関西支部」カテゴリーアーカイブ

第32回早桜会懇話会の報告

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第32回早桜会懇話会を2019年6月1日(土)15時~17時、中央電気倶楽部(大阪堂島浜)にて開催しました。

今回の講師は髙田隆裕氏(新37回 加藤・黒田研 村田製作所 革新技術開発部 )で「(株)村田製作所の電子部品とそれを支える材料技術」と題して、電子部品の小型・高機能化の開発例として、コンデンサ、多層基板・モジュールのセラミック材料技術を中心にご紹介頂きました。

講師の髙田隆裕氏

講師の髙田隆裕氏

<内容>
1. ファインセラミックス・電子部品業界
2. 村田製作所のご紹介
3. 技術開発の取り組み例
(1) セラミックコンデンサの変遷
(2) 多層セラミックス・モジュール
(3) The Connected World

「よい電子機器はよい電子部品から、よい電子部品はよい材料から」というモットーで、設計から材料の選定、生産全てを一貫して管理し、より薄く、より小さく、より正確なセラミックコンデンサを製造する技術の変遷をご説明頂きました。電子機器内部に搭載され普段目にすることのないセラミックコンデンサや多層セラミックス・モジュールの実サンプルも会場で回覧され、理解を深めることができました。参加者からも質問も活発で、技術的な特徴や課題についても分かり易く解説頂きました。
 最後にあらゆるモノやコトがデシタル化し、インターネットで繋がった「The Connected World」における技術展望についても活発に意見が交わされ、大変盛況でした。
 懇話会終了後は行きつけの食事処で懇親を深め、大変有意義な懇話会となりました。
                                                                                                                       (文責 新53回 澤村)

出席者: 
津田實(新7回)、井上征四郎(新12回)、前田泰昭(新14回)、市橋宏(新17回)、田中航次(新17回)、和田昭英(新34回)、古川直樹(新36回)、脇田克也(新36回)、高田隆裕(新37回)、中野哲也(新37回)、新船幸二(新43回)、數田昭典(新51回)、澤村健一(新53年)、陳鴻(新59回)、猪村直子(新61回)、古田武史(新61回)、桜井沙織(新64回)、御手洗健太(新65回)

 

関西支部(早桜会)第32回懇話会のお知らせ

 

第32回懇話会を下記要領で開催します。講演の途中で質問も可能な気の張らない会ですので、初めての方もご気軽にご参加ください。

終了後、簡単な懇親会を予定しています。

日時

2019年6月1日(土)15:00~17:00

場所

 

中央電気倶楽部(大阪・堂島浜)
大阪市北区堂島浜2-1-25  06‐6345‐6351

https://www.chuodenki-club.or.jp/

演者

髙田隆裕氏(新37回 加藤・黒田研 村田製作所 革新技術開発部 )

演題

「(株)村田製作所の電子部品とそれを支える材料技術 」

要旨

電子部品の小型・高機能化の開発例として、コンデンサ、多層基板・モジュールのセラミック材料技術を中心にご紹介します。

早稲田応用化学会関西支部

支部長 田中航次(新17回)

2019年度関西支部(早桜会)総会・講演会・懇親会の開催報告

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 2019年度総会・講演会・懇親会を2019年3月16日(土)に開催しました。関西で開催中の日本化学会春季年会に合わせ、前倒しの開催となりました。

  甲南大学で開催されている日本化学会春季年会に参加されている松方正彦、和田宏明両教授と中部支部から堤正之代表幹事、藤井高司理事に来賓としてご出席いただきました。

  岡野支部長の開会挨拶に続いて2018年度事業実績報告、会計報告(暫定)が上程され、いずれも提案どおり承認されました。

  続いて役員改選の提案があり次のメンバーが選任されました。任期は2019年度、2020年度の2年間です。

支部長:田中航次(新17回)
副支部長:市橋宏(新17回)
監事:中野哲也(新37回)
事務局長:澤村健一(新53回)

理事:斎藤幸一(新33回) 和田昭英(新34回) 脇田克也(新36回) 高島圭介(新48回) 遠藤文子(新50回) 數田昭典(新51回) 陳鴻(新59回) 猪村直子(新61回) 桜井沙織(新64回)

  2018年度の岡野泰則(新33回)支部長と前田泰昭(新14回)理事は勇退し、名誉顧問に就任します。名誉顧問は、津田實(新7回)氏、井上征四郎(新12回)氏とともに4名となります。

