月別アーカイブ: 2017年4月

第5回 未来社会創成フォーラムのご案内

未来社会創成フォーラムについてご案内いたします。

平成25年度より未来社会創成フォーラムを開催してまいりましたが、今回はその第5回目といたしまして早稲田大学応用化学科と早稲田応用化学会の共催で下記内容のフォーラムを開催いたします。
外部の方、企業の方にも広く参加をお願いするフォーラムです。
 本フォーラムの趣意書につきましては下記ページをご覧ください。
(こちら ⇒ : http://waseda-oukakai.gr.jp/newhome/2017/04/21/5miraisyusi/

 第5回 来社会創成フォーラム : 低炭素社会に貢献する材料技術の最前線と展望

  • 日時:  平成29年6月2日(金)13:30~19:30 (受付開始 12:30)
  • 場所:  早稲田大学西早稲田キャンパス63号館2F-03, -04, -05 
  • 主催:  早稲田大学先進理工学部応用化学科           
         早稲田大学応用化学会 参加費: 8,000円   
               交流懇親会費を含む (当日会場にてお支払ください)

講演のあとに、講師の先生方と参加された皆様との意見交換の場として、交流会を企画しております。
なお、フォーラムへの参加は定員になり次第締め切りとさせていただきます。

申込みはこちらから

 今回のテーマにつきましては下記ページをご覧ください。
(テーマ ⇒ : http://waseda-oukakai.gr.jp/newhome/2017/04/21/5miraitheme/ )

プログラム

13:30-14:15   講演1
    東レ株式会社 ACM技術部 航空・宇宙技術室主席部員  大皷 寛 
          航空機用炭素繊維複合材料の開発と多用途展開   

14:15-15:00    講演2 
           日立化成株式会社 機能材料事業部
           開発統括部蓄電摺動材料開発部長 西田 達也 
     リチウムイオン電池黒鉛負極材の開発動向と将来展開 

15:00-15:45   講演3 
           早稲田大学先進理工学部応用化学科教授 野田 優    
           材料とデバイスの革新を目指した萌芽技術:
           カーボンナノチューブ・シリコンと蓄電池・太陽電池 

15:45-16:00   休憩

16:00-16:45    講演4 
           早稲田大学先進理工学部長、同研究科長 若尾 真治
           太陽光発電におけるシステム技術の現状と展望      
           ~さらなる大量導入に向けて~       

16:45-17:30     講演5   
           経済産業省 製造産業局 素材産業課 革新素材室長  井上 悟志 
           低炭素社会創成に向けた新しい素材産業の戦略

17:30 –17:45  おわりに      松方 正彦(早稲田大学教授)

18:00 –19:30  交流会(名刺交換および質問・懇談)   :63号館1Fロームスクウェア

会場へのアクセス

 

多くの方々にご参加いただけることを期待しています。

(未来社会創成フォーラム実行委員会)

 

申込みはこちらから

 

 


 

 

 

未来社会創成フォーラム趣意書

早稲田大学先進理工学部 応用化学科
早稲田応用化学会

平成25年度より早稲田大学応用化学科と早稲田応用化学会が共催して、昨年までに下記4回のフォーラムを開催いたしました。

  • 第1回:蓄電池はこれからの日本産業を救えるか?
  • 第2回:未来社会のエネルギー、環境、医療に貢献する多孔質材料
  • 第3回:新しい価値を生み出す化学と材料・技術)
  • 第4回:ライフサイエンス・バイオが拓く未来社会

このフォーラムには、多くの企業の方々のご参加を戴き、非常に好意的なご評価と、本企画に対する熱いご支持を戴きました。

そこで、本年度に創立100周年という一つの節目を迎える早稲田大学先進理工学部 応用化学科の将来への更なる発展を見据えながら、新らたに早稲田応用化学科と早稲田応用化学会の共催としての未来社会創成フォーラムを、継続開催することといたしました。 そして今回のテーマとして「低炭素社会に貢献する材料技術の最前線と展望」を設定いたしました。

このフォーラムの目的は、特定のテーマごとに、大学、各研究機関、企業の応用化学の研究活動の現状と成果、未来社会に対するその可能性を理解して戴き、またその結果として企業やさまざまな機関の方々と相互の興味や情報、意見の交換を建設的に加速させる場を用意することによって、研究活動のより価値ある展開と研究成果の迅速な社会への還元を期待するものです。そのために、講演の部のあとに、懇親交流の場を設け、新たな繋がりや相互刺激、情報共有の生まれる場とするとともに、新たな共創(Co-creation)の端緒を生み出し、その具現化を効果的に推進する場としたいと考えています。

