投稿者「F K」のアーカイブ

サーバーメンテナンスによるホームページアクセス停止について

サーバーメンテナンスにより、以下の期間、るホームページへのアクセスができませんので、
ご注意ください。

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新サーバーへの移設及び、OSアップデートメンテナンスのお知らせ
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さくらインターネット株式会社

平素はさくらインターネットをご利用いただき、誠にありがとうございます。

お客さまにご利用いただいておりますさくらのレンタルサーバにおきまして
サーバー停止を伴う、新サーバーへの移設及び、OS等のアップデートメンテ
ナンスを行いますのでご案内申し上げます。

期間中、ご利用のお客さまには大変ご不便をおかけいたしますが
ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

               < 記 >

■メンテナンス日時
 2022年9月7日(水) AM2:00 – AM8:00
 ※ メンテナンス時間は作業進捗により、前後する場合がございます。

■影響内容
対象日時内でサービス停止が発生します。

早稲田地球再生塾第5回「食と社会受容」ご案内

主催:  早稲田大学理工学術院総合研究所
協賛:       バイオインダストリー協会(JBA)
          新化学技術推進協会(JACI)
開催日時:2022年8月26日(金) 14:00~16:00
開催方法:Zoomウェビナー
参加登録:早稲田地球再生塾 第5回勉強会「食と社会受容」申請フォーム
(参加登録いただいた方にZoomの接続先をご連絡します)
申し込み期限:2022年8月26日(金) 12:00
詳細は、以下をご覧ください。
https://www.waseda.jp/fsci/wise/news/2022/07/24/7939/

【開催趣旨】世界的な食料不足の解消や持続的な食料供給に加え、社会からは安全かつ健康的で豊かな食材の供給が求められており、それら解決策としてフードテックに大きな期待が寄せられている。代替肉や昆虫食のような新たな食品開発や植物工場や陸上養殖による付加価値の高い食材の増産など多面的に検討がなされている。その中で、培養肉技術は動物福祉を実現する食肉生産方法であり、世界的な食料需要に応える重要な技術でもある。しかし、こうした技術が社会実装されるには、それらを受容する人や社会の理解に加え、いくつかの規制や法的課題がある。本勉強会では、フードテックの現状や課題について紹介し、文と理の垣根を超えた議論の場を提供したい。

14:00-14:05 開会挨拶 木野 邦器 早稲田大学理工学術院総合研究所・所長

14:05-14:15  趣旨説明 坂口勝久 WERS第5回勉強会コーディネーター

14:15-14:40 講演Ⅰ     坂口勝久 早稲田大学先進理工学研究科生命理工学専攻 ・准教授
      『藻類・動物細胞を用いたバイオエコノミカルな培養肉生産システムの開発』

14:40-15:05 講演Ⅱ     大野次郎 ティシューバイネット株式会社・CEO
      『ネットモールド法による本物の食肉に近い培養肉の製造』

15:05-15:30 講演Ⅲ     片岡孝介 早稲田大学総合研究機構・次席研究員(研究院講師)
      『昆虫を起点とした循環型食料生産の実現に向けた学際研究の最前線』

15:30-15:55 講演Ⅳ    下川 哲  早稲田大学政治経済学部・准教授
      『持続可能な「食」を取り巻く世界的動向』

15:55-16:00 閉会挨拶   高橋大輔   早稲田大学理工学術院総合研究所・副所長

問い合わせ:早稲田大学総合研究所・地球再生塾(WERS)事務局 E-mail :wers@list.waseda.jp

 

公開シンポジウム「みんなで考えるカーボンニュートラルと化学」のお知らせ

日本学術会議シンポジウム「みんなで考えるカーボンニュートラルと化学」が以下の要領で開催されます。
Zoomとのハイブリッド形式で開催されす。

開催日時 令和 4年 7月30日(土)13:00~17:10
開催地 早稲田大学・西早稲田キャンパス63号館2階 01・02教室(ハイブリッド開催)
定員 現地会場先着300名 オンライン先着500名

関根先生のご講演や野田先生が司会をされる全員参加型のディスカッションといった新しい試みもあります。
日本学術会議の主催であり、国民との双方向の対話に主眼を置いているとのことですので、
是非ご参加ください。
宜しければご家族・ご友人も一緒に参加できるとのことです。参加は無料です。

