小柳津教授より、当日の祝辞のポイント部を戴きましたので、掲載させていただきます。
- この2年間ないし1年間はコロナ禍の影響。2年前の今頃はキャンパスへ入構禁止。一進一退しながら結局元に戻ることなく今日に。
- 全学会がオンラインに移行,学会出張の機会が失われ,研究室のゼミ合宿ほか様々な行事が活動制限。
- 一方,コロナ禍にあっても着実に成長。オンライン環境にスピーディに慣れ,研究活動をフレキシブルに遂行。
- 昨今の社会情勢は,最近特に不安定化。これは,エネルギーとマテリアルに関わる問題。
- そのような中,ものづくりを担う化学の普遍的価値は明白。社会と密接に関わり,役立つ化学,役立てる化学を謳う応用化学の理想の実践を。
- 修士研究あるいは卒業研究の本質は? 大学の基礎研究とは問題解決の普遍的な方法論を追及するもの。
- 社会において自立して基礎から考え実践できるよう,自らの進歩の総括を。社会における役割を果たすために,絶えず自己研鑽する姿勢を。
- 改めてご卒業を教員一同,心からお祝いする。
- 学生時代にコロナ禍という現実に直面され,研究のほかにも答えのない問題に取り組むという貴重な経験。
- これからの人生が,有意義でやりがいがあり,幸せなものであるように。