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2018年度 学士学位記授与

 

答辞 大学院修士課程二年 北川紗映

答辞 大学院修士課程二年 北川紗映さん

冬の寒さもようやく遠のき、温かな日差しに春の訪れを感じる季節となりました。本日は、ご来賓並びに教職員の皆様をはじめ、多くの皆様のご臨席の下、このように盛大な学位授与式を催していただき、心より御礼申し上げます。
今日この日に、応用化学専攻の学生として、修了式を迎えることができ、大変嬉しく思います。
振り返ると、6年前の4月、新しい日々への期待に胸を膨らませ、入学式を迎えたことを思い出します。レベルの高い専門科目の授業や実験、レポートに加え、個人的には海外でのボランティア活動や東北の復興支援活動にも取り組みました。また、アルバイトやサークル活動などに精を出した仲間もおり、それぞれが実りの多い日々を過ごしました。こうした、専門知識や技術の習得に加え、さまざまな活動に挑戦でき、多くの人との出会いに恵まれたことは、今後の人生をどのように過ごしていくか考えるうえで、非常に貴重な経験となりました。
4年次の研究室配属では、将来的に、途上国など海外でのインフラ構築に取り組んでみたいと考え、化学工学分野を希望しました。
研究室に配属されてからは、3年生までとは一変した日々に、戸惑うことも多かったことを思い出します。それまでも学生実験は数多く取り組んできましたが、研究室では新しい装置の使い方や実験操作を0から身に着け、研究テーマについて勉強を始め、自ら研究を進められるようになるまで随分と時間がかかったように思います。それでも、先輩方にアドバイスを頂き、先生方が熱心に指導してくださったおかげで、研究をいかにして進めるのか、方向性を見失わずに学ぶことができました。
また、対外的な学会発表の機会を何度も頂いたことは大きなモチベーションとなりました。自分の研究テーマについてわかりやすく説明するのは簡単なことではなく、苦戦しながら取り組みましたが、国内外の研究者との交流は刺激となりました。
苦労したことも多かったですが、これからの人生においても必要なことをたくさん学ばせて頂いた3年間でした。修士論文を書き上げ、今日の日を迎えられたことは、多くの方の支えがあってこそです。感謝申し上げます。
さて、30年続いた平成も残り1か月余りとなりました。
この30年は科学技術の発展が目覚ましく、人々の生活は大きく変わりました。一方で、阪神淡路大震災、東日本大震災、集中豪雨など多くの災害に見舞われ、今も多くの地域が復興に向けて歩み続けています。
4月から、私たちの進む道はそれぞれ異なりますが、新しい時代にもさまざまな困難が待ち受けているでしょう。どんなときにも、この6年で学んできたこと・経験したことを糧とし、互いに支え合いながら、よりよい未来を自分たちの手で切り開けるよう日々邁進してく所存です。
最後に、6年間熱心にご指導いただきました、先生方、職員の皆様、先輩方、互いに支え合ってきた友人や後輩たち、そして温かく見守ってくれた家族に心より御礼申し上げます。
本日ご臨席賜りました皆様方のご健勝、ご活躍と、応用化学科の益々の発展をお祈りし、答辞とさせて頂きます。

