早稲田応用化学会中部支部第22回交流講演会のご連絡

早稲田応用化学会中部支部の2024年度活動としまして、野田 優 教授を名古屋にお迎えしての講演会を計画しました。野田先生のご講演は会員皆様にとって大変参考になるお話を聞くことができる貴重な機会です。
是非ご参加頂きますようご案内致します。

なお、今回の講演会は対面形式とオンライン形式のハイブリッドで開催します。また対面形式では親睦会も予定しております。会員の皆様の活発な交流の場になることを期待しておりますので、ご参加頂ければ幸いです。

早稲田応用化学会中部支部
支部長  上宮 成之

1.日時: 2024年11月30日(土) 15:30-19:00 (親睦会含む) (受付開始15:00)

2.場所: ウインクあいち(愛知県産業労働センター) 1309号室

https://www.winc-aichi.jp/access/

3.講演会:15:30~17:00(質疑応答含む) (対面形式とオンライン形式のハイブリッド)

(1)講師: 野田 優 教授

(2)演題: 「化学工学者の効率性から充足性への展開:ナノチューブ、電池、持続可能性」

4.写真撮影、親睦会: 17:00~19:00 (対面形式)

(1)場所: 講演会と同じ1309号室

(2)親睦会会費: 3,000円/人

(親睦会にご参加頂ける方は当日に現金にてお支払いをお願いします。)

5.参加申し込みはこちらから ➡ https://forms.gle/NCuPVW2gTkZjWFt2A

・準備の都合上 11月23日(土)までにお申し込みをお願いします。

・講演会へオンライン形式でご参加頂ける方には別途招待URLをご連絡いたします。

・お問い合わせ先:応用化学会中部支部 担当  植村裕司
<E-mail; yujiuemura.7112@outlook.jp

6.講演概要:

化学工学は「良いもの」を「上手く作る」学問である。

カーボンナノチューブ(CNT)は特異な一次元ナノ構造と特徴的な物性により多様な応用が期待されるが、上手く作ることが実用上の課題であった。当研究室でのCNT実用合成技術およびCNTベースの新構造リチウムイオン電池の開発を紹介する。

ただ「良いもの」とは何であろうか?2050年にカーボンニュートラル(CN)を達成するのは我々の責務だが、CNを達成できれば充分だろうか?他の環境影響、資源、経済など2100年にありたい社会に繋がるか、地域社会はどうなるか、途上国はと、時間と空間の領域を広げてヒトの充足性の視点で目標を設定し、効率性の視点で計画を具体化すべきでないか。

化学工学会SDGs検討委員会での議論の内容も紹介し、ご意見をいただきたい。

7.野田 優 教授のご略歴:

・氏名(ふりがな) 野田 優(のだ すぐる)

・所属機関    早稲田大学

・所属部署    理工学術院 先進理工学部 応用化学科 教授

・研究分野    ナノバイオサイエンス/反応工学、プロセスシステム工学

・略歴      https://noda.w.waseda.jp/noda-j.html

1994.03 東京大学 工学部 化学工学科 卒業

1999.03 東京大学 大学院工学系研究科 化学システム工学専攻 博士課程修了・博士(工学)取得

1999.04 東京大学 大学院工学系研究科 助手(化学システム工学専攻)

2007.06 〃 准教授

2012.09 早稲田大学 理工学術院 教授、現在に至る

併任  2009.10-2013.03 JST さきがけ研究員
社団法人 化学工学会 会員

2021年5月~ SDGs検討委員会 委員長

2023年6月~ SDGs検討委員会 副委員長

フラーレン・ナノチューブ・グラフェン学会 会員

2015年2月~ 副会長

日本学術会議 連携会員 (2017.10-2029.09)
など

・受賞歴

2015.02 早稲田大学ティーチングアワード(2014年度春学期)

2017.06 早稲田大学ティーチングアワード(2016年度春学期)

2020.04 早稲田大学・次代の中核研究者

2020.11 2020年度 早稲田大学 大隈記念学術褒賞 奨励賞

など

以上