早稲田応用化学会中部支部の2025年度活動としまして、総会および門間 聰之 教授を名古屋にお迎えしての講演会を計画しました。門間先生のご講演は会員皆様にとって大変参考になるお話を聞くことができる貴重な機会です。是非ご参加頂きますようご案内致します。
なお、講演会は対面形式とオンライン形式のハイブリッドで開催します。また対面形式では親睦会も予定しております。会員の皆様の活発な交流の場になることを期待しておりますので、ご参加頂ければ幸いです。
早稲田応用化学会中部支部
支部長 上宮 成之
1.日時: 2024年4月12日(土)14:30-19:30 (親睦会含む) (受付開始14:00)
2.場所: ウインクあいち(愛知県産業労働センター)1307号室
https://www.winc-aichi.jp/access/
3.中部支部総会: 14:30~ (対面形式)
(1)議事内容
・24年度活動報告及び25年度活動計画案協議
・24年度決算報告及び25年度予算案協議
・2025年度中部支部役員会のメンバー構成
・若手部会活動方針
4.講演会: 15:30~17:00(質疑応答含む) (対面形式とオンライン形式のハイブリッド)
(1)講師: 門間 聰之 教授
(2)演題: 「大学での研究から社会に貢献するには -電気化学編-」
5.写真撮影、親睦会: 17:00~19:00 (対面形式)
(1)場所: 講演会と同じ1307号室
(2)親睦会会費: 3,000円/人
(親睦会にご参加頂ける方は当日に現金にてお支払いをお願いします。)
6.参加申し込みはこちらから ➡ https://forms.gle/Rt3KnasMJ3qmdQBZ6
・準備の都合上 4月5日(土)までにお申し込みをお願いします。
・講演会へオンライン形式でご参加頂ける方には別途招待URLをご連絡いたします。
・お問い合わせ先:応用化学会中部支部 担当 植村裕司、E-mail; yujiuemura.7112@outlook.jp
7.講演概要:
電気化学は、社会実装という観点から、非常に身近な化学です。近年では電気自動車やドローンに蓄電池が用いられていますし、古くから、めっき、乾電池、あるいはトタンといった電気化学を利用して作られた部材や電気化学を利用したデバイスが身近にありました。
私の研究室では、電気化学センサーや蓄電デバイスなどの応用を目的とした材料やデバイスの研究、またその評価のための測定法の開発を行ってきています。本日の講演では、その一端を紹介したいと思います。
将来の電池用の電極を改良するためには、その反応場の評価が重要です。このために、(当時としては)新しい測定技術を開発し、それを用いて電極反応の評価を行ってきています。その際に知った、よりよい反応場の知見を基に、理想的な材料に思いを巡らし、新しい材料の設計から合成へと展開しました。頭で想像していた特性以上のデータが出てきて、楽しい研究となりました。しかし、その後、その材料の研究は止めております。
8.門間 聰之 教授のご略歴:
・氏名(ふりがな) 門間 聰之(もんま としゆき)
・所属機関 早稲田大学
・所属部署 理工学術院 先進理工学部 応用化学科 教授
・略歴
1990年3月 早稲田大学理工学部応用化学科卒
1995年3月 早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程修了
1996-1997 ミネソタ大博士研究員
1997- 早稲田大学各務記念材料技術研究所、理工学部、高等研究所にて任期付講師、准教授(任期付)を経て
2010年4月 早稲田大学理工学術院准教授
2014年4月 早稲田大学理工学術院教授
・受賞歴
電気化学会 進歩賞・佐野賞など
以上