  平成31年3月26日

早稲田大学先進理工学研究科応用化学専攻 修了生代表 北川紗映

答辞 応用化学科四年関根研 ハルジョウィノト ダニー

答辞・関根研ハルジョウィノト ダニー君

雨が多かった今回の冬でしたが、次第に寒さが緩み、柔らかな春の訪れが感じられる季節となりました。本日は私たち卒業生のために先生方やご来賓の皆様のご臨席を賜り、このような盛大な式典を開催していただきましたことに卒業生一同心より御礼申し上げます。
私たちは4年前に早稲田大学先進理工学部応用化学科に入学し大学生活をスタートしました。その時はまだ周りの誰一人として知らず、早稲田大学の校歌も恥ずかしげに歌った記憶があります。入学したばかりの私たちは後悔のない一生に一度の大学生活を送りたいと期待と共に不安を抱いていました。
1年次は個性豊かな先生方からの数多くの講義を受け、クオリティの高い授業で忙しい毎日を過ごしました。最初はこのような忙しい一年次の生活を乗り切っていけるかどうか不安を抱きました。
1年次を乗り越えたことで、2年次になった私は大学生活のコツを掴んだと思いましたが、応用化学科のカリキュラムは甘くありませんでした。講義の数が減る一方専門分野の実験が増え、特に実験やレポートに慣れていない私は、時にくじけそうになることもありました。折り返し地点の3年次では将来を大きく左右する人生の岐路に立ちました。化学のどの専門分野について掘り下げて学んでいくかを問われる研究室選びがありました。そして進路の決定もありました。正解が定かではない選択肢であり悩みに悩んで 覚悟を決めて選ぶことは、想像以上に難しかったと言えます。いよいよ研究室での生活が始まる4年次、研究者に一歩近づいた気がしました。それまでの修学のための実験とは異なり、一つのテーマについての解を求めて長い期間を費やす初めての経験であったと思います。一つの事実を導き出すために多くの失敗の繰り返しが必要であることを改めて思い知らされました。この四年間を振り返ってみると実験を踏まえたしっかりとしたカリキュラムで育てられ、今となって考えれば研究者になるためには、その全てが必要でした。息苦しさを感じる日々もあり、一人では決して成し遂げられなかったと思います。時には助言を、時には温かい励ましをくださった先生、先輩、仲間がいたからこそこうして乗り越えることができました。
4年間が経ったこの卒業式で周りを眺めますと、知らない人ばかりであった大入学式とは異なり、ここにいる卒業生全員は仲間です。この4年間を一緒に過ごした大切な仲間です。これからはそれぞれが異なる道を歩むことになりますが、これからもお互いに支え合い、苦しい時に際しても励ましてくれることでしょう。私たちは歴史ある応用化学科の卒業生としての自覚と誇りを持ち、「役に立つ化学、役立てる化学」という応用化学科の精神を胸に刻み、様々な角度から社会に 冒険していきたいと思います。
そしてインドネシア出身の外国人としてこの4年間分け隔てなく温かく接してくださった優しい最高の同期に恵まれて、同期の皆様に感謝の意を申し添えます。今後はさらに精進を重ね、母国と日本の架け橋となることをお約束します。最後になりますが今日までご指導ご支援をいただきました先生方、職員の皆様、互いに励まし合ってきた友人達、そして何よりどのような時にも一番 近くで支えてくれた家族に心より御礼申し上げます。
茲に改めて、早稲田大学および応用化学科の益々の発展と、皆様のご健勝、ご活躍を願い、答辞とさせていただきます。
   
          平成31年3月26日 

早稲田大学先進理工学部応用化学科     
卒業生代表 ハルジョウィノト・ダニー

送辞 応用化学科三年 田中亮祐

送辞 在校生代表 田中亮祐君

麗らかな春の気配に花時を迎え、その様は新たな世界へと旅立つ皆様を象徴しているように感じられます。本日この佳き日に、晴れて早稲田大学を卒業された皆様、並びに大学院を修了された皆様に、在校生を代表し、心よりお祝い申し上げます。
 今、先輩方の胸の内では、この早稲田の杜で積み重ねた幾多の思い出が去来していることと思います。友人と協力し合い試験に臨んだこと、時を忘れて高田馬場でひたすら飲んだこと、そしてレポートに追われ徹夜で仕上げたこと。何気ない日常生活、当たり前のように過ごしていた日々の思い出・経験は、先輩方にとって歳月の流れとともに、かけがえのないものとして胸に刻み込まれていることでしょう。
 思い返せば、私の大学生活にはいつも先輩方の姿がありました。実験の際にはTAとして、右も左もわからぬ我々に親身になってご指導くださりました。サークル・委員会活動では苦楽を共にし、時には大学での人間関係に関して一夜語り明かすこともありました。まるで陽だまりのような存在である先輩方が本日ご卒業を迎えられることに祝福の気持ちを表すると共に、ふと一抹の寂しさを感じます。
  “集まり散じて人は変われど、仰ぐは同じき理想の光”。これまで同じ一時を過ごしましたが、今日という日を境に異なる旅路に歩みを進めることとなります。私の大学生活の根幹には先輩方の支えがあり、今日まで歩んで来ることができました。今度は我々在校生が後輩たちを支えられるよう、良き道しるべとなるよう、しっかりと先輩方から早稲田の精神を引き継いで参ります。
 大隈候は、早稲田大学創立三十周年祝典において教旨を宣言し、その中の一つに”学問の活用”を以下のように述べられています。“学問の活用を主とし、独創の研鑽に力めその結果を実際に応用する”。めまぐるしく変化するこの世界情勢、平坦な道のりではなく多くの壁に立ち向かうことになると思います。しかし、知識としての化学だけにとどまらず、ここ応用化学の学び舎で培った「役立つ化学、役立てる化学」の理念のもと、熱い情熱を創造の糧にし、荒波にも負けず、幅広い分野でご活躍されることと信じております。
 最後に、皆様方のご健康とご多幸を在校生一同心からお祈り申し上げて、送辞とさせていただきます。

