講演会」カテゴリーアーカイブ

学内講演会のお知らせ
「新反応開発:結合活性化から原子挿入まで」

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 「新反応開発:結合活性化から原子挿入まで」
講 師 鳶巣 守
所属・資格 大阪大学大学院 工学研究科 応用化学専攻・教授
日 時 2023年11月8日(水)16:20-18:00
場 所 早稲田大学 国際会議場 井深大記念ホール
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学研究科 応用化学専攻
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

参考:https://www.waseda.jp/fsci/news/2023/06/21/27120/

学内講演会のお知らせ
「Necessity is the Mother of Invention: Natural Products and the Chemistry They Inspire」

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 Necessity is the Mother of Invention: Natural Products and the Chemistry They Inspire
講 師 Sarah E. Reisman
所属・資格 カリフォルニア工科大学・教授
日 時 2023年9月15日(金)16:30-18:10
場 所 西早稲田キャンパス 62号館森村記念ラウンジ (62号館1階)
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学研究科 応用化学専攻
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

参考:「Necessity is the Mother of Invention: Natural Products and the Chemistry They Inspire」(2023/9/15) – 早稲田大学 理工学術院 (waseda.jp)

学内講演会のお知らせ
「Breakthroughs in Solid Sorbents for CO2 Capture」

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 Breakthroughs in Solid Sorbents for CO2 Capture
講 師 Jeong Gil Seo
所属・資格 Associate Professor, Hanyang Univ.
日 時 2023年7月18日(火)10:00-12:00
場 所 西早稲田キャンパス 55館S棟610ゼミ室
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学研究科 応用化学専攻
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

参考:「Breakthroughs in Solid Sorbents for CO2 Capture」(2023/7/18) – 早稲田大学 理工学術院 (waseda.jp)

学内講演会のお知らせ
「エネルギーと物質と情報を通して,生命を知る(仮題)」

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 エネルギーと物質と情報を通して,生命を知る(仮題)
講 師 伏見 譲
所属・資格 埼玉大学(名誉教授)
日 時 2023年6月29日(木)15:05-16:45
場 所 西早稲田キャンパス 52号館 3階302教室
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学研究科 応用化学専攻
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

参考:「エネルギーと物質と情報を通して,生命を知る(仮題)」(2023/6/29) – 早稲田大学 理工学術院 (waseda.jp)

学内講演会のお知らせ
「Translational Chemical Biology」

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 Translational Chemical Biology
講 師 Xiaoguang Lei
所属・資格 北京大学 教授
日 時 2023年6月6日(火)16:30-18:10
場 所 西早稲田キャンパス 62号館森村記念ラウンジ (62号館1階)
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学研究科 応用化学専攻
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

参考:「Translational Chemical Biology」(2023/6/6) – 早稲田大学 理工学術院 (waseda.jp)

学内講演会のお知らせ
「有機薄膜太陽電池の高効率化に向けた材料設計」

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 有機薄膜太陽電池の高効率化に向けた材料設計
講 師 尾坂 格 教授
所属・資格 広島大学大学院 先進理工系科学研究科 応用化学専攻
日 時 2023年5月16日(火) 16時00分~17時40分
場 所 西早稲田キャンパス 65号館214室(応化会議室)
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学研究科 応用化学専攻
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

参考:「有機薄膜太陽電池の高効率化に向けた材料設計」(2023/5/16) – 早稲田大学 理工学術院 (waseda.jp)

早稲田応用化学会中部支部活動報告
(第19回山口先生交流講演会)

【第19回中部支部交流講演会(山口先生講演会)開催報告】

1. 開催日時; 4月8日(土)15:30~17:00
2. 開催場所; ウインクあいち1008号室
3. 出席者;  16名
4. 講師;   山口潤一郎教授
5. 議題;   『応用化学科の現状と分子レベルのものづくり研究』
6. 講演要旨の報告;

