが、卒業生に感謝の気持ちを伝える送辞を述べました。

送辞:在校生代表 野村さん

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学部卒業生の答辞

これに答えて、学部卒業生を代表して小安さんが答辞を述べました。

   学部卒業生 答辞:小安さん

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大学院修了生からの答辞

引き続き、修了生を代表して岡さんから答辞がありました。

   大学院修了生 答辞:岡さん

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乾杯

応用化学科褒賞授与式及び受賞挨拶を終え、木野 邦器教授の発声による恒例の乾杯へと式が進みました。なお、乾杯の缶ビールは応化会から皆さんに進呈されました。

乾杯の発声: 木野 邦器 教授

校歌斉唱

   校歌斉唱 指揮:北村さん

卒業生を代表して、北村さんの指揮によって校歌を斉唱しました。長らく声出しを制限されていた影響か、卒業生・修了生たちの声は初めは控えめでしたが、曲が進むにつれ徐々に大きくなり、それぞれの「都の西北」を感慨深く斉唱された様子でした。その後の北村さんリードで交わされたエールでは、力強い声が会場に響き渡りました。
閉会の辞を経て、授与式はお開きとなり、その後は卒業・修了生は各研究室、また仲間同士の記念撮影にてひとときを過ごしていました。

アルバム1:2024年度 学位記・褒賞授与式へ 

アルバム2:2024年度 学位記・褒賞授与式 会場の風景へ 

※学生の氏名は苗字のみの記載とさせていただきました。
(文責:広報委員会)

2024年度学科・専攻主任 野田 優教授 祝辞

皆さん、ご卒業、ご修了おめでとうございます。本日ご列席されているご家族、ご関係の皆様方にも心よりお祝い申し上げます。皆さんはコロナ禍の影響を受けながらも、しっかりと学業研究に励まれ、本日を迎えられたことに対して、改めて敬意を表します。

現在、世界情勢はめまぐるしく変化、先行きも不透明で、立場の異なる人々の間の分断も深刻です。SNSは物理的に離れた人との繋がりを容易にしてくれますが、一方で、我々を類似情報にあふれたフィルターバブルの中に包み込んでしまう問題もあります。自分と同じ考えに接するのは居心地がよくリラックスできますが、自分とは異なる多様な考えを知り意見を交わして相互に理解して協力すると、新たな価値を生み出すことができます。国や地域によっても文化や常識が大きく異なります。応化には留学生の仲間も多くいますし、留学や海外駐在のチャンスもあると思います。ぜひ積極的に挑戦して交流してください。また、応用化学に密接に関連する分野では、エネルギーや環境の持続可能性が問われ、特に気候変動対策は待ったなしです。昨年には世界の平均気温が産業革命前と比べて1.5℃以上高くなり、現に農産物や水産物にも大きな影響が出ています。今年の初めにはある国が大きな方向転換をしましたが、皆さんは振り回されずに色々と議論し自ら考え、中長期的に本当に大切と思えることに取り組んで頂ければと思います。

これから大学院に進学される皆さんは、より高いレベルの研究に取り組まれることになります。「コスパ」という言葉を良く耳にします。よい計画をもらって簡単に期待通りの結果が得られたとすると、コストは少ないでしょうが、得られるもの、パフォーマンスはどうでしょう?ぜひ、大学院ではこれまで以上に積極的に考え、それを楽しんでください。目標に向けてどのような方法やアプローチをとるのか、そもそも目標自体をなぜどのように設定するのか。せっかくのアイディアを実践しても、思い通りにいかないことも多々あるでしょう。それは当初の知識の不足や仮説の誤りが原因ですので、成長するチャンスです。学生の間は試行錯誤する自由がありますので、教員と事前相談して安全を確保しつつ、色々と失敗して考え方や仕事の仕方を学び、コストをかけて成長という大きなリターンを得てもらえればと思います。

社会人になる皆さんは、新たな人生のスタート、これからが本番です。大学での研究とは異なる仕事をする人も多いでしょう。研究の過程では、専門知識だけでなく、仕事の進め方、論理的な考え方、コミュニケーションやコラボレーションの仕方を身につけているはずです。企業は社会に対して価値を提供して経済的なリターンを得ています。今ある問題を解決し、もしくは今は無いものを創造して、より良い状態を実現し、社会に貢献してください。そして、学生時代に築いた利害関係のない友人や、先輩後輩、教職員とのつながりも貴重な財産です。仕事で悩むこともあるでしょう。そのようなときは、ぜひ母校に来て何でも相談してください。

皆さんが、応化で学んだことを活かして、さまざまな分野で活躍されることを祈念して、学科専攻主任からの祝辞とさせていただきます。ご卒業・ご修了おめでとうございます。

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2024年度応用化学科・応用化学専攻『学位授与式』祝辞(2025.3.26.)

