同期会便り

昭和33年卒業新制8回生のクラス会報告

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集合写真

卒業後満55年。卒業後1回も欠かさず、今年もクラス会を4月5日に東京・丸の内の東京ファミリークラブで開催した。出席者23名。  体調不良でここ暫く出席できなかった上田勉君が元気な姿で出席し、彼の乾杯の音頭で会が始まった。それからは、いつものことながら、皆さん飲食を摂りながら、お互いに和気藹々とオシャベリが始まり、大変賑やかに。出席者の一番若手が77歳、すでに80に到達したものも何人か。その歳を感じさせない。いつまでも学生時代の気分での会話。この会を閉ざすことなく、いつまでも続けられるのはこの雰囲気。

時を見計らって、大矢幹事の指名で恒例の出席者のスピーチ。 学生時代から大変な元気者で、心優しく、皆から「ケンさん。ケンさん!」と慕われ、しかも昨年まではこの会に一回も欠かさず出席してきた剣持忠男君が本年1月に急逝した。その数日前に、定期的に開催しているクラスの囲碁愛好者の集まりがあり、その会に元気で出席した彼とお手合わせした熊本行男君から悲しい報告があり、皆で心からご冥福を祈った。

 出席者の多くは会社勤務から開放され、自由気侭な生活をしているが、未だ家業の仕事に専念しているものや自身の持つ技能、経験を生かして何かしらの仕事をしているものもいる。工藤飛車君は日本技術士協会の仲間と一緒に翻訳し、2年前に丸善から出版された「太陽電池の物理学」が大変好評であったこと、その後、カナダMac Master大学のAdrian Kitai教授の著書を同じ仲間と翻訳した「太陽電池とLEDの原理;PN接合の役割」(定価5,800円)がこの5月に同じ丸善から出版されると元気な話。田村正義君は会社退職後、日本語を学ぶ外国人に週3回、約10年間教えてきているが、最近の若者がしゃべる日本語が従来の基本から外れており、生徒から逆に指摘され、困ることがあると。尾崎洪弼君,国原徹君、小松原道彦君、余語盛男君、永井晃一君らから病気や健康管理に関す話題や近況が次々と語られた。

 最後に全員で声たからかに早稲田大学校歌を歌い上げ、再会を誓い、お開きとなった。

今回の幹事は大矢英男、大野英樹および金子譲の3君であった。


以上