平成31年3月26日     

在校生代表  田中亮祐

応用化学科褒章 受賞者挨拶

受賞者挨拶 応用化学科4年 濱村咲妃

 この度はこのような映えある賞をいただき、誠にありがとうございます。先生方や先輩、そして同期の助けなくしてこのような機会はなかったと思いますので、大変感謝しております。
 私は、学部1年生から3年生の間は、授業後によく先生やTAの先輩方に質問に行っていました。どの方も親切に応じてくださったおかげで、授業内容への理解を深めることができました。
 4年生になり、卒業研究が始まると、ほぼ休みなく研究室に通い、実験、そして考察をしては先輩と毎日のようにディスカッションをし、論文を読んでまた新しいアイデアを出すということを繰り返すようになりました。
 私は大学院で学部と異なる研究室に行くので、学部での研究は1年間しかできなくて、だから必死でした。
 卒論を提出した後もどうにか今の研究が形に残らないかと試行錯誤を続けていました。
 しかし、現実は厳しいです。
 研究は形にすることがいかに難しいか、また、形にならずに消えてしまうものがいかに多いか、を実感しました。
 そんな中でもめげずに実験を積み重ねて何かを世に発信しようとする先輩方や同期の努力は本当にすばらしいと思いました。
 最後に、様々な方面で活躍している個性豊かな同期へ、とても刺激になり、モチベーションとなりました。ありがとうございます。
 また、たくさん相談に乗ってくださった先輩方、授業での質問に親切にお答えくださった先生方へ、ここで学んだことを糧に、精進して参ります。
 皆様に、厚く御礼申し上げます。

平成31年3月26日             
早稲田大学先進理工学部応用化学科  
濱村咲妃

濱 逸夫 応用化学会副会長 祝辞 

濱逸夫早稲田応用化学会副会長

皆さん、ご卒業おめでとうございます。またご家族の皆さまにおかれましても感無量のことと存じます。心からお祝い申し上げます。

応用化学会副会長としてお祝いの言葉を述べさせて頂きますが、先程ご紹介がありましたように、私は現在、歯磨や洗剤、あるいはライオンちゃんでおなじみのライオン株式会社の会長をしております。昨年まで7年間社長をしておりましたが、本年1月より会長として会社経営に携わっております。明後日が丁度株主総会でありますが、本日は是非皆様にお祝いを申し上げたいとの思いで、こちらに馳せ参じました。

以前は大学を卒業し、良い仕事につくことが、一つの人生のゴールでありましたが、今は授業料を払う生活から、お金を稼ぐ生活へのひとつの転換点であり、ゴールと言うよりも、先の見えない、新たな挑戦へのスタートと言った方が適切かもしれません。私共の会社にも、実に様々なキャリアをもつ新入社員が入社してきます。以前は新人研修や合宿でライオンウェイを叩き込み、如何にしっかりと均質な社員を育てるかが重要でした。しかしながら、現在は多様なキャリアや個性をぶつけ合い、かつ融合させながら、新たな価値を創造し、スピーディに実現していくかが重要視される時代です。更にデジタルトランスフォーメーションやグローバリゼーションの中では、破壊的なイノベーションが至る所で生まれており、常に人も組織も変容を繰り返しながら成長して行かねばなりません。

