この度はこのような映えある賞をいただき、誠にありがとうございます。先生方や先輩、そして同期の助けなくしてこのような機会はなかったと思いますので、大変感謝しております。
私は、学部1年生から3年生の間は、授業後によく先生やTAの先輩方に質問に行っていました。どの方も親切に応じてくださったおかげで、授業内容への理解を深めることができました。
4年生になり、卒業研究が始まると、ほぼ休みなく研究室に通い、実験、そして考察をしては先輩と毎日のようにディスカッションをし、論文を読んでまた新しいアイデアを出すということを繰り返すようになりました。
私は大学院で学部と異なる研究室に行くので、学部での研究は1年間しかできなくて、だから必死でした。
卒論を提出した後もどうにか今の研究が形に残らないかと試行錯誤を続けていました。
しかし、現実は厳しいです。
研究は形にすることがいかに難しいか、また、形にならずに消えてしまうものがいかに多いか、を実感しました。
そんな中でもめげずに実験を積み重ねて何かを世に発信しようとする先輩方や同期の努力は本当にすばらしいと思いました。
最後に、様々な方面で活躍している個性豊かな同期へ、とても刺激になり、モチベーションとなりました。ありがとうございます。
また、たくさん相談に乗ってくださった先輩方、授業での質問に親切にお答えくださった先生方へ、ここで学んだことを糧に、精進して参ります。
皆様に、厚く御礼申し上げます。
平成31年3月26日
早稲田大学先進理工学部応用化学科
濱村咲妃