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第29回交流講演会懇親会場
第29回交流講演会会場
2015年度 学位記・褒賞授与式
応用化学科および応用化学専攻研究科の2015年度学位記・褒賞授与式は、2016 年3 月24 日(木) 13時半より、西早稲田キャンパス 63号館2F大教室にて式次第に従い本間敬之教授司会で執り行なわれました。
今年も学部卒業生、修士修了生の研究室代表者に学位記が授与されるとともに、続いて昨年度に制定された応用化学科褒賞授与式が行われました。
☆ 学位記授与式
松方正彦主任教授から各研究室代表に学士、修士の学位記が授与されました。
☆ 応用化学科褒賞授与式
引き続き、応用化学科褒賞の授与式が行われました。松方正彦主任教授から以下のような本賞設立の経緯、主旨等の説明があり、本賞および副賞が眞鍋将太君に授与されました。
「優れた業績をあげた学生を表彰して更に人間的な成長を促すことを主旨として設定した褒賞で、学業成績と人物の総合的評価で一人ということになりました。この褒賞は、OBの皆さんと我々教員および教員OBの寄付によって成り立っているもので、私達教員の気持ちを込めて対象の方に授与するものです。おめでとうございます。副賞を用意させていただきました。眞鍋君の名前と先進理工学部応用化学科の名前を刻んだバカラの時計です。」
このあと、眞鍋将太君は受賞の挨拶を行いました。
☆ 祝辞: 松方正彦 主任教授
続いて松方正彦主任教授から以下の祝辞がありました。
「学部生を卒業された皆さん、修士課程を修了された皆さん、おめでとうございます。
応用化学科、応用化学専攻は、「役に立つ化学、役立てる化学」を標榜しております。そして、化学は、物質を司る学問でありますからその応用範囲はとても広く、皆さんの旅立って行く先も様々な分野に広く展開されています。産業界は、皆さんの夢と希望に満ちた世界を提供してくれることを期待したいと思いが、それほど甘いものでもないとことを申し上げておきたいと思います。今から15年後、皆さんは40歳、世の中のことも解り、会社のことも理解し、最前線で責任のある立場で働いていらっしゃる時代かと思います。この2030年頃に化学を取り巻く日本の社会はどうなっているのかというと、例えば2030年には石油精製から製造されるガソリンと軽油との燃料は、凡そ半分になる。また、基礎化学品と呼ばれるエチレンとかプロピレンというような製品群は2030年には日本では生産量がやはりこれも凡そ半分位になるだろうと予測されています。全体の規模がその程度に縮小していく頃に皆さんは社会人としての、企業人としての最前線、責任のある立場に立つということになります。
皆さんは早稲田大学の教旨には、学の独立、学問の活用、等々が書かれています。我々教員は、ことあるごとに皆さんの自立的な成長を促し、自己実現をするということを講義の合間など様々な機会に申し上げてきました。学問の活用というのは新しい社会を創り、新しいシステムを創り、健康で幸福な社会の実現に向かって皆さんが寄与すること、即ち、他者のための学問の活用ということであろうと思います。自ら研鑚して能力を磨き、役に立つ化学、役立てる化学を皆さん自らの力で創り出していく。そしてそれを他者のために活用する、他者が幸せになるために活用する。このことが皆さん自身の未来を、我国の未来を、化学に携わる者として切り拓くことになるのだと信じております。そしてまた、この早稲田の杜に輝かしい姿になって戻ってきていただくことを期待してお祝いの言葉にさせていただきたいと思います。本日はおめでとうございました。」
☆ 祝辞: 三浦千太郎 早稲田応用化学会長
ついで、早稲田応用化学会 三浦千太郎会長からは、以下の祝辞がありました。
「皆さん、ご卒業おめでとうございます。そして学生諸君を育て上げ、送り出される諸先生のご労苦に敬意と謝意を表したいと思います。また、ご家族の皆様も今日の晴れ姿をご覧になり感無量の思いであろうと思います。誠におめでとうございます。
