若手会活動報告(2024年度振り返り)

2024年度は若手会で以下の活動を行いました。

(1)定期交流会

若手社会人と学生の交流機会を創出することを目的としてレクリエーションを企画し、花見、BBQ、ボーリングの計3回実施しました(各回、学生社会人合わせて20名程度参加)。定期交流会は毎年複数回実施していますが、学生と社会人が交流する貴重な機会となっております。

(2)社会人同士の交流会

社会人同士で対話することを目的として2回企画しました。

6月に開催された縦割り交流会では事前に社会人のみ早めに集まってもらい、参加者同士で対話しました。仕事やプライベートの悩み、キャリアについての考えを共有し合いあいました(1.5時間、参加人数12名)。参加者の満足度は高く、お互いの対話から仕事やプライベートにおける類似点や相違点を見つけながらそれぞれに気づきがあったようです。

12月に開催された先輩からのメッセージでは登壇の合間を活用して社会人に集まってもらい、対話しました。6月同様の内容で仕事やプライベートの悩み、キャリアについての考えを共有し合いました(約1時間×2回、延べ参加者16名)。社外との交流経験が少ない若手や地方勤務者にとっては卒業生同士の貴重な交流機会となったようです。開催後のアンケートでは今後も継続的にこういったイベントに参加したいと全員回答していました。

(3)学生企画への参加

6月の縦割り交流会では若手社会人が13名参加しました。

11月下旬の縦割り交流会合宿では若手社会人が10名参加しました。

2025年度も同様に定期交流会や社会人同士の交流会を企画していきます。

若手会の活動に興味がある方は以下までご連絡ください。

naganobu.oyama@gmail.com

(文責:大山)

早稲田応用化学会 第40回交流会講演会

2025年4月26日(土)15:00~16:30 (対面と遠隔方式を併用して開催)

講演者;百武 壮 氏
国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター
材料資源研究グループ 上席研究員(先端材料・高度化)※研究室長

演題;『応用化学×インフラニーズ パブリックワークスの挑戦的研究』

副題;「Needsを捉え Seedsを手段とし Sourceを生み出す」

百武 壮 氏

講演者略歴

2003年 3月早稲田大学 理工学部 応用化学科 卒業 (西出・武岡研究室 新制53回)

2005年 3月早稲田大学 大学院 理工学研究科 応用化学専攻 修士課程 修了

2007年10月早稲田大学 大学院 先進理工学研究科 客員研究助手

2008年 3月早稲田大学 大学院 先進理工学研究科 応用化学専攻 博士課程 修了
博士(工学) 指導教授 西出 宏之先生

2008年 9月アメリカ University of Houston, Advincula教授グループ 博士研究員

2009年 4月独立行政法人 土木研究所 材料地盤研究グループ(新材料) 研究員

2014年 9月スペイン Institut Català d’Investigació Química, Urakawa博士グループ
在外派遣(1年間)

2015年 4月国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター 材料資源研究グループ
研究員 (改組による)

2016年 4月国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター 材料資源研究グループ
主任研究員

2019年 4月国立研究開発法人 土木研究所 企画部 研究企画課 副参事

2020年 4月国立研究開発法人 土木研究所 企画部 研究企画課長

2022年 4月国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター 材料資源研究グループ
上席研究員(特命事項担当)

2023年 4月国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター 材料資源研究グループ
上席研究員(シーズ実用化担当)

2025年 4月国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター 材料資源研究グループ
上席研究員(先端材料・高度化)※研究室長

はじめに

今回は、対面と遠隔方式を併用して開催致しました。

対面方式で使用した会場;西早稲田キャンパス 57号館 204教室

遠隔方式で使用したソフト;遠隔会議用ソフト Zoom

参加者:対面方式;78名(卒業生31名[講演者、先生を含む]、在校生47名)

遠隔方式;25名

まず椎名交流委員長による開会宣言と自己紹介、及び視聴に当たっての依頼事項の説明があった後、早稲田応用化学会の原副会長から開会のご挨拶を頂きました。

原副会長
椎名交流委員長

原副会長の開会のご挨拶

皆さんこんにちは、応化会の副会長をしております、新制36回平田研卒 原と申します。今日は交流会講演会にお集まり頂き、有難うございます。

最近ではこの交流会講演会、だいたい年2回位行われておりましてOB/OGの交流の場となっているわけですが、単に集まるだけではなくて、こういった会で色々な皆さんの活躍のお話を聞いて刺激を受けるのも良いと思います。それと同時に応化会としては、若い人達が社会に出てキャリア形成をしていく中で、私もそうでしたが会社に入ってみないと会社ってどういうところか分からないですし、アカデミアへ残れる方も実際にやってみると想像と違うことも沢山ありますし、そういう意味では先輩方のお話を沢山聞くということはとても参考になるのではないか、と思います。皆さん色々考えておられることと思いますが、全てを自分の経験からの延長線で考えてしまうことが多いと思います。やはり色々な経験を持った先輩からのお話を聞くことで、自分のキャリア形成に繋がっていくのではないか、と思います。