 こんな話をすると、折角大学で勉強したのに、実社会でどうすれば良いか判らないと思うかもしれません。しかしながら、先日ある著名なデータサイエンティストと話をしておりましたら、今のような時代にも、社会で成功する為の一つの方程式があるとのことでした。またそれはデータサイエンス的にもロジカルに証明されているとのことでした。様々な成功者の行動パターンを分析すると、自分の周囲に三角形の人の繋がりをたくさん持っている。この三角形の人の繋がりが多いほど、成功の確率が上がるとのことでありました。

自分があるAさんと繋がり、そのAさんの知人であるBさんと自分自身が繋がる、こんな三角形の繋がりをたくさん持っていること、そしてその三角形も出来るだけ多様なジャンルの繋がりをもつことが、社会に出て、様々な課題をブレークスルーし、成功に結びつける確率を最大化させるようです。昔から人生は運だとか言われていますが、もしかするとこれも沢山の繋がりを持った人が運の良い人と言われていたのかもしれません。そして、そんな運の良い人になるためには、自分自身も人に繋がりを持ちたいと思わせる、魅力的な人に成長しなければなりません。
 今日ここにいる皆さんも、企業に就職する人、大学院でもう少し学生生活を続ける人、あるいは全く別のキャリアを目指す人等、様々な人がいらっしゃると思います。
卒業という新たな挑戦のスタート。自分自身の、多様な人との三角形の繋がりを広げる最大のチャンスです。夫々が持っている様々な魅力や興味を武器にして、夢と情熱とフットワークで、素晴らしい成功のネットワークを築いてほしいと思います。
そして早稲田人の繋がりと言うのは、これからの皆さんのネットワークづくりの貴重な財産、苦しいときの味方にもなります。そのことに応用化学会も最大限のお手伝いをしたいとも思っています。

これまで皆さんの多くは、ご家族や能力にも恵まれ、挫折という言葉を知らずに生きてきたと思います。しかしこれからの人生では、思いもよらぬ、様々な環境変化が降りかかります。逆境の時も、常に前向きに、アクティブに、そして常に心を揺さぶり、いつもワクワクしながら、自分自身で設計図を描き、成長してほしいと思います。
 これからの皆さんの素晴らしい人生を心から祈念して、甚だ簡単ではありますが、私からのお祝いの、そして応援のメッセージとさせて頂きます。
本日は、本当におめでとうございました。

                             以上       

橋本副会長祝辞

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橋本応用化学会副会長

各賞受賞の皆様、本日は誠におめでとうございます。
早稲田応用化学科には、先輩諸氏の寄付により大変充実した奨学制度があり、その制度は途切れることなく現在も運用され続けております。また本年からは応用化学科設立時にも大きな御支援をいただきました財団の森村豊明会よりの奨励賞も戴けることになりました。応用化学科で学ぶ学生諸君にとっては大変恵まれた環境が整えられていると言うことが出来ると思います。
本日、授与式が行なわれた水野敏行奨学金、里見奨学金、中曽根奨学金、森村豊明会奨励賞、応用化学会給付奨学金、こうした多くの賞はそれぞれ熱い思いを持った個々の先輩諸氏や高い志による財団からの寄付によって成り立っています。
本日受賞された皆様は、こうした先輩や財団の思いをしっかりと受け止め、心して勉学、研究に取り組んでいただきたいと期待しております。
ところで、我が国の状況を振り返って見ますと、明治以来高度な科学技術を推進力として国力を高めてきたといえるでしょう。敗戦後も多くの人々の力でこの高度な科学技術力の向上に努めて来ました。そしてこれが現在の日本の繁栄に繋がっています。
しかしながら、今週月曜日の参議院予算委員会でも議論されておりましたが、日本の科学技術の研究活動には近年基盤低下の傾向が見られます。たとえばNSFによる科学技術論文の発表数では、2003年に世界2位であった日本は、2013年には3位、そして2016年の順位はどうなったかと申しますと、1位が中国 、以下、2位アメリカ、そしてインド、ドイツ、イギリスとつづいて、日本はようやく6位という状況になってしまいました。こうした傾向は論文発表数だけでなく、被引用論文数や、国際共著論文数でも同様で、それぞれで順位を下げております。
特に日本のように資源立国を望めない国にとっては、強い科学技術力を立国の基盤として維持することがどうしても必要になります。そういう意味で最近の科学技術研究における基盤低下の傾向は、かなり深刻な状況と言えるでしょう。
さらに加えて、これから団塊の世代の高齢化が深刻化してまいります。社会で活躍する世代の人口比率が下がっていく日本の状況を考えますと、価値を生み出す効率がより高い領域、例えば科学技術力を強化するといった領域に資本や努力を集中することが大切になるでしょう。そういう意味で、博士課程における研究活動の充実ということの重要性はますます大きくなっていくはずです。
皆様は、化学技術における最高の学問を学ぶ場でその研究の先端を進むことになるわけですから、どうか志を高く持ち続けて、国の期待や要請、そして先生方や先輩方の熱い思いを自分の思いとして、今後の研究生活に邁進していただきたい。そして大きな成果を挙げられることを心から期待しております。
最後になりますが、早稲田の応用化学科には、それぞれの夢を、世代から世代につないで育てて行くという伝統があります。今度は皆様が、やがて自分達の成果を持って、その夢を後輩につないでいくことになるでしょう。
皆様が、自分の成果に誇りを持って、この応用化学会を通して後輩達をサポートして下さる日が来ることを切に期待してお祝いの挨拶とさせていただきます。