皆さんは本日の卒業を皮切りに学問を継続するもの、あるいは社会に巣立っていくともの、それぞれが新しい人生のスタートラインに立った訳であります。
私も45年前に皆様と同じ立場で、今日のこの日を迎えました。最高学府の卒業は一生のうちで大きなターニングポイントで、私も胸がわくわくしたことを良く覚えています。
社会に出て行くと、今まで皆さんが暮らしてきた学生時代とは違って厳しい局面に直面することも多々出てくるでしょう。その社会に出て、自分が存在した証としては自己実現があると思います。その自己実現はサクセスという形の成果を得ることだと思っています。勿論、サクセスの形はいろいろあるでしょう。
企業においては、なかなか自分の好きな仕事を与えて貰う環境は得られません。しかし、与えられた仕事を好きになり、全力で取り組めばどんな仕事でも魅力はあるもので、その魅力を見出すことはそれほど難しいことではありません。このアドバイスを心してください。
また、もう一つのサクセスへの重要な要素は、同志を作ることだと思います。
相談する仲間、力を合わせて目標に向かう仲間、外部から有益な意見をもらえる仲間、それぞれ大切な仲間です。
そして、皆さんはこの重要な同志、仲間を得るかけがえの無いフィールドを持っています。この応用化学科の卒業生達は素晴らしい人脈の宝庫です。また同じ学舎の中で共通体験をしてきた先輩、後輩、同輩たちが様々な経験知識を持った人脈として応化会に沢山います。応化会には卒業はありません。学生から現役OBに、そして遠い将来にはシニアOBに、と自分の体が動く限りは呼び名が変わっていくだけなのです。社会に出て親身に相談できる先輩が数千人いることを忘れないでください。そして、早稲田応化で得た恩恵を後輩たちに返すことが使命であることを肝に銘じて卒業後も応化会活動に参加して貰うことをお願いして、お祝いの挨拶に代えさせていただきます。
本日は本当におめでとうございました。」
☆ 在校生代表からの送辞
今年の送辞は 在校生を代表して、学部3年生 田中徳裕君が、卒業生に向かってウィットに富んだ感謝の気持ちを伝える送辞を述べました。
☆ 学部卒業生の答辞
これに答えて、学部卒業生を代表して浅見幸平君が答辞を述べました。
答辞 学部卒業生代表 浅見幸平君
☆ 修了生からの答辞
引き続き、修了生を代表して鈴木伸君から在校生に向けて答辞がありました。
☆ 乾杯
応用化学科褒賞授与式及び受賞挨拶を終え、恒例の乾杯へと式が進みました。
☆ 校歌斉唱
卒業生を代表して永田雅人君の指揮による校歌斉唱、と応援部員を彷彿とさせる大声によるエール「フレー、フレー応化」、「フレー、フレー早稲田」でお開きとなりました。
卒業生代表 学部4年 永田雅人君のリードによる校歌斉唱とエール
(写真・文責:広報委員会)
2015年度 学位記授与式 送辞
送辞 在校生代表 田中徳裕君
緑に色づき始めた戸山公園や大空を飛び交う鳥たちが春の訪れを告げている今日のよき日に卒業・修了される先輩のみなさま、ご卒業、誠におめでとうございます。我々、在校生一同、心よりお祝い申し上げます。
今、先輩方の心の中では、この早稲田の杜で積み重ねてきた数多くの思い出が走馬灯のように駆け巡っていることと思います。応用化学科での生活は、多くの授業、実験とそのレポートに追われる毎日、研究室配属後では、ゼミでの発表や卒論、修論研究とさぞかしお忙しかったことでしょう。一方講義を離れた場では、先生方の普段とは違ったお人柄に触れたこと、更には、サークル活動やボランティア活動を通じて多くの友人を作られたことも大きな思い出となっていることでしょう。
思い返してみると先輩方は、いつも私たちの相談を最後まで親身に聞いてくださいました。キャンパスの中では新しい分野に挑戦し、右も左も分からなくなっている私に方向性を示してくださいました。お酒の場では、恋愛や友人関係がもつれ右も左も分からなくなっている私にご自身の経験を語ってくださいました。高田馬場のロータリーではお酒を飲みすぎて右も左も分からなくなっている私を最後まで介抱してくださいました。講義、実験、レポート、サークル活動、アルバイト。いずれも大学生活と関わりの深い言葉です。このすべてに先輩方のアドバイスがありました。私の大学生活のすべてに先輩方の支えがありました。先輩方は、私たちの手本でした。そんな先輩方が、本日ご卒業されるのはうれしくもあり、寂しくもあります。これからは私たちが後輩たちの手本となるように精進してまいります。
