早稲田応用化学会100周年記念祝賀会 中締めご挨拶 橋本正明 副会長(新制21回)

 

橋本正明 副会長(新制21回)

本日「早稲田応用化学会100周年記念祝賀会」には、田中総長はじめ諸先輩、多くの方々にご参加いただき、盛大な催しとすることが出来ましたこと、まず心から御礼申し上げます。

これからは早稲田応用化学会も第二の世紀をスタートさせるわけですが、応用化学科の大切な標語である「役立つ化学、役立てる化学」の追求と推進にむけて、大学の諸先生、卒業生、現役学生が一団となって取り組める環境の維持と強化に努め、協力していきたいと思います。

「役立つ、役立てる」ためには、社会が必要としていること、すなわち社会のニーズに対する感性と理解がまず必要です。その点で、その時代の社会の中心で活躍している先輩たちとその社会のニーズに対する感性と理解を共有する環境が、応化会活動を通して整えられているということは、学生の皆さんが大学で、また社会に出て「役立つ化学、役立てる化学」を追求し実践していくために非常な大きな強みになっていると思います。

この100年間に先輩の方々が築いてきた応化会の伝統を継承しながら、現役の学生諸君と先輩たちとの相互刺激と協調をさらに生み出す母体となるような、そしてさらに大きな飛躍を生み出すことが出来る母体となるような第二世紀の応化会活動を皆さんと共に推進していきましょう。一層のご支援とご協力をお願いいたします。本日は有難うございました。