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受賞者代表挨拶

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齋藤祥平君 代表挨拶

この度、応用化学専攻より水野賞を授かることとなり、身に余る光栄と深く感謝しております。早稲田大学に入学してから学部・大学院を通して九年間、応用化学科で様々な学問を学んできましたが、このような栄えある賞をいただけましたのは、日々の研究のご指導を賜りました黒田一幸教授はじめ、化学の面白さや奥深さをご教授いただきました応用化学科の諸先生方のご厚情の賜物であり、厚く御礼申し上げます。

水野賞、水野奨励賞および水野敏行奨学金は、応用化学科第二回卒業生である水野敏行様のご遺言を基に、ご遺族の方からの寄付金より設立されたと伺っております。私は、学部四年時より黒田教授の下でケイ素と酸素を構成単位とするシリカ系材料の精密合成に関する研究を進めて参りました。そのなかで、二〇一五年に水野敏行奨学金を戴き進学し、この度博士号の取得に至り水野賞を賜ることができました。このような栄えある賞を戴けたことは私にとって大きな励みとなっております。今春より、早稲田を離れ研究の場を移しますが、これらの経験を糧にさらに邁進して参る所存でございます。

最後に、水野賞、水野奨励賞、水野敏行奨学金、応用化学会給付奨学金、中曽根荘三奨学金、並びに本日ご来賓のご臨席を賜りました里見奨学会様、森村豊明会様に受賞者・受給者を代表し、深く感謝申し上げます。受賞者一同、早稲田生としての誇りを胸に、今後の科学技術の進展に貢献できるよう、より一層の精進をして参りたいと存じます。

二〇一九年三月七日

早稲田大学大学院先進理工学研究科
応用化学専攻 博士後期課程三年
受賞者代表
齋藤祥平

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2018年度応用化学専攻褒賞、奨学金受領者

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水野賞受賞者  
  齋藤 祥平 君
    Controlled Connection of Cubic Siloxanes for Precise Synthesis of Silica-Based Nanomaterials
     
  佐藤 尚人 君
    かご型シロキサンの自己集合による結晶性ナノ構造体の形成
     
  佐藤 陽日 君
    トリメチルホスフィンの共役付加による不飽和イミドの変換とバフィロマイシン類の全合成研究
     
  大谷 智博 君
    大規模蓄電池への応用に向けた亜鉛負極の界面反応プロセスの解析と制御
     
  瀧瀨 賢人 君
    触媒表面イオン種を活かした環状炭化水素の転換による水素製造
     
  WU,Yunwen 君
    Lithiation Methods to Fabricate Li2S Cathode for Future Li-ion Sulfur Battery
     