今、世界は多くの問題にさらされています。昨日のニュースが霞んでしまうほど多くのニュースが次々と舞い込んできます。そして、その大半が暗く、心が沈んでしまうものです。しかし、この早稲田の杜で学んだ先輩方が、世界の各地で活躍され、これらのニュースを明るく、心が弾むものへと変えてくださることを期待しております。
最後になりましたが、早稲田大学応用化学科で習得されたことを糧に先輩方のますますのご活躍を願いつつ在校生一同心から御祝いを申し上げ送辞とさせていただきます。
平成28年3月24日
在校生代表 田中徳裕
2015年度 先進理工学研究科応用化学専攻 答辞
寒さも和らぎ、桜の便りも次々と届けられる季節となりました。うららかな春の訪れを感じるこの佳き日に、私達のためにこのような盛大な式典を開催していだだき、誠にありがとうございます。ご多忙の中、ご臨席を賜りました諸先生方ならびにご来賓の皆様に、卒業生一同、心より御礼申し上げます。
伝統ある早稲田の学び舎で、諸先生方のご指導の下、大学院の修士課程を無事に修了することができ、大変幸せに感じております。ここで過ごした六年間は、何にも代えることのできない、かけがえのない貴重な時間でした。
学部時代には、幅広い分野にまたがる数々の講義を受けて応用化学の基礎を学び、また、演習に取り組むことでその知識と技術を定着させることができました。さらに、応用化学科の特徴ともいえる多彩な実験科目では、座学で学んだ知識を自分の五感で体感し、結果を解析し、考察することでより深い理解に繋がりました。課されるレポートは質・量ともに充実した内容を求められるものであり、作成には大変苦労しましたが、共に協力して実験を進め、議論を交わすことのできる仲間がいることで考えを整理することができ、レポートとして完成させることができました。実験とレポート作成の過程で多くのことを学び、論理的に思考して結論を導き出す力が鍛えられたと感謝しております。このような素晴らしいカリキュラムの中で、私達は研究の糧となる知識・技術、そして仲間を得て、強くたくましく成長することができました。
研究室配属後はそれまでとは異なり、先人達の功績を踏襲するだけではなく、未知の領域を切り開く立場となりました。自分の手で研究方針を決め実験を進めていく面白さを感じる一方で、なかなか思うような成果が挙げられず、壁にぶつかって悔しさを感じることもありました。しかし、「絶対に諦めない」という信念のもと粘り強く取り組み乗り越えることができました。努力を続けることができたのは先生方、先輩、後輩、そして同期の温かい励ましのおかげです。研究活動を通して、課題の抽出や解決に向けたアプローチの方法論を学び、独自に工夫する力、そして研究内容や成果を纏め上げて、それを伝える力を養うことができました。これらの力は私達にとって今後の大きな助けとなると確信しております。
これから先は、それぞれ新しい扉を開いて歩みはじめます。人生の新たなステージで、たとえ幾多の試練や困難に直面することがあっても、これまでに身につけてきた様々な力を糧として希望をもって立ち向かって参ります。”役立つ化学 役立てる化学”という応用化学科の精神を心に宿し、人々を幸せにするため、社会に貢献するために化学を活用していくことが、私達の使命であると思っております。
最後になりますが、未熟な私達を熱心かつ親身にご指導くださいました先生方、学生生活の様々な場面で支えてくださいました職員の皆様ならびに応用化学会の皆様に心より感謝申し上げます。そして、苦楽を共にして助け合ってきた同輩、一番近くで見守り、常に支え続けてくれた家族に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