  続いて2019年度事業計画、予算案が上程され、いずれも提案どおり承認されました。

  総会終了後、引き続き講演会に移り、松方先生による「早稲田応用化学科100年史」が1時間半にわたり語られましたが、残念ながら70年あたりで時間切れとなりました。後日機会を作り、より充実した内容での続編をお約束いただきました。非常に興味深い内容で、私学の化学系は財政的に成り立たないと言われる中、いかに多くの方々の物心両面の支えがあって、100年の歴史を紡いできたかがよく理解できました。

  懇親会は、JR六甲道駅付近の「バル・ザル」にて開催しました。懇親会から川口史郎(旧30回)大先輩も合流され、最若手の桜井沙織(新64回)さんとは、実に70歳近い年齢差の会になりました。和田宏明先生が、川口さんから盛んに旧制時代の応化の様子を取材されていたのが印象的でした。

  「早稲田応用化学科100年史」のご講演もあり、参加者が多く、にぎやかな会となりました。

(文責 : 田中)

参加者 28名

(早稲田大学)

和田宏明教授(新29回) 松方正彦教授(新34回)

(中部支部)

堤正之代表幹事(新17回) 藤井高司理事(新36回)

(関西支部他)

川口史郎(旧30回) 津田實(新7回) 井上征四郎(新12回) 前田泰昭(新14回) 関谷洋輔(新15回) 市橋宏(新17回) 井上昭夫(新17回) 田中航次(新17回)  浜名良三(新29回) 篠崎匡巳(新30回) 岡義久(新33回) 岡野泰則(新33回) 和田昭英(新34回) 古川直樹(新36回) 脇田克也(新36回) 高田隆裕(新37回) 中野哲也(新37回) 古谷敦志(新38回) 山本太郎(新42回) 髙島圭介(新48回) 數田昭典(新51回) 澤村健一(新53回) 陳鴻(新59回) 桜井沙織(新64回)

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第31回早桜会懇話会の報告

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  第31回早桜会懇話会は2月9日(土)、大阪ガス(株)の桜井沙織(新64回)氏による「低温熱利用システム」を中心としたテーマで開催しました。

 

   

  大阪ガスでは燃焼技術を始めとし、水素製造触媒の開発や気象シミュレーション技術、ナノ材料合成技術、フードサイエンスなど様々な新技術の研究開発、実用化に向けて積極的に取り組んでいます。

  今回は、給湯器などから排出される「低温熱(〜80℃)の利活用技術」のひとつとしてデシカント空調の開発について紹介がありました。

  デシカント空調は、夏場の空気を除湿、冬場は加湿することで、快適な空気環境を作り出すことができるとのことで、近年は健康・睡眠ニーズの高まりから、その開発に力を入れていると述べられました。

  吸湿材が空気中の水分を吸収したのち、低温熱をあて、吸湿材を再生することで、省エネ性が高い空調の開発に取り組んでいるとのことでした。

  講演中は、適宜参加者からの質問や意見交換が相次ぎ、活発な議論が展開されました。新たな市場の開拓等ビジネスの観点から、材料の特性を踏まえた学術的な観点から、など幅広い議論となり、約2時間の講演となりました。

  講演終了後は、行きつけ食事処で懇親を深め、非常に賑やかな会となりました。

出席者

津田實(新7回)、前田泰昭(新14回)、市橋宏(新17回)、井上昭夫(新17回)、田中航次(新17回)、篠崎匡己(新30回)、岡野泰則(新33回)、原敬(新36回)、高田隆裕(新37回)、中野哲也(新37回)、古谷敦志(新38回)、遠藤文子(新50回)、數田昭典(新51回)、澤村健一(新53回)、陳鴻(新59回)、桜井沙織(新64回)、御手洗健太(新65回)

   (文責 田中)

早稲田応用化学会関西支部(早桜会)2019年度総会・懇親会開催のお知らせ

 

下記要領で開催しますので、奮ってご出席ください。

今回は、同時期甲南大学で開催される日本化学会春季年会に参加される応化 松方、和田両先生をお招きし、応化100年史を語っていただきます。

場所: 神戸大学 六甲台第2キャンパス内  理学部Z棟Z103教室   ( 阪急六甲、JR六甲道が最寄りですが、場所が分かりにくいので、出席者には詳細地図・案内図をメールにて送付します。)