詳細:公開シンポジウム「みんなで考えるカーボンニュートラルと化学」|日本学術会議 (scj.go.jp)

早稲田応用化学会 交流委員会主催 第37回交流会講演会

   2022年5月28日(土)15:00~16:00 (対面と遠隔方式を併用して開催)

講演者 杉村 純子氏  日本弁理士会 会長
演題 『ワセジョが語る知的財産世界の魅力』
副題 「~グローバル経営資源に知財を活かそう!~」

 

 

 


                                       

                               講演者  杉村 純子氏

講演者略歴
1984年 早稲田大学 理工学部 応用化学科 卒業 (森田・菊地研究室 新制34回)
石油会社研究部門に所属後、弁理士登録
特許事務所勤務後、プロメテ国際特許事務所設立(2001年度)~現在に至る
裁判所調査官(2003年度~2005年度)・現在 裁判所調停委員・専門委員(知的財産)
日本弁理士会 副会長(2011年度)
内閣府 知的財産による競争力強化・国際標準化専門調査会委員、評価・検証・企画委員会委員、
   知財教育タスクフォース委員、等
講演者の現役職(日本弁理士会 会長 以外)
プロメテ国際特許事務所 共同代表 弁理士
早稲田大学ビジネススクール 非常勤講師
内閣府 知的財産戦略本部 本部員(同 構想委員会 委員)
裁判所調停委員・専門委員(知的財産)
Licensing Executive Society International Vice President(Licensing Executive
   Society Japan 元会長)
アジア弁理士協会 日本部会 理事
産業構造審議会 知的財産分科会 委員(同 特許制度小委員会 委員、不正競争防止
   小委員会 委員)
日本工業標準調査会総会委員・ISO知財マネジメント策定委員

はじめに
今回は、交流会講演会として初めて対面と遠隔方式を併用して開催致しました。
対面方式で使用した会場;西早稲田キャンパス 57号館 201教室
遠隔方式で使用したソフト;遠隔会議用ソフト Zoom
参加者:対面方式;28名(卒業生24名[講演者、先生を含む]、在校生4名)
    遠隔方式;58名(卒業生55名[先生を含む]、       在校生3名)
    合計  ;86名(卒業生79名[講演者、先生を含む]、在校生7名)
まず椎名交流委員長による開会宣言、視聴に当たっての依頼事項、及び早稲田応用化学会100周年記念事業が来年予定されており、本講演はそれに向かって応化会活動を盛り上げていくための第一弾としたいとのお話がありました。次に講演者の紹介が行われた後、講演に先立って早稲田応用化学会の濱会長からご挨拶を頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

       濱会長                      椎名交流委員長

濱会長の開会のご挨拶
杉村先生、今回の講演を引き受けて頂き、有難う御座います。知的財産の世界で活躍されている「ワセジョ」の講演を是非お聞きしたいと思っております。
企業経営の中で、以前は売上とか利益といった財務的指標がメインでしたが、最近は特許、商標、意匠、あるいは著作権といった知的財産や社内ノウハウ等の無形資産に対して興味が持たれています。担当部門としてこれまでは特許は研究開発技術部門、商標や意匠についてはマーケティング部門というように明確に分かれていましたが、今では取締役会とかグローバル会議の中で戦略的な議論をするような時代になっています。これは大企業だけではなく、中小企業やスタートアップ企業においても生き残りのために不可欠な戦略となっています。先日、特許庁の森長官とこのようなことに関してディスカッションする機会がありました。
今日は専門的なお話以外に、知的財産の魅力について分かり易い事例を交えてお話頂けるとのことですので、知的財産に対する興味を高めて頂きたいと思います。
杉村先生、宜しくお願い致します。

続いて椎名交流委員長から講演者の略歴が紹介された後、講演が始まりました。

講演の概要
以下の各項目等について、講演者ご自身の経験や経歴、日本弁理士会でのお仕事、最近の話題を含む豊富なプレゼンテーション資料等を基に、魅力溢れるお話が展開されました。
弁理士になるまで
知的財産世界の魅力
弁理士の役割
弁理士の状況
日本弁理士会について
知的財産について
知的財産を取り巻く環境の変化
 最近のトピック1 経済安全保障
 最近のトピック2 IoT時代の特許紛争
 最近のトピック3 コーポレートガバナンスコード改訂
 最近のトピック4 特許をめぐるトラブルの裁定
 最近のトピック5 農林水産物
戦略的に知的財産をマネジメントする
技術の保護戦略(オープン・クローズ)
秘匿化(不正競争防止法の「営業秘密」)