山口潤一郎教授のご講演
「応用化学科の現状と分子レベルのものづくり研究」の要旨

●応用化学科の現状
 初めにご自身/研究室/応用化学科の状況について触れられていました。日本最大の化学ウェブサイトChem-Stationについてご説明があり、2000年設立以来、23年間運営されているライフワークで、日本化学会化学教育賞等を受賞されていることが紹介された。
 2016年のご着任時には助教1名、学部生3名からスタートした研究室は現在、准教授1名、講師2名、博士課程8名、修士課程14名、学部生8名の34名で運営されている。博士課程への進学率も高い。
 応用化学科はモットー「役立つ化学」「役立てる化学」のもと、7つの研究部門「無機化学、触媒化学、応用物理化学、化学工学、応用生物化学、高分子化学、有機合成化学」があり、それぞれに社会課題の解決に向けて、研究活動されていることが紹介された。新任のご先生等の2016年以降の教室の変化、121号館(早実跡地)での研究活動開始、52,53,54,59号館での増築計画、学科独自の奨学金等が充実してきている事もご紹介されて、応用化学科が進化し続けていることが実感された。

●分子レベルのものづくり研究
 初めに、ものづくりとしての有機合成化学のイロハを「分子をつなぐ」「分子をぶっ壊す」「革新的な分子を創る」というキーワードで分かり易く教えて頂きました。具体的事例として芳香環同士が直接連結した分子を取り上げて、医薬品成分としても多数存在していることが紹介された。如何に作るか、芳香環同士をどうつなぐかは昔から研究されているが、難しい課題であると述べられた。芳香環同士を連結する方法の一つはクロスカップリング反応で、その中の一つで2010年に鈴木章教授がノーベル化学賞を受賞している。この反応は芳香族ハロゲン化物と芳香族ボロン化合物を原料としてパラジウム(Pd)触媒/アルカリ存在下で行う。この反応は安定で収率も高く取り扱いやすいが、原材料には難点がある。原料は共に高価、製造は多ステップで廃棄物多、パラジウムは高騰中である。

 次世代型のクロスカップリング反応を開発することで、医農薬等の有用化合物を製造できるようにすることは、有機合成化学者の仕事の一つである。具体的な研究としては、製造難の芳香族ボロン化合物代替として粗原料の芳香環のC-H結合を直接活性化・切断すること、触媒として安価なニッケル(Ni)化合物を使用することを検討している。適用例として、痛風治療薬フェブキソスタットや複雑な天然有機化合物が紹介された。
 また、エステル化合物適用の研究内容も紹介された。山本明夫教授が錯体レベルで反応機構を解明していた脱エステル型変換反応については、多種の求核剤を発見し、各種の新規合成法を開発していった。不活性なエステル化合物を反応させるためには、金属触媒(Pd,Ni)の機能UPが必要で、独自開発の新規な配位子を開発したことが重要であった。この配位子はDCYPTといい、現在では関東化学より全世界で発売されている。
 開発された反応、各種の研究内容が紹介された。エステルからの脱カルボニル型エーテル合成、エステルダンス、光触媒による安定結合の切断、結合交換反応、ヘキサアリールベンゼン(置換基の芳香環が全て異なる)、植物の生物時計制御分子(AMI-331という名で東京化成より発売中)、パーキンソン病早期診断ツール、たんぱく質を固定する分子、・・・・・・

 最後に一期生からの博士課程卒業生の業績、受賞歴、海外留学等について紹介があり、学生と共に研究室が育まれ、大きく成長してきていることが伺われた。「根本的に研究が好きであるが、教育が中心にして、化学の面白さと可能性について学生に伝えていきたい、いい学生を輩出したい」とのお言葉で締めくくられていた。
 学生時代の有機化学講義以来、有機化学構造式、反応式にあまり縁のなかった多くの中部支部諸氏に対して、研究成果を平易に説明頂きました。ご講演後、質疑も行われ、博士課程比率の高さ、構造同定について、学生の教育、ケムステーション、山口研のディスカッション文化、海外アクセスの多さ等について活発に議論された。

*尚、講演終了後、集合写真の撮影と懇親会が行われた。

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オンライン講演会のお知らせ「細胞内情報伝達の可視化に向けた蛍光タンパク質の応用」

下記の要領でオンライン講演会が開催されます。

演 題 細胞内情報伝達の可視化に向けた蛍光タンパク質の応用
講 師 水野 秀昭
所属・資格 ルーヴェン・カトリック大学  教授
日 時 2023年4月25日(火)13:10-14:50
会 場 オンライン開催(ZOOM)
参加方法 時間になりましたら、下記アドレスよりご参加ください。
https://zoom.us/j/94631422854?pwd=MVFOWXJ1ak83WXFXNUcwaVdaTWpPdz09
ミーティングID: 946 3142 2854
パスコード: 224783
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 先進理工学研究科 応用化学専攻
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