「知の世紀」といわれる21世紀においては、大学に要求される使命として「教育」「研究」に加えて「研究成果の社会還元」の比重が高まりつつあります。これは学科設立100周年を迎える早稲田大学先進理工学部応用化学科が、一貫して掲げた「役立つ化学」、「役立てる化学」という理念を、一層大きく期待される時代に至ったということを意味しています。 大学や各機関で研究され創出された新しい知識や技術は、産業界と連携を取って、迅速にかつ発展性のある形をとって未来社会で活用されていくことが必要であり、本フォーラムはそのための出会いと対話を生み出す機会になると考えています。 これは未来社会創成のDriving Forceを生み出す場とするとともに、早稲田大学先進理工学部 応用化学科がNext Centuryに歩みだすために、我々の立ち位置を企業やさまざまな機関の方々とともに確認し、拡大させていく場にもさせて戴きたいと考えています。 皆様におかれましては本会の理念にご理解を賜り、ご参集の上活発な意見交換・討議により交流を深め、理念実現の場として本会を育てていただきますようお願い申し上げます。

早稲田大学先進理工学部 応用化学科 主任 松方 正彦
早稲田応用化学会 会長 三浦千太郎

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第5回未来社会創成フォーラムのテーマ

早稲田応用化学科設立100周年記念事業 

「未来社会創成フォーラム」

―低炭素社会に貢献する材料技術の最前線と展望― 

 本フォーラムは、応用化学が扱う分野・領域をテーマごとに切り出し、その研究活動の現状と可能性を広く理解・議論し、我々が望む未来社会の実現に向け、今後の研究の方向性や産学官連携の可能性を探ることを目的にしています。

 今回は、「低炭素社会に貢献する材料技術の最前線と展望」をテーマといたします。地球温暖化の危機感は世界で共有され、パリ協定が発効、低炭素化を本格的に実行するときがきました。我が国は、化学産業での革新素材・部材により、デバイス利用における低炭素化に大きく貢献してきました。低炭素化に対し一部で後退する動きがみられるものの、我々は力強く前進し先行することで、将来の産業の育成と世界への貢献を目指すべきと考えます。限りある研究開発資源で効果的に研究開発を推進するには、従来のロードマップの延長ではなく、急速に変化する現状を正しく認識し、ありたい将来社会のビジョンを描き、そこに至るシナリオを練る必要があります。まず、産から、省エネルギーおよび蓄エネルギーに貢献している材料技術の最先端をご紹介頂きます。また、学からは、次世代材料およびデバイスの萌芽技術と実用化を目指した試みに加え、創エネルギー技術の世界情勢と我が国の課題および展望を紹介致します。さらに、官からは、低炭素化と材料技術に関する我が国の戦略を解説して頂きます。

 最前線に触れ、将来展望を議論し、具体的な協働へとつなげるべく、講演終了後交流の場を設けます。相互刺激や情報共有によって新たなつながりの生まれる場にしたいと考えております。多くの皆さまのご参加をお待ち申し上げています。

早稲田大学応用化学科教授 野田優

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第72回早稲田応用化学会ゴルフ会

 

 4月13日に開催されました72回早稲田応化会のゴルフ会の報告です。東京よりかなり遅く満開を迎えた桜が迎えてくれた千葉県立野クラシックゴルフ倶楽部で、華麗な(加齢な?)プレーが展開されました。

桜をバックにスタート前の参加者

 直前の事情により何人かの不参加がでて総勢9人というやや寂しい陣容でしたが、天候に恵まれたこともあり皆さん好スコアーを残しました。グロスでは9人中6人が92から95打の間にひしめき合うという大混戦になりました。その中で、やや不本意なスコアー(本人の感想)ながら、新々ペリアという今回のハンデ付けの妙もあり、中井基盤委員長が優勝し百目鬼杯を獲得しました。

百目鬼杯は中井さんの手に

 懇親会では、大病を克服しゴルフに復帰できるようになった方々の成功譚や毎年参加者が減少傾向にある本会を今後どうするか等話し合いました。 来年春のゴルフ会は豊田さん中井さんの幹事のもと、4月12日(水)同じ立野クラシックゴルフ倶楽部で開催することとしました。なお、今年秋のゴルフ会は若手も参加しやすくするよう9月9日の土曜日に行うことに決まっております。

(野際 記)