濱  逸夫

先ずは皆さん、本日は本当におめでとうございます。皆さんの新たな出発に際し、皆さんへの熱い想いを込めて、お祝いのメッセージを贈りたいと思います。

今日を起点にまた皆さんの新しい生活が始まります。ここにいる皆さん夫々が、様々な想いをもってここに出席されていると思います。ただ今日のような人生の一つの節目こそ、自らのこれからを考える大切な時間にしてほしいと思います。

早稲田大学応用化学科での生活は、当初はコロナに翻弄された時もあったと思いますが、その中でも皆さんにとって、様々な先生方や先輩、そして友人達との新たな出会いがあり、大変充実した時間であったと思います。もちろん楽しい経験だけでなく、悔しい経験もあったと思いますが、その全てが皆さんのこれからの人生を築いていく財産として蓄積されています。

以前は世の中で決められたことや当たり前と思われていることをキッチリ言われた通りやることが求められ、称賛されました。特に日本においては、そんな風習が根強く残っていました。

しかしながら時代は大きく変わっています。世の中で当たり前と思われていることを、敢えて異なる視座から捉えて、今までとは全く異なる結論を導き出す。これはイノベーションの原点かもしれません。そして、一度上手く行くと益々面白くなって、自分で考え、自分で動くことを繰り返すのが当たり前になる。 『自分の頭で考え、自ら行動に移せる能力が高いかどうか』
こんな人材が、今の時代最も重要です。

企業においても、その会社の旧来のカルチャーや当たり前に疑問を持ち、
新たな視点で、新たな提案をし、新たな行動を起こす能力が求められています。

人は2~3年経つと、その組織のカルチャーに染まってしまうので、新卒入社やキャリア入社で、異なる環境に移った時が、異なる視点で物事を考え、行動を起こす絶好のチャンスだと期待されています。ベテランになると中々これが出来なくなります。

与えられたものではなく、常に自分でデザインし、チャレンジを繰り返して行かねばなりません。そして、常にポジティブに物事を捉えて、前に進む。そして壁にぶつかった時は、一人で悩まず、心を開いて話をする。気軽にそんな話をできる仲間を如何に多く作るかも、これからの人生にとって大変重要です。

今日を起点に、また皆さんの新たなキャリアが始まります。これからの人生を本当に有意義な、楽しいものに出来る大きなポテンシャルが、皆さん全員にあります。とは言っても、未だ自分のやりたいことや自分の人生をかけてチャレンジしたいことが見えている人は少ないかもしれません。若い皆さんには、新たなキャリアにチャレンジする多くの時間があります。全く焦る必要はありません。

生成AIが進化し、あっという間に様々な情報が手に入ります。ただそれは自分自身の意見や考えではなく、不特定多数の人達の情報や意見であることを忘れないでほしいと思います。得られた情報や考え方が真実であるかどうかも分かりません。人生の主役はあくまでも自分。どんな時代になっても、常に自分の頭で考え、自ら行動することを忘れずに、挑戦を続けてほしいと思います。

多様な視座をもって物事を見る、そして自ら考え、仕掛ける能力を身につけることは、研究の世界でも、ビジネスの世界でも非常に重要です。

そして最後にもう一つだけ、皆さんに伝えたいことがあります。それは

“何事にもおもしろいと思ってチャレンジすること”、そして
“心を震わせ多くの感動を感じること”そしてどんなに成功しても
“常に人への感謝を忘れないこと”

この3つのことを心に刻み、様々なことに挑戦し、皆さんの持っている無限のポテンシャルを大きく花開かせてください。

ここにいる皆さんから、世界で憧れられるような素晴らしい人材が数多く誕生することを期待して、私からのお祝いのメッセージにしたいと思います。
本日は本当におめでとうございました。

                             以上

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