終わりに
今回は最近の半年間で新聞報道された話題を取り上げてお話しをさせて頂きました。応用化学科で講演出来たことを有難く思っております。是非知的財産の魅力に触れて頂いて、この世界に入ってきて頂きたいと思います。本日はご清聴、誠に有難う御座いました。

質疑応答
講演内容について、参加者から日本とアメリカの企業の、投資に対する取り組みの違いに関する質問や、弁理士の醍醐味などに関する質問などに対して、杉村先生からこれまでの経験を元にわかりやすい説明をいただきました。

この後、桐村教授からご挨拶を頂きました。
桐村教授のご挨拶
本日は大変分かり易く楽しくお話を伺うことが出来、貴重な時間を過ごすことが出来ました。
私は1999年から3年間、弁理士の方々のためにバイオ特許を出す時の基礎講座の依頼を受け、担当した経験があります。弁理士会にも少しは貢献したことを自慢させていただきます。
杉村さんは私の1年後輩でして、学生時代(卒業論文研究の頃)は我々の研究室に杉村さんの友人がいたので時々寄って下さいました。本日久し振りにお会いしたのですが、応用化学会の交流会講演会ならではの、こういった奇跡的な出会いもあるのだなと思いました。
ところで、我々が社会に出た頃は知的財産という言葉はありませんでした。そして、米国が特許の申請の仕方をがらりと変えて来たのですが、その時の日本の対応において、かなり苦労されたのではないかと思います。今はグローバル化の新しい波があり、世界標準(制度)をどう作っていくかが重要だと思います。その点において、杉村さんは明るく先導的に道を拓かれていると感じました。大変なことですが、これからも良い世界を作るために貢献して頂ければと思います。本日は良いご講演を有難う御座いました。

 

 

 

 

 

 

 

      桐村教授                      下村副会長

次に早稲田応用化学会の下村副会長から閉会のご挨拶を頂きました。
下村副会長の閉会のご挨拶
杉村先生、面白い講演を有難う御座いました。
杉村先生とは同じ研究室、同じ部屋で一緒に実験をしており、とても楽しい方でしたが、それが何年経っても変わらないと感じました。
先程の桐村先生のお話しにもありましたように、早稲田応用化学会は素晴らしい再会の場を提供してくれる会です。来年5月20日には早稲田応用化学会100周年の記念講演会と祝賀会がありますが、ここではもっと色々な出会いがあると思います。今日の杉村先生のお話のような、素晴らしく、また楽しいお話を聞くためにはそこに集まるのが良いのではないか、と思いまして私のお礼と挨拶に代えさせて頂きます。有難う御座いました。

最後に椎名交流委員長から下記の2点についてお願いがあった後、閉会となりました。
1.メール配信されるアンケートへの回答のお願い
2.2023年5月20日(土)に開催される早稲田応用化学会100周年の記念講演会と祝賀会への参加のお願い

当日の参加者の写真
対面での参加者

遠隔での参加者

(文責;交流委員会)

2022年度早桜会総会後講演会(報告)

 2022年度早桜会総会を2022年4月16日(土)にWEB形式(Zoom)にて開催し、その後講演会を実施いたしました。今回の講師には関根泰先生(早稲田大学理工学術院応用化学科教授)をお迎えし、「環境とエネルギーの現状と今後?早稲田からの発信?」という演題でご講演して頂きました。

【講師】関根泰氏 (早稲田大学理工学術院応用化学科教授)
【概要】
 脱炭素社会実現に向けて政府が方針を打ち出していく中で、企業・大学等での研究開発が今後求められていく方向性について、ご講演いただきました。
水素・アンモニア・合成燃料の活用可能性、CO2回収技術、EVの今後の展望など、様々な場面で見聞きすることが増えた内容について、政策面や技術革新の観点からご見解を伺うことができ、ケミストとしての使命を考えさせられる内容でした。
 関根先生のグループのご研究については、触媒化学における新たな反応メカニズム(※表面プロトニクスによる活性向上など)に関する内容や、ニューラルネットワークを活用した検討など、最先端の研究に触れることができました。
 講演終了後は、「水素・電化はどの程度社会に浸透するのか?」、「3000ページ以上のIPCCレポートをどのように読破されたか?」等々、多数の質問が出ましたが、一つ一つ丁寧にお答えいただき、関根先生の幅広い知識に参加者一同、終始圧倒されていました。
 最後に、政府のグリーンイノベーション戦略推進会議をはじめ、非常にご多忙の中、2時間以上にわたりご講演いただいた関根先生に改めて御礼を申し上げ、本報告の結びとさせていただきます。(文責:服部)