といことで今日は百武さんにお話し頂きますが、楽しんで頂ければ、と思います。

続いて椎名交流委員長から講演者の略歴が紹介された後、講演が始まりました。
講演の概要 ==⇒ こちら【新しいタブで開きます】

講演終了後、他学科も含めたOB/OG、教員、及び学生の計6名の聴講者と講演者との熱心な質疑応答が行われましたが、それらの内容については割愛させて頂きます。

最後に、早稲田応用化学会の下村副会長から閉会のご挨拶を頂きました。

下村副会長

下村副会長の閉会のご挨拶

今日は第40回の記念すべき交流会講演会ということで、講演して頂きました百武先生、どうも有難うございました。なかなか面白い話で、内容もすごく良かったです。

私は石油業界に長年勤めておりまして、今日は高分子関係の方が多いですが、化学工学系の人が沢山いました。私は触媒を専攻していました。私は今工場で管理する立場になっていますが、やはりインフラ問題はものすごく大きいと感じています。ぜひ、工場に入ってエンジニアとして働く人は色々百武先生に教えて頂いた方が良いのではないか、と思った次第です。応用化学というのは、実はこういう横の広がりのところで色々な関連性があって、日本の社会の中で広がっている話を伺っています。

百武先生はなかなか波乱万丈な人生と言われていましたが、西出先生のところでドクターコースを出られて、きわめて色々な経験をしながら決断されたことだと思います。私共の考えを言いますと、ぜひドクターに進む人を増やしたいと思っています。色々な人生の可能性があり、その中で色々なチャレンジのチャンスがある、ということを今日のお話しを聞いて思いました。

沢山聞きたいことがあるのですが、私がここで聞くと時間オーバーとなってしまいます。この後の懇親会で先生に色々お話を聞く機会があると思いますので、若い方もぜひ参加されてこういう機会を活用して頂けると有難いと思います。

今日は多くの方々にお集まり頂き、先生にご講演頂き、交流委員会の皆さんには大変な準備をして頂きまして、このような素晴らしい会が出来て良かったと思います。これからも応用化学会としてはこういう機会を作って参りますので、ぜひこういう機会を活用して応用化学の仲間の力を上げていきたいと思います。

先生、本当に今日は有難うございました。

この後、椎名交流委員長からアンケート回答についてのお願いと、対面参加者への懇親会の案内、並びに次回の交流会講演会の案内があった後、閉会となりました。

当日の参加者の写真
対面での参加者

遠隔での参加者

対面での参加者は講演会場での写真撮影後、56号館地下1階理工カフェテリアに場所を移し、懇親会を行いました。

遠隔配信についてのお詫び

今回のZoomを用いた遠隔配信について、音声状況が悪くお聞き苦しい配信になってしまった事をお詫び申し上げます。より良い遠隔配信が出来るよう対策を検討して参ります。

懇親会

鈴木交流委員
椎名交流委員長

鈴木交流委員の司会により、まず椎名交流委員長の開会のご挨拶と乾杯のご発声の後、懇親会が始まりました。

百武氏を囲んだ人たちの輪とか、旧交を温めるOB/OGの人たちの輪が会場のあちこちに出来て、大いに盛り上がりました。

応化会元会長 河村宏様
関谷交流副委員長
D1 店網隆之介さん

また、応化会元会長の河村宏様、関谷交流副委員長、並びにD1店網隆之介さんからそれぞれご挨拶を頂きました。河村様からは、ご高齢であるにも関わらずお元気で力強いお言葉を頂き、一同感銘を受けました。

応援部学生のパフォーマンス

早稲田大学応援部リーダー3年山口和真さん

懇親会の終盤には早稲田大学応援部の学生によるパフォーマンスが披露されました。校歌、エールで参加者が声を合わせ、応化会の団結を確認し今後益々の発展を誓いました。

下村副会長
北村学生委員長

最後に、早稲田応用化学会の下村副会長からいつもの力強い中締めのご挨拶を頂き、北村学生委員長の一丁締めにて散会となりました。

講演会・懇親会のスナップ写真は下のボタンをクリックしてご覧ください。

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(文責;交流委員会)

学内講演会のお知らせ
天然物生合成酵素の構造機能解析と物質生産への応用

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 天然物生合成酵素の構造機能解析と物質生産への応用
講 師 森 貴裕
所属・資格  
日 時 2025年6月7日(土) 16:30-17:30
場 所 早稲田大学 西早稲田キャンパス63号館2-05会議室
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学部 応用化学科
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

1(リンク先URL)https://www.waseda-applchem.jp/ja/

参考:https://www.waseda.jp/fsci/news/2025/05/20/34332/

学内講演会のお知らせ
酵素集合体の形成による細胞の代謝制御

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 酵素集合体の形成による細胞の代謝制御
講 師 三浦 夏子
所属・資格  
日 時 2025年6月7日(土) 15:30-16:30
場 所 早稲田大学 西早稲田キャンパス63号館2-05会議室
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学部 応用化学科
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

