第17回評議員会報告(2021年10月30日開催)

議長 西出先生

 

第17回評議員会が2021年10月30日(土)14時より開催されました。コロナの感染状況も落ち着いてきたため、リアル会場+オンラインのハイブリッドで行い、評議員・関係者含めリアル39名、オンライン49名の計88名が出席されました。議長は西出先生です。

門間副会長よりコロナ禍での大学の様子ご報告

門間先生

 

会議に先立ち、門間副会長より、大学でのワクチン接種の状況、コロナ禍でも密を避ける・回数を減らす工夫をして実験授業を行っていること、課外活動が再開されたことなどが紹介されました。

濱会長挨拶

濱会長

昨年からのコロナ感染状況も落ち着いてきて、リアル出席も含めて新10回から新74回まで約60世代の評議員にご参加いただいたことへの感謝をまず述べられ、先日のホームカミングデーで話のありました「なつかしい早稲田、新しいWASEDA」のように応化会もなつかしいメンバーによる強い結束と新たなつながりを通じて、沢山の人材を輩出し、世界に輝くイノベーションにつながることを期待し、評議員にはご支援いただきたい旨を述べられました。

 

3つの活動基本方針ごとに活動状況を報告

3つの活動基本方針に沿って、各委員長、支部代表、活動中心メンバーよりアクティビティの報告がありました。

  • 全世代にとって魅力ある応化会活動への進化

左より 椎名交流委員長、佐藤広報委員長、梅澤基盤委員長

椎名交流委員長からは、「交流会講演会」、「先輩からのメッセージ」、今年始まった博士人材の輩出支援の「先輩博士からのメッセージ」などの実績・今後の計画を、佐藤広報委員長からは、先生・卒業生へのインタビュー企画、ホームページの外注化検討が進んでいること、梅澤基盤委員長からは、教員との懇談会開催報告、応化会のDX推進、会員名簿・連絡ルートの整備を進めていること、応化会給付奨学金の仕組み作りを進めていることが報告されました。

岡副委員長と女子会輿石委員

学生委員会からは、岡副委員長より、新入生歓迎会、オリエンテーション、オープンキャンパス、若手OBとの縦割り交流会をオンラインで開催したことが報告されました。また、輿石委員より、応化委員女子会が発足し、横縦のつながりを広げるため精力的に活動していることが紹介されました。

尾崎若手部会長

若手部会からは、尾崎部会長より、Chem-is-Try!のスローガンの元、次代を担う世代代表として次世代応化会ビジョンの策定や情報基盤の構築を精力的に進めていることを報告されました。特に若手OB視点で、応化会企画のポートフォリオ分析から、今後、自分のためになるキャリアチャレンジや異業種交流会等の企画を充実させていきたい旨の提案がありました。

左:友野中部支部長 右:澤村関西支部事務局長

友野中部支部長からは、交流講演会、中部支部若手部会の立ち上げ状況が報告されました。本部の若手とも連携して活性化されていくことが期待されます。澤村関西支部事務局長からは、役員の若返りを図り(齋藤支部長(新33回)、澤村事務局長(新53回)、三品事務局(新59回))、支部・本部連携して、これまで魅力あっても参加できなかった世代に向けてオンライン等を活用して活性化していきたいという意気込みが話されました。

  • 次世代情報基盤の構築

劉氏による説明

世の中が急速にデジタル化に向かっていく中、応化会活動においてもデジタル技術の活用が欠かせません。若い人の頭で将来の情報基盤の構築検討が進められています。若手部会の劉氏(新56回)から、コミュニケーション・プラットフォームを用いた構想の進捗状況が報告されました。事務局機能の負荷低減や会員の皆さんがアクセスしやすい環境になっていくことが期待されます。

  • 100周年記念事業に向けて

下村副会長

100周年担当の下村副会長より、2023年には応化会100周年を迎え、多くの応化会会員の力を結集する機会としたいことを強く宣言されました。記念講演会・記念式典、会報の100周年特集号の準備が進められています。応化会給付奨学金については、次世代展開として、博士人材の発掘と支援強化を行っていく方向性が示され、10月より募金が開始されました。ぜひご協力をお願いいたします。(詳しくは応化会ホームページよりご覧ください)

 

各世代のアクティビティ紹介

評議員の各世代代表者4名から、それぞれの世代の交流活動状況が報告されました。

左より:新20回朝山氏、新36回古川氏、新42回市場氏、新59回古田氏

新20回朝山氏からは、名簿整備を進め、研究室ごとの代表者を置き9割の方のメールアドレス・住所を確認できたこと、新36回古川氏からは、2017年の同窓会時から名簿の整備を進めて、オンライン同窓会や野球観戦、ゴルフなどの交流を進めていること、新42回市場氏からは、後輩たちとFacebook等でゆるくつながっていて、その経験から、小規模のオンライン飲み会をミドルシニア層にお勧めしたいとの提案がありました。新59回古田氏からは、応化出身者が多数いる稲門弁理士クラブの活動について報告がありました。現在の日本弁理士会の会長は応化出身の新34回の杉村純子氏なのですね。

 応化会活動に対する意見交換

これまでの応化会活動報告や各世代のアクティビティのご紹介を受けて、応化会活性化のためのご意見・ご提案をいただきました。いただいたご意見と各委員会等での課題を合わせて、より一層存在感のある応化会に向けて改革を進めてまいります。ぜひ忌憚のないご意見を引き続きお寄せください。

会場での意見交換

濱会長による総括

濱会長の総括

 

最後に濱会長より今回の評議員会の総括として、次世代に向けた応化会活動を応化会100周年の柱にしていきたいという決意が述べられました。

 

司会:梅澤基盤委員長

今回はまだ懇親会を開催できる状況にはありませんでしたが、次回はぜひ懇親会ができることを期待して、旧交を温めつつ、新しいWASEDA応化会を形作っていきましょう。評議員の皆さまには、各世代の連絡先整備を進めていただき、1年半後の応化会100周年にはぜひ多数の方にお集まりいただきたいと思います。

 

(文責:基盤委員会 梅澤 宏明、写真:広報委員会 学生委員会)