【出席者(21名)】
津田實(新7),井上征四郎(新12),市橋宏(新17),田中航次(新17),斎藤幸一(新33),和田昭英(新34),脇田克也(新36),高田隆裕(新37),中野哲也(新37),澤村健一(新53),陳鴻(新59),三品建吾(新59),古田武史(新61), 服部沙織(新64), 柘植知彦(新),御手洗健太(新65),滝瀬賢人(新64),遠藤文子(新50),浜名良三(新29),津田佑介(新),大山永展(新64),福田誠(新41)

第40回早桜会懇話会報告

 第40回早桜会懇話会を2022年6月4日(土)にWEB形式(ZOOM)にて開催いたしました。今回の講師にはJAXAの桜井誠人氏(新41回,平田研)をお迎えし、-宇宙で生きる化学工学、ECLSS:環境制御生命維持技術と物質循環-という演題でご講演頂きました。
 桜井様は月面や火星での有人探査を目的とした宇宙空間での生命維持技術についてご研究されています。月面探査という点で、NASAのアルテミス計画にJAXAも参画しています。アポロを超える成果を挙げることを目的として、月面の探査の先に火星を見据えた形で計画を進めています。まずは、月面をテストベッドとして循環型生命維持システムを確立するべくプロジェクトが進行しています。国際宇宙ステーション(ISS)における生命維持環境としては、水の電気分解による酸素発生装置、アルカリ金属での吸収による二酸化炭素除去装置、シリカゲルとゼオライト粒の組み合わせによる二酸化炭素除去装置、二酸化炭素を還元して水を得る装置などがあります。人間が生きていくには1日当たり0.8kgの酸素と2.5kgの水が必要であり、一方で1日当たり1.0kgの二酸化炭素を排出しています。如何にして二酸化炭素を除去し、酸素と水を得るかが大切になります。
 宇宙空間での例ではないですが、地球上の閉鎖空間での居住実験は1970年代からロシアやアメリカで進められており、日本にも青森県六ヶ所村に閉鎖型生態系実験施設があります。
 宇宙で生きる為には物質循環のループを人工的に創造する必要があります。その為に桜井様は学生時代からのご専門である化学工学を活用していらっしゃいます。人類の生存圏は地球の周回軌道上から月軌道へと拡大しつつあります。人類が当たり前のように月面で活動する未来の到来が50年先なのか、100年先なのか誰にも分かりませんが非常に楽しみです。
 ご講演後は活発な質疑応答が交わされました。宇宙空間での活動、居住という非常に興味深いテーマであると同時に、人類や地球の持続可能性を考えた時に避けて通る事は出来ないテーマでもあると改めて実感致しました。お忙しい所、お時間を割いて頂いた桜井様に改めて感謝の意を示したく思います。
(文責:三品)
【出席者(16名)】
井上征四郎(新12),津田實(新7),市橋宏(新17),田中航次(新17),岡野泰則(新33)斎藤幸一(新33), 和田昭英(新34),脇田克也(新36), 中野哲也(新37), 高田隆裕(新37), 澤村健一(新53),陳鴻(新59),古田武史(新61), 桜井沙織(新64),三品建吾(新59)井上昭夫(新17)

講師:桜井誠人氏

早稲田応用化学会100周年記念事業のお知らせ

2022年5月17日
100周年記念事業担当 下村 啓(新34)

 

(応化会100周年まで「あと一年!」)
早稲田応用化学会100周年記念事業

今から一年後、2023年5月に早稲田応用化学会は100周年を迎えます。

100周年に向けて色々なイベント、取組を行って参ります。是非、会員の皆様にはご参加とご協力をお願いいたします。なお、準備の状況、イベントの詳細については逐次ご報告をさせていただきます。