歴史ある早稲田大学先進理工学部応用化学科および応用化学専攻と応用化学会の、今後の輝かしい発展と皆様のご多幸を心から祈念いたしまして、答辞とさせていただきます。
2016年3月24日
早稲田大学大学院 先進理工学研究科 応用化学専攻
学生代表 鈴木伸
受賞者と研究テーマ
- 北原 真樹 君
Preparation of Inorganic Nanostructured Materials by Stepwise Deposition Using Silica Templates
- 木野 はるか 君
L-アミノ酸リガーゼを利用した塩味増強効果を有するジペプチドの探索と効率的な合成法の開発
- Shofarul Wuston 君
Development of field effect transistor (FET)biosensor for the detection of amyloid prion protein
- 中村 竜也 君
還元型ポリプロピオネートの効率的合成法の開発と天然物合成への応用
- 戸ヶ崎 徳大 君
将来型リチウム空気電池のための金属リチウム負極の開発
- 川井 拓真 君
アントラキノンポリマーによる有機空気二次電池の実現
- 齋藤 祥平 君
位置選択的に官能基を導入したかご型シロキサンの段階的な反応による機能性多孔質材料の創製
- 定岡 佑典 君
金電析プロセスにおけるシアン錯体解離反応の理論的解析
- 佐藤 尚人 君
水素結合を利用したかご型シロキサンの配列制御による結晶性構造体の作製
- 白江 宏之 君
低抵抗カーボンナノチューブ・フレキシブル膜のロスフリー作製プロセスの開発
- 鈴木 伸 君
ポリリン酸キナーゼを利用したAMPからのATP再生を伴う効率的物質生産プロセスの開発
- 丸尾 浩史 君
キャリア輸送性高分子の性能向上と有機無機ハイブリッドデバイスへの展開
- 山田 雅之 君
ディーゼル酸化触媒上における炭化水素の吸脱着・酸化挙動の解明
- 佐藤 陽日 君
α.β-不飽和イミドに対する酸素官能基の立体選択的な1,2-付加反応の開発研究および抗生物質Baulamycin A の全合成研究
- 徳江 洋 君
有機ラジカルポリマーの電荷輸送と電気化学デバイスへの応用
- 相田 冬樹 君
ジフェニルジスルフィドの酸化重合によるポリ(1,4-フェニレンスルフィド)合成と触媒反応機構
- 牛木 涼友 君
*BEA上に担持されたFe種がPt/H-*BEAの触媒特性に及ぼす影響
- Yelchur Venkata Akash 君
Analysis on Carbothermic Reduction Pathway of a Silica-Silicon Carbide Pellet by Irradiation of Laser Beam
- 佐藤 陽日 君
α.β-不飽和イミドに対する酸素官能基の立体選択的な1,2-付加反応の開発研究および抗生物質Baulamycin A の全合成研究
2015年度 応用化学専攻 褒賞、奨学金 授与式
2016年3月3日(木)午後3時30分から理工学術院西早稲田キャンパス55号館N棟1階大会議室にて和田宏教授の司会により式次第に則り2015年度 応用化学専攻 褒賞、奨学金 授与式が執り行われました。
先ず、開会にあたり松方正彦主任教授から「 応用化学科、応用化学専攻の数多くの諸先輩方のお気持ちによる褒賞、奨学金の重みを、受賞者の皆さんは噛みしめ欲しいと思います。」 との挨拶を頂きました。
引き続き大学院先進理先進理工学研究科長 竹内 淳教授から祝辞として、「皆様本当におめでとうございます。 応用化学科は、1917年に本科として設立してから、間もなく100年を迎える非常に歴史のある学科で伝統の重みがあります。若い方々はこの重みを励みと思って次の世代に是非繋げてもらいたいと思います。」とのお言葉を頂きました 」
第29回水野賞、水野奨励賞、水野敏行奨学金、第11回平田彰奨学金、第2回中曽根荘三奨学金、第11回応用化学会給付奨学金 授与式
