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昭和34年卒業のクラス会は例年開催しています。応化会の方にはこれが始めての報告になります。このクラスには応化会と関係深い方々が何人か居ります。会長の河村氏、交流委員会をやっていた田島氏、奨学生推薦委員会の速水、応化会に多額の寄付をした趙氏、応化教授の父小柳津氏、又例会に殆ど出席している阿武氏などなど。会費の納入率も非常に高いそうです。わがクラス会は手元の資料見ると卒業時73名でしたが逝去した方々15名、音信不明3名、病気療養や体調不良6名となっていて残り49名から出席者が今回は約半数の23名でした。これまでは30名以上参加していましたが今回は20名台に減少しました。
文系校舎を横目で見て会場に入りましたが、キャンパスは一見したところ女子学生の多いこととカラフルな服装が目立ち、もう昔のような詰襟の学生服、学帽は見当らず本当に様変わりしていました。もっとも集まった我々もスーツ姿は一人で他は思い思いにジャケットだったり、カラーシャツだったりで、ここにも時代の波を感じました。
2012年6月22日早稲田大隈講堂横大隈記念タワー15階「西北の風」に会場を設営し、応化事務局で借りた校旗を飾り、時刻も未だ明るい4時から開始しました。毎年1回開くのでそうそう懐かしいと云うこともなく「今年も元気でよかったな」と心でエールを交換し合って歓談している。一言ずつのスピーチや近況通信を見ていると、卒業後50有余年も経っている現在没頭している趣味や仕事はさすがに多種多様で各人の才能が見事に開花している様に感じられました。変わったものでは和歌の日記、宇宙膨張論への反論、草炭緑化活動、生物多様性保全、パークゴルフ、障害者支援、3千m山岳登山、震災堆積泥処理、俳句の講師、古寺巡礼など。又この裏では多くの人は何らかの病気を抱えていて病気の種類やその対処法がさまざま紹介されました。
飲食も程ほどに6時半頃にお開きとなりました。最近に2名の死亡者、又体調悪くして欠席となった方々を思うにつけてどうか来年はこれ以上の欠席者がでないように祈りつつ帰路に着きました。(文責 速水)
(幹事:中井弘明、速水清之進、吉田政次)