  • 講演会・祝賀会

    開催日時:2023年5月20日(土)      講演会 15:00~ 祝賀会 18:00~

    講演会場:検討中(200名程度を想定)

    祝賀会場:リーガロイヤルホテル東京 3Fロイヤルホール

  • 記念誌
    2023年早稲田応用化学会報(秋号)を100周年特集号として発行します。
    (56ページ×3000部) ホームページ掲載も考慮して作成

  • 応用化学科給付奨学金の拡充
    「応化卒業生による優秀な人材の発掘と育成の支援」
    ⇒早期からの博士人材の発掘・支援を行う。

    ・奨学金原資の充実⇒1000万円を目標として寄付を開始しました(2021年10月~)

    ・給付対象を学部生に拡大(早期から博士人材を支援する視点)

    ・博士後期課程進学への意識を高めるイベント開催(先輩博士からのメッセージ等)
                  (早稲田応用化学会給付奨学金への寄付のお願い)

100周年に向け、多くの会員へのご連絡、会員情報の把握のご協力をお願いいたします。
 ⇒各種応化会イベントの情報共有を機会に広めて頂けると幸いです。
(交流講演会、関西支部・中部支部、若手・学生部会の講演会等)

事務局 電子メール:oukakai@list.waseda.jp
 

2022年度応化会総会挨拶 (2022.5.14 濱)

 本日はハイブリッド開催となりましたが、お忙しい中、多くの方にお集まり頂き、誠にありがとうございました。また平素は応化会活動に対して、格別のご支援を賜り、ありがとうございます。心から感謝申し上げます。
 また学生メンバーも含めて、本日の総会開催準備にご尽力頂いた方々に、感謝申し上げたいと思います。

 さて先ず私の方から、冒頭の挨拶と言うことですが、“応化会活動の現状と課題”と題して、会長就任時に掲げた3つの基本方針毎に、その進捗と課題について、少し話をしたいと思います。

 先ず基本方針①「全世代にとって魅力ある応化会活動への進化」でありますが、これについては、コロナ禍が未だ継続しているにも拘わらず、各委員会、支部、若手の会、学生部会夫々が、リモート環境の充実を武器にして、新たな活動を活性化しています。
 しかしながら、活動が活性化しているが故に、執行部メンバーの負担が拡大しています。今後各活動に分散している課題を、各委員会、支部、若手の会、学生部会の連携により、整理、統合することが必要であり、同時に実働メンバー(特に若手、シニア)の拡充を実現したいと思います。
また会費納付率の向上策や会員名簿、情報発信ルートの充実については、個人情報管理にケアしながら、学内外が連携して課題解決していく必要があります。

 基本方針②「次世代情報基盤の構築」については、次世代の応化会活動活性化の為の情報基盤構想を、基盤委員会、若手の会が中心となり、デザイン中です。先ず広報委員会が中心となり、新情報基盤構築までの過渡的なシステムとして、現在の情報発信システムのアップデイトをしました。また次世代基盤については、構想アイデア、予算規模・資金、スケジュール、推進体制等を早期に明確化した上で、段階的に実現して行きたいと考えています。

 基本方針③「応化会100周年記念事業の準備」ですが、次の100年に向けた応化会の将来像を共有しながら、プロジェクト、各委員会の連携で準備を進めています。来年2023.5.20(土)の記念講演会、祝賀会に向けた詳細準備とアセットの確保、応化会報特集号の準備等、詳細は後程、下村副会長からご報告します。そして100周年記念奨学金基金についても募集中でありますので、皆様の強力なサポートをお願い致します。

 今お話ししましたような応化会活動の現状と課題をご理解頂いた上で、これからご説明します、総会各議案、報告事項について、ご出席の皆様からの忌憚の無いご意見、ご助言を賜りたいと思っておりますので、宜しくお願いします。

 

2022年度定期総会の開催報告

2022年5月14日(土)13時30分
方 式: オンラインと会場参加のハイブリッド開催
会 場: 早稲田大学西早稲田キャンパス 52号館304教室

 定期総会(議長:濱会長、司会:井村庶務理事)
 参加者:130名(リアル39名、WEB 91 名)

1.濱会長挨拶( 挨拶全文と説明資料 
三つの基本方針に対し応化会活動の現状と課題を述べるとともに再任された場合の2022年度の活動方針を述べた。
 基本方針①全世代にとって魅力ある応化会活動への進化
 基本方針②次世代情報基盤の構築
 基本方針③応化会100周年記念事業の準備