大学院研究科長の竹内 淳教授から、第29回水野賞、水野奨励賞、水野敏行奨学金、第11回平田 彰奨学金、第2回中曽根荘三奨学金が、松方主任教授から第11回応用化学会給付奨学金が、各表彰、奨学金受給者一人ひとりに賞状、証書を授与されました。
・水野賞受賞者
北原 真樹 君、木野 はるか 君、Shofarul Wuston 君、中村 竜也 君
・水野奨励賞
戸ヶ崎 徳大 君
・水野敏行奨学金
川井 拓真 君、斎藤 祥平 君、定岡 佑典 君、佐藤 尚人 君、白江 宏之 君
鈴木 伸 君、丸尾 浩史 君、山田 雅之 君
・平田彰奨学金
佐藤 陽日 君
・中曽根荘三奨学金
徳江 洋 君、相田 冬樹 君
・応用化学会給付奨学金
牛木 涼友 君、 Yelchur Venkata Akash 君、 佐藤 陽日 君
来賓ご祝辞 早稲田応用化学会会長 三浦 千太郎 様
三浦会長からは、「本日は本当におめでとうございます。ご案内のように早稲田大学応用化学科には終了したものも含めまして大変多くの褒賞制度が作られてきており、諸先輩達の学生を支援する非常に強いそして稀有な思いがこれらの充実した制度を作り上げてきたものであります。本日受賞された皆さんは早稲田大学の誇るべき人材であり、今日を契機に公認されたものと自覚していただき、日本創成に貢献していく義務があると私は思っておりますし、応化会先輩諸氏の期待でもあると思います。」とのご挨拶を頂きました。
受賞者代表挨拶 北原 真樹 君
受賞者を代表して、北原真樹君から「このたび水野賞を応用化学専攻より授かる幸運に恵まれ、受賞者一同身に余る光栄でございます。そして今回の受賞および博士の学位の取得は、9年間に亘り化学の面白さをご教授いただいた諸先生方、応用化学科を支えてくださいます諸先輩方のお蔭であり、厚く御礼申し上げます。このような素晴らしい賞をいただいたことに対して、水野敏行様ならびにご遺族の方々に深く感謝し、より一層の精進していくことを誓います。」 との代表挨拶がありました。
記念講演会 秋田大学大学院 工学資源研究科環境応用化学専攻 教授 寺境 光俊 先生(新制38回)
「多分岐構造をもつ高分子の合成と特性」とのタイトルで、比較的新しい系譜の高分子についての合成と特性に関して、分かりやすく解説をしていただきました。
引き続き、各受賞者の対象論文のポスター発表が行われました。
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- 水野賞受賞者
- 水野奨励賞受賞者
- 水野敏行奨学金受給者
- 平田彰奨学金受給者
- 応用化学会給付奨学金受給者
懇親会
懇親会は、ポスター発表に引き続き大会議室にて開催されました。記念講演をされた寺境教授を交えて和やかに談笑の輪が広がり、予定通り19時過ぎにお開きとなりました。
2015年度卒業生激励会
「4月から社会人となる卒業生にOBとの交流の場を設けることで、モチベーションを高く保ち、輝ける社会人として羽ばたけるようにする。」という趣旨のもとに新制56回劉雲龍君がリーダーとなってOBに呼びかけ、下記の要領で2015年度卒業生激励会が開催されました。
2016年3月26日(土)17:00~19:30
早稲田大学理工キャンパス ロームスクウェア
まず、三浦応化会会長より開会の挨拶・激励と乾杯のご発声があり、菅原先生からのお言葉の後に歓談に移りました。
OBは約16社から20名程度の若手が参加し、今年社会に旅立つ後輩たちに自分たちの経験を語りました。卒業生も数日後に新勤務地に移動して導入訓練を受け、社会人生活をスタートさせることになるので、先輩たちの経験談に熱心に耳を傾けていました。卒業生に対して、多くの質問も有りました。
会の終盤には積み上げられた記念の枡をめいめいが手にとって日本酒を注ぎ、前途を祝して乾杯しました。
最後に、卒業生たちの心強い決意表明があり、また河村前会長からのお言葉、そして井上広報委員長のエールに続いて倉持副会長の一本締めでお開きになりました。
社会に羽ばたく卒業生たちにとっては、貴重な機会になったと思います。企画した若手OB、卒業生たちをまとめた幹事の方々、ご苦労様でした。
(文責: 橋本正明)