日時: 2019 年 3 月 16 日(土)
    総 会:15:00~15:30
    講演会:15:30~17:15
   講師:早稲田大学応用化学科 松方正彦先生、和田宏明先生
   演題:早稲田応用化学科100年史
    懇親会:18:00~19:30
   懇親会会場:六甲道駅付近(決まり次第お知らせします)

          懇親会参加費:5,000円を予定しています。

早稲田応用化学会関西支部

支部長 岡野泰則

参加申し込みは、こちらから

準備の都合上、来る3月10日(日)までに申し込み願います。
お問い合わせ先:応化会関西支部事務局長 田中 航次
Tel. ; 090-1792-0629

kouji_t@mwd.biglobe.ne.jp

 

第10回早桜会講演会の報告

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  第10回早桜会講演会を2018年9月22日(土)に大阪・中央電気倶楽部で開催しました。

  演者は、古川直樹氏(新36回 城塚研 ㈱カネカ 常務理事R&D企画部長)にお願いし、企業の中での研究者・技術者のあるべき姿、心構え、考え方について、特に若手研究者・技術者向けにお話しいただきました。

   

  演者は、若い新入社員時代からいくつもの社内プロジェクトに参加する機会があり、特に社を挙げての大きなプロジェクトに参加できたときは、自らの成長を確信できるような感動があったそうです。

 企業研究者・技術者は、できれば学位を取得し、学会等で大学の先生や社外の研究者・技術者と交流し、人脈と知識の幅を広めていってほしい。 語学、特に英語については、ある程度堪能であることはこれからの時代は必須であり、自分なりの努力を続けて欲しい。

 会議等の場で、自分が正しいと考えている事象については、たとえ言いにくいことであっても勇気をもって主張しなければならない。 他にも多数参加してくれた若手からいろいろな質問が出され、一つ一つ丁寧に答えていただきました。

 講演会には、来阪中の応化会西出会長にもご出席いただきました。

講演終了後は、いつもの特別食堂に席を移し、和やかな歓談の場が持たれました。西出会長には、エールの音頭もとっていただき、フレーフレー応化会の叫びが大阪でこだましました。

出席者

古川直樹(新36回)、西出宏之(新20回)、津田實(新7回)、井上征四郎(新12回)、市橋宏(新17回)、井上昭夫(新17回)、田中航次(新17回)、岡野泰則(新33回)、斎藤幸一(新33回)、牧芳彦(新34回)、和田昭英(新34回)、原敬(新36回)、高田隆裕(新37回)、中野哲也(新37回)、髙島圭介(新48回)、荒井直樹(新50回)、遠藤文子(新50回)、數田昭典(新51回)、澤村健一(新53回)、吉原秀輔(新55回)、陳鴻(新59回)、猪村直子(新60回)、古山大貴(新65回)、前田傑(新65回)、御手洗健太(新65回)

以上 25名

   (文責 田中)

第30回早桜会懇話会の報告

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 第30回早桜会懇話会を11月17日(土)、神戸大学理学研究科化学専攻の見学ツアーという形で開催いたしました。講師には神戸大学大学院理学研究科教授の和田昭英氏にお願いいたしました。

 和田研究室では、超短パルスレーザーを用いて分子の励起状態を観測し、化学反応の状態理解を中心とした研究を行っています。今回ご紹介いただいたのは、フェムト秒(1000兆分の1秒)の光パルスを与えることで、素反応レベルで反応を制御し、目的反応をより選択的に進めるための観測・制御を行う新しい光化学に関するご研究です。

 和田研究室では学生自らが観測装置を組み立てており、実際の装置を見学させていただきました。レンズ・レーザー等が複雑に入り組んだ職人技に、参加者一同、興味津々で予定時間をおすなど質問が絶えませんでした。

 続いて、分子の励起状態について研究されている各先生方にご協力いただき、分子フォトサイエンス研究センター准教授(理学研究科化学専攻兼担)の笠原先生、分子フォトサイエンス研究センター教授(理学研究科化学専攻兼担)の小堀先生にご研究内容をご紹介頂きました。笠原研究室では、高分解能のレーザー光を作り出すため、部屋一室をレーザー発生室とし、穴を開けた壁からレーザーを照射して別室で測定するなど、大掛かりな測定をしながら励起状態の分子を観測することで、分子構造の決定をしておられます。小堀研究室では、反応の初期状態の観測を中心にご研究されており、今回は光合成の初期状態を世界で初めて観測した内容をご紹介いただきました。