参考:「細胞内情報伝達の可視化に向けた蛍光タンパク質の応用」(2023/4/25) – 早稲田大学 理工学術院 (waseda.jp)

学内講演会のお知らせ「Fascinated by hydrothermal reactions and soft chemistry」

下記の要領で学内講演会が開催されます。

演 題 Fascinated by hydrothermal reactions and soft chemistry
(水熱反応とソフトケミストリーに魅せらせて)
講 師 熊田 伸弘
所属・資格 山梨大学 教授
日 時 2023年4月28日(金)16:00 – 17:40
場 所 西早稲田キャンパス 55N号館 1階 第二会議室
参加方法 入場無料、直接会場へお越しください。
対 象 学部生・大学院生、教職員、学外者、一般の方
主 催 早稲田大学先進理工学研究科 応用化学専攻
世話人:菅原 義之(連絡先:73-3311)
問合せ先 早稲田大学 理工センター 総務課
TEL:03-5286-3000

参考:「Fascinated by hydrothermal reactions and soft chemistry(水熱反応とソフトケミストリーに魅せらせて)」(2023/4/28) – 早稲田大学 理工学術院 (waseda.jp)

早稲田応用化学会中部支部総会及び第19回交流講演会のご連絡

早稲田応用化学会中部支部の2023年度の活動としまして、総会および山口潤一郎 教授を名古屋にお迎えしての講演会を計画しました。 コロナ禍のため、中部支部の総会は2020年度よりの3年間、応用化学会HP上でのWEB開催とさせていただきました。また、同時開催の春の講演会につきましては中止のやむなきを得ませんでした。従いまして、対面方式での両者同時開催は3年ぶりとなります。特に、山口先生のご講演は現役会員をはじめ、会員皆様にとって大変参考になるお話を聞くことができる貴重な機会ですので、ぜひご参加頂きますようご案内致します。
なお、今回は対面方式のみでの開催とし、親睦会も予定しております。会員の皆様の元気なお顔が見ることができればと期待しておりますので、ご参加いただければ幸いです。

早稲田応用化学会中部支部
支部長  友野 博美

1.日時: 2023年4月8日(土) 14:30-19:30 (受付開始14:00)

2.場所: ウインクあいち(愛知県産業労働センター) 1008室

https://www.winc-aichi.jp/access/

3.中部支部総会: 14:30~

(1)議事内容

・2022年度支部活動報告、及び支部決算報告

・2023年度支部予算申請内容、支部活動計画、支部役員会メンバー構成など

4.講演会: 15:30~17:00(質疑応答含む)

(1)演題: 「応用化学科の現状と分子レベルのものづくり研究」

(2)講師: 山口潤一郎 教授

(ご略歴)

・2002年東京理科大学工学部工業化学科卒業

・2007年東京理科大学大学院工学研究科工業化学専攻 博士後期課程修了。博士(工学)。

・2007年 日本学術振興会 海外特別研究員(米国スクリプス研究所)

・2008年 名古屋大学大学院理学研究科物質理学専攻(化学系)助教

・2012年 同准教授。

・2016年早稲田大学准教授

・2018年より現職。

(3)講演内容:

名古屋大学から早稲田応用化学科へ移勤してから7年となる。4年生3名とはじめた研究室だが現在では34名と応化では最も大きな研究室となった。応化に所属してから、100周年、西出先生・黒田先生の退職、一部教員の121号館への移動など様々な出来事があった。
専門は有機合成化学であるが、構造式が苦手な方は多いと思うので、本公演では研究内容はほんの一部として、自己紹介を含めて嘱任後の応用化学科の変化と、現在、今後について中心にお話させていただきます。

5.写真撮影、懇親会: 17:00~19:30

(1)場所: 総会、講演会と同じ1008室

(2)懇親会費: 3,500円/人 (当日に現金にてお支払いをお願いします。)

6.参加申し込みはこちらから ⇒ https://forms.gle/LP4tCYhyq64X2g1SA

・準備の都合上 3月31日(金)までに申し込み願います。

・今回は対面方式のみでの開催となります。

・総会、講演会ではマスクの着用をお願い致します。

・お問い合わせ先: 応用化学会中部支部 担当  植村 裕司 

E-mail: yujiuemura.7112@outlook.jp