2.総会議事
1)第1号議案:2021年度事業報告と決算報告(  事業報告説明資料と決算案 
 井村庶務理事より2021年度のコロナ禍の中で工夫して実施した活動が報告され、津田会計理事より会計報告がなされた。

 

 

 

 

 

 

 


<監査報告:1
号議案に対して>
 中井監事より、4月26日に監査を行い、会計部門においては領収書、通帳等の各種帳票確認した結果、適正に処理されており決算書、貸借対照表は正当であると報告された。また、業務部門においても議事録を精査した結果、三委員会とも、計画通り概ね順調に運営されたと判断したと報告された。
第1号議案は出席者の満場一致で承認された。

2)第2号議案:2022年度事業計画と予算案( 事業計画説明資料と予算案 
 2022年度のイベント計画について井村庶務理事より報告があり、それに伴う予算案を津田会計理事が報告したのち、出席者の満場一致で承認された。
 

 

 

 

 

 

 

 3)第3号議案:会則の改訂( 改訂内容
 評議員の規定の見直しに関して、梅澤基盤委員長より改訂の要点と具体的な条文の変更点に関する提案がなされ、出席者の満場一致で承認された。

 

 

4)第4号議案:会長の選任(再任)
 橋本副会長より役員会の総意として2022年度-2023年度会長に濱逸夫氏を推薦し、出席者の満場一致で承認された。

3.報告事項
1) 2022年度役員体制について(  2022年度組織表
 濱会長より2022年度の役員体制と新任役員(理事)及び退任役員について報告した。

2) 早稲田応用化学会百周年事業について(  説明資料 
 下村副会長より2023年5月の早稲田応用化学会100周年記念事業の進捗状況を説明するとともに、さらなる協力とご支援を呼び掛けた。

 

 

 3) 奨学生の紹介(  応化会奨学金の内規改訂と奨学生一覧表 
 橋本奨学生推薦委員長より、早期からの博士進学者へのサポート強化のため応用化学会給付奨学金の内規を変更したことを説明するとともに今年度の奨学生を紹介した。会場に出席している4人の奨学生が登壇し挨拶をした。
その後、門間副会長より今年度選考した水野奨学金、里見奨学金の奨学生、森村豊明会奨励賞の受賞者を紹介した。

 

 

4.閉会の挨拶
 平沢副会長が閉会のあいさつに立ち、周りにいる応化会員に活動に参画するよう声掛けをしていただきたいと総会参加者に呼び掛けた。

 

 

<定期総会会場>

<オンラインで参加の皆さん>


先進研究講演会:「応用化学最前線-教員からのメッセージ」(司会: 桐村庶務理事)
 参加者: 157 名(リアル46名、WEB 111名)
  ⇒  講演は早稲田応用化学会ホームページの資料庫に格納されております。

 

  1)応用生物化学部門   梅野 太輔教授
     演題:「高分子機能の進化デザイン」

 

 


  2)応用物理化学部門   門間 聰之教授
     演題:真に「役立つ電気化学」を目指して

 

 


  3)高分子化学部門    須賀 健雄准教授
             演題:「その場形成・反応の視点から見た機能性
                            コーティングの設計と展開」

 

 

            

 

2022年度中部支部総会議決結果について(報告)

早稲田応用化学会中部会員各位

                 2022年5月9日 中部支部支部長 友野博美

22年度中部支部総会議決結果について(報告)

 会員の皆様におかれましては、コロナ禍が一進一退の状況となる中、徐々に平常の毎日が
戻ることを期待しつつ、お元気でお過ごしのことと念じております。

 さて、本年度の総会に関し先にホームページ上での書面評決をお願い致しておりましたが、
結果を下記の通り報告致します。

1.審議議案
第1号議案:   2021年度事業報告
第2号議案:   2022年度事業計画
第3号議案:   2021年度会計報告と2022年度予算案
第4号議案:   2022年度中部支部役員会メンバー表

2.審議の評決結果
 所定審議期日内での審議結果は、すべての議案に対する反対意見や提案は一件もなく
各議案とも可決されました。(送付会員数:151名)

3.今後の活動
 上記議案可決の結果を踏まえ、今年度の活動計画を推進致します。 

以上