コロナ禍の影響で長らく開催できなかった新17回同期会を12名が参加して4年ぶりに開催しました。今回は参加者の都合も考え、応用化学会設立100周年記念講演会・祝賀会と開催日を合わせ、正午から2時までの昼会として開催しました。
金子君の司会で、先ず前回開催以降にご逝去された内田健君、加賀山正己君、川崎勝敏君、桑原豊君、見並勝佳君、杢嘉雄君、横山功夫君(五十音順)のご冥福をお祈りし、一分間の黙祷をさせて頂きました。
コロナ禍をはじめ多難・激動する社会の中で、元気に集うことができたことを喜ぶ開会挨拶に続いて、全員で乾杯して会が始まりました。
次に、各自により順次近況報告や最近の関心事項などについての紹介がありました。
現役時代から続く月例麻雀会が生活リズムになっている人、海外勤務時代からの付き合いが今も続く人、老人ケア施設に入居し日々カラオケやゲームを楽しむ人、健康維持のため毎朝90分のジョギングが日課の人、元気にゴルフを頑張っている人、野鳥写真に興じる人など、夫々に充実した生活を楽しんでいる様子が分かりました。中でも西海君の名誉ある瑞宝中綬章受章の紹介、坪田君の声量を押さえた詩吟披露、三島君の足腰がちょっと不自由な人が靴下を楽にはけるように工夫した自作プラスティック治具の紹介等が印象的でした。質問やコメントも交えての和気あいあいとした楽しい時間でした。
会の冒頭には「これが最後の同期会かな」との声もありましたが、やはりリアルの会は楽しく印象的だったものと見え、2回/年の開催提案もあったほどの盛り上がりでした。
卒業後56年経っていますが、改めて「学生時代の仲間はいいものだ、技術屋魂は健在だ。」ということを感じるひとときでした。
会の終りは校歌斉唱と記念撮影が定番。今回は会場が本部キャンパスに近かったので、私達が学部時代に学んだ旧9号館の「応用化学実験室」の掲額を背景にしての記念撮影を行い応用化学会100周年にあやかる会のシメとし、元気での再会を約して散会いたしました。出席者の半数は100周年記念行事にも出席、充実した一日でした。
出席者:石井利典、大林秀仁*、金子四郎*,高橋志郎、高畑忠雄、高安正躬、塚原雅人、
経沢実、坪田正行、西海英雄*、三島邦男、室賀五郎。(五十音順。(*:幹事))。
(文責:大林秀仁)