第5回目の「στの会」を3月3日(土)に高田牧舎で開催しました。早稲田ゆかりの地で気軽に参加できるようにと、立食パーティ形式をとっていますが、今回も参加者は約30名となりました。
多田先生はもちろん、佐藤先生のご家族にもご足労を願い、懇親をしました。佐藤研と多田研は、発足がほぼ同時期で純正有機化学をメインにしていたことから、当初から実験器具や薬品の相互融通、ゼミや卒業旅行の共同開催など、親密な交流と相互啓発が続いた研究室同士であり、出席者はその繋がりを再確認しました。また、同じ有機化学分野で、佐藤先生のゼミ学生を引き継いでくださった清水教授にも臨席いただき、早稲田の現状などのお話も伺い、交流を深めました。
笑顔の集合写真 |
会は新制19回の卒業生である黒田泰人さん(黒田化学社長)から話題提供として「中小企業の海外展開」と題して、プラスチック成型メーカーとしての歩みを語っていただきました。地道に誠心誠意をこめて会社を運営してこられたお話は、年代を超えて多くの方に感銘を与えるものでした。特に、富山から中国、そしてベトナムへと工場を展開されたその道筋は示唆に富む内容でした。その後に多田先生の音頭による乾杯で懇親に移りました。参加者は年齢幅で約30年のメンバーが一堂に会しました。
今回は夫々のメンバーが趣味の話を披露しあうなど相互刺激にも一役買った時間となりました。一通りの懇談を終えた後に、初参加や久しぶり参加の方々の挨拶の時間を設け、和気藹々の懇親・懇談で、あっという間に時間が過ぎ、名残惜しげに散会となりました。
今後も毎年3月の第1土曜日を候補として、早稲田ゆかりの地で開催しようという方向性で合意していますので、是非、会員の皆様におかれましてはスケジュール調整にお含みください。
末尾になりますが、今回のこの同門会便りで開催を知った方も居られると思いますが、メールアドレスの判明している方々への呼びかけで開催に漕ぎ着けていますので、ご理解を頂きたいと同時に、不備のあったことはお詫びしたいと思います。次回以降に向けてメール連絡網を整備するためにも、是非、会員の方々のアドレス登録を幹事役の井上まで(下記アドレス)お願いいたします。
(文責:幹事役、新制19回井上健:takeshi.inoue@akane.waseda.jp)