  阪本 樹 君
    メソ構造制御によるシリカナノ粒子の合成
     
水野奨励賞受賞者  
  SENGUPTA,Aakash 君
    Use of Benzimidazoles as Protonating Agents and their Application to the Syntheses of Natural Products
     
  村越 爽人 君
    アフタトキシン産生阻害物質アフラスタチンAの全合成研究
     
水野敏行奨学金受給者
  小松田 雅晃 君
    遷移金属触媒を用いた脱芳香族的官能基化反応の開発
     
  林 宏樹 君
    電界効果トランジスタバイオセンサにおける対象認識部位を複数有するレクチンの受容体としての評価
     
  吉岡 育哲 君
    クエン酸生産糸状菌Aspergillus nigerにおけるゲノム編集システムの構築と有機酸代謝工学への応用
     
応用化学会給付奨学金受給者
  浅子 貴士 君
    多置換ヘテロ芳香環の網羅的合成法の開発と天然物合成への応用
     
  海野 城衣 君
    FBRMのインライン変換による粒径分布復元及び晶析シミュレーションのための速度論パラメータ推定
     
  女部田 勇介 君
     第一原理計算と動的モンテカルロ法による電極上Zn析出形態機構解析
     
  鳥本 万貴 君
    電場中での低温メタン水蒸気改質における担持金属効果の解明
     
  村上 洸太 君
    電場印加アンモニア合成における活性決定因子の解明
     
中曽根荘三奨学金受給者
  諏訪 康貴 君
    正孔輸送高分子の合成とペロブスカイト太陽電池への導入
     
里見奨学金受給者  
  石鍋 篤史 君
    晶析工学に基づく銅ナノワイヤーの作製
     
  松野 敬成 君
    単結晶性とナノ多孔性を両立した酸化物材料の作製
     
森村豊明会奨励賞  
  一色 遼大 君
    芳香族カルボン酸誘導体の脱カルボニル型炭素-ヘテロ元素結合形成反応
     
  大北 俊将 君
   

芳香族エステルの触媒的脱カルボニル型炭素-炭素結合形成反応の開発

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企業ガイダンス更新

下記の企業ガイダンスを更新しました。(HP上で更新した日付順に掲載しています)

2019-02-06
東京ガス株式会社(更新掲載)

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2019-01-19
住友電気工業株式会社(更新掲載)

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2019-01-16
日本曹達株式会社(更新掲載)

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2019-01-13
トヨタ自動車株式会社(更新掲載)

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2019-01-09
協和発酵キリン株式会社(更新掲載)

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2018-12-28
信越化学工業株式会社(更新掲載)

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2018-12-22
三菱ガス化学株式会社(更新掲載)
2018-12-22
古河電気工業株式会社(更新掲載)

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2018-12-15
東ソー株式会社(更新掲載)
2018-12-15
凸版印刷株式会社(更新掲載)
2018-12-15
NOK株式会社(更新掲載)

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2018-12-15
株式会社カネカ(更新掲載)
2018-12-15
藤森工業株式会社(更新掲載)

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2018-12-13
東レ株式会社(更新掲載)
2018-12-13
三菱マテリアル株式会社(更新掲載)
2018-12-13
JTXGエネルギー(更新掲載)
2018-12-13
日産化学株式会社(更新掲載)

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2018-12-08
三菱ケミカル株式会社(更新掲載)
2018-11-30
AGC株式会社(更新掲載)
2018-11-30
王子ホールディングス株式会社(更新掲載)
2018-11-21
JFEエンジニアリング株式会社(更新掲載)
2018-11-21
日鉄ケミカル&マテリアル株式会社(新規掲載)
2018-11-21
シチズン時計株式会社(更新掲載)
2018-11-16
JSR株式会社(更新掲載)
2018-11-16
株式会社コーセー(更新掲載)
2018-11-16
DIC株式会社(更新掲載)
2018-11-12
旭化成株式会社(更新掲載)
2018-11-12
デンカ株式会社(更新掲載)
2018-10-27
新日鐵住金株式会社(更新掲載)
2018-10-27
ライオン株式会社(更新掲載)
2018-10-27
エリーパワー株式会社(更新掲載)
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