早稲田応用化学会100周年記念祝賀会 開会ご挨拶 濱 逸夫会長(新制27回)

 濱 逸夫会長(新制27回)

応化会会長の濱でございます。

記念講演会の冒頭にもお話しましたが、本当に実開催が出来るかどうかわからない中で、準備をしてきましたが、こうして多くの方に集まって頂いた景色を見ますと、心から本当に良かったと思います。正に関係した皆さんの想いが伝わった結果だと思います。
学内外の応化会理事、各委員会の皆さん、若手OBOGの皆さん、そして学生委員の皆さん、本当に準備ご苦労様でした。
またご来賓の皆様にも、お忙しい中お越し頂き、誠にありがとうございました。心から感謝申し上げます。

後程、100周年記念事業を主導頂いた下村副会長から詳細な報告がありますが、100周年記念事業の一環として企画した新たな奨学金基金も目標を大きく上回るご寄付を頂きました。またこの祝賀会に対しても、参加費用と共に、多くのご寄付を頂きました。
これも応化会メンバーの応化会に対する最大の応援エールです。また今後纏まりましたら、正式にご報告しますが、今後の応化会活動の活性化の為に有効に使わせて頂きます。
本当にありがとうございました。

私も3年前からこの応化会の会長を拝命しておりますが、およそ1万人に近い卒業生がおり、また18歳から90代のシニアまで、年齢差が80年近くある、そして国内外様々な分野で活躍しているメンバーから構成されている、こんな幅の広い組織が、100年ものの間継続し、更に進化しようとしている。これは驚きです。

そして、これこそが正に我々応化会の財産だと思います。今世の中では、人的資本の重要性が再認識されていますが、ビジネス社会のトップ人材とアカデミア社会のトップ人材が繋がり合いながら、大きな夢を実現して行く。”これからの100年”、どれだけ世界に輝く人材がこの集団から生まれてくるかと考えると本当に胸が躍ります。

先程、講演会の終わりに、この祝賀会を是非、応化会の未来を語り合う場にしてほしいとの話をしました。是非、これからの時間を同窓会の枠を越えて、次世代に繋がる貴重な時間にして頂くことをお願い申し上げて、私からの開会のご挨拶とさせて頂きます。