1(リンク先URL)https://www.waseda-applchem.jp/ja/

参考:https://www.waseda.jp/fsci/news/2025/05/20/34330/

学内講演会のお知らせ
BIOcatalystによる物質生産~無機/有機材料と生体触媒との複合系による光エネルギー駆動型の水素生産~

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 BIOcatalystによる物質生産~無機/有機材料と生体触媒との複合系による光エネルギー駆動型の水素生産~
講 師 本田 裕樹
所属・資格  
日 時 2025年6月7日(土) 14:00-15:00
場 所 早稲田大学 西早稲田キャンパス63号館2-05会議室
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学部 応用化学科
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

1(リンク先URL)https://www.waseda-applchem.jp/ja/

参考:https://www.waseda.jp/fsci/news/2025/05/20/34328/

学内講演会のお知らせ
黒麹菌細胞壁多糖ニゲラン合成酵素遺伝子の発見から再スタートするニゲラン研究

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 黒麹菌細胞壁多糖ニゲラン合成酵素遺伝子の発見から再スタートするニゲラン研究
講 師 上地 敬子
所属・資格  
日 時 2025年6月7日(土) 13:00-14:00
場 所 早稲田大学 西早稲田キャンパス63号館2-05会議室
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学部 応用化学科
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

1(リンク先URL)https://www.waseda-applchem.jp/ja/

参考:https://www.waseda.jp/fsci/news/2025/05/20/34326/

学内講演会のお知らせ
分解を科学する応用微生物学

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 分解を科学する応用微生物学
講 師 若井 暁
所属・資格  
日 時 2025年6月7日(土) 11:00-12:00
場 所 早稲田大学 西早稲田キャンパス63号館2-05会議室
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学部 応用化学科
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

(リンク先URL)https://www.waseda-applchem.jp/ja/

参考:https://www.waseda.jp/fsci/news/2025/05/20/34324/

学内講演会のお知らせ
生体分子機能を制御する人工中分子の構造・機能研究

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 生体分子機能を制御する人工中分子の構造・機能研究
講 師 森本 淳平
所属・資格  
日 時 2025年6月7日(土) 10:00-11:00
場 所 早稲田大学 西早稲田キャンパス63号館2-05会議室
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学部 応用化学科
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

(リンク先URL)https://www.waseda-applchem.jp/ja/

参考:https://www.waseda.jp/fsci/news/2025/05/20/34322/

学内講演会のお知らせ
Catalytic Dynamic Kinetic Resolutions for the Synthesis of Axially Chiral Biaryls

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 Catalytic Dynamic Kinetic Resolutions for the Synthesis of Axially Chiral Biaryls
講 師 Yongseok Kwon
所属・資格 Assistant Professor, Sungkyunkwan University
日 時 2025年7月15日(木) 16:20-18:00
場 所 早稲田大学 121号館 共通会議室319室
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学部 応用化学科
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

参考:https://www.waseda.jp/fsci/news/2025/05/19/34233/
          Catalytic Dynamic Kinetic Resolutions for the Synthesis of Axially Chiral Biaryls

2025年度定期総会と先進研究講演会の開催のお知らせ(最終)

2025年5月

早稲田応用化学会
会長 濱 逸夫

平素は早稲田応用化学会の活動にご理解を賜り、ご支援・ご尽力を頂き誠に有り難うございます。厚くお礼申し上げます。

出席申込は下記URLより申し込みください。

https://forms.gle/EgiE6j6ri9GWxwrH9

URLでの申し込みは5月22日で締め切りますので、その後急遽、ご参加が出来るようになった方や、参加が出来なくなった方は事務局まで直接メールで連絡下さい。

事務局メールアドレス oukakai@list.waseda.jp

またWEBでの配信を申し込まれた方には前日(5/23まで)にURLをお送りしますのでそこからご視聴ください。
今回のWEB配信は配信のみで会議等への参加、ご質問は出来ませんのでご容赦下さい。

日時:2025年5月24日(土) 13時30分~18時30分

場所:理工学部西早稲田キャンパス(旧称「大久保キャンパス」※)
※副都心線「西早稲田」駅はキャンパスと直結しています。

<スケジュール>:

13時30分~14時30分 定期総会(57号館201教室)

14時45分~16時15分 先進研究講演会(同上)

16時45分~18時30分 交流会(懇親会)(63号館1階)

         会費3,000円

■定期総会

議題:1)2024年度事業及び会計報告 2)2025年度事業計画及び予算案 3)執行部体制 4)規約変更 等

■先進研究講演会「応用化学最前線 - 教員からのメッセージ」プログラム

14:45-15:15
応用生物化学部門  桐村 光太郎 教授

演題

「応用生物化学の新展開~クエン酸発酵機構の全容解明への取り組み」
15:15-15:45
応用物理化学部門  本間 敬之 教授

演題

「創立150周年に向けて ~早稲田大学の研究教育体制の今とこれから~」
15:45-16:15
化学工学部門    花田 信子 准教授

演題

「材料とプロセスの両面からの水素貯蔵技術の開拓」

総会会場、懇親会場では応化会ホームページ掲載用の写真を撮影いたしますのでご了承願います。

以上