早稲田応用化学会中部支部の2024年度活動としまして、総会および関根 泰 教授を名古屋にお迎えしての講演会を計画しました。関根先生のご講演は会員皆様にとって大変参考になるお話を聞くことができる貴重な機会です。是非ご参加頂きますようご案内致します。
なお、今回の講演会は対面形式とオンライン形式のハイブリッドで開催します。また対面形式では親睦会も予定しております。会員の皆様の活発な交流の場になることを期待しておりますので、ご参加頂ければ幸いです。
早稲田応用化学会中部支部
支部長 友野 博美
1.日時: 2024年4月13日(土) 14:30-19:30 (親睦会含む) (受付開始14:00)
2.場所: ウインクあいち(愛知県産業労働センター) 1309号室
https://www.winc-aichi.jp/access/
3.中部支部総会: 14:30~ (対面形式)
(1)議事内容
・23年度活動報告及び24年度活動計画案協議
・23年度決算報告及び24年度予算案協議
・2024年度中部支部役員会のメンバー構成
・若手部会活動方針、講演会のハイブリッド化の考え方
4.講演会: 15:30~17:00(質疑応答含む) (対面形式とオンライン形式のハイブリッド)
(1)講師: 関根 泰 教授
(2)演題: 「カーボンニュートラルに向けたトランジション・GXとエネルギー・化学分野の今後」
5.写真撮影、親睦会: 17:00~19:30 (対面形式)
(1)場所: 講演会と同じ1309号室
(2)親睦会会費: 3,000円/人
(親睦会にご参加頂ける方は当日に現金にてお支払いをお願いします。)
6.参加申し込みはこちらから ➡ https://forms.gle/KEXd8Wey91Ffh1TLA
・準備の都合上 4月6日(土)までにお申し込みをお願いします。
・講演会へオンライン形式でご参加頂ける方には別途招待URLをご連絡いたします。
・お問い合わせ先: 応用化学会中部支部 担当 植村裕司
E-mail; yujiuemura.7112@outlook.jp
7.講演内容:
地球は物質として見ると閉鎖系で、現在の我々の暮らしは3億年の地球の遺産である化石燃料に依存しており、再生可能エネルギー導入はまだ全エネルギーの1割に満たない。PV、風力、バイオマスは主要な再生可能エネルギー源であるが、天候変動や地域による制約がある。蓄電池や水素、アンモニア、有機ハイドライド、合成炭化水素などをうまく組み合わせて適材適所で利用し、カーボンニュートラルを実現していくことが肝要である。カーボンニュートラルを見据えて、これから我々が考えていく必要のあるエネルギー・化学について整理したい。
8.関根 泰 教授のご略歴:
・氏名(ふりがな) 関根 泰(せきね やすし)
・所属機関 早稲田大学
・所属部署 先進理工学研究科応用化学専攻 教授・研究戦略センター所長
・専門研究分野 触媒化学
・略歴
・1993年 東京大学工学部応用化学科卒業
・1998年 同 博士修了 学位:博士(工学)
・1998-2001 同 助手
・2001年より 早大助手・講師・准教授を経て2012年より教授 現在に至る。
・2022年より 早稲田大学研究戦略センター センター長
・2011年より 現在まで JSTフェロー
・2018年以降現在まで JST「さきがけ」研究総括、文部科学省環境エネルギー委員、NEDO未踏チャレンジプログラムオフィサー、日本政府グリーンイノベーション関連の審議会の全委員、Elsevier Fuel誌プリンシパルエディター
・2020年より イギリス王立化学会フェロー(FRSC)
・受賞歴
2019年日本化学会学術賞、2020年文部科学大臣表彰科学技術賞、
2023年早稲田リサーチアワード 他多数