現在早稲田応用化学会シニア会は、早稲田応用化学会活動に参加してきたシニア(70歳以上)を対象をとして開催致しております。第13回シニア会秋季懇親会は、11月8日(土)に森の風にて26名が参加して開催されました。 懇親会の前には駆け足となりましたが、有志で大学キャンパス内の村上春樹ライブラリーおよび早稲田歴史館の見学会も実施しました。
早稲田大学関係者としては、応用化学会元会長の西出宏之名誉教授(新20)がお忙しい中、本年も懇親会にご参加頂きました。本年のシニア会秋季懇親会では、世話人である河野善行(新25)が司会を勤めました。 先ずはご逝去された近藤晋一郎様(新20)のご冥福をお祈りしシニア会として1分間の黙祷をさせて頂きました。
河村宏様(新9)のご挨拶乾杯ご発声で懇親会は開始されました。
会員近況報告では、田中照浩様(新5)、窪田信行様(新15)、竜田邦明先生(栄誉フェロー)、酒井清孝先生(新15)からは行事が重なり残念ながら欠席すること、逢坂哲彌先生(新19)からは、やっておられたベンチャー技術移転をすること、黒田一幸先生(新22)からは、現在ストックホルムで出席できないが来年後半には帰国を予定されていることなどが紹介されました。
本年度からシニア懇親会に参加される小田切信之様(新29)からは、交流講演会で2012年ボーイング787に炭素繊維がスペックインしたことのご講演内容も含めて現在はアカデミアで新素材の研究開発をされていることが紹介されました。
各テーブルでまたテーブルを移動しての会員同士の歓談ののち、秋季シニア懇親会の目玉企画である「里帰り企画;給付奨学金受給者の集い(新50~新63回生・博士号取得者)」の褒賞となりました。
去る8月30日に開催された「里帰り企画」で参加者の中から本年度めざましい活躍された五名の方々、岩崎知一様(新50、三菱ケミカル部長)、斎藤敬様(新50、京都大学教授)、田原聖一様(新51、ブリジストン主幹)、新井敏様(新52、金沢大学教授)、山内悠輔様(新53、名古屋大学卓越教授)が選出されましたのでご招待し、お話を伺う機会を持ちました。 西出先生より里帰り企画や褒賞の意義を簡潔にご説明頂いた後、過去の褒賞受賞者の方々も現在早稲田応用化学会にいろいろと寄与されていることも合わせて紹介されました。その後五名の方々より現在のお仕事の内容をご紹介頂きました。
皆様内容の濃いお仕事の内容やご経験をされてきてこと所定の時間では収まらず大幅に時間超過となりました。シニア会会員は興味深い話題に時間の過ぎるのも忘れ、集中するとともに後輩の活躍に我々自身も大いに元気を頂きました。
その後五名の方々に河村宏様(新9)より奨励賞が授与され、今までのご活躍を奨励するとともに今後の益々のご発展を参加シニア会会員の盛大な拍手で祈念しました。
その後も会員同士の会話や奨励賞受賞者の五名の方々を囲んでの会話が各テーブルで、また席を移動して盛んに交わされていました。
引き続き2名のシニア会会員の方からお話しを頂きました。 長田義仁先生(新16)は、複数の奨励賞受賞者からも彼らのキャリアを積む上での援助やエンカレッジを受けていたことが紹介されましたが、国内外での幅広いご活躍を踏まえてスピーチをして頂きました。 時間の関係で十分にお話しを聞けず申し訳ありませんでした。続いて昨年は体調を崩されご欠席でしたが「集い」発起人でもあり、早稲田応用化学会副会長、交流委員長を歴任された下井将惟様(新13)からは、お元気な姿を見せて頂きいろいろな思い出、想いをお話しして頂きました。
その後も歓談が尽きることは有りませんでしたが、里見多一様(新22)からは奨励賞受賞者の更なるお仕事発展の激励とともに中締めのご挨拶を頂きました。あっという間にお開きの時間を迎えてしまいました。記念の総合写真を撮影し、予定にはありませんでしたが、井上健様(新19)の力強いエールを頂き、次のシニア会での再会を約して散会となりました。
シニア会は早稲田応用化学会に関与してきたシニア同士の懇親をあたためる場となっております。新たな会員もお迎えしたいと考えております。今後とも応用化学会の発展をあたたかく見守り、影ながら支援していければと考えております。 最後になりましたがプロジェクター操作等は、寺尾好弘様(M2)、野村汐音様(B4)にお世話になりました。有難うございました。
世話人:中井裕夫(新18)、柴田実 (新22)、御林慶司(新26)、高橋宏(集い関係事務局)、河野善行(新25)

