 最後に化学専攻准教授の高橋先生より、XRD測定による分子構造解析についてご紹介いただきました。サンプルを測定するだけで、分子構造を自動で解析してくれるという目から鱗の高度な技術でありました。

 見学の途中では、大学構内から神戸市内を見渡せる場所へ寄り道をするなど、外部会場ならではの雰囲気を感じることが出来ました。

 今回の懇話会では約2時間半のスケジュールで進み、量子力学の奥深さを感じつつも、非常に高度な内容が盛りだくさんで、多くの刺激を受ける1日となりました。

 見学会終了後は、JR六甲道駅付近での懇親会に移りました。今回は忘年会もかねて開催し、大変賑やかな会となりました。

(文責 桜井)

出席者

津田實(新7回)、井上征四郎(新12回)、前田泰昭(新14回)、田中航次(新17回)、市橋宏(新17回)、和田昭英(新34回)脇田克也(新36回)、中野哲也(新37回)、數田昭典(新51回)、澤村健一(新53回)、陳鴻(新59回)、桜井沙織(新64回)

第10回早桜会講演会のご案内

 

 毎年秋に開催している早桜会講演会を第10回として、下記要領で開催します。今回の講師は、企業研究者・技術者としてご活躍中の(株)カネカ 古川直樹氏です。

 本会員の多くは、企業研究者・技術者として仕事をしておられることと思います。いろいろ参考になることがあろうかと思います。ぜひ奮ってご出席ください。

 本講演会には、応用化学科西出宏之教授(早稲田応用化学会会長)が出席されます。西出先生は、懇親会にも出席いただきます。

第10回早桜会講演会

日時

2018年9月22日(土)15:00~17:00

場所

 

中央電気倶楽部(大阪・堂島浜)
大阪市北区堂島浜2-1-25  06‐6345‐6351

講師

古川直樹(新36回)氏 (株)カネカ 常務理事 R&D企画部長

演題

「Big Projectを動かせ!」

懇親会

17:00~19:00
中央電気倶楽部特別食堂
会費 5,000円

講師からのメッセージ:

1988年3月 博士前期課程(城塚研究室)を修了後、同年4月に(株)カネカに入社。生産技術R&D、技術行政、製造ライン長等のキャリアを歩む。
本会では、若手時代の研究開発Projectでの経験を中心に話題提供させていただきます。

2018年度関西支部(早桜会)総会・懇親会の開催報告

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   2018年度関西支部(早桜会)総会・懇親会を3月30日(金)に開催しました。

   来賓として、中部支部から監事の白川浩様、理事の友野博美様にご出席いただきました。岡野支部長の開会挨拶に続いて2017年度事業実績報告、会計報告、2018年度事業計画、予算案が上程され何れも提案どおり承認されました。役員の任期は2年のため、今年度も引き続いて昨年と同じメンバーで会の運営に当たります。

   第二部懇親会は中野監事の司会で始まり、中部支部からのご来賓はじめ出席者全員が近況などを話して懇親を深めました。出席者は14名と少なかったのですが、密度の濃い懇親会になったように思います。

 

参加者:14名
(中部支部来賓)
白川 浩 中部支部監事(新18回)、友野 博美 中部支部理事(新22回)
(関西支部会員)
津田 實(新 7回)、井上 征四郎(新12回)、市橋 宏(新17回)、 田中 航次 (新17回)、岡野 泰則 (新33回)、斎藤幸一(新33回)、齋藤広美(新35回)、桜井秀彦(新35回)、中野 哲也 (新37回)、數田 昭典(新51回)、澤村 健一(新53回)、桜井 沙織(新64回)、

 

早桜会(早稲田応用化学会関西支部)の第10回総会・懇親会のご案内

 早桜会(早稲田応用化学会関西支部)の第10回総会・懇親会を下記の要領で開催します。年度末のお忙しい時期ではありますが、万障お繰り合わせの上ぜひご出席ください。

 第10回総会は2018年度総会なので、新年度に入ってから総会を開催するところ、諸事情で2017年度中の開催になっています。したがって、ご案内が直前になったことをお詫びします。

日時 2018年3月30日(金)
18:00~18:30 総会
18:30~20:00 懇親会
場所 中央電気倶楽部(大阪・堂島浜) http://www.chuodenki-club.or.jp/
総会  : 213号室
懇親会 : 特別食堂

 仕事帰りの方は、懇親会からでもご参加ください。